インターンに応募すると、企業の担当者とメールでやり取りする場面が一気に増えます。
件名の書き方や返信の期限がわからず、送信ボタンの前で手が止まってしまうのではないでしょうか。
この記事では、申し込みから日程調整・前日連絡・お礼まで、場面ごとの例文とマナーをまとめました。
結論として、インターンのメールは件名・宛名・本文・署名という4つの型を押さえれば、どの場面でも失礼なく書けます。
- メールの基本の型とテンプレートの作り方
- 申し込み・日程調整・お礼の場面別の例文
- メールを送る時間帯と返信の期限
- 評価を下げるNGマナーと送信前の確認
メールの文面を考えるのに時間がかかっているなら、AIで下書きを作れます。
インターンのメールで押さえる3つの基本
インターンのメールで失敗しないための1つ目の要点は、件名・宛名・本文・署名という4つの型を毎回守ることです。
残りの2つは、企業から連絡が届いたら24時間以内に返信することと、送信を平日の9時から18時までに収めることです。
この3つを守るだけで、メールに慣れていない学生でも、採用担当者に落ち着いた印象を残せます。
インターンのメール対応は選考の評価に含まれると考えて、1通目から本番と同じ丁寧さで書きます。
丁寧なやり取りは、早期選考の案内や本選考の連絡といった次の機会にもつながります。
応募したいインターンの締切を逃したくないなら、締切を一覧で確認できます。
インターンのメールの基本の型とテンプレート
どの場面のメールでも、構成は「件名」「宛名」「挨拶」「用件」「結びの言葉」「署名」の6つで共通です。
この順番で書けば、申し込みでも日程調整でも辞退でも同じ型を使い回せます。
ここでは、型をつくる各パーツの書き方を、そのまま使えるテンプレートとあわせて説明します。
最初に基本のテンプレートを1つ作っておけば、2通目以降は用件の部分を差し替えるだけで済みます。
件名に入れる3つの要素
件名は、採用担当者が一目で内容と差出人を判別できるように書きます。
新規で送るときは「【インターンシップ応募の件】〇〇大学 就活太郎」のように、用件・大学名・氏名の3つを入れます。
担当者は1日に大量のメールを受け取るため、件名だけで誰からの何の連絡かわかる状態にしておくと見落とされにくくなります。
「お願い」「質問です」といった曖昧な件名は、後回しにされたり迷惑メールと判断されたりする原因になります。
返信するときは件名を書き換えず、「Re:」を付けたままにします。
宛名と本文の書き方
宛名は本文のいちばん上に書き、会社名・部署名・担当者名に「様」を付けた順で記載します。
担当者名がわからないときは「採用ご担当者様」とし、会社名は「(株)」と略さず「株式会社〇〇」と正式名称で書きます。
本文は「お世話になっております。〇〇大学の就活太郎です。」と名乗ってから、用件を簡潔に伝えます。
1通で伝える用件は原則1つに絞り、項目が増えるときは箇条書きにすると読みやすくなります。
確認だけの内容でも「ご連絡ありがとうございます。確認いたしました。」と一文を添えると、丁寧な印象になります。
署名に入れる5つの項目
署名は、メールの最後に毎回付けるあなたの名刺にあたる部分です。
大学名・学部学科・氏名(ふりがな)・電話番号・メールアドレスの5点を入れておけば、担当者がすぐに連絡を取れます。
署名がないと誰からの連絡かわかりづらく、急ぎの確認のときに手間をかけてしまいます。
応募を始める前に署名をテンプレートとして単語登録しておけば、付け忘れを防げます。
確認だけの短い返信であっても、署名は毎回付けて送ります。
応募先を決めきれていないなら、向いていない仕事のタイプを20の質問で確認できます。
インターンの申し込み・エントリーのメール例文
申し込みのメールは、企業とのやり取りの第一印象を決める最初の1通です。
応募の意思と、自分がどんな学生かを2〜3文で簡潔に伝えます。
ここでは、自分から応募するときの例文と、企業から案内が届いたあとの返信の書き方を紹介します。
申し込みのメールこそ、件名と署名まで型どおりに整えて送ります。
申し込みメールの例文
申し込みメールの件名は「【インターンシップ参加希望の件】〇〇大学 就活太郎」とします。
本文は「貴社のインターンシップに参加を希望し、ご連絡いたしました。」と、冒頭で用件を明確にします。
続けて、応募のきっかけや関心を持った理由を2〜3文で添えると、ほかの応募者との差がつきます。
例文:「お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の就活太郎と申します。貴社のサマーインターンシップに参加を希望し、ご連絡いたしました。」
例文の続き:「〇〇という事業に関心があり、現場で学ばせていただきたいと考えております。応募方法についてご教示いただけますと幸いです。」
メールの本文では「御社」ではなく「貴社」を使います。
エントリー後の返信の書き方
エントリーフォームから応募したあとに案内メールが届いたら、その日のうちに返信します。
返信では「ご連絡いただきありがとうございます」とお礼を述べ、次の選考や参加に向けた意思をはっきり書きます。
提出物や持ち物の指示があったときは、「承知いたしました」と確認した旨を明記すると行き違いを防げます。
不明点は、この返信のタイミングでまとめて質問します。
1回にまとめておけば、何度もメールを往復せずに済み、担当者の手間も減らせます。
インターンの日程調整・日程変更のメール例文
インターンの選考や面談では、日程調整のメールが何度も行き来します。
候補日が届いたら、遅くとも24時間以内に返信します。
ここでは、候補日への返信と、やむを得ず変更を依頼するときの書き方を説明します。
日程のメールは相手の予定を動かす内容なので、速さと丁寧さの両方が必要です。
日程調整への返信例文
企業から候補日が提示されたら、参加できる日時を明確に伝えて返信します。
例文:「ご連絡ありがとうございます。ご提示いただいた日程のうち、〇月〇日(〇)〇時からの回に参加を希望いたします。当日はどうぞよろしくお願いいたします。」
選んだ日時を復唱して書くと、お互いの認識のずれを防げます。
複数の候補から選ぶときは、第一希望・第二希望と優先順位を付けて伝えると企業側が調整しやすくなります。
候補日への返信は、受け取ったその日のうちに送るのが理想です。
日程変更を依頼する例文
一度確定した日程を変更してもらうときは、まずお詫びから書き始めます。
例文:「一度ご確定いただいた日程につきまして、誠に恐縮ではございますが、変更をお願いできないでしょうか。〇月〇日に大学の必修授業と重なってしまい、参加が難しい状況です。」
理由は「学業の都合」「体調の都合」など、差し支えのない範囲で簡潔に書きます。
あわせて、自分が参加できる代替の候補日を2〜3つ提示します。
候補日を添えておくと相手が組み直す手間が減り、変更の依頼でも印象を落とさずに済みます。
どの業界に応募するか迷っているなら、向いている職業を20の質問で確認できます。
インターンのメールを送る時間帯と返信の期限
インターンのメールは、内容だけでなく送る時刻も評価に影響します。
採用担当者が働いている時間帯に送ることが、社会人としての基本のマナーです。
ここでは、送ってよい時間帯と、返信の速さの目安を説明します。
送信の時刻と返信の速さを意識するだけで、ほかの学生と差がつきます。
メールを送る時間帯の目安
インターンのメールは、採用担当者の就業時間内に送るのが基本です。
具体的には平日の9時から12時、13時から18時が目安で、遅くとも19時までには送り終えます。
深夜や早朝に届くと、生活のリズムが整っていないという印象を与えかねません。
夜遅くに書き終えたときは、送信予約を使って翌朝に届くように設定します。
時間外にそのまま送るより、翌営業日の朝に届くほうが落ち着いて読んでもらえます。
説明会や面談の前日に確認したいことが出たときも、19時を過ぎていれば翌朝に送るほうが確実です。
返信は24時間以内が原則
企業からのインターンの連絡には、24時間以内に返信するのが原則です。
返信が早いほど志望度が高い学生だと受け取られ、選考の場面でも有利に働きます。
すぐに回答できない内容でも、「確認のうえ、改めてご連絡いたします」と一次返信だけ先に送っておきます。
返信が遅れてしまったときは、「ご連絡が遅くなり申し訳ございません」と一言お詫びを添えます。
連絡を返さずに放置すると、参加の意思がないと受け取られることもあります。
インターンの前日・当日に送る連絡の例文
インターンの参加が近づくと、前日の確認や当日の遅刻連絡が必要になる場面があります。
直前のメールほど、日時と集合場所に誤りがないか送信前に読み返します。
ここでは、前日に連絡するかどうかの判断と、当日にトラブルが起きたときの例文を紹介します。
当日の連絡は、遅れるとわかった時点ですぐに入れます。
前日に連絡するかの判断
前日のメールは、基本的にこちらから送る必要はありません。
企業から前日までの連絡を指示されたときと、持ち物や集合場所に不明点があるときだけ送ります。
例文:「明日のインターンシップに参加させていただく〇〇大学の就活太郎です。当日の集合場所について確認させていただきたく、ご連絡いたしました。」
お礼や意気込みだけを書いた前日のメールは、担当者の手を止めてしまうので送りません。
確認したいことがあるときは、前日の日中までに送っておきます。
当日の遅刻・欠席の連絡例文
当日に遅刻や欠席が決まったら、わかった時点ですぐに連絡します。
開始が近いときは電話が確実で、つながらないときにメールも併用します。
例文:「本日のインターンシップに参加予定の〇〇大学の就活太郎です。電車遅延により、開始時刻に〇分ほど遅れる見込みです。ご迷惑をおかけし申し訳ございません。」
体調不良で欠席するときも、当日の朝のうちに自分から連絡を入れます。
無断で欠席すると、その企業のあとの選考に進めなくなることがあります。
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インターンの合格・案内メールへの返信例文
選考を通過すると、企業から合格の連絡やインターンの案内メールが届きます。
合格の連絡には、受け取った日のうちに参加の意思とお礼を返します。
ここでは、合格通知への返信と、案内メールを受け取ったときの対応を例文で紹介します。
合格したあとのやり取りが、早期選考の案内につながることもあります。
合格メールへの返信例文
合格メールへの返信では、選考通過のお礼と参加の意思を最初に伝えます。
例文:「この度はインターンシップ選考通過のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。ぜひ参加させていただきたく存じます。当日に向けて準備を進めてまいります。」
参加の意思をはっきり書いておくと、企業側も受け入れの準備を進められます。
提出書類や事前課題の指示があったときは、「承知いたしました。期日までに提出いたします。」と確認の一文を添えます。
合格の返信は、連絡を受け取った当日のうちに送ります。
案内メールを受け取ったときの返信
参加が確定したあとに届く案内メールには、開催日時・場所・持ち物・服装が書かれています。
受け取ったら最後まで読み、不明点がないか確認してから返信します。
例文:「インターンシップのご案内をいただき、ありがとうございます。日時・持ち物につきまして承知いたしました。当日はどうぞよろしくお願いいたします。」
持ち物や事前の準備で疑問があれば、この返信でまとめて質問しておきます。
案内メールへの返信は、内容を確認した証拠にもなるので必ず一度返します。
インターン参加後のお礼メールの書き方
インターン参加後のお礼メールは、感謝を伝えるとともに、あなたの印象をもう一段引き上げる機会です。
お礼メールは義務ではありませんが、送ると担当者の記憶に残りやすくなります。
ここでは、送るタイミングと、定型文で終わらせないための書き方を説明します。
学んだことを1つ具体的に書けるかどうかで、読んだあとの印象が変わります。
お礼メールを送るタイミング
お礼メールは、インターン参加当日の夜か、遅くとも翌日中に送ります。
記憶が新しいうちに届くほど、担当者もその日の様子を思い出しながら読めます。
長期インターンの場合は、節目と最終日にお礼を伝えると、社員との関係づくりにもつながります。
数日たってから送るくらいなら、次の選考の連絡でお礼を一言添えるほうが自然です。
送るかどうか迷ったときは、担当者と直接話す機会があったかどうかで判断します。
グループワーク中心で担当者と話していないときは、無理に送らなくても評価は下がりません。
お礼メールの例文
お礼メールの件名は「インターンシップ参加のお礼/〇〇大学 就活太郎」とします。
例文:「本日はインターンシップに参加させていただき、誠にありがとうございました。〇〇の業務を体験する中で、〇〇という点に大きな学びを得ました。」
例文の続き:「学んだことを今後の就活に活かしてまいります。改めて御礼申し上げます。」
学んだことを1つ具体的に書き添えると、定型文ではない誠実さが伝わります。
感想を長く書くと読む時間を取らせてしまうため、全体は10行ほどに収めます。
評価を下げるインターンのメールのNG
インターンのメールでは、悪気がなくても評価を下げてしまう書き方があります。
失敗の多くは知らずにやってしまうものなので、送信前に確認する習慣をつけます。
ここでは、学生がやりがちな2つのNGを紹介します。
送信ボタンを押す前のチェックリストとして使ってください。
話し言葉や絵文字を使わない
インターンのメールはビジネス文書なので、話し言葉や絵文字、過度な感嘆符は使いません。
「了解しました」は「承知いたしました」、「すみません」は「申し訳ございません」に置き換えます。
記号を多用したり顔文字を入れたりすると、内容が正しくても幼い印象を与えてしまいます。
普段のSNSやLINEの書き方を持ち込まず、敬語で書くことを意識します。
「大丈夫です」も相手に意味が伝わりにくいため、「問題ございません」と言い換えます。
迷ったときは、目上の人に出す手紙を思い浮かべて言葉を選びます。
全員返信と添付漏れに注意する
企業からのメールにCCで複数人が入っているときは、「全員に返信」で返します。
一部の人を返信から外すと、関係者に情報が共有されず行き違いの原因になります。
送信前には、会社名と担当者名の誤字、日時の誤り、添付ファイルの付け忘れを確認します。
とくに氏名と社名の誤りは失礼にあたるため、文面を使い回すときほど注意します。
送信前に10秒読み返すだけで、取り返しのつかないミスの大半は防げます。
よくある質問
最後に、インターンのメールについて多く寄せられる疑問に答えます。
細かい不安をここで解消してから、1通目を送ります。
どれも、書き方に迷ったときの判断の基準になる内容です。
判断に迷ったときは、担当者の手間が減るほうを選びます。
返信が来ないときはどうする?
送信から3〜4営業日たっても返信がないときは、催促のメールを送って問題ありません。
「先日お送りしたメールにつきまして、ご確認いただけましたでしょうか」と、相手を責めない表現にします。
メールが届いていない可能性もあるため、再送するときは前回の内容も改めて記載します。
それでも返信がないときは、採用窓口の電話番号に連絡します。
件名は「Re:」のままでいい?
はい、返信のときは件名を変えず「Re:」を付けたままにするのが基本です。
件名を消したり書き換えたりすると、それまでのやり取りの流れが追えなくなります。
同じ件で何度も往復して「Re:」が増えても、無理に整理せずそのままで問題ありません。
別の用件を送るときだけ、新しい件名で新規のメールを作ります。
短い返信でも署名は必要?
はい、確認だけの短い返信であっても、署名は毎回付けます。
署名には大学名・氏名・連絡先を入れ、担当者がいつでも連絡できる状態にしておきます。
署名をテンプレートとして登録しておけば、付け忘れを防ぎつつ毎回の手間も省けます。
スマートフォンから返信するときも、署名が入る設定にしておきます。
まとめ|インターンのメールは4つの型で書ける
インターンのメールは、件名・宛名・本文・署名という4つの型を押さえれば、どの場面でも失礼なく書けます。
申し込み・日程調整・前日連絡・合格への返信・お礼まで、場面ごとの例文を1つのテンプレートにまとめて手元に置いておきます。
送信は平日の9時から18時まで、返信は24時間以内という2つを守るだけでも、担当者からの評価は変わります。
まずは署名を作って単語登録し、そのうえで1通目を送ります。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート













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