大学1年からインターンシップをやるべき?参加しようか迷っている人必見!

大学1年からインターンシップをやるべき?参加しようか迷っている人必見!

はじめに

インターンシップに参加するとなんか良さそう…。インターンシップの経験は就活で有利になる…。多くの大学生がインターンシップについて漠然としたイメージだけをもっているでしょう。どのくらいの大学生が大学に入ってからよく聞くようになった「インターンシップ」という言葉の意味を正確にわかっているでしょうか?この記事では、主に大学一年生に向けて大学一年生からインターンシップに参加するメリットやデメリット、そもそもインターンとはどんなものなのかなどを詳しく説明していきます。大学一年生からインターンシップに参加しようと考えている人は必見です。この記事が読者の皆様の力になれたら幸いです。

インターンシップって何?

インターンシップに関してほとんどの大学生が一度は耳にしたことがあるでしょう。インターンシップとは、平たく言えば「職業体験」のようなものです。大学生が自分の興味のある企業などで実際に社員の方々と一緒に仕事をしたり、直接企業訪問をして企業の実態を知るなどといった経験をします。インターンシップと一言で言っても目的は個人によって異なりますし、短期や長期や有給や無給など種類も様々です。実際に企業で仕事をするからこそインターンシップで得られるものはとても大きいです。ですが、早期にインターンシップに参加する人はあまり多くはありません。しかし、私は大学一年生からインターンシップに参加することをすすめます。なぜ私が早期インターンシップ参加を推奨するのか。その理由をこれから説明していきます。

インターンシップの目的

インターンシップの目的は参加する人によって様々ですが、主に実際に業務をこなしたり職場の雰囲気を感じたりすることを通じて、参加した職業の仕事を理解したり根本的に働くということの理解を目的としているインターン生が多いです。例えば、自分が興味をもっていて、将来働きたいと考えている企業のインターンシップに参加することができれば、自分がその職種に合っているのか、また合っていなくても継続することができるかなどを吟味することができます。これは実際に経験することこそのメリットであり、インターンシップならではのことです。

インターンシップの種類

インターンシップの種類は大きく分けて三つあります。1dayインターンシップ短期インターンシップ長期インターンシップです。1dayインターンシップは1〜3日間の日程で行い、とりあえずインターンシップがどんなものか試してみたいと言った方におすすめです。短期インターンシップは一週間前後の日程で行われ、志望業界や業種がある程度決まっている方におすすめです。長期インターンシップは一ヶ月以上仕事を行います。長期インターンシップでは給料が支払われることが多いです。大学一年生であれば、就活までに十分な時間があるため、どのインターンシップに参加するにしても色々なインターンシップに参加すれば経験を積むことができます。

インターンシップの給料

インターンシップの中には有給のものと無給のものがあります。一般的には長期インターンシップでは給料が支払われることが多く、1dayインターンシップや短期インターンシップは無給であることが多いです。有給のインターンシップでは、貴重な経験ができる上にアルバイトのように給料をもらうことができるので一石二鳥です。大学一年生には有給のインターンシップをおすすめします。給料をいただけるのでモチベーションが保たれ、良いコンディションで仕事を継続することができるからです。

インターンシップはいつからやるべき?

インターンシップに参加するのにこの時期しか参加してはいけないというものはありませんが、一般的な大学生は就職活動を見据えて大学3年の春から大学4年の冬に参加する人が多いようです。私はインターンシップに参加する時期は早ければ早い方が良いと考えています。確かに大学生は勉学に励むべきですが、インターンシップに参加する経験はメリットがとても大きいです。就職活動で忙しくなり時間の余裕がなくなる前にインターンシップに参加してみてはいかがでしょうか。

大学一年からインターンシップに参加するメリットとは?

インターンシップに参加するということ自体メリットがとても大きいです。その経験を大学一年生という早期にしておくことでどのようなメリットがあるのでしょうか。ここからは大学一年生からインターンシップに参加するメリットを詳しく説明していきます。大学一年生からでなくてもメリットになることも含んでいますが、ご了承ください。それでは、みていきましょう。

就活に有利になる!

インターンシップに参加する最大かつ最強のメリットは何と言っても就職活動で他の就活生よりも有利になることです。このメリットを目的にしてインターンシップに参加している大学生がほとんどです。就職活動は一部学生起業をする人などを除いて全ての大学生にとって避けて通れぬ道です。大学一年生の時点ではっきりとどの業種、どの企業に入りたいかが決まっている人はいないとは思いますが、誰もができるだけ自分の就きたい職業に就職したいでしょう。インターンシップに参加することで就職活動を有利に進めることができれば、そのような願いも叶いやすくなります。

人脈が広がる!

大学を卒業し、社会に出れば今までとは比べ物にならないほどたくさんの人と出会うことになり、関わるようになっていきます。インターンシップに参加すると、一時的に社会に出たような状態になり、実際の職場に出て職務をこなすうちに価値観や世代の異なる人との関わりが多くなります。インターンシップに参加することでそのような経験を「先取り」できるのです。また、仕事で関わった人との繋がりがあれば人脈が広がり、あらゆる面で利点が多くなるでしょう。大学一年生からの人脈は、就活時には壮大なものになっているのかもしれません。このような経験は今後の人生において確実に活きてくるでしょう。

早期内定を獲得できる可能性がある!

インターンシップを実施している企業の中には、選考直結型のインターンシップを採用している企業もあり、インターンシップへの参加が内定に直接つながるケースもあります。先に述べたようにインターンシップに参加した経験は就活に活きます。インターンシップに参加した経験が評価されれば、早期採用を勝ち取ることができるかもしれません。また、インターンシップに参加した企業からの推薦で他社に採用してもらいやすくなることもあります。早期内定を獲得することができれば、就職活動を楽に進めるのも夢ではありません。

就活の選考練習になる!

インターンシップへ参加するための手続きは就職活動に似ている部分があります。インターンシップにも就職活動と同じように履歴書やエントリーシートなどの書類審査を通過したあとに採用面接も通過しなければなりません。面接は数をこなせばこなすほど効果があると言われますからインターンシップの採用面接はとても質の良い就職活動の面接練習になるでしょう。つまり、インターンシップに参加することは就職活動の選考練習としても役立つのです。

就職後のミスマッチを防げる!

インターンシップに参加し、実際の職場で仕事をこなすことで本やインターネットでは感じられないものを感じることができるため、職種選びに役立ちます。自分が興味をもち将来働きたいと考えている企業のインターンシップに参加することができれば、社員の方々と共に職務をこなすことで得られるものがあります。自分の体で実際に感じることでもっと働きたいという思いが強くなるか、自分には少し合わないかの判断をすることができるのです。そうすることで、就職後のミスマッチを防ぐことができるためよりよい企業選びに役立ちます。

給料を稼ぎながら知識やスキルが身につく!

有給のインターンシップに参加することは、まさに一石二鳥です。なぜなら、お金を稼ぎながら社会で活きる知識やスキルを身につけることができるからです。業界は今まで生きてきた学校や家族といった共同体とは全くの別物です。大学を卒業し、社会に出た時にいきなり何の知識や経験もないまま就職をすると厳しいものがあります。しかし、大学一年からインターンシップに参加すれば、大学生活では体験できない業界で役立つ知識やスキルを身につけることができるため、そのような不安はなくなります。大学一年から有給のインターンシップに参加すべきなのです。

大学一年からインターンシップに参加するデメリットとは?

ここまでインターンシップに早い段階から参加することが良いという主張を中心にして解説してきました。早期インターンシップ参加はいいことばかりではありますが、多少のデメリットもあります。今から説明するデメリットを踏まえて、大学一年生からインターンシップに参加するかどうか検討してみてください。

学業が疎かになる

インターンシップではある程度の時間を使うことで大学生活では得られない知識や経験を得られたり、スキルアップにつながります。しかし、大学生にとっての最優先事項は学業です。インターンシップに参加することで学業が疎かになり、単位を落としてしまうだけでなく、最悪留年というケースも考えられます。さらに大学一年から留年してしまうとせっかく知り合った友人とも関わりがなくなり、また一から大学生活を送ることになるため、とても効率が悪くなってしまいます。大学一年生から高い意識をもって、様々なことにチャレンジすることはとても大切です。ですが、大学に通っている意味を履き違えてはいけません。学業を最優先に考えた上で、スケジュールをたて充実した大学生活を送ることに勤めましょう。

採用難易度が高い

そもそもインターンシップは限られた企業しか募集を行っておらず、募集人数も比較的少ないようです。また、実際に社員の方々と共に同じ現場で仕事をすることになるため、中途半端な人材は必要ありません。そのため、採用のハードルも上がっています。インターンシップで採用されるためには、アルバイトと同様に書類審査や採用面接が必須となりますが、アルバイトとは違い、より高度な質問や本質をついた鋭い質問をされることが多いです。アルバイトと同じような心持ちで応募すると、なかなか採用まで漕ぎつけられず、時間だけが過ぎていってしまいます。なぜインターンシップに参加したいかを明確にし、採用面接に臨みましょう。

プライベートとの両立が難しい

大学生はもちろん学業も大切ですが、部活やサークルの活動やアルバイト、友人との遊びなどやりたいことはたくさんあります。大学での勉強をしつつ、インターンシップの仕事もこなすことになれば、そのようなプライベートの時間は自ずと削られてしまいます。プライベートの時間を大切にしている人には大学一年からインターンシップに参加することをおすすめしません。大学一、二年生のうちに大学生活を謳歌し、大学三年からインターンシップに参加しても遅くはありません。プライベートの時間が限られてしまうということを頭に入れて、参加するかしないかの判断をしましょう。

インターンシップに参加する前に注意すること

ここまで早期インターンシップ参加のメリットデメリットを踏まえて解説してきました。インターンシップへの理解が進んだのではないでしょうか。ここからは実際にインターンシップに参加する際の注意点について説明していきます。インターンシップへ参加する前に読み、よりよい経験が得られるようにしましょう。

バイト感覚で参加しない!

インターンシップは、アルバイトとは全くの別物です。アルバイトはマニュアルがあり、それをこなしていくだけで成り立ち、給料が支払われます。もちろん全く頭を使わないわけではないですが、最低限のことをこなせばいいという意識をもっている人が多いようです。それに対して、インターンシップは実際に企業の中で働くので責任感が重いです。そのため当事者意識を持ち、自ら深く考えた上で能動的に仕事に取り組むことが必要です。インターンシップに参加するにあたって、自分がどのような目的で参加するのかを明確にし、目的意識をもって仕事をすることが学生にとっても企業にとっても大切です。

ブラックインターンに注意!

インターンシップを募集している企業の中にはいわゆる「ブラックインターン」という企業が存在します。「ブラックインターン」というのは、長時間の勤務を無給で強いられたり、授業の出席もままならないほどの勤務を強いられるインターンシップのことを指します。本当に本人が事業内容に納得した上で無給で働いているのならよいのですが、出費の多い大学生であれば生活が圧迫されることにもなりかねません。お金が原因で大学生活をまともに送ることができなくなってしまったら元も子もありません。インターンシップに参加しようとする大学生は意識が高く向上心をもっています。そんな大学生を利用する悪い大人も社会にはいます。インターン先の企業選びは慎重に行い、丁寧に吟味した上で応募しましょう。

職務内容をじっくり吟味する!

大学一年生のうちに様々な経験をしておくことは今後にとってもとても大切です。ましてやインターンシップに早期から参加することはより得られるものが多いです。どうせインターンシップに参加するなら自分が興味をもっている業種や将来やりたいと考えている職業でインターンシップをしたほうがやりがいもあり、何より楽しいはずです。自分の興味とは関係ないインターンシップに参加したとしてもデメリットは少ないと思いますが、事業内容が自分に合わなかったり、精神的にキツいと感じてしまったら経験になるどころか時間の無駄になってしまうかもしれません。事前に事業内容をじっくりと吟味した上でインターンシップに応募しましょう。

インターン先の企業を選ぶ時のポイント

インターンシップに参加する前の注意点を説明しましたが、「じゃあ実際にインターンシップに参加する企業を選ぶときはどうすればいいの?」と疑問をもった方もいるかもしれません。そんな方々のために、インターン先の企業選びのポイントを解説していきます。

学業などと両立しやすい企業を選ぶ!

大学一年生は必修の講義も多く、取得しなければならない単位も多く比較的多忙な学年です。大体の企業が大学生に優しいですが、大学生活を考慮してくれる企業がおすすめです。例えば、土日でも働ける企業や夜遅くの出勤が可能な企業、オンラインやリモートでの業務が可能な企業は予定が合わせやすいのでおすすめです。職種で言えば、マーケティングやライターなどは柔軟に仕事ができるので多忙な大学一年生にはおすすめと言えるでしょう。大学生活を優先できる企業をインターン先に選ぶのがよいでしょう。

自分が興味のある企業を選ぶ!

大学生活を考慮して仕事をさせてくれる企業の次に重視すべきなのが自分が興味のある業種や職業かということです。インターンシップに参加することは直接的に大学四年時の就職に関わってきます。自分の就職したいと考えている企業でインターンシップに参加することができれば、その職種の企業に入社したときにインターンシップで得た知識や経験、専門的なスキルを活かして働くことができます。そうなれば、とても有利になり即戦力として早い段階から活躍できます。また、自分の興味のあることなら多少苦しい状況にも挫けないで仕事を継続できます。できるだけ自分が興味を持つ仕事をするべきでしょう。

有給の企業がおすすめ!

インターンシップで得られるものがとても大きいことをここまで説明してきました。インターンシップでは、社会人として必須な知識や経験だけでなく、専門的なスキルまで得ることができるのです。そのような貴重な経験をすることができて、お金も稼ぐことができたら最もよいでしょう。大学生は出費が激しいため、お金に困っていることが多いです。大学一年生には有給のインターンシップをおすすめします。

大学1年からインターンシップをやるべき!

ここまで大学一年生からインターンシップに参加したい人向けにインターンシップについて詳しく説明してきました。疑問は解決されたでしょうか。私は大学一年生からインターンシップに参加することはとても良いことだと思っています。その根拠はインターンシップに参加することで得られるものはとても大きく、早いうちから参加しておくことで余裕をもって就職活動に臨めるからです。確かに先に述べたように早期にインターンシップに参加することで学業が疎かになる恐れがあったり、様々なものとの両立が難しいことなどデメリットもあります。しかし、そのようなデメリットを掻き消してしまうくらい得られるものは大きいと私は考えています。インターンシップに参加しようか迷っている皆さんはぜひ参加してみてはいかがでしょうか。この記事が少しでも読者の皆さんのお力になれば幸いです。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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