【やりたいことが見つかった!】転ゼミってできるの?転ゼミの影響や周りからのみられ方まで解説!

【やりたいことが見つかった!】転ゼミってできるの?転ゼミの影響や周りからのみられ方まで解説!

はじめに

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大学3年生になると、希望の研究室に所属するいわゆるゼミの選択があります。

ゼミの内容は、教授の研究内容です。

進めたい研究や習ってみたい教授の研究室を希望するのが一般的です。

しかしはじめはそこにしようと意思をもって決めて所属しても、時間に経つにしたがって本当にやりたいことがみえてくることもあるでしょう。

選んだゼミが自分向きではないことに気がついたり、今のゼミより興味をもてる内容のゼミをみつけたりなどは、珍しいことではありません。

そうはいってもなんとなく、ゼミを変更すること(転ゼミ)は気の引けるものであるでしょう。

今回は転ゼミを考える悩める大学生のために転ゼミはそもそもできるのか、できるのならするべきなのか気になる周りの反応もご紹介していきましょう。

【 転ゼミってできるの?】むしろ好感をもたれる

まず前提として、ほとんどの場合転ゼミすることは可能です。

しかし、したほうがよいかどうかに関しては理由によります。

どうして転ゼミを考えたのでしょうか。

もしもその理由が、以下のようなものでしたら、すぐに転ゼミをするのはおすすめできません。

「今のゼミが思っていたよりたいへんなので、とりあえずやめたい」
「教授との関係があまりよくないので、内容的にはやりたいことだけれど変わりたい」

このように「今の状況からとりあえずどこでもよいから逃げたい」というものであるなら、少し考えたほうがよいでしょう。

本当に将来のために自分がどうしたいのかしっかり考え、教授と話し合うなど転ゼミ以外の解決方法も考えていくべきでしょう。

しかし「本当にやりたいことが今わかった、そのために転ゼミしたい」という前向きな転ゼミなら今すぐにでも実行するのをおすすめします。

大学では多額の授業料を払って、大事な時間を使って将来のために勉強しているのです。

将来に向かってのことなら迷っているのはもったいないことでしょう。

前向きな理由による転ゼミは、自分のやりたいことを選んでやっているというようにとらえられるので、マイナスにみられることはありません。

自分が所属していたゼミの教授にとって

自分が所属していたゼミの教授に、まず転ゼミすることを伝えなければなりません。

いいにくいことであるのはたしかでしょう。

しかしなぜ、いいにくいと思うのでしょうか。

おそらく教授は自分の研究や自分自身を慕って所属を決めてくれたと考えていると思うので、所属を変わりたいというのは快く思わないのでは、と考えているのではないでしょうか。

移動したいといえばさびしい顔はされるかもしれません。

しかし教授は研究者で、自分の研究に誇りをもっています。

それと同時に、同じ研究者であるほかの教授のこともきちんとリスペクトしているでしょう。

あなたが別の研究をしたいといったところで、気分を害することはありません。

場所は違っていても、やりたい研究を一生懸命やりたいというあなたの熱意を応援してくれて、否定されることはないでしょう。

「それは人によるのでは」「そこまで人格者ばかりでもない」と思うかもしれません。

しかしあなたが思うより、転ゼミは珍しいことではありません。

ほとんどの教授にとってかなりの回数を経験していることなので、そこまで気に病むほどのこともないのです。

希望先のゼミの教授

逆に希望先の教授にとっても転ゼミはどう思われるのでしょうか。

それは自分の研究に興味をもってくれたことなので、大歓迎でしょう。

大学の教授は教鞭をとる人物であると同時に、研究者です。

どちらかといえば人に教える以上に、自分の研究を大切にしているという人も多いのです。

その研究に興味をもってくれて、転ゼミまでしたいと希望する学生を嫌がることはないでしょう。

就活への影響

次に気になる就職活動への影響はどうでしょうか。

転ゼミしたことは計画性がないなどと評価にマイナスに響くのではないかと考えがちですが、そのようなことはありません。

そもそも転ゼミしたいう事実を披露する機会が、ほぼないと考えられます。

たとえ質問されても、先に述べたように前向きな転ゼミの理由がそこにあれば、堂々とそれを答えましょう。

自分の学びたいことが見つかり即座に行動したという事実は、行動力がある・勉強したい熱意が強いという高評価としてとらえられることでしょう。

むしろアピールポイントとしてあげてもよいくらいのことです。

大学院への進学を考えているなら、なおさらプラスとして働くでしょう。

友達からのみられ方

最後に周りの友達にはどうみられるのか、気になる人もいるかもしれません。

逆にあなたはどうでしょうか。

友達が「本当にやりたいのはあちらのゼミだったから、転ゼミすることにした」といわれて、気になるでしょうか。

ゼミに「この研究がやりたくて転ゼミしてきました」といわれて気になるという方は少ないでしょう。

ほとんどの人は、あなたが転ゼミをしたということを気にしません。

また転ゼミをする際に、同じゼミの友達と離れるのはさびしいことかもしれませんが、もしそれで連絡をとらなくなればいずれは終わる縁だったのです。

希望先のゼミの子たちも、高校時代の転校生とはまったく違う感覚ですんなり受け入れてくれることがほとんどでしょう。

大学ではゼミだけがコミュニティではないからです。

大学のコミュニティは多種多様で、ゼミだけではありません。

そこの人間関係に固執する人は少なく、なによりゼミに所属している人たちは20前後の大人です。

心配するような反応はないでしょう。

【転ゼミってできるの?】転ゼミするか迷っているときは

今ここまで読んでも、まだ転ゼミに迷っている人もいることでしょう。

迷いはどこにありますか。

たとえばやりたい内容のゼミだとは思うが、いまひとつ自信がない場合もあるでしょう。

とにかく今のゼミで自分がやりたいことではないのはたしかだけれど、どこに変わればよいかわからない場合もあるでしょう。

もしくは先に述べたようなネガティブな理由が、どうしても払しょくできない人もいるかもしれません。

これはひとりで悩んでいても解決できないことです。

転ゼミ先の内容の確認や不安、今のゼミの不満はそれぞれ教授に相談してみることをおすすめします。

今のゼミに不満がある場合は、転ゼミする前に改善できるかもしれません。

先にも述べたとおり多くの教授にとっては転ゼミは歓迎することなので、転ゼミに関する相談は好意的に受けてもらえることでしょう。

おわりに

こうしてみるとやりたいことがあるなら、転ゼミはあなたの将来にプラスになることがわかります。

大学生活の大事なお金と時間を、もやもやした気持ちですごすのはたいへんもったいないことです。

教授とはあまり一対一で話す機会などないかもしれませんが、学生に頼ってこられるのは教授にとってもうれしいことです。

迷っているなら思い切って相談を切り出してみるとよいでしょう。

もし転ゼミをしたいと思っていてただ周りを気にして躊躇しているだけなら、明日にでも転ゼミしたいことを教授に伝えに行きましょう。

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