【大学3年生の春休みの過ごし方】就活でうまくアピールするには何をすべき?

【大学3年生の春休みの過ごし方】就活でうまくアピールするには何をすべき?

もうすぐ3度目の大学生の春休み。

大学生の春休みは2ヶ月程度と、他の休みと比べて長いのが特徴です。

この長期休暇を利用し、1年生と2年生ではたくさん遊んできたことでしょう。

今年も今までのように遊んで過ごしてしまって良いのでしょうか?結論から言うと、3年の春休みは、遊びを控える必要があります。

3月からは企業の採用活動が解禁となるため、就活を意識した行動を取ることをおすすめします。

この時期に遊んでしまうと不本意な会社に入社してしまったり最悪就職浪人する形にもなりかねません。

本記事では、大学3年生の春休みの過ごし方をご紹介します。

就活でアピールするために何をすべきか明確になりますよ。

【大学3年生の春休みの過ごし方】筆者の体験談を紹介

この時期の私は、大学の試験勉強や公務員試験の勉強にひたすら取り組んでいました。

大学4年の5月から始まる、地方上級・国家一般職の公務員試験に向けて対策を行っていました。

これらは、公務員試験の中でも難しい分類の試験で、教養科目だけでなく専門科目もあるので、ヒィヒィ言いながら多くの科目の勉強に励んでいました。

大学で経済学部に所属していた私にとって、マクロ経済学やミクロ経済学などの経済学の知識は既に頭の中に入っていたため、公務員試験の勉強でもスムーズに問題が解けました。

法律系の科目も少し大学の授業で学んだことがあったため、それほど勉強は苦になりませんでした。

そもそも法律系は暗記系の要素が多いので文系受験生には適していたのかもしれません。

私が苦手としていたのは、多くの受験生もそうですが数的処理です。

特に資料解釈が苦手で、選択肢を外してしまった後に、解説を見て「分かってたのになあ」と悔やむことが多かったです。

一方、判断推理が得意だったので、「資料解釈ができなくても判断推理で得点できればいいや」と考えていました。

このように、基本的に大学3年生の春休みは勉強して過ごしていました。

今までの人生で一番勉強していた時期だったかもしれません。

民間を目指していた友人などは、この時期はインターンシップに参加ししたり応募書類対策のイベントに参加したりと就職活動始めていました。

やはりこの時期になると皆、就職活動に対する焦りが感じられましたね。

【大学3年生の春休みの過ごし方】おすすめ10選

約3年の春休みは、多くの学生が就職を意識した行動を始めます。

あなたも乗り遅れないよう、行動開始しましょう。

しかし就職活動と言っても「何から始めていいか分からない」という方もいますよね。

この記事では就職活動を含め、大学3年生の春休みの過ごし方としておすすめのものを10個紹介します。

資格を取得する

就活でアピールできるような資格を取得するのも良いでしょう。

就職に役立つ資格としては、例えば、日商簿記や宅地建物取引士・基本情報処理技術者検定・社会保険労務士・などの資格があります。

自分が働きたい業界に関連する職種じゃないと取得してもあまり意味がないケースが多いので注意してください。

例えば、不動産業界なら宅地建物取引士の資格は役に立ちますが、 it 業界ではその資格を持っていてもうまくアピールできません。

実務経験がないと資格を持っていても役に立たないという人もいますが、私はそうは思いません。

資格というのは一定の知識を備えていることを証明するものです。

知識が全くない人よりも知識がある人の方が、仕事の覚えも早いと期待できるので資格はあったほうが良いと思います。

自己分析をする

まだ自己分析を開始していないのであれば、一刻も早く自己分析しましょう。

自己分析とは、自分の興味がある分野や、長所や短所などを明らかにする作業です。

履歴書では必ず自分の強みや志望理由など記載する必要があります。

説得力があり一貫性のある応募書類を作成するためにも、綿密な自己分析は必須です。

自己分析のコツは過去の自分の体験を掘り起こし、行動や考え方の特徴を見つけることです。

様々な体験を列挙し多くのサンプルをとれば、自分の行動の傾向が見えてきます。

例えば、自分の考えを押し通すより周りの意見に同調することが多かった・トラブルが生じた時になだめることが多かった、などです。

この作業を通じて自分でも見えていなかった長所や短所が見えてくることもあります。

自分では長所だと思っていた点が、周りからそう見えていないこともあるので、信頼できる人に自分の長所を聞いてみるのも良いでしょう。

業界研究する

業界研究も就職活動の必須事項です。

自分が興味ある業界について広く深くリサーチしましょう。

働く業界によって求められる能力も様々異なります。

例えば、飲食業界ならお客さんと気持ちよく接することができるコミュニケーション力が求められますし、ITt 業界であればシステム設計を組むための論理的思考や顧客の課題を解決する問題解決能力が求められるでしょう。

自己分析で把握した自分の長所を活かせる業界を選ぶのがおすすめです。

ただ同じ業界に属していても、所属する企業によって研修や福利厚生等の労働環境は異なりますから、どの企業を選ぶのかという点もポイントです。

企業のコーポレートサイトのほか、口コミサイトや OB 訪問などを通じて得られたリアルな情報を参考に、後悔ない企業選びをしてください。

インターンに参加する

この時期はインターンに参加するのが鉄板の過ごし方です。

インターンとは、インターンシップの略で学生が企業に一定期間所属して 労働の模擬体験のようなことをすることです。

一日だけのワンデーインターンから一か月以上の長期にわたるものもあります。

春休みのインターンは就職直前ということもあり、多くの学生が参加します。

夏休み冬休みに参加できなかった人も挙って駆けつけるでしょう。

そうした多くの学生に負けないよう、自分をアピールすることが大切。

インターンは就労体験的な側面だけでなく、企業としても優秀な人材を見つける目的があります。

インターンで結果を残せば、就職活動に有利に働くこともあるので是非全力で取り組んで下さい。

応募書類を作成する

働きたい業界や企業がある程度固まったら、応募書類を作成しましょう。

各項目が多くて大変かもしれませんが特に重要なのは志望動機と自己 PR です。

エピソードを交えて具体的で説得力のある応募書類を作成しましょう。

別の企業を受ける際も応募書類を使い回す人もいますが、あれはやめましょう。

企業によって、社風や求める人物像は異なるので、志望動機も企業によって変えるのが当たり前です。

他にもガクチカや趣味などどのように書けばいいいか悩むポイントですが、人より優れた経験や趣味を記載する必要はないので、あまり気に病まないようにしましょう。

面接対策を行う

時間が余っているなら、面接対策を始めましょう。

今、企業は学歴や能力よりも人柄重視の採用を大切にしています。

コンプライアンスへの懸念が叫ばれるなか、モラルを備えた学生が求められているのです。

企業が人柄を確認するために最も重視するのが面接。

対面して初めて、就活生の人柄は伝わるものです。

こちらとしても面接対策はを本気で取り組まなくてはいけません。

その企業に入社したいという熱い思いを伝えましょう。

また、若者らしく明るくハキハキ話す・身だしなみを整えると言ったことも大切です。

入退室のマナーもあるのでしっかり知識を仕入れ何度も練習を繰り返してください。

企業説明会に参加する

3月に入れば多くの企業が説明会を開始しているのでそれに参加しましょう。

特定の企業に絞っているのでない限り、できるだけ多くの企業の説明会に参加した方が良いです。

数多く回っているうちに、自分に合いそうだなと感じる企業が見つかるかもしれません。

企業説明会ではただ説明を聞くだけでなく、実際に先輩社員とコミュニケーションを取ることが重要です。

働く上でとても重要なのはその職場で働く人です。

人が自分に合うか合わないかで気持ち良く働けるかそうでないが全く変わってきます。

説明会はインターンと同様、実際に働いている社員と関わることができる貴重な機会なので、是非参加してみてください。

語学力を身につける

将来、グローバルに活躍できる人材になれるよう、語学力を身につけておきましょう。

語学力と言うと英語が一番に思い浮かびますが中国語やフランス語スペイン語なども世界的に広く使われている言語なのでおすすめです。

語学力を身につける方法としては「 短期留学」「海外旅行」「オンライン英会話」などがあります。

大学の受験勉強では長文読解や英作文といったものが主流で、読み書きに焦点が当てられていました。

ビジネスではそれだけではなく話す聞くといった能力も必要です。

話したり聞く能力を高めるためには、実際に使ってみることが一番です。

海外に出向き現地の人とコミュニケーションを取ることで効果的に語学力が伸ばせますよ。

社会人と話す

社会人と話す経験を積むのも大切。

OB 訪問やゼミの先輩などから就職活動の体験を聞きましょうまた自分の志望する企業に入社した先輩を見つけたら、会う機会を儲けてください。

これまで学生生活の中であなたが培った人脈をフルに活かし、信頼できる先輩からリアルな情報を得てください。

読書する

就活以外の時間は、多く読書するようにしてください。

読書を通して、様々な学びが得られます。

知識や語彙が増えるだけでなく、著者や登場人物の考え方に触れることによりあなたの世界観が広がります。

これまで漫画しか読んでこなかったという方も就職を目前にしたこの時期ぐらいはしっかり読書に取り組んでほしいものです。

大学3年生の春休みは就活が目の前!就活に集中しよう

大学3年生の春休みはもう就活が目前です。

遊びは我慢して就活に集中することをおすすめします。

遊びたい気持ちは分かりますがこの時期に怠惰な生活になってしまうと後で後悔してしまいます。

就職活動はだるいですしそもそも働きたくないよという方もいるでしょう。

気持ちは分かるのですが、仕事というものは嫌なことばかりではありません。

やりがいのある仕事についたり頑張って働いて得た給料で好きなことをするのは楽しいものなのです。

社会人になったら1日の1/3は労働を強いられるので、それだけ多くの時間を過ごす職場を決めるス就職活動には、最大限の労力を使いましょう。

まとめ

大学3年生の春休みの過ごし方におすすめのものを10個紹介してきました。

この時期は就職活動に向けてスイッチを切り替えましょう。

大学4年生でも春休みはあるので、遊ぶのはその時でも可能です。

大げさかもしれませんが、この時期頑張れるかどうかで、その後何十年の社会人生活がうまくいくかどうか決まってきます。

是非大学3年生の春休みは就職活動にきちんと取り組み、その後の人生をバラ色にさせましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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