【例文20選】志望動機では「なぜこの会社なのか」を伝えるのが大事!深掘りするポイントを徹底解説!

【例文20選】志望動機では「なぜこの会社なのか」を伝えるのが大事!深掘りするポイントを徹底解説!

就活をする中で、ほとんどの企業で聞かれることになるのが志望動機です。志望動機では「なぜこの会社なのか」という根拠を伝えることで、説得力があり、熱意をアピールできる志望動機に仕上げられます。

しかし、「その業界に興味がある」というだけで「同業他社と比較してなぜ、と問われると困る」という人もいるでしょう。

そんな方へ向けて「なぜこの会社に入りたいのか」ということが伝わり「本当に第一志望なんだ」という印象を持たせられるコツについて、ここではご紹介していきます。最後には例文なども記載しておきますので、参考にしてください。

この記事を読んでわかること  
  • 志望動機で見られている部分   
  • なぜこの会社なのか企業が聞く理由
  • なぜこの会社なのかを深掘りするポイント
  • なぜこの会社なのか回答するときの構成
この記事をおすすめしたい人  
  • 会社を選んだ理由を上手く話せなくて困っている人   
  • なぜこの会社なのか自分でもわかっていない人
  • 適当に会社を選んでしまったため、説得力にかける説明になってしまう人

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【なぜこの会社を選んだのか】「なぜこの会社なのか?」と聞かれる理由

ほかの会社ではなく「なぜこの会社なのか」という部分は、志望動機を答えるうえで、非常に重視されるポイントです。

加えて、重視されるということ自体はイメージできる方も多いのではないでしょうか。

そして、その理由をきちんと具体的に理解できれば、より効果的な志望動機を考えられます。

一度、就活生として志望動機を書く側ではなく、採用する側の視点に立って「なぜこの会社なのか」と聞かれる理由について見ていきましょう。

企業がなぜこの会社なのかと聞く理由   
  • あなたの価値観を見るため
  • 企業研究をしているか見るため
  • 内定承諾してくれるか見るため

あなたの価値観を知るため

あなたがどのような価値観をもっているかや、自社の理念や方針のどういった部分に共感しているのかといった角度から人物像を知ることで、自社の理念や社風などとの相性をはかりたいと採用側は考えています。

価値観の違いは、ときとして交渉やお互いの我慢では埋めきれない食い違いを産んでしまったり、本人だけではなく周囲のモチベーション低下やストレスとして顕在化したりすることもあります。

ほかでもなく「なぜこの会社にしたのか」という部分には、その人の重視している物事が色濃く反映されていると考えられるので、あなたの価値観をはかるために重視されるという側面があるのです。

企業研究をしているか見るため

企業が志望動機を聞く理由の1つは、応募者がどれだけ企業研究をしているかを確認するためです。

「職種」「事業内容」「強み」「理念」など、企業には様々な特徴や情報があり、それらをどれだけ理解しているかは、志望度の高さや真剣さを示す指標となります。

また、競合他社と自社の違いをどの程度理解しているか、そしてその違いを踏まえて自社を選んだ理由を聞くことで、応募者がしっかりと企業分析を行ったかどうかを見極めようとしているのです。

企業にとって、自社のことをよく理解している応募者は「企業の理念やビジョンに共感しており、積極的に貢献してくれる可能性が高い」と判断されます。

そのため、志望動機では、企業のどの部分に魅力を感じているのか、他社との違いをどのように評価しているのかを具体的に述べることが重要です。

こうしたポイントを押さえて志望動機を語ることで、面接官に対して「この人は本気でうちの会社を選んでいる」と感じさせることができ、好印象を与えられます。

内定承諾してくれるか見るため

もう1つの理由として、応募者が内定を承諾してくれる可能性を見極めようとしていることも挙げられます。

採用活動には当然、時間やコスト、リスクが伴います。

特に、内定を出した後に辞退されたり、早期退職されたりしてしまうと、企業にとって非常に大きな損失です。

そのため、企業は志望動機を通じて「なぜこの会社を選んだのか」を詳しく確認し、応募者の志望度の高さを図っています。

志望動機が曖昧だったり、他の企業でも通用するような一般的な理由であったりする場合、企業は「本当にうちの会社を選ぶ気持ちがあるのか?」と不安に思います。

そのため、自分がその企業に入社したい理由を具体的に伝えましょう。

例えば「貴社の○○なビジョンに共感し、自分もその一員として貢献したい」といった明確な動機を示すことで、企業側に安心感を与え、内定承諾の可能性が高いと判断されやすくなるでしょう。

【なぜこの会社を選んだのか】志望動機と「なぜこの会社なのか」の違い

今回は「なぜこの会社なのか」についての記事になっていますが、似た質問として志望動機が挙げられます。

この2つはかなり似ていますが、少し違いがあります。

以下の図表を押さえて、質問の違いを理解しておきましょう。

質問比較
志望動機 項目 なぜうちの会社
「なぜこの業界・職種を志望し、なぜこの企業を選んだのか?」 質問の意図 「数ある企業の中で、なぜこの会社を選んだのか?」
業界・職種の魅力 + その企業を選んだ理由 考える視点 他社と比較した際の独自の志望理由
他業界・他職種+競合他社 比較対象 競合他社
「この業界・職種を志望し、その中でもこの会社を選ぶ理由」を説明する 回答の方向性 「競合他社ではなく、この企業だからこそ実現できること」を明確にする

【なぜこの会社を選んだのか】企業選びの視点

「なぜこの会社を選んだか」を考えるにあたって、どのような視点で考えればいいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

以下では、企業の特長を掴む上で注目すべきポイントについて解説していきます。

悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。

企業選びの視点
  • 理念
  • 事業内容
  • 社風
  • 人柄
  • 制度や待遇

理念

企業理念とは、企業が最も大切にしている価値観のことを指します。

企業により理念は異なりますから、企業の特長が表れる項目の1つと言えます。

そのため、会社を選んだ理由として「企業理念に惹かれた」と伝えるのは十分な回答と言えます。

企業側も、理念に共感してくれる学生を採用したいと考えているため、なおさらです。

ただし、企業理念に惹かれたことを話す学生は少なくありません。

差別化のために、「具体的にどの部分に惹かれたのか」「理念に共感する根拠(あなたのこれまでの経験や価値観)は何か」などを具体的に伝える必要があります。

具体的に志望動機に理念に対する共感を盛り込む方法はこちらの記事を参考にしてください

事業内容

事業内容とは、企業がおこなっている仕事内容のことを指します。

事業内容に惹かれてその企業を選んだということも、十分な理由にもなり得ます。

ただし、説得力のある説明が求められることに注意しましょう。

「なぜその事業内容に惹かれたのか」「事業を通じて達成したい目標は何か」「その事業になぜ携わりたいと考えているのか」を合わせて伝えることが重要になります。

あなたが大切にしている価値観と合わせて話すことも効果的です。

また、事業内容を会社を選んだ理由として伝える際は、「企業は一つの事業だけ行っているとは限らない」という点に注意しましょう。

例えば、トヨタは、車の製造だけでなく住宅や金融などの事業も行っています。

様々な事業を行っている企業の場合、「事業内容に惹かれた」という理由では説得力が弱く、熱意が少ないという印象を与えてしまう恐れがありますので、企業が納得できるような回答を考えましょう。

社風

社風とは、企業の雰囲気や規則などを指す指標のことを指します。

社風も、企業ごと異なるため、その企業でなければならない理由としては十分と言えるでしょう。

ただし、企業理念と同様、社風を志望動機にする学生は多いです。

そのため、「なぜその社風に惹かれたのか」「その社風に惹かれた根拠(過去の経験やあなたが大切にしている価値観)は何か」を伝えることが、説得力のある回答をする上で重要になります。

具体的に志望動機で社風について書く時のコツはこちらの記事を参考にしてください

人柄

企業により働いている人は異なりますから、社員や取締役の人柄を、その企業でなければならない理由としても良いでしょう。

しかし、社風と同様、社員の人柄を志望動機として話す学生は多いです。

そのため「なぜその人柄に惹かれたのか」などの理由をしっかりと伝える必要があります。

また、人柄だけだと、企業の事業や業務内容に関心がないと思われてしまうため、事業や業務への興味を示すような内容や、熱意をアピールする内容に仕上げることが重要です。

具体的に人柄を志望動機にする方法はこちらの記事を参考にしてください

制度や待遇

あなたが企業を選ぶ際に、待遇や給与を重視するのは問題ありません。

しかし、それを企業に伝えてしまうことはおすすめできません。

制度や待遇を企業を選んだ理由としてしまうと、事業や企業には興味がない、受動的というネガティブな印象を与えてしまいます。

さらに、制度や待遇で企業を選ぶ学生は、他に条件がいい企業があればそちらにいってしまうだろうという印象を与えますので、熱意が低い学生と評価されてしまいます。

企業は新卒に熱意やポテンシャルを求めていますから、求めている人物像は大幅に異なっているという評価を下され、選考に落ちてしまう可能性が非常に高いと言えるでしょう。

企業研究を深く行い、今一度理由を考えてみてくださいね。

【なぜこの会社を選んだのか】深掘りするための4つのポイント

なぜこの会社を選んだのか聞かれても、正直思いつかない…と思う方もいらっしゃると思います。

ですが、その会社を選んだからには何かしらあなたの中で会社に共感する部分があったはずです。

自己分析をしたり様々な業界・会社と比較することで会社に共感した部分が浮き彫りになり、会社を選んだ理由を明確に説明することができるようになります。

ここでは深掘りのポイントについて説明しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

深掘りのポイント  
  • 企業選びの軸を考える   
  • 様々な業界を見てみる
  • その会社の特徴をつかむ
  • キャリアプランを考える

1.企業選びの軸を考える

就職活動において、企業選びの際に特に譲れない部分にあたるものを、企業選びの軸と呼びます。

「すでに就活を始めているがまだ軸について意識していなかった」という人も、これまでどのように自身が企業を選んできたかを振り返ることで、逆算的に分析できるはずです。

企業選びの詳しい説明については下記の記事にまとめてありますので、一緒に見てみてください。

メリット

企業選びの軸は企業選びの際の基準になるので、効率よく就活を進めることができます。

自分がどういった会社に入りたいのかわからず闇雲に会社の情報を集めたり選考を受けるよりも魅力に感じる会社だけに絞って就活を進めたほうが時間のムダが省けます。

企業を選ぶ基準が明確にあると「なぜこの会社なのか」という問いに対しても一貫した回答ができます。

そして企業選びの軸はあなたの譲れない部分も含まれていますので、入社後のミスマッチを防げる確率が上がります。

企業選びの軸を決めることで選考だけでなく、入社後にもメリットがありますのでぜひ決めてみましょう。

企業選びの軸の考え方

企業選びの軸を考えるには、自己分析を行いましょう。

「仕事を通して何を成し遂げたいのか」「何にやりがいを感じるのか」「仕事とプライベートどちらを優先したいか」などを考えることで、どういった会社があなたに合うのかがわかります。

そのためには自分史をはじめとした自己分析を行い、あなたの価値観を明確にしてみましょう。

また1人で自分を知るのには限界があるため、他己分析をすることもおすすめします。

自分では気づかなかった価値観や強みを見つけることができますので、ぜひやってみてください。

自己分析や他己分析の詳しいやりかたについては下記の記事を参考にしてみてください。

2.さまざまな業界を見てみる

早いうちから1つの業界に絞るのではなく、さまざまな業界のことについて調べてみることも必要です。

その業界がやっていることやそこの業界に行くとできること、それと自分のやりたいことを一つひとつ照らし合わせていくことで、それぞれの特徴が浮き彫りになってきます。

そうやって多くの業界を見たうえで志望度が高いところを絞っていき、そのあとで企業をチェックするようにしましょう。

まずは広く知るところから始めるのをおすすめします。

3.その会社の特長をつかむ

いきなり自分の志望動機を考えるところから入らず、まずはその会社の特徴をつかむところからスタートしてみましょう。

会社のHPなどに掲載されている基本的な公開報はもちろんですが、インターンやOB/OG訪問で得た情報も整理し、その会社の強みや社風といった強みになるであろう部分を押さえていきます。

そういった情報をもとにして、自信がしたいことやできることが、実際にその会社で成せるのかを整理する必要があります。

競合との比較がおすすめ

1つの企業そのものだけを見て情報をまとめても、他社と比較した際の特色や強みを見つけることは非常に難しいです。

競合する他社と比較をしていくことで、それぞれの違いや共通点が始めてわかってきます。

その過程を経て、その企業が業界内においてどのような特色や強みを持っているのかがはっきりとしてきます。

そうすることでより具体的にその企業の特徴をつかむことができ「なぜこの会社なのか」について言及した際、説得力が出てくるでしょう。

4.キャリアプランを考える

実際にその会社に入社したあと、自分がどのようなキャリアを歩んでいきたいかを考えることも必要です。

前提として企業研究や自己分析は必須であり、入社後のことを具体的にシミュレーションをしていることで、志望度の高さを印象づけられます。

実際にどのようなキャリアを歩むことができるかについては、会社のHPやナビサイトを活用してどう成長していけるのかを調べたり、OB/OG訪問でキャリアについて直接質問してみたりするのも良いでしょう。

キャリアプランや将来のビジョンの考え方や作り方はこちらの記事を参考にしてください

【なぜこの会社を選んだのか】聞かれるタイミング

「なぜこの会社を選んだのか?」という質問は、面接だけでなくESでも頻繁に聞かれる重要な質問です。中でも選考が進めば進むほど、よく聞かれるようになるでしょう。

この質問は応募者がどれだけ企業に対して深い理解を持ち、真剣に志望しているかを測るためのものです。そのため、選考を受ける前に、応募する企業の志望動機についてしっかりと考え、具体的に答えられる準備をしておきましょう。

ESで志望動機を記載する際は、自分の価値観や経験が企業の理念や事業内容にどう結びついているかをわかりやすく示すことがポイントです。

面接でも同様の質問をされることが多いため、一貫性を持たせて同じ内容を話すようにしましょう。もしESと面接で異なる内容を話してしまうと、面接官に「考えがぶれている」「信念が弱い」と判断され、評価を下げる可能性があります。

最終面接で最も聞かれる

面接が進めば進むほど、企業の面接官は志望度を色々な形で確認してきます。

その1例が「なぜこの会社なのか?」「なぜこの会社を選んだのか?」という質問です。

特に最終面接は志望度が1番見られるといっても過言ではありません。

そのため、面接対策として「なぜこの会社なのか?」と聞かれた際の回答を練り上げ、しっかり準備しておきましょう。

【なぜこの会社を選んだのか】面接で気をつけるべきポイント

面接でなぜこの会社を選んだのかを問われたときは、他社比較の話し方と自社理解の深さが同時に見られます。

結論だけを急ぐと、志望動機が薄く聞こえたり、待遇目的に見えたりして評価が下がります。

企業選びの軸を示したうえで、事業内容や企業理念、顧客価値に結びつけて説明することが重要です。

さらに言い回しの注意点を押さえると、同じ内容でも説得力が増し、面接官の納得感を作れます。

ここでは失点を防ぎつつ加点につなげるポイントを整理し、選社理由を伝えるコツを解説します。

他社を下げない

なぜこの会社を選んだのかを説明する際に、他社を下げる言い方は面接で逆効果になりやすいです。

批判が混ざると、協調性や視野の狭さを疑われ、企業選びの軸がネガティブ起点に見えます。

代わりに、比較はあくまで自分の基準を明確にするために使い、事実ベースで語るのが安全です。

例えば同業他社も検討したうえで、自分は顧客課題への向き合い方を重視し、貴社の現場起点の提案に強く惹かれましたとまとめます。

このように他社の評価ではなく自分の価値観と貴社の特徴の一致に焦点を当てると、志望動機が前向きに伝わります。

待遇面で差別化をしようとしない

待遇が良いから選んだという伝え方は、面接では志望動機として弱く、早期離職の懸念も生みます。

給与や福利厚生は働く上で大切ですが、選社理由の主軸にすると、仕事内容への関心が薄い印象になります。

待遇に触れる場合は補助的に留め、事業内容や成長環境、任せる文化など仕事に直結する要素を中心に据えます。

例えば幅広い顧客課題に向き合える領域の広さと、若手から裁量を持って改善提案できる環境がある点を軸にしましたと説明します。

そして入社後は成果で貢献し、待遇ではなく提供価値で評価される人材を目指しますと添えると、姿勢が前向きに整います。

企業理解を具体で示す

なぜこの会社を選んだのかを納得させるには、企業理解を抽象語で終わらせず、具体で示すことが重要です。

社風が良い、安定しているだけでは、他社でも通用するため面接官は判断できません。

説明の核は、事業内容の特徴、強みが発揮される場面、顧客価値の作り方の三点に置きます。

例えば貴社は単に商品を売るのではなく、導入後の運用設計まで含めて成果にコミットする点に魅力を感じましたと語ります。

さらにOB訪問や説明会で得た学びを添え、自分の言葉で語れるレベルの解像度を示すと、選社理由が一段深まります。

自分の軸と経験でつなぐ

企業の良さを並べるだけでは、面接では選ばれる理由になりにくいので、自分の軸と経験でつなげます。

まず企業選びの軸を一つか二つに絞り、過去の経験でその軸が形成された背景を短く示します。

次に、その軸が貴社のどの特徴と一致するのかを、具体的な業務や取り組みに結びつけて説明します。

例えば改善提案で成果を出した経験から、仕組みで成果を再現することにやりがいがあり、貴社の継続改善型のプロジェクトに惹かれましたとまとめます。

この流れを作ると、自分だからこの会社を選んだが自然に伝わり、志望動機の一貫性が強まります。

入社後の貢献イメージまで言い切る

なぜこの会社を選んだのかの締めは、入社後にどう貢献するかまで言い切ると面接で評価されやすいです。

選社理由が良くても、入社後の行動が見えないと、熱意や再現性が弱く映ります。

職種理解を踏まえ、最初の一年で身につける力、三年後に担いたい役割を具体化します。

例えば顧客ヒアリング力とデータ分析を磨き、現場課題の整理から提案までを一気通貫で担い、周囲を巻き込みながら成果を出しますと述べます。

最後に貴社の成長戦略や重点領域と重ね、会社の方向性に沿った貢献を示すと、説得力のある回答になります。

【なぜこの会社を選んだのか】面接で「なぜこの会社なのか」と聞かれた際のおすすめの話し方

面接でなぜこの会社なのかと質問された際は、志望動機を一方的に伝えるのではなく、面接官が何を確認しているのかを意識して話すことが重要です。

多くの面接では、企業理解の深さだけでなく、他社ではなくこの会社を選んだ必然性や入社後の再現性が見られています。

そのため、面接の場では結論から話し、理由を一つに絞って具体的に深掘りできる構成が評価されやすいです。

また、面接での伝え方は熱量よりも論理性と一貫性が重視される傾向があります。

ここでは、面接でなぜこの会社を選んだのかと聞かれた際に、納得感を持って伝えるための話し方を具体例とともに解説します。

他社とは違うポイントをゆっくり大きく話して強調する

面接でなぜこの会社なのかを伝える際は、他社との違いが一瞬で伝わる一文を用意し、そこを意識的に強調して話すことが効果的です。

事業内容や顧客層、裁量の大きさなど、面接で比較されやすい観点をあらかじめ一つに絞ることで、話の軸が明確になります。

そのうえで私は貴社の顧客課題の上流から実装まで一気通貫で関われる点に魅力を感じましたのように、面接官がメモを取りやすい言い切り表現を使います。

続けて、なぜその違いが自分にとって重要なのかを、大学やインターンなどの経験と結び付けて説明します。

面接では感情的に強調するよりも、話すスピードと間を調整して要点を際立たせる方が伝わりやすいです。

最後に、その強みが入社後の業務でどう活かせるかまで触れると、面接官は活躍イメージを持ちやすくなります。

会社選びの軸を先に示してから面接用に理由を結ぶ

面接でこの質問がされる背景には、入社後もブレずに働けるかを見極めたいという意図があります。

そこで、面接の冒頭で私の会社選びの軸は二点ありますと枠組みを示すと、話の全体像が分かりやすくなります。

次に、その軸が貴社でどのように満たされているのかを、説明会や社員面談など面接で評価されやすい情報源を用いて説明します。

例えば若手のうちから責任ある仕事を任せる文化が制度として整っている点のように、面接官が共感しやすい具体表現を選びます。

最後に、その軸が自分の経験とどう重なるのかを述べることで、面接でも一貫性のある回答になります。

会社選びの軸を先に出すことで、面接での深掘り質問にも対応しやすくなります。

面接では事業・顧客・職種まで落として再現性を示す

面接でなぜこの会社なのかを強く印象づけるには、企業名だけでなく、どの事業で何をしたいかまで具体化することが欠かせません。

面接官は、その学生が配属後に現場で再現性のある行動を取れるかを見ています。

例えば私は貴社の法人向け事業の中でも、流通領域のDX支援に携わりたいと、面接で対象を明確にします。

その理由として、ゼミやインターンでの分析経験を挙げ、課題発見から改善までのプロセスを説明します。

さらに貴社の強みである顧客と長期的に伴走するビジネスモデルに触れることで、面接官は入社後の姿を具体的に想像できます。

面接では職種や業務内容まで言及することで、志望動機の解像度が一段高まります。

面接では競合比較を簡潔に行い当社である理由で締める

面接で競合他社との違いを問われた場合は、他社を否定せずに選択理由だけを端的に伝える姿勢が重要です。

他社も検討しましたと前置きしたうえで、面接官が納得しやすい決め手を一つ提示します。

スピード感や裁量など、面接で深掘りされやすい要素は、制度や組織構造を根拠に説明すると説得力が高まります。

そのうえで、だから私は貴社でこの領域に挑戦したいと、面接用に結論を明確にします。

特に貴社でしか実現できない点を一文で言い切ることで、面接官の印象に残りやすくなります。

面接では情報量よりも、決め手の明確さが評価を左右します。

【なぜこの会社を選んだのか】大手企業内定者の実際の面接ログ

以下が大手企業内定者の実際の面接ログです。

「なぜこの会社を選んだのか?」という質問に対して、うまく会話の中で説得力のある回答ができているので、ぜひ参考にしてください。

面接官:
では改めてお伺いします。
なぜこの会社を選んだのですか?

学生
はい。
結論から申し上げますと、
「若手のうちから顧客課題の本質に関われる環境」が最も整っていると感じたためです。

面接官:
なるほど。
その点は多くの企業が掲げていると思いますが、具体的にはどのような部分でしょうか?

学生
私自身、企業選びの軸として「業務の幅」と「意思決定への関与度」を重視しています。

競合A社やB社も魅力的でしたが、大規模案件が中心で分業が進んでおり、若手のうちは限定的な業務になりやすいと感じました。

一方で御社は、中規模案件が多く、要件定義から運用まで一貫して関われる点に大きな違いがあると考えています。

面接官:
確かに案件規模としてはそうですね。
では、その環境があなたにとってなぜ重要なのでしょうか?

学生:
はい。
私はこれまでのゼミ活動やインターンを通して、課題の一部分だけを見るのではなく、背景から全体像を捉えることでより良い提案ができると実感してきました。

そのため、早い段階から顧客と直接向き合い、自分の考えを提案できる環境で成長したいと考えています。

面接官:
分かりました。
では逆に、最後まで迷った企業はありますか?

学生
はい、◯◯社です。

面接官:
正直にありがとうございます。
その企業と比べて、最終的に当社を選んだ決め手は何でしたか?

学生:
決め手は、「成長の仕方を自分で設計できるかどうか」です。

◯◯社は教育制度が非常に整っており、決められたルートで着実に成長できる点に魅力を感じました。

一方で御社は、個人の意思や挑戦を尊重し、案件の選び方や役割の広げ方を自ら掴みにいける風土があると感じました。

その環境の方が、自分の強みである課題発見力をより主体的に伸ばせると考え、御社を志望しています。

面接官:
ありがとうございます。
最後に一つだけ。
入社後、どのようなエンジニアになりたいですか?

学生:
顧客から「この人に任せれば大丈夫」と言っていただけるような、課題解決のパートナーになることが目標です。

そのために、技術力だけでなく、顧客理解や提案力も磨ける環境として、御社が最適だと考えています。

【なぜこの会社を選んだのか】志望動機の構成はPREP法で作ろう!

志望動機 PREP法

志望動機を書く際には構成を意識して書くことで論理的で分かりやす文章を作ることができます。

具体的にはPREP法を使うとよいでしょう。これはビジネスの場でも用いられる手法であり、ESや履歴書だけでなく、面接で話すときにも意識しましょう。

PREP法

「Point(結論)」→「Reason(理由)」→「Example(具体的なエピソード)」→「Point(結論)」の順で構成する手法。

この順番で話すと自然に論理構造が意識できている文章がつくれる。

Point(結論)

まずは「なぜその企業を志望するのか」を簡潔に書きましょう。

ESや履歴書などのでは最初の1行目が最も重要とされているため、できるだけわかりやすく、伝えたい内容をしっかり伝えられるようにしましょう。

この結論の部分をおろそかにすると、応募数の多い会社では最後まで志望動機を見てくれない場合もあるので気を付けましょう。読み手が理解しやすい書き出しを意識することで、企業の目に留まり、しっかりとアピールできるでしょう。

結論の書き方の例
  • 「〇〇という企業理念に共感し、志望しました。」
  • 「△△という事業に興味があり、志望しました。」
  • 「〇〇というスキルを活かしたいと思い、志望しました。」
  • 「〇〇を実現したいため志望しました。」

Reason(理由)

結論を書いたら、必ずそれに対する理由や根拠を書きましょう。

書き出しでグッと興味を掴むワンフレーズは、インパクトこそ絶大ですが抽象的です。そのため、結論に説得力を持たせるため、詳しい根拠を書く必要があります。

理由・根拠の記入例
  • 「貴社の〇〇というサービスを利用した際に感動しました。」
  • 「アルバイトで〇〇の必要性を感じ、それに力を入れている貴社に興味を持ちました。」
  • 「大学で〇〇の分野に興味を持っており、将来はその分野を広げる仕事がしたいと思うようになりました。」

Example(具体的なエピソード)

結論と理由を述べたら、それにいたった具体的なエピソードや実体験を述べましょう。

その志望動機を考えるに至った自分のこれまでの経験があるはずです。それを述べることで、志望動機に根拠を持たせることができ、説得力の高い志望動機を作成することができます。

また、志望動機が同じような学生は多く存在しますが、根拠となるエピソードによって自分の志望動機にオリジナリティーが埋めれるため、差別化をしやすくなります。

エピソードの記入例
  • 「学生時代のアルバイトの経験で〇〇に疑問を持つようになり、これを解決したいと考えた。」
  • 「長期インターンの経験で〇〇の面白さを感じ、将来は〇〇を突き詰めていきたいと考えるようになった。」

Point(結論)

最後に結論を述べていきます。最初に述べた結論とは異なり、「入社後に成し遂げたい事」や「貢献したい事」といった入社への意気込みを重点的に述べましょう。

この部分は志望動機の最後の締めになるため、意気込みや志望度の高さを採用側に伝えるように意識しましょう。

結論の書き方の例
  • 「このような経験から御社(貴社)を強く志望し、入社後は〇〇に挑戦したいです。」
  • 「この経験から〇〇の部分で貢献していきたいです。」

【なぜこの会社を選んだのか】志望動機の例文16選

「考え方はわかったから実際に書こうと思ったけれど、いざやってみるとどう書いたら良いかわからない」という方もいるのではないでしょうか。

そういった方のために、16個のケースについて想定した例文を用意いたしました。

就活の軸や自身がまとめた企業研究の情報などをまとめたうえで、この例文を活用しながらまずは書いてみると良いでしょう。

また、例文の要素を抜き出してここまでに記載したポイントなどと照らし合わせながら、ぜひ復習にもご活用ください。

例文1:社風に惹かれた

例文1

貴社の「仕事自体を楽しみながらやる」という社風に惹かれて志望いたしました。

私はお客様となる方一人ひとりと向き合いながら、その笑顔が増やせるようなイベントを企画していく仕事がしたいと常々考えていました。

貴社の説明会でうかがった「まずは自分が仕事を楽しみ、それを伝播させる形でファンを巻き込んでいく」という考え方の中であれば、そういったイベントを通じて、世の中に笑顔を増やしていけると考え、第一志望としております。

仮に入社できた際は学生時代にライブハウスでアルバイトしていた経験を活かし、お客様の視点に寄り添いながら生の声を拾い上げ、よりファンの需要にフィットしたイベントの企画や演出を担当し、満足度を上げていけると考えております。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

面接や説明会、インターン、OB訪問で感じた社員の雰囲気や社風は他者との差別化点になります。

そういった機会では、積極的に社員の方のお話を聞くようにしましょう。

例文2:技術に惹かれた

例文2

貴社がARの分野で開発したPerceptual superpowersという技術に惹かれて志望いたしました。

Perceptual superpowersは拡張現実ヘッドセットを開発していく中で産まれ、視覚情報をもとに音情報の分析からノイズを軽減し、音声を再構成して装着者に伝えるという技術です。

これは、人間の耳と脳が持っている音情報の指向性を拡張現実の技術で再現する唯一の技術であり、AIを活用したウェアラブルデバイスによって聴覚を拡張できるという画期的なものだと思います。

この技術のリアルタイムに柔軟な調整を行うことができるという特徴は、難聴で苦しむ方一人ひとりに合わせ状況に合わせた補正ができるという、従来の補聴器にはない特性です。

この技術をより発展して実用化に近づければ、多くの方の日常生活を改善できると考えております。

VRアトラクションの開発に携わっていた経験と、難聴に悩む家族と生活してきた知見を活かし、より実際の現場に即した観点から開発に貢献できると感じ、第一志望とさせていただいております。

小玉 彩華

就活アドバイザー: 小玉 彩華

その企業特有の技術に着目するのも良いでしょう。

どの企業にも強みとなっている技術や今後力を入れていきたい分野は必ずあります。それについて触れることで、他者との差別化を図っていきましょう。

例文3:人に惹かれた

例文3

私は貴社の社員の意識の高さに惹かれ、 志望いたしました。

私は就職活動の軸として自己成長を掲げています。

貴社のインターンシップや会社説明会への参加を通じ、社員の方々が明確な目標をもって働いている姿に感銘を受けました。

私は、高校時代のサッカー部の経験から、明確な目標を立て、そのために努力することの大切さを学びました。

以上の理由から、常に目標を持ち、達成するために切磋琢磨する貴社の社員の方々に強く惹かれました。

入社後は、貴社の一員として、目標の達成のために努力し続け、貢献できるよう努めて参ります。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

人に惹かれたという点も非常におすすめです。

その際は必ず、どんな人柄だったのかという点は言語化しておきましょう。

例文4:事業内容に惹かれた

例文4

私は、IT技術を活用し、医療サービスを充実させるという貴社の事業内容に惹かれ、志望いたしました。

私は小学生の頃、祖父の体調が急変し、心臓病でなくなってしまいました。

現在はIT技術が進歩し、医療現場でも様々なIT技術が活用されています。

IT技術があれば、祖父の命を救えたのではないかと考え、IT技術と医療を掛け合わせたサービスに興味を持ち始めました。

貴社の扱う、患者の体調を自動で記録するというシステムは、多くの体調が急変しやすい患者の健康をサポートしています。

1人でも多くの人々の健康を支えるため、貴社のサービスを広められるよう努力して参ります。

小玉 彩華

就活アドバイザー: 小玉 彩華

事業内容について触れるのも良いです。

その際は、なぜその事業に興味を持っているのかという原体験を話すようにしましょう。

例文5:企業の理念に共感した

例文5

私は貴社の「取引先との利益の共存」という理念に共感しています。

インターンにおいて営業を行うにあたり、自社の利益を追求するだけでなく、取引先の利益も追求することで長期にわたる関係を築けると学びました。

特に貴社は業界NO.1の業績を誇っているだけでなく、その利益を独占せず、取引先の企業との共存を図っている点に大きな魅力を感じました。

貴社に入社できた暁には、取引先の担当者の方一人ひとりとの関係を大切にし、良好な関係を築き続けることで、長期にわたる契約を勝ち取りたいと考えています。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

その企業ならではの企業理念に触れるのも良いです。

そのためには、理念のどういう思いが込められているのか正確に把握しておきましょう。

例文6:銀行の志望動機例文

例文6

私は、地域企業の成長と人々の生活を金融面から支えたいと考え、貴行を志望しました。数ある銀行の中でも、貴行は中小企業支援や事業承継支援に強みを持ち、単なる資金提供にとどまらず、経営課題の解決まで踏み込んだ伴走型支援を行っている点に魅力を感じています。また、デジタル技術を活用した業務改革にも積極的であり、金融とITを掛け合わせた新たな価値創出に挑戦している姿勢にも共感しました。地域経済の発展を長期的視点で支える貴行の一員として、企業と信頼関係を築きながら価値を提供できる人材になりたいと考えています。

例文7:証券会社の志望動機例文

例文7

私は、企業の成長と個人の資産形成を結びつける役割を担いたいと考え、貴社を志望しました。証券会社の中でも貴社は、投資商品を単に販売するのではなく、顧客のライフプランや事業戦略に応じた提案を重視している点に魅力を感じています。また、対面営業とデジタルチャネルを融合させた独自の営業体制により、幅広い層へ質の高い金融サービスを提供している点にも強みを感じました。市場環境が大きく変化する中で、顧客にとって本当に意味のある選択肢を提示し続ける貴社の姿勢に共感し、その一員として価値創出に貢献したいと考えています。

例文8:クレジットカード会社の志望動機例文

例文8

私は、日常の消費行動を通じて人々の生活を便利にし、経済活動を支える仕事がしたいと考え、貴社を志望しました。数あるカード会社の中でも、貴社は決済機能だけでなく、ポイントサービスやデータ活用を通じて顧客体験を高めている点に魅力を感じています。特に、加盟店支援やマーケティング支援に力を入れ、決済データを活かした付加価値提供を行っている点に独自性を感じました。決済というインフラを基盤に、消費者と事業者双方の成長に貢献している貴社で、社会に身近な金融サービスを進化させる仕事に携わりたいと考えています。

例文9:損害保険会社の志望動機例文

例文9

私は、不測の事態から人や企業を守り、社会の安定を支える仕事がしたいと考え、貴社を志望しました。損害保険会社の中でも、貴社は事故後の補償だけでなく、リスクを未然に防ぐサービスに注力している点に魅力を感じています。データやテクノロジーを活用した事故防止支援や、防災・減災への取り組みは、従来の保険の枠を超えた価値提供であると感じました。補償という受け身の役割にとどまらず、社会課題の解決に積極的に関わる貴社の姿勢に共感し、人々が安心して挑戦できる環境づくりに貢献したいと考えています。

例文10:SIerの志望動機例文

例文10

私は、ITを通じて企業の課題を根本から解決する仕事に携わりたいと考え、貴社を志望しました。SIerの中でも、貴社は特定の製品に依存せず、顧客の業務理解を重視したシステム構築を行っている点に魅力を感じています。業界ごとの知見を蓄積し、上流工程から運用まで一貫して支援する体制は、顧客と長期的な信頼関係を築ける強みであると考えました。ITを導入すること自体が目的ではなく、経営や現場の変革につなげる姿勢に共感し、課題解決型のエンジニア・営業として貢献したいと考えています。

例文11:通信会社の志望動機例文

例文11

私は、社会インフラとして人と人、企業と社会をつなぐ仕事に魅力を感じ、貴社を志望しました。通信会社の中でも、貴社は通信サービスの提供にとどまらず、IoTやクラウドなどを活用した法人向けソリューションに力を入れている点に特徴があると感じています。通信基盤を活かして地域課題や業務効率化に取り組む姿勢は、インフラ企業としての新たな役割だと考えました。通信という強固な基盤と新規事業への挑戦を両立させている貴社で、社会の仕組みを支えながら進化させる仕事に携わりたいと考えています。

例文12:総合商社の志望動機例文

例文12

私は、世界規模で事業を創り、社会に必要な価値を生み出す仕事がしたいと考え、貴社を志望しました。総合商社の中でも、貴社は資源・非資源の双方で事業投資を行い、自ら事業を運営する点に強みがあると感じています。単なる仲介にとどまらず、現場に入り込み、長期的な視点で価値を高める姿勢に魅力を感じました。多様な事業領域と人材を活かし、新たなビジネスを生み出してきた貴社で、世界の課題に向き合いながら事業を創る当事者として貢献したいと考えています。

例文13:専門商社の志望動機例文/h3>

例文13

私は、特定分野における専門性を武器に、産業を支える仕事がしたいと考え、貴社を志望しました。専門商社の中でも、貴社は長年にわたり培ってきた商品知識と取引先との信頼関係を強みに、安定した供給体制を構築している点に魅力を感じています。また、単なる売買にとどまらず、顧客の課題に応じた提案を行っている点にも特徴を感じました。特定領域に深く関わることで価値を発揮できる環境で、自身の専門性を高めながら産業の発展に貢献したいと考えています。

例文①14:食品メーカーの志望動機例文

例文14

私は、日常の食を通じて人々の健康と豊かな生活を支えたいと考え、貴社を志望しました。食品メーカーの中でも、貴社は品質へのこだわりと独自の商品開発力に強みがあり、長年愛されるブランドを築いている点に魅力を感じています。また、健康志向商品や環境配慮型製品への取り組みから、社会の変化に対応し続ける企業姿勢を感じました。安全・安心を前提に、新しい価値を生み出し続ける貴社で、人々の生活に身近な商品を通じて社会に貢献したいと考えています。

例文15:自動車メーカーの志望動機例文

例文15

私は、移動の価値を進化させ、人々の生活の可能性を広げる仕事に携わりたいと考え、貴社を志望しました。自動車メーカーの中でも、貴社は安全技術や環境対応に積極的に取り組み、電動化や自動運転など次世代モビリティの開発を進めている点に魅力を感じています。単なる移動手段の提供にとどまらず、社会課題の解決を目指す姿勢に共感しました。技術力とブランド力を併せ持つ貴社で、未来の移動社会を形づくる一員として貢献したいと考えています。

例文16:コンサルティングファームの志望動機例文

例文16

私は、企業の課題解決を通じて社会全体の成長に貢献したいと考え、貴社を志望しました。コンサルティング会社の中でも、貴社は特定業界に強い専門性を持ち、実行支援まで踏み込む点に特徴があると感じています。戦略立案だけでなく、現場に入り込み、成果が出るまで伴走する姿勢に魅力を感じました。企業の変革を自分ごととして支える環境で、課題発見から解決まで一貫して関われる点に惹かれ、貴社で価値ある提案ができるコンサルタントを目指したいと考えています。

【なぜこの会社を選んだのか】NG回答例4選

志望動機において「なぜこの会社なのか」は特に重要視される部分です。

しかし、必ずしも自分視点での動機を書けばそれで良いわけではありません。

企業にとって、望ましい人材であるという印象を与えられるかどうかが大事になってきます。

どういったことに注意を払うかや、より良い志望動機の考え方について前項までは解説してきました。それに加えて、ここでは逆に悪い印象を与えてしまうであろう、NG解答例の紹介をしていきましょう。

NG回答例  
  • 給与が高い・福利厚生が充実している
  • 自分主体になっている   
  • その企業でできないことを話す
  • 企業選びの軸との一貫性がない

1.給与が高い・福利厚生が充実している

その企業の業務や理念などではなく、待遇を中心にした回答は避けるべきです。

仕事内容に興味がない、また積極性や熱意も低いと捉えられることにつながり、非常に悪い印象を与えます。

また、給与や待遇のより良い競合他社があった場合内、定辞退や早期退職も考えられるため、そのリスクを避けるために採用を見送られることもあります。

実際に給与や待遇が良く、それが自身にとって大きな動機であったとしても、それを伝えることは採用の動機にはなり得ないため気をつけましょう。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

本音として、給与や働き方、福利厚生を重視していても、選考の場ではそのことは言わないようにしましょう。

2.自分主体になっている

志望動機で「成長したいから」といった自分主体の理由はNGです。

企業側は自社に貢献してくれる人材を探しているのであって、企業から何か与えてほしいと考えている人物は求めていません。

そのため「成長したいから」といった会社頼みの志望動機を述べてしまうと企業に悪印象を与えてしまいます。

志望動機を話す際は、自分が企業にいかに貢献できるかを伝えるようにしましょう。

小玉 彩華

就活アドバイザー: 小玉 彩華

自分主体でも、「御社で〇〇というビジョン・夢を実現したい」というように企業にもメリットがありそうな内容であれば問題ないです。

また、自分主体と企業主体の両立ができている方が納得感のある志望動機が作ることができます。

3.その企業でできないことを話す

その企業でできないことを話すことは致命的なミスであり、意識していないとやってしまいがちなポイントでもあります

たとえば、海外進出はまったく視野に入れず、地域密着型で事業をこれからも進めていこうとしている会社に対して「語学力を活かした海外への商品展開をしたい」というアピールしてしまった場合のことを考えてみましょう。

現在の会社が行っている事業への熱意の低さや、企業研究をまったくできていないことが相手へ明確に伝わります。

一見、どの企業においても強みになりそうだという理由で語学力のアピールをしても、このように大きなミスマッチを産んでしまう場合があるため気をつけましょう。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

その企業でどのようなことができるかを知るためには、社員の方に話を聞くのが手っ取り早いでしょう。

そ内部事情であったり、力を入れている分野についても知っているので、その内容を踏まえて面接で話すと好印象です。

4.企業選びの軸との一貫性がない

面接では企業選びの軸について質問されることがありますが、その際に志望動機との乖離が激しいのはNGです。

基本的に企業選びの軸があっての志望動機のため、論理に一貫性がないと説得力にかけてしまいます。

また選考では「一貫性」が重要であるため、企業選びの軸から外れた嘘の志望動機は言わないようにしましょう。

企業選びの軸と志望動機に一貫性がないと面接官が違和感を覚えてしまい、印象が悪くなってしまうおそれがあります。

企業選びの軸と志望動機の違いについては下記の記事を参考にしてみてください。

小玉 彩華

就活アドバイザー: 小玉 彩華

事前に面接で聞かれそうな内容の回答を整理しておき、回答内容にズレがないか確認しておきましょう。

事前に確認しておくことで、面接本番で落ち着いて回答することができます。

【なぜこの会社を選んだのか】就活エージェントを活用しよう

さまざまなポイントやコツを押さえていても、実際に取り組んでみると意外と深掘りできていなかったり、違う企業を想定して書いた志望動機が似通ってしまっていたりするため、自分1人で内容を詰め切るのは難しいこともあります。

また、面接に臨んだときには思いがけない質問が飛んできて、慌ててしまうことも多くあります。

周りの就活生や先輩などに話を聞いてみても、やはり1人が体験したことだけにもとづいた話だけでは、自分にマッチした教訓にならないこともあるかもしれません。

そんなときは、志望動機のブラッシュアップや面接対策もしてくれる就活エージェントの活用がおすすめです。

特に、登録者の内定率が95%で年間1000人以上の就活生をサポートしている実績のある就活市場エージェントがおすすめです。

無料でアカウント登録できるので、ぜひご活用ください。

まとめ

志望動機の中でも特に重要性が高い「なぜこの会社なのか」を伝える方法について解説いたしました。

自分の就活の軸をしっかりとふまえ、しっかりと深掘りしていくことで、一貫した志望動機は誰でも書けるようになります。

この記事を参考にしながらぜひじっくりと取り組んでみてください。 もし1人で取り組むのに詰まってしまったときは、就活市場エージェントなどを上手に活用して、自分の志望する企業の内定を獲得していきましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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