【短所一覧】短所66選!回答例や短所を伝える際のポイントと言い換えを解説!

【短所一覧】短所66選!回答例や短所を伝える際のポイントと言い換えを解説!

就活の面接では短所について尋ねられることが少なくありません。

なぜ、短所が尋ねられるのでしょうか。

企業が短所を聞く理由を知り、どのような答え方が求められているのかを理解しましょう。

また、短所を尋ねられたときに適切な回答ができるよう、自分の短所を見つける方法もご紹介します。

そのうえで、よくある9種類の短所とその回答の仕方についてご案内します。

この記事を読んでわかること  
  • 就活で使える短所   
  • 短所を長所に言い換えた場合
  • 短所の伝え方
  • 企業が短所を質問する理由
この記事をおすすめしたい人  
  • 自分の短所がわからない人   
  • 短所を長所に言い換えたい人
  • 短所の一覧を見て自分の短所を見つけ出したい人
  • 短所の伝え方がわからない人

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【短所一覧】短所一覧とその言い換え

ここでは65個の短所を長所に言い換えたものをご紹介します。

性格や気質を表す表現は、実にたくさん存在します。

「自分の短所の呼び方がわからない」「自分の性格をどんな言葉で表せば良いかわからない」と迷う人は、次の一覧表を参考にしてみてください。

必ず1つは自分の性格に近い表現が見つかるはずです。

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自分の短所だと思える性格が見つかったら、あとは言い換えやすい長所に変換すれば良いのです。

応募先の業種、企業の風土にあわせて好感を持たれる長所に言い換えてみてください。

【短所一覧】短所の見つけ方

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では、あなたは自分の短所を理解していますか。

中には短所しかないというネガティブ志向な方もいます。

あらゆる面が短所という方ほど、実ははたから見ると短所というほどのものではなかったりします。

一方で、短所が何なのかわからないという方や、いくつかある中でどれが一番の短所かわからない方もいることでしょう。

短所ばかりと思っている方も、短所が見つからないという方も、一度、自分の棚卸を行い、自己分析シートなどを使いながら、自分の一番のウィークポイントを見つけることがおすすめです。

短所の見つけ方  
  • 自己分析をする   
  • 他己分析をする

長所と短所は裏返しの関係?

長所はわかるけれど、短所がわからない方は、その長所を逆の方向から見てみましょう。

たとえば、何かをするのが速い、何事も効率的に行うことが長所という場合、裏を返すとせっかちである場合や仕事が遅い人が許せない、イライラするといった短気な面を持っていることもあります。

無駄が嫌いゆえに同僚や部下の仕事ぶりなどを見ていられずに、人の仕事までやって抱え込んでしまうことや同僚や部下の成長の機会を奪ってしまうこともあるかもしれません。

そのため、短所に気づけていない方は、自分の長所の裏面を探ってみましょう。

何か思い当たるトラブルや大変だった経験が思い起こせれば、それが短所かもしれません。

自己分析で、あなた自身のことを理解する

短所=欠点と考えている方も多いと思いますが、実はそうではありません。

短所には苦手なことも含まれるので、短所を探す際は自分が苦手なことや過去に上手くいかなかったことから考えてみましょう。

例えば発表をする際にとても緊張して上手く話すことができなかったことが多くある場合、短所は「緊張しやすいこと」になります。

今までの経験を書き出してみて、自分の短所を探すことをおすすめします。

詳しい自己分析のやり方については下記の記事を参考にしてみてください。

他己分析をする

短所を見つけるには他己分析をすることもおすすめです。

短所は自分の気づかないところで現れていることもあります。

また、自分では気づいていないだけで周りの人からしたら短所と思われている部分もあるかもしれません。

なので短所を考える際は、親や友人など身近な人やアルバイト先の人など一緒に働いている方にきいてみましょう。

あなたの意外な一面を知ることができるかもしれません。

他己分析の詳しいやり方については下記の記事を参考にしてみてください。

【短所一覧】面接で企業があなたの短所を聞く理由

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面接で企業があなたの短所を聞くのはなぜだと思いますか。

短所がある人を落とそうとしているのでは、多くの応募者を振るい落とすために尋ねるのではと勘繰る方もいるかもしれません。

となれば、短所はないと言い切ったほうが選考をクリアできそうです。

ですが、企業はあなたの弱点や悪いところを見つけて選考から外そうとしているわけではありません。

短所がまったくないパーフェクトな人間は通常いません。

尋ねている面接官にも短所はあるでしょうし、あなたが憧れているエントリーした企業の社長にだってあるはずです。

もし、自分に短所はないという自信家がいたとしても、第三者から見れば何かしらの短所があるはずで、パーフェクトな人間でないからと選考から外すことはありません。

では、なぜ企業があなたの短所を尋ねるのか、その理由や目的を見ていきましょう。

企業が短所を聞く理由  
  • 自分自身の理解度を知るため   
  • 改善能力や行動力を知るため
  • 自社とのマッチ度を知るため

あなた自身のことをどれだけ理解しているかを知るため

企業が短所を尋ねるのは、自分のことをきちんと理解しているかを知りたいためです。

自分のことが理解できていなくては、自分自身のコントロールをすることもできません。

仕事をしていくうえでは良いことばかりではなく、むしろ、辛いことや大変なことも多いものです。

また、職場の人をはじめ、取引先や顧客など多くの人と接することになります。

社会人として職場や取引先などと良好な関係を築き、さまざまな困難やトラブルなどを乗り越えながら、常にモチベーションを維持し、心身ともに健康で仕事を続けていくうえではセルフコントロールができることが求められます。

そのためには、自分自身についてしっかりわかっていることが大切です。

良い面を知って長所を伸ばしていくことも大切ですが、自分の短所も理解して、それをどうカバーしようとするのか、どう克服しようとするのかが社会人として問われるのです。

あなたの改善能力や行動力を知るため

短所がないという人がいたら、完璧な人間だと思いますか。

短所がないという人は自分の弱点や課題を理解していない人です。

つまり、短所を克服しようという努力をすることはありません。

また、短所をどうにかカバーしようと模索する、短所を出さないよう予防する行動なども取れません。

つまり、短所がないという人は今の時点では完璧な人間だとしても、成長性が期待できないのです。

たとえば、短気なのが短所という方がいたとしましょう。

部下や同僚が仕事ができないとイライラすることや顧客からクレームを言われるとすぐにカッとしてしまうおそれがあります。

自分の短所は短気なことだと理解していれば、部下の仕事が遅いときには不満をいう前に一呼吸置いて冷静になるとか、顧客のクレームには絶対に怒らないなど、自分なりの対処法を採ろうと考えるはずです。

ですが、自分が短気だと理解していなければ、部下を叱りつけてパワハラだと言われることや顧客とたえずトラブルを起こしてしまうかもしれません。

企業にとってはパワハラをパワハラとも思わず、平気でする人や、トラブルメーカーは人材としてほしくありません。

短気であることや、その他の短所があるのがいけないのではなく、それを把握して短所を出さないための工夫や、短所をカバーするための工夫、短所を改善しようと努力しているかを知りたいと思っているのです。

自社とマッチしているか確かめるため

企業は学生の弱みを知ることで業務に支障があるか確認しようとしています。

理由としては、会社に適性がないと早期離職に繋がってしまう恐れもあるからです。

例えばチームワークを大切にしている会社で協調性がないことを短所として挙げてしまうと「一緒に仕事していけるかな」と面接官に思わせてしまいます。

自分の伝えたい短所が企業にとって避けたいものであるか一度考えてみましょう。

【短所一覧】短所を伝える際のポイント

面接で短所を聞かれた際に、他の就活生と差別化をして伝えることによって内定を獲得できる確率は高くなります。

短所は誰もが答えにくいものです。

それは、面接やエントリーシートなどでは自分をよく見せることばかりを考えてしまいがちだからです。

ここでは、短所の伝え方を通じて他の就活生と差別化をするためのポイントを徹底的に解説していきます。

短所を伝える際のポイント  
  • 短所はないと伝えない  
  • 短所を伝えて終わらせない
  • 長所とも取れるような表現をする
  • 業務に支障が出るレベルの短所は伝えない

短所はないと伝えない

これは大前提ですが、面接で短所を聞かれた時に自分をよく見せようとして「短所はないです」と答えることは絶対にやめましょう。

というのも短所はないと答えてしまうと自己分析ができていない人や、自意識過剰な人であるという悪い印象を面接官に与えてしまうからです。

また、先ほども述べましたが面接官は短所を聞くことでその学生の自己理解や改善能力、行動力を知ろうとしています。

それは採用に関わる一つの重要な指標です。

必ず、短所は答えるようにしましょう。

短所を伝えて終わらせない

短所を聞かれてよくあるパターンが、短所を答えて終わってしまうというものです。

企業は純粋にあなたの短所を知りたいわけではありません。

短所を通じて、あなたが自分のことを客観的に把握しているのか、把握している場合にその短所にどのように向き合っているのかを知りたいと考えているのです。

そのため、短所を伝える際には、その対処法やどのように改善しようとしているのかといったことまでセットで伝えられるように意識すると他の就活生と差別化できるでしょう。

長所とも取れるような表現をする

物は言いようという言葉がありますが、短所をただ伝えるだけで終わるのではなく、言い換えれば長所にもなりうるというようなことを短所として伝えるという方法があります。

企業から短所を聞かれたからといって全て正直に短所を伝えるだけではマイナスイメージにつながってしまう場合があります。

例えば、短所でせっかちと伝えても、それは言い換えれば期限を守るという長所として捉えることができます。

また、自分でもそれはわかっているということを相手に示すためにもあえて自分からそのように伝えるという方法もあります。

ポイントは、短所を短所で終わらせないということです。

業務に支障が出るレベルの短所は伝えない

中には、短所が業務に支障が出るレベルだという方もいるかもしれません。

例えば、常にスマホが気になって5分おきにチェックしてしまい集中力が続かないという短所では、仕事に集中しているイメージを持つことができないため、なかなかプラスに捉えることができません。

もちろん面接などの選考の場で嘘をつくことは許されませんが、それを聞いた相手がどのように感じるか、客観的な視点で適した回答をすることが求められます。

自分で判断することが難しい場合には誰かに客観的に判断してもらうこともおすすめします。

【短所一覧】短所を回答する際の構成

短所を回答する際の構成としては、結論から述べ、短所だと感じる理由や具体的なエピソードを伝え、結論で結ぶというPREP法を使うべきことは、多くの就活生が既に理解していると思います。

しかし、具体的にどのような構成や表現で伝えればいいのか、イメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。

なぜなら、ただ短所が分かるエピソードを話せばいいわけではないからです。

エピソードを語る段階でも、4段階のステップを踏む必要があります。

短所を回答するときの文章の構成と、基本的な表現の説明とともに具体例をご紹介しますので、ご自身の短所や選んだエピソードを当てはめてみましょう。

短所を回答する際の構成 
  • 結論:私の短所は〇〇です  
  • 理由:なぜならば、〇〇という経験で〇〇ということがあったからです
  • エピソード:私は〇〇で〇〇ということをしていました
  • 問題:その経験で〇〇という問題に直面しました
  • 行動:今の現状が〇〇のため、私は〇〇しなければいけないと考えました
  • 改善:そのため、今〇〇を行い、短所の改善を行っております
  • 結論:その経験を活かして貴社では〇〇で貢献していきたいと考えております

結論:私の短所は〇〇です

まず、結論から述べます。

簡潔に、「私の短所は〇〇です」と、一言述べれば十分です。

ただし、中に入る〇〇については、表現の選び方に気を付けましょう。

短所だからとネガティブ要素満載な表現を使ってしまうと印象がよくありませんし、ご自身でも伝えることに不安を持つのではないでしょうか。

たとえば、「私の短所は、ネガティブなところです」と、いうとマイナスの印象が強いです。

これに対して、「私の短所は慎重に考えすぎるところです」と、いうように同じ短所を伝えたとしても与える印象が変わります。

理由:なぜならば、〇〇という経験で〇〇ということがあったからです

次に、その短所を選んだ理由や自分の短所が〇〇だと考えた理由などを伝えてください。

「慎重に考えすぎるところ」「優柔不断なこと」などと伝えても、日頃のあなたを知らない初対面の面接官にとっては、あなたの人物像がみえてきません。

そこで、なぜ、それが短所だと思うのかを伝えることが必要です。

もっとも、この理由も基本例文のように「なぜならば、〇〇という経験で〇〇ということがあったからです。」と、簡潔な一文で示せば十分です。

具体的な話は、次のエピソードで説明をしていきます。

エピソード:私は〇〇で〇〇ということをしていました

前段階で伝えた、「〇〇という経験」について、より具体的に語ります。

エピソードを伝えるというと、長々と昔話を語り、物語のようになってしまう方がいますが、一文で簡潔に伝えられるようにまとめます。

1人の面接時間は限られていますし、1つ1つの質問に答える時間も限られていますので、一文でどんなシチュエーションか、初めて話を聞く面接官にしっかりイメージしやすいように分かりやすく伝えてください。

エピソードはあなたの短所が伝わりやすい内容であれば、シーンは問いません。

学生時代の部活動やクラスメイトとの間で起きたこと、アルバイトや家族との間で起きたことなどでも問題はありません。

ただし、次からのステップにつながるよう、そこで何らかの問題が生じ、自分の意識改善や行動改善につながった話であることが求められます。

問題:その経験で〇〇という問題に直面しました

エピソードを伝えるうえでは、起承転結の流れが必要です。

エピソードにおいて、どんな問題に直面したのか、あなたの短所が現れた問題について伝えましょう。

これについても、一文程度で簡潔に伝え、状況や問題が面接官にしっかり伝わるようにまとめます。

行動:現状が〇〇のため、私は〇〇しなければいけないと考えました

次に、その問題に直面し、どのような行動をとらなくてはならないと考えたのかを伝えましょう。

短所を回答する場合には、自分の短所をただ伝えればいいのではなく、短所を改善しようという姿勢を示すことが何より重要なポイントとなります。

そのため、この「行動」を話すステップは、構成の中でも外せない部分なのです。

問題に直面したことで、今のままの短所がある自分ではいけないと考え、これからはこうしなければならないと思った点についてアピールしてください。

改善:そのため、今〇〇を行い、短所の改善を行っております

前の段階で「私は〇〇しなければいけないと考えました。」とアクションを起こそうと考えたことを伝えましたが、ただ考えただけでは成長にはつながりません。

改善方法を考えただけでとどまらず、有言実行で実践に至っていることをアピールしてください。

つまり、改善に向けて今努力していることを伝えましょう。

面接で短所を聞かれるときには、あなたの短所を知り、短所の内容によっては採用を見送ろうという目的で行われるのではありません。

あなたが自分の短所も含めて、自分のことをしっかり理解して自分の弱みを改善し、克服しようと努力している人なのか、成長がみられる人なのかを知りたいのです。

結論:その経験を活かして貴社では〇〇で貢献していきたいと考えております

エピソードで終わるのではなく、最後のまとめとして、エントリーした会社でどう貢献できるのかを伝ることが大切です。

あなたの短所を改善するための努力や、改善に向けて動きだすことになった経験を活かして、どのようにその企業や志望している職種で活躍できるのかを具体的に説明することで結論に代えてください。

【短所一覧】就活で代表的な短所10選!短所一覧をご紹介

では、就活の面接で使われる短所の代表例を10つご紹介します。

どんな風に回答すれば、自分を理解していると見てもらえるのか、改善姿勢が伝わるか、回答例も確認できます。

代表的な短所 
  • 心配性  
  • 優柔不断
  • マイペース
  • 緊張しやすい
  • 負けず嫌い
  • 人見知り
  • せっかち
  • 考えすぎる
  • 慎重
  • 頑固

私の短所は「心配性」なところです

心配性なところを短所として挙げる人は多いです。

そのため、心配性を改善するためにどのような行動をしたのかやどう考えているのかなどの理由は、他の人と差別化が必要です。

どういう場面で心配になるのか、またその原因は何なのかと深堀りをすると、明確な改善策がみつかります。

ただ、そもそも改善するべきことなのかと問う必要があります。

心配性という特徴は良い面もあることに気づきましょう。

大事なことは、「心配性」を短所ではなく長所として捉えられるかどうかです。

私の短所は「優柔不断」なところです

何事も答えを出すのに時間がかかってしまったり、自分の回答に自信がなくて答えが出せない人は優柔不断といえます。

仕事で役職につくことを目標にしている人は、優柔不断の短所を克服する必要があります。

例えば、あなたが上司に何か判断をゆだねた時に、迷っている姿をみると「大丈夫?」と心配になりますよね。

そのため、役職についても優柔不断では部下は誰もついてきません。

自分の短所が優柔不断なところであれば、「すぐに判断することを意識した」や「考えるより決断を重視した」などの改善策で、具体例を準備しておきましょう。

私の短所は「マイペース」なところです

他人の意見や周囲の環境に左右されず、自分の意見ややり方を貫く人は「マイペース」といえるでしょう。

ほとんどの会社が個人ではなく○○部署のように団体でいるため、マイペースの人がチームの輪を乱すと思っている人もいます。

ですが、マイペースの人は本当にチームの輪を乱すのでしょうか。

一見マイペースは独りよがりと思われますが、言い方を変えれば「おおらか」「落ち着いている」「周囲に流されない」などがあります。

短所を長所にすると、「マイペースで落ち着いているため周りをよく見ることができ、その場で的確な判断ができる」とも言えます。

私の短所は「緊張しやすいこと」です

「緊張しやすいこと」も就活でよく出される短所の一つです。

それこそ、面接やインターンの発表で過度に緊張してしまう人もいるのではないでしょうか。

声が震えてしまったり、汗をかいたりと緊張している人は、その場を正常な状態でいられない特徴があります。

ただ、緊張にも様々な原因があり、「失敗するのが怖い」「練習の成果が出せるのか不安」「過去に失敗経験がある」と人それぞれです。

逆に良い緊張もあるでしょう。

「緊張するからこそ事前に企業の研究を十分に行う」「緊張して失敗したくない」など、程よい緊張は必要だと聞いたことはないでしょうか?

自分の緊張の原因を深堀りすることが重要です。

私の短所は「負けず嫌い」なところです

負けず嫌い」を短所とする人もいます。

負けず嫌いは、何事も一番でありたいことや過程よりも結果を重視する人に多い傾向です。

一見、長所と捉えてもおかしくはないですが、短所と捉える人は、他人を意識して張り合ったり負けないという思いが強すぎて、周りが見れなかったりするそうです。

ただ、会社において向上心が高く、成果に対して人一倍こだわりを持っている負けず嫌いな人は重宝されます。

会社としては、ガツガツ来てくれた方がありがたいと考えている企業もあるでしょう。

私の短所は「人見知り」なところです

短所を「人見知り」としている人も多いのではないでしょうか。

初対面の人と話すのが苦手な人はもちろん、警戒心が強かったり他人からの評価を気にしすぎてしまう人は人見知りな傾向があるといえます。

社会に出て働く以上、初対面の人とコミュニケーションをとる機会は少なくないです。

しかし、人見知りの人は長期間の友好関係の構築が得意なことも多く、それを活かすのも一つの手です。

人見知りの人はダメな人と言われることも多いですが、逆にいうと慎重であり、深く付き合っていけるという長所も兼ね備えています。

私の短所は「せっかち」なところです

せっかりな人は、過程よりも結果を早く知りたいと思ったり、常になにかしていないと気がすまなかったり忙しい人によくある傾向です。

「せっかち」というと短所に聞こえますが、言い方を変えると長所になります。

例えば、「時間を大切にする」「行動力がある」「てきぱき行動できる」「対応が早い」などがあります。

せっかちを短所として捉えるのではなく、時間を大切にし素早く行動をできることを長所として捉えられれば、ポジティブな人間性をアピールできるでしょう。

私の短所は「考えすぎる」ところです

考えすぎてしまう人の特徴は、物事に対してありとあらゆる可能性を考慮したり、抽象的なことにも思いを巡らせてしまうことです。

他にも、相手の心情を考えすぎてしまい、言いたいことが言えないなどもあります。

「考えすぎ」を別の言い方にすると、「計画性がある」「慎重である」と言い換えられるでしょう。

また、面接の場においても、「考えすぎて動けない」という短所を言ってしまうと、マイナス評価に繋がってしまいます。

私の短所は「慎重」なところです

慎重な人は、失敗に敏感で何事も完璧にこなしたり、起こりうる失敗を網羅的に考えないと気が済まない傾向があります。

他にも、慎重がゆえに仕事が遅くなりがちです。

ただ、面接の場で「慎重」を短所と伝えるなら、別の言い方に置き換えて文章構成を作りましょう。

「慎重」を別の言い方にすると、「仕事が丁寧」「客観的に考えられる」と言い換えられます。

私の短所は「頑固」なところです

人の話に耳を傾けることが苦手だったり、自分の意見へのこだわりが強い場合は頑固と言えるでしょう。

物事に対して人一倍真剣であるからこそ現れてしまう短所と言えます。

「頑固」を別の言い方にすると、「こだわりが強い」「負けず嫌い」「自分の意見をもっている」「納得いくまで考え抜く」などがあるでしょう。

短所として「頑固」を伝えるのであれば、言い方を変えたり、短所は長所であると認識することが大事です。

【短所一覧】短所を長所に言い換えてみよう

すべての短所は、裏返せば長所です。

面接では、短所もうまく長所に言い換えることでネガティブな印象が生まれません。

自己PRにもつなげることができるので、それぞれの短所のポジティブな言い換えを知っておきたいものです。

短所を聞かれた際にも、長所に言い換えて答えるような工夫をしてみましょう。

心配性なところ

いろいろと過剰に心配してしまう性格は、「慎重派」「計画性がある」「責任感が強い」などの長所に言い換えることができます。

例文

私は心配性だと言われることがあります。

そもそもが水泳部でキャプテンを務めており、特に大会前になると部員みんなの体調やメンタル面での心配をすることが増えました。

いつしかいろいろなことが気になるようになってしまったのです。

しかしながらそれはキャプテンとしての責任感ゆえのものでもあり、体調を崩さないために練習計画や食生活の工夫といった計画性も身に付きました。

過度な心配をするのではなく物事に対して計画を持って臨む姿勢を仕事にも役立てたいです。

優柔不断なところ

いろいろと決められない性格は、「慎重」「融通が利く」などの長所でもあります。

例文

何か決める時に人一倍時間がかかるため、優柔不断と言われがちです。

しかしながらそのおかげで失敗は少ないはずです。

石橋を叩いて渡る、慎重な性格のおかげで、希望する事務職においてもミスなく作業できると思います。

マイペースなところ

自分のペースを崩さない人は、「おおらか」「冷静」「周りに流されない」といった長所に言い換えられます。

例文

私はマイペースだと言われますが、常に自分を持って人に流されずに行動することができます。

陸上部でもみんなが焦って無理な練習をして故障が増えてしまう中で、私は最後まで自分のスタイルでマイペースに練習をしてケガなく結果を残しました。

仕事でも、いざというときに周りに流されず冷静に動けると思います。

緊張しやすいこと

緊張しやすい性格は、「真面目」な証拠ともいえます。

例文

私は人前で喋る時など緊張してしまい、思うように自分を出せません。

けれども緊張を防ぐために事前準備をしっかり行うようになり、それ以来緊張はしても言いたいことは発言できるようになりました。

何事にも真面目に向き合う性格を仕事にも活かし、予習復習する姿勢は職場でも大切にしたいです。

負けず嫌いなところ

負けず嫌いは「向上心が高い」、「モチベーションを維持できる」といった長所でもあります。

例文

私は体育会系の部活動に所属していたこともあり、負けず嫌いです。

一見短所にも聞こえますが、負けず嫌いのおかげで常に向上心があり部活でも勉強でも人一倍頑張る根性があります。

仕事においても常に高い目標を掲げて、それを目指して全力で取り組みたいです。

人見知りなところ

初対面でうまく話せない人見知りな性格は、「時間をかけて素晴らしい人間関係を築ける」という長所に言い換えることができます。

例文

私は人見知りですが、気を許した人とはゆっくり一生の付き合いができる関係を築くことができます。

また人に信用してもらえるので、御社で希望する営業職に適していると思います。

せっかちなところ

常に忙しそうにしている人は、「テキパキ動ける」「臨機応変に対応できる」といった長所があります。

例文

私は大阪人らしくせっかちですが、ホールスタッフのアルバイトでは忙しい時にキビキビ動けると店長に褒めてもらいました。

多忙な状況でも臨機応変に動けるので、御社に入社後も売り場での繁忙期にテキパキ働けると思います。

考えすぎるところ

なんでも必要以上に考えすぎる性格は、「失敗が少ない」「気配り上手」などの長所ともいえます。

例文

私はいろんなことを考えすぎて疲れる時があります。

けれども友人からは、みんなのことを考えてくれて気配り上手だといって慕われています。

またきちんと考えて行動するので、失敗も少ないです。

御社でのチーム営業は一人で気ままに動いていても売上につながらないと思います。

周りのことも考えながら、みんなで契約を結べるように頑張りたいです。

慎重なところ

慎重な人は、「粘り強い」「計画を立てることができる」「ミスが少ない」性格でもあります。

例文

私は慎重な性格ですが、その分しっかり計画を立てて行うのでミスがありません。

直観で動くより計画を立てて行動するので、仕事をするにあたっても段取りを組んで効率よく仕事を進めることができると思います。

頑固なところ

頑固な人は、「自分の意見を曲げない」「こだわりが強い」「負けず嫌い」などの長所に言い換えることもできます。

例文

私は頑固な性格ですが、その分、他人の意見に干渉されず、自分の意見を持つことができます。

そのため、御社で行われている朝のミーティングにも積極的に発言をし、より良いアイデアが生み出せるように日々精進していきたいです。

【短所一覧】短所を長所に言い換えるメリット

上記では短所を長所に言い換えを多数ご紹介しましたが、短所を長所に言い換えるメリットがわからない方もいると思います。

そこで、ここからは短所を長所に言い換えるメリットについて3点ご紹介します。

短所を長所に言い換えるメリット  
  • 短所と長所で一貫性が出る  
  • 短所でアピールができる
  • 長所が見つかる

短所と長所で一貫性が出る

一つ目は短所と長所で一貫性が出る点です。

よくあるのが短所で述べたことと長所で述べたことで矛盾が生じてしまうことです。

例えば、長所で「私の長所は計画性があることです」と述べたあとに、短所で「私の短所はマイペースなことです」と述べてしまうと短所と長所に矛盾が生じてしまい、どちらの説得力もなくなってしまいます。

あらかじめ短所を長所に言い換えて考えておくとそのような矛盾を未然に防ぐことができるのです。

短所でアピールができる

二つ目は短所でもアピールができるという点です。

短所と長所は表裏一体です。

そのため、面接で短所を聞かれても、長所とも受け取れる表現を用いて伝えることで、長所だけでなく短所の質問でも面接官にアピールをすることができるのです。

自分が述べようとしている短所の言い換えは最低限、知っておくようにしましょう。

長所が見つかる

三つ目は長所が見つけやすくなるという点です。

よく自分の短所はたくさん見つかるのに、長所があまり思い浮かばないという人がいます。

そんな人はまず、自身の短所をいくつか書き出し、書き出した短所を長所に言い換えることで容易に見つけることができます。

これはもちろん、短所が見つからない場合にも用いることができます。

良い長所が思い浮かばない人は是非試してみてください。

【短所一覧】短所を探す際のポイント

自分の短所はなんだろうと考えた時に、面接などで答えやすい短所を探そうと思ってもなかなか難しいというのが正直なところでしょう。

また、自分で自分の短所を探そうとする行為自体難しいものです。

就活をしていると自分のいいところをどのように相手に伝えるかということばかり考えてしまうため、短所に目を向ける機会は少ないでしょう。

ここでは、短所を探す際のポイントについて詳しく解説していきます。

短所を探す際のポイント  
  • とにかく多く書き出してみる  
  • 落ち込まないようにする
  • ありきたりな内容ではなくあなたが感じたものを伝える

とにかく多く書き出してみる

短所を考える際に、一番最初に思いつくような短所はあなたが日頃から感じている本当の短所であることが多いです。

しかし、面接などの就活の場ではあなたの短所を伝える際には本当の短所よりも、うまく言い換えることができるような短所の方が良いと伝えた通り、一度どの短所を伝えるのかについて考えることをおすすめします。

そのためには一番最初に思いついたものではなく、とにかく多くの短所を書き出してみることをおすすめします。

多く書き出すことによってあなたが気づいていなかった長所にも気づけることがあり、自己分析にもなることが多いです。

紙やパソコンを用意して、なるべく多くの短所を書き出してみてください。

落ち込まないようにする

短所を多く書き出していると、なんだか自分にはいいところがないんじゃないかという考えが浮かんできてしまうこともあるかもしれません。

そうなってしまうと、長所として捉えられるような短所を考えることは難しくなってしまいます。

短所もあなたの一つの個性です。

そこまで重く考えることのないようにしてください。

もしも今まで自分で気づいていなかったあなたの短所に気づくことができたなら、それを改善する機会を得られたとプラスに捉えるようにしましょう。

ありきたりな内容ではなくあなたが感じたものを伝える

あなたのことを一番よく知っているのはあなたです。

そのため、短所で誰にでも当てはまるようなありきたりで当たり障りのないような話をしていては、企業はきちんと自己分析できているのか不安になります。

また、もしもあなたが自分をよく見せようとしてそうした短所の説明をした場合には、企業としては何か問題を起こしたときにそれを隠蔽しようとするのではないかという不安を感じてしまいます。

そうならないためにも、あなたがこれまでの人生を振り返る中であなたが感じた短所について説明できるようにしましょう。

そうすることで企業にもあなたのことが伝わるだけでなく、自己分析にもなります。

【短所一覧】伝えないほうがいい短所は?

就活では基本的に嘘をつかないことが大切です。

とはいえ、短所に関してはマイナス面を利用して逆にアピールにつなげることがテクニックですので、何もかも正直に答えることが得策とは限りません。

短所にもさまざまあり、中にはやはり伝えないほうが無難なものもあります。

果たして、どのような短所は避けたほうが良いでしょうか。

伝えない方がいい短所  
  • 後悔してしまうような本当の短所 
  • 社会人として不安になるような短所
  • 誰にでも当てはまるような短所

後悔してしまうような本当の短所

あくまでも短所を聞かれるのは面接の場であり、カウンセリングなどではないため、すべて正直に自分の考える本当の短所を伝える必要はありません。

誰にでも話したくない短所があるのは当然です。

その部分まで伝えてしまうようでは、企業側としても「この子は大丈夫なのかな」と不安に感じてしまう要因になってしまいます。

自分を客観視し、誠実に答えられる人物は評価できますが、その課題を解決できる能力が備わっているか、そこに向かって努力しているかが見られています。

たとえば、現状解決策のない大きなマイナス面をそのまま伝えても、向上心や成長意欲につなげることはできません。

残念ながら、言っただけ損をすることになってしまいます。

社会人として不安になるような短所

たとえば、「朝どうしても起きられない」「期限を守れない」という短所を挙げられた時に、積極的に採用しようと考える企業はまずありません。

こうした短所を持つ人物は社会に適合しにくく、自社に迎え入れてしまうと入社後にそれが原因で職場トラブルに陥る懸念があるからです。

わざわざ面接官を不安にさせるような短所を挙げて、自分に社会人としての資質が欠如しているような印象を与えるのは得策ではありません。

短所は改善可能であることや社会人としてそこまで重要視されていない内容を伝えることが無難であり、この質問をクリアしやすい手段となります。

誰にでも当てはまるような短所

自己分析を行っても、これといって短所が思い当たらないという人もいるでしょう。

ただし、適当に誰にでも当てはまるような短所を伝えるのは大きなマイナスです。

短所も個性であり、そこから自分の人柄を面接官に伝えるのが真の目的です。

たとえば、「夏の暑さが苦手です」と言ったところで、多かれ少なかれ誰でもそうした傾向はあり、「だから何?」という反応しか得られないでしょう。

もちろんありきたりな短所であっても、自分らしさを表現できるエピソードが添えられるなら問題はありません。

短所を述べる時には、自分なりのエピソードとセットで選ぶことが大切です。

エピソードの中で「私はこのような人物です」と個性を伝えられるのであれば、多くの人が選びやすい短所であっても他者と差別化ができるでしょう。

伝えないほうがいい短所一覧

社会人として求められている基本的な素質が欠けているという印象や、業務に支障が出るのではないかと懸念されてしまうようなことを短所として伝えることは控えましょう。

具体的には、「時間や約束にルーズ」「興味・関心分野が狭い」「人と関わることが苦手」 「ネガティブすぎる」などの短所は避けるべきと言えます。

たとえ事実であっても就活では避け、他の短所を伝えましょう。

また、「短所がない」も自分を客観的に見れていないというマイナスなイメージを与えてしまうので避けましょう。

【短所一覧】自分で短所をアピールする方法がわからない時には?

短所の言い換えをみてもなかなか自分でどのようにアピールすればいいかわからない方もいるのではないでしょうか?

短所をそのままアピールするのではなく、人事が求めているようなアピールに繋げるための方法は様々ありますが、自分一人でそこまで考えるのは難しいです。

就活は短所の言い換えの他にもESの作成や面接対策などやることがたくさんあります。

内定を獲得するためにも時間を有効に活用できるように効率よく就活を進めていきましょう。

効率よく就活を進めるには就活エージェントがオススメです。

自分の短所がわからないときの対処法
  • 就活エージェントを頼る
  • 友達や親に聞いてみる

就活エージェントを利用しよう

就活エージェントは、企業の採用を作ったりするような採用のコンサルタントの方とお話をして、あなたの強みや弱みを把握した上であなたに合った企業を紹介してくれます。

就活市場では専門のコンサルタントが多数在籍しているので、一度お話をするだけでもオススメです。

また、毎年多くの就活生が相談してくれるので、他の就活生がどのように就活をしているのかといった部分まで知ることができます。

内定獲得を目指すなら就活市場エージェントにご登録ください。

友達や親に聞いてみる

どうしても自分一人では短所を考えるのが難しい、当たり障りのないものになってしまうといった時には上述したようにあなたのことをよく知る仲のいい友達や親に聞いてみることをおすすめします。

そうすると、自分では気づかなかったあなたの特徴について知ることができ、客観的な事実を加えたアピールができるようになります。

ただ、友達や親に聞くときに注意して欲しいのが、喧嘩にならないようにするということです。

あなたのためを思って伝えてくれるというのを理解した上で、しっかりと関係が築けている相手にお願いすることをおすすめします。

【短所一覧】まとめ

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企業が面接であなたの短所を尋ねるのは、自分のことをしっかりと理解しているかを知るためです。

自分のことを客観的に理解できていないと企業の社風や職種、仕事にマッチしているのかもわかりません。

職場や取引先、顧客などとトラブルが生じるリスクがないかや、短所が出そうになったときにどう対応するのかも見られています。

短所を尋ねられたら、ただ自分の短所を並べるのではなく、短所をいかに改善しているかも併せて伝えることが大切です。

自分の短所を客観的に分析して見つけ出し、回答例を参考にして面接に備えましょう。

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