はじめに
長期インターンに興味がある学生は多いのではないでしょうか?
しかし、今まで普通のアルバイトしかしたことのない自分が実際に企業で社会人と一緒に働くことになんとなく恐怖心を覚える学生も多いと思います。
ここでは、実際に1年間ベンチャー企業のマーケティング部で長期インターンを経験した私の経験を話したいと思います。
長期インターンを始めた理由
私が長期インターンを始めた理由は大きく分けると下記の2つだと思います。
・稼げると思った
就職したくなかった
企業に就職したくないから企業で長期インターンをするというと矛盾しているように感じるかもしれませんが、私は、働いたこともないのに自分のやりたい仕事や働きたい場所なんかないと考えていました。
そのため、大学4年の時に大学を休学して企業で長期のインターンシップに参加しました。
稼げると思った
今までは倉庫や居酒屋のアルバイトを掛け持ちしていました。
理由はシフトが削られるため自分の必要な額を稼ぐことができなかったからです。
ただ、長期インターンであれば自分の希望したシフトを削られることはないと考えたので長期インターンに参加しました。
実際に長期インターンに参加してわかったイメージとのギャップ
働く前のイメージ
「会社なんてみんな日々の業務をこなすだけでなんの楽しみもなくおじさんが働いている」と思ってました。
このイメージが強かったため会社で働きたくないと考えていました。
働いてみてわかった実態
実際に会社に入社するとどの社員さんも会社の理念やビジョンに共感して集まっており、その目標のために一致団結して協力する姿勢に驚いたのを覚えています。
実際には楽しそうに働いている大人がたくさんいたのです。
さらには自分が任された仕事でも成果を出して評価されることが非常に楽しく、また、日々の業務も楽しいものでした。
長期インターンで得られたスキルや考え方の変化
長期インターンではマーケティングを学んでいました。
それまで大学の授業でしかマーケティングに触れることのなかった私ですが、長期インターンに参加することによって非常に様々なスキルや知識を身に付けることができました。
考え方
1年間の長期インターンによって、マーケティング的視点やロジカルシンキングを身に付けることができたと思っています。
広告などを見るときは、この広告を作った人間が伝えたかったことはなんなのかを考えるようになり、人に何かを伝えるときは伝える時の順番や前提条件を意識して話すようになりました。
マーケティングの用語などの知識
それまで全く聞いたことのないアルファベットや横文字に対する苦手意識がなくなり、実際に会社で使われている指標などを学ぶことができました。
また、わからない単語などが出てきた時にすぐに調べる癖もつけることができました。
就職に対してポジティブに考えることができるようになった
前述のとおり、企業で働く前は就職に対してネガティブな印象しか抱いていませんでした。
しかし、実際に企業で働く中で自分の考えが変わり、自分もこんな大人になりたい、会社で楽しく仕事をしてみんなで同じ目標に向かって頑張りたいという気持ちに変化していきました。
長期インターンがおすすめの理由
長期インターンをおすすめする理由はいくつかありますが、今回は私が考える代表的な理由を説明したいと思います。
通常のアルバイトではできない経験ができる
企業の一員として会社のビジョンの実現のために働くことはアルバイトではなかなか経験することができません。
また、部署ごとに設定した数値目標を達成するために協力して頑張るのはとても良い経験になります。
通常のアルバイトでは出会えない人たちと出会える
これは私の経験からくる意見なのですが、アルバイトや大学では一緒に楽しく遊べる友達に多く出会えたと思っています。
ただ、長期インターンに参加している学生はやはり将来のビジョンをしっかりと持っていることが多いです。
自分と変わらない年で起業を視野に入れて行動している学生に出会えたりと、自分にとっても刺激になることが多い人に出会うことができます。
自分の働き方について考える機会になる
就職活動を前にして、自己分析などをして自分が働きたい環境や業務内容を考えることが多いと思います。
しかし、実際に企業で働くことによって自分がどんな環境を求めているのか、自分がどんな業務を行いたいのかを感覚で理解することができます。
そのため、就職活動を行う上でも長期インターンの経験は役に立つと思います。
まとめ
今回は私の経験をもとに長期インターンについて説明しました。
長期インターンをすることで自分の視野を広げることにつながったりするので、是非前向きに検討してみてください。
充実した大学生活を送れるよう、応援しています。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート