【例文付き】自己PRで「責任感」をアピールするための攻略マニュアル

はじめに

今回は、自己PRで責任感をアピールしたい方のために上手に面接官に伝えるコツをアドバイスします。

就職の面接では必ずと言っていいほど自己PRをする機会があるので、企業とマッチした人物であることをしっかりとアピールできるようにチェックしてみてください。

企業が自己PRを聞く意図は?

自己PRは自分がどんな人物であるのかを伝え、自分の強みや魅力をアピールすることで、志望する企業に対して自分を売り込む機会です。

企業の担当者が自己PRを聞いて、この人を採用したい、この人と一緒に仕事をしたいと思ってもらえるにはどのような自己PRをすればいいのでしょうか。

そのためには、企業が自己PRをなぜ尋ねるのか、自己PRを聞く意図を知る必要があります。

意図を知れば、それに即した自己PRができるようになるからです。

どういう人か知りたい

企業が人材を採用するということは、単に仕事ができそうな人を選べばいいわけでありません。

仕事ができそうな人を選ぶだけなら、わざわざ面接をしなくても、学歴やテストの結果などで選べば効率的と言えます。

ですが、企業で仕事をしていくということは、単に知識が豊富、学校の勉強ができる人だけでは足りません。

一緒に仕事をしたいと思える人物であること、顧客や取引先の前に安心して出せること、企業の将来を担ってくれる人物であることが求められます。

単に成績がいい、スキルや資格を有しているだけではなく、どんな性格の持ち主なのか、責任を持って仕事ができ、企業に貢献してくれる人物かを知りたいと考えています。

それを自己PRを通じて、どんな人物かチェックしているのです。

能力を知りたい

いかに学歴が高い、TOEICのスコアが高い、IT資格などを有していると言っても、実際に仕事でそれを使いこなせる能力があるとは限りません。

一方で、履歴書やエントリーシートに並べられるスキルや資格がなくても、仕事を遂行していくうえで必要な能力を持っている人はいくらでもいます。

勉強ができるといった形式的な能力ではなく、その人の人間力とも言うべき能力、たとえば、責任感のような能力を持ち合わせているかを知りたいと考えています。

仕事をしっかりとやり遂げる能力があるか、組織の一員として順応できる能力があるかなど、企業でビジネスを遂行するうえで必要な人間力を備えているかを知りたい意図で自己PRを尋ねているのです。

自社にマッチしているか知りたい

単に仕事ができそうな人を選ぶのであれば、大学で選んだり、SPIなどのスコアが高い順に選んだりする方法もあります。

ですが、組織の中で働いていくためには既存の人材と一緒に仕事ができる人、社風に合う人、企業の仕事の流儀などに合うことが求められます。

自社が求めている人物像にマッチしているかを知りたい意図で、自己PRを聞いてくるのです。

いかに優秀な人材であっても、環境が合わなければ、能力を存分に発揮できない可能性があります。

それでは企業にとってだけでなく、本人にとってもメリットがありません。

自社にマッチしているか否かは採用にあたって重要な要素であり、お互いにミスマッチが起こらないよう人物像や成りを自己PRから知りたいという意図があります。

自己PRを作る際の構成

自己PRを作る際、一から自分で構成などを考えて書くよりも、ある程度決まった構成に沿って書く方が書きやすいです。

文章的にきちんと整った自己PRなら、読み手側にもその内容を伝えやすいでしょう。

そのためには、結論、理由、エピソード、問題、行動、結果、結論の順番で文章を構成するのがオススメです。

採用側に最初から最後まで飽きられずにしっかり読んでもらえるように、わかりやすく印象的な自己PR文を作りましょう。

結論:私の自己PRは好奇心旺盛なところです(アピールポイント)

最初に、あなたが自己PRで一番伝えたいアピールポイントを、わかりやすく提示します。

例文では「好奇心旺盛」ですが、今回は「責任感」をアピールポイントとして考えましょう。

面接で第一印象がとても大切なように、自己PRにおいても、最初の文章はとても重要です。

最初の一文がいいと、自己PRの文章全体がいい印象として相手に届きます。

最初に「責任感」をアピールポイントとして伝える際は、そのままダイレクトに書くと、曖昧でありきたりな自己PRになってしまいます。

採用担当者は、何十人もの就活生の履歴書を読まなければなりません。

あなたの自己PRが、他多数の就活生に埋もれずに最後まで読んでもらえるよう、採用担当者の興味を惹くような書き出しが必要です。

そのため、ダイレクトに「責任感が強いところです」と書くよりも、「何事も最後までやり遂げられる意志の強さがあります」などと、自分なりに表現を変えてみましょう。

理由:なぜならば、〇〇で〇〇ということがあったからです

いくらあなたに強い責任感があっても、ただ「私には責任感がある」と書くだけでは、読み手側も信用する術がありません。

次に結論の理由を述べることで、採用担当者を納得させましょう。

そのためには、あなた自身の責任感の強さを発揮したエピソードを提示しましょう。

詳しい内容は次に説明するとして、その経験で起きたことが、あなたにとってどうして責任感の強さと結びついているのか、端的に述べておきます。

ここは長々と書くよりも、まずはいい切っておいた方が、読み手側を次の展開に引き込むことができるでしょう。

エピソード:私は〇〇で〇〇をしていました

次に、具体的にエピソードを説明していきましょう。

どこでいつ何をどのようにしていたのか、読み手側にわかるように、その経験の内容を詳しく述べていきます。

また、わかりやすい結果や実績がある場合は、この部分でその結果を述べるといいでしょう。

その経験がイベントなどの場合は、何人規模だったのかなど人数を述べたり、大会やコンクールなどの結果が出るものでは、その順位を書いたりするなど、結果や成果が出ているなら、最初の方に書いておくといいです。

結果や成果のほかに、期間などでも構いません。

何日間継続した、何回行った、など、あなたの責任感が発揮された経験の中で表せる数字があれば、積極的に取り入れてください。

問題:その経験で〇〇という問題に直面しました

責任感をアピールするエピソードなので、何か頑張ったり努力したりした経験であるはずです。

その中で、責任感が必要になるような何らかの問題に直面したこともあったでしょう。

経験した問題や課題の説明をするわけですが、注意点としては、エピソード自体に重きを置きすぎないようにすることが大切です。

これは多くの就活生が陥りやすい点で、エピソードを語ることに力を入れすぎて、あなた自身の強みを語りきれないという失敗がよくあります。

採用側が知りたいのは、エピソードよりも、その問題や課題を通して責任感という力がどのように身についたか、その責任感という強みを志望する会社でどう活かせるか、という点です。

そのため、自己PRを考える際は、エピソードを語ること自体に集中することは避けます。

根拠となるエピソードを語る部分はサブとして、責任感という強みをメインにアピールしましょう。

行動:私は〇〇と考え、〇〇を行いました

その問題や課題を通じて、解決するためにあなたが考えたことや、それによりとった行動、工夫、解決方法の詳細を述べます。

これは、できるだけ具体的に書くといいでしょう。

なぜなら、ただ「必死で努力した」「全員一丸となって工夫した」などの抽象的な書き方では、採用担当者には、その解決した様子がまったく想像できないからです。

せっかく自己PRに書けるような経験があるのですから、どうあなたが努力したかを述べ、あなたが自己PRとして伝えたい「責任感」の根拠を書きましょう。

この部分を詳しく書くことで、採用者側も、あなたにどんな責任感があり、どう仕事に取り組む人間なのかを理解できます。

できれば、具体的にとった行動とともに、何故その行動をとったのか、もわかるように書きましょう。

あなたが行き当たりばったりな行動をとる人ではなく、ロジカルな考えもできる責任感の持ち主だと証明できます。

結果:その結果、〇〇となり、〇〇に大きく貢献しました

あなたがとった行動で、どんなことが起き、課題や問題がどのような結果を迎えたのかを書きます。

数字で表せる結果が出ているなら、数字を使うことでわかりやすく相手に伝えられるでしょう。

または、あなたの責任感の強さが現れるような言葉を誰かにかけられたなら、それをエピソード調に書くのもオススメです。

いずれにせよ、あなたが持つ責任感を裏付ける証拠として、その行動によって引き起こされた結果を、わかりやすい言葉で書きましょう。

結論:その経験を活かして貴社では〇〇で貢献していきたいと考えております

あなた自身の責任感を自己PRとして提示した最後に、「あなたの会社で私はこの長所をこのように貢献します」と相手側に伝えましょう。

仕事での活かし方に触れることで、採用側もあなたの会社での活躍する姿をイメージできます。

あなたの責任感の強さが、会社でどのように発揮できるのか、しっかりとしたイメージをあなた自身も持つようにしてください。

自己PRで責任感を話す際のポイント

多くの企業で就職面接や履歴書で自己PRをする機会があります。

就活生の中には、自己分析し面接や履歴書で上手に自己PRするのは難しいのではないかと思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、自己PRは、面接で長々と話したり履歴書に数十行にわたり書き綴ったりする必要はありません。

自己PRは、完結に述べることも重要なポイントです。

たとえば、責任感があるということを自己PRとして採用担当者にアピールしたいのであれば、具体的なエピソードを交えつつ手短に伝えた方が良い印象を与えることができるでしょう。

面接では長くても2分ほどで話し、履歴書に記載する際には3行程度にまとめると採用担当者に本当に伝えたいことをしっかりと伝え自身を上手にアピールすることができます。

自己PRで責任感があることをアピールする際のポイント

ここでは、自己PRに際して責任感があることをアピールする際にポイントとなることを見ていきましょう。

大枠では、PREP法と呼ばれる論理的な表現形式が基本となります。

結論から話す

PREP法の最初と最後のPは、結論となるポイントを意味します。

はじめに自らの主張である責任感を前面に出すことの利点は、論点が明確になり、人事にとっても評価や質問の方向性がハッキリするため、続く話をうまく責任感と結び付けることができることです。

また話してたとしても、言いたいことを最初に明確にしておくことで、続く内容が脱線することを防ぐ効果もあるため、責任を持って最後まで話し続けられる人という印象を付ける効果も見込めるでしょう。

具体的なエピソードを盛り込む

主張の理由を簡潔に述べたあとは、それを支えるエピソードを述べましょう。

これらはPREP法のRとEにあたる部分で、人事の方に、責任感が具体的にどのような場面で発揮され、どんな有益な結果をもたらしたのか、またその人の責任感が、入社した場合はどのような勤務姿勢として現れるのかを伝える手段になります。

具体的な話があれば、聞き手にとっての説得力が増します。

また、内容をイメージしやすくなるため、漠然とした主張に比べて、正確な評価を下しやすいことも利点です。

責任感があることを別の言葉で言い換える

責任感があることを主張する際には、最後の結論では、もう少し具体的な言葉を入れたほうがよいでしょう。

たとえば、結果の完遂に重点を置くなら、あきらめずに物事に取り組む継続力や忍耐力を、高い目標の追求に重点を置くなら、使命感を持って物事に取り組むことをそれぞれ前面に出すことができます。

これらのより具体的なメリットを聞けば、人事側も責任感の中でもどんなよさを発揮してくれそうか、より具体的で正確な評価を下すことが可能になり、好印象を抱く可能性が高まるでしょう。

このパターンの変形としては、責任感を最後の結論に置き、最初のポイントでは言い換えを強調することもあり得ますが、いずれにせよ、両者で言い換えを行うと、しつこい印象を与えないメリットもあります。

入社後、責任感があることをどう活かすのかを話す

ここまでのPREP法は、他の自己PRでもある程度よく見かける定番の表現方法です。

責任感があることをアピールする際には、差別化ポイントとして、入社後の責任感の活かし方も具体的に話しましょう。

それによって、高い入社意欲を持っていること、強い責任感を持って企業研究を行ってきたことが伝わり、責任感の強さを手っ取り早く実演できるという利点があります。

責任感には2種類ある

自分がどんな人物であり、どんな能力を持ち、どのように志望する企業に貢献するかをPRするうえで、責任感が強い人物だとアピールした場合、企業の担当者はどのような反応を示すのでしょうか。

責任を持って仕事をすることは、社会人として欠かせない要素です。

企業に就職して働くということは、単にお給料をもらって生活を立てていくためではありません。

企業の業績に貢献し、企業が持続的に成長していくための収益をもたらし、企業の成長を支えていくことが求められます。

そのことを認識して責任を果たそうとする人物は、企業にとっても頼もしいものです。

もっとも、責任感には2種類あるのをご存じでしょうか。

いずれの責任感を意味しているのか、両方とも兼ね備えているのかも自分で明確にしておくことが大切です。

すべて自分の責任と思える「自責」

与えられた仕事を責任を持って遂行する、仕事をミスしたり、結果が出せなくても人のせいにしたり、環境などのせいにせず、すべて自分に責任があると思える「自責」が1つの種類です。

責任感があると自己PRする場合、少なくとも「自責」を有していることを具体的に示すことが求められます。

有言実行でやると決めたことは最後まで責任を持って遂行しようとすること、うまくいかなくても言い訳をせず、自分の責任としてとらえ、なぜできなかったかを振り返って改善につなげようとする姿勢などを持っている人物であることをPRしましょう。

他責の問題もすべて自分が解決しようと思える「当事者意識」

もう1種類の責任感は他人のミスや他人の結果も含めて、すべて自身の問題としてとらえたり、自分の責任として他人を信頼して任せられたりするという「当事者意識」です。

将来的にプロジェクトチームを引っ張っていきたい、店長や支配人といった組織をまとめて牽引していく立場になりたい方をはじめ、管理職やマネジメント職として求められる能力の1つです。

学生時代までの経験で、「当事者意識」を持って他人の行動や他人の結果に対してまで責任を持って臨んだことがある方は、あまりいないかもしれません。

ですが、店長志望や将来はマネジメント職になりたいと考えている方は、入社後の目標として、もう1種類の責任感も持てるようになりたいとビジョンを語るといいのではないでしょうか。

人事から見た自己PRが責任感の方のイメージ

人事から見た自己PRが責任感の方は、どんなイメージを持つかご存知でしょうか。

責任感とは、その言葉の通り、何事においても責任を重んじながら行動するといった意味があります。

社会人として一度決めたことを、責任を持って最後までやり遂げたり約束を守ったりすることは大切なことです。

しかしながら、社会人が責任を持って仕事をこなすことは当たり前と言われてしまうかもしれません。

そのため、自己PRで責任感をアピールする際には、根拠となる具体的なエピソードを交えたり責任感を活かしたりしてどのような成果を上げることができるのかをしっかりと採用担当者に伝えなければいけません。

伝え方によっては、責任感がありすぎて大きなストレスを感じ、周囲と協調性を持って仕事をこなすことができないのではないかといったマイナスイメージを持たれてしまうこともあるので注意しましょう。

責任感を持ちながら柔軟に仕事ができることをアピールするのはもちろんのこと、周囲と協力して対応できるなどバランス良く行動できることを伝えることも大切です。

最後までやり遂げる

就職面接で自己PRをする際に責任感があるところをアピールする就活生も少なくありません。

世間一般的にも採用担当者から見ても責任感のある人は、高く評価されます。

社会人として責任感があることでどんな小さな仕事でも最後まで丁寧にやり遂げるといったプラスのイメージを持つこともあるでしょう。

中には、仕事の内容によって取り組む姿勢に大きな差が出てしまう人もいます。

残念ながら途中で仕事を投げ出してしまい同僚だけでなく、お客様にまで不快な思いをさせてしまう人もいるのです。

これでは、社会人として認められないだけでなく、企業にとって大きな損失にもなりかねません。

しかし、責任感のある人であれば、同僚はもちろんのこと、お客様や取引先の方にも迷惑をかけることなく最後まで仕事をやり遂げます。

企業は、円滑に同僚と仕事ができ、仕事に貢献してくれる人材を求めています。

面接や履歴書で就活生の自己PR部分は最も重視している部分でもあり、企業にふさわしい人物であるかを判断しているため、自己PRで責任感をアピールするならこれまでの経験を交えながら自分の良さをしっかりと伝えていきましょう。

リーダーとして周りを引っ張っていく

責任感を持って最後まで仕事をやり遂げる誠実な人は、同僚たちからも厚い信頼を得られます。

大きな仕事を任せられたり社内のリーダーとして周囲を引っ張ったりしていける人物だとみなされることもあるでしょう。

また、責任感のある人物は、たとえ大きな困難にぶつかってしまったとしても意見が右往左往してしまうことがありません。

自身の発言に責任を持ち最後まで一貫して真摯な態度で仕事に取り組みます。

いつでも責任感を持って仕事に邁進するため、同僚はもちろん、上司からの評価も高くリーダーとして活躍できる人物として頼られることも多いでしょう。

自己PRの責任感は長所であり、短所でもある

社会人の中には、責任感がありすぎて長所として企業で活躍できるだけでなく、時に短所として周囲に捉えられてしまい仕事が円滑に進まなくなってしまうことがあります。

自己PRで責任感のアピール方法を間違えてしまうと採用担当者に短所として捉えられてしまうこともあるでしょう。

自己PRで責任感があることをアピールする際には、ただ一言で責任感があるから社会人として企業に貢献できるということを伝えるのではなく、企業や採用担当者の不安を解消できるように自身の良さを伝えることが大切です。

周りに弱みを見せられない

責任感のある人は、仕事でも私生活でも一生懸命になりすぎてしまい大きなストレスを抱えてしまうことがあります。

同僚や上司の力を借りて仕事を行う状況であっても周囲に自身の弱さを見せることができず、一人ですべての業務をこなそうと頑張りすぎてしまうことも少なくありません。

自分一人の力で仕事を成し遂げたいという方や他人には迷惑をかけたくないと思いながら仕事をしている方もいますが、これではストレスが溜まり身体だけでなく心のバランスを崩してしまうこともあるでしょう。

社会人として大切なのは、状況に合わせて周囲の協力を仰ぎ円滑に仕事を進めていくことです。

周囲の力を借りることで効率よく仕事をこなすことができ、大きな成果を出すことにつながります。

面接や履歴書の自己PRで責任感をアピールするなら、責任感を持ちつつ周囲と円滑に仕事ができるという姿勢を伝えるようにすることも重要です。

自責で捉えすぎ、負のスパイラルに陥る

責任感があるという自己PRは、伝え方でプラスのイメージを持つだけでなく、マイナスのイメージを持たれてしまうこともあるので注意しなければいけません。

責任感を持って仕事をするということはとても大切なことですが、責任感が強すぎてしまうと周囲に相談することもできないだけでなく、弱音を吐くことができないなど自分を追い詰めてしまうことがあります。

責任感がある人の中には、思わぬトラブルに見舞われてしまったり何かを失敗してしまったりしたときに必要以上に自分を責めてしまうこともあるようです。

周囲からも自責で捉えすぎていると判断されてしまい、負のスパイラルに陥ってしまうこともあるでしょう。

仕事をするうえで常に向上心を持ちながら業務を遂行することは、責任感があり素敵なことです。

しかし、思わぬトラブルに見舞われてしまったり何かを失敗してしまったりしたときに、その経験を活かして次につながるように頑張れる人物であるということをアピールすることも自己PRの場では大切です。

上司、部下、お客様とも衝突しやすい

責任感があり自身で何でもこなしてきた人は、いつでも強い自信を持って仕事に取り組んでいます。

自分のやり方や考え方に自信があるため、周囲のアドバイスに素直に耳を傾けることができないことも少なくありません。

採用担当者の中には、責任感があると聞いて周囲の人と衝突しやすい人物なのではと捉えてしまうこともあります。

面接や履歴書で責任感を自己PRとしてアピールするのであれば、自分勝手な人間だと思われてしまうことがないように協調性があるということや周囲とコミュニケーションを円滑に図れるということを伝え、採用担当者にプラスのイメージを与えるようにしましょう。

自己PRで責任感を話す際の例文

ここからは責任感をアピールするための自己PRの例文を紹介していきます。

責任感の強い方はぜひ参考にしてみてください。

例文①

私は、やると決めたことは最後まであきらめずやり遂げる性格です。

周囲には困難だからあきらめた方がいいと言われたことも目標を達成するために粘り強く頑張る強い精神力があります。

私は学生時代、アパレル関係でアルバイトをしてきましたが、入店当初から売り上げが悪く日に日にお客様の数も減っていました。

そこで売り上げを上げ、もっと活気のあるお店にするには何をすべきか考えました。

他のスタッフとのミーティング時間を増やし、お客様に寄り添うサービスを提案した結果、その案が採用され少しずつではありますが売り上げが伸び活気のあるお店へと変わっていきました。

私は、御社でも責任感を持ち、目標を達成することをあきらめずに貢献していきたいと思っています。

例文②

私は何事にも責任感を持ち、やるべきことを最後まで全うしてきました。

学生時代には、部活のリーダーを務めた経験がありますが、ただ技術力を上げるだけでなく大きな困難にぶつかっている部員にアドバイスをするなど、常に温かくサポートすることを心がけてきました。

自身の評価を気にするのではなく周囲に寄り添えるようなリーダーになることを目標として行動し続けた結果、部員や恩師から厚い信頼を得られたと感じています。

御社に入社した際にも周囲の気持ちに寄り添い、仲間たちと協力しながら仕事に専念したいと思います。

例文③

私は、困難だと言われていた志望大学に合格するため、人よりも勉学に力を入れてきました。

アルバイトを続けながら受験勉強をすることはとても大変でしたが、途中でどちらかを投げ出すことは決してしませんでした。

睡眠時間を減らし勉強とアルバイトを続けることは周囲には難しいと言われていたのですが、最後まであきらめずに目標に向かって努力したことは私の大きな財産となっています。

念願の志望大学に合格した後も変わらずアルバイトを続け、周囲の評価も上がりました。

この経験を活かし今後も社会人として責任を持ち、御社に成果を残せるよう努力していきたいと思います。

例文④

私の武器は、責任感です。

たとえば、重要で価値のある情報などを、高い意識を持って慎重に管理しつつ、優れた成果を出すことができます。

私は大学の卒業研究において、御社も参加している産学連携プロジェクトに携わってきました。

このプロジェクトでは、参加している企業の有する特別な技術など、高度に専門的で、安易に拡散されるべきではない機密事項をいくつも取り扱ってきたため、情報管理には細心の注意を払う必要がありました。

これらの情報が仮に漏れてしまうと、すでに多くの分野でヘッドハントなどによって国外流出してしまった技術の流出がさらに進み、国内産業に大打撃を与えてしまう可能性があったからです。

詳しい内容は御社でも部門が異なる人事の方にはお話することができませんが、これらの技術の仕組みに踏み込みすぎずに、かつ学会に発表できるに足る再現性のある内容が記述された論文を完成させることは、非常に困難な作業でした。

しかしながら、私は無事担当教授とともにこの論文を完成させ、国内の学会専門誌に発表することができました。

このように、私は、機密情報を十分に注意して管理しながらも、高い成果を残すことができます。

御社に入った暁には、エンジニアとして、大学での研究成果を活かして、最新鋭技術のさらなる開発に取り組みたいと考えています。

例文⑤

私の武器は、物事を最後まで、みんなと協力しながら完遂する力です。

大学時代は映画研究サークルの会長として、自ら脚本、監督、主演俳優を兼任して映画制作に取り組みました。

一般に、映画は一人だけでできるものではなく、制作に時間がかかります。

私が脚本を書いた映画は、セリフやシーンの分量と内容から考えると、サークルのメンバー全員でさまざまな役割を担いながら、1年かけてじっくり制作する必要のあるものでした。

関係者全員が一丸となって取り組まない限り、このような一大プロジェクトは完成しません。

このため、私は監督として、演技指導なども積極的に行ったり、出演する役者や撮影係、照明担当などの意見も必要に応じて取り込んでシーンの移りを改善したりなど、複数の部門に総合的に携わって、メンバー全員のモチベーションの維持に取り組んできました。

そのうえで、さらに全体スケジュールも組んで、映画制作が期日内に無事完了するようにすることにも、注意を払うことが必要でした。

こうして、みんなで一丸となって制作した映画は、大学の文化祭で上映されましたが、来場者から高い評価をいただき、おかげさまで最優秀メディア賞を受賞することができました。

このように、私は、チーム一丸となって、物事を責任を持って成し遂げる能力を持っています。

映画制作の際に学んだスケジュール管理の経験を活かし、御社では、石油プラントなど、多くの巨大プロジェクトの建設を受注していますが、入社した暁には、プロジェクトマネージャーとして総合的かつ適切なスケジュール管理を行い、プラントなどの各種プロジェクトの確実な感性に貢献するつもりです。

例文⑥

私の長所は、責任感です。

学生時代、私は学業に加えて飲食チェーン店でアルバイトを行っていました。

飲食店の仕事では、飲食物を責任を持って管理することや接客技術を身に付け顧客満足度を高めることなど、多くのことが求められます。

私は、大学3年生の春より、バイトリーダーとして、店内の飲食物管理状況や接客技術を、徹底してマニュアル化することに取り組みました。

これは、当時の店内では、従業員によって接客対応がまちまちであるなど、改善すべき点が見られたからです。

はじめは学生のバイトリーダーが生意気な発言をしているなどと煙たがられもしましたが、一人ひとりに熱意を持って説得した結果、無事にマニュアルは完成しました。

そして早速そのマニュアル通りの対応を全員に実践してもらったところ、3ヶ月で売上は23%アップし、私たちのお店は、チェーンの運営会社からイノベイター・オブ・ザ・マンス賞を受賞し、私が作成したマニュアルを元に、全国的に新マニュアルが置かれるにいたりました。

このように、私は、与えられた業務を責任を持って最適化し、最大限のパフォーマンスを出すことに力を注ぐことができます。

御社に入社したら、バイトでの経験と、大学で学んだ人工知能の知識を活かして、データ部門の業務内容やデータ解析プログラムの最適化に取り組みたいと考えています。

責任感を自己PRで話したNG例

責任感があると言うと長所のように感じますが、内容や伝え方によってはマイナス評価になってしまうので注意しなければいけません。

責任を感じすぎて自分を責めたり、自分一人ですべてを抱え込んだりしてしまうのは良い印象は受けないでしょう。

また、自己PRするときに何が言いたいのかわかりにくい発言も、もったいないです。

ここでは責任感の自己PRのNG例について、よくないポイントも説明しながら紹介します。

NG例①

「私は責任感が強いことが強みです。学生時代は飲食店でアルバイトをしていたのですが、覚えることがとても多い仕事で新人は辞める人も多かったです。そんな中で私は長く続けることができて、アルバイトの身でありながらもチームリーダーを任されるようになりました。新人にいろいろと教える役割ですが、残念ながら私の教え方が下手なのかどんどん辞めていくのです。

私は自分が未熟なせいだと悩み、営業時間が終わってからも店に残って考え込む日が続きました。いつもこんな風に責任を持って真面目に取り組む性格です。御社に入社してからも、責任感を持って仕事と向き合うつもりです。」

この例文では、確かに真面目で責任感が強い性格であることは伺えます。

しかしながら、一人で問題を抱え込んで悩んでも、結局は何の解決にも至りません。

店長に相談するなどして、周りの協力も得ながら物事を対処していくことが必要だと言えます。

責任を抱え込みすぎている内容は、良い評価にはつながらないでしょう。

NG例②

「私は学生時代に、登山サークルで部長を務めていました。いろいろな山があり、軽々しい気持ちで登山するのは危険です。部長という立場上、メンバーの命を抱えているとも言えます。常に私はみんなの体調を見ながら全体のことを考えて登山をしていました。登山しない日も、皆の弱い部分をカバーできるようにそれぞれに合ったトレーニングメニューを考えてあげました。部長として責任を持って動いたことは、入社後の仕事にも活かせると思います。」

この就活生は、登山サークルにおいて自分の責任感を発揮したエピソードを話したかったのでしょう。

しかしながらこの例文では、一体何をアピールしたいのかがわかりづらいです。

この例文の問題点は、結論から述べていないことです。

自己PRでは、もっとも言いたい結論を最初に話すことが大切です。

「私の強みは責任感を持って行動できるところです」とまず言い切りましょう。

その後に、その裏付けとなるエピソードを話すようにします。

NG例③

「私は責任感がある性格だと自負しております。駅伝サークルに所属しておりましたが、やはり駅伝というのはチームワークが大切です。一人の失敗や甘えは連帯責任になると常に言い聞かして練習に励んでおりました。さらに健康管理や怪我をしないケアも重要です。一人が怪我をすると、チームに響くからです。しかしながら、中には自分のことしか考えておらず、試合前に夜中まで居酒屋で飲んでいるメンバーもいました。私はそういう姿が許せなくて、「一人ひとりがもっと責任を持って大会に向かわなければいけないのではないか、前日に飲むとは何事だ。もっと責任を持ってくれ」と怒りました。御社の仕事もチーム営業ということなので、各自がしっかりと責任を持って売り上げ貢献していけるように自らがまず実践したいです。」

この話を聞くと、かなり熱い人間性を感じるかもしれません。

しかしながら、どこかこの人の責任感は、周りの人への押し付けにもなっています。

ややトラブルメーカー的な存在になりそうな不安も拭えません。

チームワークが必要な職種であるなら尚更、面接官にとっては心配が残る内容となりそうです。

NG例④

「私は人一倍責任感が強い性格です。そのため、友人と話すときでも自分が発言したことに責任を持つようにしています。けれども時には、あんなこと言うのではなかったと責任を感じてしまい、自分の発言を後悔して眠れなくなることがあります。人を傷付けてしまったのではと考え始めると、とても悲しくなって落ち込んでしまいます。それくらい責任感が強いので、常に言葉選びには注意して人間関係を築くように心がけております。御社での事務員の仕事は、電話受付が多いとお聞きしました。電話でお客さまとお話する機会が多くなるので、尚更一言一言に責任を持って皆さまと接していきたいです。」

この例文では、せっかくの責任感がどことなくネガティブに影響してしまっている感じがします。

発言に責任を持つのは良いことですが、そのために眠れなくなるというのは精神面で心配になってしまいます。

責任感があるあまりにストレスを溜め込みやすいと伺える内容はNGです。

責任感をアピールする際には、ポジティブで明るい方向性のエピソードにしたいものです。

NG例⑤

「私は、常に責任感を持って物事に向き合うことができます。学生時代はカフェでウェイトレスのアルバイトをしていましたが、店のルールを守って規定どおりの身だしなみをして、遅刻もしたことがありません。決められたとおりに休憩時間も守りました。中には規律違反をして怒られている人もいましたが、私は責任ある性格のおかげで、規律を守って働くことができます。御社では事務職を希望しておりますが、責任を持って会社のルールに反することは決していたしません。事務仕事においても、そうした真面目な性格を活かしたいです。」

社会人として、会社の規律や時間を守ることは当然です。

アルバイト時代でも、きちんとした身だしなみでルール違反せずに働くことは当たり前で、責任感があるとは言いにくいです。

ビジネスマンとして当たり前のことをあえてアピールする必要はありません。

まとめ

責任感がある人は、社会人として非常に高い能力があるだけでなく、とても魅力的です。

あなたの良さがしっかりと採用担当者に伝わるように、自己PRで責任感を伝える際には今回ご紹介したアドバイスを参考にしてアピールしていきましょう。

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