【一般職】内定を獲得する5つのポイントと探し方を徹底解説!

【一般職】内定を獲得する5つのポイントと探し方を徹底解説!

はじめに

これから就職する人にとって、自分がどういうキャリアを積み上げていきたいかは考えるところでしょう。

一般職という仕事の場合、どういう人が欲しいのでしょうか。

欲しい人材から、一般職で内定を獲得するためのポイントを考えてみましょう。

一般職とは?

まず、一般職という仕事は厳密にはありません

ですが、就職活動の際には大きく分けて「一般職」という仕事と「総合職」という仕事に分かれます。

そこからさらに特定の専門的な仕事に特化した「技術職」や、最近では転勤がない「地域総合職」というような分野も出てきます。

一般的にこの一般職という仕事が指す内容は、どちらかといえば事務や内勤、オフィスワークやバックオフィス業務など、サポートや事務などの仕事が多い傾向があります。

とはいえ、これは大企業のみであり、中には中小企業の場合は一般職でもオフィスワーク以外の仕事をしたり、時に顧客を持ったりしてバリバリ働くこともあります。

とはいえ、総合職ほど難しくなかったり、ノルマがあるわけではなかったり、どちらかといえばルーチンワークに近い業務を行うことが多いでしょう。

このため、比較的簡単な仕事だという一方で、あまりやりがいがない、というデメリットもあるようです。

当然、お給料や待遇にも差があります。

一般職は総合職ほどきついノルマや専門性がない仕事が多い一方で、お給料やボーナスもあまり高くはありません

たとえば営業職の場合は成果に応じて待遇や報酬が高くなることもありますが、一般職の場合はそういったことはあまりないのです。

中には何年いても昇給がないという企業もあり、待遇面では不満を抱える一般職の社員もいるのです。

過去には一般職は女性のものだというイメージを持たれていることもあり、いまだに女子は一般職での採用のみ、という企業もあるくらいです。

ですが、今ではこの限りではない企業も少なくありません。

ただ、男性が一般職というのはあまり見かけることは少なく、やはり今のところレアケースといえるでしょう。

一般職の仕事内容

一般職といっても、その仕事内容はさまざまです。

まず、主な内容としては「事務系の職種」と考えるといいでしょう。

主に総合職のサポートを行う場合や電話応対や書類作成、営業や経営などのサポートを行う仕事と考えるのが一般的です。

資格があれば経理や総務などの専門的な事務職への転換もできる場合がありますが、バックオフィスで専門的に働くだけの仕事であれば、一般的にオフィスワークとして必要な技能のみで十分働けます。

一般職というとオフィス業務のようなイメージが強いでしょうが、実際はそういった業務ばかりとは限りません。

たとえば工場の場合はライン業務を行う場合やデジタルの現場ではキーパンチャーやデータ入力というような仕事を行う職種のみを集める場合、一般職などということもあります。

どちらかといえば定量型、ある程度マニュアル化して行える仕事内容、補助的な業務のために一般職の人を指すこともあり、その内容はあまり大きく変化することはないともいわれています。

また、ある程度専門的な知識や技術、資格などがあれば、より高度な事務職へ進む場合もあります。

簿記の資格で高度なものがあれば経理部、総務系の資格があれば総務部、法律にまつわる資格があれば法務部など、それぞれより高度で専門的な分野に特化した仕事を行う場合もあるでしょう。

とはいえ、これらは明確な資格が必要な場合やある程度働いた経験などが必要になるため、新卒の就職ではあまり見られない現象でもあります。

そして、ここからキャリアを広げることによってサポートやバックオフィス業務全体を取りまとめるなどの管理部門に進む場合もあるのです。

というのも管理部門で働く場合でもある程度キャリアがあればそれなりに出世もしますので、一般職だから出世などはないと考えるのは早計でしょう。

特に近年では女性活用や女性の出世に大きな注目が集まっており、企業としても女性を出世させる傾向があるため一般職の女性たちが出世する場合や管理部門で仕事を行う可能性も少なくはありません。

一般職だから肩書きを得ることはなく管理職になることはない、という考えは捨てた方がいいかもしれないのです。

一般職と総合職の違い

一般職と総合職というと、さまざまな違いがあります。

ここではこの2つの違いについて紹介しましょう。

仕事内容の違い

まず、一般的には仕事内容がそもそも違う傾向が見られます。

一般職の場合は事務職やバックオフィス業務、営業支援など、主にオフィスに座ってパソコンに向かって働くということが多いでしょう。

また、接客などもありますが、オフィスに来訪した外部の方の応対、ということが基本です。

このため、あまり多くの仕事を担うことはありませんし、経験できる範囲も限られます

一方、総合職はさまざまな分野に転換することが多く、販売を担うこともあれば営業を担うこともありますし、開発や運営業務を行うこともあります。

当然バックオフィス業務を担うこともありますが、配置転換などを経験することも多いので、この仕事一本ということは少ないでしょう。

ただし、いろいろな仕事を経験したり、さまざまな部署に顔を売ることができたりするなどのメリットもあります。

給料の違い

次に、給料面の違いです。

基本的な待遇としては毎月の給料の他ボーナスなども与えられますが、それ以外の点で違いがあることも多いです。

一般職の場合は、あまり残業がない会社も多いため、給料面はそこまで高くありません。

また、特殊なスキルを持っていたり、資格があれば資格手当などが出たりする場合もありますが、あまり大きな収入は期待できないでしょう。

一方、総合職はさまざまなことを行います。

営業職の場合はその企業の営業の売り上げに対して成果や報酬が出ることがありますし、開発などなら保有する難しい資格によって高い給料が出ることも考えられます。

このため、女性でも多くの収益を得られるかもしれません。

類似することですが、一般職の場合は出世も限度がある場合があります。

また、特定の人だけが出世できたり、最初からそもそも総合職のみが上の立場に立てたりするなどの可能性もあります。

ですが、総合職はこの限りではなく、時に幹部候補として目をかけてもらうこともできるかもしれません。

成績が良ければさまざまな引き立てが得られる可能性も高いので、将来的に企業運営に携わる可能性もあります。

勤務地の違い

最後に、勤務地の違いも大きなポイントです。

近年では明確な配置転換などは少なくなってきている傾向がありますが、いまだに存在する部分もあります。

一般職の場合、まず勤務地に違いが出ることは少ないでしょう。

ある地域の営業所のA営業所からB営業所への配置転換は考えられますが、だいたいは近く、地域をまたいだり大きく引っ越しを必要としたりする程のものではありません。

一方、総合職の場合は最初に転勤ありとしているのならば、その後もずっと転勤が起こる可能性もあります。

数年ごとに地域を渡ったり、さまざまな地域のさまざまな経験をしたりすることになりますので、多くの地域を渡り歩く可能性もあります。

一般職に向いている人の特徴

将来を考えた時に、一般職で頑張りたいと考えている方もいるでしょう。

しかし、良いと感じながらも、一般という文字が漠然としていて具体的にどのような人が合うかいまいちわからない方もいるかもしれません。

一般職に向いている人の特徴は、自分が中心となって仕事をして行きたいと考えている方よりも、縁の下の力持ちの方で皆をサポートしたい方です。

ここではもっと詳しく、性格やどんなスキルがあると良いかなども見ていきます。

一般職に向いている人の性格は?

何でもざっくりと大雑把に終わらせたい方よりも、細かい作業が好きな方に向いています。

日ごろから自分はどんな性格か見つめてみると、一般職に向いているかどうかも見えてくるでしょう。

相手が何を考えているのかもわかり、人に対しても細やかな気遣いができるかどうかもポイントです。

あまり人が何考えているのか見えてこない人は、事務職に向いていません。

普段からアルバイト先や友人といる時にも、気遣いをしてしまうタイプの方は一般職はピッタリです。

頭の中で考えなくても行動としてすぐに相手に気遣いができるので、求めていることやサポートできることも瞬時に察知できます。

柔軟な対応ができ、よく皆のことを見られる方に合った仕事です。

他人のサポートが好き

困っている人がいたら放っておけない性格の方や、何かあったら自分が率先して助けてあげる方も向いています。

福祉のような仕事も良いのですが、この一般事務の仕事もピッタリです。

決して一般事務の仕事は会社の中でも目立つ仕事ではないですし、目に見えて業績に直結しないためボーナスなども営業職と比べて反映されにくいです。

しかしこういった縁の下で他人をサポートしてくれる存在の社員がいるからこそ、第一線で業績を上げなければいけない人も頑張れます。

自分が直接評価され上のポジションに就きたいと考えている方は、たとえば営業などをしたほうがやりがいを感じやすいでしょう。

目立たなくても評価を大きくされなくても良いから、皆を支えていきたいという方にはピッタリです。

柔軟な対応ができる

第一線で働いている方は、先方との関わりや自社でのミスなどでその時その時の対応を迫られます。

一般事務の方でも、その事態に合わせて皆をサポートしながら、同じように柔軟に対応しなければならない姿勢が問われるのです。

だいたい一般事務の仕事は1ヶ月、1年の中での流れというのは大まかにありますが、その間に突発的なことは必ず起こり対処していかなければなりません。

そんな時でも皆が動きやすいように事務作業などを行って、非常事態にも柔軟に対応する力が求められます。

臨機応変に対応することは大変ですが、場数を踏んでいくと突発的なことが起こっても、経験や知識が身についているので上手に対応できるようになっていきます。

正確に仕事をこなすことができる

どの仕事や職種でも正確であることは求められる能力ではありますが、一般事務の仕事では特に必要な力です。

自分がミスをしてしまうと、さまざまな部門に迷惑がかかり取引などもうまく行かなくなってしまいます。

まずは見直す力なども大切ですし、日ごろから大学でのテストやアルバイトの時にも正確にこなす訓練をしておきましょう。

一般事務の仕事に就くと、さまざまな資料を作るなど豊富な仕事をこなしていかなければなりません。

集中力も必要ですし、一つひとつの仕事を大切にしながら集中する力も大切です。

あまりにも大雑把すぎる方はこの正確さに欠けてしまうので、一般事務の仕事は向かないかもしれません。

人柄が良く丁寧な性格である

一般事務と聞くと、パソコンや資料を見ながら事務の作業を黙々と行うイメージがないでしょうか。

そこにはあまり人間関係がなく、パソコンを正確に操れれば良いと感じている方もいるかもしれません。

しかし実際には直接営業をしたりはしませんが、来客の対応もしますし、さまざまな社員から資料づくりをはじめいろいろな仕事を頼まれます。

ここではコミュニケーションを取りますので、人柄が良くないとほかの人からこの人とはやりにくいと敬遠されてしまいます。

事務作業とはいえ、それ以上に人柄が重視される仕事です。

誰に対しても態度を変えずに、分け隔てなく丁寧な対応ができれば会社の中でも重宝されます。

人と関わることが苦手ではなく、気遣いができ丁寧な性格であれば一般事務を選んでも良いでしょう。

一般事務に必要なスキルや能力は?

自分には一般事務に合う性格だとわかったら、今度は採用されて実際に働く時に活躍できるよう、スキルや能力を磨いていきましょう。

今は特にパソコンは欠かせませんので、しっかりと使いこなせるようにしておきたいところです。

だいたいワードやエクセルは使いますし、募集の時にもパソコンの基本的操作ができることは必須となっている場合も多いです。

ほかにもパソコンだけでなく、コミュニケーション能力も磨いておきましょう。

友人に対してですが、今度は上下関係やお客様とも接するようになりますので、大学に行きながらアルバイトする時間があれば、先輩や店長、お客様と接しながら身につけていくのもおすすめです。

パソコンが使える

どの会社に就職をしても、事務職は皆パソコンを使用しています。

紙やノート、電卓のみでという会社は、なかなか探そうと思ってもないでしょう。

一般事務をして頑張りたいと思ったら、必ずパソコンは使えるようになっていなければなりません。

高度な技術が扱えなくても、まずはエクセルやワード、パワーポイントなどの基本はできるようになっておきましょう。

通信などでも技術を学べますし、時間がある時に集中的にパソコン教室へ通って、検定を受けてもいいでしょう。

仕事を効率良く行うためにタイピングも早いに越したことはないですし、「MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)」など、一般事務を行う方が持っていると会社から喜ばれる資格を持っていると働いてからも効率良くパソコン操作ができ有利です。

ビジネスマナーがしっかりとしている

一般事務は、ただ事務作業を淡々とこなしていれば良いわけではありません。

ほかの部署の方などもそれぞれ仕事があり、担当の人がいない時などは来客対応を自分が行わなければならないこともあります。

社内外の方と接するようになりますので、言葉遣いやマナーが悪いと相手に良い印象を与えません。

酷い場合には上手にいっていた商談の話も、会社のイメージが悪くなってしまい破談になってしまう場合や相手の会社を怒らせてしまう可能性もあります。

信用を損なわないためにも、パソコンスキルと同じくらいビジネスマナーを身につけましょう。

大学生の時にビジネスマナーを学びたい時には、秘書検定の勉強をしてビジネスのマナーや一般常識を少しずつ身につけていくのもおすすめです。

コミュニケーション能力がある

向いている性格でも説明をしていますが、やはりコミュニケーション能力があるというのは重要です。

一般事務という仕事は考えている以上に、人との関わりが多くあります。

社外の方ともありますが、特に社内の方とは円滑に関われるコミュニケーション能力がないと難しいでしょう。

上手に取れなくなってしまうと、期日までしっかりと言われていたことができていない場合やほかの部署の人からも頼みにくいと思われて仕事や売り上げにも影響してきます。

明るい笑顔や癒し、丁寧さ、誰に対しても態度が一緒でえこひいきしているような態度を見せないなど、人としての資質が問われます。

コミュニケーション能力が高い方は、どこの会社の一般事務の仕事をしても通用するでしょう。

一般職に向いていない人の特徴

残念ながら一般事務をしたいと思っていても、まったく向いていない人もいます。

無理に目指してしまうと、何回面接を受けても落ちてしまうことや心にも深い傷が残ります。

もしかしたらあまり向いていないかもと感じたら、別のジャンルの仕事も考えてみましょう。

最前線で営業を目指すのも良いですし、本当にほとんど人と接することのない製造の仕事などもあります。

効率アップが苦手な人

一般事務での仕事は予想している以上の膨大の量をこなしていかなければならず、効率の良さが求められます。

日ごろから効率アップする勉強方法を考えている方やアルバイトなどでも効率化を考えるのが好きな方は合っているでしょう。

逆に頭の中で効率化を考えることが苦手な方や単純でゆっくりとしか作業ができない方には向いていません。

せっかく就職しても、自分には難しいと感じ辞めたくなってしまうでしょう。

効率アップされる力は、訓練し意識していけば徐々に身につくので、苦手だけど一般事務がしたい場合努力しましょう。

目に見える成果がほしい人

中には数字やボーナスなどで、目に見える成果がほしい方もいるでしょう。

たとえばテストの時にも皆の名前が張り出されて、1位から最下位までがしっかりと目に見えるほうが、ほかの人に負けたくないという気持ちで頑張れるという方もいるかもしれません。

そういった方の場合、一般事務よりも営業などを行い、直接会社にPRをして件数を取るような仕事の方がやりがいを感じるかもしれません。

一般事務はなかなか目に見えての成果はないですし、あくまで皆の縁の下の力持ちのような面が多いです。

目に見える成果よりも、皆がどうしたら働きたやすくなるかを考えて気遣いでき、秘書的な役割もできる方が、一般事務の仕事をするうえでピッタリとも言えるでしょう。

人と接するのが苦手な人

あまり人の目をしっかりと見て話すのが苦手な方や話をどのようにしたら良いのかわからない方などもいるでしょう。

一般事務だから人と接さないと感じるかもしれませんが、毎日のように社内外の方と接します。

人が苦手であれば、機械などで黙々と作業する仕事の方が向いているかもしれません。

人が苦手という意識が態度に出てしまい社外の方に良いイメージを与えないなどと、会社としての利益を低下させてしまう場合があります。

細かい作業や単純作業が苦手な人

細かく丁寧に行わなければいけない細かい作業や資料作成、ファイリング、などが多いです。

資料も1枚抜けているだけでも、会議の際に迷惑をかけてしまうので、丁寧な作業が求められます。

普段から雑な作業となりがちな方は、この細かい作業が苦痛に感じてしまうかもしれません。

あまり手を使って細かい作業をするのが苦手な方は、どちらかというと一般事務よりも、体を動かして仕事をするほうが合っているかもしれません。

一般職と事務職の違い

一般職と事務職は同じものだと考えている人は意外と多いです。

しかしながら一般職と事務職には違いがあります。

大きな違いとしては一般職と事務職が区別しているものの違いです。

一般職とは冒頭にも述べたように事務や内勤、オフィスワークやバックオフィス業務など、サポートや事務などの仕事をする労働条件を意味し、総合職と区別されます。

一方で事務職は書類作成などをして会社の売上に直結する職種をサポートする業務内容を意味し、営業職などの職種と区別されます。

そのため、一般職に事務職の業務内容が含まれているという認識が良いでしょう。

一般職は事務職として探すべき?

一般職を志望している人は「事務職」として仕事を探すべきなのかを迷ってしまう人もいると思います。

結論としてはご自身がやりたい業務内容に応じて探すことをお勧めします。

例えば、ご自身が書類作成など事務職としての仕事だけをしたいのであれば事務職、内勤で総合職の補助をしたのであれば総合職のようにして探すようにしましょう。

また、企業によっては事務職としての募集しかなかったり、逆に一般職としての募集しかない場合もあります。

その場合は自分がしたい仕事に1番近い職種に応募するようにしましょう。

一般職の求人の探し方

ここからは一般職の求人の探しかたを3点ご紹介します。

一般職の仕事をしたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

求人サイトなどで探す

一つ目は求人サイトなどで探す方法です。

新卒の場合はリクナビやマイナビ、Indeedなどの求人サイトを活用し探す方法がおすすめです。

一般職や事務職を探す際は絞り込み機能で職種を限定するか、検索ボックスでキーワードとして入力するようにしましょう。

大学のキャリアセンターを利用する

二つ目の方法は大学のキャリアセンターを利用するという方法です。

キャリアセンターとは自校の学生の就活を支援してくれる機関です。

そこでは、カウンセラーの方と面談をして就活のわからないことを解決したり、求人情報を得ることができます。

ちなみにキャリアセンターで得ることができる求人情報は求人サイトには掲載されていない貴重な求人なども含まれます。

また、基本的にキャリアセンターはいつでも無料で利用できるため、大学生には非常におすすめな方法です。

就活エージェントを利用する

三つ目は就活エージェントを利用するという方法です。

就活エージェントではヒアリングをした求職者に適した仕事を紹介し、書類作成や面接練習など、内定を獲得するまでの一連のサポートをしてくれる機関です。

就活エージェントは利用方法もPCやスマートフォンから簡単に登録できます。

また、利用料金もかからない場合が多いので、興味がある方はリンクを貼っておくのでぜひ利用してみてください。

一般職の求人を探す際の注意点

一般職の求人を探す際には注意点が存在します。

そこでここでは「1つの求人情報に固執しない」「自分がやりたいことを明確にする」の2点を詳しくご紹介します。

1つの求人情報に固執しない

一つ目は1つの求人情報に固執しないという点です。

先ほど求人の探し方をいくつかご紹介しましたが、どれか一つに固執して探してしまうとそのサイトやエージェントの偏った視点でしか企業を見ることができません。

そのため、一つの求人情報に固執せず、いくつかの求人情報を見比べて志望企業を決めるようにしましょう。

自分がやりたいことを明確にする

二つ目は自分がやりたいことを明確にするという点です。

とりあえず営業がやりたくないからや人と関わりたくないからなどの楽をしたいという理由で一般職を志望しても長くは続きません。

まずは自分が何をやりたいのかを考え、それが本当に一般職であるかを今一度考えてみましょう。

一般職に就職するためのポイント

ここからは、そういった一般職に就職したい人のために、内定を獲得するためのポイントを5つ紹介しましょう。

実は近年では一般職の人気が高まっているため、一般職がどういうものかを理解していないと採用されづらい場合や就職してからこんなはずではなかったと後悔する羽目になりやすいのです。

人をサポートする側だと理解する

まず、一般職の場合は自分が顧客を持ってバリバリ働くことや企業経営に携わることはほとんどありません。

どちらかといえばその企業で働く人や顧客をサポートするための仕事と考えるのが良く、メインで仕事を行うのよりもサブやサポートという立場だと考えるのがいいでしょう。

このため、自分がバリバリ活躍したいとか、いろいろな人に多くの商品を売りたいとか、自分が将来企業や世間に影響を与えたいというような人には向きません。

むしろ、自分はあくまでもサポートだということを明確に理解し、さまざまな活躍をする人たちを支えられる立場だということが重要になってきます。

今あるものをより良くしていくのが得意かを考える

次に、今あるものをより良くしていくのが得意かどうか、考えてみましょう。

一般職の仕事とはいえ、まったく同じ業務を何年も何年もこなしていくというものばかりとはいえません。

現代の技術の発展は早いですし、同じ仕事ばかりではなくそれらを改善することも求められる傾向があります。

このため、今あるものをただルーチンワークでこなすだけではなく、改善していく能力や技術、知識などが必要になる場合もあるでしょう。

単純作業を真面目にコツコツ続けることができるか

また、その一方で一般職は総合職と比べて、単純作業を行うことも多いものです。

このため、そのような作業がコツコツできるか、ミスなくまじめにできるかどうかということがとても大事になってきます。

ただひたすら大量の書類をデータ入力することや大量にやってきた製品の検品だけをひたすら行うなどの作業も一般事務の仕事の範囲になってくるのです。

ひたすらコツコツやらないと終わらないような仕事や、中にはひたすら行っても終わらないような仕事量をしっかり行うことも重視される場合があります。

特にこういった単純作業については不向きな人はとことん不向きですが、得意な人はとても得意でしょう。

特に一般職を希望する人の場合は真面目にコツコツ作業をするのが向く人ほど向いており、真面目にコツコツ作業をすることが得意な人ほど適性があると考えた方がいいでしょう。

逆にいえば、こういった単純作業にすぐに飽きてしまうという人には向かない傾向が見られます。

リスクを予想し、周りに対しての気遣いができるか

そしてリスクを予想して、周りに対しての気遣いができることも求められる要素の一つです。

リスクとはたとえば書類の内容に法令違反がないかチェックしたり、締め切りがあるなら忘れないようにリマインドをするなど、さまざまな点で問題がないかどうかを確認したり、自分の仕事を円滑にサポートができて企業が回るように、リスクを想定してある程度行動できることや、事前のサポートの実施などを行う必要があるのです。

また、気遣いも大事なポイントです。

たとえばとある社員はタバコを吸うのでホテルは喫煙できる部屋がいいとか、一定以上の肩書きの人は新幹線の座席はグリーン車の窓際にする、土日を挟む出張の場合は社員が土日にもホテルに泊まるように手配する、などの細かい決まりを知り、どれだけ気を遣うか、ということも大事な点です。

特定の企業では虚礼廃止で、とある企業では伝統を重視するところもあり、それぞれの応対や礼儀も違ってくるでしょう。

中には総合職社員のサポートがうまく回らずに仕事を逃してしまう場合や取引先との信頼関係に大きな問題を起こす可能性もありますから、細かい気遣いも大事なポイントとなってくるでしょう。

早く正確に作業ができるか

最後に、早く正確に作業ができることも求められます。

一般事務の場合は気楽な仕事と思われがちですが、かなり細かいところにも目をやらなやればならず、一つの間違いが大きな損害をもたらす場合もあります。

たとえばその桁数が一つ間違っているだけで会社に大きな損害を与えることや文字が一つ間違っているだけで大変失礼になってしまうことも少なくありません。

そこから信頼関係を損ねる場合や損害賠償などの話に発展する場合もあるのです。

また、スピードが求められる場合もあるでしょう。

たくさんの作業を行う時にとにかく早く、締め切りまで余裕がないという事態も少なくありません。

そんな時に着実に速く作業ができる人の方が重宝されますし、一般事務としては当然そちらの方が能力も高く評価されるのです。

この場合はパソコン作業の能力もそうですが、一般常識や作業マニュアルを的確に処理する能力なども求められます。

逆にいえば、こういった点でしっかり作業ができれば一般職でも重宝されやすくなるでしょう。

一般職の志望動機を書くポイント

一般職はいまだに女性に人気があり、さまざまな需要があります。

その一方で、明確に一般職のみとしての求人は徐々に減ってきている傾向がありますので、明確にアピールする必要があるのです。

なぜ一般職を志望しているのかを明確にする

まず、なぜ一般職を志望しているのかを明確にしましょう。

このときにもっともやってはいけないのは「楽そうだから」とか「簡単そうだから」というようなものです。

「事務職は簡単で楽だし、定時に上がれる」というイメージがあるかもしれませんが、実際は企業によって、また部署によって大きく違います。

このため、なぜ一般職を志望しているのかを明確にしておきましょう。

どうして一般職ではないといけないのかという点を考える必要があるのです。

その企業でなければいけない理由は何か

次に、一般職がいいと言うのなら、さらにどうしてその企業ではないといけないのかも明確にしたいポイントです。

というのも、一般職の場合はその仕事の範囲があまり広くないため、さらにその企業ではないといけない特性や個性は一体何かという点を考えなくてはなりません。

その企業ではないといけない理由やその企業でしかできないことは一体何なのかをよく考えてみましょう。

実はこの理由は意外と難しいものですが、その企業ではないといけない点は必ずあります。

例えば、OB訪問をしたりした結果、社員の人柄に魅力を感じた。といったものでもその企業でなければならない理由となるでしょう。

自分の強みを一般職でどう活かすか

最後に、自分の強みを一般職で活かす方法を探しましょう。

一般職で働く場合は他と違い、比較的目立たない店や個性的ではない点が評価されることもある一方で、個性的なところが役に立つ側面もあります。

このため、自分の強みや性格特性はどういうもので、どういう風にして強みを活かすのかを明確にイメージし、アピールできるくらいに高めていくことが重要です。

強みがないとか、それを一般職で活かすイメージがないという人もいるかもしれませんが、必ずどこかにはその方法があります。

いろいろな方法を探し、その上でさまざまな方法を想像してみましょう。

まとめ

近年では、こういった一般職は人気が集まっている一方で、あまり採用枠が広がったという話はありません。

また、一般職を廃止する企業も出てきて多くの人がさまざまな職種・業種を経験できるようにする企業も出てきています。

このため、一般職のみを対象とするのは割とハードルが高くなっており、簡単そう・気楽そうというイメージだけで一般職に決めると後で大変になる場合もあります。

企業ごとに一般職の範囲もかなり違ってきていますので、その企業の仕事の範囲を見極めて適性をアピールできるといいでしょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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