【26卒向け】冬インターンの探し方は?開催時期や参加するメリットも紹介!

【26卒向け】冬インターンの探し方は?開催時期や参加するメリットも紹介!

みなさんはウィンターインターンへの参加を考えているでしょうか。

サマーインターンに参加して、インターンはもう参加する必要はないと思っている人もいるかもしれません。

しかし、ウィンターインターンは、サマーインターンとはまた違った意味で行われることが多く、より内定に関わってくることが多いです。

ウィンターインターンに参加しなかったからこそ、内定までたどり着けなかったというケースは、十分に考えられるので、まずはなぜ参加する必要があるのかを知っておくと良いです。

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【冬インターン】冬インターンとは?

ウィンターインターンは、9月末から11月末くらいに募集が開始されるインターンのことを指しています。

サマーインターンと比較されることが多く、サマーインターンが長期間行われることが多いのに比べ、ウィンターインターンは短い期間のインターンになることが多いです。

短い場合は1日程度になっていることもあり、長くても1週間程度と考えるべきでしょう。

また、ウィンターインターンは、参加する層にもサマーインターンとは大きな違いが見受けられます。

サマーインターンには、より多くの職場を知りたい、興味本位で参加する学生も多いのです。

しかし、ウィンターインターンに参加する学生は明確な目標を持っていることが多く、インターンの時期によって目的意識にも大きな差が見られます。

冬インターンの詳しい情報はこちらの記事も参考にしてみてください。

サマーインターンとは何が違う?

ウィンターインターンとサマーインターンを比べてみると、大きな違いは実施日数です。

サマーインターンは最大で1ヶ月くらいの日数になることも珍しくありませんが、ウィンターインターンは1日から数日、1週間程度の日数になることが多いです。

サマーインターンとウィンターインターンでは、これだけ日数に違いが見られますので、当然、内容も異なってきます。

サマーインターンは、企業によってさまざまな試みが行われることが多いですが、ウィンターインターンは実践型のグループワークが中心です。

短い期間で何かを得るためには、より実践に近い形でインターンをするのがポイントです。

最後に、ウィンターインターンがサマーインターンと大きく違うのは、開始時期というものもあるでしょう。

ウィンターインターンは、早ければ12月、遅ければ2月末になっています。

このため、就職を強烈に意識する参加者が多いというのも大きな特徴なのです。

【冬インターン】参加するメリット

冬インターンは就職活動を進める上で非常に有益です。

企業との接点を持つことができ、早期選考や内定に繋がるチャンスを広げるため、参加することで多くのメリットを享受できます。

以下にその主な利点を詳しく説明します。

優遇がある場合が多い

冬インターンは、夏インターンに比べて早期選考や内定に繋がるチャンスが多いです。

企業は冬インターンに参加した学生に対して、選考プロセスにおいて特別な優遇を提供することがあります。

早期に企業が優秀な学生を見極め、内定を出すことで、競合他社に先んじるための戦略を採用しています。

そのため、冬インターンでは積極的な姿勢が求められ、企業に対する自己アピールの機会となります。

学生側も、早期に自分のキャリアの方向性を固めることができるだけでなく、選考への優位性を持つことが可能です。

また、インターンに参加することで、自己分析や面接対策が実践的に進み、実際の選考時に自信を持って対応できるようになります。

冬インターンは、夏インターンに比べて競争が厳しくないことも多く、企業に対して自分をアピールするチャンスを得やすいというメリットもあります。

冬インターンの選考対策についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

企業理解ができる

冬インターンに参加する学生の多くは、すでに志望業界を絞り込んでいる場合が多いため、企業理解が深まるメリットがあります。

インターンを通じて企業の業務内容や文化、価値観を直接体験することで、業界や企業に対する具体的な理解を深めることができます。

また、企業とのリアルな接点を持つことによって、仕事の進め方や社内の雰囲気をより深く理解し、自分がその企業で働くことに対しての適性を見極める機会にもなります。

さらに、志望する企業での働き方を実際に体験することで、将来のキャリアに対するビジョンを具体化できる点も大きな利点です。

冬インターンで得た知識は、その後の選考プロセスやエントリーシート、面接での志望動機に深みを与えるため、他の応募者との差別化にも繋がります。

情報を得られる

冬インターンに参加することで、インターネットや就職サイト、説明会では得られない、実際の企業の内部情報や現場でのリアルな仕事ぶりを知ることができます。

特に、社員との会話や他の参加学生との交流を通じて、企業文化や職場環境、実際の業務内容に関する深い知見を得ることができます

また、インターンを通じて得た具体的な情報や経験は、エントリーシートや面接でのアピール材料として有効です。

例えば、インターン期間中に得た課題解決の経験やプロジェクトに携わった実績は、就職活動時に自分の強みとして説得力を持たせることができます。

さらに、インターン先の社員から直接フィードバックを得ることで、自分の課題を知り、選考に向けた改善に役立てることが可能です。

【冬インターン】情報解禁はいつ?

ウィンターインターンの重要性がわかったら、今度はウィンターインターンの詳細について確認していきましょう。

インターンはある意味情報戦とも言えますので、基本情報すらわかっていないようでは、ライバルに太刀打ちできません。

どのくらいから情報が解禁され、エントリーが開始されるのか、どのタイミングで情報収集を始めれば良いのかなど、知るべきことはたくさんあるのです。

情報戦を制するものは、ウィンターインターンも制することができます。

10月〜11月にエントリー開始

ウィンターインターンの情報が解禁されるのは、だいたい10月から11月くらいと言われています。

それとともにエントリーも開始されるので、スタートダッシュに出遅れないようにしましょう。

人気インターンには、冬期であっても、人が集中する傾向がありますので、どれだけ素早く動き出すかも重要になってくるのです。

ウィンターインターンは、各企業この日時で募集開始というものではないため、気になる企業の傾向を調べておくことも必要かもしれません。

自分が気になっているこの企業は、だいたいこのくらいから募集を開始するということを知っておけば、スムーズにエントリーまでたどり着けるのではないでしょうか。

時期が定まっていないため早めからの情報収集が必要

ウィンターインターンのエントリーの際に注意が必要なのは、時期が定まっていないという点です。

そのため、情報収集は早めに始めることが重要になってくるでしょう。

各企業に傾向のようなものはあるものの、去年に比べて、フライング気味に情報を公開するようなこともあるかもしれません。

とはいっても、気になる企業のホームページやSNSを定期的に確認できれば、ウィンターインターンの情報を見逃すことはあまりないでしょう。

12月~2月に実施されることが多い

冬のインターンは主に12月から2月にかけて開催されることが多く、学生の授業期間と重なることがよくあります。

そのため、平日の参加が難しい学生に配慮して、土日や短期のプログラムが一般的に設定されています

特に冬のインターンは、1日から1週間程度の短期間で行われることが多く、学生が学業と両立しながら参加できるよう設計されています。

また、短期間であるため、業界や企業の全体像を短時間で把握し、効率的に企業理解を深められるメリットがあります。

このように、短期集中型の冬インターンは、学業と就活の両立を図りながら、企業との接点を持つ良い機会となるため、多くの学生にとって人気の選択肢となっています。

【冬インターン】探し方を紹介

ウィンターインターンの時期がどのくらいからスタートするのか知っていても、探し方を知らないのであれば、探し出すことはできません。

そのため、ここではウィンターインターンの探し方を紹介します。

一般的なのが企業のホームページを閲覧する方法で、就活の求人情報サイトなどからもインターン情報を見つけられます。

また、インターンを専門に扱っている求人サイトもありますので、こういったサービスを利用するのもオススメです。

まずは、どういった場所から情報を手に入れることができるのかを一通り把握しましょう。

企業のHPを見る

企業のホームページを閲覧する方法は、ウィンターインターンを探す方法としては最も一般的です。

情報源に直接アクセスするので間違いはありませんし、最も早く発信される情報とも言えるでしょう。

また、近年はホームページだけではなく、SNSでも発信するケースが増えていますので、こちらもあわせて確認するようにしましょう。

しかし、この方法で注意しなければならないのは、求人サイトとは違い、ひとつひとつの企業から情報を収集しなければならない点です。

各企業のホームページを毎日確認するのは、予想以上に手間がかかるので、見落としが出てくる可能性もあります。

大学のキャリアセンター

インターンの探し方として、大学のキャリアセンターを活用するという方法もあります。

大学のキャリアセンターでは、就活に関する様々な情報を提供しています。

冬のインターンの探し方や情報について教えてくれるだけではなく、過去その大学からインターンに参加した実績などを教えてくれる場合もあります。

同じ大学や学部の先輩が参加したインターンを知ることも、自身に合った会社を探すための一つのヒントになるでしょう。

また、大学によっては就職した卒業生の情報を提供している場合もあるため、OB・OG訪問をしたい場合にもキャリアセンターは役立ちます

さらに、キャリアセンターではESの添削や面接の練習をしてもらうこともできるため、選考対策としても活用するとよいでしょう。

インターン合同説明会

インターンを探すために、インターン合同説明会に参加するという方法もおすすめです。

インターン合同説明会とは、多数の企業が一つの会場に集まり、学生に向けて今後開催するインターンについての説明を行うものです。

広い会場の中に企業ごとのブースがあり、学生は一つの企業の説明を聞き終えると、また違うブースに移動して説明を聞く、という流れで進んでいきます。

メリットとしては、実際に対面で話を聞くことができ、その一日で様々な企業のインターン情報を知ることができる点です。

もともと志望していた業界や企業に限らず、思いがけないインターンや企業と出合い、興味が湧く可能性もあるため、視野を広げて様々な企業の説明を聞いてみるとよいでしょう。

SNS

SNSでの情報収集も、インターンを探す方法の一つとして挙げられます。

昨今では、就活生に向けてSNSで情報を発信する企業が増えてきています。

SNSで情報を得るメリットとしては、企業の雰囲気が掴みやすい点です。

SNSでは、社員の人柄や普段の会社の様子を写真や動画などで知ることができ、企業のHPや採用サイトと比べ、より会社の雰囲気がわかりやすいと感じる場合も多いのではないでしょうか。

事前に会社の雰囲気を知っておくことで、インターンに参加するイメージが湧きやすくなることもあるでしょう。

一部の企業は、インスタグラムやTikTokを用いてインターンや企業の情報を発信しているため、気になる企業のSNSはぜひチェックしましょう。

就活の求人情報サイト

就活においてはインターンは非常に重要なターニングポイントです。

そのため、就活サイトがインターンの時期になると、各企業の情報をまとめて紹介をしてくれます。

求人情報サイトを利用して、情報を収集するメリットは、業界別などにたくさんの情報がまとめられているという点です。

企業のホームページから得る場合は、ひとつひとつ確認してアクセスする必要がありますが、この方法ならめぼしい情報を一括して確認できるでしょう。

インターン求人サイト

就活サイトの中には、インターンに特化したサービスもあります。

インターンの情報のみをまとめて、たくさん情報を発信してくれるのです。

インターンを探す場合は、この手のサイトは非常に役立つため、ぜひ有効活用しましょう。

また、インターンに特化したサイトだからこそ提供できる貴重な情報もありますので、もしかすると掘り出し物案件を発見できるかもしれません。

就活の求人全般を扱っているサイトに比べ、質の高い情報も多いので、うまく活用してください。

インターン参加経験者から情報を得る

実際にインターンに参加した経験者から情報を知る方法もオススメです。

この方法の場合、ウィンターインターンの詳細情報を知れるだけではなく、そのインターンの充実度がどの程度だったのかも知ることができるのです。

ウィンターインターンは、目的があるからこそ参加するわけなので、インターンに参加して何も得られないようであれば、参加は避けましょう。

ウィンターインターンは、サマーインターン以上に成果を貪欲に求めていきたいところなので、参加者や経験者の情報からインターンの質を見極めたいところです。

サマーインターンの感想を参考にする

各企業のホームページでは、サマーインターンの感想が掲載されていることも多いです。

また、就活サイトなどにこれらの声が掲載されることもあるでしょう。

この感想は、ウィンターインターンを探す場合のものさしにもなります。

サマーインターンで好印象を与えている企業のウィンターインターンが充実している可能性は高いからです。

各企業のホームページにいけば、それぞれの感想を確認できますので、気になる企業があったら、サマーインターンの感想を探してみましょう。

ウィンターインターンは、夏に比べ、企業はさらに力を入れてくることが多いので、より良いインターンになる可能性も十分にあります。

【冬インターン】探すときのおすすめサイト・アプリ5選

ここからは、実際にインターンを探すときにおすすめな就活サイトやアプリを紹介していきます。

下記より紹介しているものは、どれもWebサイトでもアプリでも使用できるものです。

ただし、それぞれ特徴や強みが異なるため、自身の目的や意向に合わせて使用するサイト・アプリを選択するとよいでしょう。

リクナビ

リクナビには、多くの企業やインターンの情報が掲載されており、業界も幅広く網羅されています

登録学生数も多く、例年文系・理系問わず多くの就活生に利用されています。

志望業界や企業がまだ定まっておらず、まずは幅広くどんな企業があるのか見てみたいという人は、このサイト・アプリを使用することがよいでしょう。

また、志望業界がある程度定まっている学生であっても、その業界内でより多くの企業を探したいという人や、関連する業界のインターンも幅広く見てみたいという人なども、リクナビはおすすめです。

マイナビ

マイナビは応募可能企業数が業界ナンバーワンであることが大きな特徴です。

企業を探す以外にも、自己分析や業界研究などに役立つサービスが豊富にあることが特徴的です。

自己分析や業界研究・企業研究、ES作成、筆記試験対策、面接準備など、就活ではやるべきことが沢山あります。

特にこの冬インターンの時期は本選考が間近に迫っているため、インターンを探すことと並行して、選考対策や準備を進めていくことが大切です。

マイナビでは、そうした対策や準備をサポートする機能も豊富にあるため、インターンを探すだけではなく、選考対策にも簡単に取り組んでいきたいという人におすすめです。

dodaキャンパス

dodaキャンパスの一番の特徴は、自己PRやガクチカを入力することで企業側からオファーが届くという点です。

企業側からオファーをもらうことのメリットは様々あります。

一つは、視野が広がることです。

オファーは、自分では見ていなかった業界や企業を知るきっかけになります。

知って初めて自身の興味に気づいたり、志望企業を見つけられたりする場合もあります。

加えてもう一つのメリットとして、企業側はあなたの強みや取り組みを見た上でオファーを送っているため、その企業が求める人物像にマッチしやすいということも挙げられます。

また、企業からオファーが届くこと自体が、就活のモチベーション向上に繋がるというメリットも考えられるでしょう。

あさがくナビ

あさがくナビは、特に中小企業の情報収集に効果的です。

中小企業のインターン募集に強みがあり、隠れた優良企業を探すことに適しています

冬インターンは倍率が高く、大手企業や名の知れた人気企業はESの段階で落ちてしまうことも多いです。

そのため大手企業や有名企業のみに応募してしまうと、全て選考落ちして一つも冬インターンに参加できなかった、という事態になりかねません。

一方、中小企業は、そうした大手企業や有名企業と比べて応募者が少ない場合が多く、参加が狙いやすいインターンも多いでしょう。

中小企業には、長年シェアナンバーワンだったり、その業界の中では名前が広く知られていたりと、隠れた優良企業も多くあります。

あさがくナビを利用し、大手企業以外も視野を広げてインターンを探してみるとよいでしょう。

ワンキャリア

ワンキャリアの特徴は、学生や先輩の口コミが多数掲載されていることです。

過去インターンの選考や実際のインターンに参加した就活生の口コミからは、企業のHPを見るだけではわからないインターンの情報を知ることができる可能性があります

掲載されている情報の数や質は企業によって異なりますが、気になる企業があれば一度調べてみるとよいでしょう。

また、企業によっては選考の詳しい情報や、過去実際に選考を通過したESの内容などが載っている場合もあります。

例年同じ選考内容とは限らないため注意が必要ですが、選考対策に向けた情報収集においてもワンキャリアは役立つでしょう。

【冬インターン】選び方のポイント

ここまで冬インターンの探し方として、情報収集の具体的な手段や活用できるサイト・アプリについて確認してきました。

ただ、自分に合った冬インターンを選ぶためにはどういったポイントで情報を見ればよいのか迷っている方もいるかもしれません。

以下からは、冬インターンを選ぶ際に意識するとよいポイントを3つ紹介します。

自分自身に合ったインターンを選ぶことで、この冬インターンを最大限効果的に活用しましょう。

自分の目的に合わせる

一つ目のポイントは、自分が冬インターンに参加する目的に合わせて選ぶことです。

冬インターンには、説明会のような内容から仕事を一部体験できるような内容まで、様々なプログラムがあります。

例えば、まずは企業のことを簡単にでも知りたいという目的であれば、説明会の内容のインターンに参加することがよいでしょう。

スキルを身に着けることを目的とするのであれば、仕事を体験できるような内容のインターンが適しているでしょう。

ただやみくもに知っている企業や面白そうなインターンを選ぶのではなく、自分がどういった目的で冬インターンに参加したいのかを明確にし、その目的に合った内容のインターンを探すことがポイントです。

企業文化を確認する

二つ目の選ぶ際のポイントは、企業文化と自分とのマッチ度です。

自身の参加目的に合ったインターンであっても、その会社の雰囲気や文化が自分に合っていないと感じると、その後志望するまでに至らない場合も多いでしょう。

企業を運営していく上での価値観や目標は、企業によって異なります。

そうした企業の価値観や雰囲気、職場の環境が自分に合っているかどうかは、会社を選ぶ上で重要な観点の一つです。

もちろん、インターンの参加を通じて会社の雰囲気や価値観がより理解できる場合もありますが、事前情報で自分に合っていそうだと感じられる会社や価値観に共感した会社などを選ぶことは、自身にとっての有意義なインターンを選択する方法の一つといえるでしょう。

先輩の経験を参考にする

三つ目は、先輩や友人の経験を参考にすることです。

過去にインターンに参加した先輩や友人の体験談からは、企業が発信している情報以上にリアルな情報を得られる場合もあります。

過去の参加者がインターンに参加してよかったと感じた点や、得られたスキルといった情報に限らず、参加しなくてもよいと感じた点なども確認することで、自身の参加目的に合ったインターンが選択しやすくなるでしょう。

知っている先輩や友人に直接聞くという方法に加え、就活の口コミサイトには過去のインターンの口コミが載っていることも多いため、それらも参考にしてみましょう。

【冬インターン】選び方を紹介

冬インターンの選び方では、まず目的に合った企業やプログラムを見極めることが重要です。

自身が学びたいことは何なのかを明確にし、プログラム内容や期間が目標に適しているか確認しましょう。

冬インターンの選び方
  • 業界で選ぶ
  • 職種で選ぶ
  • 企業で選ぶ
  • 内容で選ぶ

業界で選ぶ

業界で選ぶ場合、まずおおまかにでも興味のある業界が決まっていると探しやすくなります

志望する企業が冬インターンを開催していない場合でも、同じ業界内の別企業でのインターンに参加することで、業界理解を深める絶好の機会になります。

例えば金融業界やIT業界、広告業界など、インターンを通じてその業界ならではの業務内容や働き方の特徴、求められるスキルを体験できます。

また、業界ごとの最新トレンドや課題に触れることで、志望動機や自己PRに役立つ具体的な話題が増え、今後の本選考で説得力あるアピールが可能になるのです。

職種で選ぶ

職種でインターンを選ぶのも良い方法です。

営業やマーケティング、企画やエンジニアリングなど職種は多岐にわたりますが、もし興味のある職種があるなら、その分野に特化したインターンを探してみましょう。

例えば営業にも、既存顧客との関係を深めるルート営業や新規顧客を獲得する新規開拓営業など異なるスタイルがあり、インターンでの経験は「なぜその職種を志望するのか」という質問に対する説得力ある答えにもつながります。

同様にマーケティング職にも、デジタル分野のWebマーケティングや直接販売を促すダイレクトマーケティングなど種類が豊富です。

特定の職種を体験することで、職務理解が深まり、将来のキャリアの方向性もより明確になります。

企業で選ぶ

志望企業が冬インターンを開催している場合、選考に進むうえで非常に有利になる可能性があるため、ぜひ参加しましょう。

インターンではその企業の文化や働き方を実際に体感できるうえ、社員との交流を通して理解を深めたり、選考時に自分を印象づけたりするチャンスになります。

また、応募期間を逃さないためにも、企業のホームページやSNSをこまめにチェックすることが大切です。

とくに人気企業では応募期間が短い場合もあるため、日々の情報収集を習慣化し、他の候補者よりも一歩リードできるようにしましょう。

内容で選ぶ

インターンをプログラム内容から選ぶのも一つの方法です。

就活を始めたばかりで「企業や業界について知りたい」といった目的があるなら、選考が厳しくないインターンや、エントリーシート作成に手間がかからないものを選ぶと良いでしょう。

特に、選考がなく応募しやすいものや、募集人数の多いプログラムであれば気軽に参加でき、就活準備の第一歩を踏み出せます。

一方で、実務経験を積みたい場合や専門的なスキルを学びたい場合には、内容が充実したインターンを選ぶと有益です。

自分がインターンに求めるものを明確にすることで、より自分に合ったプログラムを見つけやすくなります。

【冬インターン】学生別おすすめの探し方

今までどれだけ就活をしてきたかによって、おすすめのウィンターインターンは変わってきます。

どんなインターンにどれくらい参加してきたかによって異なるため、自分に合ったインターンを探せるようにしましょう。

学生別おすすめの探し方
  • 多くの企業に参加してきた学生
  • 難易度の低い企業のみに参加してきた学生
  • 一度も参加したことがない学生

多くの企業に参加してきた学生

早期に就活を始め、大手から中小企業まで幅広く参加してきた学生は、志望企業がすでに絞られていることが多いです。

そんな学生にとって、むやみに多くの企業に参加するのではなく、優遇を得ることを目的にしたインターン参加が重要です。

企業研究を徹底し、自分の強みや企業が求める人材像をしっかりと把握した上で、参加企業を絞り込みましょう。

また、インターン参加前には自己分析を再度行い、企業とのマッチングを意識した準備を進めることが大切です。

過去のインターンや面接でのフィードバックを活かし、志望動機やスキルを明確に伝えることで、最終的な内定へと繋がるはずです。

難易度の低い企業のみに参加してきた学生

これまで選考のないインターンや、参加者が多く難易度の低いインターンにしか参加してこなかった学生は、そろそろ本選考に向けて、しっかりした選考フローがある企業に挑戦してみましょう。

本選考が近づいており、ESの提出や面接など、選考プロセスに慣れておくことが重要です。

難易度が高い企業のインターンは、選考の形式も実際の本選考に近いことが多いため、貴重な練習の場になります。

選考を通じて自分の強みや改善点を把握し、次回の選考に活かすことができます。

今のうちから挑戦し、選考フローに慣れておくことで、本選考で自信を持って臨むことができるでしょう。

一度も参加したことがない学生

今まで一度もインターンに参加したことがない学生は、インターン参加前に自己分析や業界研究を徹底することが大切です。

自分の強みや興味を明確にし、就活の軸を早めに決めることで、参加する企業を見極めることができます。

志望業界や職種を絞ることで、より自分に合ったインターンを見つけることができ、実務経験を積む機会を得やすくなります

また、高望みして大手企業のみをターゲットに応募し、結果として一つも参加できないという事態にならないよう注意が必要です。

大企業だけでなく、中小企業やスタートアップのインターンも視野に入れて、幅広く応募することで、多くの経験を得ることができます。

最初のインターンから学べることは多いため、積極的に参加してスキルアップを目指しましょう。

【冬インターン】探し方の注意点

冬インターンは、短期間で集中して学べる一方、しっかりと準備することが重要です。

特に、エントリーや自身の就活の軸を明確にすることが成功のカギとなります。

事前の計画と戦略的な行動で、より多くの成果を得ることができるでしょう。

冬インターンの注意点
  • エントリーは余裕をもって行う
  • やみくもに参加しすぎない
  • 知名度だけで選ばない
  • 候補を絞りすぎない
  • 就活の軸はあらかじめ決めておく

エントリーは余裕をもって行う

冬インターンのエントリーは、授業や課題が忙しい時期と重なることが多く、スケジュール管理が非常に重要です。

応募時期を逃さないためにも、早めに準備を開始し、エントリーを済ませることが大切です。

特に、人気企業のインターンでは、締め切りが早く設定されていることもあるため、日程を確認して計画的に進めましょう

また、エントリーに必要な書類や準備も余裕をもって行い、自己PRや志望動機をしっかりと練ることで選考に備えましょう。

締め切りギリギリになって焦ることなく、余裕を持って対応できるよう、スケジュールの管理が鍵となります。

早めの行動が、結果的に自信を持って選考に臨むための準備になります。

やみくもに参加しすぎない

冬インターンは学校がある日に開催されることが多いため、たくさん応募しすぎると学業に支障をきたす可能性があります。

インターンに参加することで得られる学びは多いですが、単に参加するだけでは実際に選考を有利に進めることには繋がりません。

また、インターンが重なってしまうと、十分な準備や振り返りができず、効果的な経験を積むことができなくなります

インターン選びは数をこなすことが目的ではなく、自分にとって価値のある学びが得られるかどうかを重視することが大切です。

やみくもに応募するのではなく、自分の就活の軸に合ったインターンに絞り込み、より実践的なスキルを身につけましょう。

知名度だけで選ばない

大手企業は知名度があり、憧れを抱く学生が多いため、つい応募してしまいがちですが、知名度だけで企業を選ぶのは避けましょう。

大手企業は応募者数が非常に多く、倍率も高いため、参加できない可能性が高くなります。

重要なのは、自分に合った企業を選ぶことです。

自分の強みや興味に合った企業に絞り、その選考に時間をかけて準備をすることで、より充実した経験を得られます。

知名度に惑わされず、自分にとって価値のあるインターンシップを選ぶことが、最終的に自分にとって有益な就活へと繋がるでしょう。

候補を絞りすぎない

参加するインターンの企業は絞りすぎないようにしましょう。

興味のある業界が一つあると、その業界の企業ばかりに応募してしまいがちですが、実際に参加してみると「思っていたのと違う」と感じることもあります。

その結果、他の業界にも目を向けておけばよかったと後悔することがあるため、幅広い業界のインターンに応募することをおすすめします。

さまざまな業界で実務経験を積むことで、自分の適性や興味を再確認し、より自分に合った職種や企業を見つける手助けになります。

業界ごとの特徴や働き方を知ることで、選択肢を広げ、最終的により納得のいく就職先を見つけることができるでしょう。

就活の軸はあらかじめ決めおく

冬インターンに参加する学生の多くは、すでに志望業界や企業をある程度絞り込んでいることが多いため、自分の就活の軸を事前に決めておくことが重要です。

これにより、企業選びやインターンでの学びが効果的に進められるだけでなく、自分が何を求めているのかを明確にすることができます。

就活の軸が定まっていないと、インターン参加後に得られる学びや経験が中途半端になりがちです。

そのため、自己分析を十分に行い、自分の価値観や目標をしっかりと整理しておくことが、充実したインターン経験に繋がります。

インターンを通じて自分がどのようなスキルを伸ばしたいのか、どのように企業に貢献できるのかを考えることで、より明確なキャリアビジョンを持って参加することが可能になります。

就活の軸の決め方や例はこちらの記事を参考にしてみてください。

【冬インターン】よくある質問

冬インターンは就職活動において貴重な経験となりますが、よくある質問や疑問についてまとめました。

これらの回答を参考にして、インターンに参加する際の準備をしっかり整えましょう。

冬インターンは学校の授業や課題と並行して行われることが多いため、あまり多くの企業に参加しすぎると時間や体力のバランスが崩れる可能性があります。

一般的には2から5社程度が理想的です。

これにより、1社ごとにしっかりと集中して取り組むことができ、各企業での経験を十分に吸収できます。

つい沢山インターンを経験しないといけないと思い込みがちですが、数をこなすことよりも、内容の濃いインターン経験を積むことが大切です。

また、参加したインターンでの経験を整理し、どの企業が自分に合っているかを冷静に判断する時間も必要です。

スケジュール管理をしっかり行い、無理なく参加することが大切です。

冬インターンは人気が高く、特に大手企業では参加希望者が殺到するため、選考倍率が高くなります。

通常の倍率は2倍を超えることが多く、人気企業や業界によってはさらに高くなることがあります。

しかし、倍率が高くても、自分の強みをしっかりとアピールし、企業に対して具体的な志望動機を伝えることで、合格の可能性は十分にあります。

応募書類の作成や面接対策を徹底して行い、冬インターンを自己成長の一環と捉えて挑戦しましょう。

倍率が高いという理由で挑戦を避けるのはもったいないため、特に志望度が高い企業は諦めずに積極的に受けてみることをおすすめします。

多くの場合、冬インターンの選考結果が本選考に直接影響を与えることはありません。

選考に落ちたとしても、それが本選考での不利になることはないため、安心して応募することができます。

しかし、インターンで企業に好印象を残すことができれば、その後の本選考において有利になることもあります。

インターン中に学んだことや企業の特徴を深く理解し、それを本選考で活かすことができれば、他の応募者との差別化を図ることができるでしょう。

また、インターンの経験が本選考時の志望動機や自己PRに役立つことも多いので、積極的に参加することをお勧めします。

まとめ

ウィンターインターンの重要性について理解できたのではないでしょうか。

サマーインターンとは違い、各企業がより個人をターゲットにするインターンです。

夏期間のインターンは、なるべく多くの人たちに自社を知ってもらうという目的で開催されることが多いですが、冬期のインターンは優秀な人材にピンポイントでアピールしたいという思いがあるのです。

このことから、内定に繋がっていく可能性が十分にありますので、自分をより企業にアピールするためにも、避けるわけにはいかないでしょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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