【就活生必見】営業に向いていないは思い込み?営業に向いていない人の特長を徹底解説!

【就活生必見】営業に向いていないは思い込み?営業に向いていない人の特長を徹底解説!

はじめに

「とりあえず文系だから営業志望してみるか」

「就職活動を始めてみたけど、自分の適正とかよく分からないから営業でいっか」と考えていませんか?

ここでは営業に向いていない人の特徴、営業で活きてくる強みなどを簡単にまとめていくので、一度目を通してみて、自分が営業に向いているのかどうか確かめていきましょう。

【営業に向いていない人の特徴】営業に向いていない人の特長7選

ここからは営業に向いていない特徴が7個ほどあるので、確認していきましょう。

1.失敗を極度に恐れる

2.人と話すのが苦手

3.自分で工夫するのが苦手

4.ルーティンワークが好き

5.出世欲がない

6.結果よりもプロセスに注目してほしい

7.見た目を気にしていない

といった7点が主に営業に向いてないとされている特徴となっています。

次からはこれら7点を1つずつ細かく解説していきます。

失敗を極度に恐れる

営業という職業は販売職とは違って、売り出したい商品やサービスに関して興味を持っていない人に向けて提案を行う仕事です。

いくら上手に提案することができたとしても、お客様が欲しいと感じない限りは失敗に繋がってしまいます。

また、新規営業となるとさらに失敗する可能性は高くなってきます。

そうなった場合、失敗を極度に恐れたり、反省にとどまらず一回の失敗で落ち込んだり、引きずってしまうという方には、営業職としてやっていくのが難しいかもしれません。

人と話すのが苦手

営業という職業と人との会話は切っても切り離せない関係となっており、コミュニケーションを通してお客様との信頼関係を構築することが重要となってきます。

その関係上、人と話したり、関わっていくのが苦手だという人にとって営業はとても難しくなってしまいます

それに加えて営業の業務では新規営業といった初対面の人とも接する機会が多く、人と話すことが苦手な人にとってはかなりハードルが高いものになるでしょう…

また、感情が顔や言動に表れてしまい、隠せない人も難しいかもしれません。

自分で工夫するのが苦手

営業では会話などのコミュニケーションでお客様との信頼関係を構築していくのが重要と前述させていただきました。

その「会話」や「コミュニケーション」ではこうすれば確実であるといったマニュアルが存在しません

人間が相手となるともちろん不確定な部分が必ず出てきます。

そういう事態に直面した際に、自分自身の経験や理論に基づき、如何に柔軟な対応ができるかも重要となってきます。

営業を行っていく中で、マニュアルのない仕事となると失敗を経験することもあります。

ただそこで失敗して終わりではなく、失敗した要因を分析し、今後に向けて改善していく必要があります。

これらを踏まえて営業職では自分で工夫するということが必須となってきます。

ルーティンワークが好き

営業ではお客様に合わせて動く必要性が生じてきます。

極端なことをいうと、いきなり違う仕事が舞い込んできたり、個人営業となると休日や夜間に営業を行うこともあります。

つまりここでも前述した人間という不確定な部分が影響してきます。

何が起きても臨機応変に対応しなければならないので、毎日決まった仕事を行いたいといった人にはストレスに感じてしまうかもしれません。

また臨機応変さに自信がない人やノルマといった目標に向かってコツコツと計画的に業務をこなすのが苦手な人にとっても営業は難しいでしょう。

出世欲がない

営業といえば、バリバリ結果を出して一番になってやる!といったハングリーなイメージがあると思いますが、実際にこういったハングリー精神は営業においてとっても重要になってきます。

企業側が営業に求めるものとして、企業の稼ぎ頭となり、より多くの成果を残すことです。

めんどくさいし、とりあえずノルマ達成してればいっか…といったスタンスをとっていると、結果を出している周りの同僚や後輩と比較して負い目を感じて精神的にしんどくなってしまうかもしれません…

それに加えて企業によってはノルマ以上の成果を出せない人にとっては居づらい雰囲気のがある所もあるので、ハングリー精神や出世欲は営業職にとって必須と言っても過言ではないでしょう。

結果よりもプロセスに注目してほしい

営業職では結果こそが全てとなっていることがほとんどです。

つまり昇進や評価の基準も結果によって判断される世界となっています。

営業を行っていく中で、素晴らしく画期的なプロセスを作りました!といっても結果が出ていなければ意味がないと一蹴されてしまう可能性があります。

なので、結果ではなくプロセスもきちんと評価してほしいといった人やプロセスに関して力を入れて働きたい人にとっては営業ではやりがいを感じにくく、働いてて辛くなってしまうかもしれません。

見た目を気にしていない

営業はお客様と関わっていく仕事です。

対面でもリモートでも人と人で信頼関係を構築していく上で見た目は大きく関わってきます。

あなたがお客様として営業の人がヨレヨレのスーツに無精ひげで不愛想な人だとどう思いますか?

特に新規営業の場合は第一印象も重要となってきます。

第一印象で有名な法則である「メラビアンの法則」では、人の印象を決める際に参考となる要素は視覚情報が約55%、聴覚情報が約38%、言語情報が約7%となっています。

視覚情報として服装や清潔感、そして表情、聴覚情報として言葉遣いなどが主な要素となっているので、見た目や振る舞いには人並み以上に気を遣う必要があります。

【営業に向いていない人の特長】なぜ営業の選考を通過できないのか

営業に向いていない人の特徴を見てどう感じましたでしょうか。

自分の思っている以上に当てはまってしまった人や逆に当てはまらなかった人、それぞれ人それぞれ感じたことはあると思います。

しかし特徴に当てはまっていない、もしくは営業で重要とされている要素を持っているからといって営業職の選考を通過できるかというとそんなに簡単ではありません

もしかしたら今、営業職の選考に落ちて悩んでいる人もいらっしゃるかもしれません。

ここからは営業に向いているにもかかわらず営業の選考に落ちてしまう原因を確認していきましょう。

営業職についての理解が足りない

まずは営業職を志望し、選考に参加するにあたって必須となってくるのは営業職に関する理解です。

これは営業職にとどまらず、就職活動全てに通じてきます。

志望しているだけで内定を取れて、就職活動が終わるなんてことはめったに起きないでしょう。

それに加えて営業職に関する理解を深めるだけでなく、それを上手に面接官にアピールしなければなりません

片っ端から営業の選考を受けてみるのではなく、一度、営業の仕事内容や営業手法をここで確認して理解を深めましょう。

もちろん、営業職に関する理解を深めた人であっても再確認として見てみるのもおすすめです!

自分がなぜ営業職になりたいのか整理できていない

営業職を志望して就職活動を頑張っているそこのあなた!

面接の際に面接官の方になぜ営業職になりたいのかどうかをきちんと説明することはできますか?

これは営業職に限った話ではなく、就職活動をするにあたって、自身の志望理由を具体的に説明するのは必須となってきます!

面接で、「なぜあなたは営業職になりたいのですか?」「どうして営業職を志望したのですか?」という質問に対して、答えを自分の中で整理できていますか。

整理ができておらず、説明やアピールがうまくできないと熱意が伝わりづらく、選考で落ちてしまう原因となってしまいます。

営業職に響きにくいことをアピールしてしまっている

「きちんと自分で整理して面接でアピールできたのに落ちてしまった…」

なんて悩みも就職活動には付き物です。

こういう時は一度自分のアピールしているポイントを振り返ってみましょう。

もしかしたら営業職においてあまり強みにならないことをアピールポイントとして答えているかもしれません

企業側や営業職として響かないアピールをしてしまうと、ちゃんとした評価に繋がらず、選考を落とされてしまう原因になってしまいます。

例えば、営業職においては対人関係に必要なスキルや、なんとしてでも目標を達成してやるといった意思や経験などが高い評価を得やすいです。

しかし、そこでPCに強いことなんかをアピールしても前者よりいい評価が得られることは少ないでしょう。

一度アピールの内容を振り返ってみて、営業職で必要されているものかどうか見直してみましょう。

企業研究が足りない

業界研究、そして自己分析やアピールときたら次は企業研究です。

どれだけ業界研究を突き詰めて、自身の強みをバッチリアピールできたとしても、その先に踏み込んだ質問である、「どうしてうちの会社を選んだのですか?」という質問に上手に答えることが出来なかったら、今までの好印象が一転してしまう可能性があります。

新卒採用の場では熱意も重要視されます。

この「熱意」は簡単に言うと、「この会社がいい!」「絶対この企業に入りたい!」といった気持ちです。

そういった気持ちが足りていないと、面接官の方は、うちで働きたいのかな?と疑問に感じてしまい、通過が難しくなってしまうので気を付けましょう。

就活エージェントを頼ろう

「書類選考がなかなか通過しない…」

「書類は通過するのに面接では上手くいかずに通過できない…」

といった悩みを抱える就活生は少なくありません。

そこで、書類の添削や面接練習として就活エージェントを活用することをオススメします!

全て一人で頑張るのも大事ですが、時には客観的な視点での添削や意見を取り入れることで、あなたのやってきたことがより高評価に繋がるかもしれません。

また、不安を抱えたまま面接に挑むよりも、練習を積み重ねてから本番に挑んだ方が落ち着いて面接に向かうことができ、自分のポテンシャルをもっと発揮できます!

緊張した時や頭が真っ白になってしまった時、頼りになるのはこれまでの積み重ねです。

これを機に就活エージェントの中でもオススメできる「就活市場エージェント」を活用して、よりよい就職活動をしましょう!

【営業に向いていない人の特徴】営業職で評価される強み7選

続いては、営業職志望するのであれば是非ともアピールしてほしい強みについて7点紹介します。

1.コミュニケーション能力

2.主体性

3.課題発見力

4.粘り強い

5.スケジュール管理力

6.臨機応変さ

7.誠実さ

以上の7点が挙げられます。

以下では、これら7点について詳しく解説していきます!

コミュニケーション能力

何度も書かせていただきましたが、営業職とはどんな仕事なのかというと、「お客様とのコミュニケーションを通して信頼関係を構築して取引する仕事」です。

コミュニケーション能力は強みと言うより、むしろ必要不可欠なものに近く、この能力が営業職としての適正に深く関わってきます!

営業におけるコミュニケーションと聞いたらどれだけ上手に話せるか、どれだけ上手に説明できるか、をイメージしがちです。

しかし、話す力や説明力はもちろんのこと、それに加えて「ヒアリング能力」も大事なのです。

お客様の要望はなんなのか、それを上手に汲み取ってから説明となってくるので、「いっぱい喋れます!」だけではコミュニケーション能力があるとは言えないことを頭に入れて、うまくアピールしましょう!

主体性

営業職ではマニュアル通りにいかない場面があるというお話をさせていただいたと思いますが、ここで生きてくるのが、「主体性」です!

それに加えて、この主体性は、商談だけでなく、商談を成功させるために必要な事前準備やノウハウの勉強などの準備段階、そして失敗してしまった場合、次はどうしたらもっと上手くいくかといった反省や分析などにおいても重要です。

これらを自ら自主的に考え、行動する必要があるため、「主体性」は持っていなければならない要素と言えます。

課題発見力

ここでの課題発見は、自分の仕事における課題を発見することではなく、お客様がどういった課題や要望を抱いているのかを発見する力のことです。

営業を成功させるためにはお客様がその商品やサービスを欲しいと思う理由が必要となってきます。

その理由、つまり課題や要望を発見する、もしくは潜在的に感じてた場合、それを引き出せることが営業職に求められてきます

バイト先や友人に相談されることが多かった人はこの力がすでに備わっているかもしれません。

粘り強い

営業職は断られることが少なくない職業です。

あなたもそういった経験はないでしょうか?

店頭や訪問販売なんかで、「結構です…」「間に合ってますので…」と断った人も中にはいると思います。

自分が社会人として営業職に就いた場合、断る側から断られる側に回るのです。

しかし、どれだけ営業が上手い人やトップの成績を残す営業職の人でも断られることはあります。

営業職として働く中で「契約に繋がらなかった」「なかなか思い通りにいかなかった」という場面に直面しても、挫けずにその悔しさをバネに努力し続ける粘り強さが成功につながります

スケジュール管理力

営業では会社側から決まったスケジュールを提示されるのではなく、自らスケジュールを立てて働く必要があります。

その中で、お客様との商談の時間がかぶってしまうダブルブッキングなどもっての外です。

予定を立てるだけでなく、商談中にも時間管理は重要となってきます。

商談が長引いてしまったせいで、次の予定に遅れてしまった、といった事例は基本的にあってはならないものです。

自分に予定があるように相手にも予定があります。

時間やスケジュールにルーズだと、「他の会社の人だときちんと予定通りに進むから、もう取引中止で。」なんて可能性も出てくるのです。

時間にルーズな人は今からでも遅くないです。

日々、時間に気を付けて暮らして、スケジュール管理能力を養っていきましょう。

臨機応変さ

営業では人間という不確定要素を伴うものを相手にしています

その都合上、突然の商談や予定のキャンセルなんて出来事も当然起きてきます。

その際に落ち着いて切り替えて、次にするべき行動に移せる臨機応変さは営業職において必ず役に立ってくるでしょう。

突然何か起きても深呼吸して冷静になり、自分が何をすべきか改めて考えることが大事です。

誠実さ

先ほどから何度もしつこく書いておりますが、営業職ではお客様との信頼関係が大事になってきます

逆に信頼していただけないと結果に繋がりません。

「誠実に責任を持って業務を遂行することができませんが、信頼してください」というのは難しいと思います。

あなたは不誠実な人と取引できますか?と質問を考えたら営業における誠実さの重要性が理解していただけると思います。

【営業に向いていない人の特徴】営業に向いていない人におすすめの職業

ここまで営業に向いていない特徴や必要になる強みを見てきました。

その中で、「営業職に向いてないかも…」と不安に感じてしまった方もいらっしゃると思います。

ただそこで落ち込む必要はありません!

この世の中には色んな職業があります。

一度視野を広げて、あなたの新しい可能性を見つけてみませんか?

次からは営業に向いていない人におすすめの職業を3つ紹介します。

ITエンジニア

ITエンジニアでは初対面の人と話すような場面は少なく、コミュニケーションは必要ではあるものの、限られた人の中でだけなので、コミュニケーションが苦手な人でもハードルが低い職業と言えます。

そしてノルマに追われることもないので、コツコツと特定のスキルを極めたいという人にはとてもオススメです。

ただし、ノルマはありませんが、納期が存在するので、営業職と同様、スケジュール管理能力は必要となってきます。

事務職

事務職は主にルーティンワークが得意とする方にオススメです。

突然仕事が舞い込んだり、なくなったりといったことがなく、安定して業務に取り組ぶことができます。

また、営業職と同様、決められた仕事をきちんとこなすスケジュール管理能力や仕事に取り組む上で誠実さや責任感は必須となってきます。

接客業

「ノルマがあるとプレッシャーを感じるけど、コミュニケーションは得意!人と話すことが好き!」という方には接客業がオススメです。

営業職と同じようにお客様の話を聞いてどんな要望があるのかを判断し、オススメする課題発見力は必要となりますが、「服が欲しいから服屋に来た」といった、興味があったり、購入する見込みがあったりあるお客様を相手することが多いので、訪問販売などの営業に比べると、余裕をもってお客様の相手をできるはずです。

ただし、店舗によってはノルマを課されることもあるので、職場選びは慎重に行いましょう。

営業手法を絞って検討してみても

例えば初対面の人との会話が苦手とするのであれば、「新規開拓営業」ではなく、同じお客様を相手にする「ルート営業」に絞り、探してみることもオススメです。

営業=新規開拓営業しかない、というわけではなく、様々な形の営業があるので、自分の向き不向きを考慮して、自分に合った営業手法の企業を探してみましょう。

まとめ

この記事を読んで、営業職のイメージはどう変わりましたか?

求められるものが多かったり、不安定で大変そうなイメージを持たれる方も少なくないとは思います。

しかし、営業では結果を出せば出すほど評価に繋がります。

「なんとしてでもバリバリ稼いでやるんだ!」という気合を持っている人には営業は向いている職業と言えます。

営業は仕事に対する努力をすればするほど、結果に繋がり評価してもらえるため、とてもやりがいを感じる職種と言えます。

また、会社にもお客様にも役に立てていると実感できることが多い職業となっているので、適性があると思ったあなたは挑戦してみてはいかがでしょうか?

皆様の就職活動を応援しています!

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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