令和現代!【安定重視するあなたへおすすめの業界5選!】
はじめに
就職活動を始める前に大切なのが志望する業界選び。更に大切なのがその業界の何が自分にとって良いのか軸を決めることです。
今回はそんな業界選びで、「安定」を大切にしたい人向けに今の令和という時代からみた、今後安定するとされているおすすめの業界を5つご紹介いたします!
【安定重視の業界選び】そもそも”安定”とは?
まず、業界における今後の“安定”の定義を確認しましょう。
安定というと、変化が無く、物事が落ち着いた状態であることのことを言いますが、業界に置いての安定とは目まぐるしく変化する時代の中で、今後継続的に続き、将来性のある業界のことを安定していると言います。
更に、少子高齢化や人口減少などの社会問題から終身雇用制度の効力がなくなり、仕事に対する一人一人のスキルを伸ばさなければ自分自身が働きたいと思う時期まで仕事を続けられなくなるかもしれません。
以上のことから、令和という今の時代で安定を重視する業界選びは、その業界の将来性があるにプラスして自分自身の成長も伴う。そんな業界が良いでしょう。
【安定重視の職業選び】令和発!おすすめ業界5選!
では、そんな今の時代から考える安定重視な業界選びをするにあたり、おすすめ出来る業界を5つ紹介します!
おすすめ業界①:介護業界
1つ目が介護業界です。
体力を使う仕事だったりで大変なイメージがある介護業界ですが、令和の時代において安定する業界を語るにおいて最も外せない業界です。
その理由としてまず第一に社会問題である「少子高齢化」が背景にあります。少子高齢化が進み高齢者が増え、それに伴って必要になるのが介護施設であり、そしてその介護施設に必要なのが介護士です。今後少子高齢化は更に進行していくため、介護業界はますます発展していくでしょう。
安定の理由はもう一つあります。それは、介護業界には国からの補助があるからです。
「介護職員処遇改善加算」という介護業界に勤める職員の資金向上のため、介護報酬を加算し支給する制度です。介護サービスを行なった介護事業所がその対価とし、自治体からお金が支給され、更に国家資格を取ると、更に給与が増えます。
資格を取り、介護という手に職をつければ自分自身の今後の社会人生活にも影響し安定するといえるでしょう。
〜介護業界の安定3ポイント〜
①少子高齢化が進む時代により需要がある
②国からの補助がある
③国家資格があり手に職をつけることができる
更に詳しく!介護業界についてはこちら▽
https://shukatsu-ichiba.com/article/13551
おすすめ業界②:IT業界
次におすすめする業界はIT業界です。
AI化が進む現代、IT業界の需要はどんどん高まります。
ITは今後どの業界にも携わってくるといいます。各業界の成長とともにIT技術が必要とされるのです。
一つ例をあげましょう。自動車業界における自動車産業は自動車の自動化実用に向け開発が進んでいます。近い未来、行動を自動運転車が走っていると予想されていますが、その際活躍するのが車に搭載されているAIをハッキングから守るためのセキュリティエンジニアと呼ばれるIT技術者が必要とされるでしょう。更にダイエットをAIがサポートするサービスや家庭教師としてAIがサポートするサービスなど、身近な物の機械化も進んでおり、今後もAIやVR、仮想通貨など多くのIT技術のジャンルで技術者が必要となるでしょう。
ちなみにエンジニアやプログラマーはフリーランスとして個人で働いている人が多いのも特徴です。プログラミングスキルをつければ場所や時間にとらわれることなく、好きなタイミングで好きなだけ仕事が出来ます。スキルの高さでできる業務も大幅に変わってくるためまさに成長意欲を増進させる業界でしょう。
〜IT業界の安定3ポイント〜
①機械化が進む現代での需要が高い
②他の業界の進化にITは必ず携わってくる
③スキルに応じて業務や働き方を選択できる
おすすめ業界③:医療業界
次におすすめする業界は医療業界です。
まずはじめに、「2025年問題」をご存知でしょうか。「2025年問題」とは、戦後すぐの第一次ベビーブーム(1947年〜1949年)の時に生まれた、いわゆる“団塊世代”が後期高齢者の年齢に達し、社会保険費が急増するとされている問題です。その「2025年問題」に向け、現在医療業界では病院の機能分化が推進されています。それに伴い医師、看護師、薬剤師や調剤師など医療に携わる従事者のニーズはどんどん高まります。
しかしこれだけ聞くと医療従事者の一人一人の労働負担が気になります。しかし、現在は病院の機能分化の伴い、病院間でネットワークを結ぶなど、協力体制の整えが行われています。今後の日本に大切な業界だからこそ、労働環境も時代に応じ対応していくでしょう。
また、今後進化を続ける医療業界だからこそ、知識を深めたり、患者に寄り添い人対人の仕事をすることでコミュニケーション能力をつけることもでき、自己成長の場にもなるでしょう。
〜医療業界の安定3ポイント〜
①「2025年問題」に応じ医療従事者のニーズが高まる
②病院の機能分化に伴い労働環境を整える対策が進んでいる
③進化する業界だからこその知識や能力を高めることができる
おすすめ業界④:広告業界
次におすすめする業界は広告業界です。
巷では”広告業界は衰退している派”の意見と、”成長している派”の二つの意見に別れます。確かにテレビメディアなど従来の広告は目立たなくなった今の時代かもしれません。しかし、実際のところテレビメディアの広告費は年間で2兆円程とされており、これはここ10年間ほぼ横ばいです。ではなぜ広告業界は衰退しているとも言われているのでしょうか?
それは、従来の業界の形から大胆な進化を続けているからです。
令和現在、テレビメディア広告の上をいく市場価値の広告業態があります。それはインターネット広告です。横ばいとなっているテレビメディア広告に比べインターネット広告は年々規模を増しています。10年前と比較すると二倍以上の市場となっているのです。そのため、従来の広告業界の重鎮であるテレビメディア広告は衰退しているようなイメージが持たれ、広告業界は衰退しているという意見が出てしまうのでしょう。しかし実際にはインターネット広告の市場の拡大により広告業界は伸びていて、成長を続けています。
更に今後はVR(バーチャルリアリティ)を用いた「没入型広告」が新たな広告の形として伸びると予測されており、リアルとデジタルの融合など今の時代に特化した広告が続々開発されること間違いなしでしょう。
時代に応じすぐに新しいものを取り入れ進化する広告業界に勤めれば自分自身も新しいものに敏感になり、柔軟な考えができる能力をつけることが出来るでしょう。
〜広告業界の安定3ポイント〜
①従来の形から時代に応じ進化し成長スピードが早い業界である
②新たな広告サービスが次々に開発される
③時代の変化に敏感になり想像力を持つことができるようになる
おすすめ業界⑤:建設業界
最後におすすめする業界は建設業界です。
まず、建設業界の過去の推移はどうなっているのかというと、2007年から10年までは大きく落ち込み減少傾向でした。ですが、11年から現在にかけては増加に転じていて、市場が伸びている業界と解釈することが出来ます。
2019年10月の消費税引き上げ前の駆け込み需要だったり、東京オリンピックに向けた五輪需要により、時期によって好景気が目立つ建設業界。現在がピークのようにも思えますね。実際は、一般消費者に向けた住宅などの不動産需要は一旦落ち着くかもしれませんが今後も各地で大規模な開発が計画されていることから建設業界の需要は今後も薄れることはないでしょう。
しかし需要が高まるにつれ、人手不足の問題も同時に抱えているのが現実です。施工管理担当者や現場所長など管理側の人材と工事を行う現場の人材どちらも不足している状況となっております。しかし全ての業務で人材が必要とされているからこそ、業務への選択が自由であり、懸命に勤めれば管理職へのキャリアアップもしやすいと言えるでしょう。
また、こうした人手不足の動向を受け、若手の技術労働者の確保に向けた取り組みとして、働き方改革や省人化、オープンシステムを活用したシステム開発などが行われており、労働環境の改善・向上が期待できるでしょう。
〜建設業界の安定3ポイント〜
①近年市場が伸びている業界である
②あらゆる業態に人材が求められているため選択の幅が広い
③若手向けの労働環境の改善・向上に取り組んでいる
【安定重視の職業選び】安定しているおすすめ職業3選
ここからは業界から更に絞った、安定している職種についてです。終身雇用制度の効力が薄まる今、自分にしか出来ないという“手に職をつける”ことも大切とされます。自分自身が必要とされる職場で働くことによりモチベーションアップをし、更なるスキルアップにも繋がるでしょう。そんな安定重視するときにおすすめとなる職業を3つ紹介致します。
オススメ職業①:営業職
AIを活用したサービスが広く普及され、現在人間が行なっている仕事の多くが将来AIによって奪われてしまう、と言われている現代において、営業は人対人の仕事であることからなくなることはないと言われている職業です。
マニュアル化されておらず、その場その場でのコミュニケーションが大切となる営業職を得意とすることが出来れば、今後の社会人としては強い人材となることができるでしょう。
オススメ職業②:専門職
終身雇用制度の効力が薄まる今、資格を必要とするような専門職はおすすめです。
手に職をつけ、自分にしか出来ない仕事を獲得することが出来れば安定した社会人生活を送ることができるでしょう。
オススメ職業③:ITエンジニア
ITの需要が高まる今、専門職の中でもエンジニアは幅広い業界から求められる人材です。今後の各業界の成長に必要不可欠なITの技術。その技術者となるエンジニアは令和の時代から次の時代までも繋ぐ、重要な職業となり、無くなることは100%ないことから安定しているといえるでしょう。
まとめ
社会問題や機械化などの時代の移り変わりに対応する業界が安定するであろうとされていることがわかりましたね。
変化する時代に対応し、機械化に応じた職業や自分にしか出来ない仕事を軸に業界選びをし、安定した仕事に就くため、自分は何を大切にしたいか再度洗い出しをして見ましょう。
それを踏まえ、今まで興味がなかった業界についても目を向けて見てもいいかもしれませんね。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート