- 企業が説明会を開催する理由
- 説明選考会の内容
- 説明選考会のための準備方法
就活において、企業の選考プロセスはさまざまで、「選考会」という形式を採用している企業も多く見受けられます。
しかし、選考会とは具体的にどのようなものなのか、また説明会や一次選考とどう違うのか、疑問に思う方もいるでしょう。
本記事では、選考会の基本的な内容や特徴について解説し、説明会や一次選考との違いを明らかにするとともに、選考会で成功するためのポイントを徹底的にお伝えします。
初めての選考会に臨む方や、対策したい方はぜひ参考にしてください!
- 企業の意図を知りたい人
- 説明選考会の内容を知りたい人
- 説明選考会のための準備すべきことを知りたい人
【説明選考会】説明選考会とは
まず、説明選考会とはどのようなものなのかについて一緒に考えていきましょう。
説明選考会では、選考が同日に行われる会社説明会のことです。
筆記試験や面接など、通常は別の日程で行われる会社の選考過程を1日でまとめて行うことを選考会と言います。
そしてこの選考会に会社説明会が合わさったものを説明選考会と呼ぶのです。
そこまで多くの企業が導入しているわけではありませんが、知らないと面食らう可能性があるのであらかじめある程度覚えておきましょう。
1日選考会と呼ばれることもある
説明選考会は、1日選考会と呼ばれる場合もあります。
通常であれば、説明会、ES提出、面接などは、それぞれ日程を変えて複数回にわたり実施されます。
説明選考会と呼ばれる形式の中には、そうした選考を1日で完結させることを目的に行われるものもあります。
そのような選考会は「1日選考会」と呼ばれ、その1日の選考で内定まで決まる可能性があります。
いち早く内定が欲しいと考えている就活生にとっては、大きなチャンスと言えるでしょう。
一方、その1日の選考内容で全て判断されてしまうため、事前にしっかりと対策を行っておくことが重要となります。
【説明選考会】説明選考会の特徴
会社説明会と選考が同日に行われるという説明選考会ですが、具体的にはどういった特徴があるのでしょうか。
また、参加することにはどういったメリットがあるのでしょうか。
就活において、説明選考会を効果的に活用するためにも、まずは下記より説明選考会の特徴を押さえていきましょう。
企業にも就活生にも負担が少ない
説明選考会の一つ目の特徴として、実施する企業にとっても、参加する就活生にとっても、負担が少ないことが挙げられます。
まず企業側の視点では、説明会、グループディスカッション、面接などを複数回に分けて行う場合、その選考ごとに場所や人員を確保するための時間や労力がかかり、場所代や選考官の人件費といったコストも増えます。
説明会と選考会を同日に行うことで、そうした時間やコストが削減しやすくなります。
次に就活生の視点では、説明会と選考会が同日にあることでスケジュール調整の手間が減らせたり、移動にかかる費用や時間が削減できたりします。
また、説明会から選考までの間が空かないことで、モチベーションを維持したまま選考に臨めることもメリットの一つと言えるでしょう。
結果が出るまでが早い
二つ目の特徴は、選考結果が出るまでが早いことです。
通常の説明会と一次選考が別日で実施される場合では、例えば説明会から数日後にES提出があり、その数日後に書類選考の結果が判明し、そこから面接日程の調整を行って面接に参加し、面接の結果をさらに数日待つ、といったように複数のプロセスが発生します。
そのため、説明会参加から最終的な選考結果が出るまでに、数か月かかる場合もあります。
一方、説明選考会では説明会と選考が同じ日程で開催されるため、通常より踏む手順が少なくなり、そのぶん選考開始から選考終了までの日程が短縮されます。
先述したように、中には説明会から選考終了まで一日で完結するものもあり、早く結果が知りたい方にとっては有効な機会と言えるでしょう。
【説明選考会】説明会・一次選考との違い
ここまでで、説明会と選考が同日に開催される説明選考会の特徴を確認することができました。
しかし一般的には、会社の説明会と一次選考は別日で開催される場合が多いです。
そのように別々で行われる場合の説明会・一次選考と説明選考会では、どういった違いがあるのでしょうか。
違いを知っておくことで、説明選考会に向けて必要な対策や心構えも見えてきやすくなります。
下記より、説明会・一次選考それぞれとの違いを確認していきましょう。
説明会との違い
説明会とは、企業が就活生に対して事業や業務の内容、働き方、給与や福利厚生等の待遇などを説明する場です。
企業側から就活生に向けて、簡単な質問や投げかけなどのコミュニケーションが図られる場合もありますが、一人ひとりの就活生をしっかりと見極めるための対話や関わりは行われないことが一般的です。
説明会への参加自体は選考に関係がなく、説明会に参加していなくても選考に申し込むことが可能である場合も多いでしょう。
一方、説明選考会は選考に直結しているため、企業は就活生一人ひとりのことを対話や文章から知り、自社に合う人材かどうかを見極めたいと考えています。
説明会と異なり、企業について知るだけでなく、自分のことを企業にアピールする必要がある場と言えます。
一次選考との違い
一次選考とは、その企業の選考フローにおいて最初に就活生の通過、不合格を決めることを目的とした選考を指します。
選考方法は企業によって様々ですが、ESや履歴書などの書類選考、筆記試験や適性検査などが行われる場合が多いでしょう。
説明選考会と違う点として挙げられるのは、一次選考では説明会は行われず、企業のことをすでに理解している前提で実施されるということです。
そのため、説明会と別日で開催される一次選考では、業界理解・企業理解を問われる可能性がより高いと言えるでしょう。
一方、説明選考会では当日に会社説明も行われるため、一般的な一次選考と比べると業界・企業理解の深さを重視されることは少なくなります。
ただし、企業理解が問われることが全くないわけではありませんので、事前対策は行っておくとよいでしょう。
【説明選考会】説明会と選考会を同日に行う理由
企業が説明会と選考会を同時に行う理由にはどのようなものがあるのでしょうか。
大きく分けて4つあるので把握した上で、企業の意図に応じた対策をする必要があります。
- コスト削減
- 時間の有効活用
- 優秀な学生を逃さないため
- 学生側にもメリットが多い
コスト削減
これは皆さん想像しやすいことでしょうが、コスト削減が最も大きな理由の一つと言えるでしょう。
面接会場を抑えることはもちろんのこと、求人サイトに掲載する費用や人件費など、新卒採用には莫大なコストがかかっているということを忘れてはいけません。
そのため、企業は説明会と一次選考を同時に行うことでコストを削減しようとしているのです。
時間の有効活用
時間を有効活用するというのも、説明会と選考会を同じ日程で開催する理由の一つであると言えるでしょう。
企業の採用担当者の仕事は、面接や説明会だけでなく、多岐に渡ります。
大量に届くESを読まなければなりませんし、その他にも普段の業務も行わなければなりません。
つまり、採用の時期は他の仕事も大量に抱え込むことになり、非常に忙しくなってしまいます。
よって、説明会と選考会を同時に行うことで時間を短縮し、スケジュールの調整を行おうとしているのです。
優秀な学生を逃さないため
優秀な学生を逃さないためというのも、選考会と説明会を同じ日程で実施する理由の一つであると言えるでしょう。
就活が本格化してくると他の企業と選考の日程がかぶってしまうことも多いのです。
そこで、優秀な学生に日程の関係で辞退されてしまわないためにも、会社説明会と選考会を同じ日程で行い、逃さないように工夫をしているのです。
また、説明会の後には比較的学生の入社意欲が高まっていることが多いため、自社に関心を持ってくれている間に選考会を実施し、人材を確保しようとしている側面も挙げられるでしょう。
学生側にもメリットが多い
ここまで企業の事情ばかり説明してきましたが、説明選考会には学生側のメリットも多いので一緒に確認していきましょう。
学生側としても、説明会と選考会が同じ日に開催されるということは、他の選考との日程調節がしやすいということでもあります。
また、企業によっては当日の段階で二次面接まで行うようなところもあります。
そういった場合はすぐに内定がもらえるので、心に余裕を持って今後の就活を進めていくことができるでしょう。
また、遠方から参加する場合は、移動時間や交通費などをカットすることもできるので、学生側にもメリットが多いのが説明選考会であると言えるでしょう。
【説明選考会】説明選考会の内容
続いて、説明選考会の内容について詳しく紹介していきます。
一般的な説明選考会では下記の2つの試験が実施されます。
- 説明会
- ESの提出
- 個別面接
- 筆記試験
- 集団面接
説明会
説明選考会の初めに行われるのが「説明会」です。
説明会では、企業が自社の事業内容や業界の特徴、企業文化、求める人材像などについて詳細に説明します。
この場で、参加者は企業の理念や雰囲気について理解を深めることができ、また、自分がその企業にフィットしているかを見極める貴重な機会でもあります。
通常の説明会と異なり、説明選考会の説明会はその後に選考が控えているため、参加者の姿勢や質問の内容も評価の一環として見られていることが多いです。
説明会中は企業の説明を受けるだけでなく、積極的に質問を行い、興味や理解を示すことで、企業側に良い印象を与えることが大切です。
また、説明会の内容は後の面接で触れられる可能性もあるため、重要なポイントはメモを取っておくと良いでしょう。
ESの提出
説明選考会では、ESの提出を求められることがあります。
説明会の後にその場でESを記入し、提出まで完了させると退出が許可される、という場合もあります。
中には選考に進むか進まないかに限らず、ESの提出が求められる企業もあるため、必ず事前に調べてから説明会に参加しましょう。
また、すべての文章をその場で一から考えて書こうとすると、どうしても時間がかかってしまいます。
ガクチカや自己PRなど、ESでよく聞かれる質問項目はある程度事前に内容を組み立てておき、その場でES提出を求められても、すぐに書き始められるようにしておくと安心です。
個別面接
説明選考会では、説明会の後に個別面接が行われることもあります。
その場で就活生に面接の順番が伝えられ、一人ひとり呼び出されて面接が実施されていく、という場合もあります。
面接への流れや順番の決め方は企業によって異なり、説明会終了後に準備時間などはなく、すぐ面接が行われる可能性もあるため、参加前に質問対策や回答の準備をしておくことがおすすめです。
また、説明会と同日開催ということもあり、説明会の感想や印象を聞かれる可能性も考えられます。
説明会では、ただ話を聞くだけでなく、印象に残ったことや気になる点について面接で聞かれても答えられるように考えておくと良いでしょう。
筆記試験
説明選考会においては多くの企業が筆記試験を導入しているので、しっかりと対策をしてから望むことが重要であると言えるでしょう。
比較的早い段階で実施される説明会であるということもあり、なかなか筆記試験の対策ができない人も多いかもしれませんが、何も対策していないと確実に落とされてしまうので注意が必要です。
SPIやGABなどの適性検査が行われることも多いです。
事前に自己分析や問題集を使った対策をある程度済ませておくことが重要であると言えるでしょう。
集団面接
説明選考会では、せっかく多くの就活生が集まっているので、そのまま集団面接を実施するところも多いです。
集団で面接を実施することで、一人一人の面接を行うよりもスムーズに進めていくことができます。
説明選考会においては、書類選考などで学生をふるいにかけていないため、学生の数が非常に多いです。
つまり、効率の良い集団面接を行わなければならないところが多いのです。
集団面接の対策や基本的な質問の回答の準備などをしておくことで対策をすることができます。
【説明選考会】実施されやすい企業の特徴
説明選考会は、すべての企業が採用しているわけではなく、特定の業界や企業で実施される傾向があります。
特に、効率的に採用活動を進めたいと考える大手企業や、新しい技術や変化に敏感な業界では、説明会と選考を同日に行うことで時間とコストを抑える工夫をしていることが多いです。
ここでは、説明選考会が実施されやすい企業の特徴について詳しく見ていきましょう。
新しいことに敏感な大手企業
説明選考会は、新しい採用方法や効率化に敏感な大手企業で実施されることが多いです。
特に、大手企業は多くの応募者を効率的に選考するため、通常の説明会と選考会を1日にまとめて行うことで時間とコストを削減しようとしています。
また、変化を取り入れる柔軟性がある企業は、新しい形式の選考方法にも積極的に取り組む傾向があります。
そのため、新しい取り組みを率先して行う企業が説明選考会を導入し、選考プロセスのスピードアップと質の向上を目指していることが多いのです。
IT業界の企業
IT業界では、技術や専門スキルが必要とされる場合が多いです。
新しい技術やスキルがどんどん生まれている業界であり、入社後も様々な知識やスキルを磨いていく必要があります。
そうした新たな知識や技術を習得するためには、基礎がしっかりと身についていることが重要です。
そのため、基本的なITリテラシーが備わっていることは、IT業界で長く活躍するための大切な基盤と言えます。
IT業界では、そうした基本的なITリテラシーがあるかどうかを説明会当日に見極めるために、一次選考を兼ねて説明選考会を実施する企業も少なくはありません。
コンサル企業
コンサル業界は例年就活生からの人気が高く、応募者が多くなりやすいという傾向があります。
そのため、膨大な数の応募者をある程度ふるいにかけるために、説明会当日に選考まで実施してしまう場合も多いです。
また、コンサル業界では論理的思考力を重要視する企業も多く、説明選考会ではWebテストが実施されることも少なくありません。
Webテストは、ある程度問題の傾向を知っておくことや、スピード感をもって進めることが重要です。
一日や二日の対策では中々身につかないものなので、コツコツと対策を続けておくとよいでしょう。
【説明選考会】スケジュールは高確率で伝えられている
説明会に出向いてみたらいきなり選考会が始まり、驚く就活生もいるでしょう。
選考会に挑むためには説明会とまったく異なる準備が必要です。
面食らってしまって実力を発揮できないまま選考で落とされたら、就活生にとって悔しい事態です。
しかし、説明会と選考会が続けて行われるときには「サプライズ」であるケースのほうがまれです。
会社から何らかの通達はあるはずなので、説明会の関連情報には細かく目を通しておきましょう。
もっとも確実なのは会社からの連絡を隅まで読んでおくことです。
説明会にエントリーすると高確率で会社から連絡のメールが来ます。
メールには当日の持ち物や服装などの説明のほか、スケジュールも記されているので、万が一選考会があっても「聞いていなかった」は通用しないのです。
スケジュールや予定を把握しておこう
企業から説明会に関する連絡が届いたら、隅々までよく読んでスケジュールや予定を把握しておきましょう。
特に、説明会と同日に選考会があると明記されていた場合は、当日に備えて面接やグループディスカッションなどの練習もしなくてはなりません。
選考会も開催されるのであれば、どのような形式で行われるのかも明記してあるはずです。
くわしいスケジュールや内容は事前に押さえておき、手帳に書き込むなどして管理しましょう。
そして、選考会の日程があらかじめわかっているならば、入念に準備をすることが大切です。
【説明選考会】説明選考会のための準備
選考会がついている説明会では、以下の準備が必要です。
以下の準備をしていれば、大きな失敗は免れることができます。
選考会付き説明会のために、前日までに以下の3点を準備しましょう。
- 企業の基本情報を調べておく
- 当日の服装や事前課題を確認
- 企業への質問を用意
企業の基本情報を調べておく
そもそも、選考会付き説明会に参加できる学生は企業のインターンシップ等イベントに一定以上参加していることが多いです。
そのため、基本的な企業の情報をある程度知っているはずですね。
しかし、一応、選考会の前にある程度の企業の基本情報を改めて調査する必要があります。
まず、企業のビジョンミッションは必ず知るようにしましょう。
また、事業内容や雰囲気などについてもしておくと良いです。
選考会が付属している企業説明会では、自己紹介や学校生活など、簡単な質問をされる可能性があります。
その際に、企業のニーズに沿った回答ができると強いのです。
当日の服装や事前課題を確認
余裕をもって当日の服装や事前課題の有無などを用意しておきましょう。
当日、服装について不明確で、自分だけ不適切な服装で参加してしまう、なんてこともあります。
大抵の場合、説明会の予約時に、服装や開催されるコンテンツ、それに伴う課題などを知らされます。
また、もし服装等に正確な指定がない場合は、メールでの問い合わせも一つの手段です。
事前課題などについても、当日にやり忘れに気付くなどという事態が起こらないよう気を付けてください。
企業への質問を用意
説明会には、質問の時間を設けられる可能性が高いです。
そのため、企業に興味があることを示すために質問を用意しておきましょう。
質問はいくつか候補を持っておくと安心です。
但し、この際質問の内容には注意が必要となります。
例えば、福利厚生や給与、残業時間など気になる学生は多いです。
しかし、これを直接的に質問するとどうしても仕事に対してネガティブである印象をあたえてしまいがちです。
このような質問をする場合には、どうしてそこに興味を持ったのか(例:近年、男性も育休をとりやすい環境作りが進められているが~/私は、仕事とプライベートを分別してメリハリのある働き方がしたいが~、など)自身の考えを前提に明示して誤解を生まないような工夫が必要となります。
【説明選考会】参加するときのポイント
上記では、説明選考会に向けて最低限しておくべき準備を確認することができました。
しかし、選考通過を目指すためには、もう一歩踏み込んで対策をしておく必要があります。
ここからは、説明選考会において選考通過を目指すために押さえておきたいポイントを解説していきます。
以下のポイントを意識し、説明選考会の突破に繋げていきましょう。
事前に自己分析をする
一つ目のポイントは、徹底的に自己分析を行っておくことです。
前述した通り、説明選考会ではWebテストや筆記試験に限らず、ES提出や面接が行われる場合もあります。
自己分析をしていない状態で自己PRやガクチカなどを聞かれた場合、そもそも内容が思い浮かばずしどろもどろになってしまったり、話の組み立てがうまくいかず伝えたいことが伝わらなかったり、といった事態になりかねません。
事前にしっかりと自己分析をしておくことで、ESや面接などの選考が急に始まったとしても何を伝えればよいか迷うことが減り、スムーズな受け答えをすることができるでしょう。
応募した企業の業界・企業分析をしておく
二つ目のポイントは、説明選考会に参加する前に、応募した企業の業界分析・企業分析をしておくことです。
説明選考会は、当日に企業から説明を受けることができるため、事前に調べておく必要はないのでは、と思う方もいるかもしれません。
しかし、事前に業界・企業について調べておくことで、当日説明会で聞く内容をより理解しやすくなったり、企業に対してより深掘りした質問ができたりする場合もあります。
また、選考会では、自己PRや業界・企業への志望動機が聞かれる可能性があります。
その業界や企業が自分に合っているか、合っているとしたらどのような理由で合っているのかを明確にしておくことで、企業に刺さる自己PRや志望動機が考えやすくなるでしょう。
【説明選考会】説明選考会当日に注意すること
説明選考会当日に注意するべきことにはどのようなものがあるのでしょうか。
あらかじめしっかりと対策をしておくことで、企業の採用担当者に悪い印象を与えない対策をすることができます。
就活は総合点で判断されるので、良い印象を与えるだけでなく、マイナスな印象を与えないための対策が必要であると言えるでしょう。
- 説明会の感想を準備しておく
- 身だしなみやマナーに気をつける
説明会の感想を準備しておく
説明会の感想を準備しておくことは、説明選考会当日に注意するべきこととして最も重要なものの1つであると言えるでしょう。
選考会においては多くの面接官が説明会の感想や説明会を通して企業に対して抱いた印象などについて詳しく説明を求めてくるところが多いです。
そのため、説明会ではこれらの質問に答えられるようにどのような質問がされるのかあらかじめ踏まえた上で話を聞くように心がけることが重要であると言えるでしょう。
身だしなみやマナーに気をつける
身だしなみやマナーに気をつけることも、説明選考会に参加するにあたっては非常に重要なことです。
もちろん、説明会に参加する場合でも多くの方が身だしなみやマナーに気をつけていることでしょうが、今回の場合は選考会も兼ねているのでよりしっかりとした身だしなみそしてマナーに心がける必要があります。
身だしなみが整っていなかったり、ビジネスマナーが欠けていたりすると印象を悪くしてしまい、採用の可能性は大きく下がってしまうことでしょう。
事前にどのようなものがあるのか不安な方はしっかりと確認しておくことが重要です。
【説明選考会】まとめ
今回は、説明選考会について詳しく紹介してきました。
説明選考会は1日に会社説明と選考会を行うことを指すものであり、1日に予定が詰まっていて非常に大変ではあります。
しかし、早期に内定が獲得できるなど学生側にとってもメリットが非常に大きいイベントなので、気になる企業が実施している場合はぜひとも参加したいところです。
本記事で紹介した対策を中心にしっかりと準備して臨むようにしましょう。
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