はじめに
「玉手箱とSPIの違いってどういうものがあるんだろう」 「玉手箱とSPIそれぞれの対策方法を知りたい」 「就職活動で知っておいたほうが良い試験ってなにがあるの?」 就職活動をしていると、このような試験の名前を耳にすることがありますが、具体的にそれぞれどういうことに注意して対策をしていけば良いか知らない方も多いでしょう。
この記事を読むことで、玉手箱とSPIの見分け方や、それぞれの試験について具体的に出題される科目なども把握できます。
就職活動は限られた時間の中で、しなければいけないことも多いですが、ぜひこの記事を参考にして試験の対策をしてみてください。
玉手箱とSPIの違いについて
就活における学生の選考方法として多くの企業で適性検査を導入していますが、
実際にどのような内容なのかについては知らない学生も多いでしょう。
ここでは特に多くの企業が採用していることで知られる「SPI」と「玉手箱」についてご紹介します。
SPIとは
SPIはリクルートマネジメントソリューションズが実施している適性検査です。
採用企業は13,200社、受験者数は202万人と最大のシェアを誇り、
最近は大企業だけでなく中小企業でも採用しているところが増えてきています。
SPIの出題方式
SPIでは
ペーパーテスト、テストセンター、WEBテストからなる、 3つの出題方式があります。
現在の傾向として、新型コロナウイルスの影響により、多くの企業がWEBテストへ移行していることが挙げられますが、
テストセンターやペーパーテストを課す企業も未だにあるので事前に自分が志望する企業がどの方式を採用しているのか、
事前に確認する必要があるでしょう。
また、出題形式によって出題範囲や難易度が異なりますので、SPI対策を行うときにはその方式に沿った学習を進めていかなければなりません。
ペーパーテスト
ペーパーテストではまずはじめに問題用紙と解答用紙が配布され、解答用紙にマークシート方式で回答していくタイプの出題形式です。
基本的に学生が志望する企業に出向いて受験します。
SPIは当初ペーパーテストのみが行われていましたが、マークシート方式で採点に時間がかかるといった理由から、
最近では採用する企業が減ってきています。
テストセンター
現在もっとも多くの企業で採用されているのが、テストセンターという方式です。
SPIを実施するリクルートマネジメントソリューションズ社が会場を用意し、そこに学生が出向いて受験します。
テストセンターでは問題が一問ずつパソコンの画面に表示され、
それに回答すると次の問題が表示されるという形で進められていくのが大きな特徴です。
回答するうえで注意しなければならないのは、制限時間が検査全体だけでなく問題ごとにも設定されているという点です。
時間内に回答できないと次の問題に画面が切り替わってしまい、未回答の問題は誤答扱いとなります。
また、ペーパーテストでは最初から問題が印刷されているので受験者全員が同じ問題を解くことになりますが、
テストセンターでは出題される問題が学生によって異なります。
最初は基本的な問題が出題されますが、正解が続くと徐々に難しい問題が出題されるようになりますので、
受験者同士で点数を比較することにあまり意味がありません。
なお、テストセンターで一度受験すると、その結果はほかでも使えます。
A社とB社からテストセンターでの受験をすすめられた場合でも、受験は一回だけでOKです。
Webテスト
Webテストはパソコンを使い、自宅や大学、企業などで受験する方式です。
地方に住んでいて受験会場まで遠い学生などは便利に利用できます。
Webテストが他の受験方式と大きく違うのは電卓の使用が許可されているということです。
電卓が使用できるということで計算が楽になると考える学生も多いですが、
実際には問題のボリュームがかなり多く、電卓を最大限に活用しないと時間オーバーになってしまいます。
SPIで出題されるテーマ
「言語」「非言語」からなる能力検査と、人柄や性格を診断する「適性検査」の、大きく2つにSPIの出題範囲は分けることができます。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
言語
言語の項目は国語の問題になります。
社会人としてコミュニケーションに不可欠な漢字の読みや慣用句の意味などが試される他、
2つの単語の関係性を答える二語関係の問題や長文読解もあります。
非言語
非言語は算数・数学の問題です。
基礎的な計算問題や図形問題、確率の問題などが出題されます。
難易度的にはそれほど高くはありませんが、問題数が多いのでテンポよく答えていかなければなりません。
公式などを忘れていることもありますので、事前にチェックしておきましょう。
適性検査
性格検査は学生の行動の特徴や人柄を見るための検査です。
300問の設問に対して「はい」「どちらかといえば、はい」「どちらかといえば、いいえ」「いいえ」といった回答が用意されていて、
もっとも当てはまると思われるものにマークしていきます。
適性検査と能力検査の異なる点は、正解というものがないということです。
ただし、自分をよく見せようとすると回答に矛盾が生じて評価が下がってしまいます。
一貫性を持って正直に答えるようにしましょう。
SPIを採用している主な業界
総合商社や広告業界、メーカーに多い
SPIを実施している企業例
エーザイ、オリンパス、川崎重工、キューピー、コクヨ、コメリ、サッポロビール、JCB、スクウェア・エニックス、住友化学、第一生命保険、東レ、博報堂、パナソニック、ファーストリテイリング、三井住友海上火災保険など
玉手箱とは?
日本SHL社が開発した適性検査の商品名を玉手箱といいます。
自宅で受験するタイプの適性検査ではトップのシェアを持っています。
SPIの次にメジャーな適性検査であり、学生のほとんどが就活ではSPIか玉手箱のどちらかを受験するようです。
玉手箱の出題方式
玉手箱の出題方式はテストセンターとWebテストの2つです。
SPIと同様に、新型コロナウイルスの影響により、多くの企業がWEBテストへ移行していますが、
テストセンター形式を課す企業も未だにあるので
事前に自分が志望する企業がどの方式を採用しているのか、事前に確認する必要があるでしょう。
テストセンター
テストセンターは全国に300ヶ所以上ある専用の試験会場に学生が出向き、パソコンを使う方式で、「C-GAB方式」とも称されます。
予約は受験者自身が行い、予約時に性格テストを受けます。
試験会場では本人確認のために写真撮影が行われるなど、対策がしっかりととられて替え玉受験などを防いでいます。
Webテスト
Webテストは自宅のパソコンを使って受験する方式です。
多くがこの方法を採用しています。
テストセンターでは計算機の使用はできませんが、Webテストでは計算機を使うこともあります。
そのため計算機を日常で使用することの多い金融関係の企業で多く採用されているのです。
玉手箱で出題されるテーマ
出題されるテーマとしては、大きく「計数」「言語」「英語」に分類される能力検査と、学生の人となりを見る「性格テスト」があります。
さらに玉手箱について詳しく見ていきましょう。
計数
「計数」には「図表の読み取り」「四則演算」「表の空欄の推測」の3つの問題形式があります。
15分で29問、9分で50問、20分で20問と問題数の割に回答時間が短いのが特徴です。
各科目で同じような問題が連続で出題されますので、しっかりと対策することで高得点を狙うことができます。
言語
言語には「IMAGES形式」「GAB形式」の2つの問題形式があります。
どちらも長文読解の問題ですが、前者は文章の論理構造を読み取る問題で、後者は内容の正誤を尋ねる問題となっています。
SPIのように漢字や語彙力を問う出題はありません。
英語
「英語」は「言語」と同様に「GAB形式」「IMAGES形式」の2つの問題形式があります。
どちらも制限時間が短い、長文読解であることから、単純な読解力だけでなく、英語を素早く理解できる速読力が試されます。
性格テスト
玉手箱の性格テストでは20分の制限時間の中でおよそ200問の問題に答えていきます。
学生の個性や性格を診断することで企業とのマッチングや業務に対する熱意などを測ります。
SPIと同様に、高評価を得るために自分を偽ってしまうと回答に矛盾が生じて逆効果になってしまうことがあります。
素直に正直に回答しましょう。
玉手箱を採用している主な業界
金融やコンサルティング業界では、玉手箱を採用していることが多いです。
玉手箱を実施している企業例
中央労働金庫、野村證券、みずほ銀行、みずほ証券、三井住友銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、横浜銀行など
玉手箱の対策方法
ここからは玉手箱の対策方法を解説していきます。
玉手箱は内容自体は変わらないのですが、出題形式が大きく2つに分かれます。
自宅で行えるWebテスト形式
テストセンターで取り組むC-GAB形式
割合としては自宅で行える玉手箱の方が多いですが、カンニングの防止や電卓の使用不可など、
より制約条件を厳しくしたのがC-GAB形式です。
受験する際は、どちらの形式なのか事前に確認しておくようにしましょう。
玉手箱で出題される科目
玉手箱の出題項目は大きく分けて3つ+性格テストがあり、それぞれを企業側が組み合わせて学生に出題されます。
試験当日までどの項目が出されるかわからないので、網羅的に対策しておく必要があります。
計数関連
1)四則逆算
2)図表の読み取り
3)表の空欄の類推
読解問題
1)長文問題(GAB形式)
2)長文問題+論旨把握問題(IMAGES形式)
英語
+
性格テスト
出題される項目については、上記のようになります。
これらの項目について一つ一つ見ていきます。
計数関連
まず計数関連ですが、大きく3つの項目に分かれます。
【制限時間】【出題数】【内容】
四則逆算
【制限時間】9分【出題数】50問【内容】空欄に数字を入れて計算式を完成させる。
図表の読み取り
【制限時間】15分【出題数】29問【内容】図表をみて答えを導きだします。
表の空欄の類推
【制限時間】20分【出題数】20問【内容】表の空欄を推測して埋めていきます。
どれも内容自体は中学生レベルでそこまで難しくありませんが、一門を1分以内におわらせないとおわらない為、相当なスピード感が求められます。
ある程度の計算スピードが求められる分野でしょう。
読解問題
次に読解問題ですが、こちらは大きく2つの形式に分かれます。
【制限時間】【出題数】【内容】
GAB形式
【制限時間】15分【出題数】8問(それぞれに4つの問題あり)【内容】問題文があり、それに対して正誤を問う問題となっています。
IMAGES形式
【制限時間】10分【出題数】10問(それぞれに4つの問題あり)【内容】長文問題と論旨把握問題がセットになっており、比較的高い読解力が求められます。
SPIと違って語彙問題がなく、読解力を問われる問題が多いです。
なので日頃から本を読んでいないとスピーディに回答までたどり着くのは難しいと感じるかもしれません。
英語
英語の問題は読解問題と同じくGAB形式とIMAGES形式で出題されます。
GAB形式
【制限時間】10分【出題数】8つの長文から3問出題【内容】英語の長文問題
IMAGES形式
【制限時間】10分【出題数】8つの長文から3問出題【内容】英語の長文問題
日本語の読解問題と同様にスピード感ある読解力や、英語力が求められます。
TOEICを受講したことがある人にとっては馴染み深いからもしれませんが、長文読解の為にはある程度高い英語スキルが求められます。
玉手箱の対策をする際のコツ
玉手箱を対策する際のコツを解説していきます。
就職活動中は玉手箱以外にもするべきことが多くあるので、効率よく集中的に練習していくことをおすすめします。
過去問を徹底的に解く
玉手箱の対策をする際は、過去問題を徹底的にときましょう。
過去問については、本を購入してそちらに掲載されている問題を徹底的に解くことをお勧めします。
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時間内にクリアできるようにする
テキストを問題を解いて練習する際は、必ず制限時間を設けましょう。
与えられた時間の中で、少しでも多くの問題を解けている状態にするとよいです。
なので、毎回制限時間を測って、時間に対する意識を持った上で取り組みましょう。
わからない問題もとにかく答える
適性検査は、玉手箱を含め問題数が多い傾向にあります。
一つ一つ問題をじっくり解いていては、制限時間が足りなくなってしまいます。
誤謬率といって間違えた問題の割合を出す適正検査もありますが、玉手箱は誤謬率を計測していませんので、制限時間が足りなくなるよりも、解答欄を埋めることが大切です。
SPI の対策方法
SPIは大きく以下のような形式に分かれます。
テストセンター
Webテスティング
ペーパーテスト
インハウスCBT
多くの企業はテストセンターを活用していることが多いです。
ですが近年は自宅でも行えるようにWebテスティングのケースもあるので事前に確認するようにしてください。
SPIの特徴としては、一回受験したら使いまわせるといった点があります。
ですが実際に試験してみると「うまくいかなかったからもう一回やろう」と思ってしまうことが多いです。
なので結果的にSPIにかける時間が多くなって、面接対策等に時間を割けなくなってしまいます。
早めに対策して高得点を狙っていくことをおすすめします。
SPIで出題される科目
SPIで出題される科目は、言語能力や非言語能力などの能力値を測るものから、その学生の適正を測るための性格検査などが行われます。
非言語能力
言語能力
性格検査
英語能力
構造
大きく分けて上記のような出題科目になります。
多くの企業はこの中でも「非言語能力」「言語能力」「性格検査」を選択して出題するケースが多いです。
なのでそれぞれでどういった問題内容が出題されるのかを見ていきましょう。
非言語能力
SPIの非言語問題は中学や高校で行う数学問題が出題されます。
推論や場合の数、確率など多少の勉強をしておかないと解けないような問題が多いです。
問題の形式はある程度一定なので、それぞれの公式だけ覚えて効率よく解ける状態にしておくと良いです。
言語能力
国語力を総合的に問われる問題となっています。
玉手箱が長文読解に特化しているのに対して、語彙力や文法を理解していないと解けない問題も多いので、苦戦する学生は多いです。
長期的な学習が大事になってくるので、日頃から言葉に対して「わからない言葉を調べる」といった習慣づけをしておくことをおすすめします。
性格検査
日頃の考え方や行動の傾向などをマークシート式で答えていくことで、その学生の性格を試すといったものです。
性格検査によって、学生に向いている業界や仕事内容を測るために行われます。
企業によっては非言語や言語能力を見ずに、性格検査のみで学生の合否を判断するところもあるので、気を抜かずにしっかり行うようにしましょう。
SPIの対策をする際のコツ
SPIは問題量も多く、きちんと対策しないと時間内に終わらないケースも多いです。
面接対策や説明会の出席など多忙の中時間を作るのは難しいですが、しっかり対策するようにしましょう。
わからない問題は飛ばす
SPIの問題は非常に多く玉手箱に比べて難易度も高いので、わからない問題は積極的に飛ばしていくようにしましょう。
やはり「回答できる問題を確実にとっていく」というスタイルで問題に挑んだ方が、結果的に高得点を狙うことができます。
「わからない問題は時間が余ったら取り組もう」という精神でガンガン問題を解いていくのがコツですよ。
暗記問題は隙間時間を活用する
SPIの問題には暗記問題がありますが、これらを対策する際は隙間時間を活用すると良いです。
というのも、就活においてまとまった時間は「自己分析」や「ESの作成」などの時間がかかる作業に割いた方が良いからです。
例えば、言語能力の語彙力を勉強したい場合は、電車での移動時間や説明会の合間などを活用してコツコツ勉強していくのがおすすめですよ。
場合によっては、暗記問題をあえて勉強せずに他の分野に集中するといった手もあるでしょう。
ご自身の時間や取り組める作業量を考慮して対策の仕方を変えていってみてください。
玉手箱とSPIはどちらから対策する?
玉手箱とSPIでは、SPIを優先して対策した方が良いでしょう。
理由としては、玉手箱よりもSPIの方を採用する企業の方が多く、中小企業でも採用されているからです。地元に根ざした企業で就職を希望する学生にもおすすめです。
また、SPIは玉手箱よりも難易度は高くなく、出題する問題の傾向も似ていることが多いため、対策の効果が出やすいです。
SPIと玉手箱を見分ける3つの方法
やるべきことがたくさんあり時間がない就活生は、なるべく効率よく試験の対策をしたいでしょう。
ここでは、SPIと玉手箱を見分ける方法を3つほどご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
1:テストセンターで受けられるかどうかで見分ける
前述したとおりテストセンターという方式は、SPIを実施するリクルートマネジメントソリューションズ社が会場を用意し、そこに学生が出向いて受験します。
そのため、テストセンターでの受験であれば、試験方式はSPIであると判断できます。
2:業界の違いで見分ける
SPIと玉手箱は、業界ごとにある程度分かれていることが多いです。
コンサル業界や金融業界では玉手箱を使用していることが多く、中小企業・メーカー業界・総合商社などでは、SPIを使用していることが多いでしょう。
必ずしも当てはまるわけではありませんが、自分の目指す業界を当てはめて参考にしてみてはいかがでしょうか。
3:リンクのURLで見分ける
SPIか玉手箱かはURLでも判断できます。
これはWebテストの場合の見分け方になりますが、Webテストを受ける際は企業から前もってURLが送られてきます。
このURLはテストの種類ごとに違いますので、URLを見てどの種類のテストなのか見分けることができます。
玉手箱とSPI以外にも知っておきたい試験
就職試験は玉手箱とSPI以外にも対策するべき試験が存在します。
受験する業界や企業によって出題される試験も変わってくるので、自分の受講する試験が何なのかを確認した上で対策するようにしましょう。
ここでは、玉手箱とSPI以外にも知っておきたい試験について解説していきます。
TG-WEB
TG-WEBはヒューマネージ社というところが開発したWebテストで、主に人気企業や有名企業が採用しています。
難易度が玉手箱やSPIに比べてかなり高く、思考力が試される問題が多いのが特徴です。
そういった意味で馴染みのない問題が多く、中学高校で学んできたことを活かせないケースも多いんですね。
出題範囲は言語、計数、性格、英語に分かれており、企業によって違います。
実際企業側も完全に解けるとは思っておらず、「どれだけ対策してきたか」を測るためのテストとして採用していることが多いです。
なので出来ないからといって気負いするのではなく、自分のできる範囲で対策する精神が大切ですよ。
GAB
GABは玉手箱と同様、日本SHL社が開発するWebテストで、少々難易度が高いものとなっています。
言語、計数、英語、性格診断の問題が出題され、知的能力と性格についてみられます。
大手企業の総合職など、学生の総合的な能力を測りたい場合などに用いられるケースが多いです。
なのでゼネラリスト採用を目指したい方は、早めに対策しておくことをおすすめします。
CAB
CABは、IT業界やコンピュータを扱う企業に採用されることの多い筆記試験です。
SPIやGABと異なり学力や知識力を試すのではなく、論理的思考能力などを問う問題が多いです。
IQテスト的な側面をもつ問題が多いので、事前に対策しておかないと苦戦してしまうことが多いでしょう。
ENG
ENGはSPIテストの英語試験です。 ENGを課す企業は非常に少ないですが、
商社や航空業界など英語を常用する企業では採用されることが多いです。
もしあなたが英語を必須とされる職業につきたいのなら、英語の対策を日頃から心がけると良いでしょう。
その他のテストを導入している企業もある
そのほかにも企業によってはさまざまな認知度のないテストが課されることがあります。
けど、自分が志望する企業がどんなテストを受けるのかわからない
そんなあなたにおすすめする本がSPIノートの会が出版している
「この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている!【最新版】」
です。
この本を使って自分が志望している企業はどんなテストを採用しているのか、
把握し、対策をしっかりすると、足切りというもったいない結果に終わることは少ないでしょう。
玉手箱とSPIの違いを知って対策しよう
玉手箱とSPIは開発した会社が異なるため、違いは多岐に渡ります。
出題形式や科目だけでなく、採用する企業の傾向も異なるので
自分の志望する業界ではどちらが使われることが多いのか把握しておきましょう。
また玉手箱やSPI以外にも多くのWebテスト、筆記試験があるので、それぞれの対策を行うようにしてくださいね。
それではみなさんの就職活動が成功することを祈っております。
ここまでみていただき、ありがとうございました。
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