インターンで何を得る?6つの職種別にインターンで得られることを大公開!

インターンで何を得る?6つの職種別にインターンで得られることを大公開!

はじめに

インターンが決まって安心してはいないでしょうか。

また、インターンに意味を見出せないという人もいるかもしれません。

インターンは、そんななんとなくな気持ちで挑んではいけません。

インターン選びから、実際のインターンまで、明確な目的を持ってチャレンジすることによって、いろいろなものを得られる可能性があります。

今回は、6つの職種別にインターンで得られることを紹介していこうと思います。

インターンをやる目的

インターンの目的は、長期インターンと短期インターンでも違ってきます。

長期インターンの場合は、スキル向上や知識を得るのに役立つでしょう。

逆に短期インターンの場合は、企業の雰囲気を体験したり、自分が想像している企業や業界に相違点がないかを確認したりする意味もあります。

インターンがきっかけになって、目指す業界を見つめなおしたり、よりいっそうその企業に就職したくなったりするものです。

また、インターンシップの目的がイマイチ理解できないなら、より詳細にインターンの目的について解説しているウェブサイトを確認してみるのもオススメです。

インターンで何を得たい?

インターンで重要なのは、インターンで何を得たいかを明確にしておくことです。

逆に一番やってはいけないのが、なんとなくインターンをするというものです。

インターンは企業を体験できる貴重な場なので、そこから何かを得るという目的を持って臨むことにより、その後の状況がまったく変わってきます。

なんとなくインターンをしないために、自分のインターンについていろいろと予習してみてはいかがでしょうか。

そうすれば、有意義なインターンになってくれるはずです。

得たい理由を明確に

インターンで何を得たいかを明確にするためには、得たい理由を明確にする必要があります。

将来、営業関連の仕事で活躍したいから、営業系のインターンを利用するというのは、得たい理由が明確になっていると言えるでしょう。

逆に、何を達成したいのか、それを達成するためには、どんなインターンが向いているのか、というような順序で考えていけば、よりどんなインターンをやる必要があるのかが明確になるのではないでしょうか。

得た先の自分を想像しよう

インターンで何を得たいかをある程度把握したら、今度はそれを得た自分を想像してみてはいかがでしょうか。

あくまでも想像ですが、そこに違和感があるのか、違和感がないのかによって、自分がインターンで得たいと思っていたものが正解か不正解かがわかってきます。

インターンで何かを得た自分を想像してみると、思っていたのと違ったということもありえますので、こういったイメージトレーニングをすることはとても重要になってくるのです。

6つの職種別に得られることをご紹介

ここでは具体的に6つの職種に厳選して、何を得られるかを紹介していきます。

それぞれの仕事によって、インターンとして求められるものも違いますし、何を学べるかも違ってきます。

自分が何を学びたいかを念頭において、どのインターンをするか決めてみるのも良いでしょう。

営業職

営業職は、自社の商品を売るためには必須の仕事です。

商品の特徴をよくとらえ、それを客先でアピールします。

また、顧客の要望を真摯に受け止める姿勢も必要になってきます。

営業職は、どの業界にも存在するので、いろいろな業界で役立つ可能性のある汎用性の高いインターンとも言えるでしょう。

仕事内容

営業職の仕事は、自社の商品を顧客に対してアピールするのが仕事だと言えるでしょう。

どんな良い商品も知ってもらえなければ意味がありません。

そのため、営業によって顧客と商品との間を取り持つのが営業の仕事なのです。

また、自社の商品をアピールするので、その商品の良いところを知っていなければなりませんし、どんな部分が顧客にとってメリットになるのかも把握する必要があります。

そのような意味では、会話力だけではなく、洞察力も求められる仕事だと言えるでしょう。

向いてる人

営業職に向いている人は、コミュニケーション能力の高い人です。

コミュニケーション能力は、自社の商品をうまく伝えるための会話力だけではありません。

相手の要望を聞き取って、相手が何を求めているのかを短時間で把握する聞き取りの能力も求められます。

そのため、高いコミュニケーション能力が求められる仕事だと言えるでしょう。

また、通常、営業を1回かけただけで、契約を取れるというケースは稀です。

ここで重要になってくるのが根気で、粘り強い人は営業に向いています。

よく営業に体育会系が向いていると言われますが、それは1つの物事に継続的に取り組める根気の強さからきているとも言えるでしょう。

得られる経験

営業職のインターンから得られるのは、コミュニケーション能力の向上です。

相手が何を思っているかの理解を常に求められる世界なので、観察力やそこから得た情報でコミュニケーションする能力を磨けるでしょう。

また、失敗を学べる仕事でもあります。

営業の仕事は、ほとんどが失敗だと言えるでしょう。

営業をかけて、すぐに契約を取れるということは珍しく、失敗に失敗を重ね、契約という成功を手にできるのです。

同時に失敗したときにどう動けばいいのかの対策方法を学べる仕事だとも言えるでしょう。

活かせる業界

営業職のインターンの経験を活かせる業界は、かなり幅広いと言えるでしょう。

営業というのはどの業界にもあって、なぜなら、どの業界も自社の商品を顧客に知ってもらってこそだからです。

営業でアピールする商品は各業界に異なります。

しかし、営業の方法というのは、どの業界にも通じるものがありますので、インターンの中でも汎用性の高い選択肢と言えるのではないでしょうか。

どの業界を目指す人であっても、得られるものはたくさんあるかと思われます。

企画職

企画職は、商品の企画を行ったり、改良を行ったりする仕事です。

アイデアマンが活躍しやすい職場で、新しいものを作ったり、何かにチャレンジしたりする人に向いていると言えるでしょう。

また、インターンとして商品開発に触れることで、いろいろなことを経験できます。

仕事内容

企画職の仕事は、既存商品の改良を行ったり、まったく新しい商品を生み出したりする仕事です。

そのためにアイデアを出し合ったり、マーケティングを行ったりすることもあります。

また、企画職の仕事は、商品の開発や改良だけではなく、宣伝や広報の企画を任されることもあります。

さらに、営業職のサポートを任されることもあり、営業戦力の大枠の部分を構築したりするのも仕事の1つです。

向いてる人

企画職は、アイデアを出すのが好きな人に向いています。

また、チャレンジ精神が旺盛な人にも向いていると言えるでしょう。

時には市場調査から企画立案まで任されることがありますので、自身の能力がダイレクトに発揮される仕事だと言えます。

さらに、独創的な人にも向いています。

その個性が商品開発に活かされる場合も多く、人と同じような感性を持つ人よりかは、人とちょっと違った感性を持っている人の方が向いていると言えるでしょう。

得られる経験

企画職で得られる経験は、新商品を開発することの難しさに触れられるというものです。

また、新商品の開発には多くの時間が必要だということも理解できるのではないでしょうか。

これを知ることによって、企業に対する目線に変化が見られるかもしれません。

さらに、企画職は職業柄、企業の上層部と接する機会が多い仕事です。

そのため、コミュニケーション能力を磨いたり、企業上層部の考えを知ったりできるというのも貴重な経験の1つでしょう。

活かせる業界

企画職は、基本的にどの業界にも活かせると言えるでしょう。

一定以上の大きさの企業になれば、ほとんどの企業が企画部門を持っています。

そのため、企画という仕事に興味があるかの方が大切になってきます。

また、企画職に特化した業界としては、マーケティング会社やコンサルティング会社などが考えられるでしょう。

これらの仕事は、自社の商品開発ではなく、他社の商品開発にアドバイスをする会社です。

通常の企画職よりも、より専門性が高く、さらに広範囲の知識が求められる仕事になっています。

マーケティング職

マーケティング職は市場調査を実施したりして、情報収集するのも仕事です。

さらに、その情報を分析するのも仕事と言えるでしょう。

データの扱いに長けた職種で、インターンではデータをどう扱うかを学ぶことができるはずです。

また、一定以上の企業になると、ほとんどの企業が専門の部門を持っています。

仕事内容

マーケティング職の仕事内容は、市場調査を実施したり、その他の方法で情報収集をしたりすることもあります。

さらに、その情報を分析するのもマーケティングの仕事だと言えるでしょう。

また、企業によっては戦略の立案を任されることもある仕事です。

マーケティング職の仕事を簡単に表現すると、商品が継続的に売れる仕組みを作り出すことです。

このことからも企業にとっては重要な仕事であることがわかるのではないでしょうか。

向いてる人

マーケティングの仕事に向いている人は、物事の理解力の高い人と言えるでしょう。

マーケティングの仕事は、さまざまなデータを分析して、そのデータからいろいろな物事を導き出す必要があります。

そのため、各情報からできるだけ多くの情報を引き出すために理解力が必要になってくるのです。

また、場合によっては上層部の意見を聞いたり、プレゼンテーションを任されたりすることもあります。

その場合は、コミュニケーション能力も同時に求められる仕事だと言えるでしょう。

得られる経験

マーケティング職のインターンをすることによって、分析力を養うことができます。

マーケティングという仕事は、分析の連続です。

データを取って、そのデータを徹底的に分析し、商品の販売に活かしていくのです。

詳しく解説すれば、データからさまざまなことを分析するために必要な着眼点の理解の仕方も経験できるでしょう。

また、マーケティングの仕事は、とき企業上層部との接点を持つこともあるので、こちらも貴重な経験です。

インターンで必ず上層部との接点が持てるわけではありませんが、その可能性はあります。

活かせる業界

マーケティングは、ある程度の会社になると、多くの会社が専門の部門を持っています。

そのため、マーケティング職のインターンの経験を活かせる業界は多いと言えるでしょう。

より専門的な部分になると、コンサルティング会社やマーケティング会社も考えられます。

これらの会社は、マーケティングを専門に行う会社なので、インターンでの経験を活かせるでしょう。

また、マーケティング職のインターンは、商品開発や商品販売までの過程を知れる職種なので、ある意味では、営業職や企画職を志望している人にもその経験が役立つはずです。

事務職

事務職は、書類の整理や作成を任される仕事です。

そのため、どのような企業においても必要とされる職種だと言えます。

また、比較的、インターンが対応しやすい仕事が多いため、たくさんの仕事を任せてもらえる可能性があります。

雑務の割合が多くなる可能性があるという点も踏まえておく必要があるでしょう。

仕事内容

事務職の仕事は、企業に必要なさまざまな事務をすることです。

企業によってその内容はさまざまで、事務だけではなく、雑務を任されることもあります。

とくにインターンの場合は、雑務の割合が多くなることもあるでしょう。

事務の必需品はパソコンなので、パソコン操作を求められる仕事でもあります。

基本的には、パソコンを使って、書類の作成や書類の整理などを任される仕事です。

ほとんどの場合は、デスクワーク中心で、出社から退社まで椅子に座って仕事をすることも珍しくはありません。

向いてる人

事務職の仕事には、集中力と根気が求められます。

基本的に同じことの繰り返しで、同じことでも集中力を切らさずに対応できる人にはピッタリの仕事です。

また、これは集中力と似ていますが、作業の正確性が求められる仕事でもあります。

書類作成や整理の際に、ミスがあると、トラブルにつながることもありますので、正確な仕事が求められるのです。

また、デスクワークが苦にならないというのも大事なポイントです。

デスクワークには集中力や根気以前に人により向き不向きがあります。

そのため、ずっとパソコンと向き合ってのデスクワークが苦にならない人は、それだけで向いています。

得られる経験

パソコン操作をしての事務作業の経験を得られます。

これは多くの企業で必要になってくるスキルになりますので、その経験ができるというのは大きいでしょう。

また、インターンの中では、比較的、仕事を任せられやすい職種と言えるでしょう。

そのため、より実際に企業で働いたときの雰囲気を経験しやすいインターンだと言えます。

さらに、仕事というのは予想以上に同じことの繰り返しであることの現実を体験できるのも大きな強みです。

とくに長期インターンで事務職に就いた場合は、企業で働くことに対する心構えを得られます。

活かせる業界

事務職は汎用性の高い仕事なので、基本的にはどの業界でも役立つ経験を得られます。

どのような業界でも事務という仕事はありますので、事務のインターンをして無駄になるということはないでしょう。

また、事務のインターンは特定の業界で活かせるというよりかは、社会人としての心構えを得るのに最適なインターンです。

そのため、自らが社会人の一員としての自覚を持ち臨むことで、どの業界でも役立つ経験を得られる可能性は高いでしょう。

エンジニア職

エンジニア職は、企業によってさまざまなタイプの仕事があります。

近年、注目を集めているのがシステムエンジニアの仕事で、IT業界においては欠かせない職業です。

また、客先に出向いてオフィス機器の修理やメンテナンスに携わるサービスエンジニアという仕事もあります。

技術や知識を身につけるのが好きな人に向いた仕事だと言えるでしょう。

仕事内容

一言でエンジニアと言ってもいろいろな仕事があります。

システム開発を手がけるシステムエンジニアという仕事もありますし、オフィス機器などの故障対応やメンテナンスを手がけるサービスエンジニアもあります。

また、設備系のエンジニアの仕事もあり、それぞれの仕事で求められる技術や知識はまったく違ったものになるでしょう。

向いてる人

エンジニア職に向いている人は、技術や知識を身につけることに対しての意欲が旺盛の人です。

どのエンジニア職もそうなのですが、日々進化する業界なので、新しい技術を貪欲に身につける必要があります。

また、サービスエンジニアなどは客先に出向いて対応することが多いので、コミュニケーション能力も求められます。

そのため、人と接することが好きな人やコミュニケーション能力が高い人も向いています。

さらに、チームでものづくりをするのが好きな人にも向いているでしょう。

得られる経験

エンジニア職のインターンで得られるのは、技術は知識という意味では難しいものがあります。

この業界は、数年修行して一人前というのが当たり前の世界なので、インターンの一朝一夕で身につけられる技術ではありません。

そこで重要なのが、エンジニア職の楽しさや興味といった経験を得られれば、インターンは成功に終わったと言えるでしょう。

また、実際にインターンをすることによって、エンジニア職がどんなものなのかをより具体的に知れますので、これも1つの経験です。

活かせる業界

エンジニア職のインターンが活かせるのは、エンジニアが必要とされている業界です。

システムエンジニアのインターンに参加したなら、IT業界でその経験を活かせる可能性があるでしょう。

また、サービスエンジニアとしての経験は、オフィス機器メーカーで活かせる可能性があります。

デザイナー職

デザイナーの仕事はさまざまな商品のデザインを担当する仕事です。

そのため、さまざまな業種での仕事が考えられ、仕事にはセンスや独創性が求められます。

IT業界ならウェブデザイナーやグラフィックデザイナーが考えられますし、アパレル業界ならファッションデザイナーが考えられます。

仕事内容

デザイナーの仕事も、就職する企業によって多岐にわたります。

アパレル関連のデザイナーは、ファッションデザイナーと呼ばれ、花形職種とも言われます。

また、ITの発達によって重要になってきたのがウェブデザイナーです。

こちらは、企業のホームページのデザインを手がけたりすることが多いです。

さらに、企業が広報や宣伝のために用いるポスターのデザインを担当するのもデザイナーの仕事になります。

向いてる人

デザイナーの仕事に向いている人は、しっかりとした個性を持っていたり、センスを持っていたりする人です。

デザイナーの仕事は、人と同じではダメです。

ある意味では、他との差別化を図る仕事とも言えますので、強烈な個性を持っている人は、この仕事に向いていると言えるでしょう。

また、基本的にはデザインを作る仕事なので、創作意欲が旺盛な人にも向いています。

何かを作る仕事をしたいなら、デザイナーというのは十分選択肢に残るでしょう。

得られる経験

デザイナーの仕事も一朝一夕で身につくものではないので、デザイナー職のインターンから得られる知識や技術は限定的です。

そのため、先輩方の仕事から、デザインの楽しさやデザインのコツを得られるのが役立つ経験になるでしょう。

活かせる業界

デザイナー職のインターンが活かせる業界は、どんなインターンをしたかによるでしょう。

ウェブデザイナーのインターンなら、IT業界の仕事で活かせる可能性があります。

また、グラフィックデザイナーのインターンをしたなら、企画職などでも役立つ可能性があります。

デザイナー職のインターンは、センスを磨ける可能性があるので、考え方によってはいろいろな業界で役立ってくれる可能性があるのです。

まとめ

インターンで得られるものを6つの職種別に分けて紹介してきました。

それぞれのインターンで得られるものは違ってくるので、自分が何を得たいか、将来何をしたいのかをしっかりと考えた上で、インターンを選んでみると良いでしょう。

そうすれば、実になるインターンを選択できるはずです。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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