就活を頑張っているとストレスが溜まると思います。
上手くいくのか不安になったり、やることが多くて頭がパンクしそうになったり、お祈りメールが来て落ち込んだり。
そんな時に嫌になってしまって就活を投げ出したりしないように、ストレスを上手く解消しましょう。
ここで投げ出してしまっては、今までの苦労が無駄になってしまいますし、将来の夢も叶わなくなってしまいます。
ストレスを感じているのは頑張っている証拠です。
この記事を読んでストレスを上手く解消し、就活が上手くいくように頑張りましょう。
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【就活のストレス】ほとんどの就活生はストレスを感じている
就職活動において、ストレスなく続けられる人はほとんどいません。
ストレスを抱えているのはあなただけではないのです。
しかし、過度なストレスを抱えることで体調を崩したり病気になってしまう可能性があるため、ストレスとの向き合い方を知ることが大切です。
最悪の場合、就活が原因でうつ病のような症状が出る「就活うつ」になってしまいます。
体調を崩してしまっては元も子もないですよね。
ここでは、ストレスを感じる原因とストレスの解消法を紹介します。
この解消法は就活後も活かせる内容になっているので、覚えておくといいでしょう。
ストレスを解消して万全の状態で面接を受けられるようにチェックしてください。
【就活のストレス】就活のストレスを感じる原因
「就活のせいでイライラする」そう思うことは多々あると思いますが、原因は何でしょうか?
原因を知っておくと、ストレスを感じにくくなったり、あらかじめ予防できたりします。
ここでは就活のストレスの原因を紹介するので、自分に当てはまるかどうか考えてみてください。
次に解説するストレス解消法にも繋がってきます。
将来に対する不安
「自分に何が出来るんだろう」「何の仕事に就いたらいいんだろう」就活では、自分の将来に強制的に向き合わなければいけないため、見えない未来に対する不安からストレスを感じてしまう人も多くなります。
人間は不確実なものに不安を覚えやすい生き物なので、これは仕方がないことです。
例えば、大学受験の時も皆さん不安でしたよね?
受験も合格するか未来が不確実なため不安を抱き、ストレスが溜まります。
また、就活はそれまでの人生の中で一番真剣に自分の将来と向き合う機会になります。
初めてのことは誰しもストレスを感じてしまうものです。
このように、就活をすることで将来に対して不安が芽生え、ストレスを感じることは多いでしょう。
親からのプレッシャー
親によるプレッシャーからストレスを感じてしまう人もいます。
これは主に親の価値観と自分の価値観の乖離によって発生することが多いです。
例えば、商社で務めている親に、「あなたも商社に入社しなさい」と圧力を掛けられるけれど、自分はマーケティング業界に入社したいと思っている場合など。
また、親が就活状況を心配するがあまり、あなたの考えや方向性に介入しすぎているケースもあります。
親は子どもの将来がより良いものになるように願うものです。
そのため、親が思う「より良い未来」を子どもに押し付けてしまうこともあります。
そうなってくると、就活生の皆さんの考え方が親によって介入されて本心ではなくなってしまい、違和感からストレスを感じることもあります。
しっかりと自己分析をして、自分自身の意思を大切にしましょう。
やりたいことが特にない
就活するにあたって、そもそも将来就きたい仕事がない場合は、就活に対してのモチベーションが湧かずにストレスに感じることが多いです。
将来のビジョンやなりたい自分像、入りたい企業がないまま忙しく就活をしていると、心がすり減っていきます。
また、モチベーションがないのにやる気だけで乗り切ろうとするのは精神的に負荷が大きいです。
モチベーションを高めるためにはやはり、やりたいことや入社したい企業が合った方がいいですよね。
例えば、皆さんも入りたい大学や夢があったから、大学受験を頑張れたのではないでしょうか。
以上のように、やりたいことがなくモチベーションもないのに就活をしないといけないというジレンマから、ストレスを感じる人は多くなっています。
この場合は、自己分析と企業研究を深めて、自分がやりたいことを見つけましょう。
【就活のストレス】就活のストレス解消法5選
以上に就活でストレスが溜まる原因について3つ紹介しました。
当てはまるものはありましたか?原因が分かれば少し気持ちが楽になったのではないでしょうか。
次は、皆さんが気になる就活のストレス解消法を紹介します。
これは就活に限らず、社会人になった後も役に立つので、是非参考にしてみてください。
ストレスを溜め込んで精神的限界を迎えたり、体調を崩したりする前に、ストレスを上手く解消して就活を成功させましょう。
理想の将来像を思い描く
まずは自分の将来について前向きにイメージしてみましょう。
やりたいことがない人は、どんな大人になっていたいかを考えてみるのもいいです。
例えば、「責任感を持って仕事をこなして人の役に立ちたい」「仕事も家事もバリバリにこなす母親になりたい」など。
自分の将来に対してポジティブな姿を思い描くことができれば、おのずと就活に対してもモチベーションが湧いてくるはずです。
また、理想の将来像を叶えるにはどういった業界・企業に入ればいいか考えると、就活のヒントにもなります。
就活に成功した自分、そして希望の会社で働きなりたい自分を叶えている姿を想像して、ストレスを解消するとともに就活のモチベーションも上げていきましょう。
就活として割り切る
就活を「将来の自分のために必要なもの」として割り切ってしまうのもおすすめです。
就活を重く考えすぎてしまったり、大変なものだと考えすぎてしまっている場合もあります。
そのため、割り切ることも必要です。
日本では、「新卒カード」という言葉が存在するように、新卒採用を強化している企業や新卒自体を重宝する傾向があります。
新卒のうちでできる就職活動は一度きりなので、後悔しないためにとりあえず割り切って行動することでストレスを感じにくくなります。
皆さんも学校に行く時に「どうして学校に行かなきゃいけないんだろう」と深くは考えたりはしないと思います。
「学校は行くものだし、将来の役に立つから行く」と割り切って登校しているでしょう。
これと同じで、将来の自分のために頑張ろう、と割り切れると楽になります。
運動する
散歩や軽いウォーキング、ダンスなど、身体を適度に動かすことで就活のストレスを緩和することもできます。
運動をすると、脳のストレスへの反応が弱まり不安を感じにくくなるという研究もあります。
また、疲労解消効果や睡眠の質向上の効果も認められています。
就活中は、ESを書き上げたり、Webテスト対策をしたり、オンライン面接などで、何かと机に向かっている時間が多いため、運動不足になりがちです。
疲れやストレスを感じている時こそ、適度な運動をしてリフレッシュをしましょう。
趣味に没頭する
自分の趣味に没頭してストレスを解消する方法が最も取り組みやすいでしょう。
自分の趣味に夢中になることで、就活によるストレスも発散することができ、気分転換にもなります。
例えば、カラオケ、サッカー、音楽、Netflixなど。
ずっと同じことに取り組んでいるとストレスを感じるので、一度趣味に打ち込んで就活に切り替えてみてください。
ただ1つ注意したいのは、趣味に夢中になりすぎて就活がどうでもよくなってしまったり、就活の時間がなくなってしまわないようにすることです。
趣味は時間を決めてメリハリを付けて行うことが大切です。
その方が、気分転換の効果も大きくなります。
信頼できる人に相談する
家族や友達、先輩などの信頼できる人に相談することで悩みが言語化され、スッキリする場合もあります。
これはカタルシス効果といい、人に悩みやモヤモヤした感情を吐き出すことで、不安が緩和されるという効果です。
就活生の皆さんも、何かに悩んでいた時に人に話したらスッキリした経験があるのではないでしょうか。
人に話しているうちに自分の頭の中で整理がついて解消されることもあります。
逆に一人で考えていると悪い方に思考が偏り、ストレスが増大してしまいます。
ストレスを感じた場合は一人で悩まず、誰かに話してみましょう。
【就活のストレス】ストレスを感じたら自分を責めないことが大切
就活では「いかにストレスと上手く付き合っていけるか」が重要です。
誰しも就活でストレスを感じる経験はあるため、ストレスを感じても自分を責めず、ストレスに対して向き合うことが大切になってきます。
そうすれば、体調を崩さず万全の状態で面接に臨むことができますね。
以上で紹介したストレス解消法を試して、自分に合ったストレス解消法を見つけて早めに発散しましょう。
「就活でストレスが溜まるなんて自分は弱い人間だ」と自分を責めるとストレスが余計に増大してしまうので、今まで頑張った自分を褒めてあげてくださいね。
【就活のストレス】まとめ
今回は就活のストレスの原因と解消法について紹介しました。
就活は皆さんにとって初めての経験ですし、ストレスが溜まったり、自分に自信がなくなることも多々あると思います。
そんな時は今回紹介したストレス解消法を活用して、上手くストレスを解消しましょう。まずは頑張っている自分を褒めてあげることも大切です。
皆さんの就活が成功するよう、応援しております。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート