サマーインターンの種類・時期とは?参加までの流れを詳しく紹介

サマーインターンの種類・時期とは?参加までの流れを詳しく紹介

「サマーインターンって普通のインターンと何が違うの?」 「サマーインターンに参加するメリットはある?」 「サマーインターンに参加する流れはどうなっているの?」 このように、サマーインターンに興味があっても、その制度や流れに不安があるという方は多いのではないでしょうか。

本記事では、サマーインターンの種類や申込み時期、参加期間などに加え、サマーインターンに参加するメリットについて紹介しています。

この記事を読むことで、サマーインターンの制度やメリットなどが分かります。また、参加の流れも時系列で紹介していますので、サマーインターンへの理解が深まるでしょう。

サマーインターンについて知りたい方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

サマーインターンとは?

「サマーインターン」とは、学生の夏休み期間に行われるインターンのことです。

サマーインターンに力を入れている企業も多く、学生にとっても学校が休みの間にインターンに参加できるため、メリットがあると言えるでしょう。

主に大学3年生が参加しますが、低学年のうちから参加してインターン慣れしておくのも就活を制する上で重要です。

それでは、サマーインターンについて詳しくチェックして行きましょう。

サマーインターンの種類

サマーインターンについて、ここでは3つの種類を紹介しましょう。

サマーインターンは夏休み期間中に行われますが、インターン期間自体は長期間拘束されるものばかりではありません。1日だけ参加するものや、プログラムに沿って学べるものなど、その企業によってタイプが分かれています。

アルバイトや勉強など、自分の時間を確保しながらインターンに参加したり、複数社のインターンを受けたりすることも可能です。

自分のスケジュールに合ったインターン先を探してみましょう。

プログラム型

あらかじめ決められたプログラムに沿って行われるインターンが、プログラム型です。

プログラム型は、短期のものから中長期のものまで、企業によってさまざまです。企業説明会やセミナー、その他にもグループワークやディスカッションなどが行われます。

実際に実務を行うタイプのプログラムの場合は、インターンの選考が厳しくなる傾向があります。そのため、きちんと志望動機を書ける、興味がある企業に応募すると良いでしょう。

1day型

1日で完結するインターンは、1day型と呼ばれています。

1日という短い時間の中で、企業説明や簡単なグループワークやディスカッションが行われます。企業によって内容に差はありますが、企業説明会とほぼ同じようなイメージを持つと良いでしょう。

実際に企業の仕事を体験するというよりは、そこで働く人や雰囲気を体感できるという側面が強いですが、参加する価値は十分にあります。

実務型

働きたい企業や業種が決まっている方であれば、実務型のサマーインターンがおすすめです。

実際の業務を経験すれば、面接やエントリーシートに記入するエピソードに深みが増します。さらに、これから自分がなりたい社会人としての姿も想像しやすくなることでしょう。

また、長期の実務型インターンの場合、そのまま就職に直結するチャンスがあります。そのため、実際に働きたい企業に目星をつけて応募すると良いでしょう。

サマーインターンの期間

サマーインターンは夏休み中に行われますが、そのエントリーや選考はもう少し前から行われています。

サマーインターンは期間が短いため、エントリーを忘れないようにしましょう。大学3年生の場合は、エントリー時期を過ぎると貴重な就活チャンスが無駄になってしまいます。

低学年の場合も、参加できるサマーインターンに目星をつけておくと後の就職活動がスムーズに始められます。

それでは、サマーインターンの期間について詳しく見て行きましょう。

サマーインターンの申込み時期

サマーインターンの申込み時期は、6月~8月が一般的です。

夏休みの早い時期にインターンを希望しているなら、6月に申し込みを開始する企業が多いため、エントリー時期を逃さないように気をつけましょう。

サマーインターンへの参加期間

サマーインターンへの参加期間は、企業によって異なります。

エンジニアなど、長期間のインターンが多い職種もあれば、企業説明会と同程度の1日で終わるインターンまで実施期間はさまざまです。

一般的に、長期インターンは就職に有利とも言われていますが、短期インターンを複数社行って働きたい職種や企業を探すのも就活戦略の1つでしょう。

サマーインターンの参加メリット

サマーインターンは主に7月~9月の夏休み中に行われますが、就活に役立つメリットがいくつもあります。

学校が休みの期間に行われるサマーインターンは、気兼ねなく参加しやすいことが大きなメリットでしょう。その他にも、就活準備に役立つことが多いため、目指す職種や企業が決まっている人は積極的に参加することをおすすめします。

また、まだ就活のイメージがつかない人にとっても、自分が希望する職種などを考えるチャンスです。

就活の良いスタートが切れるよう、以下に紹介するサマーインターンのメリットを把握しておきましょう。

さまざまな企業のインターンから選択できる

サマーインターンは、他の時期のインターンに比べて選択できる企業が多いのが特徴です。

サマーインターンは学生の夏休み期間に行われるため、企業側にも参加者を募りやすいという利点があります。

学生にとっても、さまざまな企業・職種の中から興味があるインターン先を選べるのはメリットと言えるでしょう。

就活準備に役立つ

企業への理解を深めたり、今まであまり興味を持てなかった業種への興味が湧いたりと、サマーインターンは就活準備に役立ちます。

サマーインターンは、自分の行きたい企業や業種が決まっている人ばかりが参加するわけではありません。まだ漠然としか将来像を描けていない人も、サマーインターンへ参加して就活への準備を始めてみましょう。

また、サマーインターンに参加することで業務に関する具体的なイメージがつかめれば、就活のエントリーシートにも生かせます。

スケジュール調整がしやすい

夏休み期間中に行われるサマーインターンは、授業を休むことなく参加できるのが特徴です。

学校の課題やテストを気にすることなく、インターンに集中できるスケジュールが組めるため、スケジュール調整がしやすい点は非常に大きなメリットでしょう。

通常の授業がある期間であれば、仕事のことや、就活に向けての業界研究にばかり時間を割くわけにはいきません。

インターンに集中しやすい環境の「サマーインターン」を大いに活用しましょう。

サマーインターン参加の流れ

サマーインターンへの参加方法について、実際の流れに沿って紹介しましょう。

サマーインターンの期間は7月~9月がメインですが、申込み自体は6月ごろからスタートします。企業や業種によっても異なるため、まずは過去の申込み事例などを調べておくと良いでしょう。

以下で大まかな流れを解説するため、ぜひ参考にしてください。

興味のある業界・企業を絞り込む

サマーインターンに参加する場合は、働きたい企業を絞った上で参加することをおすすめします。特に長期インターンの場合は、そのまま興味のある業界や企業への就職に直結させるチャンスです。

また、まだ業界が絞れない人は、短期インターンにいくつか参加してみるのも良いでしょう。知らない業界や興味がなかった職種でも、天職になる可能性もあります。

サマーインターン先の企業を探す

サマーインターンへ参加したい業種が決まったら、インターンを募集している企業を探します。

就活サイトや、企業のインターン募集ページから応募するのが一般的です。それ以外にも、企業説明会のようにインターン向けの説明会を開催している場合もあります。

また、近年はオンラインの説明会も行われるようになったため、就活サイトを利用して探してみると良いでしょう。

インターンシップセミナー

サマーインターンを探す際に、インターンシップセミナーに参加するのもおすすめの方法です。

インターンシップセミナーはオンラインで行われる場合もあります。また、企業説明会のように大会場でブース分けして行われることもあるため、どちらか都合の良い方法で参加してみましょう。

インターンシップ説明会

インターンシップ説明会は、企業説明とインターンの説明を聞ける説明会です。

企業説明会のみと違い、インターン情報を得られるところがサマーインターンを希望している人にとってはメリットでしょう。ここに参加することで、どのような企業がどのようなインターンを募集しているのかが分かります。

また、インターンについて分からないことを、直接企業の担当者に聞ける点は大きなメリットです。気になる企業が説明会を行っている場合は、積極的に参加してみましょう。

サマーインターンに応募する

サマーインターンに参加したい企業を見つけたら、必要書類をそろえて応募しましょう。

就活のエントリーシートと同じように、サマーインターンの応募も一社に限定する必要はありません。興味がある企業に複数応募してみるのも良いでしょう。

サマーインターンの募集は、学校に募集要項が届いている場合もあります。企業ホームページや就活サイトと併せて学校の就活支援も活用してみましょう。

選考試験を受ける

サマーインターンの選考試験は、企業によって内容が変わります。

基本的には就活面接のように、エントリーシートを提出して書類選考や適性試験などを受けます。ほとんどの場合、最終試験には面接が行われるため、面接に備えてスーツの準備もしておきましょう。

また、最近では選考試験もウェブ上で行われる場合があるため、自宅のネット環境を整えておくことをおすすめします。

サマーインターンに参加する

選考を通過したら、サマーインターンに参加しましょう。

インターンに参加する際の服装は、指定がなければスーツが基本です。クールビズを実施している会社の場合は、ノーネクタイでも問題ないでしょう。その場合でも、初日だけはネクタイを所持しておくと安心です。

また、サマーインターンは就活のために参加している大事なインターンシップです。この機会に質問したいことなどを事前にまとめておくと役立ちます。

サマーインターンに参加するときの心得

サマーインターンに参加する際は、自分が何のためにサマーインターン参加するのか、就活にどのように役立てたいのかなどを明確にしておきましょう。

特に、長期インターンのように期間が長いものは、途中で目的を忘れてしまわないように注意が必要です。

具体的な目標・目的を持って参加する

サマーインターンに参加するからには、具体的な目標や目的を持って参加しましょう。

インターンを受ける目的を失うと、ただ時間を浪費して終わってしまいます。インターンの期間はあっという間に過ぎてしまうため、将来に向けて就活のためになる目標を立てて参加しましょう。

自分が得たい情報・疑問点は積極的に質問する

就職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することがないよう、インターンではしっかりと情報を収集しましょう。

インターンで得た情報は就活に役立ちます。ささいな疑問点であっても、積極的に質問して理解を深めることを意識すると良いでしょう。

参加後は「振り返り」を丁寧に行う

サマーインターンが終了したら、どんな目的で、何を得るために参加したのか、目標を達成できたのかなどの振り返りを行いましょう。

ひとつひとつ丁寧に振り返ることで、就活に役立つ情報をピックアップできます。

ここでの振り返りは、エントリーシートを書くときにも役立つため、しっかり分析することをおすすめします。

サマーインターンには目的意識を持って参加しよう

サマーインターンへの参加は、夏休み期間を有効に活用できるとともに、今後の就活にも役立つ経験です。

サマーインターンの説明会やセミナーに参加して、積極的に情報収集しておきましょう。十分な情報収集ができれば、人よりも早くから就活準備ができます。

目標や目的を持ってサマーインターンに参加し、余裕のある就職活動を実現させましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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