インターンは何年生から参加すべき?参加前に押さえておくべきポイントを解説!

インターンは何年生から参加すべき?参加前に押さえておくべきポイントを解説!

はじめに

「インターンシップに参加するメリットはなに?」

「インターンシップには何年生から参加したら良いの?」

このように、就職活動のためにインターンシップに参加した方が良いのか悩む方もいるでしょう。

そもそもインターンシップとは、企業主催の就業体験です。

主に開催期間により、長期インターンと短期インターンに分かれています。

長期インターンは一般的にどの学年でも参加可能であり、短期インターンは一般的に大学3年生の6月から申し込みが可能な企業が多いですが、1・2年生でも参加できるものも存在します。

本記事で詳しく見ていき、ぜひご自身の就活に役立ててください。

この記事を読んでわかること
  • ・インターンシップに参加する方法や探し方がわかる
  • ・長期・短期インターンに参加するそれぞれのメリット
  • ・インターンシップに参加することで身につくこと
この記事をおすすめしたい人
  • ・就活に対して不安な気持ちがある
  • ・インターンシップに参加するのは大事だと思っているけど何をすれば良いかわかっていない
  • ・就活で少しでも他の学生と差をつけたいと思っている

長期インターンシップ

1か月以上のインターンシップは、長期インターンシップに分類されます。期間は数か月のものもあれば、長いもので1年以上のものもあります。

長期インターンシップでは、実際にその企業の仕事を体験できる内容になっている場合が多いとされています。そのため、会社の上辺だけの雰囲気だけではなく、深いところまで知ることができるでしょう。

会社側としては、企業についてよく知ってもらえるメリットがあります。また、実際に就職した際、すぐに現場で使えるような力を身につけてほしいという目的もあります。

短期インターンシップ

1日や数日で完結するインターンシップは、短期インターンシップと呼ばれます。短期インターンシップは、会社説明会の延長のようなものが多いのが特徴です。会社の説明や実際に働いている先輩社員との交流会などで成り立っています。

短期インターンシップは、数日で終わるため気軽に参加できる点が魅力です。また、企業側としては、参加してもらうことで会社説明会だけでは説明しきれない自分達の企業の良さについて知ってもらいたいと考えています。

そのため、質疑応答の時間も多いため、事前にその企業についての知識をつけてから参加すると良いでしょう。

インターンシップとアルバイトの違い

インターンシップとアルバイトでは行う目的に違いがあります。インターンシップの目的は学生に会社の良さや実際の仕事内容について知ってもらうことです。

学生達は参加することで、会社について今まで以上に深く知ることができるため、その経験を就職活動に生かすことができるでしょう。また企業側も、自分達の企業について理解してもらうことができます。

一方アルバイトの場合、雇用する側は労働力の確保のために行います。またアルバイトをする側の目的に関しては、人によって違いがありますが、一般的に多くの方がお給料のために行っていると言えるでしょう。

【インターンは何年生から?】インターンシップは何年生から始めるべき?

一般的にインターンシップは、就職活動を翌年に控えている大学3年生や、大学院生などを対象に行われることが多い傾向にあります。そのため、大学3年生の夏と冬の長期休暇に設定されていることが多いでしょう。

しかし、企業の中にはインターンシップの参加対象に学年不問で募集しているようなところや、シーズン問わず募集しているようなところもあります。

早い時期から就職活動を考えている人やインターンシップに興味を持った際は、募集している企業がないか、一度探してみるのも良いでしょう。

1~2年生でもインターンシップを始められる?

インターンシップは、大学1年生や2年生からでも参加することはできます。そしてその場合は、長期インターンシップがおすすめです。

長期インターンシップでは、実際に企業の戦力として働いてもらうケースが多く、給料が発生する場合もあります。また長期インターンシップでは、その企業について知ることができる以外にビジネスマナーなどを身につけることもできます。

学生時代に、通常のアルバイト以外で将来のために何かしたいと考えている方は、長期インターンシップに参加してみるのもおすすめです。

3年生はインターンに参加するのがおすすめ

大学3年生の6月になると短期インターンが解禁になります。

インターンに参加することで企業・業界研究についてより深く理解できるチャンスであり、本選考の選考対策のためにインターンシップに参加する学生は多いです。

就活を有利に進めたいという3年生の方は参加することをおすすめします。

3年生はサマーインターンに参加することが順調に就活を進めるポイントになります。

サマーインターンについて詳しくはこちらをご覧ください。

インターンに参加する際は目的を決めるのが重要

インターンに参加するのに遅い時期は存在しません。

ただし、参加目的によっては早く参加したほうがいいこともあります。

例えば、「志望職種の適性を長期インターンで確認したい場合」や「長期インターンでガクチカを作りたい」、「行きたい企業がなく、短期インターンで興味のある企業を探したい」という人は、早めの段階でインターンに参加したほうが望ましいでしょう。

インターンを有意義にするためには、参加目的を明確にすることが重要です。

一方、就活が終わり、内定した企業の職種のスキルを身に着けるために長期インターンをしたいというケースもあり、一概に○年生だから遅いとは言えません。

人によりインターンの目的が違いますので、参加の際は目的を明確にしておきましょう。

【インターンは何年生から?】長期インターンに参加するメリット

インターンといっても長期インターンと短期インターンは内容は大幅に異なり、得られるメリットは変わってきます。

まず長期インターンに参加するメリットを解説していきます。

ガクチカにできる

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略で、就活で必ず聞かれる質問の1つです。

長期インターンに参加することで、新しい挑戦に試行錯誤したり、インターン生をまとめた経験を魅力的なガクチカにすることができます。

特に、サークルやアルバイトなどの経験がない人におすすめです。

ただし、主体的に行動することが重要なため、目的意識や成長意識を持って取り組むことが大切です。

受け身な学生が欲しいという企業は少ないですから、能動的な姿勢で取り組みましょう。

スキルが身につく

長期インターンでは、その期間中に特定の職種の仕事を経験することになります。

その職種のスキルを身に付けることができると、就活を進めるにあたって非常に有利になります。

特に既になりたい職種が決まっている人や、就活が終わった人がスキルを高められることもあり、長期インターンに参加することはおすすめです。

給料がもらえる

長期インターンでは給与が支給されます。

給与形態は時給の場合や出来高制の場合があり、インセンティブがつくこともあり様々です。

長期インターンの場合、先輩上司の指示のもと実務を遂行することから給与が発生します。

給与がもらえることでより当事者意識を持って取り組めるという狙いもあります。

スキルを身に着けながら稼ぎたいという学生におすすめです。

【インターンは何年生から?】短期インターンに参加するメリット

次に短期インターンに参加するメリットを解説します。

先述しましたが、短期インターンは長期インターンとは全く異なるプログラム内容になるため、注意が必要です。

しっかり内容を把握して参加しましょう。

業界研究・企業研究ができる

短期インターンに参加することで、その企業の属する業界や企業についての大まかな知識を身に付けることができます。

企業のウェブサイトには掲載されていない情報を手に入れられることもあります。

また、質疑応答で疑問点などを解消できることもあり、より一層リアルな業界・企業研究ができるでしょう。

業界・企業研究がしっかりできていれば他者から大きくリードすることができます。

選考対策ができる

選考があるインターンに参加する場合、そのインターンの選考対策を行うこと自体が本選考対策になり、内定獲得に直結します。

また、インターンの内容としてグループワークやグループディスカッションが含まれている場合も、本選考対策ができます。

志望している業界・企業があれば進んで参加することをおすすめします。

本選考で優遇されることがある

企業によってはインターンに参加することで、一次面接免除などの特典を受けられることもあります。

また、インターンで良い成果を残せると、優遇ルートに招待されることもあります。

もちろんインターンに参加しても両者のミスマッチもあるため、必ず優遇されるというわけではありません。

しかし、見ず知らずで初対面の学生かインターンに参加して人柄が理解できている学生のどちらを採用したいかは明白ではないでしょうか。

「本選考で優遇があるかもしれない」ということをモチベーションにして取り組むと、結果として良い成果に結びつくかもしれません。

インターンシップに参加するための手順

インターンシップをするにあたっては、選考に申し込むまでに計画していくつかの手順を踏むと良いでしょう。インターンシップを自分にとって良い経験にするためには、前準備がとても大切です。

次は、インターンシップに参加するための手順について説明していきます。

①自分が興味を持っているものを見つける

まずは申し込む前の準備として、自分が何に興味を持っているのか自己分析をすることが大切です。自分が将来何をしたいのか、どのような企業で働きたいのかなどを考えるところから始めます。この自己分析は何年生であってもできるでしょう。

さまざまな職種のインターンシップに参加して、自分が興味のあることを探していくのも1つの手です。しかし限られた時間を有効に使いたいならば、まずは自分が何に興味を持っているかある程度考えてから次のステップに進むと良いでしょう。

②参加する企業を選ぶ

自分の中で興味がある分野ややりたいことが見えてきたら、次はインターンシップに参加する企業を選びます。企業の中にはインターンシップを募集していないような企業もあります。

そのため、就職サイトや学校の就職センターなどで、インターンシップを募集している企業を探しましょう。

また、企業によってインターンシップの内容や期間、選考方法などが異なります。その点も確認しながら、インターンシップの選考を受ける企業を決めると良いでしょう。

③選考対策

インターンの選考は、書類選考→WEBテスト→面接の流れで進むことが一般的です。

これらの項目を1つずつ解説していきます。

着実に成果につながるよう取り組んでいきましょう。

書類選考

書類選考は、ES(エントリーシート)や履歴書の対策が必要となります。

そのために魅力的な志望動機や自己PR、ガクチカを作ることが重要です。

これらは書類選考だけでなく、その後の面接にも大きく影響してきます。

魅力的なES、履歴書を作りあげるため、それぞれの書き方について理解しましょう。

インターンのESの書き方について詳しくはこちら。

インターンの履歴書の書き方について詳しくはこちら。

WEBテスト

WEBテストは複数の種類があり、企業により異なります。

まず、応募する企業の過去の選考内容を確認し、どのWEBテストが行われているのかを確認する必要があります。

そして、効率的で効果的なWEBテストの対策を進めましょう。

WEBテスト対策について詳しくはこちらをご覧ください。

面接

面接は企業により、回数や形式が異なります。

基本的には個人面接やグループ面接、グループディスカッションなどが行われます。

就活をはじめたばかりの方は面接の経験が少なく、苦手意識を持っている人は多いでしょう。

まず量をこなして面接に慣れる練習をすることがおすすめです。

インターンの面接を通過する質問・回答例はこちら。

人事目線で解説するグループ面接のポイントはこちら。

グループディスカッションを突破するコツはこちら。

参加できるインターンシップを探す方法

インターンシップを募集している企業を探す方法はさまざまあります。ここでは、4つの方法を紹介します。自分に合った方法で、自分の希望に合ったインターンシップ先を見つけだしましょう。

大学のキャリアセンターで探す

今すぐにできる方法として、大学のキャリアセンターを活用する方法があります。大学と関わりが強い企業や、先輩達が多く就職しているような企業の場合、インターンシップの選考で受かりやすいとも言われています。

そのため、インターンシップ先を探す際は一度大学のキャリアセンターを確認しておくことをおすすめします。しかし一方で、大学のキャリアセンターが紹介してくれる募集先の数はあまり多くありません。

探す際は大学のキャリアセンターだけでなく、平行して他の探し方もしてみると良いでしょう。

インターンシップ相談会に参加する

インターンシップ相談会とは、インターンシップについての合同説明会のようなものです。参加すると、一度で多くの情報を手に入れることができます。

また中には、インターンシップ相談会でしかインターンシップの募集をしていないような企業もあります。さまざまな企業を見て、どこのインターンシップに参加するか考えたいという方は、インターンシップ相談会に参加してみてはいかがでしょうか。

募集サイトで検索する

気軽にできる方法としては、募集サイトの検索があげられます。募集サイトは、さまざまな種類があり、サイトによって特色が違うため、色々と見てみるのも良いでしょう。

また、すでに希望する職種が決まっているようであれば、その職種に特化した募集サイトを検索してみるのもおすすめです。そのようなサイトを使うことで、希望する職種についてより細かい情報を得ることができる可能性もあります。

企業のホームページから申し込む

すでに働いてみたい企業があるようならば、その企業のホームページから申し込むのも良いでしょう。企業のホームページからの申し込みは、その人の意欲の高さを伝えることができます。

また、たとえインターンシップを募集していなかったとしても、個別で問い合わせてみるのも良いでしょう。意欲の強さを感じてもらい、個別対応してくれる可能性もあります。

まずは参加目的を見つけよう

インターンシップは参加することは、自分の将来にとって貴重な経験になるものです。自分にとってインターンシップを何の目的で行うのかよく考え、何年生から参加するのかも考えてみると良いでしょう。

目的がはっきりしていれば、何年生から参加しても実り多いものになるでしょう。

また、インターンシップに興味を持った際は、「就活市場インターン」というサイトを見てみるのもおすすめです。このサイトに登録すると、個別で自分に合ったインターンシップ先を探してくれます。興味がある方は、のぞいてみてはいかがでしょう。

  • 就活に対して不安な気持ちがある
  • インターンシップに参加するのは大事だと思っているけど何をすれば良いかわかっていない
  • 就活で少しでも他の学生と差をつけたいと思っている
    • インターンシップの経験を就活で活かせる
    • 将来の目標を見つけやすくなる
    • 社会人と関わることができる
    • 希望する職種が自分に合っているかを知ることができる
    • お給料が発生する場合がある
    • 本選考につながる可能性がある

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