インターンシップは友達と一緒に参加できる?一緒に就職活動をするメリットも紹介

インターンシップは友達と一緒に参加できる?一緒に就職活動をするメリットも紹介

はじめに

「インターンシップって友達と一緒に参加してもいいの?」
「インターンシップに参加するメリットとは?」
「友達と一緒にインターンシップに参加する時に、気をつけることはある?」
このように、就職活動中の方にはたくさんの不安や疑問があるのではないでしょうか。

本記事では、インターンシップに友達と一緒に参加することは可能なのかについて紹介しています。

この記事を読むことで、友達と一緒にインターンシップに参加するメリットや注意したいことについて把握できます。また、1人で就職活動をするメリット・デメリットについても触れているため、まだ就職活動のイメージがつかないという方にも参考になるでしょう。

インターンシップへの参加を検討されている方は、是非この記事をチェックしてみて下さい。

インターンシップには友達と一緒に参加しても良い?

基本的には、ほとんどの学生がインターンシップには1人で参加することが多いとされています。

しかし、友達と一緒にインターンシップに参加することは悪いことではありません。特に選考のない短期間のインターンシップであれば、友達と一緒に参加しやすいでしょう。

しかし、友達と一緒にインターンシップに参加する場合、インターンシップ参加中の他の学生とのコミュニケーションの取り方は注意しましょう。友達としかコミュニケーションを取らないといった姿勢でいると、マイナスなイメージを持たれてしまう可能性があります。

他の大学の学生や企業の社員とも、分け隔てなく接することを意識しましょう。

インターンシップに参加するメリット

就職活動において、インターンシップへの参加は必須ではありませんが、多くの学生が参加を経験している傾向があります。また、インターンシップに参加することで、本選考が有利に進むこともあると言われています。

ここでは、インターンシップに参加するメリットについて紹介していきます。

  • さまざまな出会いがある
  • 情報交換ができる
  • 社員と知り合うことができる
  • 働くことをイメージしやすくなる
  • 興味のない業界でも参加できる
  • 入社後のミスマッチを防げる

さまざまな出会いがある

インターンシップに参加すると、さまざまな出会いがあります。例えば、企業の社員や他大学の学生など、普段の学生生活では出会うことができない方々と出会えるでしょう。

グループワークやディスカッションを行うプログラムの場合、仲が深まりやすいと言えます。

情報交換ができる

就職活動に関する、情報交換ができるというメリットもあります。

同じインターンシップに参加している学生とは、志望業界が似ている可能性があるため、エントリーを検討している企業が同じである場合には、選考に関しての貴重な情報を交換できる場になるでしょう。

社員と知り合うことができる

インターンシップで知り合った学生同士でコミュニケーションを取るのも良いですが、企業の社員と積極的に関わるのもおすすめです。

社員と直接会って話をすることができる機会は限られています。OB・OG訪問を計画してもらうか、インターンシップに参加するくらいしかチャンスなないでしょう。

社員と直接話をすることで、企業や選考についてさまざまな情報を得ることができる可能性があります。また、志望業界や志望企業に関して、視野が広がることもあるでしょう。

働くことをイメージしやすくなる

就職活動中は、まだ会社で働くことをイメージできないという人も多いのではないでしょうか。このような方はインターンシップに参加することで、働くイメージを湧かせやすくなるというメリットもあるでしょう。

補助的な役割を持つアルバイトとは異なり、実務に近い体験ができるインターンシップは貴重な機会と言えるでしょう。また、社会人としてのマナーを身につけるチャンスでもあります。

興味のない業界でも参加できる

業界・企業研究を進めていくうちに、興味のある業界とそうではない業界が浮かび上がってくるのではないでしょうか。

インターンシップは、自分が興味を持っていない業界でも参加することができます。インターンシップに参加してみて、興味がない業界に関しても適性があるかを見極めるのも良いでしょう。

入社後のミスマッチを防げる

インターンシップに参加することで、業界・企業への理解が深まるため、入社後のミスマッチを防ぐことができます。

ミスマッチによる早期退職は、企業にとっても学生にとっても良いものではありません。インターンシップは、事前に企業の求める人物像と、自分の人柄が合致しているかを確認できる、貴重な機会となるでしょう。

友達と一緒に就職活動をするメリット

友達と一緒に就職活動をすることには、メリットとデメリットが存在します。

ここでは、友達と一緒に就職活動をするメリットについて紹介していきます。是非参考にしてみて下さい。

  • モチベーションを保ちやすい
  • 情報を共有できる
  • 客観的に自分を分析できる
  • 不安を感じにくくなる

モチベーションを保ちやすい

就職活動を共に頑張る友達を身近に感じることで、モチベーションを保ちやすいと言えるでしょう。

就職活動中は、選考の結果や手応えに一喜一憂することもあるでしょう。落ち込んだり、不安になったりすることは珍しいことではありません。

そんな時に、一緒に励ましあえる友達がいるのはとても心強いと言えます。相談に乗ってもらえたり、話を聞いてもらえたりするだけで、落ち着くこともあるでしょう。

情報を共有できる

企業や業界について、1人で情報を集めるのは簡単なことではありません。膨大な時間がかかることもあるでしょう。

友達と手分けして情報収集をすることで、負担を半減させることができます。また、自分では見つけることができなかった情報が手に入ることもあるでしょう。

客観的に自分を分析できる

自分のことを客観的に見るのは、なかなか難しいでしょう。就職活動中は、さまざまなツールを使って自己分析を行いますが、考えすぎた結果、自分のことがわからなくなってしまう人も多いとされています。

そんな時に、友達の意見を聞くことができるのがメリットの1つと言えるでしょう。自分では自覚していなかった部分が長所として見つかったり、意外な部分が評価されていたりすることもあります。

また、お互いに長所や強みを言い合うことで、客観的に自分を見つめ直す機会にもなるでしょう。

不安を感じにくくなる

友達と一緒に就職活動に取り組むことで、不安を感じにくくなるというメリットもあります。

就職活動中は、孤独感を感じて、不安になることもあるでしょう。そんな時、共に励ましあえる仲間がいると、とても心強いと言えるでしょう。辛いことがあった時には、友達に話を聞いてもらうのがおすすめです。

友達と一緒に就職活動をする際の懸念点

先述したように、友達と一緒に就職活動をする時には、注意したいこともあります。

ここでは、友達と一緒に就職活動をする際の懸念点について紹介していきます。是非チェックしてみて下さい。

モチベーションに差が生まれる場合がある

どれだけ一緒に頑張ろうと励ましあった友達でも、就職活動へのモチベーションに差が生まれてしまうこともあるでしょう。

例えば、友達が先に内定を貰った場合、少なからず焦りや不安を感じてしまい、就職活動に対して、高いモチベーションを維持することが難しくなってしまう可能性があります。

興味がある内容は人それぞれ違う

「一緒に頑張ろう」と誓った友達でも、やりたいことや興味があることが自分と全く同じとは限りません。

友達と一緒に就職活動に取り組むことで、選考に関しての情報交換ができると先述しましたが、就職活動を進めていくうちに、方向性が変わることもあるでしょう。

友達と比較してしまう可能性がある

就職活動は、自分に合った企業を見つけることが大切です。他人と比較したり、勝負したりする必要はありません。

しかし、どうしても友達と自分とを比較してしまう人もいるでしょう。「どうして自分だけ上手くいかないのだろう」と考え始めると、友人関係がストレスになってしまう可能性があります。

1人で就職活動をするメリット

就職活動に関しては、友達との情報交換を最低限に留め、1人で就職活動に臨む人も多い傾向があります。

ここでは、1人で就職活動をするメリットについて紹介していきます。是非チェックしてみてはいかがでしょうか。

  • 選考やインターンシップに集中できる
  • 自分の意思を通せる

選考やインターンシップに集中できる

自分の選考やインターンシップに集中し、全力を注ぐことができるというメリットがあります。友達と一緒に就職活動を進めると、友達と自分を比較してしまったり、友達の選考状況が気になってしまったりと、余計なことを考える時間が増える可能性があります。

目指す業界が異なる場合でも、SNSを使った連絡などに時間を費やしてしまうため、自分のことに集中する時間が取れなくなってしまうこともあるでしょう。

就職活動中は「自分のことだけに集中したい」「友達からの余計な情報は耳に入れたくない」という方は、友達と程よい距離感を保つことが大切と言えるでしょう。

自分の意思を通せる

1人で就職活動をすることで、周りの意見に惑わされず、自分の意思を突き通せるというメリットがあります。

友達の意見が耳に入ってくると、「自分は本当にこの企業で良かったのだろうか」「他に良い企業があったのではないか」と不安を感じることもあるでしょう。友達の意見に惑わされて、自信をなくしてしまう人も少なくありません。

他人の意見に惑わされやすい自覚がある方は、友達と距離を保ち、他人の意見を耳に入れないようにするのがおすすめです。

1人で就職活動をするデメリット

「就職活動は1人でやるものだ」「1人でやる方が気楽で良い」という考えの方も多いとされていますが、デメリットがあることも理解しておきましょう。

ここでは、1人で就職活動をするデメリットについて紹介していきます。是非チェックしてみて下さい。

考えが偏ってしまう

就職活動に関しての考え方や、情報収集の仕方などは、人それぞれ異なるものです。友達と一緒に就職活動を進めることで、自分では知らなかった情報を得たり、新たな視野が広がったりと、可能性を広げることに繋がるでしょう。

1人で就職活動をすることにこだわりすぎると、偏った情報しか耳に入ってこなくなってしまうこともあります。1人での就職活動に固執せずに、柔軟に対応できるようにしておくことが重要です。

情報収集の範囲が狭くなる

就職活動において、情報収集は欠かすことができません。就職活動は情報戦とも言われており、いかに効率的に情報を得るかが重要なポイントになるでしょう。

1人で就職活動に取り組むと、情報収集できる範囲が限られるだけでなく、偏った情報しか入ってこないというデメリットがあります。

1人で就職活動を行う際には、複数の情報サイトをチェックしたり、OB・OGから話を聞く機会を設けたりして、あらゆる方角から鮮度の高い情報を得られるようにしましょう。

インターンシップを成功させるコツ

インターンシップに参加する時には、きちんと目的や目標を持って臨むことが重要です。ただ闇雲に参加するだけでは、全く意味がないものになってしまう可能性があります。

ここでは、インターンシップを成功させるためのコツについて紹介していきます。インターンシップを意味のあるものにするためにも、是非チェックしてみてはいかがでしょうか。

  • いろいろなインターンシップに挑戦する
  • 時期は早めに参加する
  • 大学の就活サポートを利用する
  • インターンシップを使って業界研究する

いろいろなインターンシップに挑戦する

インターンシップを選ぶ時には、あまり業界や業種を絞りすぎないようにしましょう。参加前から業種や職種の範囲を制限してしまうと、自身の可能性や視野を狭めることになってしまいます。

あまり興味を持っていない業界のインターンシップでも、業界研究をしてみると興味が湧いてくることもあるでしょう。少しでも魅力を感じたインターンシップには、積極的に参加してみると良いでしょう。

就業型のインターンシップもおすすめ

就業型インターンシップとは、比較的長期間の日程で行われるインターンシップのことです。ベンチャー企業などで開催されることが多く、「社員の一員として業務にあたる」と考えるとイメージしやすいでしょう。

就業型インターンシップの特徴は、有給の場合があるということです。社員の一員として経験を積めるだけでなく、お給料をもらいながら働くことができる場合があります。お給料が発生する分、責任が重く、業務の内容も高度であることが多い傾向にあります。

しかし、短期間のインターンシップとは、比べ物にならないくらいの知識や経験を積むことができる可能性があると言えるでしょう。また、選考にも有利になることがあると言われているため、時間に余裕がある方は参加を検討してみるのがおすすめです。

時期は早めに参加する

インターンシップへの参加を検討している方は、早めに準備しておくことが重要です。多くの企業では、夏から冬までコンスタントにインターンシップが実施されています。

早めにインターンシップに参加することで、早期の選考に案内されたり、早い時期から選考対策ができたりと、多くのメリットがあるでしょう。特にベンチャー企業や中小企業は、早めに学生の囲い込みを行うことが多い傾向にあります。

インターンシップに関する情報が公開されたら、すぐに行動を起こせるように常にアンテナを張っておきましょう。

大学の就活サポートを利用する

大学のキャリアセンターなどでも、インターンシップの紹介を行っています。企業と大学とで繋がりがあるケースが多く、比較的採用されやすいのが特徴とされています。

また、キャリアセンターでは面接の対策や、エントリーシートの添削などのサポートもしてくれ、本選考の練習にもなるため、積極的に活用すると良いでしょう。

なお、キャリアセンターで紹介できるインターンシップの件数は限られていることもあるため、他の探し方と併用するのがおすすめです。

インターンシップを使って業界研究する

インターンシップは、業界研究をするのにも役立ちます。特に1日で完結するインターンシップは、業界説明や会社説明会を兼ねていることが多いとされています。

インターンシップで得られた業界に関する知識を、本選考に活かすのも良いでしょう。

インターンシップに友達と参加することも選択肢の1つ

友達と一緒にインターンシップに参加するのも、選択肢の一つです。その際には、他の学生や先輩社員とのコミュニケーションの取り方に気を配りましょう。特定の友達としかコミュニケーションを取らないという姿勢は、イメージダウンに繋がる可能性があります。

また、友達と一緒に就職活動に取り組んでも、最終的には自分1人の力で内定を掴まなければなりません。友達とは程よい距離感で、友好的な関係を保つことが重要です。

是非、本記事を参考にしてインターンシップに挑戦してみて下さい。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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