就活に活かせる!大学1年生の夏休みはどうやって充実させればいい?

就活に活かせる!大学1年生の夏休みはどうやって充実させればいい?

大学1年生の夏休みは2か月近くと、かなり長期で休みが取れます。

これだけ時間があると何をすれば良いか分からなくなってしまう人も多いでしょう。

この記事では、大学1年生の夏休みのおすすめの過ごし方をご紹介します。

筆者の実体験も踏まえているので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

【大学1年生の夏休みの過ごし方】筆者の体験談を紹介

大学1年生の夏休みは、とにかく無為に過ごしてしまった記憶だけが残っています。

もう10年程前の話のため記憶は曖昧ですが、夏休みだからといって特別なことは何もしていませんでした。

サークルには所属し学科の友達ともたまに遊んだりはしていましたが、それくらいのことなら授業期間中でもできます。

サークルもやってはいましたが、あまり熱は入れておらず、適当な感じで行動していました。

今思えば、もっと積極的に色々と活動しとけば良かったと思います。

まだ1年生なので人脈作りや資格勉強といった就活を見据えた行動をする必要は無いと思います。

ただ、色々なことに興味をもち積極的に取り組めば、人間としての幅が広がりますよね。

そうした行動力が、人生を有意義なものにするポイントなのではと最近になって考えるようになりました。

ということで、大学1年の夏休みはもっと積極的に行動すべきだったなと少し後悔しています。

大学1年生の夏休みを無駄にしないために

大学生の夏休みは学校生活の中でも特別長いです。

大学を卒業すると多くは社会人として働き始めます。

社会に出ると、休暇は長くても5日間程度になってしまいます。

そのため、1か月以上まとまった期間の休暇を過ごせるのは大学生のうちだけなのです。

貴重な長期休暇を無駄にしないために、自分なりに充実させる努力をしてみましょう。

興味を持ったことに挑戦してみる

まず、大前提として興味のあることには飛び込んでみてください。

夏休みを無駄にしたくない!という意識が先行して、自分の関心から逸脱した夏休みを過ごしてしまうとかえってもったいないです。

自分が興味を持ったことを優先的に行動に起こしてみてください。

計画的に勉強との両立を図る

大学は、殆どの場合休暇期間に課題が出ることはありません。

しかし、勉強をする習慣をつけておくことも大切です。

学部や専攻に関する勉強をしてみたり、前期の科目の復習をしてみたり、夏休み期間中も極力勉強する習慣は持つようにしましょう。

はじめての夏休みおすすめの過ごし方10選

大学1年生の夏休みのおすすめの過ごし方を10個紹介します。

私自身は充実した夏休みを過ごせませんでしたが、ここであげる行動を取れば良かったなと考えています。

大学の勉強に励む

入学してまだ間もないこの時期は、大学の授業についていけない方も少なくありません。

夏休みの間に遅れを取り戻すために、勉強に励むのもありです。

大学生になったらつい遊ぶことばかり考えがちですが、本来なら大学生の本分は勉強することです。

よく「大学で学んだことは役に立たない」と言われますが、そんなことはありません。

興味のある分野をしっかり学んでいけば、それが将来のキャリア選択に役立つこともあります。

また、勉強を頑張ればテストの結果が良くなり、評定も高くなるでしょう。

評定が高ければ、就活に有利に働く可能性もありますね。

このように、早いうちに勉強に励むのはメリットが多いので、おすすめの過ごし方の1つです。

アルバイトに勤しむ

大学1年の夏休みにアルバイトをはじめてみてもいいでしょう。

自分でお金を稼ぐ経験をすることは、社会人の模擬体験として役に立ちます。

また、遊びや趣味など充実した生活を送るためにはお金が必要です。

自分の好きなことに関係するお店でバイトすると、楽しみつつ働ける可能性が高くなります。

サークル活動に力を入れる

自分の興味があることができるサークルに入れば、充実した学生生活を遅れる可能性が高まります。

サークルの仲間は興味がある分野が自分と近い人たちなので、気が合うでしょう。

一生ものの友人が見つかるかもしれませんよ。

また、サークルでは「渉外」や「合宿の運営」など役割が割り当てられます。

集団のなかで特定の役割を担うことはビジネスに通じる経験なので、ぜひ経験しておきたいところです。

恋愛する

大学1年生のうちは思いっきり学生生活を楽しみたいですよね。

楽しむ方法として、真っ先に思い浮かぶのは恋愛することです。

特に高校まで男子高で過ごしてきた人にとっては、初彼女を作ることに躍起になるでしょう。

大学に入学して新たな出会いが生まれますから、学内で恋人を見つけやすいです。

同じ学科の人、サークルの仲間など恋人候補はたくさん見つかります。

大学入学当初は友達ができるか誰もが不安ですから、積極的に話しかければすぐ恋人ができる可能性も高いです。

男性の場合、清潔感に気を付け相手に気を遣うことが彼女を作るために大切になるでしょう。

今はまだピンとこないかもしれませんが、こうした相手への気遣いが社会人では重要になるのです。

旅行する

大学生の夏休みは、2ヵ月近くあるところが多く、とても期間が長いです。

そのため、長期の旅行に行くことも十分可能です。

国内だけでなく国外も視野に入れ、旅行先を選定してみてはいかがでしょう。

旅行に行くと、ご当地グルメを食べたりきれいな景色を見たりと、旅行先でしか体験できない特別な経験を得られます。

旅先で出会った人とお話しし、色々な考え方に触れるのも良いでしょう。

こうした旅行先ならではの経験は、人間性を豊かにします。

また、旅行の計画を立てたり準備したりすることで、ビジネスに必要な段取り力が身につく可能性もあります。

旅行するのが嫌いな人はほぼいないので、色々な人と話す際の話題にもなりやすいでしょう。

このように、旅行はメリットだらけなので、ぜひおすすめしたい夏休みの過ごし方です。

夏らしいイベントに参加する

フェスや花火大会など、夏らしいイベントに参加するのも良いでしょう。

フェスで自分の好きなアーティストの演奏を間近で聞いたり、浴衣姿の彼女との花火デートをしたりするのは、誰もが憧れる夏休みの過ごし方です。

とにかく大学1年の夏休みは、自分がしたいことをひたすらやるのをおすすめします。

この時期はまだ就活のことを考えなくても大丈夫です。

ボランティア活動する

地域のゴミ拾いや被災地への復興支援など何かしらのボランティア活動もおすすめです。

ボランティアすることで、社会奉仕精神を養うことができます。

また、誰かのサポートを行うタイプのボランティアなら、相手への思いやりの心を育むことも期待できます。

ただ、「就活に役立つだろう」という気持ちから、ボランティア活動を行うのはあまりおすすめできません。

就活でアピールする経験が欲しいためのボランティアは、本来のボランティアの目的から、かけ離れています。

「困っている人の助けになりたい」「自分の好きな街のために役に立ちたい」といった内発的な動機による行いが本来あるべき姿です。

免許を取得する

免許は時間が余っている大学生のうちに、取得しておいたほうが良いでしょう。

運転できれば、行動の幅が広がります。

マイカーを持たなくても実家の車を借りて、運転の練習が可能です。

夏休みなら免許合宿に行き、短期間で効率よく免許を取得するのがおすすめです。

合宿ではバーベキューなどイベントがあることも多く、もしかしたらそこで友達もできるかもしれません。

社会人になると免許を持っていたほうが良いです。

営業職など外出が多くある仕事に就くと免許がないと厳しくなります。

応募条件に「普通免許アリ」と記載されていることもあります。

キャリア選択の幅を自ら縮めないためにも、早めに免許は取得しましょう。

趣味に打ち込む

趣味を見つけるのも良い過ごし方の1つです。

というのも、社会人の中には職場と家の往復で趣味も無いため、何のために生きているのか分からないという状態に陥る人も少なくありません。

無気力な社会人にならないために、学生時代に何か打ち込める趣味を見つけておくことが大事です。

元から趣味がある人は、時間がたっぷりある夏休みに思いっきりその趣味を極めるつもりで取り組むのも良いでしょう。

趣味というのは、人同士が仲良くなるためにとても重要な要素のひとつ。

趣味が合えば話題が弾み、仲良くなりやすいです。

色々な人と話題を合わせることが可能になるので、趣味の数は多ければ多いほど良いといえます。

読書する

大学1年の夏休みに限った話ではないですが、読書は万人にとっておすすめの過ごし方のひとつです。

読書をすることで、知識や教養が身に付きます。

また、著者や登場人物の考え方・価値観に触れられ、人間としての深みが増します。

今はスマホが普及し本を読む人が少なくなりましたが、電車で読書している人を見かけると知的なイメージを持ちますよね。

読書をすると語彙力もつくため、自分の考えをうまく相手に伝えられるようになり、コミュニケーション力の向上にも寄与します。

良いところしかない過ごし方の稀有な例といえるので、皆さんぜひ読書してください。

就活でアピールできる夏休みの過ごし方

大学1年生の夏休み、どうせなら自分のためになることをして過ごしたいと思うかもしれません。

確かに、就活開始時に自分の学校生活についてアピール材料がないと困ります。

そんなときのために備えたい学生には以下の2点について夏休み行動してみることをオススメします。

長期インターンに参加してみる

大学1年生には長期インターンという言葉自体、聞き馴染みがないかもしれません。

長期インターンは、企業のなかで給与をもらいながら社員のような働き方ができる制度です。

アルバイトに似ているという理解で問題ありません。

アルバイトと長期インターンの違いは、業務内容や業界にあります。

アルバイトは変わり種を選ばない限り飲食等サービス業が中心です。

しかし、長期インターンはIT業界や出版など、実に幅広い業界が募集しています。

1年生の時点で長期インターンをはじめ、興味のある企業について知識を深めておくと、就活で有利になること間違いなしです。

資格の勉強をしてみる

少し難しい資格について、時間をかけて地道に勉強してみるのもオススメです。

大人になってから資格をとろうとするとなかなか時間が取れない上、お金もかかります。

また、早いうちから勉強をしておくと履歴書の資格欄においてアピールすることもできます。

業界によっては資格を持っていることが大きなアドバンテージになる可能性もあります。

資格を取得しておいて損はないのです。

MOSや簿記、FP、TOEICなど、興味があって難易度も妥当性の高いものを見つけてみましょう。

自分なりに充実させればそれだけで強みになる

結局、自分なりに夏休みを充実させたもん勝ちです。

夏休みを友人や家族と充実させられれば、必ずアピール材料になります。

そのため、今から気張るよりは、まずは大学生活始まってからはじめての夏休みを自分なりに楽しんでください。

大学1年生の夏休みは精一杯楽しもう

様々な過ごし方を紹介してきましたが、一番伝えたいのは「大学1年生の夏休みは精一杯楽しもう」ということです。

人生の中で大学生活ほど時間がある時期は無いといっても過言ではありません。

その、たっぷりある時間をどれだけ有意義に過ごせるのかは、今後の人生の方向性を決める可能性もあります。

この時期は、就活のことは考えなくても問題ないでしょう。

実際、私自身も大学1年生の夏休みは、就活のことなど頭の隅にもありませんでした。

私は自堕落な学生生活を送ったので褒められるものではないですが、皆さんには充実した学生生活を送って頂きたいです。

夏休みの期間は「これをしろ!」と強制されることがないため、誰でも私のように何となく過ごしてしまう状態に陥ることも十分あり得ます。

後々悔やむことがないよう、何もしないことだけは避けてください。

やりたいことがあるならそれを実現するために頑張り、無ければやりたいことを見つけるために色々行動しましょう。

一生懸命行動すれば、自分が何に興味があるのか把握できる可能性が高まります。

できるだけ多くの人・物・経験に触れるのが重要です。

精一杯楽しみ人生経験を積めば、意図せずとも就活でアピールできることも見つかるかもしれませんよ。

まとめ

大学1年生の夏休みの過ごし方について、筆者の体験を踏まえ、紹介してきました。

基本的には、大学1年の夏休みは目いっぱい遊んでいただいて構いません。

特におすすめなのは、人間関係を充実させるために、サークル活動に勤しむことですかね。

また、長期間の休みを活かして旅行を楽しむのも良いでしょう。

運転免許も早めに取得しておけば、ドライブできて行動範囲が広がります。

まとめるとこの時期は就活のことはあまり考えず、楽しむことに全力を注ぎましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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