【プログラマー志望向け】志望動機の書き方やポイントを徹底解説!

【プログラマー志望向け】志望動機の書き方やポイントを徹底解説!

目次目次を全て表示する

はじめに

近年はパソコンだけでなく自動車や家電、スマホなど、私たちの身近なところにもプログラムが組み込まれた製品がたくさん見られるようになり、プログラマーが活躍できるフィールドも広がっています。

ここでは、プログラマーが普段どのような業務に携わっているのか、そして将来プログラマー志望の方に向けて、履歴書や面接でどのような志望動機が有効なアピールポイントになるのかについて、例文を交えて詳しく紹介していきます。

そして、まだ就活について考え始めたばかりの人にもわかるようにプログラマーの具体的な仕事内容ややりがい、向いている人など深掘りした内容をお届けします。

この記事を読み終わるころにはプログラマーという職業について業務内容や必要な資質について詳しく理解できるようになり、今後の志望動機の書き方が明確になります。

【プログラマーの志望動機のポイント】プログラマーの現状と今後の動向について

プログラマーの志望動機を書くためには業界の現状と今後の動向を知っておくと内容の幅が広がります。

プログラマーの現状

近年、IT業界の市場規模が高くなっているのに比例してプログラマーの需要も高まっています。

しかし、プログラミング業界は人手不足であるという現状があります。

そうした背景を踏まえ、小中高でプログラミング教育の義務化がされることになり、国としても人材の育成に力を入れ始めています。

人手不足であるということはプラスに捉えると業界未経験でも就職や転職がしやすい業界であるということです。

また、数年前まではブラック企業が多いという印象でしたが、最近では給与面や福利厚生の面などの待遇面が改善されてきています。

今後の動向

プログラマー志望の方は聞いたことがあると思いますが、今後、プログラマーの需要はなくなるといわれています。

その理由として挙げられるのがノーコードの出現です。

ノーコードとは名前の通り、コードを書かなくてもシステムが構築できてしまうツールのことです。

ノーコードではエンジニアに言語の知識がなくても簡単に構築できてしまうため、プログラマーの必要性がなくなるのではないかと囁かれているのです。

しかし、ノーコードツールは、一定の用途や範囲内でのアプリケーションの構築には有用なツールですが、プログラマーの役割を完全に置き換えることはできません。

ノーコードツールが提供できる機能やシステムは限られており、より複雑なシステムやアプリケーションの構築や、複雑な問題の解決にはプログラミングの知識や技能が必要です。

また、クライアントとのコミュニケーションや課題解決能力など、プログラマーの役割は単にコードを書くことに留まらず、ビジネスやユーザーのニーズに合わせた解決策を提供することにも関わっています。

そのため、プログラマーの役割はノーコードツールに取って代わられることはなく、確実に今後も需要があります。

【プログラマーの志望動機のポイント】プログラマーの仕事内容

プログラマーはシステムエンジニアが設計した仕様書に則って、JavaScriptやRuby、PHPといったさまざまなプログラム言語を用いてプログラムを完成させることが仕事です。

ただし、プログラミングの最初から最後までを一人のプログラマーが担当することは稀で、ほとんどの場合はいくつかの工程に分かれて複数のプログラマーが協力して一つのプログラミングを完成させます。

では、具体的にどのような仕事をしているのか、詳しい仕事の内容について見ていきましょう。

プログラムのコーディング

プログラマーのメイン業務となるのが「コーディング」と呼ばれる作業です。

コーディングは文字通り「コードを書く」という作業を意味します。

Webサイトを作成するのであれば、HTMLやCSSなどのプログラミング言語を使ってWebデザインの枠組みを作成する作業がコーディングに相当します。

プログラミングについてあまり詳しくない方の中には、「コーディングとプログラミングはどう違うの?」と疑問を感じるかもしれませんが、その場合は一軒の家を作る過程を考えてみると理解しやすくなるかもしれません。

コーディングは家造りでいえば大工さんの役割を果たします。

つまり、建築士が設計した図面に従って骨組みをつくり、家としての基礎を組み上げます。

しかし、快適な生活を送るためには電気やガス、水道などを家の中に引き込まなければなりませんし、キッチンやバスなどの設置が必要になります。

プログラミングという言葉は、この内装工事も含めて家を造る工程の全てを指すのが一般的です。

つまり、コーディングはプログラミング全体の中の一つの工程ということになります。

開発したプログラムのデバッグ

プログラムが一通り完成したら、そのプログラムがシステムエンジニアの示した仕様書通りに動くかどうかをテストしなければなりません。

もしも仕様書通りに動作しなければ、重大なトラブルを引き起こす可能性があり、クライアントからの信頼を失ってしまうからです。

何度もテストを繰り返す中で、コーディング作業中のタイピングミスや仕様書自体の誤りやミスが見つかることがあります。

このようなプログラム上のミスを「バグ」と呼び、このバグを取り除く作業のことを「デバッグ」と呼びます。

デバッグ作業ではデバッグツールを使ったり、エラーログを参照したりすることで、どの部分にバグが潜んでいるのかを特定していきます。

非常に地道な作業で、コーディング作業の何倍もの時間を費やすことも珍しくありませんが、一流のプログラマーとして活躍するためにはデバッグ作業もこなせなければなりません。

チームのマネジメント

プログラマーはフリーランスで活躍する人も多いですが、会社など組織に属していてチームとして作業に当たる場合には、ある程度の地位になるとリーダー的な役割を求められる機会も増えてきます。

それがマネジメント業務です。

マネジメント業務では自分の作業だけでなく、チーム全体にも目を配る必要があります。

プロジェクトの期限までに作業が終了するように進捗状況をチェックして、作業が遅れているプログラマーがいればフォローやサポートに回ることもあります。

また、何かしらの問題が起こったときには、その解決にも当たらなければなりません。

このように、マネジメント業務は非常に手間がかかるため、プログラマーの中にはマネジメント業務をしたくないという人も多く見られます。

しかしながら、将来のキャリアプランを考えると技術職だけでなくマネジメント職も経験しておくことで、システムエンジニアといった、より上流の工程で活躍できるチャンスを広げることにもなります。

【プログラマーの志望動機のポイント】システムエンジニアとの違い

プログラマーと同じようなイメージを持たれるシステムエンジニアですが、プログラマーとの違いはなんでしょうか。

システムエンジニアは、クライアントの要望を汲み取り、仕様書を作る仕事。プラグラマーは仕様書に基づき、その仕様書の通りにシステムが動くようにプログラミングする仕事です。

一般的には、システムエンジニアの行う基本設計は上流工程、プログラマーの行うシステム構築は下流工程と呼ばれています。

ざっくりいうと、その違いは仕事の範囲と言えますが、会社の規模や種類によりその範囲はさまざまで、システムエンジニアがプログラマーの仕事を兼務することも少なくありません。

一概にどこまでがシステムエンジニアの仕事とハッキリ線引きすることはできませんが、プロジェクト全体を見るシステムエンジニアのほうが、仕事の範囲はより広範囲であると言えるでしょう。

【プログラマーの志望動機のポイント】プログラマーのやりがい

志望動機を書く際に理由がまだ明確に決まっていないという方はプログラマーのやりがいを知ることで志望理由を考えやすくなります。

そこでここからはプログラマーのやりがいを三つご紹介します。

最先端の技術に携わることができる

一つ目は最先端の技術に携わることができるという点です。

プログラマーは言語によっては現在話題になっている人工知能の開発をしたり、ロボットの開発をしたりなど、最先端技術に携わることができます。

最先端であるからこそ、新たな知識やスキルを常に取り入れ、更新していく必要がありますが、非常に刺激的でやりがいを感じるでしょう。

社会に貢献できる

二つ目は自分が携わったサービスが実際に社会貢献につながるという点です。

自分が開発に携わったサービスが世に出され、誰かの役に立ったと実感した時には大きなやりがいを感じるでしょう。

また、クライアントの依頼に沿ったサービスを開発し、直接感謝を伝えられる時などもやりがいを感じる瞬間です。

このようにプログラマーは社会に貢献できる仕事でもあるのです。

仲間と協力して開発ができる

三つ目は仲間とコミュニケーションを取りながら、一つのサービスの開発ができるという点です。

企業のプログラマーは基本的にチームで開発することが多いです。

そこで失敗や成功を繰り返し、一つのサービスを開発し終えたときの喜びは大きなやりがいになるでしょう。

【プログラマーの志望動機のポイント】プログラマーに向いている人

ここではプログラマーに向いている人の特徴を3つ紹介していきます。

自身の特徴と比較してマッチしている特徴を志望動機や面接などで活用しましょう。

効率良く動ける人

今日のWebサイト運営に欠くことのできないプログラミング言語であるPerlを開発したラリーウォール氏の格言に「プログラミングの三大美徳は、怠惰・短気・傲慢である。」とあります。

一見すると悪いイメージのある言葉ですが、この言葉の言わんとするところは、「効率良く動く」ことの重要さです。

怠惰で短気である人は、たとえば、繰り返しの作業に対しては、どうにかして効率良く楽に作業ができるように考え、クライアントに都度質問に答える面倒には、先回りしてあらゆる質問を想定しておくということです。

仕事をする時、どうしたら最短距離で答えを導きだせるか、常に考えて動く姿勢がプログラマーには大切だと言えます。

新しいことに興味がある人

ありとあらゆるものにプログラムが組込まれている今日、プログラマーは常に新しいものに目を向ける姿勢が求められます。

言語でいえば、今日までも、さまざまなプログラミング言語が誕生してきましたし、これからも新しい言語をいちはやく習得することが必要です。

Webでいえば、少し前まで主体だったPCがスマホへと媒体が変化していますし、電化製品なども常に新しいものが開発されています。

最先端のものづくりを楽しむ姿勢、あらゆるものにアンテナを張り巡らし、新しいもの好きということもプログラマーに必要な資質でしょう。

スケジュール管理がうまい人

プログラマーの仕事は、期限内に完成を求められる仕事です。

そして、システムに問題が起こった時には即座に問題解決を求められますので、スケジュールの立て直しをしなければならない場面に多く直面します。

漠然とできるだけ早く完成させたいと考えて仕事をしていると、連日残業という事態に陥ってしまいます。

最終的な納期だけで動くのではなく、全体の仕事を作業項目に分け、詳細まで分割したうえで、いつまでに何をする必要があるのかを考えながら仕事をしなければなりません。

長くプログラマーを続けるには、このスケジュール管理能力は大切と言えるでしょう。

【プログラマーの志望動機のポイント】プログラマーでアピールすると良いポイント

プログラマーを目指している人が書類選考や面接でライバルに差をつけるためには、自己PRで自分の良さをアピールすることが重要です。

エピソードを盛り込みながら、プログラマーとして求められる能力やスキルが自分にはあるということを上手に説明しましょう。

コミュニケーション能力を発揮したエピソード

プログラマーというとパソコンの前で一人黙々とプログラムを書いているというのが一般的なイメージで、コミュニケーション能力はあまり必要ではないと考える人も多いかもしれません。

しかし、プログラマーにとってコミュニケーション能力は必要不可欠なものです。

より良いプログラムを作成するためにはシステムエンジニアの設計した仕様書の意図はどこにあるのかについてチーム内で共通認識を持つ必要があります。

また、プログラミングを進めていく上で何らかの問題が発生したときにはチーム全体で相談して解決策を講じなくてはなりません。

若くて未熟なプログラマーがいれば、上手にアドバイスする能力も求められます。

さらに、マネジメントリーダーになれば、直接クライアントとの折衝にあたることもありますから、クライアントのニーズをヒアリングして意見調整を行うためにも高いコミュニケーション能力が求められます。

コミュニケーション能力をアピールする場合は、「野球部のキャプテンとしてメンバー全員の意見に耳を傾けながら新しい練習メニューを組んだところ、これまでで最高の成績を残すことができた」といったように、具体的なエピソードを交えて伝えるのが効果的です。

論理的思考能力を発揮したエピソード

論理的思考という言葉の意味は一見すると分かりにくいですが、簡単にいえば「こうすると、こうなる」というように、因果関係を整理して物事を順序立てて考える思考のことです。

プログラミングではこの論理的思考能力が求められます。

ただし、面接などで自分の論理的思考能力をアピールするのは簡単ではありません。

「私には論理的思考能力があります」と言ってみても、それが本当かどうかは人事担当者には判断ができないからです。

「所属していたゼミはチームワークが良くなく、討論会を行っても活発な意見が飛び交うことがありませんでした。そこで私がリーダーになったことをきっかけにグループラインを活用してメンバーとの情報共有を図ったり、メンバーのやる気を引き出すためにそれぞれ個別の役割を与えるようにしました。その結果、討論会の本番でも意見が活発に飛び交うようになりました」といったエピソードを添えて説明するのが効果的です。

プログラムのスキル

当然のことですが、プログラマーとして活躍するためにはプログラムのスキルが必要です。

一概にプログラム言語といっても、Web開発で使われることの多いJavaScriptやOS用の開発言語であるSwift、最近流行の人工知能プログラムで強みのあるPythonなど多種多様な言語が存在しています。

自分がどの言語を習得しているのか、またどの言語を勉強しているのかをしっかりと伝えるようにしましょう。

習得済みのプログラミング言語については資格を取っておくのがおすすめです。

資格の有無が能力を左右することはありませんが、資格を持っていることで特定のプログラム言語に関する一定の知識・スキルを持っていることを客観的にアピールできるからです。

大学生でも取れるプログラム資格

採用する企業側も、新卒で採用された方に対して、必ずしも即戦力になることを期待しているわけではありません。

それでも、資格を取得しているという誰にでもわかる形で、自分のプログラミングスキルを証明することは大きなアピールポイントとなります。

一口に資格と言っても実務経験が前提になっているものもたしかにありますが、なかには初学者でも挑戦可能な資格があります。

ここではそんな実務経験のない大学生でも取得できる、プログラミング資格をご紹介していきましょう。

情報技術者試験

この試験は、ネットワークや情報セキュリティの知識を中心にした、国家が定めるITエンジニアにとっての基礎的な範囲を習得しているかどうかをはかるものです。

IT系の仕事を志望する学生が挑戦するのに最適であり、受験を通してほかのさまざまな資格やキャリア形成にも活きる、基盤となる知識を獲得できます。

また、プログラミングだけではなくシステム設計などについても扱うため、プログラミングに限定して学習してきた就活生より広い視野があることを証明できるのも、資格取得のメリットです。

基礎的な範囲が問われる試験とはいえ試験の難易度は高く、令和元年の合格率は25.7%と低めとなっており、しっかりとした学習が必要となります。

取得していることが十分アピールになる資格と言えるでしょう。

Python3エンジニア認定基礎試験

Pythonは深層学習や機械学習といった、AI技術と相性の良いプログラミング言語です。

これから中心となる需要を押さえた言語として、今もっともエンジニアが学たいと考えている言語でもあるのです。

Python3エンジニア認定基礎試験の合格率は7割~8割程度と比較的高めとなっています。

しかし、公式テキストの内容はプログラミング初学者にとっては少し難解な内容となっているため、補助の教材を使っての学習をPythonエンジニア育成推進協会によって推奨されています。

それなりに勉強は必要となりますが、準備をすればそこまで難易度の高い試験ではないと言えるでしょう。

習熟後、実際に活用する機会の多い知識を獲得できる点においてもおすすめの資格です。

PHP技術者認定試験

Webアプリケーション・ECサービス・ゲームやブログなど多くの分野で使用されているPHPは、2021年には世界中のウェブサイトにおけるシステムの7割以上のシェアを占めるといわれる、汎用言語です。

そのため、採用を行っている企業もこの言語を使って開発しているケースが多々あります。

そういった企業への採用を目指す際に、実務実績のない学生が入社後に必須になる技術を持っていることが証明できれば、大きなメリットとなります。

また、初級試験は学生やWebデザイナー、新人プログラマーを対象としたものです。

PHP技術者認定機構によって合格率を独学者でも75%程度、認定スクール受講生の85%程度になるよう目標設定されいる、比較的合格しやすい資格となっています。

Javaプログラミング能力認定試験3級

IT系の企業においてもっとも求人の多い言語がJavaになります。

非常に需要が高い言語であるJavaの基礎事項やオブジェクト指向について、知識が一定以上あることを証明できるのです。

多く大学生が実務未経験の中で就活をすることになりますが、この資格を取得することができれば、エンジニアを目指して就職活動をする際に、非常に強い武器となります。

そしてJavaプログラミング能力認定試験3級も、比較的取得が容易な資格です。

初学者でも50時間~100時間程度の勉強で合格できるといわれています。

合格率も65%となっているので、初学者でも十分合格する可能性のある試験内容であるため、大学生が挑戦するのにも適した資格となっております。

【プログラマーの志望動機のポイント】学生のうちにやっておいたほうがいい事

アピールするといいポイントはよくわかったと思いますが、実際にプログラマーを志望している学生の方の多くは、大学生のうちからやっておいた方がいい事が分からないと思います。

確かに、大学生はバイトや部活などやらなければいけないことはたくさんあります。

ですが、将来プログラマーになってから困らないように学生のうちからやっておいた方がいい事を3点紹介します。

メジャープログラミング言語の学習

現在存在しているプログラミング言語は数多くあり、数百種類から数千種類の言語が存在しているとされています。

ただし、よく使われている言語はとても限られていて、具体的には、JavaScript、Python、Java、C++、C#、PHPなどが広く利用されています。

ですが、実際にプログラマーになるにはまずどの言語から学習を始めたらいいのでしょうか。

以下でプログラミング未経験者におすすめの言語を二つ紹介いたします。

Python

Pythonに対する注目度は近年とても高まっています。

2023年の人気プログラミングランキングでも上位にランクインしていて、コードがシンプルなので初心者にもおすすめのプログラミング言語です。

大学の一般教養科目としてもPythonの授業をする大学も増えているので、学生時代に勉強しておくべきプログラミング言語だといえます。

ですが、実際にどう勉強していいのかわからない方もいると思います。

Pythonは注目度がとても高いプログラミング言語なので、書店に行けば教科書がたくさん並んでいますし、Youtubeやブログ記事でもたくさん紹介されています。

とっかかりのハードルが高いなと感じる方は、自分に合ったプログラミング言語の学習方法を探してみましょう。

Java script

Java scriptも人気プログラミング言語ランキングで上位にランクインしている、とてもメジャーなプログラミング言語です。

C言語、R言語、Pythonなど数多くあるプログラミング言語の中でも比較的学習しやすい言語の一つであり、プログラミング初心者でも独学で学ぶことができます。

Java scriptはWeb開発に必須の言語で、Javaを学ぶことで、Webサイトやアプリの動きを制御することができます。

Java scriptはオブジェクト指向プログラミングを採用しているので、一度学習すれば他のオブジェクト指向プログラミング言語の学習にも役立ちます。

また、Python同様、Java scriptの学習には豊富な学習資料や動画などの教材がそろっているので、独学でも十分に学んでいくことができると思います。

さらに、企業からの求人件数も多く、Web業界での仕事を目指すなら必須の言語なので、プログラマー志望の学生の方は必ず勉強しておきましょう。

ゲームをやる

ゲームをやると聞いて「えっ」と思った方もいると思いますが、ゲームをやることでプログラマーにとって必須となるスキルを身に着けることができます。

例えば、ゲームをやることでプログラミングに必要な論理的思考力や問題解決力、想像力、チームプレイなどを養うことができます。

また、ゲームを作るためのプログラミングスキルを身につけたい場合は、ゲームエンジンを使ってゲームを作ることをおすすめします。

UnityやScratchなどのゲームエンジンを使えば、比較的簡単に無料でゲームを作ることができます。

ゲームエンジンを使ったゲーム開発は、他の開発者のプログラミングコードを実際に見ながらお手本にしてゲームを作ることができるため、プログラミング初心者にもおすすめです。

仲間と協力して何かを成し遂げる経験をする

プログラマーになるためにはプログラミング技術力だけでなく、コミュニケーション能力も同様に必要で、とても重要な要素です。

それではコミュニケーション能力を鍛えるためにはどんなことをすればいいのでしょうか。

コミュニケーション能力を鍛えるために一番必要なことは人と話して何かを成し遂げることです。

学生の方なら例えば部活動や、サークル活動、ボランティアなどをすることができると思います。

なかなか一歩踏み出せないという方もいると思いますが、人との関わり合いの経験を自ら自発的に作りに行くことで、プログラマーとしての一歩を踏み出すことができます。

image2

【プログラマーの志望動機のポイント】プログラマーの志望動機の書き方

就職や転職において志望動機の書き方は合否を左右するとても重要な項目です。

「なぜこの企業でなければならないのか」という企業に対する熱い思いと、「私は会社に入社したらこんなことができる」といった自分の強みを十分にアピールしましょう。

また、書き方一つによっても、企業に対して与えるインパクトに違いが生じます。

ライバルに差をつけるためにも、正しい書き方をマスターしましょう。

結論から話す

履歴書やエントリーシートに志望動機を記入するときは、必ず結論を冒頭に持ってくるように意識しましょう。

人事担当者は毎日のように数多くの書類に目を通しているのであいまいな書き出しで始まる平凡な内容ではインパクトがありませんし、もしかしたら最後まで読んでもらえないかもしれません。

しかし、冒頭に結論があると読む人の心を掴むことができますし、先入観を持って読んでもらうことができます。

少しでも良いイメージを持ってもらうためには、まず結論を持ってくることで強いインパクトを与えることが重要です。

また、結論から先に述べることは論理的思考能力があることの裏付けにもなります。

先ほども説明したように、プログラマーとして活躍するためには論理的思考能力が必要だからです。

いくら「私には論理的思考能力があります」といっても、志望動機が漫然と長く書かれていて結論がよく分からないのでは説得力がありません。

志望動機を読む人により良い印象を与えるにはどうしたら良いかをよく考え、その結果として結論を最初に書いている人は、人事担当者からすると「論理的思考能力がある」という判断になります。

志望する理由を具体的なエピソードを交えて話す

志望動機では最初に結論を述べたら、次にその根拠を説明するようにしましょう。

このとき、新卒の就職活動であれば学生時代のエピソードを、転職であれば前の職場でのエピソードを交えて具体的に説明するようにすると効果的です。

エピソードを添えることでほかの人にはない、あなたのオリジナルの内容となるので人事担当者の興味を引くことができます。

もう一つ、志望動機を書くときには「なぜほかの会社ではダメで、この会社でなければならないのか」についても必ず伝えるようにしましょう。

企業が志望動機を尋ねる理由は、「自社を選んだ理由」を知りたいからです。

事前に業界研究や企業研究を行って志望する会社の特徴を十分に理解した上で、担当者を納得させることのできる志望理由を書くと評価が高くなります。

入社後、その会社に何が貢献できるのかを伝える

履歴書やエントリーシートの志望動機欄には「なぜこの会社を選んだのか」だけでなく、「この会社に入社したらどのような貢献ができるのか」についても記入するようにしましょう。

一見すると志望動機欄に貢献という言葉を使うのは変な感じもしますが、将来の目標を記入することでより良い印象を与えることができます。

将来の目標を記入する理由の一つは、会社研究をしっかり行っていて会社の方向性や業務の内容についての理解度が深いことをアピールできるからです。

自分が入社した後、どのような貢献ができるか詳しく説明できることは、企業がどの方向に向かって、どのような業務に力を入れているかを詳しく知っていることの裏付けになります。

「この会社でなければ叶えられない夢がある」と訴えることは人事担当者の心を掴むことでしょう。

貢献という言葉を使うことで、将来の姿について具体的にイメージできるのも重要なポイントです。

企業が人材を採用するとき、どんな活躍をしてくれるのかをはっきりとイメージできる人かどうかはとても大切です。

漠然とした夢を語るのではなく、現実を踏まえて具体的な貢献の内容を説明することで「将来活躍してくれそうだ」と思ってもらえるでしょう。

【プログラマーの志望動機のポイント】プログラマーの志望動機の例文

ここではプログラマーの志望動機の例文を4つ紹介します。

【理系経験者の場合】

あなたが理系経験者だった場合は、学生時代などに実際に行った活動をもとにして、志望動機を作成してください

それによってわかりやすく開発への関心の高さやモチベーション、技術力など、実体験を具体的に例示することで、採用後に即戦力として働けることを印象付けられます。

また、その経験が志望している企業の事業に関してどう役立つか、入社後にどう活かしていけるかを具体的に示せると、より良い印象を与えられるでしょう。

アプリ開発経験

私は大学時代に「絶対音感エクササイズ」という幼児期〜小学校低学年における、既存の音楽教室や楽器による習得へ依存しない、音感育成を実現するためのアプリの開発を行いました。

この開発を通じて、スマートフォンアプリに対応したプログラミングの技術を高められ、情操教育に関する見識を深めることもできました。

貴社は主に教育や生涯学習の分野でのアプリ開発を積極的に行われています。

親の収入の違いによる教育格差や、老後の長期化によって生じた余暇消費において、その役割は今後より大きくなっていくものと感じております。

私も貴社の一員として、幼少期における情操教育及び能力開発の支援や、生涯学習を通じた生活の充実に貢献できるアプリの開発を行っていきたいと思い、貴社を志望いたしました。

資格所持

私は御社が離職中の人や非正規雇用者を対象とした就職支援サービスを開発していることを知って入社を志望しました。

一度社会からドロップアウトした人がなかなか立ち直ることができずに引きこもってしまうといったことが社会問題となっていますが、そのような人たちをこのサービスによって救うことができると考えたからです。

私は中学生の頃からプログラミングに興味があり、資格も所有していますので、開発業務に貢献できると思い志望しました。

【文系未経験者の場合】

あなたが文系未経験者の場合も、これまでの自身の体験をベースに志望動機を作成していきましょう。

自身の体験とその会社の理念、商品やサービスを結びつけていくことが大切です。

あくまでも書くべきなのは動機であるため、自身の能力のアピールや、自身の活動を詳細に説明するような文章にならないよう注意しましょう。

またプログラミングは未経験でも、他分野での経験や能力をどうやってその企業での仕事に活かしていくのかという点を意識して書くと、より良い志望動機になります。

システム開発

私は御社がプログラミングを担当した介護システムに感銘を受けて入社を志望しました。

私の母は介護施設で働いていますが、介護プログラムのおかげで仕事の負担が軽減され、残業時間も大幅に少なくなり大変喜んでいます。

私もこのようなシステム開発に携わることで介護職に関わる人たちの役に立ちたいと思っています。

ゲーム開発

私は御社のスマホゲームアプリの素晴らしさに惹かれて入社を希望しました。

スマホゲームはいくつもありますが、他社の製品と違って御社の製品は操作性に優れていてストレスなく遊ぶことができます。

私も他社では実現できないような独自の機能を盛り込んだ魅力的なゲームを作ってみたいです。

【プログラマーの志望動機のポイント】プログラマーの志望動機で取り入れるべきポイント

プログラマーの志望動機には取り入れるべきポイントが存在します。

このポイントを意識しているかいないかで人事担当者からの評価はかなり変わるでしょう。

そこでプログラマーの志望動機で取り入れるべきポイントを二つご紹介します。

なぜプログラマーになりたいのか

一つ目のポイントはなぜプログラマーになりたいのかを述べるということです。

人事担当者は志望動機を聞いて学生にプログラマーになりたいという熱意があるかどうかを知ろうとしています。

そこでなぜプログラマーになりたいのかを具体的なエピソードなどを踏まえて伝えることが大切になります。

自分がプログラマーを目指す理由を今一度考え直してみましょう。

なぜその企業なのか

二つ目のポイントはなぜその企業を選んだのかを述べるということです。

人事担当者は志望動機を聞いて、なぜ自社を選んだのかを重視しています。

そこで1番やってはいけないのがどこの企業にも当てはまるような理由を述べてしまうということです。

例えば「御社の開発するサービスが多くの人の役に立っているからです」のように志望する企業の特徴をうまく捉えられていないと印象は悪くなってしまいます。

必ず企業調べを念入りにし、その企業ではなくてはいけない理由を述べられるようにしておきましょう。

【プログラマーの志望動機のポイント】志望動機を書く時の注意点

志望動機は、具体的に自分の熱意が伝わるように書けたでしょうか。

自分で志望動機を読んでみて、面接官から「どんな風に?」「たとえば?」などと質問な箇所がないかチェックしてみましょう。

面接官から質問されそうな、「魅力を感じた」や「興味がある」などの内容は、あらかじめどんな風に感じたのかを具体的に書いておくと良いです。

また、プログラマーの志望動機だけでなく、その会社の志望動機を書かなければならないのはもちろんなのですが、どこの会社にも当てはまるようなことは書かないように注意するあまり、志望動機に事業説明を延々と書いてしまわないよう注意しましょう。

まとめ

プログラマーの仕事内容にはコーディング、デバッグ、マネジメントがあります。

プログラマーとして活躍するためにはプログラミングに関するスキルだけでなく、コミュニケーション能力や論理的な思考も求められます。

AIの普及も現実的になり、プログラマーの活躍できるフィールドはさらに広がっていくでしょう。

プログラマーを目指すなら志望動機の書き方には注意しましょう。

最初に結論を述べてから、続いて具体的なエピソードを添えて根拠を述べると効果的です。

できれば将来どのような貢献ができるのかについても言及してください。

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

広告掲載をご検討の企業さまへ