面接に合格したい!就職面接の通過率を上げるポイントを解説

面接に合格したい!就職面接の通過率を上げるポイントを解説

就活をするにあたり、避けて通れないのが面接です。

「これをすれば絶対に受かる!」という秘訣はないものの、面接を受かりやすくするコツはあります。

ここでは、新卒の就活生のために面接のコツについてご紹介していきます。

かならず受かる面接はない!じゃあコツは?

かならず受かる面接はない!じゃあコツは?

面接で緊張してしまう人は多いと思います。

「何を聞かれるんだろう?」「うまく答えられなかったらどうしよう?」「面接官はどんな人だろう?」といった不安が緊張につながるのです。

かならず受かる面接というのはありませんが、コツを掴んでおけば面接時の緊張を和らげることができます。

面接のコツとは?

面接のコツとは準備しておくことです。

「何を尋ねられても大丈夫」というくらい十分に準備をしておくと、自信を持って面接に臨めるので緊張は和らぎます。

逆に準備が不足したまま面接に臨むと、緊張が強くなってしまいます。

新卒の学生の中には「ESならきちんと書けるのに」とか、「文章なら書けるのに、いざ面接となるとうまく話すことができない」という人が多いのではないでしょうか。

もしもESで学生時代にやってきたことなどをしっかりと書いているのであれば、面接官はそれを読んでいるのでESに書いたとおりにうまく話そうとする必要はありません。

できるだけリラックスして面接には臨むようにしましょう。

面接でよく聞かれることを中心に準備しておく

面接で聞かれることはだいたい決まっています。

ですから、よく聞かれるフレーズを想定した上で準備をしておくようにしましょう。

よく聞かれる質問と、その質問に合わせた回答の準備のコツをご紹介します。

「同じような商品を扱う会社は他にも多くありますが、なぜ当社を選んだのですか?」

企業についてよく知らないと、面接官にとって印象に残るような回答をすることができません。

ですから、企業の主力としている事業についての情報はもちろんのこと、その企業に関して得られる情報はできるだけ調べておくようにしましょう。

「ほかにもどんな会社を受けましたか?」

この場合、「ほかの企業の面接を受けていることは知らせない方がいいのでは?」と考える人もいますが、ほかの企業の面接を受けているかどうかは大きな問題とはなりません。

ほかの企業の面接を受けているものの、第一志望は御社だということを分かってもらえるように伝えることが大切です。

また応募している会社それぞれの共通点をうまく伝えるようにしましょう。

【男女別】面接で好印象を獲得できる服装

第一印象は面接官の気持ちを掴むコツ!服装や髪型をしっかり準備しよう

人の第一印象はなかなか覆せないものです。新卒の就活生が面接にどのような服装で臨むかで面接官に与える印象は異なります。

だらしないと思われるような服装だと、いくら上手に受け答えができてもあまりいい印象は残せないものですが、服装や髪形がきちんと整っていると、それだけで好印象を与えることができます。

面接官の気持ちを掴むコツは第一印象を良くすること。

そのためには服装や髪形に十分に気を使いましょう。

新卒の就活生が面接に挑む際にふさわしい服装を男女別にご紹介していきます。

面接で好印象を与える服装【男性】

スーツ

就活面接に着用するスーツは、無地のものを選びましょう。

色は黒を選ぶ人が多いですが、濃紺・ダークグレー・チャコールグレーなどでも構いません。

シャツ

シャツは無地の白シャツを選びます。

襟がレギュラーカラーかワイドカラーのものを選ぶと、ネクタイを締めた時のバランスもいいですし、きちんとした印象を与えることができます。

ボタンダウンのシャツはカジュアルになりますから、就活面接の時には着用しないようにしましょう。

ネクタイ

ネクタイは目立つ部分ですので、色・柄を厳選して選ぶようにしましょう。

派手なものよりは、ちょっと落ち着いた雰囲気のものを選ぶようにします。

青や水色、グレー、えんじ色、黄色などの色は面接時におすすめの色です。

柄は定番のストライプ、無地などがいいでしょう。チェックやブランドのマークが入った柄などは避けるようにしてください。

黒のストレートチップ(つま先部分に1本の太いステッチが入ったもの)か、プレーントゥ(つま先部分に何のデザインがないもの)のものを選ぶのがおすすめです。

髪型

髪の毛が長いとだらしない印象を与えるため、襟や耳にかからない長さに切っておきます。

七三分けか短髪にしておくのがおすすめ。

面接で好印象を与える服装【女性】

スーツ

就活面接の際に着用するスーツの定番色は、黒色、濃紺、グレーです。

この中から選ぶようにすると失敗はありません。

ただし、ストライプなどの柄物ではなく無地のスーツを選ぶようにします。

パンツとスカート、どっちを選ぶか悩むところだと思いますが、どちらにしないといけないという決まりはありません。

自分が面接官に与えたい印象で決めるといいと思います。

パンツの場合は、“できる女性”をアピールできますし、スカートの場合は女性らしさを演出できます。

シャツ

シャツは白の無地を選びます。

シャツの形は、男性のシャツとほぼ同じの首元までボタンで締めるレギュラーシャツ、もしくは首元の第一ボタンがなく、着用した時に襟がジャケットの外に出るスキッパーカラータイプのシャツを選ぶといいでしょう。

パンプス

ヒールの高さが3~5cm程度の黒のパンプスを選ぶのがおすすめです。

つま先が尖ってないものを選びましょう。ストラップ付きのパンプスでもOK。

髪型

前髪が顔にかかると暗い印象を与えます。面接官に明るく好印象を与えるコツは、額を出すことです。

額を出すと堂々と見えますし、清潔感もあるので印象が良くなります。

面接最大のコツはここにあり!

面接最大のコツはここにあり!

新卒にかぎらず面接は、その人に会うことで人柄を見ることが目的です。

話す内容も大事ではあるものの、話し方や声の作り方、笑顔などに面接のコツは秘められているといっても過言ではありません。

例えば、面接時に小さい声でボソボソと話すと、面接官に自信がなさそうな印象を与えてしまいます。

声が低すぎると暗い印象を与えますし、声が不自然に高すぎても落ち着きのない印象を与えます。

また笑顔で話すようにすると、それだけで好感を得られます。

ですから、話し方・声の作り方・笑顔の3つに気を配ることは大切です。

では、それぞれの分野でどんなことに心がけるといいのかアドバイスしていきたいと思います。

話し方

ハキハキとした話し方をするようにしましょう。

普段の自分の話し方がどうであったとしても、面接の際は意識的に声を少し大きめにしてハキハキと話す方が好まれます。

「声が小さいので聞き返されることが多い」という人へのアドバイスとしては、腹式呼吸をマスターすること。肺に十分に空気が入るようにすると、声が出やすくなります。また発声練習を習慣にすると、自然に大きな声が出るようになります。

声の作り方

声が低めの人はワントーン上げて声にハリを持たせると、明るい印象の声になります。

自分の声をボイスレコーダーにとるなどして聞き取りやすい好印象の声を作るようにしましょう。

笑顔

緊張すると表情がかたくなりがちですが、意識して笑顔で話すようにしてください。

笑顔を作ることでリラックスして話せるようになりますし、面接官にも明るい印象を与えることができます。

緊張する面接も質問の答えを準備していれば安心

緊張する面接も質問の答えを準備していれば安心

面接の際は誰しも多少の緊張はするものですが、質問に対しての答えを用意していけば安心して面接に臨むことができます。

新卒の面接で想定される質問と回答例をお知らせしますので、用意する際の参考にしてみてください。

志望の動機を教えてください

私が御社を志望した理由は、御社の〇〇という企業方針に共感したからです。
私も大学時代のサークル活動で△△について研究し、□□について学びました。
……この経験を通して、○○ということを実感しました。御社は□□業界の中でも、○○な点が魅力的に感じました。
御社でなら、長期的な視点で△△ができると考え、志望しました。

簡単に自己PRをしてください

私の強みは〇〇です。実際に学生時代には、常に□□(具体例を挙げる)してきました。
この私の強みは、御社の仕事の△△においても活かせると思います。

最後に何か質問はありますか?

  • ○○部門の構成について教えて頂けますか?
  • ○○様から見て、御社で仕事をする上で心得ておくべき点などはありますでしょうか?

面接に合格する回答のコツ

就職面接の通過率を上げるにはいくつかコツを意識する必要があります。

そこで、ここからは面接に合格する回答のコツについて説明します。

面接前に以下のポイントを意識して本番に備えましょう。

原稿は作りこみすぎない

まず、面接はあくまで対人コミュニケーションです。

そのため、原稿を作りこんで暗記することは避けた方が良いでしょう。

自信がないとどうしても原稿を作っておきたくなります。

しかし、原稿があるとどうしても原稿に頼ってしまうことになります。

本番に原稿の内容を忘れてしまったときや、話す構成をまちがえてしまったとき、どうしても応用が利きづらくなってしまうリスクがあるのです。

あくまで箇条書き程度に抑えておくことで、当日自分の言葉でアピールすることができます。

要点は最初に明示

面接の質問に対する回答では、要点は最初に明示するように心がけましょう。

面接で一つの質問に回答する時間は限られています。

そのため、いかに簡潔に理解しやすく話ができるかが重要となります。

そこで、要点を最初に明示することが肝なのです。

最初に一番伝えたいことを持ってくることで、あなたの伝えたいことを伝えそびれることはありません。

さらに、それ以降の話について見通しも立ちますから、軸を見失うことなくわかりやすい説明ができるのです。

聞き手としてもより印象に残りやすくなりますので、要点は最初に明示しましょう。

回答ごとに内容を明確に

回答ごとの内容は簡潔に整理して伝えるよう心掛けましょう。

一つの質問に対して一つの主張、一つのエピソードです。

アピールしたいことが多いとどうしても自分の長所を一挙にアピールしたくなってしまうかもしれません。

しかし、一度にたくさんアピールしようとすると「広く浅く」になってしまいます。

一つの回答は「狭く深く」を意識して内容を掘り下げることを意識しましょう。

企業に貢献できることをアピール

企業は一緒に働く仲間を探しています。

つまり、企業の役に立つ人材を欲しているのです。

自分の過去の経歴をどれだけアピールしても再現性がなければ仕方ありません。

回答の最後には、アピール内容が企業に入社後どのように活かされるのかを示しましょう。

最後に面接のマナーについて確認する

最後に面接のマナーについて確認する

面接のコツについてお話してきました。ここまで準備できたとしても、まだ十分とはいえません。

面接には入り方や退出方法などのマナーがあるので、マナーについても抑えておきましょう。

入り方

必ずドアは3回ノックした上で「どうぞ」という返事があった後に入るのがマナーです。

もしもドアが開いていた場合は、「失礼します」と声をかけて入ります。

座り方

面接会場の中に入ったら、「よろしくお願いいたします」とあいさつします。

面接官に椅子に座るのを促されたら、「はい」と返事をしてから椅子にやや浅めに腰かけます。

背もたれに寄りかからないようにし、背筋を伸ばして座ります。

合同面接の場合。相手の話の聞き方

合同面接の際は、「ほかの人よりも発言しないと」という気持ちが強くなりがちですが、相手の話の聞き方にも注意しましょう。

相手が話している時は笑顔でうなずくなどして、敬意をこめて聞くようにします。

話の聞き方が評価されて面接に受かった人もいますので聞き方は大事です。

間違って使いそうな敬語

丁寧に話したつもりなのに、敬語を間違って使っていることも少なくありません。

例)

ご案内してくださいますか。(NG)→ご案内いただけますか。

○○様でございますか。(NG)→○○様でいらっしゃいますか。

○○で結構でしょうか。(NG)→〇〇でよろしいでしょうか。

退出方法 

最後に「ありがとうございました」と明るく言って、お辞儀をします。

出口のところでもう一度面接官の方を振り返って「失礼いたします」と言って再度お辞儀をするのがマナーです。

まとめ

面接のコツはとにかく準備にかかっています。

こちらで紹介した例を参考に、あらかじめ十分に準備をしておくようにしましょう。

そうすれば面接時の緊張を最小限に抑えて、自信を持って面接に臨めるはずです。

就活市場であれば、こちらでご紹介した面接のコツ以外に事前準備に役立つ情報も更新されています。

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