「インターンの志望動機は何を書けばいいの?」
「評価される志望動機の書き方を知りたい」
上記のように、志望動機の書き方に迷っている人は多いでしょう。
本記事では、200字で伝えるインターンの志望動機の書き方を解説します。
インターンに参加し、選考を有利に進めてください。
目次[目次を全て表示する]
【200字のインターンシップ志望動機】構成の基本を押さえる
インターンの志望動機を作成するにあたって、構成の基本を押さえておきましょう。
魅力的な志望動機を完成するのにテクニックが存在します。
しかし、構成の基本が押さえられてはじめて効果を発揮します。
テクニックが先行してしまうと、中身のない志望動機になってしまうので注意してください。
- 志望動機の構成は結論から始める
- 根拠は簡潔な経験や背景から示す
- 学びの方向性と将来の展望を結ぶ
志望動機の構成は結論から始める
志望動機の構成は、結論から始めてください。
最初に伝えたい意志や目的を明確に示すことで、読み手に強い印象を残すことが可能です。
たとえば「私が貴社のインターンを志望する理由は、実践的なマーケティングスキルが経験できると考えたためです」のように伝えてください。
結論は最後に伝えるイメージを持っている人がいるかもしれません。
しかし、志望動機の結論は最初に述べて、自分の主張を明確にしましょう。
根拠は簡潔な経験や背景から示す
根拠を説明する際は、経験や背景を簡潔にしましょう。
志望動機の結論に説得力を持たせるためにも根拠の提示は欠かせません。
「大学ではマーケティングを専攻しており、深い興味があります」と伝えることで、読み手に納得感を与えられます。
結論だけでは曖昧な印象を読み手に与えるでしょう。
しかし、根拠を追加することで、志望動機に説得力が生まれます。
結論の次は、セットで根拠を示すようにしましょう。
学びの方向性と将来の展望を結ぶ
最後は学びの方向性と将来の展望を伝えて終わりましょう。
インターンへの参加意欲や熱意をアピールできるからです。
「インターンに参加し、マーケティングの知識を深めたいです」のように伝えることで、参加したい気持ちを積極的にアピールできます。
インターンには多くの学生が応募します。
企業によっては、参加人数に制限があるでしょう。
そこで、自分がどの程度の気持ちを持って志望動機を作成しているのか、企業に伝えることが重要です。
【200字のインターンシップ志望動機】業界理解から入る志望動機
志望動機を作成するにあたって、業界理解を示すアプローチ方法があります。
インターンに参加するきっかけが、業界への興味から始まった人は、以下の3点を志望動機に盛り込みましょう。
- 興味を持った業界の背景を明確にする
- 業界に属する企業でこそ学びたい意図を示す
- 将来の目標と業界での経験をつなぐ
なぜ、インターンに参加したいのか、読み手にきちんとアピールできます。
興味を持った業界の背景を明確にする
まずは、興味を持った業界の背景を明確にしましょう。
表面的な興味ではなく、本質的に業界に興味があることをアピールできます。
インターンの志望動機で「マーケティング業界に興味があります」と伝えることは、間違いではありません。
しかし、多くの学生が同じ気持ちで参加するため、印象に残るのは困難です。
そこで、身近な出来事や課題意識など、業界との接点を伝えましょう。
その結果、あなたらしい志望動機になるでしょう。
業界に属する企業でこそ学びたい意図を示す
志望する業界で働くことを通して「何を学びたいのか」「どのような経験を積みたいのか」を明確にしましょう。
あなたが選んだ業界でしか得られない情報や経験を伝えることで、参加意欲をアピールできるからです。
「実践的な知識」「固有のスキル」「業界の慣習や文化」など、座学では得られない学びを強調するのがおすすめです。
志望動機が弱いと「別のインターンでもいいのでは?」と企業に思われるため注意してください。
将来の目標と業界での経験をつなぐ
将来の目標と業界での経験をつなぐ手法もあります。
インターンが短期的な経験ではなく、長期的な視点での自己成長の一環だとアピールできます。
将来性や成長性のある人材は、多くの企業が高く評価するでしょう。
インターンでも同様です。
自分の将来就きたい業務やキャリアパスを述べて、企業に期待感を抱かせましょう。
そのためには、将来の目標と志望業界でインターンに参加する意味を伝えてください。
【200字のインターンシップ志望動機】職種理解を深めたうえで書く
続いて、職種理解を深めた場合の志望動機について解説します。
職種に強い興味がある人は、以下の3点を軸に志望動機を展開しましょう。
- 職種への関心を自分の軸と結びつける
- 職種の役割に関する理解を言語化する
- 職種に必要な資質と自分の強みを重ねる
企業に対して、職種への適性と熱意を同時にアピールできます。
職種への関心を自分の軸と結びつける
まずは、職種への関心を自分の軸と結びつけましょう。
活動経験や思考特性と職種を結びつけることで、志望動機の納得感が高められるからです。
たとえば、アルバイト経験からマーケティングの重要性を感じていたとします。
そこで「マーケティングについて、深く勉強したいと考えました」と伝えることで、インターンへの参加理由が補強できます。
学生時代の部活動やゼミなどから考えるのも効果的です。
職種の役割に関する理解を言語化する
志望動機を作成する際は、職種の役割についても触れましょう。
曖昧な憧れではなく、本質的な役割を理解していることをアピールできるからです。
インターンとはいえ、参加するのは仕事の一部です。
企業にとっては遊びではありません。
そのため、参加を希望する職種が、企業においてどのような役割を担っているのか理解しておきましょう。
マーケティングの場合、データ分析や市場調査の業務を担当します。
志望動機は、職種への理解度を示す内容にしましょう。
職種に必要な資質と自分の強みを重ねる
職種に必要な資質と自分の強みを重ねることも重要です。
インターンに参加するにあたって、自分がいかに適した人材であるかを論理的にアピールできます。
企業の多くは、インターンを募集するにあたって参加して欲しい人材の目星をつけている場合があります。
基本的には自社の価値観や適性にマッチした人材です。
そこで、参加を希望する職種に必要な要素を、あらかじめ分析しておきましょう。
企業とあなたの相性を合致させるほど、インターンに参加しやすくなります。
【200字のインターンシップ志望動機】企業共感をベースに展開する
インターンに参加する理由が「企業に共感したから」となる人も多いでしょう。
本章では、企業の理念や価値観に共感した場合の書き方について解説します。
以下の2点を意識することで、スムーズに作成できます。
- 理念や方針に共感した理由を明らかにする
- 共通する価値観が行動意欲につながる流れを示す
本章の解説をぜひ参考にしてください。
理念や方針に共感した理由を明らかにする
企業理念や方針に共感した人は、理由を明らかにしましょう。
あなたが志望企業とマッチしていることを伝えられるからです。
単に企業が「好き」という感情だけでなく、インターンシップでの貢献できるのかまでアピールしましょう。
もちろん、企業が好きであることは問題ありません。
しかし、どのように貢献できるかも伝えることで、企業に好印象を与えられます。
自分が企業のどの点に共感したのか言語化し、志望動機に盛り込みましょう。
共通する価値観が行動意欲につながる流れを示す
共通の価値観があなたの行動にどうつながるのか説明してください。
企業理念とあなたの価値観がマッチした結果、インターンに応募する人は多いでしょう。
しかし、あなたに与えた影響が不明だと、応募した理由が曖昧になります。
そこで、企業があなたの感情や思考にどう影響を与えたのか伝えましょう。
たとえば、「貴社の『挑戦を恐れない』という理念は、私が未経験の業務にも積極的に取り組む原動力となります」といった形です。
【200字のインターンシップ志望動機】自分の強みを活かした表現にする
自分の強みを活かした表現にする方法は、以下の3つです。
- 強みが発揮される場面を想像して書く
- 強みとインターンの内容がつながるように意識する
- 強みの背景と再現性の高さを簡潔に示す
インターンの内容によっては、自分の強みを活かせるものもあるでしょう。
志望動機に強みを盛り込み、参加意欲をアピールしてください。
強みが発揮される場面を想像して書く
自分の強みを活かす場合、強みが発揮される場面を記載しましょう。
あなたが業務にどのように貢献できるかを示す強力な材料となるからです。
たとえば「部活動で主体性を発揮し、チームをまとめました」と伝えてください。
集団において、主体性を発揮できる人材であることを、企業に説明できます。
ただ「私の強みは主体性です」と伝えても想像ができません。
どの場面で強みが活かされたのか具体的に述べるようにしましょう。
強みとインターンの内容がつながるように意識する
強みとインターンの内容をつなげることも重要です。
強みと業務をマッチさせることで、企業に即戦力として期待させることが可能です。
もし、インターンの内容がマーケティングに関するものであれば、課題解決力やプレゼン力が必要になります。
そこで、志望動機に上記の強みを加えることで、インターンとのつながりが生まれるでしょう。
その結果、インターンを志望する理由に説得力が生まれます。
強みの背景と再現性の高さを簡潔に示す
志望動機では、強みの背景と再現性の高さを示すことも重要です。
強みは業務に活かされて、はじめて効果を発揮します。
貴重な強みを持っていても、活かせる環境になければ意味がありません。
そこで、志望動機には自分の強みが、インターンでも活かせることをアピールしましょう。
再現性のある強みほど、あなたへの期待感が高まります。
そのため、自分の強みを発揮できる状況や環境も志望動機に加えましょう。
【200字のインターンシップ志望動機】成長意欲を伝える視点で書く
インターンの志望動機は、成長意欲を伝える視点でも作成することが可能です。
以下の3点を意識すると効果的な志望動機になります。
- 学びたいこととその理由を明確にする
- 現状の課題意識とその克服方法を絡める
- インターンがキャリアの第一歩であることを強調する
業界への興味や企業の共感が当てはまらない人は、成長意欲をアピールしましょう。
学びたいこととその理由を明確にする
まずは、インターンで学びたいことと選択した理由を明確にしましょう。
何を学びたいのかを明らかにすることで、参加の意気込みや熱意が伝えられるからです。
マーケティング業界であれば、データ分析の手法やプロジェクトのマネジメント能力などが挙げられます。
さらに、データ分析を学びたいと考えるきっかけや背景も伝えましょう。
「学びたいです」と言われても企業は何を教えたらいいかわかりません。
そこで、得たい学びと理由をセットで説明しましょう。
現状の課題意識とその克服方法を絡める
現状の課題意識と克服方法を絡めるのも効果的です。
自己分析ができていることに加えて、成長意欲の両方がアピールできます。
また、内省を交えた成長ストーリーは企業の印象に残ります。
そこで「プロスペクト理論は理解しているが、現場で使用したことがありません」と伝えましょう。
マーケティングに関する意欲をアピールしつつ、インターンに参加する理由が明らかになります。
インターンがキャリアの第一歩であることを強調する
インターンがキャリアの第一歩であることを強調する方法もあります。
インターンへの本気度に加えて、長期的な視点でのキャリアプランがあることをアピールできます。
「このインターンは、マーケターとして知識を身につける目標に向けた大切な第一歩になると考えております」のように、具体的な目標と結びつけましょう。
インターンになんとなく参加したいのではなく、目標達成に欠かせないことが印象づけられます。
【インターン 志望動機 200字】自分の強みを効果的にアピールする例文15選
自分の強みを効果的にアピールする例文を15個紹介します。
インターンではどの強みをアピールするかによって、企業の受け取り方が異なります。
そのため、企業が求める人物像にマッチした強みにすることが重要です。
自分の強みを志望動機に盛り込む場合、どういった文章になるのか参考にしてください。
- チームを支える調整力で円滑な協働を目指す
- 傾聴力を活かして相手の意図を正確にくみ取る
- 粘り強さで課題に挑み続ける姿勢を伝える
- 論理的思考力を軸にした問題解決への挑戦
- 行動力を活かしてスピード感ある現場で貢献
- 企画力を活かして新しい価値の提案を志す
- 協調性を発揮してチーム成果の最大化に挑む
- 初対面でも打ち解けられる柔軟な対応力を活かす
- 俯瞰的な視点で全体最適を考えられる強みを活用
- タスク管理の力で安定した成果に導く姿勢
- 情報収集力で意思決定の質を高める意欲
- 問題解決力で現場の課題に向き合う姿勢を示す
- 継続力を活かして地道な努力を積み重ねる
- 観察力で相手の変化を察知し行動につなげる
- 丁寧さを活かして信頼を得る対応を目指す
1.チームを支える調整力で円滑な協働を目指す
貴社の「チームで課題解決に取り組む」姿勢に強く共感しています。
大学のゼミで意見が対立した際、私は双方の意見を深掘りし、共通目標を再定義することで、全員が納得する解決策を導きました。
この経験から、連携の重要性を痛感しました。
インターンでは10名で1つのチームを作ると伺いました。
そこでメンバーと積極的に連携し、貴社の目標達成に貢献したいです。
2.傾聴力を活かして相手の意図を正確にくみ取る
貴社のインターンでは、相手の真意をくみ取る強みを活かしたいです。
アルバイトを経験した際、言葉の裏にあるニーズを理解する重要性を学びました。
とくに、対人対応の場面では、お客様やチームメンバーの声を丁寧に聞き、共感することで信頼関係を築いてきました。
この強みを活かすことで、貴社の業務に貢献し、実務でしか学べない深い対人スキルを習得したいです。
3.粘り強さで課題に挑み続ける姿勢を伝える
貴社のインターンでは、私の継続力を活かしたいと考えております。
大学のゼミでは経済学を専攻していました。
研究発表に取り組んだ際、困難な状況に直面しても諦めず、粘り強く試行錯誤を重ねることで、最終的に学部内で優秀賞を受賞しました。
ゼミでの経験から、目標達成には継続が不可欠だと学びました。
貴社の実務においても、この粘り強さを発揮し、貢献したいです。
4.論理的思考力を軸にした問題解決への挑戦
貴社のインターンでは、私の論理的思考力が活かせると考えています。
大学の学園祭の実行委員を担当した際、複雑な課題に直面しました。
そこで私は問題を細かく分解し、それぞれの要素を冷静に分析することで、最適な解決策を導き出しました。
この経験から、困難な状況でも冷静に判断する重要性を学びました。
インターンでも、論理的なアプローチで貴社の業務に貢献し、実践的な課題解決能力を磨きたいです。
5.行動力を活かしてスピード感ある現場で貢献
貴社のインターンで、私の「まず動く」という強みを活かしたいです。
私は大学2年から4年にかけて、ビジネスコンテストに参加しました。
プロジェクトで計画が行き詰まった際、私は議論よりまず試行錯誤し、即座に改善を重ねることで目標を達成しました。
この経験から、即実行と即改善の重要性を学びました。
貴社のインターンでも、この柔軟性とスピード感を持ち、積極的に貢献したいです。
6.企画力を活かして新しい価値の提案を志す
貴社のインターンシップで、ゼロから企画を立ち上げた私の経験を活かしたいです。
大学祭実行委員として、地域連携イベントを企画したことがあります。
このイベントは前例がないため、賛同者を募ることにしました。
その結果、さまざまなアイデアが集まり、魅力的なイベントになりました。
この経験から、自ら課題を見つけ、主体的に行動することの重要性を痛感しています。
インターンでも、与えられた業務だけでなく、積極的に提案・実行し、貴社に貢献しながら実践力を高めたいです。
7.協調性を発揮してチーム成果の最大化に挑む
私は、メンバーそれぞれの強みを活かした連携が、最高の成果を生むと信じています。
過去に参加した食育プロジェクトでは、チーム内の多様なスキルを見極め、役割分担を最適化することで、目標達成に貢献しました。
貴社のインターンシップでも、積極的に周囲と協力し、互いの得意分野を活かしたいと考えています。
その結果、チームとして最大のパフォーマンスが発揮できると確信しています。
そして、貴社の掲げる目標達成に貢献したいと考えております。
8.初対面でも打ち解けられる柔軟な対応力を活かす
変化の激しい広告業界において、貴社のインターンシップで私の環境適応力と関係構築力を活かしたいです。
私は、チェーン居酒屋で4年働いています。
繁忙期には、近所の店舗で助っ人として働くこともありました。
私は、新天地でもすぐに周囲と信頼関係を築き、スムーズな連携を実現しました。
この強みで、貴社の多様なプロジェクトに迅速に適応し、初対面の方とも積極的に協働することで、即戦力として貢献したいです。
9.俯瞰的な視点で全体最適を考えられる強みを活用
貴社の「全体最適を追求する」事業展開に共感し、インターンを志望いたします。
大学が主催の環境プロジェクトでは、一部に偏らず全体を俯瞰し、バランスを考慮して課題を解決しました。
この経験から俯瞰的な視点で物事を捉える重要性を学びました。
この俯瞰的な視点を貴社の事業に活かし、多角的な視点からチームの目標達成に貢献することで、貴社の更なる発展に貢献したいです。
10.タスク管理の力で安定した成果に導く姿勢
貴社のインターンで、私のマルチタスク管理スキルを活かし、更なる成長を遂げたいです。
学業では、複数のタスクと課題の厳しい期限を同時に管理し、計画通りに成果を出してきました。
当初は失敗することもありましたが、現在ではアプリをうまく活用し、タスクを管理しています。
この経験で培った計画性を貴社の業務で発揮し、実務における複雑な状況下でも成果を創出するノウハウを学びたいです。
11.情報収集力で意思決定の質を高める意欲
貴社のデータアナリスト職に強く惹かれたため、インターンを志望します。
私は、必要な情報を的確に集め、分析し、客観的な判断をくだすことにやりがいを感じてきました。
とくに大学の研究で膨大なデータを扱い、仮説検証を繰り返す中で、このスキルを磨いてきました。
貴社でこの強みを活かし、実務における多角的なデータ分析と意思決定プロセスを深く学び、貴社の事業成長に貢献したいです。
12.問題解決力で現場の課題に向き合う姿勢を示す
貴社のマーケティング事業に深く興味を抱き、インターンを志望します。
私は、目の前の課題に対し、自ら原因を深掘りして対策を講じることを得意としています。大学の講義では、データから問題点を見つけ出し、自ら試行錯誤して改善策を実行した経験があります。
課題を解決できた時には大きな達成感を覚えました。
この主体的な課題解決力を活かし、貴社の抱えるマーケティング課題に取り組み、貢献したいです。
13.継続力を活かして地道な努力を積み重ねる
貴社のインターンシップで、私の強みである継続的な努力を活かしたいです。
大学の研究で、結果がすぐに出なくとも粘り強く試行錯誤を重ね、最終的に研究発表に成功した経験があります。
発表の経験から、成果を出すには地道な努力が不可欠だと学びました。
インターンでもこの強みを活かし、困難な課題にも粘り強く取り組むつもりです。
さらに、社会に貢献できる人材となるための基盤を築きたいです。
14.観察力で相手の変化を察知し行動につなげる
貴社の「顧客中心主義」という理念に深く共感し、インターンを志望いたします。
私は人や状況の微細な変化に気づく観察力が強みです。
この力を活かし、お客様の潜在的なニーズを捉え、期待を超える提案をすることで、貴社の顧客満足度向上に貢献したいと考えております。
チーム運営においても、メンバーの変化を察知し、円滑な連携で成果最大化に貢献したいです。
15.丁寧さを活かして信頼を得る対応を目指す
貴社のインターンシップで、私の強みである細部への丁寧な対応力を活かしたいです。
私の強みはカフェでのアルバイトで培われました。
これまで、どんな小さな業務でも妥協せず取り組むことで、周囲からの信頼を築いてきました。
この経験から、お客様に信頼されることの重要性を実感しています。
貴社でこの強みをさらに磨き、将来お客様やチームから深く信頼されるプロフェッショナルとして成長していきたいです。
【200字のインターンシップ志望動機】面接を見据えた書き方に工夫する
インターンの志望動機を作成する際は、面接を見据えた書き方にしましょう。
面接を見据えるには、以下の工夫が効果的です。
- 志望動機の中に面接で展開できる伏線を入れる
- 面接官が気になる問いに先回りして応える構成にする
- 逆質問に活かせる視点や学びの意欲を含める
インターンは内定を獲得するステップの1つです。
面接を意識した内容にしましょう。
志望動機の中に面接で展開できる伏線を入れる
インターンの志望動機の中に面接で展開できる伏線を入れましょう。
追加質問につなげられる設計にすることで、面接官に興味を持ってもらえるからです。
たとえば、「アルバイトの経験から協調性を学びました」と書くことで、面接官は「アルバイトの経験について詳しく教えてください」と質問しやすくなります。
ほかにも、業界や企業への独自の視点や疑問を織り交ぜましょう。
面接官がなぜそう考えたのか尋ねたくなるような「問い」を設定できます。
面接官が気になる問いに先回りして答える 応える構成にする
面接官が気になる問いに先回りして答える構成にするのも有効です。
面接官がどのような疑問を抱くかを予測し、疑問に対する答えを事前に用意しておくことで、あなたの論理的思考力を示めせます。
ビジネスの現場では課題を予測し、解決策を準備する能力に通じるため、高く評価されるでしょう。
また、想定される質問を踏まえた志望動機にすることで、焦る必要がなくなり安定感が出ます。
逆質問に活かせる視点や学びの意欲を含める
志望動機に逆質問に活かせる視点や学びの意欲を含めることも重要です。
逆質問は、入社意欲や熱意を伝えるのに欠かせません。
そのため、インターンの志望動機であっても逆質問を見越した内容にしましょう。
また、学びへの意欲を示すことは、主体性や成長志向のアピールにもなります。
たとえば「貴社でマーケティングを学ぶ中で、データ分析についてさらに深く知りたいのですが、どのような取り組みをされていますか?」といった具体的な質問が可能です。
【200字のインターンシップ志望動機】志望動機作成のNG例
インターンの志望動機を作成するにあたって避けるべき点を3つ解説します。
以下の3つに当てはまっていないかチェックしましょう。
- 抽象的な言葉だけで内容が伝わらない構成
- インターンで何をしたいかが示されていない
- 自己アピールと企業内容が結びついていない
無意識のうちにマイナス評価を受けないよう注意してください。
抽象的な言葉だけで内容が伝わらない構成
抽象的な言葉だけで内容が伝わらない構成には注意しましょう。
熱意や興味といった漠然とした表現では、具体的に何をしたいのか、何に惹かれているのかが面接官に伝わりません。
さらに誰にでも当てはまるような言葉では、あなたの個性や企業への本気度が伝わらず、印象にも残らないでしょう。
インターンの志望動機であっても「貴社のデータ分析の手法を学びたいです」と明確に伝えることが重要です。
インターンで何をしたいかが示されていない
インターンで何をしたいかが示されていない志望動機も注意が必要です。
インターンを通じて得たい学びが欠けていると、目的意識が弱いと判断されるでしょう。
その結果、選考で落とされる可能性が高くなります。
インターンは単なる企業見学ではありません。
「学びたい」という意欲に加えて、得た学びをどう活かしたいのかを示す必要があります。
募集要項や事業内容から、身につけたスキルを明らかにしておきましょう。
自己アピールと企業内容が結びついていない
志望動機の自己アピールと企業内容が結びついていないのもNGです。
自分の強みを述べても、企業や業務と関係していなければ、評価につながりません。
たとえば、英語力を伝えても仕事で英語が必要のない会社もあります。
英語力自体は素晴らしいですが、企業はあなたの強みに魅力を感じないでしょう。
そこで、自分のアピールしたいポイントが企業の求める人物像にマッチしているか、確認してから提出してください。
まとめ
本記事では、インターンの志望動機を作成するにあたって評価される書き方について解説してきました。
インターンの志望動機は、内定を獲得するためにも重要です。
インターン程度と考えず、真剣に取り組みましょう。
志望動機を作成する際、業界や企業、自分の強みなどを絡めることが重要です。
単に「参加したいです」と伝えても、高評価は得られにくいので注意してください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート