はじめに
大学2年生は学業の忙しい時期でもありますが、バイトにも挑戦したいと考える人も多いでしょう。
ただ、シフトの組み方によっては学業に負担もかかるので、バイト先選びは慎重にする必要があります。
大学2年生がはじめてのバイトをするならどれがいいのかなどを今回は解説します。
この記事を読めば、自分に適したバイトがわかるでしょう。
自分にぴったりのバイトを見つけて、快適なキャンパスライフを送ってみてください。
大学2年生からでもバイトを始められる ?
大学2年生でバイトを始めようと思ったとき、「遅すぎると思われないかな?」や「2年生だと受かりにくいのでは?」と不安に思う方も多いでしょう。
ただバイトは入れ替わりが激しいので、心配しなくても大丈夫です。
バイトの求人は多くあるため、探すのにも問題はないでしょう。
大学生なら高校生とは違い、深夜に働けるのもメリットです。
また自由な時間が多いため、バイト先でも歓迎されやすいでしょう。
大学2年生からバイトを始めても、遅くはありません。
なんのためにバイトをするのか
大学2年生がバイトをするなら、なぜ働きたいと思ったのかなど、目的をしっかりもつことが大切です。
たとえば将来になりたい職業があってバイトをするなら、職務経験を積むことが目的になります。
趣味や好きなことに関するバイトでも、趣味が高じて仕事に昇華される可能性もあるでしょう。
ただ漠然とお金を稼ぐのが目的なら、バイトも長く続かない恐れがあります。
せっかく時間を利用して働くのですから、将来に結びつくバイトがおすすめです。
将来なりたい職業に関するバイトをする
将来なりたい職業が決まっているなら、バイト先も見つかりやすいでしょう。
会社員と同じ環境で働く経験を積めば、就活時など将来にも役立つからです。
就活時のアピール材料にもなるので、バイト経験を積むのは有効な手段です。
もし就活のためにバイトをするのであれば、働くことで自身が成長できるバイト先を選びましょう。
就活に有利なバイトには、接客に優れたバイト(ホスピタリティなど)、基本マナーのしっかりしたバイト(高級ホテルなど)があります。
バイト先によっては、就活時の面接でも最初から好印象を与えられる可能性もあるので、職種は慎重に選びましょう。
趣味や好きなことに関するバイトをする
バイト先に迷ったときは、趣味や好きなことに関するバイトを選ぶのも1つの方法です。
好きなことに時間をかけられるのは大学生のときだけです。
そのため、好きなことで楽しめるバイトなら長く続けられるでしょう。
サークル活動やゼミなど、大学生は出費も多くなる時期です。
また、バイトで得たお金を活用して、美味しいものを食べる、サークルの飲み会に参加するなど、楽しむために働いている学生も多いでしょう。
好きなことで稼ぎ、好きなことに使えるのは大学生の特権です。
もしバイト先に迷ったら、趣味などを仕事にするのもおすすめです。
バイト選びの見るべきポイント
大学2年生がバイト先を選ぶなら、見るべきポイントがいくつかあります。
まずは時給の高さ、茶髪などに寛容か、学業と両立できるかなどを確認しましょう。
はじめてだとわからないバイト先を選ぶポイントについて、以下でご紹介します。
何を優先にするのか
大学2年生がバイト先を選ぶなら、シフトは重要な要素です。
なかには、早朝は働きたくない、まかないで食費を削りたいなどのこだわりもあるでしょう。
大学生は自由時間が長いとはいっても、シフトによっては学業がおろそかになる可能性もあります。
もし、授業がある時間帯にシフトが入れば、どちらかを諦めなくてはいけません。
大学生のほとんどがバイトを余暇時間の埋め合わせに使っています。
そのため、シフトに融通がきくかどうかは大切なチェックポイントです。
時給
はじめてバイトをするなら、最低賃金と比べてどのくらい高い給料がもらえるかも大切な要素です。
また、業務内容に見合った給料がもらえるかも合わせて確認しましょう。
大学生活では出費も多いため、バイトである程度の金額をまかなわなくてはなりません。
そんなとき、業務内容に見合った給料でなければ、出費も補えなくなるでしょう。
時間ばかりが浪費され、安い給料しかもらえない職場には就きたくないのが本音です。
時給の高いバイトなら、短時間でも効率的に稼げるので、講義などが入っても余裕をもって仕事にあたれるでしょう。
茶髪やピアス、ネイル
大学生はファッションに対して寛容な環境にいるので、茶髪やピアス、ネイルなども楽しみたい時期かもしれません。
社会人になれば、自由な髪型や派手なピアス、ネイルなどは当然できなくなります。
もし自由なファッションを楽しみたいのなら、バイト先でもそちらを優先するのがおすすめです。
茶髪やピアスがOKなバイトには、たとえば、家庭教師、塾の講師、雑貨屋の接客などがあります。
もちろん、同じ職種であっても自由度には制限があるため、まずは茶髪やピアスが大丈夫なのか確認を取りましょう。
学業やサークルと両立できるか
バイト選びでは固定シフト制の場合、授業やサークルと時間が被らないかの確認も必要です。
特に大学2年生では、卒業に必要な必修科目がある人もいるので注意します。
またバイトは意外と時間を取られるケースも多く、スケジュールに余裕があるかもしっかりと確認しましょう。
もし学業とバイトを両立させたいなら、バイトに比重を置きすぎないことも大切です。
また、サークルと両立させたいなら、シフトに融通がきくバイトを選びましょう。
学生の本分はあくまで勉強にあることを念頭に置き、スケジュールを調整してください。
バイト選びで見落としやすい意外なポイント
バイト先を選ぶときに意外と見落としやすいのが、シフトに融通がきくこと、シフトの入りやすさなどの点です。
大学2年生ではじめてバイトをする人にとって、シフト関連の知識は手に入れておいて損はありません。
いざ働き始めたときに後悔しないよう、最低限の知識として確認しておきましょう。
シフトの融通
大学生は学業もあるため、バイト先でどれくらいシフトの融通がきくかも大切な要素です。
たとえば固定シフトの場合は、テスト期間でも働かなければなりません。
また、「シフト提出は2週間前」など、バイト先によっても条件は違うので、事前に確認しておきましょう。
特に大学2年生では講義も増え、それに伴いテストの回数も増えます。
そのためテスト期間にバイトを入れてしまうと、本分である学業がおろそかになってしまいます。
もしバイト先に迷ったときは、以下のように大学生でも無理なく働ける環境を選ぶようにしてください。
- 短時間&週1からでもOK
- シフトは1週間前に決めればOK
- 勤務時間が自由など
融通がきくバイトなら長く続けることも可能になり、学業とも両立できます。
シフトに入りやすいか
バイト先で学生が多いところでは、シフトの競争率が上がる可能性もあります。
「いざバイトを始めたら、シフトに全然入れなかった。」などの失敗がないように注意してください。
シフトに入れなくなる理由には、希望日時に人を必要としないケース、同じシフトの希望者が多いケース、相性によって時間をずらしているケースなどがあります。
もしシフトに入る回数を増やしたいなら、スキルアップを目指す、入りたい日の希望を伝えるなどして対処しましょう。
どうしてもシフトに入れないようなら、バイトの掛け持ちも有効です。
バイト探しに役立つサイト
大学生からバイトを始める場合、最初はわからないことだらけという学生も多いでしょう。
もしバイト探しで迷ったときには、オンラインのバイト斡旋サイトの利用もおすすめです。
以下にはじめてでもバイト先が探しやすいサイトをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
バイトル
「バイトル」では、職場の動画があり、自分が実際に働いている姿を想像しやすいのがメリットです。
日本でも最大級のバイトやパートの求人サイトで、掲載情報も毎時間更新されています。
また、専用アプリを利用すれば、移動中や余暇時間にバイト先も探せます。
タウンワーク
「タウンワーク」のサイトでは、採用人数がしっかり記載されており、職場でどのくらい人が足りていないかが一目でわかるのがメリットです。
また、短期や高収入、土日のみなどのカテゴリから探せば、自分の条件にあったバイトも探しやすいでしょう。
サイトでは先輩の体験談もあるため、はじめてのバイトでも安心して利用できます。
マイナビ
「マイナビ」では、「注目のポイント」が参考になり、スタッフの声やよくある質問がわかりやすくなっています。
そのため、はじめてのバイトでも不安を解消しやすいのがメリットです。
専用アプリなども用意されているので、スキマ時間を利用してバイト先を探すこともできるでしょう。
バイトを始めるときに気をつけること
バイト未経験だからこそ気をつけたいこととして、まずはじめての職場では、挨拶、ハキハキとした返事、メモするくせをつけるなどがあります。
バイト初日の印象がその後の人間関係にも影響するため、未経験だからといっても最低限のマナーは必要です。
挨拶
バイト初日では特に、はじめて会った人には自分の方から挨拶することが大切です。
顔を合わせた人には、必ず挨拶をしましょう。
最初の印象が大事なのは、バイトでも変わりありません。
職種が違っても職場で働いている人には全員挨拶をするのがポイントです。
バイトとはいえ、職場内で円滑な人間関係を作ることはそのあとの働きやすさにも直結します。
挨拶をしっかりすることは人間関係の第一歩なので、初日からぜひとも積極的に行いましょう。
返事はハキハキと
誰でも皆、はじめは教えてもらう立場なのです。
バイト初日では、第一印象が大切なので挨拶はもちろん、お世話になるとの気持ちを忘れてはいけません。
わかったことにはしっかり返事をし、ハキハキと反応するのがポイントです。
しっかりハキハキと返事をすることで、相手にもやる気をもってバイトに臨んでいると伝わるでしょう。
また、職場では自分が下の立場であることを忘れず、同じ職場で働く人たちには丁寧な対応を心がけましょう。
メモを取る
バイト初日は、覚えようとする姿勢が大事です。
そのためメモするくせをつけ、しっかりと教わりましょう。
なかには、メモを取らないと覚えるのが難しい仕事もあります。
メモ帳を仕事が終わったあとの反復練習に使えば、仕事の覚えも早くなり、ほかの従業員にも頑張りを認めてもらえるでしょう。
メモを取る際には、要点をかいつまんで重要な部分のみを記載することが重要です。
あとで見返した際にも、何について書いたメモなのかわかるようにメモを取りましょう。
まとめ
大学2年生ではじめてバイトをするとき、「自分にもできるだろうか?」と不安になることも多いでしょう。
ただはじめは皆が未経験なので、そこまで気にする必要はありません。
もし、バイト先でうまくいかなくても「合わなければやめよう」くらいの気持ちで軽く考えてみれば心も軽くなります。
まずはバイトに挑戦してみて、学生ライフも充実させてみてください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート