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はじめに
いろいろな長期インターンの中で、コンサルの仕事をしてみたいと思う人も多いでしょう。
コンサルの長期インターンは居酒屋などのアルバイトと比べて時給が高かったり、成果ごとに報酬があったりします。
そのため、他のアルバイトに比べて高収入を得ることができます。
実際、月に10万円以上稼ぐことが可能で、月100万円稼いでいる人もいます。
さらに、将来の見通しが不透明な今、コンサルは就活生の間で人気です。
コンサルには圧倒的な成長ができるイメージを持っている人も多いと思います。
この記事ではそもそもコンサルとはなんなのか、そしてコンサルの長期インターンはどのくらい稼げるのかについてフォーカスして、紹介していきます。
コンサルティングとは
コンサルって何する仕事?
コンサルティングとは一言で言えば、お悩み解決をすることです。
コンサルティングをする人たちのことをコンサルタントと言います。
会社が持つある課題に対して、相談に乗って解決策を提示し、お悩みを解決します。
また、コンサルティングの中にもいろいろな種類があります。例えばIT系コンサルや総合系コンサルや戦略系コンサルなどさまざまです。
また、ITコンサルと総合コンサル両方やっている会社も多いです。
コンサルの種類
コンサルティングの分類方法は様々な観点で分けることができますが、今回は提供するサービスの違いによって分類していきます。
戦略系コンサル
戦略系コンサルは会社の経営課題の解決を取り組みます。
例えば、企業の中長期目線での経営戦略の案を決めます。さらに新しい事業や人事の戦略など、クライアントが持つ様々な課題に対するコンサルティングを提供しています。
主に会社のトップに関わるものを扱うことが多いです。具体的な会社をあげると、外資ではマッキンゼー・アンド・カンパニーやベイン・アンド・カンパニー、日系ではドリームインキュベータなどがあります。
IT系コンサル
IT系コンサルとはITに関する知見を用いて、クライアントの経営の解決を提案します。
システムの導入の際のコンサルを得意としています。戦略・総合系コンサルに比べてより目の前にある問題を分析するプロジェクトが多いです。
具体的な会社をあげると、フューチャーアーキテクトやシグマクシスなどがあります。
総合系コンサル
総合系コンサルは会社全体の課題に対して戦略の立案から、実行まで包括して幅広く支援します。
いわゆるなんでも屋です。
具体的な会社をあげると、アクセンチュアやデロイトトーマツコンサルティングや日本IBMなどがあります。
コンサルに向いている人って?
コンサルには様々な資質を求められます。以下の三つの資質は特に重要です。
-
体力がある人
基本コンサルは激務です。
深夜まで資料を作成したり、プロジェクトによっては土日に勤務があることもあります。
さらに、顧客との連携が必須であるため、フットワークの軽さも求められます。
基本的な体力がある人はコンサル業務に耐えることができるでしょう。
- 論理的な思考力と表現力(ロジカルシンキング、ロジカルプレゼンテーション)
コンサルティング業務では再現性があり、振り返る際の検証が可能な結果を求められます。
さらに、顧客に適切な解決策をわかりやすく提示するためには論理的に筋道を通った説明をしなければなりません。
そのため、論理的な思考力と表現力を求められます。
- 知的好奇心が強い人
コンサルの業務は業種問わず、様々な企業の課題を解決します。
つまり、様々な分野の仕事に携わることができます。
そのため、知的好奇心が強い人はコンサルの業務を楽しく続けられるでしょう。
コンサルに興味がある人は以下の記事も参考になります。
コンサルで働くメリット
・年収が高い(未経験で800万)
・成長速度が早い
・転職する際の評価が高い
コンサルで働くデメリット
・完全能力主義なところが多いので、実力がないとついていけない可能性あり。
・初めはきつい下積みがあるところも多い(資料作成やテレアポなど)
長期インターンのコンサルの仕事
コンサルの長期インターンの仕事は多岐にわたります。
例えば、営業をやる仕事、Webマーケティングを学ぶためにライターとして働く仕事、塾のチューターとして、生徒の相談に乗る仕事などがあります。
高収入ってどのくらい稼げるの?
コンサルのインターンは通常のアルバイトに比べて時給が高いことが多いです。
低くても時給は1050円です。
さらに、能力がついていけば、成果報酬がつくインターンもあり、月に10万円以上稼ぐことが可能です。
企業によっては月に100万円以上稼ぐ大学生も実際にいます。
成長って言うけど具体的に何が成長するの?
社会人として大事なスタンスや、情報収集能力や情報分析能力、さらに資料作成能力を身につけることができます。
コンサルはスピード感をもって業務を進めていきます。
そのような環境下でインターンに携われば、短い時間で社会人としての基礎力はもちろん、専門的なスキルの成長を期待することができます。
さらに、大学生のうちに社会人と混じって業務を経験すれば、就活の際にも他の大学生と差別化ができるでしょう。
コンサルの長期インターンの難しい点
大学の授業との両立が難しくなる可能性があります。
企業によっては週3回や週30時間以上の出勤を求められるところもあります。
その短さで成果を求められるため、時間外の調査や業務が必要となることもある可能性があります。
さらに、よく吟味せずに応募すると、実際の業務内容と自分がしたいことのギャップが起こることもあるので、事前に求人情報を調べると良いでしょう。
まとめ
コンサルタントには論理的思考力や論理的表現力が必要とされるので、日頃から身近な課題に対して、意識的に考える癖をつけておくと良いでしょう。
さらに、コンサルはチームでプロジェクトに取り組むことが多いです。
主体意識を持って、リーダーシップを発揮することが求められます。
そのため、学生のうちから責任のあるポジションでマネジメント経験をしていると他の就活生と差別化ができ、強みになるでしょう。
コンサルの長期インターンに興味持った人へ
この記事を読んでコンサルの長期インターンに向いていると思い、興味を持った人は実際に求人情報を確認し、応募することをお勧めします。
ただ、コンサルのインターンがしたいけど、自分にあった会社がわからないという人も多いでしょう。
就活市場インターンでは就活のプロがあなたと個別で面談をし、その後あなたに合ったインターンシップを紹介しています。
コンサルの長期インターンで働くイメージが湧かなかった人へ
長期インターンが稼げるってのはわかったけど、コンサルティングのインターンは自分に合わないかなと思った人もいると思います。
世の中には、コンサルティングのインターンだけでなく、営業やライティングやWebマーケティングのインターンもあります。
さらに、プログラミング経験がある人や興味がある人はITエンジニアのインターンもあります。
この記事が参考になると思うので、気になる人はぜひ見てください。
それぞれの職種によって、適性をもったものや、持っていないものがあるので、別の長期インターンを探して、吟味してみると良いでしょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート