インターンシップのばっくれに関する噂の実状!欠席理由や連絡方法も解説

インターンシップのばっくれに関する噂の実状!欠席理由や連絡方法も解説

「インターンシップをばっくれた場合の噂が色々あるけれども本当?」
「ばっくれてしまった後はどうすればいい?どんな影響があるの?」

就活の一環でインターンシップを検討している学生の中には、このような疑問や不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、インターンシップのばっくれの噂に関する真偽を紹介するとともに、ばっくれた場合にどのような影響があるのか、ばっくれたくなった場合の対処やばっくれた後の対応について紹介しています。

この記事を読むことで、インターンシップをばっくれてしまうリスクを理解することができるとともに、ばっくれに関する噂の真偽を知ることで冷静に判断・対処することができるようになるでしょう。

インターンシップに関して興味を持っている学生は、ぜひこの記事をチェックしてみて下さい。

インターンシップのばっくれはマナー違反

インターンシップの無断欠席(ばっくれ)がマナー違反とされているのは、インターンシップのために時間を割いてくれた企業に対する不義理だからです。

インターンシップの時間はただの職場体験ではあるものの、そのために企業は時間も人員も割いています。さらにインターンシップには定員がありますが、無断欠席で定員が減ってしまっても後から追加することができません。

このようにインターンシップの無断欠席は企業の労力や負担を無下にする行為であることから、マナー違反だとして避けるべき行為となっています。

インターンシップのばっくれに関する噂の実状

インターンシップを辞退するのではなく、ばっくれてしまうとどうなるのかという点について、就活生の間には様々な噂が流れています。ただ噂に翻弄されてしまうと思わぬ失敗をしてしまう可能性もあるので、真偽を確認しておくことが大切です。

ここからは、インターンシップのばっくれに関する噂の実情について紹介します。

安否確認のために家族や大学に連絡が行くことがある

通常のインターンシップ辞退であれば、本人が企業に連絡をしているのでわざわざ家族や大学に対して連絡が行くことはありません。

それに対してばっくれは無断欠席なので、本人の安否確認のために家族や大学に連絡が行くことはあります。あくまで本人を心配しての連絡なのですが、この連絡をきっかけにばっくれが発覚してしまうと周囲の信頼を失ってしまうリスクは高いです。

ブラックリストに登録されることはない

インターンシップをばっくれてしまうとブラックリストに登録されてしまうのではないか、という噂もあります。これに関しては個人情報に関する法律があることから、本人の同意なしで個人のデータを勝手にブラックリストに登録することはないと考えられています。

ただグループ企業の場合は、人事や採用に関する情報を一括管理していることがあるので注意が必要です。情報が一括管理されているということは、そこから系列会社の間で情報が共有される可能性が出てきます。

この場合の個人情報の取扱いに関しては事前に契約書に記載されていることが多いため、情報共有されていても本人が同意したとみなされてしまうのです。

出典:個人情報の保護に関する法律|e-Gov法令検索
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=415AC0000000057

場合によっては選考に影響する可能性がある

他にも多くの就活生が不安に思っている噂が、インターンシップをばっくれるだけではなく途中で辞退してしまうと、その企業に就職できなくなってしまうという内容です。

インターンシップを中途辞退したとしても、必ず就職できないというわけではありません。企業のインターンはあくまでも相手の人柄や能力を見る場であり、選考のひとつにすぎないためです。

ただ無断欠席などのばっくれをしている場合は心証を悪くしているので、選考に影響する可能性はあります。特にインターンシップだけではなく説明会なども無断欠席し、連絡がつかないなど不義理を繰り返していると影響が強くなるので、注意が必要です。

インターンシップをばっくれる際の注意点

インターンシップをばっくれることはまず前提として好ましくない行為であることは認識しましょう。

しかし、インターンシップをどうしても欠席したい場合は以下の2点についてはしっかり理解しておきましょう。

当日キャンセルはその後の選考に不利に働くことも

当日キャンセルを行うと、その後の選考に不利に働くことがあります。

当日キャンセルをすると、どうしても信用を失うことになります。

また、規模の大きいインターンシップでも、企業側は学生の出欠確認を行っています。

そのためバレないことはないので、企業からの印象が下がる事は覚悟しましょう。

面倒でも連絡は欠かさない

面倒でも、欠席の連絡は必ず行うようにしましょう。

連絡方法は後述します。

欠席の連絡をいれないまま無断欠席すると、その後企業の選考は大きく不利になります。

注意してください。

インターンシップをばっくれたいときに行うこと

せっかくインターンシップに参加していても、何らかの理由で辞めたい、またはばっくれたくなるという就活生は少なくないのではないでしょうか。ただばっくれはマナー違反であり被るデメリットも決して小さくないため、きちんと対応することが重要です。

ここからは、インターンシップをばっくれたい時に行うことを3つ紹介します。

企業に伝える欠席理由を考える

まず企業に対してインターンシップを辞退する旨を伝えることが必要なのですが、自分の都合を優先させるような理由だった場合、印象が悪くなってしまうリスクがあります。そうでなくてもそのまま伝えるのは憚られるため、きちんと理由を考えなければいけません。

欠席理由として差し支えないものの例としては、単位が足りなくてゼミの補講に出なければいけなくなった、レポートの再提出が必要になった、授業の予定が変更になったなど、大学を絡めた理由が挙げられます。

大学が関わる理由であれば企業側も受け入れやすく、長期インターンシップでも利用しやすいのでおすすめです。

企業に連絡を入れる

インターンシップ辞退の理由を決めた後は、実際に企業に連絡を入れます。連絡方法としてはメールまたは電話がありますが、どちらの方法で連絡を入れるのかは状況によって使い分けることが必要です。

またそれぞれの連絡方法でマナーが異なるので、その点も踏まえて連絡を入れることが望ましいと言えます。

電話連絡の場合

インターンシップ前日または当日の朝に連絡する場合は、一方的に事情を伝えるだけで相手を受け入れない姿勢と取られてしまう可能性のあるメールではなく、電話連絡が望ましいです。電話連絡をする際のマナーとしては、以下の内容が挙げられます。

・まず大学名や氏名を名乗って担当者に取り次いでもらい、その場で要件を話さない
・担当者が出たら改めて大学名と氏名を伝え、理由と謝罪とともにインターンシップの辞退を伝える
・相手が了承したら、改めて謝罪をして電話を切る

また電話連絡のやり方の例文のひとつとして、以下の内容を参考にしてみて下さい。

お忙しいところ恐れ入ります。インターンシップでお世話になっております、〇〇大学の〇〇と申します。インターンシップの件で連絡させていただいたのですが、◇◇部の◇◇様はいらっしゃいますでしょうか。

次に、電話が担当者につながった後の例文は、以下の内容を参考にしてみて下さい。

お世話になっております。インターンシップでお世話になっています、〇〇大学の〇〇と申します。実は(理由)のため、インターンシップに参加することが難しく、大変申し訳ないのですが辞退をさせていただきたくご連絡させていただきました。

せっかく選考やインターンシップのためにお時間を作っていただいたのに、ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。また機会がありましたら、よろしくお願いします。失礼いたします。

メール連絡の場合

インターンシップの欠席連絡をメールでするように指示されている場合は、メール連絡でも問題ありません。または電話連絡の後に、補助的な手段として利用する方法もあります。そのようなメール連絡をする場合の例文は、以下の内容を参考にしてみて下さい。

(例文)
件名:インターンシップ辞退のご連絡 〇〇大学〇〇学部(氏名)

◇◇部◇◇様
ご多忙のところ、突然のメールにて失礼いたします。貴社のインターンシップでお世話になっています、〇〇大学の〇〇と申します。この度、(理由)のためインターンシップに参加することが難しく、辞退させていただきたくご連絡させていただきました。

せっかく選考やインターンシップのためにお時間を作っていただいたのに、ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。何卒ご容赦いただきたく存じます。末筆ながら、貴社の益々の発展とご活躍をお祈り申し上げます。

文末に大学名と学部、氏名のほかに住所や電話番号などの連絡先を添えておくと、企業側もメールの差出人を把握しやすく、その後の連絡も入れやすくなります。

インターンシップをばっくれた後に行なうこと

もしインターンシップをばっくれた場合、早急に誠意ある謝罪をすることが重要です。謝罪の有無で印象が大きく変わるほか、自分だけではなく大学の評価にも影響が出てきます。

謝罪の方法としては電話連絡で謝罪するやり方もありますが、より誠意を見せる方法として直接企業に出向いての謝罪がおすすめです。ただいきなり企業に出向くのではなく、事前にアポを取って企業側の都合に合わせる必要があります。

そのうえでスーツ着用で出向き、担当者に対して謝罪とともに、インターンシップを受ける気があるならば今後の意欲も伝えるようにすることが大切です。

参考にしたサイト:https://kimisuka.com/contents/intern/18903

見出し:【インターンのドタキャン後の対処法】会社まで謝罪に行く

インターンシップの当日キャンセル(ドタキャン)による影響

インターンシップに関連するトラブルはばっくれだけではなく、当日キャンセルやドタキャンも挙げられています。中にはやむを得ない理由で当日キャンセルやドタキャンをしてしまうケースもありますが、企業に迷惑をかけてしまう行為であることに変わりはありません。

そんな当日キャンセルやドタキャンをする者が多くなると様々な影響が企業だけではなく大学にも及んでしまうのですが、ここからは実際にどのような影響が出るのか解説します。

グループワークができなくなってしまう

インターンシップではグループワークが予定されていることもあるのですが、ドタキャンをする者が多いと参加人数が大幅に減ってしまい、グループワークができなくなる場合があります。

この場合の対処法としては、仕事を個人作業へ変更することなのですが、グループワークを楽しみにしていた人にとってはデメリット、逆にグループワークを面倒に感じていた人にとってはメリットとなる影響です。

また個人作業にもメリットはあるので、決して悪影響ばかりではない内容だと言えます。

インターン自体がなくなってしまう

ドタキャンや当日キャンセルが多発することでよく見られる悪い影響として挙げられているのが、インターン自体がなくなってしまうことです。

インターンのドタキャンや当日キャンセルが続いてしまうと、企業側としては開催するための会場費や人件費が無駄になってしまうため、開催される前に中止または翌年からなくしてしまうということがあります。

そうなると企業だけではなく他の参加者や大学にも迷惑をかけてしまうので、深刻な影響として懸念しなければいけません。

人事の記憶に残る学生になれることがある

ドタキャンや当日キャンセルが多いことによる影響の中でも良い方向に働くものもあり、代表的なものが人事の記憶に残りやすいというものです。これはドタキャンや当日キャンセルをした側ではなく、通常通り参加した側への影響として挙げられています。

ドタキャンや当日キャンセルが多いということは、インターンに参加する就活生自体が少なくなるということです。このためインターンが開催された場合は人事に覚えてもらいやすく、その後の選考でも好印象を与えやすくなります。

インターンシップのばっくれやドタキャンに注意しよう

本記事では、インターンシップのばっくれに関する噂の実情について詳しく紹介しました。インターンシップのばっくれはマナー違反であり、噂の中には注意しなければいけない実情も含まれています。

このためインターンシップをばっくれたいと思った場合には、事前にきちんと大学関連の欠席自由を電話連絡で報告して企業の了承を得るようにしましょう。またばっくれてしまった場合は、早急に誠意ある謝罪をすることが大切です。

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