作文形式の自己PRを作る時のコツは?ポイントと構成方法を合わせて解説

作文形式の自己PRを作る時のコツは?ポイントと構成方法を合わせて解説

はじめに

「上手に自己PRを作るポイントは?」 「自己PRを作文で提出することもあるの?」 「自己PR作文を書く時の注意点は?」 就活において自己PRは欠かせません。しかし、企業側から作文形式の自己PRを求められたら、戸惑ってしまう就活生もいるでしょう。

この記事では、作文形式の自己PRを作る時のポイントや注意点などをご紹介します。また、適切な自己PR作文の構成やほかの就活生と差別化できるコツなどを解説します。この記事を読めば、自己PRの作成における実用的な情報を得ることができるでしょう。

自己PRについては、作文形式と面接形式で異なる注意点もあります。この記事を参考にしてさまざまな疑問を解決し、適切な自己PR作文を作成してみましょう。

【自己PR作文】企業が自己PRに求めるポイント

自己PR作文を書くにあたり、企業側が自己PR作文に求めるポイントを知ることが重要です。

そのポイントを押さえた作文を書くことで、企業が知りたいことに的確に答えることができます。

闇雲に自分の書きたいことをつらつらと並べるだけでは、良い自己PR作文とは言えません。

企業が知りたいことにしっかりと答えることができる自己PRを書きましょう。

企業が自己PR作文に求めているポイントは、「人柄」「どんな強みがあるか」「入社後どのように活かせるか」の3つです。

この3つを掘り下げ、自己PR作文のポイントをご紹介します。

人柄

企業側が、自己PR作文で知りたいことの一つに「人柄」があります。

やはり、これから一緒に働くことになるかもしれないあなたの性格などを含めた人柄を知りたいと思うのは、当然のことでしょう。

そのため、自己PRでは、あなたの人柄が分かるようなエピソードを入れると良いでしょう。

アピールをする性格は、1つの性格に絞り、一貫性を持たせてください。

性格をアピールする際は、何か特技と結びつけるとアピールしやすいです。

たとえば、努力家という性格をアピールしたい場合、

「私の特技はドイツ語です。ドイツに憧れがあり、自分の力で現地人と話したいと思い、大学生の頃半年間海外留学を経験しました。ドイツで現地の人と積極的に話すことでコミュニケーション力を得ることができました。帰国後は、ドイツ語検定2級を取得し、1級を目指して勉強中です。」

というような文章を作ると良いでしょう。

どんな強みがあるか

企業が、自己PR作文で知りたいことに「あなたが持っている強み」があります。

人を採用するにあたって、ほかの就活生と比べて、どのような強みを持っているのかを知らなければ、あなたを採用することも難しいでしょう。

そのため、ほかの就活生にはない、あなたの強みをアピールすることが重要です。

たとえば、好奇心旺盛という強みをアピールしたい場合、

「私の強みは、好奇心旺盛なところです。中学生の頃から、地域の子どもたちを牽引するジュニアリーダー、部活を掛け持ち、海外留学でのホームステイ、ボランティア活動など気になる活動に多く参加してきました。海外留学では団長を務め、代表挨拶やパーティーの主催なども行い、現地の方々に大変喜んでいただきました。」

というような文章を作ると良いでしょう。

入社後どのように活かせるのか

企業が、自己PR作文で知りたいことに「入社後に活かせるあなたの強み」があります。

強みがアピールできても、それが入社後に活かせるものでなければ、アピールする意味があまりなくなってしまいます。

そのため、事前に企業が求める人材像を想像し、その人材像に値する強みを考えましょう。

たとえば、営業職に就職を考えている場合、

「私の強みは、気配りです。周りの友達からもよく気配り上手と言われます。バイト先でも、お客様が求めていることにすぐに対応できるよう、常に目を配っており、お店のアンケートにて名指しで褒めていただいたこともあります。御社に入社した際は、営業としてお客様への気配りを徹底し、おもてなしの心を持ちたいと思います。」

というような文章を作ると良いでしょう。

【自己PR作文】作文形式で出題する意図

自己PRは、面接では必須の質問です。

面接の際に口頭で聞かれることがほとんどでしょう。

また、口頭で自己PRをする機会の方が多いです。

しかし、その自己PRを作文形式で出題する企業があることも事実です。

では、企業が自己PRを作文形式で出題する意図はなんでしょう。

企業は、自己PR作文にて、「文章をまとめる力を知りたい」「使い回しをされたくない」という意図があります。

この2つを掘り下げ、企業が自己PRを作文形式で出題する意図をご紹介します。

まとめる力を知りたい

自己PRを作文形式でまとめるとなると、あなた自身の文章をまとめる能力が必要となります。

企業は、冗長な文章ではなく、端的に伝わりやすい表現でまとめることができているかどうかを見ています。

ざっくばらんに文章を書くのではなく、簡潔に分かりやすく、読む人に伝わりやすい文章を目指しましょう。

このスキルは、就職後にも重要です。

今から文章の書き方を勉強しておくことは大切なので、今のうちに取得しましょう。

企業側が、就活生の文章をまとめる能力を就職以前に知る機会はあまりありません。

文章を書く機会が多い職業や業界だと、自己PRを作文で出題させる企業もあるでしょう。

たとえ、自己PRを作文形式で提出しない企業でも、一度文章化して整理しておくことは重要です。

使い回しをされたくない

就職活動を長くやればやるほど、自分の中の定型文ができてきますよね。

正直、さまざまな企業で同じようなことを話すことも多いのではないのでしょうか。

しかし、話す内容を企業間で使い回すことは、企業側も周知の事実なのです。

そのため、ハードルの高い自社に合わせた形式で提出を求めることによって、志望度の低い就活生を足切りしようという意味があります。

作文形式となると、普通の自己PRのやり方とは変わってきます。

そうなると、自己PR作文を作成することは、就活生にとってかなりの労力です。

よっぽど志望度が高くなければ、モチベーションが下がってしまいます。

そうなると、自然とその労力を課してでも、自社に入社したいという熱意が高い就活生が集まってくるのです。

【自己PR作文】書く時のポイント

自己PRは、タイトルやエピソード、アピールポイントなどで大きく印象が変わります。

また、自己PR作文は面接での自己PRと異なるポイントもあるため、より印象よく伝えるには、そのポイントをしっかりと押さえておく必要があります。

自己PRで上手にアピールするために、ポイントを理解して作文をブラッシュアップしていきましょう。

目を惹くタイトルをつける

自己PR作文の評価を大きく左右するのが、「構成」と「タイトル」です。

タイトルについては、採用担当者の目を惹くようなタイトルをつけることがポイントになります。

人の目を惹くタイトルは、短く簡潔でありながら、数字なども使った分かりやすさが重要です。

タイトルで採用担当者の関心を引くことができれば、後に続く内容に期待を持たせられ、多くの作文の中でも強く印象に残ることになり、選考の際にも有利に働くでしょう。

アピールポイントは極力1つに絞る

自分にアピールしたい強みや長所がたくさんあったとしても、極力1つにしましょう。

複数のアピールポイントがあると、もっとも主張したい点が曖昧になり、採用担当者に強い印象を残すことができません。

自己PRの作文は、なるべくアピールポイントを1つに絞り、それを裏付ける具体的なエピソードと共に作り上げていきます。

また、エピソードもなるべく印象に残る1つに絞り、内容の薄いエピソードを複数並べるのは避けましょう。

記入欄は9割程度埋める

その会社へ入社したい、強くアピールしたいという熱意は大切ですが、自己PRの作文に内容を詰め込みすぎると、要点をまとめられないと判断されかねません。

企業側から作文の文字数が指定されている場合は、その8割以上の文字数で記入し、記入欄の9割程度を埋めるのがマナーです。

また、文字数が指定されていない場合は、300~400字程度でまとめるのが適切でしょう。

採用担当者は忙しいうえに、多くの書類に目を通さなければなりません。

内容のすべてに目を通せるとは限らないため、伝えたいことを端的に示すことを意識しながら作文を完成させましょう。

修正はNG

現在、手書きの履歴書や作文を指定する企業は減ってきていますが、未だに手書きにこだわる企業もあります。

また、あえてパソコンで履歴書や作文を作成させ、パソコン操作能力を判断する企業もあります。

どちらの場合であれ、たとえ作成後に修正点が見つかったとしても、修正テープなどを使用して修正することはマナー違反です。

修正テープでの修正は、書類の捏造や改ざんにつながる可能性があります。

また、書き直す手間を省いた書類を提出された企業は、自社への志望度が低いと判断するでしょう。

基本的に、書き間違えた場合は最初から書き直すことをおすすめします。

【自己PR作文】印象に残る自己PRの特徴

短すぎる文章やオリジナリティがない自己PRは、採用担当者の印象に残らないだけでなく、その企業に入社したいという熱意がないと判断される可能性もあります。

また、自己PRを作成する際は、企業が求める人物像を意識する必要もあるでしょう。

ここからは、採用担当者の印象に残り、採用につながるような自己PRの特徴をご紹介していきます。

回りくどい表現をしない

字数や記載枠の大きさが決まっている自己PRの作文に、回りくどい表現はNGです。

シンプルで端的に強みや長所を述べる方が、アピールしたいことが明確になり、相手に伝わりやすくなります。

そして、短い文章の中にインパクトの強い表現や読み手がイメージしやすい言葉で言い切ることで、より強いアピールにつながります。

回りくどい表現や難解な言葉を用いず、歯切れのいい言葉でコンパクトにまとめましょう。

ポジティブな表現を心がける

自分の強みや長所を述べる自己PRに、ネガティブな表現は厳禁です。

なるべく、ポジティブな表現を心がけて文章を作ることで、印象が大きく変わるでしょう。

また、あえて自分の短所を長所として捉えてアピールする方法もあります。

たとえば、「優柔不断」は「思慮深い」に、「神経質」は「几帳面」に、「人に流されやすい」は「他人を尊重できる」に言い換えることもできます。

自分の性格を多角的に見て、自己PR作りに取り組んでみましょう。

自身のキャッチコピーを作る

先に述べた「回りくどい表現を避ける」ための手段として、自身の強みを強調できるキャッチコピーを作ると良いでしょう。

採用担当者は短期間で多くの自己PRを聞いたり見たりするため、ありきたりな表現ではなかなか記憶に残らないでしょう。

短いフレーズでありながら印象づけやすいキャッチコピーは、採用担当者に強いインパクトを与え、後々まで記憶に残る可能性があります。

【自己PR作文】最強の構成

では、いよいよ自己PR作文の構成についてご紹介します。

自己PR作文では、先ほど「端的に伝わりやすい表現でまとめる」ことが重要だと述べました。

端的に伝わりやすい表現とは、具体的にどうすれば良いのでしょうか。

それは、文章の構成です。

文章の構成次第で、伝わりやすい文章にすることができます。

自己PR作文において、最初に伝えることは「結論」です。

まず、結論を伝えなければ、読み手側が何を伝えたいのか分からなくてストレスを感じてしまいます。

次に、根拠、入社後にその強みをどのように活かすか、最後にまた結論を述べるという構成にします。

結論

自己PRは、自分の強みをアピールすることが重要です。

そのため、作文の最初にあなたの強みを前面に押し出します。

先ほども述べたように、最初に何を言いたいのかを明確化しておくことで、読む側にストレスを与えません。

自己PRを最後まで読んでもらうために、先に一番言いたいことを提示しておくことは必須です。

また、押し出したい強みもありきたりな言葉ではなく、少し工夫をした言い回しをしましょう。

たとえば、先ほど例文として書いた「気配り」という強みです。

これは、ストレートに気配りと書くより、「相手の立場に立って、考え行動することができる」「周りの環境を把握して、臨機応変に対応できる」「周りをよく見る力がある」「困っている人に歩み寄り、手を差し伸べることができる」などと言い換えてみると良いでしょう。

根拠

最初に結論を述べた後は、次にそれを強みだと思う根拠を提示します。

自分が思っているだけ、では自分を客観的に見ることができていないと判断されてしまいます。

そのため、初めて聞く人がイメージできるような客観的で分かりやすい簡潔な文章で根拠を書きましょう。

引き続き、「気配り」についての根拠を例に出してみます。

たとえば、「サークルにて部長を務め、揉め事を解決した」「バイト先でお客様によく気が付くねと褒められた」「ゼミにて教授と学生たちとの橋渡しを行い、教授からあなたがいてくれて場の雰囲気が良くなったと言われた」などです。

このような、客観的な理由付けがあると、「気配り」に対する信憑性が増します。

また、根拠は1つだけではなく、複数のエピソードを書いておきましょう。

入社後どのように活かせるのか

ここまでは、強みの提示とその裏付けを書きました。

ここからは、入社後にその強みをどのように活かせるかをアピールしていきます。

どんなに素晴らしい強みがあっても、それが入社後に活かせるようなものでなければ企業側も採用できません。

そのため、入社後に活かせるような強みを選択して自己PRをしましょう。

そして、その内容を具体的に書きましょう。

抽象的に書くよりは、具体的に書いた方が熱意を伝えることができます。

先述したように、営業職系の業界ならば、「気配りができる」ことは、大きな強みとなります。

なので、たとえば「御社に入社した際は、営業としてお客様への気配りを徹底し、お客様からあなただからその商品、サービスを選んだと言ってもらえるような営業となり、御社の売上へ貢献致します。」というように具体的に書きましょう。

結論

最初に結論を述べ、次にその根拠、入社後の展望を述べたら、最後にまた結論を書きましょう。

最初と最後に結論を述べることで、より説得力を増すことができます。

今までの文と最後に結論を組み合わせるとこのようになります。

「私は、周りの環境を把握して、臨機応変に対応できます。バイト先でお客様によく気が付くねと褒められることが多くあります。また、ゼミにて教授と学生たちとの橋渡しを行い、教授からあなたがいてくれて場の雰囲気が良くなったと言われています。この強みを活かして、御社に入社した際は、営業としてお客様への気配りを徹底し、お客様からあなただからその商品、サービスを選んだと言ってもらえるような営業となり、御社の売上へ貢献致します。このようなことから、私の強みは、周りをよく見る力があるところです。」

となります。

【自己PR作文】ほかの就活生と差別化するコツ

自己PR作文において、ほかの就活生とは一味違うと思われたいですよね。

似たような文章となり、埋もれてしまうと採用までの道が遠のきます。

そうならないために、ほかの就活生と差別化しましょう。

自己PR作文を提出する際、タイトルを付けなければなりません。

そのタイトルのつけ方にも、気を配りましょう。

そして、自己PR作文を提出する前には、必ず文章をチェックしてください。

もし、自分で自分の文章を見ることに自信がない場合は、第三者に文章を見てもらうことも良いでしょう。

タイトルは最後に付ける

自己PR作文のタイトルは、文章をすべて書き終わった後に付けましょう。

タイトルは先に付けがちですが、そうすると中身との矛盾が生じてしまう場合があります。

中身の文章を書き終わり、作文全体を見返してから一番合うタイトルを付けましょう。

タイトルは、作文の内容をまとめる、表すようなものを付けます。

そうすることで、まとまりのある分かりやすい作文となるのです。

自身の強みをアピールすることも、もちろん大事ですが、独りよがりな文章になってはいけません。

読み手側が読みやすく、ストレスを与えない自己PR作文を作りましょう。

それだけで、この人は読みやすい文章を書く人だと認識され、一目置かれます。

企業が自己PRを作文にする理由の一つに「文章をまとめる力があるかどうか知りたい」と先述しました。

タイトルからも、まとめる力をアピールしましょう。

提出前にチェックする

自己PR作文は、提出前に何度も何度も確認してください。

チェックするところは、構成です。

「結論」、「根拠」、「入社後にどう活かすか」、「結論」の順になっているかをきちんと確認してください。

また、それ以外にも起承転結やPREP法などの構成があります。

これらも駆使しながら、分かりやすい文章になっているかをしっかり確認しましょう。

作文の良いところは、口頭とは違い、何度も見返すことができるところです。

逆に言えば、ほかの人も作文を見返す時間があるということです。

ほかの人より見返す時間を多く作ることで、ほかの就活生と差別化することができます。

そのため、自己PR作文の提出前にしっかりと構成をチェックしましょう。

ここのチェックを怠らないことが、自己PR作文で差をつけるコツです。

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自分でしっかりチェックしても、どうしても不安になりますよね。

そんな時は、第三者の人に見てもらいましょう。

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ポイントを押さえて印象に残る自己PR作文を書こう

自己PR作文は、一見難しく見えます。

しかし、自己PRを作文で提出する企業側の意図を知ることで、作文で気を付ける点が見えてきます。

文章をまとめる力があるのか、作文というハードルの高さを乗り越えてまで自分の会社への熱意があるのかを知りたいのが企業側です。

自己PR作文は、「人柄」「どんな強みがあるか」「入社後どのように活かせるか」が分かるように書きましょう。

そのため、文章の構成を「結論→根拠→入社後どのように活かせるのか→結論」の順番にしてください。

そして、タイトルは文章をすべて書き終わった最後に付け、起承転結やPREP法などで文の細かい構成のチェックも欠かせません。

自分のチェックに自信がない方は、就活市場エージェントを利用して、プロからアドバイスを貰ってください。

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