テストセンターで行う性格検査でのコツと注意すべき3つのポイント

テストセンターで行う性格検査でのコツと注意すべき3つのポイント

はじめに

テストセンターにて性格検査が行われますが、他の能力検査と比べて決まった答えがないので、どう答えればよいかと迷うかもしれません。

どう答えればよいのか、コツや注意すべき3つのポイントをここでは紹介します。

慌てないよう、そしてスムーズに解けるよう参考にしてください。

テストセンターで行う性格検査とは?

テストセンターで行う性格検査とはいったい何でしょうか。

これは性格適正検査と考えればよいです。

簡単にいうと、こんなときにあなたはどう行動しますか?といった問題が出題されます。

SPIを受験する際、性格・言語・非言語は必ず受験が必要です。

現在多くの企業がSPIを採用しており、今後さらに増える可能性があります。

面接は短い時間で、その学生がどんな性格なのかわかりづらいです。

そのため性格適正検査を行い、どんな人材か見極める材料とします。

テストセンター受験の場合は、インターネット上で受験予約を行います。

その際性格検査を受け、テストセンター会場ではその他の能力検査を受けます。

自宅で受験する学生も多く、リラックスした状態で性格検査を受けられるというメリットがあります。

テストセンターで行う性格検査でのコツ

テストセンターで行う性格検査でのコツについて紹介します。

基本的に自身の直感で答えればよいのですが、何でも自身の思うままに答えてよいということではありません。

そこでどんな問題が出題されるのかとともに、何が問われるのか、そして求められる人物像について考えてみてください。

企業がどんな人材を必要としているのかという点を重視しコツを押さえることで、1問1問スムーズに解けるようになります。

性格検査で何が問われる?

性格検査では何が問われるのでしょうか。

仕事を行ううえで、誰でも必ず壁にぶつかります。

その際、どのようにして乗り越えていけるかを知りたいと考える企業は多いです。

たとえば、すぐに熱くなってしまう人や周りに相談せず先に進んでしまう人は、グループを組んで一致団結して仕事をしようと考えているときにマイナスになってしまいます。

性格検査を行うことで、行動特性を見ることができます。

考えることが好き、もしくは運動をすることが好きかなどもわかります。

物事を考えることが好きという場合でも、内向的であれば一人で溜め込んでしまうかもしれません。

周囲に相談せずに突っ走る傾向がある人や一人いつまでも悩んで先に進めないという人は避けたいでしょう。

運動が好きな人はストレスをためにくい、一つのことに対してくよくよしないという面も見られます。

また運動は続けることが辛くなるときもありますが、好きな人は最後までやり遂げると見ることもできるでしょう。

意欲についてもわかり、目標に取り組む意欲があるか見られます。

ゴールにたどり着くために行動に移すか、頑張って取り組めるかなど見ることができます。

仕事は責任を持って最後までやり遂げなくてはいけません。

やり遂げられる力があり、また最後まであきらめない人が重視されます。

情緒についてですが、自分の感情をどうコントロールするか見られます。

熱くなって人に当たってしまう、イライラして他人を寄り付かせないという人は避けたいでしょう。

適度に発散できる、一旦落ち込むが前を向くといった学生は採用されやすいです。

最後にライスケールについてです。

ライスケールは正直に答えましょう。

企業によいように見られたいと考え、性格検査の各問題の選択肢を選ぶ傾向が誰しもあります。

そこで学生が嘘をついていないかを見るために、ライスケールが出題されます。

「大きく見せよう」「うまくごまかそう」とする傾向が強いか、確認されるので注意してください。

「これまで~したことがない。」といった形式で出題されます。

性格検査で求められる人物像とは?

性格検査では、求められる人物像について考える必要があります。

各企業共通して多くいわれているのが積極性です。

目標を持って、ゴールに向かってコツコツとやりこなしていく人は採用されやすいです。

逆に目標がなくだらだら仕事をする、締め切りに間に合わなくなるといったことでは社会人として冷たい目で見られます。

加えて、決められたことを遂行できる面も必要ですが、それではイレギュラーなことがあると対応しづらいです。

積極性があると、イレギュラーなことや新しいことにもどんどんチャレンジできるともいえます。

積極性以外には、柔軟性や外向性などが重要視されています。

積極的そして柔軟性があるという人は、先ほど例に挙げたイレギュラーなことに対応しやすいでしょう。

外向性については、今までのやり方を変えようという際に役立ちます。

また一人で悶々とするのではなく、誰かに素直に相談することもできるでしょう。

売上が伸び悩んでいるときは、今までのやり方を変える必要に迫られます。

その際に、スムーズに対応できる人はどの業界でも活躍できるでしょう。

これまで誰も考え付かなかった案を挙げるなど、一気に注目されてステップアップが見込めるかもしれません。

ベンチャー企業をはじめとして、柔軟性や外向性も重視されている企業があります。

その他には、機密性やサービス性などが求められる場合もあります。

性格検査でのコツ

性格検査でのコツですが、いくつかコツがあるので紹介します。

・基本的には自身が感じたことを正直に答える

世間的にどんな考え方がされているのか、また万人受けする回答がよいのではないかと感じるでしょう。

しかし万人受けするような回答ばかりにする必要はありません。

万人受けするような回答は企業は求めていませんし、回答例を見て万人受けするような回答をした、見栄を張りたいといったような感想を企業に抱かれてしまいます。

どう答えてよいか迷ったときだけ、万人受けするような回答をしてもよいでしょう。

基本的には自分が感じたことを正直に答えましょう。

・評価が下がる答えを選ばない

評価が下がる答えは選ばず、その他の選択肢を選ぶようにします。

web上や本などで性格適正検査の練習ができるので、練習問題を繰り返し解いて評価が下がる答えは何か知りましょう。

たとえば、人とのコミュニケーションを重要視していない人は面接で落とされやすいです。

他人に相談するなど、コミュニケーションを重要視している回答を選びましょう。

・対策をしよう

web上、もしくは本など過去問や練習問題が掲載されている媒体があります。

いきなり本番を迎えるのではなく、しっかり対策をして臨みましょう。

対策することで問題の出題傾向がわかりますし、どんな雰囲気か知ることができます。

1問1問の制限時間が短い、そして全体の制限時間も短いため悩んでいる暇がありません。

どんどん次へ進んでいくためにも、過去問などで練習しておくとよいでしょう。

・本採用の面接だと思って臨む

自宅などでリラックスして受験する学生も多いですが、本採用の面接だと思って臨みましょう。

面接官に質問されていると考えると、おのずととどう答えればよいか答えが導き出しやすくなります。

テストセンターで行う性格検査の注意点

テストセンターで行う性格検査の注意点を下記にて説明します。

各種注意点があるので、よく注意点を押さえて本番当日に慌てないようにしましょう。

また後から、あの質問はこう答えればよかったと後悔しないよう対策してください。

あわせて、性格検査の結果は本人には知らされません。

どの問題でどう答えたのかが後から知らされないため、紙に書き留めて面接に臨むとよいでしょう。

嘘はつかない

嘘はつかないようにしましょう。

企業の研究をして、その企業にとって必要な人物であるようにと深く考えすぎる傾向があります。

面接時に性格検査の結果を手元に置いて、こんなときはこう行動するようだがと切り出されるかもしれません。

そこで嘘をついていると、テストでの結果と学生本人の発言が合わないと嘘がバレることになります。

万人受けするような回答を意識しすぎない、素直に答えるということが大切です。

企業がどんな人物を求めているか?

企業がどんな人物を求めているのか考えましょう。

多くの企業が積極性・柔軟性・外向性を求めていると話しましたが、各企業によって特徴があります。

たとえば金融業界では、お金の計算をする機会があるため正確性が求められます。

1つ計算を間違うだけでも狂ってしまい、結果お客様に多大な迷惑をかけることになります。

慎重に、そして正確にことを進められる学生が重要視されます。

コンサル系の仕事ですと、1つの方法に執着していると仕事は成功しないでしょう。

各企業の状況に合わせてさまざまな方法を提案しなくてはいけません。

頑固な人、1つの方法を信じてまっすぐ進む人も採用されにくいです。

何社、何十社とエントリーする学生が多く、複数の企業から性格検査をはじめSPIを受験するよう指示があるケースがあります。

その場合、性格検査も使いまわしができます。

使いまわししたことは企業側にはわからないように配慮してくれます。

しかしどの企業にも使いまわしをするのではなく、各企業が求めている人物像があるということを念頭に置き、状況によっては再受講するほうがよいでしょう。

各企業がどのような人物を求めているのか考え、性格検査に臨んでください。

時間制限

テストセンターの性格検査ですが、時間制限があります。

性格検査は1部から3部で構成されていて、合計して35分です。

計300問のテストから性格検査が構成されているので、1問あたりにかける時間が非常に少ないです。

1問につき7秒なので、どんどん次へ進んでいかなくてはいけません。

深く考えすぎず、直感で答えてどんどん進んでいきましょう。

テストセンターで行う性格検査のまとめ

性格検査は直感で答えればよい、結果はあまり重視されないだろうと考える学生もいます。

しかし各企業によって求める人物像が異なりますので、しっかり対策を立てて答えましょう。

1問7秒と各問題に取れる時間が非常に少ないので、どんどん先に進んでいかなくてはいけません。

過去問や練習問題などで対策をし、当日スピーディーかつ慌てないよう進んでください。

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