「誰とでも仲良くなれる」の言い換え表現!自己PRの例文も紹介!

「誰とでも仲良くなれる」の言い換え表現!自己PRの例文も紹介!

「誰とでも話せる力は自己PRで使える?」 「誰とでも話せる能力を自己PRする時は、どうやって伝えればいい?」という悩みを抱える就活生もいるでしょう。

本記事では、誰とでも話せる能力の言い換え表現や、アピールするポイントや注意点、例文を解説します。

ぜひ本記事を読み、誰とでも話せる能力を上手にアピールしましょう。

この記事を読んでわかること
  • 誰とでも話せる力は自己PRで使えるのか
  • 誰とでも話せる力をアピールするポイント・注意点
  • 誰とでも話せる力の言い換え例
  • 自己PRを作成する手順
  • 自己PRの構成
  • 自己PRの例文
この記事がおすすめな人
  • 誰とでも話せる力をアピールしたい人
  • 誰とでも話せる力を言い換えて効果的にアピールしたい人
  • 自己PRを初めて書く人
  • 誰とでも話せる力を自己PRと長所のどちらでアピールするか迷っている人

目次目次を全て表示する

【自己PR】選考で求められるのはなぜ?

そもそも自己PRはなぜ求められるのでしょうか。

企業が自己PRを聞く理由を押さえることで、魅力的な自己PRを作成することができます。

以下で確認しましょう。

理由1:応募者の能力を見るため

企業は、応募者の能力を自己PRから知ろうとしています。

企業は入社後に活躍し、貢献してくれる人を求めています。

そのため、応募者のポテンシャルを自己PRから見ているのです。

そのため、自己PRでは単なる長所や良いところではなく、発揮できるスキルとしての強みを意識すると良いでしょう。

理由2:応募者の人柄や価値観を知るため

自己PRのエピソードからはあなたの人柄や価値観が表れます。

企業はあなたの人柄や価値観が企業の社風や雰囲気に合っているか、同じ仲間として頑張っていけそうかを見ています。

企業の求める人物像や社風に合った人柄や価値観を持っていることをアピールできれば、大いに評価してもらえることでしょう。

理由3:応募者のマッチ度をはかるため

採用担当者は、自己PRから応募者と自社とのマッチ度をはかろうとしています。

企業と就活生との間にミスマッチがないことが、就活においては最も大切です。

相性の良くない企業に入社してしまうと、結局働くのがつらくなってしまい、早期離職に繋がってしまいます。

就活生にとっては、貴重な学生時代の最後の時期を費やした就活が無駄になってしまいます。

企業にとっても、せっかく時間とコストを割いて採用した人材がすぐにやめてしまうことは避けたいものです。

そのため企業は、自己PRからあなたと求める人物像との間に乖離がないかを確認しているのです。

【自己PR】誰とでも仲良くなれる力はアピールできる?

【自己PR】誰とでも仲良くなれる力はアピールできる?

誰とでも仲良くなれるというスキルは自己PRできるのでしょうか?

結論から言うと、有効であるといえます。

企業に入れば必ず誰かとのコミュニケーションをとることが必要となります。

そのため、さまざまな仕事で用いられる必須スキルの1つとして、誰とでも仲良くなれるコミュニケーション能力は強いカードとなります。

例えば、他の社員とチームを組んでプロジェクトに臨むこともあるでしょうし、上司とやり取りしなければいけない場面もあります。

そういった状況で、コミュニケーションをとらずに、自分1人で判断して行動すると自分の評価を下げるだけでなく、企業の不利益になってしまう場合もあります。

こういった状況に陥らないためにもコミュニケーション力は重要です。

以上から、誰とでも話せる能力は強みになるといえます。

アピールする際に意識すべきこと

誰とでも仲良くできることをアピールする際に特に重要なのは、なぜ「誰とでも仲良くなれる」と言い切れるのか、仲良くなるとは具体的にどのようなことかという部分です。

ここは掘り下げて聞かれる内容なので、しっかりと説明できるように準備しておきましょう。

また、業務でそのスキルをどのように活かせるのか伝えることも非常に重要です

企業は入社後に活躍し、貢献してくれるポテンシャルがある人を求めているので、実際にその「誰とでも仲良くなれる」というスキルを活かして、どのように貢献できるのかについて詳しく説明していく必要があるのです。

言い換えて伝えることがおすすめ

「誰とでも仲良くなれる」という長所は言い換えて伝えるのも効果的です。

例えば「初対面の人など、誰とでも打ち解けられる」とアピールすることができれば、営業職になるにおいても活躍できると考えてもらえます。

また、「何気ない会話から相手の気持ちを推測できる」という話をすれば、洞察力のある人材であると考えてもらえることでしょう。

その他にも「イチから信頼関係を築くのが得意」「社内外の人と良い関係を構築できる」などとアピールすることができれば、業務に直結するような強みとしてアピールしやすくなります。

記事の後半部分でも詳しく紹介していくので、参考にしてみてください。

誰とでも仲良くなれる力は長所にも使える

誰とでも仲良くなれるという性質は長所にもなります。

ただし、長所と短所は表裏一体の関係になるため、長所として話すときにはその意味を間違って捉えられないようにすることが大切です。

例えば、誰とでも仲良くなれることは、一人ひとりとの関係性を深めない、軽薄な関係性を好むという印象を持たれる可能性があります。

想定していない捉え方をされないために、同じ「誰とでも仲良くなれる」という性質であっても、より自分が伝えたい内容に即した言い換えを心掛けると良いでしょう。

例えば、以下のように「誰とでも仲良くなれる」という長所を言い換えてみるとよいでしょう。

  • 人のいいところを見つけるのが得意(褒めることで良好な関係を築ける)
  • 周りに働きかけるのが得意(他人と接することにポジティブな感情をもっており、積極的に行動できる)

また、長所と自己PRは、内容が被らないように気をつける必要があります。

どちらかで「誰とでも仲良くなれる」という性質を使った場合は、もう一方を別の内容にしましょう。

長所の伝え方について詳しく知りたい方は、こちらからどうぞ。

長所と自己PRの違いを押さえておこう

長所と自己PRは自分の良い点をアピールするという上で共通しています。

「誰とでも仲良くなれる」というスキルは長所としても、自己PRとしてもアピールできます。

しかし、それぞれ質問が分かれている以上、それぞれの設問に違いがあるという点を押さえておきましょう。

両者の違いを簡単に言うと、長所はあなたの人柄や人間性を見ているのに対し、自己PRはあなたが実際に業務で活かせるスキルがあるかを見ています。

質問の意図を理解し、企業に響くアピールを行いましょう。

【自己PR】誰とでも仲良くなれることの言い換え8選

誰とでも仲良くなれるという表現は抽象的で、人によりイメージが異なります。

そのため、アピールの際にそのまま使ってしまうとうまく自分のポテンシャルをアピールできないということもあります。

そこで、誰とでも仲良くできる力を言い換えてアピールすることが効果的と言えます。

以下では、誰とでも仲良くなれるコミュニケーション能力をより具体的に表現するための言い換えを9個紹介します

言い換え表現8選
  1. コミュニケーション力
  2. 人当たりが良い
  3. 協調性がある
  4. 好奇心旺盛
  5. オープンマインド
  6. 理解力がある
  7. 共感力がある
  8. 分け隔てなく接している

1:コミュニケーション力がある

誰とでも仲良くなれる人は、コミュニケーション力が高いと言えます。

コミュニケーションは、話す力や聞く力はもちろん、会話の雰囲気を表情や相槌で作り上げることも重要です。

誰とでも仲良くできる人はこのバランスをうまく保つことができているのでしょう。

コミュニケーション力があると、初めて会った人との関係の構築はもちろん、今まで関係を築いてきた人と良好な関係を維持することが可能です。

特に、人と関わることが多い職業では大いにこのスキルを活かせるでしょう。

コミュニケーション力をより魅力的に伝えたい人は以下の言い換え表現も参考にしてください。

コミュニケーション力の言い換え表現
  • 初対面の人との関係構築が得意
  • 信頼関係を築くことが得意
  • 要点を絞ったわかりやすい説明が得意
  • 相手の意見を引き出すのが得意

コミュニケーション力をアピールする際は以下の記事も参考にしてみてください。

2:人当たりが良い

誰とでも仲良くなれる人は、人に対して好感を持たれやすい人でもあります。

人は一度苦手意識を持った人と仲良くなるのが難しい傾向にあり、一度ついた印象を覆すのは難しいです。

そのため、ストレートに誰とでも仲良くなれる人はそもそも人当たりが良く、関わった人から良い印象を持たれることが多いでしょう。

また、自分が嫌だと思う態度は他の人にも取らないため、結果的に周囲からの好感度が高くなります。

穏当な態度で接されて嫌な気持ちになる人はあまりいないため、人当たりの良さが誰とでも仲良くなることにつながるのです。

人当たりがいいことの言い換え表現
  • 話しやすい雰囲気を作ることができる
  • 信頼関係の構築が得意
  • 相手の立場に立って接することができる

3:協調性がある

誰とでも仲良くなれる人は、周囲と協力して物事を成し遂げることが得意な人だとも言えます。

自分の意思を優先し、周りとの協力を二の次にする人は、周囲から避けられる可能性も高いです。

そのため、むしろ協調性が高く、周囲の人との協力を惜しまないタイプの人は、誰とでも仲良くなれることが多いでしょう。

困っている相手に手を差し伸べられることでもあるため、優しさをアピールすることにもつながります。

誰とでも仲良くなれるという性質を協調性に言い換え、より多くの強みを含るのも効果的です。

協調性の言い換え表現
  • チームワークが得意
  • チームのために貢献できる
  • 全体の利益のために努力できる
  • 価値観が違う人の意見を尊重できる

協調性をアピールする際は以下の記事も参考にしてみてください。

4:好奇心旺盛

誰とでも仲良くなれる人は、新しいことに興味を持つことが多く、新しいことに挑戦できる好奇心の強い人でもあります。

新しい環境に置かれても、自分からコミュニケーションを取りに行って学ぶ姿勢を取れるため、周りからの印象が良くなるのです。

また、相手の話を興味深げに聞く姿勢にもつながるため「関心を持ってもらえている」という好印象も与えられます。

つまり、誰とでも仲良くなれる人とは、好奇心旺盛で積極性の高い人物であると言えるでしょう。

好奇心旺盛の言い換え表現
  • 行動力
  • 主体的
  • 学習意欲が高い
  • 新な技術や情報に敏感である

好奇心をアピールする際は以下の記事も参考にしてみてください。

5:オープンマインドである

誰とでも仲良くなれる人は、新しい考え方や価値観を受け入れやすいオープンマインドな人です。

新しい考え方や価値観を受け入れることは、他者のことを簡単に否定しないことでもあります。

自分の考え方を頭ごなしに否定されると、嫌な気持ちになる人は多いですが、逆に受け入れられて嫌な思いをする人はあまりいないでしょう。

相手の考え方が自分とは違っても、1つの意見として認めることで建設的な意見の交換を可能にするため、誰とでも仲良くなれるのです。

オープンマインドの言い換え表現
  • 人の意見を否定しない
  • 様々な価値観を取り入れることができる
  • 相手の意見に耳を傾けられる

6:理解力

誰とでも仲良くなれる人は、会話などから相手の考えや価値観を汲み取れる人です。

相手の話を聞くたびに「それってどういうこと?」と聞いてしまうと、話の流れが止まってしまい、相手は気持ちよく話せません。

また話している内容が理解できないと、円滑なコミュニケーションが取れないだけでなく、業務にも支障が出るため、疎ましく思われる可能性が高まります。

理解力が高ければ、相手の意を汲んでコミュニケーションが取れるため、誰とでも仲良くなりやすいです。

理解力の言い換え表現
  • 要点を掴みながら話を聞くことができる
  • 飲み込みが早い

7:共感力がある

誰とでも仲良くなれる人は、相手の気持ちに寄り添える共感力の高い人です。

先述した通り、自分の意見を頭ごなしに否定されると、多くの人は嫌な気持ちになります。

特に、悩みごとや不満を打ち明けた場合に、軽く流されるだけでも相手に対する不信感が募るものです。

一方で、相手の気持ちに寄り添って、悩みごとや不満に共感できる人は「自分を理解してくれている」と感じてもらえる可能性が高く、他者からも好かれやすくなります。

そのため、誰とでも仲良くなれる能力は、共感力の高さに言い換えることが可能です。

共感力の言い換え表現
  • 様々な可能性を考えて行動できる
  • 相手に寄り添うことができる

8:分け隔てなく接している

誰とでも仲良くなれる人は、どんな人とも平等に接することができると言い換えることもできます。

もともと仲の良い人や、多くの人にとっても関わりやすい人とだけ接している場合では、誰とでも仲良くできる人とはいいにくいでしょう。

つまり誰とでも仲良くなれるということは、初対面の人や、人と自分から関わることが苦手な人に対しても、平等に接することができる人であるといえます。

そして、そのようにどんな人とも分け隔てなく接する人は、「誰とでも仲良くなれる人」と周りからも信頼を得られるでしょう。

分け隔てなく接しているの言い換え表現
  • 先入観を持たない
  • 信頼関係の構築が得意
  • ポジティブ思考
  • 相手の良いところを見つけやすい

【自己PR】誰とでも仲良くなれる人におすすめな職種

誰とでも仲良くなれるという長所を持っている人におすすめな職種を3つ紹介していきます。

下記の3つは誰とでも仲良くなれる人にとって「天職」ともいえる仕事なので、ぜひ参考にしてみてください。

営業

誰とでも仲良くなれる人は営業職に非常に向いていると言えるでしょう。

営業職では相手と良好な関係を維持することが最も重要です。

例えば新規営業の場合、初対面の人との関係づくりが非常に重要であり、ファーストインプレッションによって契約を獲得できるかは大きく左右されるので、誰とでも仲良くなれるあなたのような人材を企業は求めています。

また、ルート営業であれば良好な関係を維持するのも重要であり、すでに構築された関係をキープするだけでなく、さらに向上させるためにさまざまな工夫を凝らすことができる人材を企業は採用したいと考えています。

営業職について詳しく知りたい方はこちら

接客・サービス

接客やサービス業などにおいても、誰とでも話せる人材が求められている傾向にあります。

常にお客様に寄り添い、丁寧な対応をすることはもちろんのこと、提案などを行うことも業務において非常に重要だからです。

相手に寄り添う姿勢や、打ち解けやすさを活かすことができれば、接客やサービス業において、多くのお客様があなた目当てに来店することもあるかもしれません。

接客・サービスについて詳しく知りたい方はこちら

SE

システムエンジニアも、誰とでも仲良くなれる人にぴったりの仕事です。

あまり業務内容について詳しくない人にとっては意外に思うかもしれませんが、システムエンジニアはただパソコンの前に座ってカタカタとコードを書くだけが仕事ではなく、チームで動く業務が多いのです。

協調性を活かし、チームでプロジェクトを進め、お互いの進捗情報など、状況などを把握した上で仕事を進めていく必要があります。

よって、協調性を活かし良好な関係づくりを行うことができる人に向いていると言えるでしょう。

また、クライアントとより良い関係を築くことにもつながるので、システムエンジニアには「誰とでも仲良くなれる」という特性を持っている人がぴったりであると言えます。

SEについて詳しく知りたい方はこちら

【自己PR】作成する前の準備

魅力的な自己PRを作成するには、準備を入念に行うことが重要です。

以下では自己PRを作成する前に準備しておくこと3つを紹介します。

1:強みを整理する

まずはあなたの強みを整理してみましょう。

誰とでも仲良くなれるという強みは人により抱くイメージが異なります。

また、同じ強みを持っている人でも、人により発揮する方法は異なるでしょう。

そこで、あなたの強みは何かを整理し、より具体的でわかりやすい表現に言い換えてみることがおすすめです。

先ほど紹介した言い換え表現などを参考に、あなたの強みを魅力的に伝えてくださいね。

2:エピソードを整理する

次にあなたが強みを発揮したエピソードを整理しましょう。

エピソードは自己PRの中で、あなたの人柄や価値観が1番表れる部分です。

人柄や価値観をアピールすることで、あなたの魅力をよりアピールすることができます。

エピソードを整理する際は「強みを発揮するきっかけ」「強みを発揮する際に意識したこと」「葛藤や挫折」「結果どうなったか」を振り返ってみましょう。

強みを発揮する中でのあなたの心情の変化を伝えることで、あなたのポテンシャルが伝わり、かつ説得力のある文章になります。

エピソードの深堀が大事

「誰とでも仲良くなれる」というのは少々抽象的な表現です。

エピソードの内容を具体的にするために、今までどんな場面でどんな人と仲良くなったのか、仲良くなるために何を意識しているか、「仲良くなる」とはどういった状態を仲が良いと捉えているのか等を整理しましょう。

この段階で具体的に整理・言語化しておくことで、企業にしっかりアピールすることができるようになります。

伝えやすくするためのエピソードを添えても、盛り込みすぎて文章がごちゃごちゃになってしまえば、相手も何を伝えたいのかが分からなくなってしまいます。

アピールするエピソードは1つか2つにまとめ、自分の誰とでも話せる能力がどういった場面で発揮されたのか、それによってどういう成果をあげたかをシンプルに伝えることで、企業側にも分かりやすい文章になるでしょう。

3:入社後にどう活かせるか考える

最後にあなたの強みを入社後にどう生かせるかを考えましょう。

強みを伝えて終わるのではなく、同意あkスカまで伝えることであなたのポテンシャルが評価されます。

企業研究やあなたの目指すキャリアなどを踏まえ、どのように強みを生かせそうかを考えてみましょう。

入社後に強みをどう活かすのかを伝える際は、「具体的か」「実現可能性があるか」の2点が重要です。

強みをどう生かすかが抽象的だと、あなたのポテンシャルが評価されにくくなってしまいます。

また、現実的に実現が難しいものを伝えてしまうと「企業研究ができていない」「口だけではないか」という印象を抱かれてしまいます。

【自己PR】アピールする時の注意点

【自己PR】誰とでも仲良くなれるアピールする時の注意点

誰とでも話せる能力は分かりやすいですが、あいまいな印象を与える言葉でもあります。

そのため、「私は誰とでも仲良くなれる能力があります」だけでは、あなたの強みを企業側に的確に伝えることはできません。

ここからは自己PRでアピールする際の注意点について解説していきますので、参考にしてください。

1:企業が求めている能力なのか事前に確認

まずは、誰とでも話せる能力が、自分の希望する企業で求めているものなのかを確認しましょう。

せっかく誰とでも話せる能力について質の高い自己PRをつくっても、企業がそういった人材を求めていないのでは意味がありません。

企業研究を時間をかけて行うことで、企業が求めている人物像について把握できるようになるでしょう。

2:誰とでも話せるだけでは少し弱い

友達や異性など誰とでも話せる人はポジティブな印象を与えますが、それだけでは企業の評価には繋がりにくいです。

こういった人とのコミュニケーション能力は、多くの人が身につけています。

誰とでも話せるだけでなく、その身につけた能力を活かして入社した後にどう強みを発揮できるかを伝えなければ、あなたの強みを伝える自己PRにはなりません。

自分の強みと入社した後の活かし方を組み合わせて、伝えるようにしましょう。

本当に「誰とでも仲良くできるのか」という疑問も

世の中には様々な人がおり、本当に「誰とでも仲良くできるのか」には疑問が残ります。

あなたが意識的もしくは無意識的に、自分と相性の良い人を選択し関わってきただけ、と言える可能性もあります。

「誰とでも」と言い切らずに、「具体的にこういった場面で、こういった方でも仲良くなれる」というように言い方を変えてみることがおすすめです。

3:面接中の振る舞いに気を付ける

誰とでも話せる力をアピールする際には、面接中の振る舞いにも気を配りましょう。

誰とでも話せる力を持つ人は、人当たりがよく、コミュニケーション力が高いという印象を抱かれます。

そのため、そのイメージと異なるふるまいをしてしまうと「本当に誰とでも話せる力があるのか?」と疑われてしまう恐れがあります。

自己PRに説得力を持たせるためにも、面接中の振る舞いにも注意を配りましょう。

面接は緊張するかもしれませんが、練習を行うことで緊張を押さえることができます。

練習を積み、あなたの強みをより魅力的にアピールしてくださいね。

【自己PR】基本的な構成

以下では、自己PRを作成するための基本的な構成について紹介します。

ESや面接という文字数や時間が限られた状況下では、簡潔かつ具体的にアピールすることが重要です。

そこで重要なのが構成になります。

まずは以下の構成に則って文章を埋め、300〜400字に収まるように調整すると良いでしょう。

企業側から文字数の指定がある場合は、そちらにしたがって見栄え良く文字を配置しながら書いてください。

自己PRの構成
  1. まずは結論
  2. 具体的なエピソード
  3. 自己PRポイントが活きた場面
  4. 企業内でやりたいことなどのビジョン
  5. 最後にもう一度結論

まずは結論を述べる

自己PRで冒頭に持ってくるべきなのは、結論となる「あなたの強みは何か」です。

まず、自分の自己PRポイントがどこになるのかを簡潔に説明します。

具体的には「私の強みは誰とでもすぐに仲良くなれることです」と伝えるとよいでしょう。

あなたの強みについて、一文程度で簡単にまとめましょう。

冒頭に結論を話すことで、相手に話の軸を示すことができ、わかりやすく理解しやすい文章になります。

具体的なエピソードを盛り込む

次に具体的なエピソードを盛り込みましょう。

エピソードは「誰とでも仲良くなれるという強み」が実際に発揮されたときの描写になるため、結論を補強する根拠となるのです。

説得力のあるアピールをするには、それを裏付けるような根拠が必要になります。

具体的なエピソードの概要を挙げ、そのエピソードの中で強みがどう活きたのかを説明しましょう。

エピソードはなるべく詳細に描写し、不明瞭な部分がないようにします。

不明瞭な部分を作ってしまうと、面接で深掘りされる隙になってしまうほか、自己PR自体の信ぴょう性を落とす原因にもなりかねません。

また、誰が読んでも中身が理解できるように専門用語の使用を避ける、具体的な変化を数字を用いて表現するといった工夫が効果的です。

入社後にどう生かすかを伝える

自己PRでは、エピソードの中で発揮した強みをどのように活用するかというビジョンを示す必要があります。

社内での具体的な働きをイメージしてもらうことで、自分が入社したときに企業に与えられる影響を想起させるのです。

また、自分の強みが具体的にどのように貢献できるかを知っていることは、その企業について十分に理解していることでもあります。

企業について理解していることは、自分と十分に相性が良いと判断して選考に応募しているという印象にもつながるため、志望度の高さを示すことが可能です。

自分が入社したらスキルを活用できると思うこと、その企業が手掛ける業務の中でやりたいと思っていることについて、将来のビジョンを語りましょう。

【自己PR】誰とでも仲良くなれることをアピールする例文3選

【自己PR】誰とでも仲良くなれることをアピールする例文3選

誰とでも話せる能力を自己PRする際の注意点について理解できたところで、ここからは、誰とでも話せる能力をとり入れた自己PRの例文を3つ紹介します。

どういった点に注意して自己PRを書いているか確認しながら、自分で作成する際の参考にしてみてください。

例文1:アルバイト経験

私は、自分から進んでコミュニケーションをとることで、課題を解決していくことができます。

ある時、接客をしているとお客様が困っているのに気づき、「どうなさいましたか」と話を聞きに伺ったところ、どうやら頼んだ料理がまだ届いていないようでした。

店が混雑していると、注文の品によっては通常よりも時間がかかる場合があります。私はまず料理が遅れたことについて深く謝罪し、すぐに調理担当に連絡して最優先で対応してほしい旨を伝えました。

そして、料理をお持ちした際は改めて謝罪をし「ごゆっくりどうぞ」とお声掛けしました。

この能力を活かして丁寧に対応できたおかげで、お客様はその後も気持ちよく食事ができ、「丁寧な対応をしてくれて楽しい時間が過ごせたよ」とお褒めの言葉もいただくことができました。

貴社に入社してからも、自分から積極的にコミュニケーションをとって目標の達成に努めて参りたいと考えています。

例文2:学生時代の部活経験

私は誰とでも積極的に話すことで、問題を解決に導く能力があります。

その能力が活かされたのは高校生の時の部活動です。私は野球部でキャッチャーを務めており、下級生の頃から投手陣と密にコミュニケーションをとっていました。

3年生の夏の大会前にエースピッチャーが不調に陥ってしまい、本調子には程遠い状況でした。

このまま終わってしまっては、彼のためにもチームのためにもならないと思い、私は毎日彼と時間をかけて真剣に向き合い、どうすれば改善するのかを一緒に考えて試行錯誤を重ねました。

その甲斐もあって彼はスランプを乗り越え、前よりも絆が深まった私たちは地方大会を勝ち抜き、甲子園出場を果たしました。甲子園では1回戦で負けてしまいましたが、人と真剣に向き合うことで得た経験は何にも代えがたいものです。

もし貴社に入社できたら、自分から積極的に人と話すことで目標の達成に導きたいと思います。

例文3:ボランティア・イベント経験

私は自分の意見だけでなく、他の人の話にも耳を傾けることで、お互いの考えのよい部分を引き出すことができます。これは、私が参加したボランティアで活かされました。

私は災害ボランティアで友人数名と現地へ赴き、復興のお手伝いに参加しました。

しかし現地では、なかなかお手伝いに入らせてもらえませんでした。

友人たちはどうすればいいか分からない様子でしたが、諦めきれない私は被災者から直接話を聞き、ボランティアがやりたいことと被災者がやってほしいことにギャップがあることに気づきました。

そこで私は、お互いが歩み寄れるよう話をし、次の日から無事に復興作業を行うことができました。

帰る際には目上の方から「ありがとう」とお礼を言われ、とても嬉しかったのを覚えています。

貴社でもこの強みを最大限に生かし、よい方向に物事を進められるように導いて参ります。

【自己PR】アピール文の作成後は見直しを行おう

自己PRは勢いのまま書くのではなく、提出前の添削が必須です。

一度書いたものは2、3日寝かせて、見直してみるのがポイントになります。

書いている最中には気づかなかった粗や、もう少し補足した方が良いポイントなどが、あとから出てくる場合が多いです。

また、第三者に読んでもらい、客観的に見直してもらうことが効果的です。

自分だけだとひいき目が入ってしまったり、文章を書いた疲れで上手く読み返せなかったりする可能性があるためです。

家族や友人、身内だけで不安な場合は大学のキャリアセンターや就活エージェントなど、経験豊富なプロを頼ると良いでしょう。

添削を行う際のポイント
  1. 基本的なミスは修正する
  2. 第3者視点で見てもらう
  3. 複数人に依頼する

基本的なミスは修正する

第三者に添削を行ってもらう前に基本的なミスは修正しましょう。

添削で基本的なミスをしてきされてしまっては、ほかの修正すべき点まで手が回らず、効果的なフィードバックを受けられない可能性があります。

基本的なミスを確認する場合は、誤字脱字や主述の関係が明確か、結論から書いているかなどを確認しましょう。

第三者視点で見てもらう

自分で自己PRの添削をしようとすると、主観やひいき目が入りやすくなります。

基本的には、自分以外の誰かに添削を手伝ってもらうのがおすすめです。

しかし、家族や友人は文章の乱れには気づけても、就活のポイントとなる細かい部分のポイントには気づけない可能性が高いです。

自分にとって身近な人は、すでにあなたがどのような人なのかを知っており、あなたの経験に関しても理解がある場合が多いでしょう。

そのため、まったくあなたを知らない人と同じように、フラットな目線で文章を添削できるとは限りません。

より選考書類としてのブラッシュアップを望むのであれば、企業の人事と同じように、自分のことをあまり知らない第三者に見てもらうのがおすすめです。

最もおすすめなのはエージェント

自己PRを添削してもらうにあたって、特におすすめなのは就活のプロであるエージェントです。

エージェントの中でも、人事との関わりが深いサービスを選ぶとなお良いでしょう。

大学のキャリアセンターも十分に第3者目線で添削してもらえますが、大学に関する内容は強くても、それ以外の内容に弱い傾向にあります。

企業目線に強いのは、やはり多数の実績があり、百戦錬磨の就活エージェントです。

就活エージェントであれば、自己PRをはじめとする選考書類の添削だけでなく、その先の面接などの対策にも力を貸してもらえます。

さらに、自分に合った企業の紹介を直接受けられる場合もあるため、二人三脚で就活に立ち向かってくれる就活エージェントに頼るのがおすすめです。

複数人に依頼する

添削は複数人に依頼することが効果的です。

なぜなら、添削のフィードバックは、添削を行う人の経験や価値観で左右されるからです。

そのため、この人には褒められたけど、この人には修正したほうがいいと言われたなどといった状況に陥る可能性が高いです。

複数人に添削を依頼し、フィードバックを貰うことで意見の偏りがない、よりフラットなアドバイスがもらいやすいのです。

【自己PR】まとめ

本記事では、誰とでも話せる能力を自己PRするポイントを解説しました。

本記事のポイントを押さえ、あなたらしさがあふれる魅力的な自己PRを作成してくださいね。

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