【新卒】リーダーシップの自己PR例文と効果的にアピールするポイントを徹底解説

【新卒】リーダーシップの自己PR例文と効果的にアピールするポイントを徹底解説

「リーダーシップには自信があるけど自己PRでどうアピールすれば良いかわからない」という悩みをもつ就活生も多いのではないでしょうか。

本記事では、自己PRで魅力的にリーダーシップをアピールするポイントについて解説していきます。

今回の記事を参考に、あなたらしい魅力的な自己PRを作成してくださいね。

この記事を読んでわかること
  • 企業が自己PRを聞く理由
  • リーダーシップの種類
  • リーダーシップがある人の特徴
  • リーダーシップをアピールする際のポイント
この記事をおすすめしたい人
  • リーダーシップに自信がある人
  • 自己PRで何を書いたらいいかわからない人
  • 自分はリーダーシップをアピールできるか確認したい人
  • 自己PRでリーダーシップをアピールするポイントを知りたい人

目次目次を全て表示する

【自己PR】ESや面接で求められる理由

企業に響く自己PRを作成するには、まず企業の質問の意図をおさえる必要があります。

以下で企業が自己PRを聞く理由を押さえ、自己PRの作成のポイントを確認しましょう。

人柄を見るため

企業は新卒採用において、特に応募者の人柄に注目しています。

企業や組織の雰囲気に合っているか、同じ目標やビジョンを達成する仲間として一緒に努力できそうかを人柄から図っているのです。

自己PRのうち、エピソードの部分に人柄がよく表れます。

企業の求める人物像に合った人柄や、企業の理念に合った価値観を持っていることを伝えることが重要になります。

ポテンシャルを見るため

企業は入社後に活躍してくれる人材を求めています。

そこで、あなたの強みや、強みを発揮する際のエピソードから、あなたに企業で活躍できるポテンシャルがあるかどうかを測っています。

そのため、具体的に入社後に強みをどう発揮するか、またエピソードを通じて主体性や努力できる人間性であることのアピールが効果的です。

【自己PR】リーダーシップでアピールできる能力

強みをアピールする上では、その強みがどのような要素を持っているのか、どのようなことをアピールできるのかを押さえておくことが重要です。

リーダーシップとは簡単に言うと、「個人やチームをまとめ、けん引する力」を指します。

指導力や統率力とも言い換えられます。

リーダーシップは様々な要素から構成されるため、あらゆるスキルのアピールが可能です。

以下でリーダーシップがある人のもつスキルを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

チームの状況管理が行える

リーダーシップは、チーム全体を俯瞰的に見ることができ、状況管理を的確に行えます。

具体的に言うと「チームが今どういった状況で、どういった行動をとれば目標を達成できるのか」といったことを的確に見破ることができるのです。

このスキルを活かし、チームリーダーとして仕事をする際には、メンバーの体調やモチベーションなども適宜確認し、その都度最適な担当者を発揮することができるでしょう。

このような多角的な視点でチームの状況を把握し、適切な指示を出すというスキルは社会人においても欠かせませんので、重宝されることでしょう。

責任感がある

リーダーシップがある人は責任感をもって行動することができます。

リーダーは、チーム全体を管理するということと同じ意義もあります。

社会人になると、自分の行動が社内外に影響するため、責任のある行動が求められます。

具体的には、お客様に対して請求書を作成したり、見積書を提出したりと、重要な書類を管理しなければならない場面においては、納期というものが付きまといます。

納期までに作成して提出しないとお客様に迷惑がかかってしまうため、責任感を持って計画・行動する必要があるのです。

また、責任感がある人は自分本位な行動ではなく、チーム全体の利益を考えた行動を行うことができます。

責任感がある人には安心して仕事を任せられますので、責任感とリーダーシップを活かすことで活躍の幅を広げることができるでしょう。

論理的思考力

リーダーシップがある人は、論理的思考力を持っている人が多いです。

リーダーとして、誰もが納得できるような施策や計画を示さなければなりませんので、論理的思考は不可欠です。

「○○だから×」というように、物事の根本を掴み、効果的なアプローチを考えることが重要です。

また、これに付随して、問題解決力や分析力も備わっているといえます。

コミュニケーション能力

リーダーシップがある人は、コミュニケーション能力が高いことが多いです。

リーダーを務めるには、メンバーに寄り添ったり、モチベーションを維持したりというアプローチが重要です。

メンバーとのコミュニケーションを通じ、適切なタイミングや方法でアプローチすることは大変重要です。

行動力

リーダーシップがある人は、周りを引っ張ることが得意な人が多いでしょう。

そのため、自ら考え、行動できる「行動力」や「主体性」が備わっているといえます。

この行動力や主体性という素質は、どんな企業も求めている強みの1つですので大いに評価されることでしょう。

適切な目標を設定できる

リーダーは、チーム全体が目指せる目標をさし示すことが重要です。

なぜなら目標がないと、「どこに向かって拡大していけば良いのか」がわからなくなってしまいます。

また、適切な目標を立てないと、メンバーのモチベーションが下がってしまう恐れがあります。

例えば、営業活動をする上で、チーム内の目標が明確でないと「そもそもどれくらい商品を売ればいいのか」「どう分担すればいいのか」がわかりません。

そこで、「チーム全体で100個売る」と明確な目標を立てると、「○人いるから1人当たり×個売れば良い」ということがわかります。

適切な目標設定と、メンバーのモチベーションを維持させるような働きかけができる人は、仕事においてチームとして大きな成果を残せることでしょう。

決断力がある

リーダーシップがある人には決断力も備わっていることが多いです。

決断力とは、情報を迅速かつ的確に収集し、分析した上で最適な選択肢を導き出し、確信を持って選ぶ能力のことです。

リーダーはチームや組織の最終的な決定を下す役割を担っています。

意見が分かれた時や難しい状況に直面した時にも、意見をまとめた上で答えを導き、実行しなければなりません。

したがって、リーダーシップと同時に決断力をアピールしたい人は、ゼミや部活などでリーダーを務め、迅速に決断を下したエピソードなどを話すと良いでしょう。

【自己PR】リーダーシップには型があることを理解しよう

実はリーダーシップには、さまざまな種類があるのをご存知でしょうか?

ここではそのパターンを6つに分けて、詳しく紹介します。

自分がどれに当てはまるのかを、ここで改めて判断してみてください。

そうすれば、自己PRの際にもアピールしやすくなるでしょう。

リーダーシップの種類
  1. ビジョン型
  2. コーチ型
  3. 関係重視型
  4. 民主型
  5. ペースセッター型
  6. 強制型

1.ビジョン型

まずリーダーシップには、ビジョン型があります。

これは簡単に言うと、リーダーが明確なビジョンを掲げたうえで、それをチーム全体に共有することで、皆が一丸となって目標に向かって進むことを促すリーダーシップスタイルです。

ビジョン型リーダーは、目標を明確に定め、その達成に向けた道筋を示し、メンバーに希望と方向性を提供します。

ビジョンに基づくリーダーシップは、組織やプロジェクトの成功に不可欠な要素とされ、メンバーの士気を高め、チームの一体感を強化する効果があります。

企業が抱く期待

企業はビジョン型リーダーに対して、チームや組織を長期的な目標に導き、結果を出すことを期待するでしょう。

ビジョンを明確にすることで、メンバー一人ひとりが自分の役割を理解し、それが組織全体にどのように貢献するのかを認識できるため、より高いモチベーションと責任感を持って業務に取り組むことができるとされています。

特に新しいプロジェクトや変革期において、ビジョン型リーダーは重要な存在です。

企業が抱く懸念

一方で、企業が懸念する点として、ビジョンが過度に理想的で現実離れしてしまうことがあげられます。

現場の状況やリソースを十分に把握せずにビジョンを掲げると、メンバーがその実現可能性に疑問を感じ、モチベーションを下げてしまう可能性があります。

また、ビジョンを押し付ける形になると、メンバーの意見を十分に取り入れないという批判を受けることもあります。

2.コーチ型

コーチ型は、個々のメンバーの成長に焦点を当て、その能力を引き出すためにサポートするリーダーシップスタイルです。

コーチ型リーダーは、個々のニーズに応じたフィードバックを提供し、学習と成長の機会を与えることに長けています。

企業が抱く期待

企業がコーチ型のリーダーに期待するのは、チーム全体のパフォーマンス向上と、メンバー一人ひとりのスキルアップを同時に実現する点です。

コーチングを通じて、メンバーは自ら考え、行動する力を養い、組織全体の生産性が向上します。

特に、若手社員の育成や長期的な成長を目指す企業にとって、コーチ型リーダーは重要な役割を果たします。

企業が抱く懸念

コーチ型リーダーシップにおいては、時間や労力がかかる点が企業の懸念事項となることがあります。

個別の指導やフィードバックを行うため、短期的な成果を求める場合には効率が悪い場合があることに加え、リーダー自身にかかる負担も大きくなりがちなので、人によっては身も心も疲労が溜まりやすいタイプだといえます。

3.関係重視型

関係重視型は、メンバー同士の信頼関係や協力を重視し、チーム全体の調和をもっとも大事にするリーダーシップスタイルです。

関係重視型リーダーの人は、チームの士気や満足度を高めることで、長期的な成功を追求します。とにかくチームを1つにすることを考え、メンバー1人1人の関係を常に良好な状態に保とうとするのがポイントです。

企業が抱く期待

企業は、関係重視型リーダーがチームの結束を強化し、メンバー間の協力を促すことを期待しています。

特に多様性のある職場環境や、異なるバックグラウンドを持つメンバーが集まるチームにおいて、関係重視型リーダーの存在は不可欠です。

メンバー同士の関係が強化されることで、チーム全体のパフォーマンスが向上し、より効果的な問題解決が可能になります。

企業が抱く懸念

しかし、関係に重きを置きすぎると、業績や結果の追求が二の次になってしまう懸念があります。

チーム内の和を重んじるあまり、必要な競争やパフォーマンスの評価が曖昧になってしまうことがあるかもしれません。

また、チームメンバーの意見にばかり耳を傾け、リーダーとしての決断力が不足していると判断される可能性もあるでしょう。

4.民主型

民主型は、チームメンバー全員が意見を出し合い、自分からも提案して、全員が満足いく形の方法を模索していくタイプのリーダーです。

民主型スタイルのリーダーは、メンバーが意思決定に参加することで、責任感が生まれ、個々のモチベーションが高まるとされています。

企業が抱く期待

企業は、民主型リーダーシップがメンバーの多様な視点を取り入れ、より創造的で柔軟な解決策を見つけることを期待しています。

また、メンバー全員がチームの意思決定に参加することで、チーム全体の帰属意識が高まり、意思決定に対する納得感が増すとされています。

このスタイルは、特にクリエイティブな環境や、複雑な問題に取り組む場面で有効です。

企業が抱く懸念

一方で、民主型リーダーは意思決定に時間がかかることが懸念されます。

全員の意見を聞くため、プロセスが長引き、迅速な対応が必要な場合には遅れが生じる可能性があります。

また、全員の合意を得ることが困難な場合、結果として中途半端な妥協に終わることもあります。

リーダーがしっかりと最終決定を下す力を持っていないと、チーム全体の方向性が不明確になるリスクもあります。

5.ペースセッター型

ペースセッター型リーダーは、リーダーが率先して仕事をこなすタイプです。

リーダー自身が一流の実務能力を持っているため、メンバーからはもちろん、組織全体からも信頼を得ている素晴らしい存在だといえます。

企業が抱く期待

企業は、ペースセッター型リーダーが短期間で確実に成果を出すことを期待しています。

特に、厳しい締め切りや高い目標が課せられるプロジェクトにおいて、リーダーが先頭に立って進むことで、チーム全体の生産性が向上します。

また、リーダーの高い基準に触発され、メンバー自身も自己改善を図ることで、組織全体の能力が底上げされる効果があります。

企業が抱く懸念

ペースセッター型リーダーシップは、過度にプレッシャーをかけるリスクがあり、企業はメンバーの疲弊を懸念するでしょう。

リーダーの高い要求に応えようとするあまり、メンバーが長時間労働やストレスにさらされる可能性があります。

また、リーダーが自ら実践することに注力しすぎて、メンバーへのフィードバックやサポートが不足し、チーム全体の士気が低下することもあります。

6. 強制型リーダーシップ

強制型リーダーシップは、リーダーが厳格に指示を出し、チームメンバーがその指示に従う形で運営されるスタイルです。

このリーダーシップは、特に緊急事態や危機的な状況において、迅速な決定と行動を必要とする場合に適しています。

リーダーが強力なリーダーシップを発揮し、メンバーを効率的に動かすことができます。

企業が抱く期待

企業は、強制型リーダーシップが明確な指示を与え、迅速かつ確実に業務を遂行することを期待しています。

特に、時間が限られているプロジェクトや、混乱を最小限に抑えながら効率的に仕事を進める必要がある場面では、強制型リーダーの存在が重要となります。

また、リーダーの明確な方向性があることで、チーム内の迷いや混乱を防ぎ、成果を上げることが可能です。

企業が抱く懸念

しかし、強制型リーダーシップは、リーダーの命令に従うだけの一方的なコミュニケーションになりがちで、メンバーの自主性が損なわれる懸念があります。

長期的に見ると、メンバーの成長やクリエイティビティを阻害する可能性もあり、モチベーションが低下するリスクがあります。

また、リーダーへの依存度が高まりすぎると、リーダー不在時にチームが機能不全に陥ることも懸念されます。

【自己PR】リーダーシップを言い換えてアピールしよう

リーダーシップのあるところを自己PRで伝える際に、そのまま「リーダーシップがあるところです」と伝える人もいますが、それはあまりおすすめしません。

なぜなら、そこまで珍しいアピール内容ではないからです。

同じようにリーダーシップを強調する就活生は多いです。

だからこそ、リーダーシップという言葉を別の表現で伝えるのがポイントです。

例えば「チームのモチベーションを高める力がある」や「コミュニケーション力に長けているところです」のような言い方に変えてみるだけでも、個性的なアピールになるでしょう。

ESや面接ではいかに自分の印象を残すことができるのかが勝負ですので、他の人と被りやすいアピール方法は、できるだけ避けてください。

リーダーシップの言い換え表現
  • 責任感
  • 主体性
  • コミュニケーション力がある
  • 判断力がある
  • チームのモチベーションを高める力
  • 適切に目標を定める力
  • チームを成功に導く力
  • チームの士気を上げる力
  • 様々な意見を汲み取る力
  • 信頼関係を構築する力
  • チームのために行動できる、行動力
  • 物事を俯瞰する力
  • 傾聴力がある

以下、今ご紹介した言い換え表現の中から5つをピックアップして具体的に説明します。

責任感

リーダーシップの一環として、責任感を持つことは非常に重要です。

チーム全体をまとめ、結果に責任を持つ姿勢をアピールすることで、リーダーシップを持っていることを示せます。

特に、自らの役割やプロジェクト全体の成果に対して責任を果たした経験を具体的に伝えると効果的です。

主体性

リーダーシップは、指示を待たずに自ら行動する主体性とも関連しています。

自発的に問題を解決し、周囲を巻き込んで結果を出したエピソードを示すことで、リーダーシップをアピールできます。

主体性を強調することで、率先して行動する人物であることを企業に伝えることができます。

コミュニケーション力がある

リーダーシップを持つ人は、優れたコミュニケーション能力も備えています。

チームメンバーとの良好な関係を築き、意見を調整しながらプロジェクトを進行させる力は、リーダーシップの証です。

メンバーとの調整力や、円滑なコミュニケーションの経験を通じてリーダーシップを伝えましょう。

判断力がある

リーダーシップの一環として、素早く正確な判断を下す能力は非常に重要です。

リーダーは多くの情報を短時間で分析し、最適な解決策を選択することが求められます

例えば、プロジェクトの進行中に予期しない問題が発生した際、リーダーが素早く判断を下し、チーム全体を導くことが成功に繋がります。

判断力をアピールする際は、限られた情報の中でどのように意思決定を行い、どのような成果を得たかを具体的に伝えると効果的です。

この力は、特に急な対応が求められる職場や、プロジェクト管理において重視されるスキルです。

チームのモチベーションを高める力

リーダーシップには、チームメンバーのモチベーションを維持し、高める能力も不可欠です。

メンバーがやる気を持って仕事に取り組むことで、チーム全体の生産性が向上し、目標達成が現実のものとなります。

リーダーはメンバー一人一人の強みや性格を理解し、適切なフィードバックを与えながら士気を高めることが求められます。

例えば、プロジェクトが停滞している時に、適切なアドバイスや方向性を示し、目標に向かって再び一致団結できるよう導くエピソードは、自己PRとして効果的です。

この力を活かして、リーダーとしてチームを力強く支える姿勢をアピールしましょう。

【自己PR】リーダーシップで内容を作成する準備

自己PRをこれから作るにあたって、いきなり適当に書き出してみるのも良いですが、より伝わる魅力的な自己PRをしたいなら、前準備が必要不可欠です。

そのために、まず何をすれば良いのかを、大きく3つに分けて紹介します。

もし自己PRを作る上で悩んでしまいがちな人は、ぜひ参考にしてみてください。

自分の持つ強みを具体的に言語化

まずリーダーの経験がある人は、そもそも自分がリーダーとして、どのような強みを持っているのかを考えてみましょう。

例えば、他のメンバーの意見も聞けるタイプなのか?それとも自分の考え方を尊重して指示を出すタイプなのか?それによって、アピールできる強みは大きく変わってきます。

間違ったアピールの仕方をしてしまうと相手に伝わらないため、最初に言語化しておくことがポイントです。

そうすれば、他のライバルとも被りにくいオリジナルなアピールがしやすくなるでしょう。

企業の求める人物像に合っているか確認

ただし、入社したいと思っている企業が求めている人物像に、自分のアピール内容が当てはまるかどうかも見ておかなければいけません。

なぜなら、どんなに理想的なアピールができたとしても、それをどう判断するのかは企業によって大きく異なるからです。

だからこそ、あらかじめ企業の求める人物像を調べておく必要があります。

もしアピールしたい内容と一致しなさそうであれば、別の切り口からアピールできないかどうかを模索するようにしましょう。

強みを発揮したエピソードを整理

自分の強みを掘り下げたあとは、その強みを最大限にアピールできるエピソードを作ってください。

他にも伝えたいエピソードがある人もいるかもしれませんが、あれもこれも自己PRに盛り込んでしまうと、結局何を伝えたいのかがわからなくなるため注意しなければいけません。

また、エピソードを伝える際には、できる限り細かいところまで整理することが重要です。

例えば「強みを発揮するのに至った経緯」や「それまでに挫折はなかったのか」なども盛り込むようにしましょう。

具体的なエピソード例

リーダーシップを発揮した経験をアピールする際の具体的なエピソードには以下のようなものが挙げられます。

困っていることがないか適宜聞いた

なかなかチームに溶け込めていないメンバーが多かったため、何か困っていることがないか適宜質問することを心がけ、全員が溶け込めるよう工夫しました。

話し合いの機会を設けた

能力は非常に高いものの、チームの和を乱す傾向にあるメンバーがいたため、なぜそのような行動をしてしまうのか、どうすればそれを防げるのかについて話し合いの機会を設けました

相談に乗った

学級委員として、なかなか学校に来れない生徒に対して積極的に声かけをするようにし、丁寧に何か悩みがないかなど相談に乗ることで、その生徒も学校に来れるようになりました。

やるべきことのリマインドメールをしていた

インターンに参加した際は、リーダーとして毎日のto doリストをリマインドとして使用し、他のメンバーにメールを送るようにしていました。これにより全員がその日取り組むべきことを把握でき、漏れなく業務を行うことができました。

企業でどう生かすかを考える

自己PRといえば、自分の良いところをアピールするものだと思っている人もいるかもしれません。

しかし、企業を相手にした自己PRで大事なのは、それに加えて実際にどう活かすことができるのかまで伝えることです。

採用した際のイメージをしてもらわないと、本当に採用する価値があるのかどうかを判断してもらいにくくなるため、必ず最後の締めには入社後に何ができるのかまで伝えてください。

そうすれば、うまく採用につなげられる可能性が一気に上がるでしょう。

入社後に強みを生かす例

ちなみにリーダーシップをアピールする場合に有効的なのは、以下のような内容です。

有効な内容
  • 売上1位を取れる営業マンになれるように、メンバーを引っ張っていきたい
  • 他のメンバーの意見もよく聞きながら、常に最善の手を尽くしていきたい
  • メンバーのモチベーションを維持するために、できる限りのサポートをしながら頑張れるリーダーになりたい

このような文言を最後に付け加えるだけで、どんな企業も採用したくなるアピールができるようになるでしょう。

失敗談はわかりやすく伝える

リーダーシップを伝える際は、失敗談も合わせてわかりやすく伝えると良いです。

自己PRを考えるときにありがちなのは、「自分の欠点は隠した方がいいんじゃないか」と思い込んでしまって、過大評価した自己PRを伝えてしまうことです。

しかし自分の長所しか入っていない経験談では、エピソードとしての盛り上がりがなく、印象に残りにくいです。

なので、自分自身の欠点も交えるといった意味で、失敗談は有効的です。

失敗談を含めるポイント
  • リーダーシップを発揮するためには他人を巻き込む力が必要
  • 他人を巻き込む力は失敗を通じて身につくので、失敗をしっかりと伝える

また、実際リーダーシップを発揮するためには他人を巻き込む力が必要不可欠です。

そして他人を巻き込む力は失敗を通じて身につくので、失敗談をしっかりと伝えるということは、リーダーシップがあるという主張の裏付けにもなるのですね。

リーダーシップを自己PRする際は、失敗談とともに主張するようにしましょう。

入社後の長期的なビジョンを考えておく

Point

 

  • リーダーシップは入社直後から発揮できる強みではなかったりする
  • 長期的に働く意思を伝えれると良い

 

  • リーダーシップは入社直後から発揮できる強みではなかったりする
  • 長期的に働く意思を伝えれると良い

リーダーシップを伝える際は、合わせて入社後の長期的なビジョンを考えておくと良いです。

というのも、実際リーダーシップは入社直後から発揮できる強みではなかったりするんですね。

やはり新卒として入社した直後は、研修や先輩社員から任される雑務を通じて、徐々に仕事に慣れていくといった段階が待っています。

なので、「初めからリーダー人材として活躍する!」と意気込むのではなく、「長期的に管理職などを任された際に活用したい」といったスタンスでアピールすることをおすすめします。

また、長期的なビジョンを合わせてアピールすることは、長期的にその会社で働く意思を伝えることにも繋がるので、非常におすすめですよ。

【自己PR】リーダーシップで内容を作る際の構成

どんなに良いことをアピールできたとしても、そもそも自己PRの構成が適当だと、相手にうまく伝わらないおそれがあります。

だからこそ重要なのが、あらかじめ自己PRの構成をきちんと組み立てておくことです。

それだけで、印象に残りやすい素敵な自己PRに仕上がるでしょう。

ここでは主に意識してほしい、自己PRの構成を紹介します。

すぐさま自己PRの書き方を詳しく知りたい方は、以下の記事に参考にしてみてください。

結論

自己PRではまず最初に自己PRの結論となる「自分の強みは何か」を答えましょう。

最初に話の軸を伝えることで、理解がしやすい文章になります。

根拠

次に、あなたが強みを発揮したエピソードを伝えましょう。

エピソードが、あなたの強みが備わっているという根拠になります。

また、エピソードにはあなたの人柄や性格がよく表れます。

そのため、「強みを発揮するに至った経緯」「どのように強みを発揮したか」「挫折はなかったか」「強みを発揮した結果どうなったか」を伝えることで、さらにあなたの魅力をアピールできます。

入社後にどう生かすか

最後に、あなたの強みを入社後にどう生かせるかを伝えましょう。

企業はあなたが入社後に活躍できるポテンシャルがあるかを見ています。

そのため、強みを発揮し、どう貢献するかを伝えることで、あなたのポテンシャルをアピールできるのです。

企業研究や職種理解を深め、あなたの目指すキャリアなどを交えることで具体的な入社後のビジョンを示すことができます。

ただし、実現が可能なビジョンを伝えるという点に注意しましょう。

【自己PR】リーダーシップの例文

以下ではリーダーシップをアピールする例文をエピソード別で紹介します。

構成や内容に注目し、ご自身で自己PRを作成する際の参考にしてください。

例文1:ゼミ

私の強みは、リーダーシップです。
専攻していたゼミのリーダーを務めていたときに、私のリーダーシップは培われました。

ゼミは全体で数十名ほどの人数がいて、それぞれ5名のグループを作り活動していたゼミです。
そのグループ単位として研究やプレゼンなど、またディスカッションも行っていました。
リーダーとして、各グループの研究の進捗状況などを毎週報告させるようにし管理していました。

その報告を受けて、私はフィードバックなどを行うことで、グループそれぞれのモチベーションを高めることに成功しています。そのような工夫により進捗状況がすべてのグループにおいて良くなり、ゼミ全体の活性化につながりました。

このような経験を活かしリーダーとして、貴社でも発揮していきます。

より詳しいゼミの自己PRの書き方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

例文2:カフェのアルバイト

私の強みは、リーダーシップがあるところです。

私は大学1年生の夏頃からカフェのアルバイトをしており、大学3年からはバイトリーダーを務めてきました。
私は特に、新人教育やメンバーの指導に力を入れてきました。
なぜなら、入りたてのメンバーは、オーダーミスが連発したり、お客様に迷惑をかけてしまったりなどがありました。
そのようなときは、リーダーである私も新人と同じくつらい経験をし「なんとかしたい」という気持ちがいっぱいになるのです。
こういったときには、私はリーダーとしてお客様に毎回謝罪して回る役目もしています。
部下のミスを自分のミスとして受け止め、リーダーとしての責任を果たしてきました。

このような経験もあり、私はその責任感をもち続け、リーダーシップを貴社でも発揮したいです。

より詳しいアルバイト経験の自己PRの書き方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

例文3:ダンスサークル

私の強みは、適切な目標設定を行うことです。

学生時代に、大きな規模のダンスサークルのリーダーを務めていた私は、最後の舞台でチーム全体の方向性を定めていきました。
やはり100人以上の規模になると、同じ目標をもって全員が志を高く取り組むことは、難しく感じます。
最後の舞台で優勝することが大切か、結果より楽しむことを重視するかで、仲間割れすることがありました。
私は「優勝することより楽しむことを重視」という層に「なぜ優勝に興味がないか」をヒアリングしてみました。
そして、優勝を目指すと空気が悪くなってしまうという理由が判明したのです。

この理由がなければ「優勝はしたい」といった意見が多かったため、目標を「楽しく、優勝を目指す」にしました。
それにより、優勝はできなかったものの雰囲気は悪くならず、準優勝にまで導くことができました。

貴社でも、チーム全体の目標を指し示せる社員になれるよう、努力していく所存です。

より詳しいサークル活動の自己PRの書き方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

例文4:バスケ部

私の強みはリーダーシップです。
様々な場面でリーダーに積極的に挑戦しました。

大学では女子バスケ部のキャプテンとしてチームを引っ張ってきました。
元々発言をしたり、目立つことが好きな性格ではありましたが、誰かを引っ張ったり責任をもつことはしてこなかったです。
しかし、部員全員が同じ目標を掲げて県大会に優勝するためには私が先陣を切り引っ張っていくことが必要不可欠でした。
思考を止めずにどうやったら巻き込んでいけるのかを突き詰めた結果、部員全員が私のことを信じてついてきてくれ、県大会にも出場することができました。

これらの経験から仲間を巻き込み協力して、物事を成し遂げることが得意です。

リーダーを経験することで、やりきったという達成感と共に自分に自信をつけることができました。

例文5:サッカー部のマネージャー

私の強みは冷静沈着で物事を達観することができることです。
常に場の空気を読み、物事が穏便に進むよう周りに合わせて行動することができます。

高校時代に60人程の部員がいるサッカー部のマネージャーとしてチームをサポートしていました。
指示する側で責任もあったので常に厳しく目を光らせていたので、選手の体調の変化や練習内容変更に伴う準備など先回りして予測し円滑に練習が進むよう尽力しました。
チームを第一に考え、良い成績を残すため、マネージャー視点から分析しキャプテンや顧問と積極的に話し合いを行うなど、求められている範囲を超えて行動するよう心がけていました。
持ち前の環境適応力だけでなく、今の自分の地位や場所に満足することはなく、将来を考えました。
努力を惜しまず、後輩のサポートややり方の統一を行いシステム向上を図りました。

この経験から、積極性やリーダーシップも自分の強みになりました。

例文6:大学の授業

私の強みは周りを巻き込む力です。

大学時代に授業でグループ発表の課題がありました。
先生から推薦されたリーダーを中心に発表準備を進めていく予定でしたが、コロナ禍で直接会えなかったからか発表1週間前まで何も準備をしていませんでした。
そこでリーダーではありませんでしたが、私がみんなに声掛けし、発表内容をどうするか、各個人の担当はどうするか、発表スライドは誰が作るかを決めて、メンバーの意見も取り入れながら発表の準備を行いました。
事前に発表当日の流れも確認したことで当日の質疑応答での全員がオンラインで各自宅にいたのにも関わらず、円滑に対応できました。
いくつかのグループがある中で最初の発表だったのにもかかわらず、担当の先生からは「後の班の難易度が上がった」と評価をいただきました。

貴社に入社したときには周りの人を巻き込み一つのものを協力しながら作り上げることができると考えています。

例文7:野球部

私の強みはリーダーとして、人の上に立てることです。
私は高校時代野球部に所属しており、副キャプテンをしていた経験からそう思いました。

私は県内ベスト4を目指して日々努力をしてきました。
私の学年は入学当初から期待されていましたが、最上級生としての初めての秋の大会で格下のチーム相手に自らのミスで敗戦してしまいました。
チームの悪いところや甘さが出てしまった試合でした。

そこで私は3つのことを大切にしていきました。一つは自らの行動を大切にすることです。
副キャプテンとして周りから見られることを意識してチームでトップ3に入る努力をしました。
2つ目は部員全員が高い意識を持っていけるようミーティングで意見を多く出し、また意見を言ってもらいました。
3つ目は1人1人とお互いにアドバイスし合って技術の向上や自分に必要なものを確認していきました。

目標のベスト4には届きませんでしたが、1人1人の意識や能力が格段に上がりチーム力が向上しました。

貴社ではチーム長を任せられるようになったら、共に成長できる空間を作っていき、結果を出せるチームを作れるよう努力していきたいです。

野球部経験を魅力的に自己PRする方法と例文を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

例文8:サークル(運動系)

私の強みは、冷静に物事を俯瞰することです。
 

私は大学のバレーボールサークルに所属し、地区大会での優勝を目標に活動しました。
そのサークルでは大会優勝を目指す人と、友達との交流が目的の人がおり、メンバーのモチベーションに差がありました。
そのため、練習の熱量に差が生まれてしまい、雰囲気が悪くなってしまうことがありました。
そこで、全員が同じトレーニングをこなすことに無理があると感じた私は、勝ちに行くチームと楽しむチームの2つに分けて練習をすることを提案しました。
勝ちに行くチームは体力やテクニックなど個々のスキルアップのためのハードな練習、楽しむチームは交流を活性化するための模擬試合が多めの練習をしました。
その結果、お互いを尊重しながら、それぞれが目的に合った有意義な活動ができるようになりました。
残念ながら地区大会では優勝はできませんでしたが、悔いの残らない試合をすることができたと、チームメイトに感謝されました。

貴社においても、冷静に物事を見て問題を発見し、取引先や社内の皆が満足できるような解決策を提案し、実行したいと考えています。

例文9:卒論

私は、周りの人と協力しながら、物事を効率よくこなせるように働きかけることができます。

大学の卒論ゼミでメンバーと合同で論文作成した時、ゼミ長として役割分担やスケジュール管理を担いました。
論文のテーマは全員で意見を出し合い、地域の神社仏閣を取材し、民俗学的な特徴や歴史的背景をまとめて発表することに決めました。
私は各々の希望を聞いたうえで、フィールドワーク、文献収集、執筆、校閲、プレゼンテーションという作業工程ごとに担当を分け、効率アップを図りました。
それぞれの進捗状況に気を配り、作業が遅れている場合は他のメンバーにも協力してもらいフォローしました。
卒論発表会では、論文の質の高さとチームワークの良さから優秀なゼミと評価されました。

御社においても、共に働く仲間の様子に気を配り、業務を効率よく進められるように協力できる環境作りをしたいと考えています。

例文10:飲食店のアルバイト

私の強みは、積極的にコミュニケーションをし、チームの良い雰囲気を作れることです。

私がホールのアルバイトをしていた飲食店では、混雑時に焦りからお互いの口調や態度がきつくなり、ミスの悪循環が起こりやすくなることが問題になっていました。
私はより深い信頼関係を築く必要性を感じ、親より年上の人にも自分から声をかけて交流しました。
仕事とは関係のない雑談であっても、話をよく聞くうちに相手の価値観を知り、共感できることが増えていきました。
その結果、その人が苦手なことや困っていることをフォローし、混雑時のミスを事前に防ぐことができ、職場の雰囲気も明るいものに変化していきました。

御社においても、周りの人とのコミュニケーションを大切にし、気持ちよく仕事ができる雰囲気作りに貢献したいと考えています。

【自己PR】リーダーシップの職種別例文

リーダーシップを自己PRに活用する際、職種に応じてもアプローチの方法が異なります。

ここでは、いくつかの職種に適したリーダーシップの自己PR例を紹介します。

営業職

私の強みは、リーダーシップを発揮しチームをまとめて成果を出す力です。

大学時代、ゼミのプロジェクトでリーダーを務め、5人のメンバーをまとめて研究を進めました。
それぞれの得意分野を活かした役割分担を行い、定期的に進捗を確認しながら目標達成に向けてチーム全体を牽引しました。
途中でメンバー間の意見が対立する場面もありましたが、冷静に話し合いを重ね、最終的に優秀な成績を収めることができました。

この経験を活かし、貴社の営業職でもリーダーシップを発揮し、チームで成果を出せるよう努力したいと考えています。

販売職

私の強みは、チーム全体をまとめるリーダーシップです。

大学時代、学園祭の運営チームでリーダーを務めました。
メンバー間のスケジュール管理や役割分担を行い、イベント当日の準備から実施までを指導しました。 意見の食い違いやトラブルが発生した際も、リーダーとして冷静に問題解決に取り組みました。
その結果、イベントは大成功を収め、参加者からも高い評価を得ることができました。

貴社の販売職でも、リーダーシップを発揮して店舗の運営やチームの成果向上に貢献したいと考えています。

事務職

私の強みは、リーダーシップを発揮してチームを効率的に動かすことです。

大学のサークルで、年度末の活動報告書の作成プロジェクトでリーダーを務めました。
メンバーの意見をまとめ、締め切りに向けてタスクを分担し、進捗を管理しました。
途中でトラブルが発生した際も、冷静に対策を講じ、全員の協力を得て無事に報告書を提出することができました。

このような経験を活かし、貴社の事務職でも、リーダーシップを発揮しながら効率的に業務を進め、チームの目標達成に貢献したいと考えています。

【自己PR】リーダーシップで作成する時の注意点

リーダーシップをアピールする際は注意すべき点があります。

思いもよらぬところでマイナスな評価を受けないよう押さえておきましょう。

自分勝手な印象を与えないようにする

リーダーシップをアピールする時は、自分勝手というネガティブな印象を与えないように注意しましょう。

リーダーシップをアピールする際は、チームを引っ張る力だけでなく、協調性を示すことが重要です。

チームをただ引っ張るだけでは、メンバーの反感を買ってしまうこともあります。

自らも努力する姿勢を示し、周りを引っ張ったというように、ただ指示するだけでなく、自分も行動していたということを示すことが重要です。

しっかりと企業研究する

就活において積極的にリーダーシップをアピールする際には、企業研究をしっかりと行わなければなりません。

たとえ素晴らしい自己PRができたとしても、企業が求めている人材の条件にリーダーシップが含まれていない場合、その能力は完全に無駄となってしまいます。

企業がどのような人材を求めているのかを理解するためには、徹底的な企業研究が欠かせません。

企業研究を通じてその企業のビジョンやミッション、価値観や求めるスキルなどを把握し、自分のリーダーシップの経験や能力がどのようにその企業のニーズにマッチするかを具体的に話さなければなりません。

公式サイトや採用ページ、余裕があれば企業の採用説明会などにも参加し、積極的に企業研究を行った上で、企業がリーダーシップを本当に求めているかについて確認してからアピールするようにしましょう。

【自己PR】リーダーシップの内容に関するよくある質問

リーダーシップの自己PRに関して、新卒の方からよく寄せられる質問に対して、具体的な回答を紹介します。

高校時代のリーダーシップを活かしたエピソードは就活でも使える?

高校時代の部活動や文化祭でのリーダー経験は、就職活動でも自己PRとして有効です。

特に、リーダーとしてどのような問題に直面し、それをどのように解決したかを具体的に伝えることで、企業にとって有用なスキルとして評価されます。

例えば、部活動のキャプテンとしてチームをまとめた経験や、クラス代表としてプロジェクトを成功させたエピソードは、リーダーシップや問題解決力を示す上で有効です。

ただし、社会人としての経験がある場合には、その後の職務経験との関連性を明確にすることが重要です。

失敗や挫折経験も自己PRに入れたほうがいい?

失敗や挫折のリーダー経験も、自己PRに取り入れることは効果的です。

失敗そのものが重要ではなく、その後にどのように改善し、再び成果を上げたかが企業にとって評価されます。

失敗から得た教訓や、その経験を通じて成長した部分を強調することで、リーダーシップの強化につながるストーリーを伝えることができます。

企業は、困難に直面した際に冷静に対処できる人物を求めているため、挫折経験はむしろプラスに働くことが多いです。

挫折経験の内容を自己PRに入れたい方は、以下の記事を参考にしてください。

【自己PR】リーダーシップをアピールして内定に近づこう!

自己PRでリーダーシップをアピールすることは効果的です。

ですが、伝え方次第ではきちんと伝わらなかったり、エピソードが空回りしてしまうこともあります。

なので今回紹介したように、「どういった価値観のもと、リーダーシップを仕事でどのように活かせるのか」まで深掘りするようにしましょう。

今回の記事が、就活生の皆さんにとって少しでもお役立ちになれば幸いです。

ここまで見ていただき、ありがとうございました。

就活市場では他にも自己PRについて解説をしていますので、併せてご覧ください!

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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