大学3年の春休みは就活で忙しくなるのか、旅行や遊びの予定を入れてもよいのか、迷っている人もいるでしょう。
28卒の大学3年の春休みは、2月は比較的時間があり、3月1日の広報活動の開始から一気に忙しくなります。
3月に入ると、エントリーや説明会、ESの提出が重なるためです。
春休みは、2月のうちに準備と旅行の予定を済ませ、3月は就活に集中できるようにしておくことが大切です。
この記事では、28卒の大学3年生に向けて、春休みの就活スケジュール、春休みまでにやること7選、旅行との両立のコツを解説します。
- 大学3年の春休みがいつから忙しくなるか
- 28卒の春休みの就活スケジュール
- 春休みまでにやること7選と3月の解禁直後にやること
- 春休みに旅行や遊びと就活を両立するコツ
目次[目次を全て表示する]
大学3年の春休みは忙しい?
大学3年の春休みは、前半の2月は比較的時間があり、後半の3月から忙しくなります。
政府が経済団体などに要請している28卒の日程では、広報活動の開始が2027年3月1日以降とされており、春休みの途中で本選考の情報公開が始まるためです。
(情報ソース:内閣官房「2027(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請」)
3月に入ると、エントリー、説明会への参加、ESの提出、Webテストの受検が同じ時期に重なります。
一方で、2月は冬インターンの開催が続くものの、本選考の予定はまだ少なく、自分の準備に時間を使いやすい時期です。
春休みを有効に使うには、2月にESとWebテストの準備を仕上げ、旅行などの予定も2月のうちに入れておくのがおすすめです。
このあと、2月から3月の具体的なスケジュールと、それまでにやることを説明します。
28卒の春休み(2027年2〜3月)の就活スケジュール
28卒の大学3年の春休みは、2月前半に準備の仕上げ、2月後半に3月の予定の確保、3月1日からエントリーと説明会、3月後半からES提出と選考、と進むのが目安です。
期間を4つに分けて目標を決めておくと、3月に予定が重なっても慌てずに動けます。
| 時期 | 主にやること |
|---|---|
| 2月前半 | ESの基本形の仕上げ、Webテストの対策、冬インターンへの参加 |
| 2月後半 | 志望企業の一覧づくり、3月の予定の確保、旅行などの予定 |
| 3月1日〜中旬 | エントリー、説明会の予約と参加 |
| 3月後半 | ESの提出、Webテストの受検、一部の企業の面接 |
企業によって採用の日程は違うため、表はあくまで目安として、志望企業の日程に合わせて調整してください。
2月前半|ESとWebテストの準備を仕上げる
2月前半は、3月のエントリーに向けて、ESの基本形とWebテストの準備を仕上げる時期です。
3月に入るとESの提出が重なるため、自己PR・ガクチカ・志望動機の基本形は2月前半までに書き終えておきましょう。
企業によって文字数の指定が違うため、200字・300字・400字に縮めたり広げたりできる状態にしておくと便利です。
Webテストは、苦手な分野を集中して解くと、短い期間でも点数が上がりやすくなります。
この時期は冬インターンの開催も続くため、参加した企業の印象はその日のうちにメモしておくと、志望動機の材料になります。
大学の試験期間と重なる人は、試験が終わった日から準備を始められるよう、やることの順番を先に決めておきます。
2月後半|志望企業の一覧を作り3月の予定を確保する
2月後半は、志望企業の一覧を作り、3月の説明会や締切の予定をカレンダーに入れておく時期です。
3月1日には多くの企業が一斉に情報を公開するため、エントリーする企業の候補と優先順位を2月中に決めておくと、解禁の日に迷わず動けます。
一覧には、企業名、エントリーの開始日、説明会の日程、ESの締切の4つを書いておきます。
旅行や遊びの予定を入れるなら、この時期までに済ませておくと、3月の就活の予定とぶつかりにくくなります。
就活サイトに登録していない人は、2月のうちに登録し、プロフィールを入れておきましょう。
本選考の締切は、次の締切カレンダーでまとめて確認できます。
2月後半に3月の予定を押さえておくことが、春休みを忙しさに振り回されずに過ごすための分かれ目です。
3月1日〜中旬|エントリーと説明会に参加する
3月1日から中旬は、エントリーと説明会への参加が集中する、春休みで最も忙しい時期です。
人気のある企業の説明会は予約がすぐに埋まることがあるため、3月1日には志望度の高い企業から順に予約を入れましょう。
説明会への参加をエントリーの条件にしている企業もあるため、志望企業の条件は事前に確かめておきます。
オンラインの説明会は移動の時間がかからないため、1日に複数の企業の説明会に参加することもできます。
説明会では、仕事内容に加えて、選考の流れと時期を確かめておくと、その後の予定を立てやすくなります。
説明会で聞いた話は、企業ごとのメモにまとめておくと、ESの志望動機を書くときに使えます。
この時期は予定が詰まりやすいため、1日に入れる説明会の数を決めておくと、疲れて準備が止まるのを防げます。
3月後半|ESの提出とWebテストの受検が重なる
3月後半は、ESの提出とWebテストの受検が重なり、一部の企業では面接も始まる時期です。
締切が同じ週に重なることが多いため、締切の一覧を毎日見直し、近いものから順に提出していきましょう。
2月に作った基本形があれば、企業ごとの質問に合わせて直すだけで提出でき、1社あたりの時間を大きく減らせます。
Webテストは受検の期限が短い企業もあるため、案内が届いたら早めに受けておきます。
同じ形式のテストを使う企業が続くときは、まとめて受けると準備の手間を減らせます。
面接の案内が届いたら、自己紹介、ガクチカ、自己PR、志望動機の4つは声に出して答えられるようにしておきます。
通らなかったESは、どこを直すかを1つ決めて次の提出に生かすと、3月のうちに精度が上がっていきます。
春休みまでにやること7選
大学3年の春休みまでにやることは、自己分析、業界研究、インターンへの参加、ESの作成、Webテストの対策、面接の対策、説明会の予約の7つです。
7つを1つずつ終わらせるのではなく、締切のあるものから手をつけて、残りを並行して進めることが春休みに間に合わせるコツです。
3月に入ると準備に使える時間が減るため、春休みが始まる前から少しずつ進めておくと楽になります。
まだ何も始めていない人は、7つのうち自己分析とESを先に進めておくと、ほかの準備にもつなげやすくなります。
迷ったときは、締切が近いものから手をつけると決めておくと、手が止まりにくくなります。
- 自己分析をする
- 業界研究をする
- インターンに参加する
- ESの基本形を作る
- Webテストの対策をする
- 面接の対策をする
- 説明会の予約の準備をする
1. 自己分析をする
自己分析とは、自分の興味がある分野や、長所・短所、大事にしたい価値観を明らかにする作業です。
ESや面接では自分の強みや志望理由を必ず聞かれるため、春休みまでに自己分析で材料をそろえておきましょう。
自己分析のこつは、過去の経験を振り返り、行動や考え方の特徴を見つけることです。
たとえば、自分の考えを押し通すより周りの意見をまとめることが多かった、トラブルのときに間に入ることが多かった、などです。
いくつもの経験を書き出すと、自分の行動の傾向が見えてきます。
自分では長所と思っていても周りからはそう見えていないこともあるため、信頼できる人に自分の長所を聞いてみるのも1つの方法です。
次の記事で、自己分析のやり方とツールを解説しています。
2. 業界研究をする
業界研究は、自分が興味のある業界について、事業の内容や求められる力を調べる作業です。
業界によって求められる力は異なるため、自己分析で見つけた自分の長所を生かせる業界を選ぶことがおすすめです。
たとえば、飲食業界では人と気持ちよく接する力が、IT業界ではシステムを組み立てる論理的な考え方や、顧客の課題を解決する力が求められます。
同じ業界でも、企業によって研修や働き方は違うため、企業ごとの違いも確かめます。
企業のホームページのほか、説明会やOB・OG訪問で聞いた話も参考にすると、働く姿を想像しやすくなります。
調べた内容はノートにまとめておくと、志望動機を書くときや面接の前に見返せます。
次の記事で、業界研究ノートの作り方を解説しています。
3. インターンに参加する
春休みの前後は、冬インターンや春のインターンに参加して、企業の雰囲気や仕事の内容を知ることができる時期です。
インターンには、1日で終わるもの、数日から2週間ほどのもの、1か月以上の長期のものがあり、目的に合わせて選ぶことが大切です。
1日のインターンは、企業の説明や職場の見学が中心で、短い時間で多くの企業を比べられます。
数日から2週間ほどのインターンでは、グループワークや課題を通じて、社員から直接意見をもらえます。
1か月以上の長期のインターンでは、社員と一緒に実際の業務に関わり、仕事の進め方を身につけられます。
3月が近い時期は本選考の準備も必要になるため、1日や数日のインターンを中心に、日程が重ならないように申し込みましょう。
4. ESの基本形を作る
ESとはエントリーシートのことで、企業に応募するときに提出する書類です。
3月以降はESの提出が重なるため、自己PR・ガクチカ・志望動機の3つの基本形を春休みまでに作っておきましょう。
ガクチカであれば、結論、取り組んだ背景、課題、行動、結果、学びの順に話の流れを整理しておきます。
志望動機は企業ごとに中身が変わるため、基本形では、自分の就活の軸と、それを仕事で生かしたい理由までを書いておきます。
書いたESは、大学のキャリアセンターや友人に読んでもらい、伝わりにくい部分を直しておきます。
企業によって文字数の指定が違うため、200字・300字・400字に縮めたり広げたりできる状態にしておくと便利です。
基本形があれば、3月の提出では企業ごとの質問に合わせて直すだけで済みます。
5. Webテストの対策をする
Webテストは、企業が応募者の論理的な考え方や基礎学力を測るために、面接の前に行う選考の試験です。
3月以降は多くの企業でWebテストの受検が始まるため、春休みまでに問題の形式に慣れておくことが大切です。
代表的なものにSPIがあり、言語と非言語の問題で構成されています。
企業によっては、玉手箱やTG-WEBなど、形式の違うテストを使うため、志望企業がどれを使うかも確かめておきましょう。
最初は問題集を1冊に決め、1周して苦手な分野を見つけるところから始めます。
苦手な分野が分かったら、その分野だけを2周目で集中して解くと、短い期間でも点数が上がりやすくなります。
毎日少しずつ解く習慣をつけておくと、3月に受検が重なっても落ち着いて臨めます。
6. 面接の対策をする
面接の対策は、想定回答を作る、声に出して練習する、模擬面接を受けるの3つで進めます。
まずは、自己紹介、ガクチカ、自己PR、志望動機、将来どうなりたいかの5つの質問への答えを作っておきましょう。
面接ではESの内容を深掘りされるため、書いた内容について、なぜそうしたのかを2回から3回聞かれても答えられるようにしておきます。
答えを作ったら、声に出して話し、スマートフォンで録画して見返すと、話す速さや表情の癖に気づけます。
大学のキャリアセンターでは模擬面接を受けられることが多いため、春休みの空いている時期に予約しておくと練習の機会を確保できます。
オンラインの面接を行う企業も多いため、カメラの位置や背景、音声もあらかじめ確かめておきます。
7. 説明会の予約の準備をする
春休みまでに、3月1日からの説明会の予約にすぐ動けるよう、準備を整えておきましょう。
人気のある企業の説明会は予約がすぐに埋まることがあるため、予約の準備が3月の動きやすさを左右します。
就活サイトに登録し、志望企業をお気に入りに入れておくと、情報が公開されたときに通知を受け取れます。
企業の採用ページにマイページがある場合は、事前に登録しておくと、説明会の予約やエントリーがすぐにできます。
説明会の日程が公開されたら、志望度の高い企業から順にカレンダーに入れていきます。
2月の終わりに、マイページのIDとパスワードを一覧にまとめておくと、3月1日にログインで手間取りません。
就活用のメールアドレスとカレンダーを用意しておくと、予約の確認や企業からの連絡を見落としにくくなります。
3月1日の解禁直後にやること
3月1日の広報活動の開始直後にやることは、志望企業へのエントリー、説明会の予約、締切の管理の3つです。
解禁直後の1週間は、多くの企業が一斉に情報を公開するため、春休みで最も予定が動く期間です。
2月に作った志望企業の一覧を見ながら、優先順位の高い企業から順に動きましょう。
エントリーとは、企業に応募の意思を伝えて、選考の案内を受け取れるように登録することです。
3つを解禁の日から順に進められるよう、2月のうちに手順を決めておくと安心です。
志望度の高い企業からエントリーする
3月1日には、志望度の高い企業から順にエントリーを進めます。
エントリーした企業からは説明会や選考の案内が届くため、志望企業には早めにエントリーしておくと情報を取りこぼしません。
エントリーの数に決まりはありませんが、志望度の高い企業に加えて、同じ業界の企業や、少し気になる企業も入れておくと選択肢が広がります。
エントリーのときにESの提出を求める企業もあるため、2月に作った基本形を手元に用意しておきましょう。
エントリーした企業は、一覧に日付を書き足して、どの企業に何を出したかを管理します。
エントリーした企業からのメールは、就活用のアドレスに届くよう、登録のときにアドレスを確かめておきます。
エントリーの時点で締切が近い企業があれば、その企業の準備を先に進めます。
説明会の予約を入れる
エントリーと同時に、説明会の予約を入れていきます。
説明会の予約は先着順のことが多いため、志望度の高い企業の説明会から順に入れましょう。
同じ企業でも、オンラインと対面の両方の説明会を開く場合があります。
職場の雰囲気をつかみたい企業は対面で、多くの企業を比べたい場合はオンラインで参加すると、時間を有効に使えます。
説明会の日程が重なったときは、志望度と、ほかの日程があるかを見て、どちらを優先するかを決めます。
予約した説明会に参加できなくなったときは、早めにキャンセルの手続きをしておくと、ほかの学生の迷惑にならず、企業への印象も保てます。
予約した説明会は、カレンダーに入れたその日に、開始時刻とオンラインのURLまで書き添えておくと当日に慌てません。
締切を1か所で管理する
3月は、ESの締切、Webテストの期限、説明会と面接の日程が一気に増えるため、1か所で管理することが欠かせません。
スプレッドシートやカレンダーを使い、企業ごとの締切と日程を1つの表にまとめておきましょう。
表には、企業名、次にやること、その締切日の3つを書き、締切の近い順に並べておくと、何から手をつけるかがひと目でわかります。
毎日決まった時間に表を見直す習慣をつけると、締切の見落としを防げます。
企業からのメールには、締切の変更や追加の案内が含まれることがあるため、1日に1回は確かめます。
終わった予定は表から消しておくと、残っている作業がすぐに分かります。
管理の手間を最初に整えておくことが、3月の忙しさを乗り切るための土台になります。
進み具合別の春休みの過ごし方
春休みの過ごし方は、就活の進み具合によって変わります。
すでに内定がある人は内定先を見極めること、準備を進めている人は3月に向けた仕上げ、何もしていない人は情報収集とESの準備を優先しましょう。
自分に当てはまるものを選び、春休みに何をするかを確かめてください。
どの進み具合でも、3月1日の解禁に向けて志望企業の一覧を作っておくことは共通です。
進み具合に合わせて優先することを1つ決めると、春休みの時間を無駄にせずに済みます。
すでに内定がある人
早期選考ですでに内定がある人は、春休みに内定先が本当に自分に合っているかを見極めましょう。
OB・OG訪問や社員との座談会に参加し、仕事の内容や働き方を具体的に確かめておくと、納得して入社を決められます。
内定先について改めて調べ、実際に働く姿を想像できるかを確かめます。
想像できる場合は問題ありませんが、あまりイメージが持てない場合は、ほかの企業へのエントリーも考えておくとよいでしょう。
春休みのうちに決めておけば、3月以降の本選考に余裕をもって動けます。
迷ったときは、内定先とほかの企業を就活の軸に照らして比べると、どちらが自分に合うかを考えやすくなります。
ほかの企業も受ける場合は、内定先に返事をする期限を確かめてから予定を立てます。
準備を進めている人
すでに準備を進めている人は、3月の解禁に向けて、ESと面接の準備を仕上げる期間として春休みを使いましょう。
自分の強みと就活の軸を、具体的な経験とあわせて1分で話せるようにしておくと、ESでも面接でも説得力が増します。
自己分析を深め、なぜ自分はそう思うのか、将来何をしたいのかを説明できるようにしておくと、自己PRや志望動機に生かせます。
3月からは本選考のエントリーが始まるため、企業ごとの締切や説明会の日程の管理にも注意が必要です。
冬インターンに参加した企業から早期選考の案内が届くこともあるため、メールはこまめに確かめます。
志望企業ごとのESの質問を先に調べておくと、3月の提出がぐっと楽になります。
まだ何もしていない人
春休みの時点で何もしていない人は、まず就活サイトに登録し、説明会で情報を集めることから始めましょう。
春休みの時点で何もしていなくても手遅れではありませんが、3月の解禁までの時間は短いため、今日から動き始めることが大切です。
企業や業界の理解を深めながら、自分にどのような選択肢があるかを整理していきます。
同時に、自己PRとガクチカの基本形を作り、Webテストの問題集を毎日少しずつ解き始めます。
志望企業が決まっていなくても、少し気になる企業を10社ほど選んで締切を一覧にしておくと、3月に動き出しやすくなります。
1人で進めるのが難しい場合は、大学のキャリアセンターや就活エージェントに相談すると、何を優先すればよいかを一緒に整理してもらえます。
何もしていない状態からの始め方は、次の記事でくわしく解説しています。
大学3年の春休みは遊んでもいい?旅行との両立のコツ
大学3年の春休みに遊んだり旅行したりしても、就活と両立することはできます。
旅行の予定は、本選考の予定が少ない2月に入れ、3月は就活を優先できるようにしておくのがおすすめです。
春休みは就活にとって大事な時期である一方、学生として過ごせる貴重な長い休みでもあります。
過ごし方を工夫すれば、就活と旅行の両方を楽しめます。
大事なのは、遊ぶかどうかより、就活の予定と遊びの予定を入れる順番です。
ここでは、春休みに就活と旅行を両立するための3つのコツを紹介します。
旅行は2月に入れて3月は空けておく
旅行の予定は、本選考の情報公開が始まる前の2月に入れておきましょう。
3月に入るとエントリーや説明会の予約が集中するため、3月1日から中旬は予定を空けておくと動きやすくなります。
2月でも、大学の試験期間や冬インターンの日程と重ならないよう、先に日程を確かめてから予定を立てます。
3月に旅行する場合は、3月後半より前の、ESの締切が少ない時期を選ぶと影響を小さくできます。
旅行中も企業からの連絡が届くことがあるため、メールを確かめる時間を1日に1回は決めておきます。
旅行の前に、ESの締切が旅行中に来ないかを一覧で確かめておくと安心です。
旅行から帰った翌日に就活の予定を入れておくと、気持ちを切りかえやすくなります。
選考の日程を先に確保してから予定を立てる
旅行や遊びの予定を先に入れてしまい、あとから企業の選考の日程と重なってしまうのは、よくある失敗です。
これを防ぐには、就活の予定を先にカレンダーに入れ、空いている日に旅行や遊びの予定を立てる順番を守ることが大切です。
志望企業の説明会の日程、ESの締切、Webテストの期限を、すべてスマートフォンのカレンダーに入れておきましょう。
動かせない予定がひと目でわかれば、空いている日に安心して遊びの予定を入れられます。
友人との予定を立てるときも、就活の予定が入る可能性のある日は、仮の予定として伝えておくと調整しやすくなります。
面接の日程は急に決まることもあるため、3月の予定は余裕をもって組みます。
この順番を守るだけで、大事な選考を逃す心配を大きく減らせます。
Web説明会やオンラインの選考を使う
オンラインで行われる説明会や面接を使うと、時間を効率よく使い、遊びの予定とも両立しやすくなります。
オンラインの説明会は移動の時間や交通費がかからないため、1日に複数の企業の説明会に参加することもできます。
たとえば、午前中に自宅でWeb説明会に参加し、午後から友人と出かけるといった予定の組み方ができます。
ただし、オンラインの選考でも、背景の映り込み、通信の環境、服装などの基本的なマナーには気をつける必要があります。
旅行先から参加する場合は、静かで通信が安定した場所を事前に確かめておきます。
録画で配信される説明会もあるため、旅行から帰ってから見られるかも確かめておくと予定を組みやすくなります。
移動中の時間は、ESの下書きやWebテストの練習アプリに使うと、旅行中も準備を止めずに済みます。
春休みにやっておくと差がつくこと
春休みにやっておくと差がつくのは、就活の軸を決めること、資格や語学の勉強をガクチカにつなげること、OB・OG訪問の3つです。
どれも、ESや面接で自分の言葉で話せる材料を増やすことにつながります。
7選の準備が進んでいる人は、残りの時間をここで紹介することに使うと、ほかの学生と差をつけられます。
準備がまだの人は、先に7選を進め、余った時間で取り組むようにしましょう。
春休みはまとまった時間がとれる最後の時期なので、自分に合うものを1つ選んで取り組んでみてください。
就活の軸を決める
納得できる企業を選ぶには、自分なりの就活の軸を決めておくことが欠かせません。
就活の軸とは、仕事や企業を選ぶときに自分が大事にしたい条件のことです。
軸がないまま企業を選ぶと、知名度だけで決めてしまい、入社後に仕事の内容や社風が合わないと感じる原因になります。
軸を作るには、まず過去の経験を振り返り、夢中になったことや大事にしたい価値観を書き出します。
次に、書き出した内容の共通点を見つけ、短い言葉にまとめます。
たとえば、若いうちから挑戦できる環境、人と深く関われる仕事など、最初は大まかな言葉で構いません。
軸は1つか2つに絞っておくと、企業を比べるときの基準として使いやすくなります。
自分なりの基準があれば、多くの企業の中から自信を持って志望企業を選べるようになります。
資格や語学の勉強をガクチカにつなげる
資格や語学の勉強は、取り組んだ過程をガクチカとして話せる材料になります。
資格の有無だけで内定が決まることはまれですが、目標を決めて勉強した経験は、ESや面接で自分の強みを伝える材料になります。
資格を選ぶときは、志望する業界や職種で役に立つものを選びましょう。
たとえば、英語を使う仕事を考えている人はTOEIC、不動産業界を考えている人は宅地建物取引士など、仕事と結びつく資格を選ぶと志望動機にもつなげやすくなります。
語学は、読み書きだけでなく、話す・聞く力も伸ばしておくと、仕事で使える力として伝えられます。
ただし、3月以降は就活の予定が増えるため、春休みに始めるなら、2月のうちに区切りがつくものを選びます。
OB・OG訪問をする
春休みは、OB・OG訪問で実際に働いている先輩から話を聞くのに向いている時期です。
採用サイトでは分かりにくい働き方や入社後の印象は、社員から直接聞くことで理解が深まります。
OB・OG訪問の相手は、大学のキャリアセンターや、先輩とつながれるアプリを通じて探せます。
訪問の前に企業研究をすませ、ホームページで分かる質問は避けて、聞きたいことを絞っておきましょう。
聞いた話はその日のうちにメモにまとめておくと、志望動機を作る材料になります。
訪問のあとは、その日のうちにお礼のメールを送っておくと、よい印象を残せます。
3月以降は先輩も採用の仕事で忙しくなることがあるため、2月のうちに依頼しておくと日程を合わせやすくなります。
春休みの就活でよくある質問
大学3年の春休みの就活でよく聞かれる質問と、その答えを紹介します。
迷ったときは、質問の答えを参考に、自分の締切と準備の状況に当てはめて考えてみてください。
どの質問も、答えの基準は、自分が受けたい企業の締切に準備が間に合うかどうかです。
周りの進み具合ではなく、志望企業の日程を見て判断すると、焦らずに次の行動を決められます。
28卒の場合、忙しくなるのは広報活動が始まる2027年3月1日以降です。3月に入ると、エントリー、説明会への参加、ESの提出、Webテストの受検が同じ時期に重なります。2月は本選考の予定が少ないため、ESとWebテストの準備を仕上げ、旅行などの予定も2月に入れておくのがおすすめです。ただし、企業によっては3月より前に選考を始めるため、志望企業の日程は早めに確かめておきましょう。2月のうちに3月の予定を押さえておくと、忙しさに振り回されずに動けます。
春休みの時点で内定がなくても、まずいわけではありません。多くの企業は3月に広報活動を始め、6月以降に選考を始めるため、本選考はこれからです。周りの内定の報告に焦って、志望度の低い企業に次々と応募すると、準備の時間が減ってしまいます。内定の有無より、志望企業の締切に向けてESやWebテストの準備がどこまで進んでいるかを確かめましょう。自分が納得できる企業の締切に準備を間に合わせることを目標にすると、焦らずに動けます。
一番大事なのは、3月のエントリーに向けて、自己PR・ガクチカ・志望動機のESの基本形を仕上げておくことです。3月以降はESの提出が重なり、1社ずつゼロから書く時間がとれなくなるためです。基本形があれば、企業ごとの質問に合わせて直すだけで提出できます。あわせて、Webテストの問題集を毎日少しずつ解き、志望企業の一覧を作っておきましょう。ES、Webテスト、志望企業の一覧の3つがそろえば、3月の解禁に落ち着いて臨めます。
面接でよく聞かれるのは、学生時代に力を入れたこと、自己PR、志望動機、なぜその業界と企業を選んだのか、将来どうなりたいかなどです。どの質問も、ESに書いた内容を深掘りされることが多いため、書いた経験について理由まで話せるようにしておきましょう。答えを作ったら、声に出して練習し、録画して見返すと、話し方の癖に気づけます。春休みのうちにキャリアセンターの模擬面接を受けておくと、3月以降の面接に落ち着いて臨めます。
まとめ|大学3年の春休みは2月に準備と予定を済ませて3月に備える
28卒の大学3年の春休みは、2月は比較的時間があり、3月1日の広報活動の開始から忙しくなります。
2月のうちにESとWebテストの準備を仕上げ、志望企業の一覧と3月の予定を押さえておくことが、春休みを有効に使うポイントです。
3月1日の解禁直後は、エントリー、説明会の予約、締切の管理を、志望度の高い企業から順に進めましょう。
旅行や遊びの予定は2月に入れ、就活の予定を先にカレンダーに入れてから空いている日に立てると、両立しやすくなります。
すでに内定がある人、準備中の人、何もしていない人で優先することは違うため、自分の進み具合に合わせて計画を立てましょう。
周りと比べて焦るより、自分の志望企業の締切に準備を間に合わせることを基準に、春休みを計画的に過ごしてください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート














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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)
柴田貴司
(就活市場監修者)
自己分析や企業研究といった基礎固めをこの時期に完了させておけば、3月以降の忙しい時期でも心に余裕を持って行動できます。適度な休息で心身のバランスを保ちつつ、悔いのない春休みを過ごして、納得のいく内定への第一歩を踏み出しましょう。