はじめに
まだ履歴書を書いたことがない就活生の皆さん、履歴書の用紙は用意できましたか?
大学の履歴書が家になく、市販の履歴書で書こうとしているけれど本当にいいのかな?と不安になっている方も多いのではないでしょうか。
履歴書は大学指定のものを利用することが当たり前だと聞くと、焦るかもしれません。
そんな方に向けて「大学指定の履歴書でないとダメなのか?」を徹底解説していきます。
まずは履歴書を書き始める前に、読んでください。
【大学指定の履歴書がない】大学指定の履歴書でないとダメなのか
ズバリ、大学指定の履歴書でなくても大丈夫です!
履歴書で重要なのは書いてある内容、フォーマットは合否に影響を与えません。
逆に、大学指定だから100%大丈夫!というわけではないので注意です。
現在帰省しており気軽に買いに行けない、学校に行く機会が少なく履歴書の為だけに通学するのも交通費が掛かる…などの理由で、大学指定の履歴書を手に入れられない方もいるのではないでしょうか。その場合は、自分の用意した履歴書で書き、自信をもって提出してください。
大学指定の履歴書と市販の履歴書では印象は変わるのか
では、採用担当者目線で、大学指定の履歴書と市販の履歴書では印象は変わるのかというと、あまり変わらないのが事実です。
強いて言えば、大学指定の履歴書は「どこの大学かすぐ分かるため便利」という程度の印象というのが採用担当者の本音です。
大学指定の履歴書でないからといって心配したり、焦ったりする必要はありません。
履歴書のフォーマットによって、決して印象が悪くなるわけではないので安心してください。
【大学指定の履歴書がない】大学指定の履歴書を手に入れる方法
今手元に履歴書がない方は、今からでも手に入れられる方法があります。
大学指定の履歴書は主に大学生協などで購入することができます。
基本的には常時販売されており、行けばいつでも手に入ることが多いとのことです。
大学によっては、キャリアセンターで手に入れられる場合もあります。
そこまで高くなく、気軽に買うことができるため、一度生協を訪れてみることをオススメします。
通信販売を行っている大学も
大学によっては、通信販売で購入することができることもあります。
新型コロナウイルスなどの社会情勢を考慮し、大学指定の履歴書を通信販売している大学もあるとのことです。
ただし到着までに時間がかかる可能性があるため、余裕をもって購入する必要があります。
また、送料等が掛かる場合があるため、慎重に検討する方がいいでしょう。
大学によって対応は異なるため、自身の大学がどのような方法で履歴書を販売しているのか、一度調べてみてください。
就職活動のピークになると 在庫が少なくなってしまう可能性もあります。
必要な時に在庫切れになって焦る必要がないように、事前に準備しておくことをオススメします。
【大学指定の履歴書がない】大学指定の履歴書を使うメリット
今大学指定の履歴書を持っていない方も、可能であれば購入することをお勧めします。
なぜなら大学指定の履歴書には、市販の履歴書にはないメリットが複数あるからです。
そのメリットを解説します。
種類に迷わずに済む
履歴書を購入する際に種類に迷わずに済むことは、時間の節約になります。
履歴書は、アルバイト用、転職者用など様々な種類があります。
一方で、大学指定の履歴書は新卒用なのでフォーマットに迷うことなく提出できます。
また、封筒も一緒にセットになっていることが多いので、封筒の大きさに迷うこともありません。
就職活動は多忙な大学生活の合間を縫っておこなう人が多いと思います。
少しでも迷う時間を減らすことで、効率的に就職活動を進めていきましょう。
どこの大学かすぐにわかる
大学指定の履歴書には、大学名が書かれています。
そのため、採用担当者にどこの大学かをすぐに知らせることができます。
企業側は、一日に何枚も履歴書を見ることになります。
ほとんどが同じようなフォーマットをしている中で大学名があると、一目で判別することができます。
大学名で判断するわけではなくても、所在地を理解することにも繋がります。
採用担当者にとって便利であるという点で、大学指定の履歴書には他にはないメリットがあるといえます。
フォーマットがシンプル
大学指定の履歴書は、シンプルなフォーマットなことが多いです。
新卒の就活生が書くのに迷う、扶養家族欄や本人希望欄などがついていません。
そのため、書く際に迷うことがなく、必要なことだけを伝えることができます。
もちろんシンプルなフォーマットであることは採用担当者にとってもメリットがあります。
読む部分が限られており、必要な内容だけを見て判別することができます。
シンプルであることでスマートな履歴書を提出することができ、好印象に繋がると考えられます。
【大学指定の履歴書がない】大学指定の履歴書を使う際の注意点
今大学指定の履歴書を持っていない方も、メリットを知ることで買ってみようと思っているのではないでしょうか。 しかし購入し、使用する際には注意点があるので解説します。
売り切れるまえに買っておこう
履歴書を確実に入手するために売り切れる前に買っておくようにしましょう。
大学生協はいつ売切れてしまうかわかりません。
締切ギリギリになって焦ることがないように、事前の行動を心がけましょう。
コピーして使うのはNG
大学の履歴書をコピーするのはやめましょう。
色々な会社に履歴書を出すため、節約のために同じものをコピーしようとしていませんか?
色合いや紙の質などでコピーしたことがバレ、印象が悪くなります。
中身をしっかりと書いていても、熱意が少ないと思われたり、失礼だと感じられたりする可能性があります。
もちろん、大学指定のものに限らず、市販の履歴書をコピーするのもNGです。
手間ではあっても、1枚1枚丁寧に書くようにしましょう。
【大学指定の履歴書がない】履歴書は市販のものでもOK
ここまでは大学指定の履歴書をオススメしてきましたが、履歴書はもちろん、市販でOKです。
市販のものは、コンビニや文房具屋、インターネットなどでも購入することができます。
ここからは、市販の履歴書の選び方を詳しく解説します。
一般用
履歴書を探すと、一般用をよく目にするのではないでしょうか。
一般用には、志望動機欄や自己PR欄があり、就活生がアピールできるフォーマットになっています。
企業は新卒に対して、スキルよりも内面を重視する傾向にあります。
そのため、内面をアピールできるフォーマットである点がおすすめです。
大学指定の履歴書を使用しない場合は、一般用を使用することが無難であるといえます。
JIS規格
もちろん、JIS規格の履歴書を利用してもOKです。
ただし、経歴やスキルをアピールする欄が広く設定されている特徴があります。
新卒はまだアピールできる経歴等は少ないと考えられます。
そのため、就活生がアピールしにくい要素があるため注意が必要です。
一方で、大学生活において、他者と差をつけたい経験を持っている場合は、しっかりとアピールすることができるため、積極的に活用することをオススメします。
インターネット上のフォーマットを使う方法も
インターネット上では、無料で履歴書のフォーマットを手に入れることができます。
特にナビサイトや就活情報サイトなどでは、無料で配信していることがあります。
そのフォーマットをダウンロードし、印刷して使うことも可能です。
ただし、サイズ感が想像と異なる場合がある為、よく注意して使いましょう。
印刷の注意点や、ダウンロードできるフォーマットの紹介は、こちらで解説しています。
合わせて確認することをオススメします。
【大学指定の履歴書がない】市販の履歴書を利用する際の注意点
市販の履歴書は大学の履歴書に比べ、手軽に購入することができ、種類も豊富です。
その分、注意するべき事もあります。
ここからは、市販の履歴書を利用する際の注意点を解説します。
履歴書の種類を間違えてしまう可能性
市販の履歴書を買う際は、種類に注意しましょう。
間違えてアルバイト用の履歴書を購入してしまった!とならないよう、しっかりと確認するようにしましょう。一見すると、履歴書は見分けがつかないかもしれません。
しかし、市販のものであれば「〇〇用」とパッケージに掲載されていることが多いです。
事前に確認し、無駄な出費をしてしまわないように気を付けましょう。
記入に迷う項目がある場合がある
市販のものであれば、記入に迷う項目がある可能性が高いです。
例えば、扶養家族欄や本人希望欄など、どう記入していいのか迷いますよね。
その度に、記入の仕方を調べて書かなければいけないという手間が生まれてしまいます。
新卒の選考には直接関係のない項目に時間を掛けることになるのは、効率性に欠けています。
大量に履歴書を用意しなければいけない就職活動においては、記入する項目を予め確認しておき、効率的に書くことができるようにしましょう。
空白が多くなってしまう場合がある
市販のものであれば、書く内容が足りず、空白が多くなる可能性があります。
例えば、職歴の欄が広く設定されているフォーマットの場合、新卒の段階で書けるものはありません。
すると、空欄が多くなってしまい、全体的にスカスカな印象を与えてしまいます。
より充実し、しっかり書き込んでいる印象を与えたい場合は、新卒向けのフォーマットを選ぶのがおすすめです。
市販のものを購入する際には、全ての欄をしっかりと埋めることができるか確認して購入しましょう。
【大学指定の履歴書がない】Web上で履歴書を作成するのもアリ
先ほど、ナビサイトなどでは無料のフォーマットをダウンロードできると紹介しましたが、そのフォーマットなどを使い、パソコンなどのweb上でなどExcelやword上で履歴書の内容を埋め込み、印刷することで履歴書を作成することができます。
Web履歴書は、間違えても書き直す必要がなく、ボールペンで清書した後にインクが伸びてしまう心配がないなどのメリットがあります。
【大学指定の履歴書がない】Web履歴書を使う際の注意点
Web履歴書は手軽にパソコンで作成することができます。
そのため、自分の字に自信がなくても問題ないという点では、かなりメリットが大きいといえます。
しかし、利用する際には注意点がありますので、解説します。
履歴書を手書きで指定されている場合はNG
履歴書を手書きで書いてと指定されている場合は、Web上で作成するのはNGです。
Wen履歴書が多く広まっている現在ですが、まだまだ手書きを指定している企業は多いです。
手書きの場合は、丁寧に間違えないように書かなければいけないため、比較的時間がかかる傾向にあります。
そのため、事前に提出先が手書きを指定していないか確認しておきましょう。
歴史のある企業への提出は避けたほうが無難
歴史のある企業では手書きで書くことが好まれる傾向にあります。
そのような企業では、手書きの方が熱意や真剣さが見られると受け取る傾向にあるためです。
企業の社風に合わせて、Web上ではなく手書きで作成するかどうか判断しましょう。
そのため、書類選考の段階では、何枚手書きで提出するのかを事前に確認しておき、早めに履歴書を購入しておくことをオススメします。
少しでも好印象を与えるために、企業にあった履歴書選びを行いましょう。
変換ミスに注意
Web上で履歴書を作成する場合は変換ミスに注意しましょう。
検閲ツールは便利ですが、使っても検出されないこともあります。
念のため、書き終えた後は、自分の目で確認するようにしましょう。
履歴書内で誤字があるとその分、熱意が低いと思われてしまいます。
特に同音異義語を間違えていないか、言い回しで違和感がないか、など基本的な言語能力がしっかりとあることをアピールするためにも、丁寧に見直しましょう。
まとめ
大学指定の履歴書がなくても大丈夫であるということが分かりましたでしょうか?
大学指定の履歴書にはメリットが沢山あり、新卒の就活生は利用することをオススメしています。
今手元に大学指定の履歴書がなくても、可能であれば購入してみてはいかがでしょうか。
また、市販の履歴書を使用する際には、この記事の内容を参考にして選ぶようにしてください。
履歴書は就職活動の第一歩です。
まずは自分に合ったものを選ぶところから始めましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート