【例文あり】企業に響く接客業の志望動機の書き方!接客業志望がすべきアピールポイントも紹介!

【例文あり】企業に響く接客業の志望動機の書き方!接客業志望がすべきアピールポイントも紹介!
柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

「接客業の志望動機ってどう書いたらいいの?」
「志望動機の構成が分からないから知りたい!」
接客業を目指していても、その志望動機をどのように書けばいいか悩んでいる人も多いのではないでしょうか

この記事では、接客業の志望動機の書き方のコツを紹介していきます。また、実際の例文やNG例についてもご紹介します。実際の構成についても解説しているため、それをもとに志望動機が書けるようになるでしょう。

本記事を読むことで、説得力のある接客業の志望動機を書けるようになり、書類審査を通過し面接へ進める可能性を高めることができるでしょう。

接客業への就職や転職を考えているというは、ぜひ本記事参考にして志望動機を書いてみてください。

この記事を読んでわかること
  • 企業が志望動機で見ているポイント
  • 接客業で求められる素質・適正
  • 魅力的な接客業の志望動機の書き方
  • 志望動機が書けないときの対処法
こんな人におすすめ  
  • 接客業の志望動機が上手く書けない人
  • 自分が接客業に向いているか不安な人

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【接客業の志望動機で悩んでる人必見】企業は志望動機から何を見ているのか

ここからは、志望動機から企業が何を見ているのかを3つご紹介します。

これらを意識して志望動機を書くことで、企業に評価される志望動機が書けるようになるでしょう。

企業が志望動機から見ているポイント3選  
  • 将来性があるかを見ている
  • 接客の仕事に向いているかを見ている
  • 具体的な業務への適性があるかを見ている

将来性があるかを見ている

企業は、現時点でのスペックだけではなく、長期的な視点で将来性があるかをチェックしています。

現時点で経験やスキルがあるかどうかも重要ですが、将来的な伸びしろがあるかどうかは、企業が着目しているポイントです。志望動機を通して、いかに将来性を感じられるかがチェックされていると考えていいでしょう。

接客の仕事に向いているかを見ている

接客の仕事は向き不向きが分かれるため、企業は志願者の性格や資質が接客業に向いているかどうかを確認しています。

志望動機やその中で述べられた経験やスキルを通して、人と接することが好きであるか、向いているかどうかを見ているのでしょう。

具体的な業務への適性があるかを見ている

具体的に行う業務について適性があるかどうかもチェックされます。

接客業といっても、実際に行う業務は会社によって異なります。

志望動機が実際の業務とマッチしているかどうかは、企業が確認するポイントの一つでしょう。

【接客業の志望動機】求められる素質や適性

接客業の仕事で求められる素質や適性が知りたいという人もいるでしょう。

人と関わる仕事である接客業は、向き不向きが分かれる仕事であると言えます。ここでは、接客の仕事において求められる素質や適性を詳しく紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。

接客業で求められる素質 
  • 人当たりの良い雰囲気
  • 臨機応変な対応力
  • 人と接するのが好き
  • ルーティン作業に対する前向きな姿勢

人当たりのいい雰囲気

接客業の特徴として基本的にお客様と関わることが仕事の大部分になるという点が挙げられます。そのため、コミュニケーション能力があるとアピールする就活生が多くいるものの、企業からすればそれは当たり前の能力です。

企業が就活生に対して本当に求めているのは、話しかけたくなるような人当たりのいい雰囲気があるかどうかです。一見怖そうだけど話したらいい人だったというよりも、最初から話したくなるような魅力的な人の方がいいに決まっています。

そのため、ただのコミュニケーション能力をアピールするだけでなく人当たりの良さまでアピールできるといいでしょう。

臨機応変な対応力

接客業でアルバイトをしたことがある方なら分かると思いますが、仕事をしていればマニュアルにないような対応をする必要がある場合があります。

例えばお客様からクレームをもらった際などにはそのお客様にとってできる可能な限りの対応とお店としてどこまでできるのかといったことを天秤にかけて判断する必要があります。

そうした臨機応変な対応力を持っていなければ咄嗟の時に判断を間違えてしまい大きな損害につながってしまうかもしれません。逆にお客様に対して臨機応変に対応することによって顧客満足度を向上させて利益を増やすことができるかもしれません。

そのため臨機応変な対応力は非常に大切なのです。

人と接するのが好き

何よりも、人と接するのが好きということは、接客の仕事で求められる基本の素質であるといえます。

不特定多数の人と接することは、得意不得意が分かれます。人と話したり、人の顔を覚えたりすることが得意である人は、接客業に向いていると言えるでしょう。

ルーティン作業に対する前向きな姿勢

単調な繰り返しであるルーティン作業であっても、前向きに取り組めるということは、接客業において必要とされる姿勢です。

接客業は、ルーティン作業の要素も多い業種です。毎日同じ業務を繰り返す場合でも、それを嫌がらず、より良く作業するためにはどうすればいいか前向きに考えられるような姿勢が、企業から求められていると言えるでしょう。

【接客業の志望動機】接客業志望におすすめのアピールすべき過去経験

接客業の志望動機では、意気込みだけではなくスキルや経験をアピールするといいでしょう。特に、以下のようなスキルや経験を持っている場合は、アピールにつながりやすくなります。ご興味がある方は、参考にしてください。

人事に好かれる経験
  • アルバイトなどの接客経験
  • 英語のスキル
  • コミュニケーション能力の高さが伝わるエピソード

アルバイトなどの接客経験

アルバイトなどで既に接客経験がある場合は、積極的にアピールするといいでしょう。

具体的なエピソードを交え、これまでの接客経験やそこで得たものについて説明することで、接客業の素質があるという印象を持ってもらいやすくなります。

英語のスキル

英語力も、アピールできるスキルの一つでしょう。

仕事においては、日本語が話せない方を相手に接客をする必要がある場面も出てきます。英語のスキルがあることは、接客業において貴重な武器となるため、積極的にアピールしましょう。

コミュケーション能力の高さが伝わるエピソード

接客業で必須のコミュニケーション能力については、具体的なエピソードを交えてアピールするといいでしょう。

コミュニケーション能力は、客観的に証明することが難しい能力です。

そのため、実際のエピソードを交えることで、説明に説得力を持たせるようにしましょう。

【接客業の志望動機】志望動機を作成する際のポイント

接客業の志望動機を書く際のコツを6つご紹介します。思いつくままに志望動機を書くのではなく、これらのコツを意識することで、企業に魅力的な人材と思わせるような志望動機を書けるようになるでしょう。

志望動機制作のポイント  
  • 接客業を志望する理由を明確にする
  • なぜその企業でなければならないのかを明確にする
  • 商品やサービスへの理解
  • あなたが接客業に向いているポイントを示す
  • 接客業を志望する理由を明確にする
  • 仕事に活かせる自分のスキルをアピールする

1:接客業を志望する理由を明確にする

接客業の志望動機を作成する場合、まずは「なぜ接客業を志望するのか」を明確にする必要があります。世の中には様々な仕事が存在してます。その中でなぜ「接客業」なのか、それを明確に示すことによって、面接官の共感が得られやすくなるからです。

逆に言えば「なぜ接客業なのか」が明確になっていないと「別に他の業界でも良くない?」と思われてしまい、本気度合に疑いの目を向けられてしまいます。

「お客様と直接的に関わることによって、お客様に感動を与えたい」であったり「反応がダイレクトに見られる仕事がしたい」といったことが接客業の志望理由として挙げられます。皆様もぜひ自分なりの「接客業を志望する理由」について考えてみてください。

なお上記と似たようなものとして「お客様に感謝される仕事がしたい」がありますが、これだけだと接客業の志望理由としてはちょっと弱いかもしれません。製造業であれ、コンサルティング会社であれ、物流業界であれ、お客様に感謝される瞬間はあるからです。

「直接的にお客様と関わり」や「反応をダイレクトに」といった言葉を入れることにより「接客業らしさ」が生まれます。

皆様ならではの接客業を志望する理由を考えたら、「それは本当に接客業特有なのか」「他業種ではありえないことか」という視点からチェックしてみてください。

2:なぜ応募企業でなければならないのかを明確にする

接客業を志望する理由を見つけ出したら、次は「なぜこの会社なのか」を明確にしておきましょう。それがないと「接客業ができればどこでもいい」という印象になってしまいます。

「なぜこの会社なのか」を明確にするためにはその会社ならではの特色を見つけ出す必要があります。

「食品ロスを極力減らそうという企業理念に惹かれた」であったり「地域密着にこだわりを持っている点に惹かれた」などです。付け焼刃的にならないためにはしっかりとした企業研究が求められます。

会社ならではの特色を見つけられない場合には、シンプルにその会社の製品が好きというアピールも有効です。「御社の製品をずっと愛用しており、それを提供する側になりたいと思った。」などです。

志望理由はラブレターのようなものです。「とにかく御社が大好きで入りたいんです!」という熱い想いを伝えられなくては内定は得られません。

「なんとなく素敵だったから」というラブレターが心に響かないように、「なんとなく良さそうに見えたから」では思いは伝わらないものです。

「ここがこう素敵で、だからこそ御社なんです!」とできる限り具体的に示せるようにしておきましょう。

3:商品やサービスへの理解が高評価に繋がる

接客業の志望動機を書くときは、商品やサービスにしっかりと理解を深めることが重要です。

志望先企業の商品やサービスについて理解度が高いと、しっかりと企業研究をしているというアピールができ、熱意を伝えられるからです。

関心や熱意の高さ、そして企業研究をしっかり行っている姿勢が伝えるためにもしっかりとアピールしていきましょう。

また、商品やサービスについて触れる際は自分自身の感想やその商品にまつわるエピソードを加えると良いでしょう

例えば「以前店舗で商品を購入した際に、丁寧な接客をしていただいて心地よかったです」などの感想をプラスすると、志望動機に説得力をつけられるでしょう。

「この商品に出会ったことで良い意味でカルチャーショックを受けた」「サービスを利用して価値観が変わった」などの感想やエピソードも良いでしょう。

4:今までの経験から接客業に向いているポイントを示す

志望理由を考える際に自分の中で接客業向きだと思えるポイントを示すことも大切です。

志望動機の締めとして「私は接客業に向いているので、御社でもきっと役に立つことができるはずです」と伝えることができれば、面接官の関心をグッと引き寄せることができるからです。

先のラブレターの例を考えてみましょう。

「好きです!」とだけ伝えるのと「好きです、私と付き合えばこんな素敵なことがありますよ!」まで伝えられるのであれば、どちらが関心をひけるでしょうか?

中学生の恋愛であれば「好きです!」だけの方がいいかもしれませんが、ある程度の大人であればメリットも示せた方がいいですよね。

アルバイトなどで接客業経験がある場合にはそれを書いておくのもおすすめです。

「アルバイトで接客業を経験しております。そこで初めてお客様から感謝の言葉を頂いた感動は忘れられません。多くのお客様に感謝される人材を目指します。」などと書いておけば経験も情熱も伝わります。

接客経験がない人でも「サークル活動を通じて地域の人と交流した」などと人と関わることが好きとアピールすることは可能です。その一言が志望理由にグッと厚みを与えてくれます。

5:仕事に活かせる自分のスキルをアピールする

抽象的な意気込みをアピールするだけではなく、仕事に活かせる自分のスキルを具体的に提示するようにしましょう。

社会人として、与えられた仕事を全力で取り組むのは当たり前であるとも言えます。

具体的に、自分のスキルをどのように活かし、会社に貢献できるかをアピールできるよう心がけましょう。

6:将来のビジョンを明確にする

直近のことだけではなく、ある程度先まで将来のビジョンを明確にし、説明できるようにすることが大切です。

自分が今抱いている明確な将来のビジョンを説明することで、計画性のある人物であるというイメージを持ってもらえるでしょう。

また、将来にわたって会社に貢献できるというアピールにもなります。

将来のビジョンの作り方はこちらの記事を参考にしてください

【接客業の志望動機】志望動機を作成する際の注意点

接客業の志望動機を作成する際に注意すべきポイントがいくつかあります。

気を付けるべきポイントをいくつかおさえて、より印象の良い志望動機を作成しましょう。

志望動機作成時の注意点
  • エピソードは一つでOK
  • 自分の考え方や価値観に焦点を当てて
  • 企業に貢献する意思を示そう

エピソードは一つでOK

志望動機で扱うエピソードは一つでかまいません

多くの学生はエピソードが多ければ多いほどいいと考えているかもしれません。

しかし、実際はエピソードの量よりも質を重視されているのです

自分の性格や強みをよくアピールできるエピソードを深堀して説明することを意識しましょう。

どんなに魅力的な功績を持っていても、そこに付随する努力や自分らしさが見えなくてはアピールとして足りません。

そのためエピソードの量は1つに絞り、代わりに内容を詳しく説明するようにしてください

自分の考え方や価値観に焦点を当てる

エピソードは他の学生と内容が被ってしまうかもしれません。

しかし、そのとき感じたことや価値観や考え方はそれそれ違うはずです。

そのため、自分の考え方や価値観を挟み込んで自分らしさをアピールしましょう。

そうすることで、エピソードが被ってしまっても自分らしさをアピールすることができます。

また、企業が注目している自身の人柄について存分にアピールするチャンスです。

企業に貢献する意気込みを含める

志望動機では、企業に貢献する意思を示して締めましょう。

企業は一緒に働く人材を探しています。

自分が仕事において経験や強みを活かして貢献できることをアピールすると企業もあなたと一緒に働くイメージがつきやすくなります。

ぜひ自分なりに企業に貢献する意思を示しましょう。

面接では明るくハキハキと話す

接客業の企業を志望する際は、面接ではとにかく明るくハキハキと話しましょう。

多くのお客様と直接接する接客業では、コミュニケーション能力や明るさ、笑顔などが重要となります。

面接で暗い表情、ぼそぼそした話し方が目立つと、「この人は本当に接客がやりたいのかな」「店頭に立ってうまくやっていけるのかな」と思われてしまいます。

面接では、採用担当者はあらゆるポイントであなたの適性を判断しているものです。

好印象を与えるような態度が求められる接客業の面接では、なおさらです。

どれだけ志望動機の内容が良くても、伝えるときの態度の印象が悪ければ台無しになってしまうため、伝えるときは積極的に表情や話し方にもこだわりましょう。

なお、自分では「このくらいで良いだろう」と思っていても明るさに欠けることは多いため、面接練習では積極的に話し方を周りの人にチェックしてもらってください。

【接客業の志望動機】企業に響く志望動機の構成

次に、企業に響く志望動機の構成を解説して行きます。 企業に響く志望動機を作成するには、内容だけでなく、構成が非常に重要になってきます。 構成は聞き手の話の理解度に大きな影響を与えます。 以下で細かく確認していきましょう。

ステップ1:志望する理由を最初に述べる

志望動機を述べる際には余計な前置きを述べるのではなく、まず、「なぜその企業で接客の仕事をしたいと思ったのか」を述べましょう。

最初に問いに対する結論を答えることが、わかりやすい構成のポイントとなります。

そのため、接客の仕事ができる業界や企業も多数ある中で、なぜ、その企業を志望するに至ったかの理由を最初に説明しましょう。

志望動機を最初に述べることで、アピールしたいことが明確になります。

そうすることで、企業側があなたの興味ってくれる可能性が高まり、話の続きを知る準備ができます。

最初は志望理由を長々と語るのではなく、簡潔に述べましょう。

ステップ2:志望理由を裏付けるエピソードを述べる

最初に志望動機を述べて終わりではなく、もちろん、そこから続く話も重要です。

最初に述べた志望動機がありきたりなものであっても、その後の話の展開で面接官が採用したい人物と思えるかに影響が出るからです。そのため、ここからは内容が勝負となります。

必ず用意したいのが、志望動機と関連するエピソードです。志望動機を述べるだけなら、誰でも簡単にできることです。

なぜ、その志望動機に至ることになったのかのエピソードを挙げることで、本気度を示したり、その企業で接客の仕事をしたいと考えた経緯を明確にできたりします。

最初に挙げた志望動機と無関係なアピールをしたり、矛盾する話になったりしないよう気を付けましょう。

ステップ3:その会社でなくてはいけない理由を述べる

接客の仕事ができる業界や企業は数えきれないほどあります。その中で、なぜその企業を選んだのか、自分が接客の仕事をする上で、その企業でなければならない理由も伝えましょう。

これは志望動機と密接に関わる重要な事項です。企業が内定を出すか検討する上でも、重要なカギを握っています。

就活生の皆さんは、実際には「その会社でなくてはいけない」企業を数多く持ち、複数の企業にエントリーをしているのではないでしょうか。必ず就職を果たすという目的がある以上、複数の企業にエントリーして内定を得たいと考えるのは至極当然です。

もっとも、企業側から見れば、内定を出しても辞退されては採用コストが無駄になり、人材確保という目的が達せられません。そのため、「その会社でなくてはいけない」理由が、どの企業でも通用するものか、自社のみに当てはまる理由なのかをチェックしています。

ステップ4:最後に入社後の意気込みを述べる

志望動機やエピソードをいかに紹介しても、入社後にどう活躍するかを述べなくては、内定を得るためのアピールにはなりません。

その企業でないとならない理由を述べたところで、その企業の業績に貢献できないのであれば、採用したい人物にはならないからです。

これまでは、その企業やお店をお客さんとしての立場で利用したり、見ていたりしたかもしれません。ですが、これからはお客さんをおもてなしする側として、活躍していくことが求められます。

単にその企業でないといけないと、企業への熱い思いを伝えても、その企業のファンである顧客目線にならないように気を付けましょう。

【接客業の志望動機】志望動機が書けない場合の対処法

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上記で志望動機の書き方を説明してきましたが、それでも上手く志望動機が書けない…という方もいらっしゃると思います。

ここでは志望動機が書けないときの対処法をご紹介します。

志望動機の作成に行き詰まっている方は参考にしてみてください。

志望動機が書けないときの対処法  
  • 自己分析・他己分析をする
  • 企業研究をする
  • エージェントに相談する

自己分析・他己分析をする

自分のやりたいことを知るためには自己分析が欠かせません。

どうして接客業に興味を持ったのか一度考え直すために、自分史をはじめとした自己分析を再度やってみましょう。

また他己分析をすることで自分では気づけなかったあなたの価値観や強みを発見することができます。

自分自身の印象と、他人の自分に対する印象は意外と異なることが多く、他己分析はこの認識の差を明らかにできます。

親や友人に手伝ってもらうのも一つの手です。

自己分析と他己分析の詳しいやり方については下記の記事を参考にしてみてください。


企業研究をする

志望動機が思いつかない場合は、企業研究が足りていない可能性があります

企業について知っておくことは入社後のミスマッチを防ぐために非常に大切ですので、HPを見たりOB・OG訪問、IR情報の確認をしてみましょう。

また企業について詳しく知っていると、入社意欲が高いと企業に思われるため好印象を与えることができます。

企業研究のやりかたについては下記の記事を参考にしてみてください。

エージェントに相談する

「志望動機が上手く書けない」

「志望動機を考えては見たものの、企業に刺さるものになっているのか自信がない」

志望動機を考えていく中で、上記のような不安を抱いている方もいらっしゃると思います。

その場合は就活のプロに相談してみるのもおすすめです。

就活エージェントではプロの就活アドバイザーが無料であなたの自己分析や志望動機の作成の手伝いをしてくれるだけではなく、ES添削や面接練習など一貫して就活をサポートしてくれます。

就活を1人で進めることに自信がない方は一度相談してみてはいかがでしょうか。

【接客業の志望動機】接客業の志望動機の例文5選

実際に接客業の志望動機を書く際に役立つ例文を、パターン別にご紹介します。これらの例文を参考にしつつ、個性を織り交ぜながら、自分の魅力が伝わるような志望動機を書いてみましょう。

志望動機の例文一覧
  • 接客のスキルを高めたい
  • 人と接することが好き
  • 素晴らしい空間を作りたい

例文①:接客のスキルを高めたい

こちらの文章は飲食店のスタッフの志望動機です。

例文①

私はアルバイトでの接客経験をさらに磨きたく、御社を志望しました。

学生時代、イタリアンレストランで4年間接客のアルバイトをしてきました。

日々の業務の中で、様々な世代のお客様への接し方などを学びました。

御社は、日本のみならず、海外のお客様にも支持されております。 その背景には、食事の提供時間までこだわっていることや、社員の語学の教育に力を入れていることが大きく影響しているのだろうと感じました。

以上の理由からから、私は接客のレベルが世界的に認められている貴社を志望しました。

私は、大学3年の冬にTOEICで○○点を取得しました

現在も学習は継続しております。

語学力と接客のスキルをさらに磨き、お客様が満足できる素敵な空間を作りたいです。

例文②:人と接することが好き

例文②

私は、地域の皆さまに愛されるショップ作りがしたいと考えており、御社の携帯ショップスタッフを志望いたしました。

私は幼い頃から人と接することが好きだったため、大学時代は、学内外あわせて多くの人とかかわるイベントに参加してまいりました。

なかでも、地域のボランティア活動は大学2年生から4年生まで長く参加を続けており、地域のさまざまな年代の方と活動したことが非常に印象に残っています。

御社が開くスマホ教室には私の祖父母が参加したことがあるのですが、とても丁寧でわかりやすい教え方だと彼らは嬉しそうに話していました。

そのため私も丁寧でわかりやすい説明を行い、店舗を訪れるお客様が満足するようなサービスを提供したいと考えています。

大学時代のボランティア活動の経験は、あらゆる年代の方と接してきたからこそ、接客の業務に活かせると自負しています。

御社がモットーとするお客様一人ひとりに寄り添う姿勢を大切にし、地域で愛されるショップを作るうえで積極的に貢献していきたいです。

例文③:素晴らしい空間を作りたい

例文③

私が御社を志望した理由は、お客様に最高の時間を提供したいという思いが強かったためです。

私は旅行を趣味としており、これまでに数多くのホテルに宿泊してきました。

ホテルによりサービスはさまざまで、よりサービスが充実したホテルに泊まったときは非常に満足度が高かったことを覚えています。

御社では、身体が不自由な方でも快適に過ごせるようにサービスを充実させているとうかがいました。

私は大学の授業で身体が不自由な方の生活状況について学んだため、そのなかで、設備やサービスが充実しているホテルは少ないことを知りました。

しかし御社は充実した設備を整えており、さらにはサービスの高さでも多くのお客様に支持されていると聞いています。身体の不自由の有無にかかわらず、同じように満足できる空間を作れるように私も貢献させていただきたいです。

大学での学びを経て、私は旅行介助士の資格を取得しています。

その資格を活かし、すべてのお客様が満足できる素晴らしい空間を提供することが御社に入社した際の私の目標です。

【接客業の志望動機】志望動機のNG例

接客業の志望動機を書く際に、避けた方がいいNG例をご紹介します。志望動機が完成したら、今一度全文を読み返し、これらのNG例に当てはまっていないかチェックしましょう。

志望動機のNG例
  • 商品やサービスの感想になってしまっている場合
  • 受動的な姿勢の場合
  • 志望理由が曖昧な場合

商品やサービスの感想になってしまっている

志望動機が、ただの感想文になってしまっていないか注意しましょう。

志望する会社の商品やサービスを体験しておくことは大切です。ただし、その感想を並べただけでは、志望動機になりません。

受動的な印象を与える

「学ばせていただきたい」など、受動的な姿勢を感じさせる表現は避けましょう。

企業は学校ではないので、社員には自ら学んでスキルを付け、売上に貢献することが求められます。受け身の姿勢を感じさせてしまうような表現はいい印象を与えない可能性があるため、注意しましょう。

志望理由が曖昧

「企業理念に共感しました」など、曖昧な志望理由は具体性に欠けます。

どのような点に共感したのか、具体的に説明し記述するようにしましょう。曖昧な志望動機では読み手の目に留まらず、個性も出ないため、多くの志願者の中で埋もれてしまいます。

【接客業の志望動機】まとめ

接客業向けの志望動機作成ポイントについて見てきましたが、気になる情報は見つかりましたか?

ここまでご紹介してきた通り、接客業を目指すのであれば「面接官に伝わる志望」が欠かせません。

そしてそれを作成するためにはご紹介してきたポイントを抑えることが欠かせません。

志望動機を作成しているといきなり文章を書き始めたくなるもの。

その気持ちは分かりますが、志望動機作成こそ「急がば回れ」です。

しっかりと構成を考えて、書くべきことを見いだせれば、志望動機作成の8割は終了です。

そこから文章に落とし込めば面接官に伝わる志望動機の出来上がり。それは内定をグッと引き寄せてくれるはずです。

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