【26卒】内定ない人はもう手遅れ?不安な人が今後の就活でやるべきことを徹底解説

【26卒】内定ない人はもう手遅れ?不安な人が今後の就活でやるべきことを徹底解説

【26卒】内定がない人はもう手遅れ?

就職活動を進める中で、周囲の内定報告を聞くと焦りを感じることもあるかもしれません。

しかし、どの時期であっても「手遅れ」ということはありません。

今からでも正しい方向で就活を進めていけば、内定を獲得することは十分可能です。

大切なのは、現状を冷静に受け止め、次の一歩を踏み出すことです。

自分に合った企業を見つけるためにも、視野を広げて積極的に行動していきましょう。

【26卒】内定がない人はもう手遅れ?

就職活動を進める中で、周囲から次々と「内定が出た」という報告を耳にすると、不安や焦りが募ってしまうこともあるかもしれません。

近年ではSNSでも就活状況を発信しているアカウントが増えており、内定獲得報告を目にすることもあるでしょう。

特に春以降になると、「自分だけ取り残されているのでは」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、どのタイミングであっても「もう手遅れ」ということは決してありません。

就職活動には、ひとりひとり異なるペースがあります。

早い時期から準備をしていた人が早期に内定を得ることもあれば、自分の適性や志望を見極めたうえで、納得のいく企業と出会えるまでじっくりと取り組む人もいます。

今の時期からでも、正しい方向で努力を重ねていけば、内定を獲得することは十分に可能です。

大切なのは、まず今の自分の状況を客観的に受け止め、気持ちを新たにして次の行動に移すことです。

就活を成功に導くためには、自分自身としっかり向き合い、自分に合った企業を見つけるために視野を広げて積極的に動いていく姿勢が求められます。

業界や職種の幅を広げたり、新しい選考ルートを探ったりすることで、新たな可能性が見えてくることもあります。

これまでの結果にとらわれすぎず、前向きな気持ちでチャレンジを続けていくことが、納得のいく就職先との出会いにつながるはずです。

【26卒】現在の内定率は?

2025年3月18日時点における大学生(大学院生を除く)の就職内定率は、全体で58.7%となっており、前年同月と比較すると8.9ポイントの増加が見られます。

特に注目すべきは、すでに半数以上の26卒が内定を獲得しているという点です。

内訳を見ると、文系の学生では54.8%、理系では67.6%と、理系の方がやや高めの傾向があるものの、文理問わず着実に内定獲得が進んでいる様子がうかがえます。

また、地域による差はあるものの、すべての地方で内定獲得率が5割を超えており、全国的に企業の採用活動が活発化していることがわかります。

このように内定率が高まっている背景には、企業の採用スケジュールが早まっていることに加え、インターンシップや早期選考を通じた内定出しが進んでいることが挙げられます。

26卒就活における早期化の動きでは、学生だけでなく企業の採用活動も早めているためです。

しかし、ここで焦る必要はありません。

まだまだ多くの企業が採用活動を続けており、これからが本格的な採用活動の開始となる企業もあります。

今からでも計画的に効率よく就活を進めることで、十分にチャンスをつかむことができます。

出典:就職みらい研究所「就職プロセス調査(2026年卒)『2025年3月18日時点 内定状況』」

【26卒】不安な人が今後の就活でやるべきこと

就職活動が本格化する中で、「なかなか内定が出ない」「どこから手をつけていいかわからない」といった不安を抱えている26卒の方も多いのではないでしょうか。

特に、SNS上で内定報告を目にしたり、ニュースで内定獲得率が発表されているのを目にすると、自分だけ取り残されているような気持ちになり、ますます焦りを感じてしまうこともあるかもしれません。

不安な人が今後の就活でやるべきこと
  • 業界や業種を広げてエントリーする
  • 興味のない企業も面接を受けてみる
  • 落ちた理由を分析して選考対策をする

ですが、不安な時こそ立ち止まって、自分の就活の進め方を見直す必要があります。

ただやみくもにエントリーを増やすのではなく、これからの行動をより効率の良いものにするために、ここで紹介する3つのポイントに注目して就活を組み立てていきましょう。

業界や業種を広げてエントリーする

「この業界で働きたい」「この職種が自分に合っている気がする」といった企業選びの軸を持つことは大切ですが、志望を絞りすぎることで、かえってチャンスを逃してしまうケースもあります。

同じような企業にばかりエントリーしてしまうと、似たような理由で選考に落ちてしまうリスクが高まりやすくなってしまい、なかなか内定を獲得することができません。

このような状況を打開するためには、一度視野を広げて、今まで注目していなかった業界や職種にも目を向けてみることが重要です。

たとえば、志望していた業界に似た特徴を持つ異業種や、今まで知らなかった分野の企業にもチャレンジすることで、新たな発見や可能性が広がります。

また多角的に企業を見ることで、自分にとって働きやすい環境や価値観に合う職場に出会える確率も高くなります。

選択肢を増やすことで気持ちにもゆとりが生まれ、前向きな気持ちで就活を続けることができるはずです。

興味のない企業も面接を受けてみる

「この企業にはあまり興味が持てない」「自分が働くイメージが湧かない」と感じる企業でも、一度選考に進んでみることで思わぬ学びや気づきが得られることがあります。

面接の受け答えは実践を積み重ねるほど身についていき、緊張しづらくなったり、自信を持って質問に対する回答ができるようになっていきます。

また、面接を通して自分の考え方や価値観に気づいたり、企業の雰囲気や働き方に魅力を感じることもあるでしょう。

最初は「興味がない」と思っていた企業が、実は自分にとってとてもマッチ度が高く、活躍できる企業だった、というケースも珍しくありません。

さらに実際に選考に進むことで、自己PRや志望動機の伝え方に改善点が見つかったり、自分の言葉がどれだけ相手に伝わっているかを直接確認することもできます。

選考対策のためにも、自分がこれまでみてこなかった企業をみてみるという意味でも、興味のなかった企業の面接を受けてみることはおすすめです。

落ちた理由を分析して選考対策をする

不採用が続くと、どうしても自信を失ってしまいがちですが、就活において失敗は大切な学びの機会でもあります。

選考対策において最も大切なのは、「なぜ落ちたのか」「何が足りなかったのか」を冷静に振り返ることです。

例えば、エントリーシートの内容が曖昧だったのか、面接で伝えたいことが整理されていなかったのか、企業研究が不十分だったのかなど、どんな原因で自分が不採用になったのかを分析しましょう。

理由を解明できないまま次の選考に望んだとしても、同じ結果になってしまう可能性が高いです。

また、なかなか内定を獲得できないときは選考対策の前に今一度自己分析をしてみるのもおすすめです。

自分の強みや価値観を再確認し、企業に対してどのようにアピールすべきかを明確にすることで、話し方や文章の説得力も格段に高まります。

自分の魅力を相手に届けるための準備をしっかり行いましょう。

【26卒】比較的簡単に内定が取れる方法

就職活動において、「どうすれば早く内定がもらえるのか」「効率的に進めたい」と考える26卒の方も多いことでしょう。

もちろん、自分に合った企業に出会うことが最優先ですが、比較的内定が取りやすい方法やルートを活用することも、内定を獲得するためには非常に有効な選択肢のひとつだといえます。

ここでは、比較的簡単に内定が取れる方法を3つご紹介します。

比較的簡単に内定が取れる方法
  • 就活エージェントを使う
  • オファーサイトやアプリを使う
  • 通年採用の企業に応募する

ただし、ここで紹介した方法を使ったからと言って100%内定が獲得できることを保証できるものではありませんのでご注意ください。

就活エージェントを使う

就活エージェントは、学生と企業のマッチングをサポートするプロのサービスです。

エージェントは就活生が内定を獲得することで報酬が発生するビジネスモデルのため、個々の学生に対して本気で向き合い、全力で支援してくれます。

企業とのマッチングだけでなく、エントリーシートの添削、面接対策、自己分析のアドバイスなど、就活に必要なあらゆる支援を一貫して受けられるのが大きな魅力です。

特に、まだ自分に合う業界や企業がはっきりしていない方にとっては、プロの視点からの提案が大きな助けとなるでしょう。

一人で抱え込まず、信頼できるアドバイザーと二人三脚で進めることで、就活に対する不安も和らぎ、効率的かつ前向きな活動が可能になります。

オファーサイトやアプリを使う

近年では、「逆求人型」と呼ばれるオファー型の就活サービスや就活アプリが増えています。

これらのサービスでは、プロフィールを登録することで、企業の方から直接スカウトが届く仕組みになっており、自分から応募しなくても内定獲得のチャンスを得ることができます。

オファーをくれる企業は、「採用ターゲットに出会いにくい」「新たな人材を発掘したい」と考えているケースが多く、選考ハードルが比較的低い傾向にあります。

プロフィールをしっかり作り込み、数多くの企業からオファーがもらえるように挑戦してみるのもおすすめです。

また、一般的なナビサイトでは出会えないようなベンチャー企業や独自の事業展開をしている企業からのオファーもあるため、自分の可能性を広げる手段としても非常に有効です。

通年採用の企業に応募する

近年では、従来の採用スタイルにこだわらず、通年採用を実施している企業も増えてきました。

企業向けに通年採用限定の就活支援サービスが立ち上がっているほど、通年採用実施の動きと需要は高まってきています。

通年採用では、春や夏といった特定の時期に限らず、年間を通して選考に応募できる機会が存在します。

採用予定数が多かったり、人材の多様性を重視していたりする企業が多く、内定獲得のチャンスが広がるため、就活スケジュールに遅れてしまったと感じている方や、自分のペースで企業を選びたいという方にとっては、非常に強い選択肢のひとつだといえるでしょう。

【26卒】内定を取るためにやるべき選考対策

内定を獲得するためには、ただ応募を繰り返すだけでなく、一つ一つの選考をしっかりと対策することが重要です。

内定を取るためにやるべき選考対策
  • 就活マナーの見直し
  • ガクチカ・志望動機・自己PRの作成
  • 実践的な面接対策

特に、就活は準備8割と言われるほど、面接や書類選考での準備の差が合否に大きく影響します。

ここでは、今すぐに実践できる選考対策の基本を3つご紹介します。

就活マナーの見直し

「内容が良かったのに、マナー面で印象を落としてしまった」というように、ポテンシャル以外の部分が原因で不採用になるのは非常にもったいないです。

服装や髪型、言葉遣い、挨拶、メールの文面、時間厳守など、基本的なマナーは第一印象を左右する大切な要素です。

面接においては、たとえ話す内容が完璧でも、マナーが悪いと企業側に「本当に仕事ができるのだろうか」と不安を与えてしまいます。

自分では気づきにくいポイントもあるため、模擬面接や友人・先輩との練習を通じてフィードバックをもらい、こまめに見直していくことが大切です。

ガクチカ・志望動機・自己PRの作成

エントリーシートや面接で頻出の質問として、「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」「志望動機」「自己PR」があります。

これらは、企業がその人の価値観や行動力を判断するための重要な項目です。

漠然とした内容では伝わらないため、具体的なエピソードや数字を交えて、説得力のある文章を作成していきましょう。

また、第三者に見てもらうことで、「伝わりづらい部分」や「アピール不足な点」に気づくことができ、より完成度を高めることが可能です。

一人で悩まず、大学のキャリアセンターや就活エージェント、友人などに添削をお願いすることをおすすめします。

実践的な面接対策

面接は、場数を踏むことで自信がつき、伝え方の精度も高まります。

だからこそ、模擬面接など実践的な練習を積極的に取り入れることが大切です。

緊張しないように話せるかどうか、適切な話し方、表情の使い方など、実際の場面を想定してトレーニングすることで、本番でも自分らしく話すことができるようになります。

また、模擬面接では、客観的なフィードバックをもらうことができるため、自分一人で対策していては見つからなかった弱点を発見することができます。

自分では気づかなかった改善点が明確になれば、次の面接の通過率は大きく変わってくることでしょう。

【26卒】内定がない人が絶対やってはいけないNG行為

就職活動が思うように進まず、「もうどうしたらいいかわからない」と感じてしまうこともあるかと思います。

そんなときこそ、避けるべきNG行動を知っておくことが大切です。

内定がない人が絶対やってはいけないNG行為
  • 就活を何もしない
  • 選考対策をせずに選考を受ける
  • 一人で就活をする

内定がないと焦っているととにかく色々と普段の就活ではやらないことまでやってしまいがちですが、落ち着いて、今の自分がここで紹介するNG行為に当てはまってしまっていないかを確認してみましょう。

ここでは、内定を遠ざけてしまう可能性がある行動を3つご紹介します。

就活を何もしない

「どこにも受からない気がして怖い」「やる気が出ない」と感じ、つい何もしないまま時間が過ぎてしまうことはありませんか?たしかに、連続で不採用が続くと、行動する気力が薄れてしまうのは無理もありません。

しかし、動かなければ状況は何も変わりません。小さな一歩でも踏み出せば、次第に視界が開けてきます。

たとえば、「気になる企業を一社だけ調べてみる」「求人サイトを開いてみる」「ネット上にある自己分析ツールを利用してみる」など、できることからで構いません。

最初の一歩が小さくても、積み重ねていくことで、自信や希望につながっていきます。

なかなか内定が出ないからといって就活をいったんやめるんではなく、細々とでもいいのでやれることを続けていきましょう。

選考対策をせずに選考を受ける

「とにかく受けないと」「数をこなせばいつか受かるかも」と、準備不足のまま選考に挑んでしまうのはなかなか内定を獲得できない大きな要因のひとつになります。

面接やエントリーシートで自分の強みを100%伝えるためには、的確に伝えるための文章構成や伝えたい内容の整理を事前にしっかりと行っておく必要があります。

また自己分析結果をもとにして自己PRや志望動機をしっかり言語化し、企業研究を行うことが選考対策には必要不可欠です。

これらの選考対策ができなくなってしまうほどに選考のスケジュールを無理に詰め込み、余裕を持って準備できない状態では、なかなか内定は獲得できないでしょう。

「ただ受ける」のではなく、「しっかり準備して受ける」姿勢が、今後の就活の結果を大きく左右します。

一人で就活をする

一人で就職活動を進めていると、客観的なアドバイスや新たな視点を得にくくなります。

また、情報の偏りや思い込みに気づかないまま、間違った方向に進んでしまうこともあります。

そんなときは、信頼できる人に相談したり、就活エージェントや大学のキャリアセンターを活用したりしましょう。

他者の目線が入ることで、自分の魅力や課題がクリアになり、対策の質もぐっと上がります。

一人で抱え込まず、誰かに頼ることは、決して甘えではありません。

むしろ、就活の状況を一気に逆転させることさえ可能なため、なかなか内定が取れなくて悩んでいる方は迷わず第三者に頼ってみましょう。

【26卒】内定がない状態でもまだ挽回できる!

「内定が一つもない…」「このままどうなってしまうんだろう」と不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、就職活動において手遅れということはありません。

どの時期でも採用活動を続けている企業は数多く存在するため、今からでもチャンスは十分にあります。

大切なのは、焦らずに自分のペースで、しかし確実に前に進んでいくことです。

就活が長引くことは決して珍しいことではありませんし、後半で自分にぴったりの企業に出会えるケースもたくさんあります。

この時期だからこそ、視野を広げることも重要です。

内定がないからといって焦って急ぎすぎたり、落ち込んで手を止めたりするのではなく、落ち着いてひとつひとつの対策をこなしていって挽回しましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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