はじめに
大学生のいつまでも尽きない悩み。
「金欠」です。
お昼ご飯、飲み代、洋服代、その他諸々、、、 想像の何十倍もお金がかかってくるのが大学生です。
けど、一生に一度しかない大学生活、全力で楽しみたいですよね?
そのために今回は実際の私の経験、友達の話を元に上手なバイトの掛け持ち方法をメリット/デメリットを含めて紹介します。
少しでも大学生活の足しになったら嬉しいです!
バイトを掛け持ちするメリット
バイトの掛け持ちをするということにはメリットがたくさんあります。
その中のいくつかを挙げたいと思います。
稼ぐことができる
まずはシンプルに、収入が増えます。
バイト先にもよりますが、働く分給料に比例します!
稼ぎたいという人はぜひ掛け持ちをしてください。
色々な経験ができる
私の場合は接客業が多かったですが、カフェラテが作れるようになったり、ワインの提供、コース料理の提供ができるようになったり。日雇いでは警備も経験しました。
また、学内でのバイトは学生に教えるという他では経験することができなかったことが経験できています!
これらのことを踏まえ、掛け持ちをすることで「様々なことを経験することができる」 これは自信を持っていうことができます。
新しいコミュニティが作れる
いろいろなコミュニティに属することになるため、新しい人との関わりを持つことができます。
タリーズだけだと学生としか仲良くなれなかったと思います。
逆に焼肉屋は学生が1人もいなかったので、接客を極めた様々なバックグラウンドを持つ人とのつながりを作ることができました。
いろいろなコミュニティに所属することができることは、掛け持ちのメリットです。
バイトを掛け持ちするデメリット
「掛け持ち」にはメリットがたくさんありますが、もちろんデメリットも存在します。 今回はその中で2点紹介します。
覚えることがたくさんある
バイト先毎で求められるスキルや、マニュアルはもちろん異なるため、1から覚えるという作業は必ず存在します。
似てる内容のバイトだとしても、研修から始めなくてはいけないということはデメリットとして挙げられると思います。
シフト管理が大変
アルバイトはシフト制のことがほとんどなので、シフト管理/スケジュール管理をきちんとすることが求められます。
私自身、一度シフトをダブルブッキングしてしまったことがあり、とても焦りました。。。
他の人にも迷惑をかけてしまうため、スケジュール管理は徹底して行う必要があります。
バイトを掛け持ちするにあたって確認すること
ここでは、掛け持ちをする前に知っておかなくてはいけない注意点を紹介します。
現在のバイト先への確認
アルバイトといえど、「契約」を交わしているため、現在のアルバイト先に掛け持ちをしていいかの確認を必ずしてください。
中には掛け持ちが禁止されているバイト先も存在します。
扶養の考慮
掛け持ちをすると、やはり今までより稼ぐことができます。そこで気をつけなくてはいけないのが「扶養」です。
私たち大学生が気にする必要があるボーダーは主に2つです。
よく耳にすると思いますがまず103万円がボーダーです。
それを超えると、親が多く税金を払う必要性が出てきます。
親に必ず相談してください。
次のボーダーは130万円です。
130万を超えると自分で保険に入り、税金を払わなくてはいけないため年間12万ほど払うことが求められます。
これらのことを考慮して年間でどのくらい稼ぐか決めて、調整する必要があります。
国税庁のHPで詳しく知ることができるので、参考にしてください。
参考:国税庁HP https://www.nta.go.jp/taxes/
確定申告が必要かどうか
一つのバイト先だけだと、「年末調整」をするだけで大丈夫です。
しかし、Wワークをしていると「確定申告」が必要になってきます。
場合によって異なりますが、2カ所以上から給与の支払いを受けており、主要就労先以外の所得が年間20万円を超えている場合は確定申告が必要だと国税庁に決められています。
きちんと調べて提出をしてください!
掛け持ちするバイト先の選び方ポイント
バイトを掛け持ちする際、もう一つのバイトはどのようなことを意識して決めると良いのでしょうか?
ポイントに分けて、失敗しない掛け持ちバイトの選び方を説明します。
以下のポイントをぜひ参考に掛け持ち先を決めてみてください。
シフトの融通が利く
掛け持ちバイト先を選ぶ基準としてはまずシフトの融通がきくかどうかを意識しましょう。
掛け持ち先にしたバイトが人の足りていない状態だと、自分の思い通りにシフトを組むことが難しくなってきます。
また、思ったより忙しくなり、自分の身体がついていかないなんてことになると大変です。
まずは人が不足しておらず、自分の都合を優先してシフトが組めるバイト先を選びましょう。
また、シフトが固定制か自由提出制かにも着目しましょう。
どちらが好ましいかは人によって異なります。
固定シフトはスケジュールが組みやすいですが、突発的な予定が入りやすい方には向いていません。
また、自由シフトはシフトが決まるのが遅いこともあるのでスケジュール管理が難しくなるリスクがあります。
自分の生活にどちらが適切なのかをよく考えて選択しましょう。
バイトを掛け持ちする理由を明確に
バイトを掛け持ちしたいと思った理由はなんでしょうか?
自分がバイトを掛け持ちしたいと思った理由を明確にしておきましょう。
それを軸にバイトを探すと希望に則したバイトが見つかりますね。
掛け持ちをすることでお金を稼ぎたいのか、無駄な時間をなくしたいのか、人脈を広げたいのか、など、掛け持ち先に求めるものは一人ずつ異なります。
自分なりのニーズを明確にして掛け持ち先を見つけましょう。
現在のバイトとの相性を考える
現在のバイトと上手く両立できるかも重要なカギとなります。
バイト先がどちらも忙しいとスケジュール管理や健康管理が怪しくなります。
他にも、勤務時間が被る場合も効率が悪いです。
バイトを始めるにあたって覚えることの量なども考えましょう。
現在のバイト先のシフト、業務などと照らし合わせてみてください。
おすすめの掛け持ちバイト
いざ掛け持ちをしよう!と思っても何をするか迷いますよね。
そこで、いくつか掛け持ちに向いてるバイトを紹介します。
日雇い
日雇いバイトは、1日でがっつり稼ぐことができ、手渡しで扶養に入らないということもあります。
好きなアーティストの歌を聞くことができることも...!
空いてる日に稼ぐことができるため、1日でがっつり稼ぎたいという人におすすめです。
24h営業の店
これは友達に聞いた話ですが、24時間営業している店の夜勤は時給もよく、お客さんもほとんどこないため楽で効率よく稼ぐことができます。
ですがやはり深夜帯なので、生活リズムはきちんと考慮する必要があります。
塾講師/家庭教師
塾講師や家庭教師も、バイトの掛け持ち先としておすすめです。
コマごとにシフトが入れられて、時給も良いことがほぼです。
また最近はオンライン家庭教師も普及してきて、どこでもできるということがメリットです。
飲食店
「週1から、一回3時間から勤務可能」や「1週間ごとにシフト提出」というようなシフトの融通が効きやすい飲食店も掛け持ち先としておすすめです。
私は、時給が高く、週1から働けるところを掛け持ち先として選びました。
バイトの掛け持ちを成功させるには
バイトの掛け持ちを自分らしく成立させるにはどのようなことを意識すればいいのでしょうか?
以下のことを意識して、掛け持ちバイトを無理なく成立させましょう。
シフト管理方法
掛け持ちの、おすすめの働き方を一例として紹介します。
やはり、掛け持ちの大きな難点は「シフト管理」だと思います。
そのため、片方は固定シフト、もう一つを予定に合わせて調整するという働き方がおすすめです!
この働き方のおすすめポイントは以下の2点です。
→ダブルブッキングしてしまう危険性が格段に減ります
・生活リズムを作りやすい
私はこの働き方が自分にあっているなと感じました。
働きながら自分にあった働き方を探してみてください!
バイト先に優先順位をつけておく
二つのバイト先、どちらもおなじようにシフトに入るなんて都合のいいようにはいきません。
自分がどちらのバイトを優先したいのか決めておきましょう。
そうすることでシフトに入ってほしいと頼まれた際や、シフトの割合管理にも役立ちます。
バイトの両立は必ずしも同じ量働くことではありません。
自分にあった割合で掛け持ちを管理しましょう。
自分の生活に合った働き方を心がける
バイトを掛け持ちすることで、自分の生活に犠牲が生じてしまう働き方は控えましょう。
例えば、無理に深夜バイトを入れると、学校生活や勉強に支障をきたすかもしれません。
学校のスケジュールや睡眠時間、他のことをする時間をどのように作ると無理しない程度で済むのかよく計画してください。
例えば、
午後は学校がないため、13~16時までバイト、17~22時まで別のバイト、帰宅して家事や課題を済ませ24時に就寝
などのスケジュールは無理がない組み方ですね。
しかし、これを毎日行うと趣味や友人と遊ぶ時間、予習・復習する時間は設けられません。
さらに精神的にも身体的にも疲弊してしまうでしょう。
週に何日、若しくは何時間自由時間が必要なのかをよく考えてください。
無理をしないこと
掛け持ちでバイトをする際の肝は「無理をしないこと」です。
掛け持ちは人より多く働くことになりますから、その分忙しい上疲れやすいです。
自分が就かれやすくなる働き方は避けましょう。
給与などの目的よりも、自分の身体が一番優先すべきことです。
長い目で見て体を壊しそうな働き方はしないように気を付けましょう。
掛け持ちバイト体験談
私は現在大学3年で、今までアルバイトを合計6種類してきました。
まず、大学1年の春、地元のタリーズコーヒー店でのバイトです。
大学生のバイトとしてあるあるだと思います。
バイト仲間も大学生が多数で楽しく、仕事も楽しかったです。
しかし一つの難点が”時給が低いこと”でした。
「働いてもあまり稼げない...
学校終わりだと時間が限られる」
ということで「掛け持ちをしよう!」と決めました。
まず始めたのが、夏頃ライブの物販などの日雇いバイトです。
夏休みは1日空いている日が多くあったため1日でがっつり稼ぐことができました。
次に、秋頃に焼肉店で掛け持ちを始めました。
通学路の途中の、いわゆる”高級焼肉店”です。
そこは時給がよく、週1平日のディナー、土日のどちらかランチとディナーの1日ということを1年間近くタリーズと並行して続けていました。
さらに大学2年時、学校内でのバイトも始めています!
空きコマや空いている時間に、講義の補助を気が向いたときにやる程度です。
そして大学2年の冬、就活を始めなくてはと思い立ち焼肉店をやめ、タリーズで働きながら長期インターン探しを始めました。
長期インターンを始めたのが新年になったころです。
そして現在、友達に誘われ始めたお寿司屋も増えました。
まとめると、
・タリーズ
・お鮨屋
・学内
以上4か所です。
週に4,5日程度働いています。
長くなってしまいましたが、大学3年間の私のバイト事情はこんな感じです。
まとめ
大学生なら誰でもするアルバイト。
ですが、大学でバイトしかしてない、、、ということにならないように、勉強や遊びとのバランスも大切です。
これからは楽しさももちろんですが、「効率よく稼ぐ」ということにも焦点を当てて、今よりも稼ぎ、大学生活をより充実させたものにしてください!
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート