【28卒】就活11月からは手遅れ?出遅れを取り戻す方法と3月までのスケジュール

【28卒】就活11月からは手遅れ?出遅れを取り戻す方法と3月までのスケジュール

11月になり、周りがインターンや早期選考に進んでいるのを見て、自分は今から就活を始めて手遅れなのではと不安になっている大学3年生もいるでしょう。

大学3年の11月から就活を始めても、本選考には間に合います。

28卒の広報活動の開始は大学3年の3月1日以降とされており、11月からでも約4か月の準備期間があるためです。

11月は、締切を確かめながら自己分析・ES・Webテストを同時に進めることで、夏から動いていた学生との差を縮められる時期です。

この記事では、28卒の大学3年生に向けて、11月にやること、週ごとの進め方、3月までのスケジュール、秋冬インターンの探し方を解説します。

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【見逃すともったいない】締切企業一覧

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この記事を読んでわかること
  • 大学3年の11月から就活を始めても間に合う理由
  • 11月まで何もしていない人が最初の1週間でやること
  • 11月に大学3年生がやること7選と週ごとの目安
  • 11月から3月までのスケジュールと秋冬インターンの探し方

目次[目次を全て表示する]

大学3年の11月から就活は手遅れ?

大学3年の11月から就活を始めても手遅れではありません。

政府が経済団体などに要請している28卒の日程では、広報活動の開始が2027年3月1日以降、採用選考活動の開始が6月1日以降、正式な内定日が10月1日以降とされているためです。

(情報ソース:内閣官房「2027(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請」)

一方で、インターン参加者向けの早期選考など、要請の日程より前に動く企業もあります。

3月まで時間があると安心するのではなく、今から応募できる企業を先に確かめることが、11月から始める人の分かれ目です。

ここでは、間に合う理由、遅いと感じやすい理由、何もしていない人の始め方を順に説明します。

11月からでも間に合うと言える理由

11月からでも間に合うと言えるのは、本選考の前に秋冬インターンと約4か月の準備期間が残っているためです。

秋冬インターンは12月から2月にかけて開かれるものが多く、その募集が11月に集中します。

11月に応募すれば、冬のインターンに参加して企業との接点を作り、早期選考の案内を受ける道もまだ残っています。

また、本選考で見られるのは、自己分析にもとづいた志望動機や、学生時代に力を入れたことの伝え方です。

ESや面接の出来は、就活を始めた時期より準備の深さで差がつくため、11月からでも追いつけます。

政府の要請は経済団体などに向けたもので、すべての企業が同じ日程で動くわけではありません。

ベンチャー企業や外資系企業の中には大学3年の冬に選考を行う企業もあり、11月からでも内定を目指せる道は複数あります。

11月からの就活が遅いと感じやすい理由

11月からの就活が遅いと感じやすいのは、夏のインターンなどを通じて、すでに企業と接点を持っている学生が多いためです。

マイナビの「2028年卒 大学生キャリア意向調査8月」によると、2026年8月の1か月間にインターンシップなどのキャリア形成活動に参加した28卒の学生は80.1%でした。

(情報ソース:株式会社マイナビ「2028年卒 大学生キャリア意向調査8月」)

周りの多くが夏から動いているため、11月の時点で何もしていない人が焦りを感じるのは自然なことです。

ただし、夏のプログラムの多くは企業や仕事を知るための場で、参加しただけで本選考の合否が決まるわけではありません。

夏に動いた学生との差は、企業を知っている量と、選考を経験した回数の2つです。

11月からは、締切の近い企業に応募しながら選考の経験を積むことで、2つの差を同時に縮められます。

11月まで何もしていない人が最初の1週間でやること

11月まで就活を何もしていない人は、最初の1週間で応募先の候補を集め、締切を一覧にするところまで進めましょう。

自己分析を終えてから企業を探す順番にすると、その間に秋冬インターンの締切が過ぎてしまうためです。

最初の1週間でやることは、次の4つです。

  • 就活サイトに登録し、少しでも気になる企業を10社ほど選ぶ
  • 選んだ企業の秋冬インターンと早期選考の締切を一覧にする
  • これまでの経験を書き出し、自己PRとガクチカの材料を3つ選ぶ
  • Webテストの問題集を1冊決め、毎日少しずつ解き始める

この段階では、志望業界を1つに決める必要はありません。

締切の一覧と自己PRの材料がそろえば、2週目からは応募と選考対策を並行して進められます。

2週目以降の進め方は、このあとの週ごとの目安でくわしく紹介します。

 
 
 
 
 
 

【28卒必見】11月から動き出すなら要注意!秋冬インターン・早期選考の締切一覧

「11月から就活を始めても間に合う?」と不安に感じていませんか?

11月以降も秋冬インターンや早期選考の募集を行う企業はありますが、企業によって応募締切が異なるため、知らないうちに選考のチャンスを逃してしまう可能性もあります。

「応募しようと思っていたのに、もう締切が過ぎていた…」と後悔しないためにも、 今から応募できる企業を確認しておくことが大切です。

今から応募できる企業を、今のうちにチェックしておきましょう。

本日締切秋冬インターン・本選考カレンダーも要チェック!

志望する企業の選考機会を逃さないためにも ぜひ利用してみてください。

28卒の大学3年の11月はどんな時期?

28卒の大学3年にとって、11月は秋冬インターンの募集が集中し、一部の企業で早期選考が始まる時期です。

11月に応募するかどうかで、12月から2月に参加できるインターンや受けられる選考の数が変わります。

同時に、企業説明会や業界研究のイベントが増え、まだ志望業界が決まっていない人が企業を比べやすい時期でもあります。

夏に何もしていなかった人にとっては、遅れを取り戻すための入口が最も多く開いている月と言えます。

11月に起きていることを知っておくと、どこから手をつけるかが決めやすくなります。

ここでは、11月の就活で起きていることを3つに分けて説明します。

秋冬インターンの募集と締切が集中する

11月は、12月から2月に開かれる秋冬インターンの募集と締切が集中する時期です。

夏のインターンに参加していない人でも、秋冬のプログラムに応募すれば企業との接点を作れます。

秋冬インターンは、1日で終わるオープン・カンパニーから、数日間の就業体験を含むプログラムまで形がさまざまです。

インターンシップとは、学生が企業で就業体験をするプログラムのことで、政府の考え方では、就業体験を含み一定の期間があるものだけをインターンシップと呼びます。

初めて応募する人は、選考が軽いプログラムから参加して、企業を知る機会を増やすのがおすすめです。

募集の時期は企業ごとに違うため、締切の近い順に並べて応募先を決めると、取りこぼしを防げます。

一部の企業で早期選考が始まる

11月は、一部の企業で早期選考が始まる時期でもあります。

早期選考とは、本選考の日程より前に行われる選考のことで、インターン参加者への案内や、ベンチャー企業・外資系企業の独自の日程で行われます。

早期選考は、インターンや説明会に参加した学生だけに案内される場合があります。

そのため、11月から始める人は、秋冬インターンを通じて案内を受ける道と、誰でも応募できる早期選考を受ける道の2つを考えておくとよいでしょう。

早期選考の有無や時期は企業ごとに異なるため、採用ページや締切カレンダーで最新の情報を確かめてから動きましょう。

企業説明会や業界研究のイベントが増える

11月は、企業説明会や合同説明会、業界研究のイベントが増える時期です。

まだ志望業界が決まっていない人にとって、1日で複数の企業を比べられる合同説明会は効率のよい入口です。

参加するときは、話を聞くだけで終わらせず、次の3つを確かめておきましょう。

  • 入社後に具体的にどのような仕事をするのか
  • どのような人が活躍しているのか
  • 今後のインターンや選考はいつ始まるのか

3つ目の選考の時期は、その場で聞いておくと、締切の一覧にそのまま書き足せます。

オンラインの説明会は、授業の空き時間や自宅からでも参加でき、移動の時間がかからない分だけ多くの企業を見られます。

一方で、対面の説明会では社員と直接話せるため、職場の雰囲気をつかみたい企業は対面で参加するとよいでしょう。

説明会で気になった企業は、その日のうちに採用ページを見て、締切と応募の条件を確かめておくと動きが早くなります。

11月に大学3年生がやること7選

11月から就活を始める大学3年生がやることは、締切の確認、自己分析、企業研究、ES、Webテスト、面接、OB・OG訪問の7つです。

7つを1つずつ終わらせるのではなく、締切の確認を最初にして、残りを並行して進めることが11月から間に合わせるコツです。

応募を先に決めておくと、ESや面接の準備に期限ができ、何をいつまでにやるかがはっきりします。

逆に、準備が終わってから応募しようとすると、11月に集中する秋冬インターンの締切を逃しやすくなります。

迷ったときは、締切が近いものから手をつけると決めておくと、手が止まりにくくなります。

大学3年生が11月にやること7選
  1. インターン・早期選考・本選考の締切を確認する
  2. 自己分析をして就活の軸を作る
  3. 業界・企業研究を進める
  4. ESの基本形を作る
  5. Webテストの対策を始める
  6. 面接対策を始める
  7. OB・OG訪問をする

1. インターン・早期選考・本選考の締切を確認する

11月に最初にやることは、応募できるインターン・早期選考・本選考の締切の確認です。

自己分析や企業研究はあとから深められますが、過ぎてしまった締切は基本的に戻ってきません。

少しでも興味のある企業があれば、次の募集の状況を確かめましょう。

  • インターンシップ・仕事体験
  • オープン・カンパニー
  • 企業説明会
  • 早期選考・本選考

気になる企業は一覧にして、応募の締切、ESの提出日、Webテストの受検期限をカレンダーに入れておくと管理しやすくなります。

志望企業が決まっていなくても、少し気になると思った企業の締切から集めていけば十分です。

締切の一覧には、企業名、募集の種類、締切日、提出物の4つを書いておくと、何をいつまでに用意するかがひと目でわかります。

締切の一覧は、毎週1回見直して、終わったものを消し、新しい募集を書き足していきます。

2. 自己分析をして就活の軸を作る

11月の自己分析は、企業を選ぶ基準となる就活の軸を作るところまで進めます。

就活の軸とは、仕事や企業を選ぶときに自分が大事にしたい条件のことです。

これまでの経験を振り返り、次の3つを書き出してみましょう。

  • どんなときにやりがいを感じたか
  • どのような環境で頑張れたか
  • 仕事を選ぶうえで譲れない条件は何か

書き出した内容から、若いうちから挑戦できる環境、人と深く関われる仕事など、大まかな軸を1つか2つ決めれば十分です。

軸が決まると、説明会や企業研究で何を確かめればよいかがはっきりします。

書き出すときは、アルバイト、サークル、ゼミ、授業など、場面ごとに1つずつ思い出すと材料が集まりやすくなります。

思い出した経験には、そのとき自分がどう考えて動いたかも書き添えておくと、ESや面接の答えにそのまま使えます。

自己分析は1回で終わるものではなく、説明会や面接の経験を通じて更新していくものと考えましょう。

3. 業界・企業研究を進める

業界・企業研究は、自己分析と並行して、少しでも興味のある業界を複数比べるところから始めます。

最初から1つの業界に絞ると、自分に合う企業に出会う機会を減らしてしまいます。

IT、広告、人材、メーカー、金融、商社など、気になる業界を3つほど選んで比べてみましょう。

企業研究で確かめたいのは、次の項目です。

  • どのような事業を行っているか
  • どのような職種があるか
  • 同じ業界の他社との違い
  • 働き方やキャリアの進み方

情報を集めるだけで終わらせず、なぜその企業に興味を持ったのかまで言葉にしておくと、そのまま志望動機の材料になります。

採用サイトのほか、企業のホームページ、ニュースリリース、社員インタビューも合わせて見ると理解が深まります。

4. ESの基本形を作る

11月のうちに、自己PR・ガクチカ・志望動機の3つについて、ESの基本形を作っておきましょう。

ESとはエントリーシートのことで、企業に応募するときに提出する書類です。

秋冬インターンや早期選考でもESが求められることが多く、基本形があれば企業ごとに直すだけで提出できます。

ガクチカであれば、結論、取り組んだ背景、課題、行動、結果、学びの順に話の流れを整理しておきます。

企業によって文字数の指定が違うため、200字・300字・400字に縮めたり広げたりできる状態にしておくと便利です。

一度書いた文章を完成形と思わず、人に読んでもらったり選考の結果を振り返ったりしながら直していきましょう。

志望動機は企業ごとに中身が変わるため、基本形では、自分の就活の軸と、それを仕事で生かしたい理由までを書いておきます。

5. Webテストの対策を始める

Webテストは、企業が応募者の論理的な考え方や基礎学力を測るために、面接の前に行う選考の試験です。

大手企業では、応募者を最初に絞り込む段階でWebテストを使うことが多くあります。

大手企業だけでなく、中小企業やベンチャー企業でも使われており、テストの種類もさまざまです。

主なWebテストの実施されやすい企業
↑主なWebテストの実施されやすい企業

Webテストは、問題の形式に慣れるまで時間がかかるため、本選考まで余裕のある11月から始めるのがおすすめです。

秋冬インターンの選考でWebテストを受ける企業もあるため、11月に始めれば、その選考が練習の機会にもなります。

最初は問題集を1冊に決め、言語と非言語の両方を1周して、苦手な分野を見つけるところから始めましょう。

Profile Image

柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

Webテストは面接前の重要な選考項目になっており、特に大手企業では採用初期段階でのふるい分けとして広く利用されています。準備には時間がかかるため、まだ余裕のある11月中にしっかり対策を進め、万全の状態で臨むことが大切です。

次の記事で、Webテストの種類と対策の進め方を解説しています。

6. 面接対策を始める

11月の面接対策は、想定回答を作る、模擬面接をする、実際の選考を受けるの3つで進めます。

まずは、次のようなよく聞かれる質問への答えを作っておきましょう。

面接でよく聞かれる質問4つ
  1. 自己紹介をお願いします。
  2. 学生時代に最も力を入れたことは何ですか?
  3. あなたの強みと弱みを教えてください。
  4. 当社を志望した理由は何ですか?

答えを作ったら、声に出して話す練習をして、書いた内容と話せる内容の差を確かめます。

模擬面接をすると、本番でどれくらい緊張するか、準備した内容をどこまで話せるかがわかります。

面接は経験の回数で上達する部分が大きいため、秋冬インターンの面接も本選考の練習の場として受けておくとよいでしょう。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

面接には、個人面接のほかに、グループ面接、グループディスカッション、録画面接、AI面接などの形式があります。受ける企業が決まっていない人は、よく使われる形式から順に練習しておくと安心です。

次の記事で、面接の形式ごとの対策を解説しています。

7. OB・OG訪問をする

興味のある業界や企業が見えてきたら、OB・OG訪問で実際に働いている人の話を聞きましょう。

採用サイトでは分かりにくい働き方や入社後の印象は、社員から直接聞くことで理解が深まります。

聞いておきたいのは、次のような内容です。

  • 実際にはどのような働き方をしているのか
  • 入社前と入社後で感じた違いはあるか
  • どのような人が活躍しているか

OB・OG訪問の相手は、大学のキャリアセンターや、先輩とつながれるアプリを通じて探せます。

訪問の前に企業研究をすませ、ホームページで分かる質問は避けて、聞きたいことを絞っておきましょう。

聞いた話は志望動機を作る材料になるため、その日のうちにメモにまとめておくと、ESや面接で使いやすくなります。

11月の週ごとにやることの目安

11月の1か月は、1週目に締切の確認と自己分析、2週目に企業研究とES、3週目に応募と選考対策、4週目に振り返りと分けると進めやすくなります。

やることを週ごとに分けておくと、7つを同時に進めるときにも、今週何をするかで迷わなくなります。

どの週も、締切の一覧を見直すことだけは毎週続けましょう。

授業やアルバイトで時間がとれない週は、その週の目標を1つに絞り、翌週に回してもかまいません。

11月の締切は中旬から下旬に重なりやすいため、1週目と2週目で応募の準備を前倒ししておくと余裕ができます。

11月1週目|締切の確認と自己分析

11月1週目は、締切の一覧を作り、自己分析で仮の就活の軸を決める週です。

気になる企業を10社ほど選び、秋冬インターン・説明会・早期選考の締切を一覧にしましょう。

同時に、これまでの経験を書き出して、自分の強み、興味のある仕事、仕事選びで大事にしたいことを整理します。

この段階では、志望企業を1つに決める必要はありません。

企業を見るときの仮の軸ができれば、1週目の目標は達成です。

締切が11月中旬までの企業があれば、2週目を待たずに先に応募の準備を始めましょう。

企業を選ぶときは、知っている企業だけでなく、就活サイトの業界別の一覧から知らない企業も2社から3社入れておくと、比べる幅が広がります。

就活用のメールアドレスとカレンダーもこの週に用意しておくと、企業からの連絡を見落としにくくなります。

11月2週目|企業研究とESの基本形

11月2週目は、興味を持った企業や業界を調べながら、自己PRとガクチカの基本形を作る週です。

企業研究では、採用サイトに加えて、企業のホームページ、ニュースリリース、社員インタビューも見ておきます。

2週目の目標は、興味のある企業について説明でき、自己PRとガクチカの元になる文章がある状態にすることです。

ESの基本形は、まず400字で書いておくと、ほかの文字数に合わせて直しやすくなります。

書いたESは、大学のキャリアセンターや友人に読んでもらい、伝わりにくい部分を直しておきましょう。

企業研究で調べた内容は、企業ごとに1枚のメモにまとめておくと、志望動機を書くときに見返せます。

基本形ができた時点で、締切の近い秋冬インターンに1社応募してみると、3週目の動きが楽になります。

11月3週目|応募とWebテスト・面接対策

11月3週目は、実際の応募を増やしながら、Webテストと面接の練習を始める週です。

ESが必要な企業には、2週目に作った基本形を企業ごとに直して提出します。

Webテストは、問題集を毎日少しずつ解き、苦手な分野を見つけておきます。

面接の予定がまだなくても、自己紹介、ガクチカ、自己PRは声に出して答えられるようにしておきましょう。

応募した企業の選考日程は、締切の一覧に書き足して、重なりがないかを確かめておきます。

3週目に応募した企業の結果は、4週目の振り返りの材料になります。

面接の練習は、スマートフォンで自分の答えを録画して見返すと、話す速さや表情の癖に気づけます。

大学のキャリアセンターでは模擬面接を受けられることが多いため、予約が埋まる前に申し込んでおきましょう。

11月4週目|選考の結果を振り返って直す

11月4週目は、11月に応募した企業や参加したイベントを振り返り、12月に向けて準備を直す週です。

ESで通らなかった場合は、内容が企業の求める人物像と合っていたか、結論が先に書けていたかを見直します。

面接を受けた場合は、答えに詰まった質問や、うまく説明できなかった経験を書き出しておきましょう。

11月は、準備、応募、振り返り、改善の流れを回し始める月と考えると動きやすくなります。

振り返りが終わったら、12月に締切がある企業を一覧から選び、応募の予定を立てます。

通過したESは、どこが評価されたと考えられるかを書き添えて残しておくと、ほかの企業のESを書くときの見本になります。

4週目に12月の予定まで決めておくと、冬インターンの選考が始まっても慌てずに進められます。

大学3年の11月から3月までの就活スケジュール

大学3年の11月から3月までは、11月に準備と応募を始め、12月に秋冬インターン、1月に選考対策、2月から3月に本選考の準備を仕上げる流れが目安です。

月ごとの目標を先に決めておくと、11月から始めても3月の広報活動の開始までに準備を間に合わせられます。

時期 主にやること
11月 締切の確認、自己分析、ESの基本形、秋冬インターンへの応募
12月 秋冬インターンへの参加、ESの仕上げ、年末年始の準備
1月 志望企業ごとのES・Webテスト・面接の対策
2月〜3月 志望企業の整理、本選考へのエントリーの準備

企業によって採用の日程は違うため、表はあくまで目安として、志望企業の日程に合わせて調整しましょう。

11月|締切を確かめながら就活の準備を始める

11月は、締切を確かめながら、自己分析・企業研究・ES・Webテストに同時に手をつける月です。

自己分析が終わるまで企業を見ないというように、1つの作業だけに集中しすぎないことが11月の進め方のコツです。

企業を調べて自分が大事にしたいことに気づくこともあれば、ESを書いて初めて自己分析の足りなさに気づくこともあります。

それぞれを行き来しながら進めると、どの準備も少しずつ深まっていきます。

11月の終わりまでに、秋冬インターンに1社以上応募しておくと、12月の動きがつかみやすくなります。

応募した企業の結果は、ESや面接を直すための材料として使いましょう。

11月の具体的な進め方は、前の見出しの週ごとの目安を参考にしてください。

12月|秋冬インターンに参加してESを仕上げる

12月は、秋冬インターンに参加して企業の理解を深めながら、ESを提出できる状態まで仕上げる月です。

インターンに参加するときは、仕事内容が自分に合いそうか、どのような社員が働いているか、自分が働く姿を想像できるかを見ておきましょう。

12月の中旬から下旬にかけて企業は年末の休みに入るため、年末年始のまとまった時間はESやWebテストの準備に使えます。

応募する企業が増えてから毎回ゼロからESを書くと負担が大きくなります。

12月までに基本形を仕上げておくと、1月以降の応募が楽になります。

インターンに参加したあとは、感じたことをその日のうちにメモしておくと、志望動機を書くときの材料になります。

次の記事で、12月の就活でやることを解説しています。

1月|志望企業ごとに選考対策を本格化する

1月は、志望度の高い企業ごとに、ES・Webテスト・面接の対策を本格的に進める月です。

志望企業については、次の項目を確かめておきましょう。

  • ESでどのような質問が出るのか
  • どの種類のWebテストが使われるのか
  • 面接は何回あるのか
  • グループディスカッションがあるのか

1月は大学の試験期間と重なる学生も多いため、試験の日程と就活の締切を同じカレンダーで管理しましょう。

試験の前後に選考が重ならないよう、応募の時期を早めに調整しておくと安心です。

冬インターンに参加した企業から早期選考の案内が届くこともあるため、メールはこまめに確かめておきます。

志望企業のESの質問は、企業の採用ページや、先輩の選考の体験をまとめた就活サイトで事前に調べられます。

質問が分かれば、12月までに作った基本形を、その企業の質問に合わせて直すだけで提出できます。

2月〜3月|本選考に向けて応募の準備を仕上げる

2月から3月は、本選考に向けて応募の準備を仕上げる時期です。

28卒の広報活動の開始は、2027年3月1日以降が原則です。

3月1日には多くの企業が一斉に情報を公開するため、それまでに志望企業の整理とESの基本形を終えておくことが大切です。

2月までに準備しておきたいのは、次の項目です。

  • 志望企業の一覧と優先順位
  • 自己PR・ガクチカ・志望動機のES
  • Webテストの対策
  • 面接で話す内容

3月以降はエントリーや説明会で予定が増えやすいため、それまでにできる準備は進めておきましょう。

ただし、企業によっては3月より前に選考を始めるため、3月になってから動けばよいと考えるのは避けます。

志望企業の一覧には、優先順位に加えて、エントリーの開始日と説明会の日程も書き足しておくと、3月に予定が重なっても選びやすくなります。

11月に応募できる秋冬インターン・早期選考の探し方

11月に応募できる秋冬インターンや早期選考は、締切カレンダーで締切の近い順に探し、気になる企業の採用ページで条件を確かめる方法が効率的です。

11月は募集が多い一方で、締切がすでに過ぎた企業もあるため、締切の近い順に見ていくと応募のもれを防げます。

就活サイトだけでなく、企業の採用ページやマイページにだけ載る募集もあるため、気になる企業は両方を確かめましょう。

インターンという名前だけで探さず、仕事体験やオープン・カンパニー、説明会も含めて探すと、選べる企業が増えます。

ここでは、締切カレンダーの使い方と、11月に動いている企業の例、夏に参加していない人の考え方を紹介します。

締切カレンダーで締切の近い順に探す

秋冬インターンを探すときは、締切カレンダーで締切の近い順に企業を見ていく方法がおすすめです。

締切の近い企業から応募を決めていくと、11月に集中する募集を取りこぼしにくくなります。

次の締切カレンダーでは、28卒向けの秋冬インターンと冬インターンの締切をまとめて確認できます。

28卒の秋冬インターンの締め切り一覧

28卒の冬インターンの締切カレンダー

カレンダーで気になる企業を見つけたら、採用ページで応募の条件と最新の締切を確かめてから応募しましょう。

締切の日付は変わることがあるため、応募の前には必ず企業の採用ページで確かめます。

カレンダーは、業界や開催の月で企業を探せるため、まだ志望業界が決まっていない人でも、気になる企業を見つけるきっかけになります。

11月に早期選考を行う・始める企業の例

28卒向けには、11月時点で早期選考を行っている企業や、11月のインターンから早期選考につながる企業があります。

2026年10月7日時点で確認できる例は、次の通りです。

企業名 28卒向けの動き 時期・特徴
みんなの銀行 エンジニア職の早期選考第2クール 9月1日受付開始、11月1日応募締切。インターン参加者には優先的に選考案内あり
ビヨンド 28卒エンジニア職の早期選考 2026年11月中旬頃から選考開始予定
インテリジェントフォース 28卒戦略コンサルタント早期選考 2026年10〜11月に早期選考を実施予定
アクサス 28卒向け3Daysインターン 11月17〜19日に開催。参加者は特別早期選考へ進むことが可能

※上記は2026年10月7日時点で確認できる情報です。

選考日程や募集職種、応募条件は変わる可能性があります。

表の企業以外にも、11月に締切や選考を迎える企業は多いため、気になる企業は締切カレンダーと採用ページで合わせて確かめましょう。

応募するときは、必ず各企業の採用ページやマイページで最新の情報を確かめてください。

表のように、11月から選考が始まる企業もあるため、気になる企業の募集の状況は早めに確かめておきましょう。

夏のインターンに参加していなくても秋冬から間に合う

夏のインターンに参加していなくても、秋冬インターンや説明会から企業との接点を作れば、本選考には間に合います。

インターン参加者向けの案内を用意する企業もありますが、選考の方法は企業ごとに違い、夏の参加が応募の条件になるとは限りません。

夏に参加できなかったことより、これから企業との接点をどう作るかを考えるほうが、本選考の結果につながります。

授業やアルバイトの都合で秋冬インターンにも参加できない場合は、説明会、OB・OG訪問、採用サイト、社員インタビューから企業研究を進められます。

インターンに参加できない時間は、ESやWebテスト、面接の準備に使うのも1つの方法です。

インターンに行ったかどうかより、本選考までに企業の理解と選考の準備をどこまで深められるかを意識しましょう。

11月から始める人がつまずきやすい3つの進め方

11月から就活を始める人がつまずきやすいのは、自己分析が終わるまで応募しない、業界を早く絞りすぎる、周りの内定の状況を見て焦る、の3つです。

3つとも、11月から始める人にとって限られた時間を減らしてしまう進め方です。

焦って多くの企業に応募すればよいわけではなく、締切と準備のバランスをとることが大切です。

自分が3つのどれかに当てはまっていないかを、週に1回、締切の一覧を見直すときに確かめましょう。

当てはまっていたら、次の見出しの直し方を参考に、その週の動き方を変えてみてください。

注意
  • 自己分析が終わるまで応募しない
  • 最初から業界・企業を絞りすぎる
  • 周りの内定の状況を見て焦る

自己分析が終わるまで応募しない

自己分析が終わるまで応募しない進め方は、11月から始める人にとって締切を逃す原因になります。

自己分析に終わりはないため、完璧になるまで待つと、秋冬インターンの締切が先に過ぎてしまいます。

企業を見たり選考を受けたりする中で、自分が何を大事にしているかに気づくことも多くあります。

仮の就活の軸ができた時点で応募を始め、選考の経験を通じて自己分析を更新していきましょう。

選考でうまく答えられなかった質問は、自己分析で深めるべき部分を教えてくれる材料になります。

応募と自己分析を交互に進めると、どちらも少しずつ深まっていきます。

応募を始める目安は、自己PRとガクチカの材料が1つずつ決まり、企業を選ぶ仮の軸を1つ言える状態になったときです。

最初から業界・企業を絞りすぎる

就活を始めたばかりの段階で業界や企業を絞りすぎると、自分に合う企業に出会う機会を減らしてしまいます。

11月は秋冬インターンや説明会で多くの企業を比べられる時期なので、最初は3つほどの業界を広めに見ておきましょう。

知名度の高い企業だけを見ていると、倍率の高い選考ばかりを受けることになり、経験を積む機会も少なくなります。

業界ごとに2社から3社を比べると、業界の中での違いと、業界をまたいだ違いの両方がわかります。

比べた結果を就活の軸に照らして、12月から1月にかけて少しずつ絞っていくと、納得して志望企業を決められます。

絞り込みは、選考の経験が増えてからでも遅くありません。

知名度の高い企業と合わせて、同じ業界の中堅企業やベンチャー企業も見ておくと、仕事内容の違いが比べやすくなります。

周りの内定の状況を見て焦る

SNSなどで早期内定の報告を見て焦り、志望度の低い企業に次々と応募してしまう進め方にも気をつけましょう。

大学3年の11月の時点で内定を持っている学生は一部で、多くの企業はこれから選考を始めます。

見るべきなのは、周りが内定を持っているかではなく、自分が受けたい企業の締切に準備が間に合っているかです。

焦りを感じたときは、締切の一覧を開き、次に何をすればよいかを1つだけ決めると、手が止まりにくくなります。

他の人の進み具合より、自分の志望企業の締切と今の準備の状況を基準に動きましょう。

周りと比べる時間を、ESを1本書く時間に変えるだけでも、差は少しずつ縮まります。

SNSで見かける内定の報告は、選考の時期が早い一部の企業のものであることが多く、自分の志望企業の日程とは別の話と考えましょう。

大学4年の11月で内定がない場合にやること

大学4年の11月で内定がない場合は、秋冬採用を続けている企業を探し、大学のキャリアセンターで応募先と書類を一緒に見直すことから始めましょう。

卒業までの期間に採用を続けている企業はあり、11月からでも内定を目指せます。

秋冬採用とは、春から夏の選考のあとに、秋から冬にかけて追加で行われる採用のことです。

秋冬採用は、予定の人数に届かなかった企業や、通年で採用している企業が行うことが多く、募集の時期も企業ごとに違います。

これまでの選考で通らなかった理由を振り返り、ESと面接の答えを直してから応募すると、同じ失敗をくり返しにくくなります。

大学のキャリアセンターには、卒業前の学生向けの求人が届くことがあるため、早めに相談しておきましょう。

新卒向けの就職エージェントやハローワークの新卒応援ハローワークを使うと、応募できる企業を紹介してもらえます。

このページで紹介している自己分析やES、面接の進め方は、大学4年の秋冬採用にもそのまま使えます。

11月の就活でよくある質問

11月の就活で大学3年生からよく聞かれる質問と、その答えを紹介します。

迷ったときは、質問の答えを参考に、自分の締切と準備の状況に当てはめて考えてみてください。

夏のインターンに参加していなくても、内定を目指すことは十分にできます。夏に参加した学生は企業を知る機会が多い分だけ先に進んでいますが、本選考の結果は選考での準備の深さで決まります。これから秋冬インターンや説明会に参加すれば、企業を知る量の差は縮められます。夏の間に部活動や研究、留学に打ち込んでいた場合は、その経験をガクチカとして伝えられます。参加できなかったことを悔やむより、今ある経験をどう伝えるかに時間を使いましょう。

11月からでも秋冬インターンに応募できます。12月から2月に開かれるプログラムの募集が11月に多く行われるためです。ただし、募集の期間や開催の日程は企業ごとに違い、人気のあるプログラムは早く締め切られることもあります。気になる企業の締切を締切カレンダーと採用ページで確かめ、近い順に応募しましょう。応募の前には、ESの基本形とWebテストの準備を進めておくと、選考を通りやすくなります。応募できるかどうかより、選考に向けた準備をそろえてから応募することが大切です。

大学3年の11月に内定がなくても、遅れているわけではありません。28卒の正式な内定日は2027年10月1日以降とされており、11月の時点で内定を出しているのは一部の企業です。周りの内定の報告に焦って、志望度の低い企業に次々と応募すると、準備の時間が減ってしまいます。内定の有無より、自己分析や企業研究、選考の準備がどこまで進んでいるかを確かめましょう。自分が納得できる企業の締切に準備を間に合わせることを目標にすると、焦らずに動けます。

11月から就活を始めても、大手企業の本選考には間に合います。多くの大手企業は、政府の要請に沿って3月以降に広報活動を、6月以降に選考を始めるためです。ただし、大手企業の中にもインターン参加者に早期選考を案内する企業があるため、志望する企業の秋冬インターンの締切は11月のうちに確かめておきましょう。大手企業はWebテストで応募者を絞ることが多く、Webテストの対策を早めに始めることが大切です。11月から3月までの約4か月で、ESとWebテストの準備をそろえておくと、本選考に落ち着いて臨めます。

まとめ|11月から就活は締切の確認と選考対策を並行して進める

大学3年の11月から就活を始めても、本選考には間に合います。

28卒の広報活動の開始は2027年3月1日以降のため、11月からでも約4か月の準備期間があります。

11月は秋冬インターンの募集が集中する時期なので、最初に締切の一覧を作り、自己分析・ES・Webテスト・面接の準備を並行して進めましょう。

週ごとに目標を分けると、やることが多くても今週何をするかで迷わなくなります。

12月から3月までは、12月に秋冬インターン、1月に志望企業ごとの対策、2月から3月に本選考の準備の仕上げと進めると、3月の広報活動の開始に間に合います。

大学4年の11月で内定がない人も、秋冬採用を続けている企業を探し、ESと面接を直してから応募すれば内定を目指せます。

周りと比べて焦るより、自分の志望企業の締切に準備を間に合わせることを基準に、今日から1つずつ動き始めてください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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