4月からの就活は、手遅れではありませんが、一般的なペースと比べて遅れていると言わざるを得ません。
そのため、これまで何もしておらず4月から就活を始める場合は、効率的に準備を進めることを意識しましょう。
4月の時点では、すでに就活は本格的にスタートしており、内定をもらっている人も少なくありません。
過剰に焦ってプレッシャーに押しつぶされそうになる必要はありませんが、遅れを取っていることは、現実としてしっかり受け止める必要があります。
そのうえで、4月からできる準備を効率よく進め、ポジティブな気持ちで内定を目指しましょう。
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大学4年生の4月の内定率
4年生の4月から就活を本格的にスタートさせる場合は、4月の内定率を前もって把握しておきたいところです。
26卒の2月の就職内定率は39.3%だったため、4月には、内定率は50%近くに上ると考えられています。
50%というと、まさに2人に1人くらいの割合で、就活生は内定を保有していることになります。
割合としてはかなり高いといえるため、4月以降に内定を持っていない場合は、一定の緊張感を持って就活を進めることが重要です。
なお、多くの企業は3月に情報を解禁したうえでエントリー・選考を開始しますが、昨今は早期選考を行う企業も増えています。
2月の時点で40%近くの人が内定を獲得しているのは、このような選考早期化の流れが影響しているためと考えられます。
【4月からの就活は手遅れ?】26卒の一般的な就活スケジュール
4月からの就活は、手遅れとまでは言わないものの、早めに準備を始めてきた人と比べて遅れていることは事実です。
そのため、今から遅れを取り戻して内定につなげるには、一般的な就活スケジュールから把握することが大切です。
26卒の一般的な就活スケジュールとして、ここでは、以下のポイントを解説していきます。
- 就活は3月の情報解禁後から本格化している
- すでに早期に選考を開始している企業も多い
- 夏以降の採用や通年採用を行う企業もある
このように全体の流れや傾向を理解しておくことで、今から始めるべきことがわかりやすくなります。
では、詳細をそれぞれ見ていきましょう。
就活は3月の情報解禁後から本格化している
就活が本格化するタイミングは、一般的には、3月の情報解禁後です。
一部の企業・業界を除いて、ほとんどの企業は3月1日に新卒採用の情報を公開するため、それに伴って説明会やエントリーの受付を始める流れになります。
この情報解禁を経て、多くの就活生が動き出すため、3年生の3月は非常に重要な時期になるでしょう。
エントリー後は会社説明会の案内が届く流れであり、エントリーした企業が多ければ、その分予定がどんどん埋まっていくことになります。
そして、説明会・エントリーを済ませたあとは、いよいよ本選考が開始されます。
企業によって具体的なスケジュールは異なるため、1社ごとに詳細はよく確認しておく必要がありますが、早ければ3月後半頃には面接の予定が入ることになります。
その後は4月に入り、多くの企業が面接による選考を本格化させていくことになります。
すでに早期に選考を開始している企業も多い
近年は前倒しで選考を行う企業が増えているため、就活には、全体的に早期化の流れがあるといえます。
そのため、3月や4月を迎える頃には、すでに早期選考を経て内定を獲得している就活生も少なくありません。
情報解禁前に内定を持っている就活生がいるのは、前倒しで選考を始めていた企業にエントリーしており、その企業から内定を勝ち取っているからです。
なお、早期選考を行う傾向が強い企業・業界は、以下のとおりです。
- ベンチャー企業
- 外資系企業
- 放送・マスコミ業界
- IT業界
ただし、以上はあくまで傾向であり、上記の企業・業界が必ず早期選考を行うわけではありません。
逆に大企業であっても早期選考を実施した事例はあるため、志望企業の選考情報はこまめにチェックすることが大切です。
どのような流れと締め切りで選考を行うのか確認し、手遅れを防ぎましょう。
夏以降の採用や通年採用を行う企業もある
企業の採用活動は、夏以降でも行われています。
特に中小企業やベンチャー企業は、内定辞退者が出やすいため、夏以降の採用に積極的な場合が多いです。
また、企業によっては通年採用を取り入れている場合もあるため、その際は時期はほとんど関係ないといえます。
このように内定を勝ち取れるタイミングは、実際のところ何度もあるものです。
4月からの就活は確かに遅いものの、完全に手遅れでない理由は、このようにまだまだチャンスは残されているからです。
そのため4月からあわてて就活に取り組んだものの、結果として夏までに内定が出なかった場合は、今度は夏採用に向けて準備を万全にする必要があります。
なお、確かにチャンスはまだ残されていますが、やはり時期が遅くなるほど選択肢が狭まることは事実です。
人気のある大手企業が、夏や秋のタイミングで採用活動を継続するパターンはあまりありません。
そのため、タイミングが遅れるほど、徐々に選択肢が狭まっていくことは理解しておきましょう。
【4月からの就活は手遅れ?】就活スケジュールにおける4月の特徴
4月から就活に取り組む際、4月中に見られる、具体的な就活スケジュールの特徴をつかんでおきましょう。
そのためここからは、就活スケジュールにおける4月の特徴を紹介していきます。
主な特徴は以下のとおりです。
- 一度は面接を経験している就活生がほとんど
- 複数社の選考が同時に進むため忙しい
- すでに内定出し、採用終了の企業もある
このように4月に起こることや忙しさの程度を理解しておけば、より計画的に就活の準備を進められます。
では、3つの特徴を詳しく解説していきます。
一度は面接を経験している就活生がほとんど
4月の時点では、一度は面接を経験している就活生がほとんどを占めることになります。
というのも4年生の4月までには、インターン選考や早期選考など、面接を経験するタイミングが何度もあるからです。
また、企業によっては3月にエントリーを開始したうえで、3月下旬頃には早くも面接を実施する場合があります。
そのため、傾向として4月までには多くの就活生が面接を経験した状態で、今後の対策を進めている状態といえます。
事前に面接を1回以上経験していれば、どのような空気感なのかがある程度わかるため、対策も進めやすくなるでしょう。
なお、4月までに一度も面接を経験してきていない人は、ほとんど就活らしい準備を今まで何もやってきていない人といえます。
当てはまる人は、そのような不利な状況を少しでも解消するために、模擬面接などの対策を徹底的に重ねることが大切です。
複数社の選考が同時に進むため忙しい
4年生の4月は、複数社の選考が同時に進む状況になります。
3月の情報解禁を経て、3月はエントリー手続きや説明会参加に追われることが多いですが、これに対して4月は選考が本格化してくる時期になります。
そのため、複数社の採用選考が同時進行となるケースが多く、忙しさはピークを迎えるでしょう。
あわせて面接練習などの対策も必要なので、土日以外はほとんど時間が取れない人も少なくありません。
アルバイトを続けながら就活に取り組む場合は、基本的に3月以降は、シフトを少なく抑えるなどの工夫が必要です。
また、同時進行で選考が進めば、それに伴って的確にそれぞれのスケジュールを管理しなければなりません。
日程を間違えれば命取りになるため、アプリや手帳などを積極的に活用し、毎日の予定ややるべきことを整理しながら選考に臨みましょう。
すでに内定出し、採用終了の企業もある
4月には、すでに内定を出し切ってしまい、採用活動を終了する企業も出てくるため注意が必要です。
応募者が殺到しやすい大手企業などは、早々に採用終了となるパターンがあり得ます。
そのため、4月から本格的に就活を始める場合は、志望する企業によってはエントリーできない可能性があります。
採用終了となれば、その企業への新卒での入社は、残念ながら諦めなければなりません。
その意味では、4月からのやや遅れた就活は、人によっては手遅れにもなり得るでしょう。
しかし、完全に就職先のあてがなくなったわけではないため、4月以降にエントリー先を探す場合は視野を広げることが大切です。
広い視野でさまざまな選択肢を検討すれば、それに伴って内定を獲得できる可能性も高まるでしょう。
4月の就活でやるべきことやスケジュールはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【4月からの就活は手遅れ?】4月から始める人もまだ間に合う理由
4月からの就活でも、基本的には手遅れにはならず、精力的に準備すれば内定獲得までにはまだ間に合うものです。
4月までほとんど何もしていない状態でも、動き方次第では、6月頃までには内定を獲得することが可能になります。
就活を4月から始めてもまだ間に合う理由は、以下のとおりです。
- 4月からエントリーを受け付けている企業も少なくない
- 企業によっては二次募集もスタートしている
- まだ内定を獲得していない就活生も半数近くいる
3月の情報解禁から1か月以上経ったとはいえ、まだエントリーを受け付けている企業も実際にはたくさんあります。
必要以上にあわてないためにも、4月からの就活でもまだ間に合う理由を見ていきましょう。
4月からエントリーを受け付けている企業も少なくない
4月からの就活でも、まだ完全に手遅れにならない理由は4月からエントリーを受け付けてている企業も少なくないからです。
基本的に就活の本格的な開始時期は大学3年生の3月からですが、4年生の4月~5月頃から選考を受け付ける企業も中にはあります。
そのため、4月からの就活をスタートさせたとしても、エントリー時期が比較的遅い企業を選べば内定を勝ち取れる可能性が出てきます。
もちろん、より良いのは早い段階で就活準備を始めておけることですが、時期によってそのときに合う選択肢はあるということです。
したがって4月から就活を始める場合は、自己分析や業界研究などをしっかり行いつつ、今からでもエントリーが間に合う企業をピックアップすることが大切です。
企業によっては二次募集もスタートしている
企業によっては、二次募集がスタートしているケースもあります。
よって、二次募集にエントリーするという選択肢も生まれるため、4月からの就活でも間に合う可能性は十分にあるものです。
企業によっては採用予定数を下回り、追加の二次募集が実施されるケースも少なくないため、春を過ぎたタイミングでも採用活動は継続されています。
このような二次募集は、場合によっては「秋採用」「冬採用」と呼ばれます。
そのため、4月までほとんど準備をせず過ごしてきてしまい、春のうちに内定を勝ち取ることは絶望的…という人は、二次募集に向けて徹底的に準備を重ねる選択肢もありでしょう。
なお、二次募集の具体的な募集時期や企業の見つけ方などは、以下の記事をぜひ参考にしてみてください。
まだ内定を獲得していない就活生も半数近くいる
4月からの就活でも間に合う理由は、そもそも、まだ内定を獲得していない就活生が半数近くいるからです。
確かに4月時点での内定率は50%前後になり、内定を持っている人の数だけを見れば焦る気持ちは強まるでしょう。
しかし逆に内定を持っていない人の割合を見れば、同じようにおおよそ2人に1人が、まだ内定を獲得していないことがわかります。
そういった面からも、まださまざまなタイミングでチャンスがあることがわかります。
4月上旬であれば、急いでエントリーすれば複数社にエントリーできる可能性があり、徹底的に準備すればそのまま内定につながることもあり得るものです。
まずは焦りすぎず、しっかり就活と向き合えばまだ間に合うことを認識したうえで、4月以降の就活を効率よく進めていきましょう。
【4月からの就活は手遅れ?】4月からの就活でやるべき就活対策5選
4月からの就活では、少しでも早く選考に間に合うように、さまざまな点に目を向けて着実に準備を進める必要があります。
そのためここからは、4月からの就活でやるべき対策を紹介していきます。
やるべきことは以下のとおりです。
- 就活スケジュールを作成する
- 自己分析をする
- 興味のある企業へのエントリー・説明会参加をする
- 業界研究・企業研究をする
- 選考対策をする
このように事前に必要な対策・手続きを整理したうえで、落ち着いて準備に取り掛かれば、4月からの就活でも手遅れではありません。
では、それぞれどのようなことをやるべきなのか、詳細をチェックしていきましょう。
1. 就活スケジュールを作成する
まずは、4月からの就活を計画的に行うために、就活スケジュールを作成しましょう。
4月からの就活でこれまで何も準備を進めてきていない場合は、ほかの就活生と比べて、かなり時間に限りがあることがウィークポイントになります。
そのため、4月からの就活では、とにかく時間を無駄にせず有効活用することが大切です。
最初にやるべきことや各種手続きの締め切りなどを整理し、あらかじめスケジュールを立てて就活に取り組みましょう。
毎日の予定や就活全体の流れなどを把握しながら動けば、今後の予定に対して必要な対策を効率よく進めていけます。
特に、4月はES提出や面接などが立て込むため、スケジュールの把握は必要不可欠です。
複数の企業の選考が同時進行となる場合は、それぞれの選考フローをしっかりまとめておき、混同しないように把握することが大切です。
2. 自己分析をする
4月からの就活では、はじめに、自己分析を欠かさないようにしましょう。
就活では、面接官に自分の魅力や強みをアピールする必要があり、そのうえで自分がなぜその企業を志望するのか具体的に説明しなければなりません。
自己理解が不十分なままでは、まともなアピールができないため、内定獲得は難しくなります。
そのため、就活では最初に必要なこととして、必ず自己分析を行いましょう。
自己分析で自分の強みや長所、短所、性格、興味関心などを明確に理解すれば、そこから向いている仕事や環境などは自然と見極められるようになります。
そこから説得力のあるアピールができるようになるため、自己分析を一切行わないこと、雑に済ませることは就活においてはNGです。
時間がない場合は、適職診断や自己分析ツールなども積極的に活用しながら、効率的に自分に対する理解度を高めていきましょう。
3. 興味のある企業へのエントリー・説明会参加をする
4月からの就活を成功させるには、興味のある企業へのエントリー・説明会参加を済ませる必要があります。
具体的な行動に移せば、自ずと次にやるべきことが見えてくるため、これまで紹介した内容は間髪入れずに取り組むと良いでしょう。
まずは、エントリーしなければ内定の可能性は完全にゼロになってしまうため、今からエントリーできる企業を見つけることが大切です。
このときは、特定の業界にこだわったり、大手企業ばかりを選んだりしないようにしましょう。
4月からの就活は、一般的なペースと比べると遅れ気味といえるため、ある程度視野を広げてエントリー先を選んだほうが内定につながりやすくなるからです。
4月の時点でまだエントリー可能な企業は、3月にエントリーできる企業と比べて、ただでさえ少ない傾向にあります。
業界研究を行いながら少しでも気になる業界をリストアップし、エントリー・説明会参加を行いましょう。
4. 業界研究・企業研究をする
4月からの就活を成功させるためには、業界研究・企業研究もしっかりと行う必要があります。
本来であれば、企業研究を先に済ませることが一般的なやり方ですが、4月からの就活で時間がない場合は効率の良さも重視することが大切です。
そのため効率よく研究・分析を進めるなら、興味を持った企業を起点に、業界研究を進めていくことが望ましいでしょう。
業界・企業研究を前もって行えば、それぞれの業界・企業でどのような人が求められているのかがよく見えてきます。
これは、自分の適性を見極めるうえで重要なプロセスであり、じっくり研究・分析を行えばよりミスマッチを防ぐポイントになります。
効率よく準備することは必要ですが、業界・企業研究が不十分だと自分に向いている仕事も見えてこないため注意しましょう。
5. 選考対策をする
4月からの就活で失敗を避けるには、各種選考対策を徹底することが必要です。
ESの添削や模擬面接、Webテストの勉強などが挙げられます。
選考対策をほとんど行わずに選考に臨むと、やはり良い結果にはつながりにくいです。
ESに関しては、ポイントを押さえながら作成したうえで、必ず添削・見直しを行うことが重要です。
周りの人に見てもらったり、ツールやサポートサービスを活用して添削を受けたりすることがおすすめです。
面接対策では、想定される質問の回答を準備したうえで、自然に答えられるように模擬面接を繰り返し行うことが大切です。
特に、コミュニケーション能力などに自信がない人は、自分で話し方を見直したり何度も練習したりするなどの対策が必須といえます。
また、近年は多くの企業が適性試験の一環でWebテストを導入しているため、選考対策ではテスト勉強も欠かせないでしょう。
過去問などをおさらいしながら解き方や時間配分のコツを整理し、隙間時間を活用しながら
勉強を進めていくことがおすすめです。
【4月からの就活は手遅れ?】4月からの就活で注意すべきポイント
4月からの就活は、いくつかのポイントに注意したうえで進める必要があります。
時間がないからこそ、注意点については事前にしっかりチェックし、失敗やトラブルを避けることが大切です。
主な注意点は、以下が挙げられます。
- 企業の採用スケジュールはこまめに確認する
- 周りの就活生の状況と比較しすぎない
- 就活の軸を明確にもっておく
特に、周りの就活生と比較しすぎず、自分自身で丁寧にモチベーションやメンタルを管理することが大切です。
また、スケジュールを細かくチェックすることや就活の軸を明確に定めることも重要です。
では、詳細をそれぞれ見ていきましょう。
企業の採用スケジュールはこまめに確認する
4月から就活を始める場合は、一般的な就活生のペースと比較してやや遅れたスタートになるため、企業の採用スケジュールをこまめにチェックする必要があります。
時間が限られているからこそ、企業の採用スケジュールを前提に、やるべきことや対策の内容を決めることが大切だからです。
例えばエントリーシートの提出期限や面接日などを事前に把握しておけば、少なくとも、最低限いつまでに選考対策を行えば良いのかが見えてきます。
計画的かつ効率的に選考を受けるためにも、採用スケジュールは逐一確認しながら動くことが望ましいです。
なお、同じように4月以降でもエントリーできる企業でも具体的なスケジュールは異なるため、異なる企業のスケジュールを混同しないことも重要です。
周りの就活生の状況と比較しすぎない
4月からの就活では、周りの就活生の状況と、あまり比較しすぎないようにしてください。
自分を奮い立たせるうえであえて比較し、ある程度自分にプレッシャーを与えることも大切ですが、比較はあくまでやり過ぎない範囲に抑える必要があります。
就活のゴール設定は人によって異なり、内定獲得数や獲得時期の早さなどは、そもそも周りと比べるものではありません。
そのため、一般的な内定率のデータにも、あまり振り回されないようにしましょう。
周りの就活生と比較した結果、強いプレッシャーを感じるようになれば、選考対策にはなかなか集中できなくなります。
今からできる就活に気持ち良く集中するためにも、不必要な比較は行わないようにしましょう。
就活の軸を明確にもっておく
4月から就活を始める場合は、就活の軸を明確に定め、軸からぶれない企業選びを心がける必要があります。
どのようなタイミングから就活をスタートするにしても、就活の軸は、自分の方向性を明確に定めるうえで必須のものだからです。
就活の軸を設けていなければ、常になんとなくの感覚でエントリーする企業を選ぶことになってしまい、ミスマッチが起こる原因になります。
説得力のある志望動機や自己PRなども見つからないため、当然、良いアピールもできないでしょう。
そのため、準備として自己分析を行った際は、その結果に基づいて就活の軸も明確に定めておきましょう。
自分の興味関心や強み、モチベーションが上がるポイントなどに基づいて、企業選びがスムーズになる軸を定めてください。
【4月からの就活は手遅れ?】4月から就活を始めるのが不安な場合の対処法
4月から就活を始める場合でも、手遅れにはなりませんが、どうしても不安がぬぐえない人も多いはずです。
そのためここからは、4月からの就活が不安なときの対処法を紹介していきます。
主な対処法は、以下の3つが挙げられるでしょう。
- OBOG訪問をする
- 大学のキャリアセンターを利用する
- 就活エージェントを利用する
以上の点を意識して4月からの就活のサポートにつなげれば、不安や疑問を解消できるため、より就活に集中しやすくなります。
では、対処法の内容を詳しくまとめていきます。
OBOG訪問をする
4月からの就活が不安な場合は、OBOG訪問で、事前に情報収集することがおすすめです。
OBOG訪問とは、気になっている企業・業界で実際に働いている先輩を直接訪ね、業務内容や会社の雰囲気、おすすめの選考対策などを教えてもらうことを指します。
OBOG訪問を通じて得られる情報は、よりリアルかつ具体的であり、企業・業界研究や選考対策に大きく役立つでしょう。
4月以降は面接が多くなるため、OBOG訪問に出かける就活生も少なくなりますが、それでも機会があればOBOG訪問には積極的に行くべきといえます。
直接アドバイスが聞けるため、とにかく情報や知識を充実させることで安心したい人には、OBOG訪問はおすすめです。
専用のマッチングサービスや大学のキャリアセンターなどを積極的に活用し、情報を教えてくれる先輩を見つけましょう。
大学のキャリアセンターを利用する
4月から就活を始めるうえで不安が大きい場合は、大学のキャリアセンターを積極的に利用することが大切です。
大学のキャリアセンターでは、同じ大学の人がどのような就活をしているのか、スムーズに情報収集することができます。
また、キャリアセンターには、そもそも就活や卒業後のキャリアについて情報が充実しています。
積極的に通ってキャリア相談を行ったり、模擬面接を実施してもらったりすれば、アドバイスを受けながら効率的に準備を進められるでしょう。
ただし、3年生の3月以降は就活が本格化するため、キャリアセンターの相談窓口や選考対策の予約は取りにくくなる場合があります。
キャリアセンターを有効活用したい場合は、少しでも早めに行動を起こすことが大切です。
就活エージェントを利用する
4月からの就活で不安が大きい場合は、就活エージェントを利用することがおすすめです。
就活エージェントは就活支援のプロであり、企業紹介だけでなく、企業ごとの選考対策まで手厚くサポートしてくれることが大きなメリットです。
選考対策では、ESや履歴書の添削、模擬面接などを積極的に行ってもらえます。
プロによるわかりやすいアドバイスをもとに、効率的に就活準備を進めていけるため、4月から就活を始める場合は良いサポートになるでしょう。
実際に就活エージェントは、就活支援において多くのノウハウを持っており、準備が遅れてしまった人にもさまざまな支援のパターンを用意しています。
4月の段階で何もしていない状態でも、やるべきことを丁寧に案内してもらえるため安心です。
就活エージェントは基本的に無料で利用できるため、気になる人は、まずは登録手続きを済ませましょう。
【4月からの就活は手遅れ?】まとめ
4月からの就活は、確かに遅れ気味ではあるものの、手遅れではありません。
そのため、まずは今から準備すべきことと今後のスケジュールを整理し、計画的に動くことが大切です。
今からでも就活と徹底的に向き合ったうえで積極的に行動すれば、早ければ6月頃までには内定を獲得できる可能性があります。
また、6月までの段階で内定が出なくても、夏以降でも採用のチャンスはたくさんあるものです。
まずは自己分析や企業研究などの必要な準備を行い、残されたチャンスと時間を十分に活用したうえで、効率的に就活成功を目指しましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート