はじめに
「本を読むことでどのようなメリットがあるんだろう?」
「大学生のうちに読んでおく本は何があるんだろう?」
そんな疑問を持っている大学生は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では
・本を読むメリット
・読書量と年収の関係性
・大学生にオススメする本8選
を紹介します。
大学生は人生の中で一番自由な時間があるといっても過言ではありません。
様々な本を読むことで社会に出る前に知識を増やし、視野を広げていきましょう。
【大学生にオススメする本8選!】大学生が本を読むメリット
まずは、大学生が読書をすることで得られるメリットを紹介します。
大学生は、将来について深く考える時期でもあり多くの情報を得ようとします。
その時期に本を読むことによって、得られる知識は多くなります。
本を読むことのメリットを理解して、多くの本を読んでいきましょう。
それでは、大学生が本を読む4つのメリットを紹介していきます。
教養・語彙力が身につく
大学生が本を読むことで得られる1つ目のメリットは教養・語彙力が身につくことです。
教養と語彙力は社会人になる前に身に付けておきたいものです。
本は時代や場所を超えて他人の考えを知ることができます。
先人がどのようなことを考えていたのか知ることは自分の教養を豊かにします。
また、本には日常で使う言葉以外にもたくさんの語彙があるため、読むだけで自然と語彙力を上げることができます。
大学生のうちに教養や語彙力を身につけ、社会に出たときに役立てられるようにしましょう。
読解力が高まる
本を読むことによって読解力を高めることができます。
読解力とは、書いてあることを適切に理解する力のことを言います。
社会に出ると文書や資料のやり取りをする機会が増えるため、読解力は必要不可欠になります。
読解力がなければ、資料の意味が分からなかったり、間違った情報として理解してしまうことがあります。
読書をすることによって、社会に出て必要となる読解力をしっかりとつけましょう。
視野が広がる
「読書がきっかけとなって視野が広がり自分のやりたいことが見つかった」という話は、珍しくないと思います。
多くの本を読むことで様々な考え方を知り、自分が向かっていく方向性が分かることは多くあります。
本を読むことで、自分が持っていない考え方や知識をたくさんインプットをして、新しい価値観や知識を得ましょう。
物事の本質が見えてくる
何冊も同じジャンルの本を読んでいると、それぞれの本で共通して言っていることが分かってきます。
様々な本で言われているということは情報として本当に正しいことです。
本当に正しいことを理解していくことで物事の本質が見えてきて、深い意味で本質を理解できるようになります。
多くの情報の中から物事の本質を理解するということは、日常生活から仕事まで様々な場面で活用できるので、同じジャンルの本を多く読むこともいいでしょう。
【大学生にオススメする本8選!】ネットではだめなのか?読書で情報収集するメリット
最近では「情報を得るのはネットだけで十分!」「読書は不要!」という意見を聞くことがあります。
しかし実際には、読書で情報収集することで得られるメリットも多くあります。
その中で読書で情報収集するメリットを2つ紹介していきます。
ネットに比べて信頼性がある
本は出版までの間に著者、編集者、校閲者といった人たちのチェックを通しています。
それに対してネットの場合では、個人が好き勝手に発信することができるため、その情報は独断や偏見に基づいている可能性が高いと考えられます。
つまり、本はプロの目を通して出版されているため、信頼性や平等性はある程度保証されています。
情報に関して全体像をつかめる
ネットの情報は、断片的になっていることがほとんどで、情報が不足しています。
それに比べて、本は網羅的にたくさんの情報を並べてくれているため、情報に関して全体像をつかむことができます。
【大学生にオススメする本8選!】読書量と年収の関係
読書量と年収には関係があります。
総務省の統計によると、読書量と年収は比例するということが明らかになっており、年収が高い世帯は本への支出が多く、読書量が多いことが分かっています。
しかし、読書量が多いから年収が高いという捉え方だけでなく、年収が高いから書籍費に多く出費できるという関連性も考慮する必要があります。
そのため、読書量が多いことによって、年収が高いと言い切ることはできないです。
しかし、読書をすることにより、視野が広くなり柔軟な考えを持って行動する力が付いたり、成功者の考え方が分かるといった、年収が上がるために必要な要素をつけることはできます。
以上のことを踏まえると、やはり読書量と年収には強い相関関係があるといえます。
【大学生にオススメする本8選!】大学生にオススメな本8選!
ここからは、大学生にオススメする本を8冊紹介していきたいと思います。
読んだら必ず自分の人生にプラスになる本を厳選して選んだので、ぜひ一つでも手に取って読んでみてください。
それでは見ていきましょう。
嫌われる勇気
「嫌われる勇気」は、簡単に言うと「アドラー心理学の分かりやすい解説書」で、対話形式で話が進んでいくのが特徴です。
アドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに具体的な答えを提示してくれる心理学であり、本書では「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と話しています。
対人関係で悩みがある、承認欲求で悩んでいる、他者から自分がどう見られているか気になる人にオススメの一冊です。
影響力の武器
「承諾」という人間心理メカニズムを解明した一冊が、「影響力の武器」です。
巧みな話術によって、良いように相手も口車に乗せられてしまったという経験がある人はぜひ読んでみることをオススメします。
口車に乗せられてしまう、いわゆる「承諾」といった行動を心理学の観点から理解することができる本です。
人を動かす
読書愛好家なら必ず知っていると言ってもおかしくないほど有名な自己啓発本がデール・カーネギー著の「人を動かす」です。
人と関わるうえで、身に付けるべき「人間関係の原則」が書かれています。
人に好かれて、心を動かすにはどうすればいいのかを示してくれる一冊です。
メモの魔力
今注目されている起業家の一人である、前田裕二さんのメモ術がまとめられているのが「メモの魔力」です。
メモを取ることで、アイデアが浮かびやすくなり、自分自身に対する理解も深まります。
よくメモを取れと言われることは多いですが、実際に役立つメモの活用方法を知っている人はほんのわずかです。
この本を読むことで、メモの活用方法を理解し、事実から本質を抽出して活用していく力を身に付けることができるでしょう。
本の巻末には「自己分析1000問」もついているため、就職活動を始める大学生にも役立ちます。
自己分析をしたい人、日常生活で起こる様々な出来事からアイデアを生み出したい人、就職活動に本気で取り組みたい人にはオススメの一冊です。
金持ち父さん貧乏父さん
お金の知識を身に付けるのなら、「金持ち父さん貧乏父さん」です。
お金持ちと貧乏な2人の父親の未来像を想定しながら、お金の勉強をすることの重要性を教えてくれる一冊です。
お金の知識は大学生のうちに身に付けておくべきものです。
お金の知識の本というと、難しいと感じてしまうかもしれませんが、この本は理解するのに難しくはなく、引き込まれるようにすらすらと読むことができます。
これからお金を稼いでみようと思った大学生や、大学生で起業しようと閑雅ている大学生にオススメの一冊です。
伝え方が9割
コミュニケーションは伝え方を一つ変えるだけでも相手に与える印象は大きく変わります。
そんな「コミュニケーション」の悩みを解消してくれる一冊が「伝え方が9割」です。
本書では、「ノー」を「イエス」に変える技術や、「イエス」に変える「七つの切り口」を解説しています。
コミュニケーション能力を上げれば、仕事だけでなく、日常生活や恋愛などすべてのシーンで生かすことができます。
コミュニケーション能力を上げたい大学生や、就活で失敗したくない大学生にオススメの一冊です。
USJを劇的に変えた、たった一つの考え方
この本は開園後に業績が右肩下がりだったUSJをV回復させた森岡毅さんによるマーケティングの入門書が「USJを劇的に変えた、たった一つの考え方」です。
マーケティングは、どんなに経営危機に落ち込んだとしても、ビジネスを劇的に変え、成功に導くことができます。
つまり、ビジネスで成功するためには「マーケティング思考」が必須と言っても過言ではないです。
本書は「マーケティング思考」を私たちが親しみやすいUSJでの実例をもとに解説しているため、分かりやすく学ぶことができます。
「マーケティング思考」は日常生活でも活かせることができるため、ぜひ大学生のうちに読んでおくことをオススメします。
Life Shift 100年時代の人生戦略
目前に迫る長寿社会を楽しむバイブルとして注目を集めているのが「Life Shift 100年時代の人生戦略」です。
誰もが100年間生きるようになるこれからの時代、働き方や結婚、子育てなど人生のすべてが変わっていきます。
昔の働き方と同じように過ごしていると、老後の資金は確実に足りません。
お金や時間の使い方、さらには人間関係をどう変化させていくのか、長寿社会になるこれからに向けて新しい人生のビジョンを見つけるための一冊です。
おわりに
今回は大学生が本を読むメリット、オススメの本を紹介しました。
大学生の間に多くの本を読むことによって、その後の人生を豊かにすることができます。
今紹介した本は数ある名著の中のほんの一部です。
様々な本に出会い多くの知識を得て、視野を広げていきましょう。
本は読んで終わりではありません。
その本から得た情報を自分の中に落とし込み、アウトプットをすることで本当に意味のある読書になります。
本から多くの情報を得て学び、充実した大学生活にしましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート