好印象を残す志望動機の締めくくり20選!周りの学生と差別化するポイントを徹底解説!

好印象を残す志望動機の締めくくり20選!周りの学生と差別化するポイントを徹底解説!

エントリーシートや面接対策で、必ずといって良いほど力を入れて作成するのが志望動機です。

「少しでも企業に良い印象が残るような志望動機を作成したい」と考える就活生も多いのではないでしょうか。

好印象を残す志望動機には、どのように文章を締めくくるのかが重要です。

そこでこの記事では、志望動機で好印象を残すためにおすすめの締めくくり20選に加え、周りの学生と差別化するポイントも解説します。

魅力的な志望動機を作成する方法にお悩みの就活生は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読んでわかること  
  • 志望動機の締めくくりについて
  • 志望動機の構成
  • 志望動機の締めくくりの例
この記事をおすすめしたい人  
  • 志望動機の締めくくりについて知りたい人 
  • 志望動機の構成について知りたい人
  • テンプレートの際の注意点を知りたい人

【志望動機の締めくくり】志望動機の締めくくりが重要な理由

志望動機の締めくくりが重要といわれる理由は、志望動機で伝えた内容のイメージを大きく左右する要素であるためです。

志望動機に限らず、相手に最後に伝える言葉や一押しはインパクトがあります。

志望動機でいかに魅力的なエピソードを伝えたとしても、締めくくりの内容がいまいちだと「結局何を伝えたかったのか」「印象に残る話ではなかった」などと思われてしまうリスクが高まるのです。

志望度の高い企業であるほど、企業から好印象を持ってもらえるよう、志望動機の締めくくりも力を入れて考えましょう。

締めくくりでは熱意をアピールしよう

締めくくりを検討する際は、熱意のアピールに重きを置くと良いでしょう。

志望動機の締めくくりは全体のイメージを左右するため、最後に熱意を伝えればその印象が残りやすくなります。

熱意のない学生は、入社後も意欲を持って働いたり、会社に貢献したりするイメージにつながらず、積極的に採用したいと思う企業は少ないです。

そのため、熱意は企業がその学生を採用したいと思うかの判断基準のひとつといえます。

志望動機の締めくくりで「熱意の強い学生だ」と印象付け、より高い評価を目指しましょう。

【志望動機の締めくくり】企業が志望動機を聞く理由

志望動機の締めくくりは重要な要素ですが、そもそもなぜ企業は志望動機を聞くのでしょうか。

志望動機が聞かれる理由が分からなければ、締めくくりをどのような内容にすれば良いかの判断も付きにくくなります。

そのため、まずは志望動機がなぜ聞かれるのかを押さえておきましょう。

学生の熱意を見るため

志望動機は入社意欲や入社してからの取り組みたい目標など、熱意を感じ取りやすい質問です。

多くの企業では、そういった就活生の熱意を知るために志望動機を聞いています。

採用するかどうかを判断するにあたり、熱意の有無は非常に重要な要素です。

熱意が強いほど、入社後に活躍するイメージや長く働き続けるイメージが付きやすく、高評価が期待できます。

志望動機を作成する際は、志望動機では熱意が見られていると意識して、構成を検討すると良いでしょう。

【志望動機の締めくくり】締めくくりで周りの学生と差別化するポイント

企業は採用活動中に、多くの就活生からのエントリーシートや面接の対応をし、さまざまな志望動機を目にしています。

そのような状況の中で、周りの学生と差別化した内容で、採用担当者の印象に残る志望動機を作成するには、ポイントを押さえた締めくくりが重要です。

貢献できることや実現したいことでまとめる

周りの学生と差が付く志望動機の締めくくりとして、貢献できる内容や実現したい目標でまとめる方法があります。

企業に将来性や向上心が伝われば、採用したいと思ってもらえるポイントにつながります。

企業に貢献できる内容については、自分の強みや経験、性格を生かしてどのように仕事に取り組みたいかを伝えるのがおすすめです。

たとえば「私の強みであるチームワークを生かして、貴社の売上に貢献したいです」と伝えれば、強みを生かして企業で活躍するイメージをつかんでもらいやすいでしょう。

また、企業で実現したい目標は、企業の業績拡大のために自分が何を実現したいかなどを伝えると良いです。

「いち早く仕事を覚えて独り立ちし、新人賞を受賞できるよう努力していきます」など、目標の実現によって企業にとってもメリットがある内容を伝えましょう。

言い切りの形にする

志望動機の締めくくりは、自信を持って言い切る形にすると説得力が増し、他の学生との差別化につながります。

なぜなら「不安も多いですが努力します」といったネガティブな気持ちが含まれた表現をしてしまうと、企業側も採用に不安を感じてしまう可能性があるためです。

学生と企業で活躍する社員を比べたら、学生のスキルや経験が劣るのは当然です。

「自分では力不足ではないか」と不安に感じてしまう場面があったとしても言葉にせず、言い切りの形で伝えることを心がけましょう。

自分らしさを加える

他の学生と差別化するには、志望動機に自分らしさを加えて独自性を出すのがおすすめです。

志望動機の書き方を調べていると、模範的な構成や内容が出てきます。

しかし、その通りに書くだけでは、印象的な志望動機としては不十分です。

たとえば、漠然と決まり文句のように「貴社に貢献したいです」「活躍したいです」と伝えるのでは、他の学生との差別化にはなりません。

「私の強みであるリーダーシップを生かして、貴社に貢献したいです」など自分らしさを加えて、独自性をアピールしましょう。

企業分析をしっかりと行っていることをアピールする

志望動機では、企業分析をしっかりとおこなった上で選考に挑んでいると伝わると好印象です。

企業分析のために時間をかけて調べてくれた学生は、それだけ熱意や志望度が高いと評価されます。

たとえば「貴社の目標である業界シェアナンバーワンのために、東北地方に支店を増やせるよう、いち早く独り立ちして活躍できるよう努力いたします」と企業情報を交えて伝えれば、企業分析をおこなったアピールにつながります。

企業の目指す目標や人物像を調べ、そこにマッチするような志望動機の作成を目指しましょう。

【志望動機の締めくくり】好印象を残すおすすめの締めくくり20選

企業に好印象を残し、他の就活生と差別化する意味でも、志望動機の締めくくりは重要なポイントです。

しかし、実際に志望動機を考える際、具体的にどのような締めくくりにすれば良いか悩む学生も多いのではないでしょうか。

ここでは、好印象を残すための例文20選をご紹介します。

貢献したいことでまとめた締めくくり例文

まずは、貢献したいことでまとめた例文をご紹介していきます。

  • 私の強みであるコミュニケーション能力を生かし、お客様のニーズに合った提案をおこないながら営業成績No.1を目指し、貴社に貢献できるよう尽力したいです。
  • 貴社の経営理念である「地域に根差したビジネス」を常に心がけ、地域の皆様の意見を積極的に聞きながら、より愛される企業活動に貢献できるよう行動してまいります。
  • 部活動で培ったチームワークを生かし、部署を越えてさまざまな社員の皆様と協力しながら、貴社の売上拡大に貢献できるよう努力していきたいです。
  • 私の強みである柔軟性や傾聴力を生かし、先輩社員の皆様からのアドバイスを積極的に吸収し、営業スタッフとしていち早く独り立ちできるよう努力いたします。
  • 貴社に入社した際は、企業理念である「食を通じて暮らしを豊かに」を大切にし、ECサイトを通じた新しい食体験をお客様に提供できるよう努力いたします。
  • 貴社に入社した際は学生時代に培った英語力を生かし、アメリカやヨーロッパでの新規事業に携わり、全世界にシェアを広げていけるよう貢献していきたいです。
  • 貴社に入社後は接客業でのアルバイト経験を生かし、業界シェアNo.1の実現に向けて営業職として貢献していきたいです。
  • 貴社のエンジニア職としてお客様に満足いただけるようなサービス開発をおこない、貴社の売上拡大に貢献できるよう尽力します。
  • 貴社に入社後は、学生時代の部活動で培ったリーダーシップやマネージメントスキルを生かして大型店舗の経営に貢献したいです。
  • グルーバル展開を推進していく貴社に入社した後には、大学時代の海外インターンシップでの経験を生かし、多国籍チームでの企画や営業業務に貢献したいです。

実現したいことでまとめた締めくくり例文

次に、実現したいことでまとめた例文をご紹介していきます。

  • 大学時代のアルバイトや部活動で培った行動力や積極性を生かし、入社後から挑戦できる仕事にはためらわずに取り組んでいき、営業職として新人賞を受賞することが目標です。
  • 貴社の強みである業界No.1を誇る技術力を生かし、より多くのお客様に長く愛されるような商品を展開していきたいです。
  • 貴社は年齢問わず実績に応じてリーダーなど役職にチャレンジできる環境であるため、入社後はいち早く担当業務を習得し、実績を積んでいきたいと考えています。
  • 貴社はアジア圏をはじめグローバルに事業を展開しているため、入社後は留学で培った語学力を生かし、取引先とのコミュニケーションや市場調査など幅広く業務を担当できるよう努力したいです。
  • 貴社に入社した後は、大学時代の学びを生かし、エンジニア職としての専門知識を高め、お客様の課題を柔軟に解決できるようになるのが目標です。
  • 私の強みであるコミュニケーション能力を生かして、貴社の掲げる「顧客満足度90%以上」を実現できるよう尽力してまいります。
  • 貴社に入社後は、店舗での接客経験を積み、3~4年後にはエリアをマネージメントできる人材として活躍することが目標です。
  • 貴社に入社した際は、商品を通じて幅広い世代のお客様の食生活を彩れるような商品の開発に携わりたいと考えています。
  • AIをはじめとした最先端のテクノロジーの開発をおこなう貴社で、AIと医療分野での新たなビジネスを創出していきたいです。
  • 貴社に入社した後は、法人営業として不動産開発の発展に貢献し、将来的に大きな案件も担当できるような人材として成長していきたいです。

【志望動機の締めくくり】NGな締めくくり例文

高評価を狙うために重要な志望動機には、避けたほうが良い内容や表現もあります。

せっかく時間をかけて締めくくりを考えても、NGなポイントがあれば、良い評価はなかなか期待できません。

ここではNGな締めくくり例文をご紹介しますので、志望動機作成時の参考にしてみましょう。

自分本位な内容

志望動機の締めくくりでは、自分本位な内容は控えるのが良いでしょう。

企業は、会社に貢献してくれる人材を採用したいと考えるのが一般的です。

そのため、企業や業界への貢献から離れた自分本位な発言で締めくくってしまうと、マイナスな印象につながりかねません。

たとえば「福利厚生が充実した貴社で貢献できるよう頑張ります」「教育制度が整った貴社で成長していきたいです」など、条件ばかりを重視した内容には注意が必要です。

企業理念や事業内容を踏まえ、その中で自分自身がどうありたいかの視点を大切にしましょう。

余計な文言が付け足されている

志望動機では、不必要な文言は可能な限り省きましょう。

エントリーシートや面接では、限られた文字数や時間の中で、最大限自分をアピールする必要があります。

そのため、志望動機に関係のない文言で文字数を消費してしまう事態は、なるべく避けるのがおすすめです。

たとえば「私の強みである英語力を生かして、貴社に貢献したいです。

どうぞよろしくお願いいたします」では、「どうぞよろしくお願いいたします」は不要な文言です。

不要な文言は削除して、その分自分をアピールできるような文言を追加しましょう。

矛盾した内容

志望動機は最初から最後まで、一貫した内容を心がけましょう。

一貫性のない志望動機は、ネガティブな評価につながりかねません。

考えられるケースとしては、締めくくりに力を入れすぎて、志望動機全体の話から飛躍した内容になってしまうことです。

たとえば、最初は「さまざまなアルバイトに挑戦した」と好奇心の高さをアピールしていたのに、締めくくりで「ひとつの物事に粘り強く取り組む根気強さ」を伝えると、若干の矛盾が生じます。

矛盾した内容であると、面接官から「嘘を付いているのではないか」と不信感を抱かれてしまう恐れもあるため、十分に注意しましょう。

【志望動機の締めくくり】好印象を残す志望動機の構成

志望動機の締めくくりに力を入れたい場合には、まず志望動機全体の構成から考えていきましょう。

いくら魅力的な締めくくりを考えたとしても、その前段に説得力がないと、志望動機全体の評価が下がる恐れがあるため注意が必要です。

ここでは、より好印象を残すための志望動機の構成を解説します。

結論

志望動機では、企業を志望する理由を最初に端的に伝えましょう。

志望動機でもっとも重要な理由を最初に述べると、企業側もその後に続く根拠や締めくくりを理解しやすくなります。

結論は「私は○○なため、貴社を志望いたします」など、伝えたい内容をシンプルにまとめるのがおすすめです。

「なぜその業界・企業を志望するのか」「その業界・企業で何を成し遂げたいのか」などを切り口に、自分らしいアピールポイントを検討しましょう。

根拠

結論で志望動機のポイントを伝えた後は、結論を裏付ける根拠を伝えます。

企業にとって、なぜ結論にいたったのかの過程は気になる要素です。

また、結論だけで自分らしさをアピールするのには限界があります。

根拠のパートで、オリジナリティや説得力を出しましょう。

根拠を考える際には、「なぜその業界なのか」「なぜ競合他社ではなくその企業なのか」などを深掘りしていくのがおすすめです。

他の学生と差別化するためにも、その企業や業界でなければならない根拠をしっかりと伝えましょう。

志望動機の締めくくり

最後は、志望動機の締めくくりを伝えましょう。

企業は入社後に自社で活躍できる人材であるかを期待してチェックしています。

そのため志望動機の締めくくりでは、「入社後に貢献できることや実現したいこと」を中心にまとめていくのがおすすめです。

また、ネガティブな印象にならないよう言い切りの形にしたり、他の学生と差別化するために自分らしさを加えたりしましょう。

その他にも、企業分析もしっかりとおこなっているアピールも大切です。

【志望動機の締めくくり】好印象を残す志望動機の例文

志望動機をいざ書き始めようと思っても、なかなかすぐに考えがまとまるものではありません。

また、他の学生がどのような志望動機を書いているのか気になる方もいるでしょう。

ここでは高評価が期待できる志望動機の例文を2つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

企業理念が志望動機の場合

私は貴社の企業理念である「豊かな暮らしへの貢献」に共感し、志望いたしました。
私は、学生時代にレストランでアルバイトをしていました。
そこで印象的だったのが「ごちそうさま、おいしかったです!」と笑顔で帰っていくお客様の姿です。
レストランは単に空腹を満たす場所ではなく、心も体も満たされる場所になりうるのだと実感しました。
この経験から、アルバイト先ではお客様との積極的なコミュニケーションやニーズに合わせた接客を常に心がけていました。
その結果、店舗で活躍したスタッフに与えられる優秀スタッフ賞を勤務開始から1年後に受賞できました。
この経験を生かし、お客様の豊かな暮らしと貴社の発展に貢献していきたいと考えています。

企業の商品・サービスが志望動機の場合

私は、子どもからお年寄りまで幅広い世代に愛される貴社の商品に興味を持ち、志望いたしました。
貴社の文房具をはじめとした商品は、私も幼少期から愛用してきたものばかりで、自分自身や友人との思い出が詰まっています。
「このノートで友人と交換ノートをしていた」「受験期に家族がこのペンをプレゼントしてくれた」など数え切れません。
こういったストーリーは、自分だけでなくお客様にも存在するものだと感じています。
ただ単に品物を売るだけではなく、お客様の思い出に残るような提案ができる貴社の商品は魅力的です。
貴社に入社した際は、商品を通じて幅広い世代のお客様の暮らしを彩れるような商品の開発に携わりたいと考えています。

まとめ

志望動機の締めくくりは、志望動機全体のイメージを大きく左右する要素です。

締めくくりの完成度が高いほど、入社意欲や向上心が伝わり、高評価が期待できます。

また、自分らしい締めくくりであれば、ライバルである他の学生との差別化にもつながります。

より効果的な志望動機の構成と締めくくりで、少しでも企業に良い印象が残るような志望動機を作成しましょう。

作成にあたっては、今回ご紹介した締めくくりで周りの学生と差別化するポイントや例文、志望動機全体の構成など参考にしてみてください。

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