インターンシップ選考のカギは志望動機。考え方と最適文字数は?

インターンシップ選考のカギは志望動機。考え方と最適文字数は?

人気が高い企業のインターンシップ選考には、多くの学生が応募します。その中から参加を勝ち取るためには、エントリーシートの志望動機の内容が重要です。採用担当者は多数のエントリーシートを見ることになるので、志望動機の内容が悪ければ最後まで読んでもらえない可能性もあります。そこで今回は、インターンシップ選考で重要な志望動機の考え方のコツと、最適な文字数についてご説明します。

十分に企業研究を行う

「なぜその企業を志望したのか」を明確に伝えるためには、企業のことをよく知っておかなければいけません。先ずは企業の事業内容や仕事内容、理念や業界の中でのポジションなどを、ホームページや会社案内などで十分に研究しましょう。

企業研究をすると、企業が自分に求めるスキルや能力、人柄を掴むことができます。それらと自分の強みや価値観を組み合わせれば、具体性のある志望動機を作成できるでしょう。

自己分析と企業研究を組み合わせる

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良い志望動機を作成するためには、企業研究と同じように自己分析も十分に行う必要があります。自分が過去に力を入れて取り組んだことや楽しかったこと、挫折したことを振り返ってみましょう。長所や短所、特技を洗い出すことも良いです。洗い出したエピソードや長所、特技などの中から、それらに共通する価値観を見つけ出します。その価値観と企業の特徴が一致する部分を探せばいいのです。

自己分析で発見した「スポーツジムの受付のアルバイトを4年間ずっと続けていた」経験と、企業分析で発見した「業界の中でも一番お客様窓口が多い」という企業の特徴から、接客業が好きという価値観を見つけ出す。

志望動機の書き方の基本

志望動機の書き方には基本があります。基本の形を理解すれば、短時間で書けるようになることもあるので、何度も書いてコツを掴みましょう。

結論から始める

最初に理由を並べてから結論を書いたのでは、最後まで読んでもらえない可能性があります。なぜその企業を志望したのか、結論から書き始めましょう。

業界を選んだ理由と自分の経験

結論に続けて、たくさんの企業の中からその企業を選んだ理由を書きましょう。その企業に魅力を感じた理由や根拠(自分の経験など)に触れます。

インターンシップでやりたいこと、できること

最後に、インターンシップに合格した場合に自分がどのように活躍できるか、自分の強みが企業のどこで活かせるかを書きましょう。

全体を通じて、意欲や熱意が伝わるように意識することが大切です。

志望動機の最適文字数は?

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エントリーシートの志望動機欄には文字数が指定されていないことも多いため、どのくらいの文字数で書けばいいか悩む人も多いのではないでしょうか。文字数でいうと、300字程度が読む側にとってちょうど良いとされています。400字以上になると、長すぎて途中で飽きられてしまう可能性があるので、文字数指定がない場合は、300字を目安に書くと良いでしょう。

記入欄は8割から9割くらいを埋めることを意識します。詰めこみ過ぎると読みにくくなってしまいますし、空白が多すぎてもあまり良い印象を与えません。

いずれにしてもポイントは読みやすさです。読んでいて疲れないか、文字の大きさや余白の割合など、見た感じの印象はどうかを意識しましょう。

おわりに

人気が高い業界や企業のインターンシップには応募者が多く集まるため、エントリーしても必ず全員が参加できるというわけではありません。そのような企業の選考に合格するには、志望動機に力を入れることも非常に重要です。文字数や文字のバランスなど、見た目の読みやすさはもちろん、企業への熱意やふさわしいエピソードが盛り込まれているかを意識して志望動機を作成しましょう。

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