長期インターンはいつから始めるべき?おすすめの時期やポイントを徹底解説!

長期インターンはいつから始めるべき?おすすめの時期やポイントを徹底解説!

はじめに

長期インターンに挑戦したいと考えますと、気になることの一つが「準備はいつから始めれは良いの?」ということです。

その答えは「今すぐに」なのですが、今すぐに何を始めれば良いのかワカラナイですよね。

そんな皆様に向け、長期インターン挑戦の準備や、長期インターンを探すためのポイント、注意点などをご紹介していきます。

さらには長期インターン参加のメリットについても大特集。

長期インターンに興味があるという方はぜひ本記事をチェックしてみてください。

役立つ情報・気になる情報がきっと見つかるはずです。

そもそも長期インターンってどんなもの?

そもそも長期インターンとはどういったものなのでしょう。

イメージをつかみやすくするために、その詳細について迫っていきたいと思います。

期間は3ヶ月以上に及ぶ

そもそも長期とはどれくらいでしょう?一般的には3ヶ月以上とされています。

以上というのがポイントで、ココで終わりという明確な区切りはありません。

長期インターンは準社員といった扱いになります。

そのため普通に仕事を任されますし「ココで終了」という明確な区切りがないのです。

そのため1年以上続ける人もいます。

給料が支払われる

長期インターンは拘束時間も長いもの。

アルバイトをする時間が…と心配になりますが、ご安心ください。

ちゃんと給与が支払われます。

時給で考えますと、普通のアルバイトといった感じですから、特に給与が良いというワケではありません。

なお、アルバイトよりも責任が重いのに、アルバイト同等の給与というのが割に合わないと感じる人もいるようです。

けれどお金では手に入らない社会人経験ができて、なおかつお給料ももらえるのですから、お得といって差し支えないと思います。

リアルな仕事に触れられる

短期インターンでは「インターン用に作られたプログラムを経験して終了」というパターンが多いのですが、長期インターンで任されるのは実際の仕事の一部です。

もちろんクリティカルな仕事ではなく、比較的難易度の低いものではありますが、れっきとした仕事の一部です。

IT業界であれば、開発の一部を任されることもありますし、テストの一部を任されることもあります。

スキルによってはより高いレベルの仕事を任されることもしばしばです。

このリアルな仕事体験というのこそ、長期インターンならではのメリットと言えます。

単純にその分野でのスキルが身につきますし、仕事を実体験として感じることが可能です。

その経験を通じて、この業界で働きたいと思えるのであれば間違いありません。

「この業界はちょっと違うかも…」と感じたとしても、仕事をした経験をベースとして他業界を検討することができるようになります。

何も経験がない状態で想像するよりも、はるかに精度を持って業界研究ができるはずです。

短期インターンとの違い

短期インターンは、1日単位〜1ヶ月程度の短期間で行われます。

数ヶ月以上にわたって企業内で実務に携わる長期インターンとは違い、短期インターンは企業理解を目的としている場合が多いです。

1日〜数日くらいの短期インターンでは見学が主となり、実務を経験する機会はほぼありません。

数週間〜1ヶ月の期間があり、少し実務を経験できたとしても、業務に深く携わることはないでしょう。

そのため短期インターンは、交通費や弁当を支給する企業はあっても、無給であることが一般的です。

就活を有利にしてくれる長期インターン!

就活を有利に進めたいという場合、何はともあれ長期インターンへの参加をおすすめします。

そんなにメリットあるの?と疑問に思っている方も、まずは本章をチェックしてみてください。

今すぐにでも長期インターンに参加したくなるはずです。

長期インターンが就活で有利になる理由

長期インターンを経験すると、なぜ就活が有利になるのでしょうか?その3つの理由について解説していきたいと思います。

どのメリットも長期インターンならではのもの。

経験したいと思ったなら、ぜひ長期インターンに挑戦してみてください。

基礎的なビジネスマナーが身についている

長期インターンは実際のオフィスで、社会人に交じって仕事をします。

そのため、社会人としての基本的なマナーが自ずと身につくことになります。

それは就活の面接時に立ち振る舞いとして現れるものです。

学生らしさを残した学生との面接が続く中、大人な立ち振る舞いを見せるあなたが現れれば当然ながら目を惹きます。

会話のトーンも落ち着いており、「この学生は一味違う!」という印象を与えることも可能です。

それは当然ながら高評価に繋がり、内定へ向けて大きな一歩となってくれるものです。

社会人として働くことを経験している

就職活動で最も重要な要素といえるのが「本当に入りたいと思える会社を見つける」ということです。

本当に入りたいからこそ、必死になって志望動機を考えることができますし、必死で作った志望動機だからこそ面接官の心に響きます。

なのですが、現実的に「本当に入りたいと思える会社を見つける」ことは非常に困難です。

何せ社会人経験がない皆様にとって、仕事をする姿というのは想像にすぎません。

すべては何となくそう思ったの世界ですから、「なんとなくIT業界が良いかなぁ…」というレベルで志望動機を考えることになります。

これではなかなか面接官の心に響くものにはなりません。

一方で長期インターンを経験していますと、働くということをリアルに体験することができます。

だからこそ「●●の仕事がしたい」と具体的に考えることができますし、「■■に入りたい」という強い思いに繋がります。

それは大きなアドバンテージです。

学生のインターンでの行動から入社後のイメージができる

長期インターンを経験した会社に応募するというケースも多いものですが、この場合は特に有利です。

建前上は「長期インターン経験が選考に影響することは無い」とされていますが、実際にはそうではありません。

長期インターン経験者はその人となりや性格が人事にしっかりと伝わっています。

長期インターンで良い結果を残していれば「●●さんは良いよ」という話が面接官に伝わっています。

あらかじめ「良い」と言われた学生を面接する場合、自ずと「良い部分」に目が行くものです。

それが有利に働くことは言わずもがなですよね。

【いつから長期インターンを始めるか】インターンはいつから始めるべき?

ほとんどの長期インターン募集では、学年の制限は設けられていません。

参加したいと思えば、大学1年生でも応募できます。

ただ、ほとんどの人は「就職活動で有利だから」という理由でインターンに参加するので、大学に入ったばかりの時期に応募を考える人は少ないかもしれません。

大学の授業やサークル、アルバイトなど、インターンよりも優先したいことがたくさんあるでしょう。

しかし、就職活動が目前に迫ってから始めるよりも、できれば早く始めたほうが好ましいです。

早いほうが良い理由

数ヶ月〜年単位で実施される長期インターンは、スタートが遅いと就職活動開始までに間に合わず、肝心の就職活動でインターンの経験を活かせない可能性があります。

せっかくのインターン経験を、エントリーシートや面接に反映できなければ、貴重な経験を活かしきれていません。

インターンでの学びは企業研究や業界研究にも役立つため、就職活動の準備だと思って、ぜひ早めの参加を検討してください。

ここからは、1年生や2年生の時期から参加するメリットについても説明していきます。

募集が突然なくなることもある

長期インターンでは、オフィスで社員と一緒に仕事をするので、企業側が受け入れ可能な人数に限りがあります。

そのため、一般的に長期インターンは1回の募集人数が少ないです。

迷ったり後回しにしたりするうち、ほんの数日後に募集がなくなってしまうこともあり得ます。

興味のあるインターン先を見つけたら、できるだけ早く応募しましょう。

1年生や2年生のうちにアンテナを張っておくと、その年は定員オーバーでも、次の年にまたチャンスがあるかもしれません。

ほかの学生と差がつく

長期インターンは、応募してきた学生と面接などを行って採用し、定員に達したら募集を止めます。

しかし、必ずしも全員がそろってから一斉スタートするわけではなく、採用が決まった学生から順次開始するパターンも多いです。

その場合も最終日は固定なので、早く応募するほど勤務期間が長くなり、アドバンテージになります。

たとえば最長6ヶ月の長期インターンで、開始と同時に参加した学生は6ヶ月勤務、開始から3ヶ月後から参加した学生は3ヶ月勤務になるわけです。

長期インターンに参加する平均的な時期

参考までに、大学生が長期インターンを始める一般的な時期と、近年の傾向をご紹介します。

インターンに参加する主な理由は就職活動のためなので、大学生は3年生から意識し始める人が多いようです。

就職活動が本格化する前、大学3年生の夏休みや冬休みに行われるインターンが特に人気です。

ただ、最近は大学1・2年生からインターンに参加する学生が増えています。

企業がインターンをかなり重視するようになってきているので、学生の意識も変わりつつあるのでしょう。

【いつから長期インターンを始めるか】おすすめの開始時期

かつてインターンは1ヶ月以上の期間があれば長期の部類に入るといわれていましたが、近年の感覚では3ヶ月以上のものを長期インターンと呼ぶ傾向があります。

これはつまり、インターンを重視して期間を長めに取る企業が増えていることを示唆しています。

3ヶ月以上の長期インターンへ参加するには、ある程度の覚悟が必要です。

学業や大学生活との両立などを視野に入れ、長期インターンにおすすめの開始時期や、参加するときに心がけたいことを解説していきます。

集中できる時期は2年生

大学2年生は、1年生のときと比較して必修科目が少なくなり、時間割を自由に組むことができます。

また、大学生活やスケジュール管理にも慣れてきています。

そして何より、まだ3・4年生と違い、就職活動に追われている時期でもありません。

これらをふまえると、大学2年生こそがインターンに集中できるベストな時期だと言えます。

大学2年生からインターンに参加すれば、就職活動が始まる前までに相当な経験を積め、就職活動との両立に苦しむリスクもありません。

希望の長期インターンを見つける方法は?

長期インターンを見つけるだけであれば、長期インターンと検索するだけでOKです。

けれど、こから自分好みのものを見つけ出すためには「どんな仕事に興味があるのか」をはっきりとさせておく必要があります。

商社に興味があるという人がIT系の長期インターンに挑戦しても、得られるものはそれほど多くないはずですし、逆もまた然りです。

自分が興味を持っている業界のインターンだからこそ、そこでの経験が今後の役に立ってくれます。

ではどうすれば興味ある業界を見つけられるのでしょう?それは広く・浅く、様々な業界を知ることです。

世の中には想像以上に様々な仕事があります。

普段何気なく利用しているサービスも様々な業界があるからこそ利用できるものです。

その多くは日常的に意識されることはありません。

まずはそんな業界にも目を向けてみることが大切です。

広く・浅く業界を知るには色々な方法がありますが、おすすめなのが「会社四季報 業界地図」に目を通してみることです。

世の中にある様々な仕事をざっくりと紹介してくれています。

「あっ、世の中にはこんな仕事があるのね」という気づきがきっとあるはずです。

その中から気になったものに付箋を貼って、ちょっと調べてみてください。

「思ってたのと違った…」ということもあるでしょうし、逆に「すごい面白そう」と思えるものもあるはずです。

面白そうと思えた業界で長期インターンを見つけることができれば、それは素敵な経験をもたらしてくれます。

長期インターン挑戦には何が必要?

長期インターンは学年などの制限を設けていないことも多く、大学1年生でも挑戦することが可能です。

具体的な必要資格は基本的にありません。

とはいえ、長期インターンに挑戦しますと、それなりの時間を拘束されることになります。

学業に影響が出ないように、単位をそれなりに取得しておくことが大切です。

長期インターン選びの注意点とは?

長期インターンは文字通り長期にわたるインターンです。

そのため、無理なく続けられるということが大前提と言えます。

通うのに片道2時間近くかかる…なんて場合は途中で苦しくなってしまうものです。

それでも無理して続けていますと、学業にも悪影響が出ることも起こり得ます。

インターンも中途半端、学業もダメ…では長期インターンに挑戦する意味がありません。

長期的な視点で学業との両立ということをしっかりと考えて、可能な範囲で挑戦するようにしてください。

無理なスケジュールはやはり無理なものです。

情熱だけではカバーしきれません。

目的をもって参加しよう

「周りの友達がインターンを始めたから」などの理由でインターンを始めるのは、あまりおすすめしません。

インターンは目的意識を持って参加しないと、就職活動に活かせる経験や成果は得られにくいです。

特に長期インターンの場合は、無駄に時間を消費してしまうことにもなりかねません。

実務を通してスキルアップしたい、企業や業種について理解を深めたいなど、具体的な目的をもって臨めば得るものが多く参加企業からも評価され、大きなアドバンテージになるはずです。

学業を優先しよう

学生の本分は、あくまで学業です。

長期インターンに参加することで、スケジュール管理がうまくいかず学業に集中できなければ、それは本末転倒になってしまいます。

3年生は就職活動との兼ね合いもあるため、よく考えて応募する必要があります。

特に長期インターンの場合は、2年生までに参加したほうが負担は少ないでしょう。

多くの大学にはインターンに参加すると単位を取得できる制度もありますが、対象企業は限られますし、5日〜2週間程度の短期であることが多いです。

主体的に行動する

長期インターンでは社員と一緒に実務へ携わります。

ただ指示に従うだけではなく、積極的に質問する・意見を出すなど、主体的な行動を心がけましょう。

そうすれば質の高い経験を積むことができ、就職活動でアピールできるポイントが増えるはずです。

また、政府は2022年6月13日、企業がインターンシップで得た学生に関する情報を採用活動に使用することについて、認める方針を正式決定しました。

インターンでの印象が採用に直結する時代になりつつあるので、ぜひ気を引き締めて参加しましょう。

まとめ:長期インターン挑戦はいつから始める?いまからです!

長期インターン参加のメリットから、長期インターンの準備を始めるべき時期、長期インターン探しのポイントと注意点についてご紹介してきましたが、気になる情報は見つかりましたか?

就職活動を進めていく上で、長期インターン経験は大きなアドバンテージになってくれるものです。

それだけに人気も高く、挑戦するためにはしっかりとした準備が欠かせません。

長期インターン参加は思い立ったが吉日です。

今すぐにどの企業でどんな募集があるのかをチェックしてみましょう。

「これぞ!」という内容を見つけたら、即決断で申し込みしてください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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