【例文付き】面接で長所を話すときの内定に近づくポイント

【例文付き】面接で長所を話すときの内定に近づくポイント

【長所の例文】はじめに

「あなたの長所はなんですか?」という質問は、面接で聞かれる頻度が高いです。

この問いかけに対しては、ありきたりな答えではなくその企業が必要としているだろう性格について伝えることが重要です。

長所を話すときのポイントについて紹介します。

ここが面接での差!受かる人と落ちる人の違い

面接というとあれこれ受け答えを想像して硬くなってしまいがちですが、難しく考える必要はまったくありません。

実は受かる人と落ちる人を決める決定的な違いは、「第一印象」がほとんどを占めるといわれています。

つまり面接の合格率を上げるコツは非常にシンプルなのです。

コミュニケーションにおいて重要な第一印象を決めるのは、最初の10秒間だといわれています。

それは面接においても同じことで、実のところ質疑応答や話の内容よりも、第一印象や元気さ、ガッツなどが重視されやすいのです。

日系企業の面接時間は平均20分~30分程であり、それだけ長い間人事の方と何を話せば良いのだろう、と疑問に思ってしまうかもしれません。

すべての質問に対して完璧に準備をしておくことは大変なことです。

何から手をつけて良いのか途方に暮れている方もいるかもしれません。

適した準備をするためにはまず、コンセプトを明確にする必要があります。

逆にいえば、目的がはっきりしていれば何を準備すれば良いのかがはっきりとして明確になります。

そのためにまずは面接で重視される印象を大きく左右するポイントをしっかり抑えることが大切です。

では何が重視されるのかといえば「笑顔・明るさ」といったポジティブさや元気があるかどうかです。

他には「熱意・ガッツ」があるかどうかも見られます。

これは採用する側の視点に立って考えてみればわかりやすいです。

これから一緒に仕事をしていくことになる社員を採用する面接の場に現れたのが、ボソボソと聞き取りづらい声で話し、表情が暗く、猫背でうつむきがち、寝起きのような格好でぼーっとしている…そんな人物だったらどうでしょうか。

同じ職場でポジティブに働いているイメージは浮かんできませんよね。

逆に考えれば、一生懸命仕事に取り組んでくれそうな熱意があり、明るくガッツを持って将来を切り開いていくようなポテンシャルを感じる人物であれば、ぜひ採用したい!となるわけです。

第一印象を良くするためにまずは!身だしなみをチェック

「身だしなみ・清潔感」も第一印象を大きく左右する大切なポイントです。

頭髪はしっかりまとめられているか、爪が汚れていることや長すぎることはないか、シャツやスーツに埃が付いていたり、しわくちゃになっていたりしないか、汗やたばこの匂いなどが染み付いていないかも見ています。

つまりこれらのことはすべて、相手に不快感を与えていないかどうか配慮する心と場に適した振る舞いができるかどうか、つまりTPOを理解しているかを見られることとなります。

ビジネスにおいても身だしなみを整えることは基本中の基本であり、不潔な印象を与えてしまうと大きなマイナスとなってしまいます。

以下のチェックポイントを参照にしながら、身だしなみをきちんと整えて臨むようにしましょう。

身だしなみの中でも特に優先度の高いものは以下の通りです。

  • 髪型
  • スーツのシワ
  • 綺麗な靴
  • メイク(女性)
  • ヒゲ(男性)

それぞれ順を追って詳しい解説とともに見てみましょう。

髪型

顔の周りで最も目につきやすい髪型は、まず清潔感があることが大切です。

しっかりと洗髪し、襟元や肩にフケが落ちていないか確認してください。

前髪は目にかからないようにし、あなたの表情がしっかりと面接官から見えるようにします。

髪が長い場合はしっかりと束ね、おくれ毛が出てしまう場合はヘアピンでしっかりと留めます。

使用するヘアゴムやヘアピンも派手な色のものは避け、黒や茶色などの目立たない髪と自然になじむものにしましょう。

くせ毛や天然パーマといった束ねるのが難しい髪質の場合は、短くカットしてもらう、整髪剤を使用するなどして、髪の毛が広がってしまうことやぐしゃぐしゃにならないように整えておきましょう。

スーツのシワ

自分では気付きにくい部分ですが、特に首元や胸元のシワ、ズボンの折り目などは相手からも良く見える部分ですから、しっかりとアイロンをかけた状態にしておきましょう。

アイロンがない場合は、シワがきになる部分を水で濡らし、伸ばしておくとシワが目立たなくなります。

当日に気付いてもすぐに準備ができない部分なので、日頃からきちんとハンガーにかけ、洗濯するときにシワを伸ばして干すように心掛けておきましょう。

綺麗な靴

靴が綺麗な状態であるかどうかもよくチェックされるポイントです。

面接の際は装飾が少なくシンプルなデザインで、基本的には黒色のものを選ぶようにしましょう。

靴に泥が跳ねていないか、踵やヒールがすり減っていないか、傷が付いていないか、くたびれて変形していないか、きちんとチェックして靴を磨いておきましょう。

そうすれば、靴まで気を抜かずきちんと準備をしているという好印象につなげることができるでしょう。

メイク(女性)

女性の場合はメイクもビジネスマナーの一つです。

ナチュラルメイクで清潔感と品のあるメイクにします。

着飾ることや派手にする必要はありませんが、すっぴんだと寝て起きてそのまま来ましたという感じがあり、相手にとって印象は良くありません。

最低限眉毛を整え、ベースメイクをするなどして、清潔感を心掛けるようにしましょう。

つけまつげやラメなどの光沢の激しいものなどはNGです。

プライベートで楽しむメイクとは分けて、TPOに合ったメイクにしましょう。

ヒゲ(男性)

男性の場合はヒゲを剃ることもビジネスマナーの一つです。

整えてあったとしても、ヒゲが生えていると、不衛生であるというマイナス印象を与えてしまうため、面接のときはヒゲを剃りましょう。

入社後にヒゲがOKとされている会社もありますが、その会社の面接でもヒゲは剃ることが望ましいです。

もはや面接時はヒゲを剃ることは暗黙の了解であり、ビジネスマナーとなっているため、それができていなければ「常識のない人」と判断されてしまいあなたが損をすることになります。

ヒゲを剃った後も剃り残しがないか鏡でしっかりとチェックしておきましょう。

【長所の例文】企業が長所で見ているポイント

そもそも企業は、就活生のどのような長所を評価するのでしょうか。

面接で内定をもらうためには、企業が求めていない長所について自慢げに話してもあまり意味がありません。

企業がなぜ、長所を聞きたいのかをまずは知りましょう。

入社後、どのような活躍するかをイメージするため

長所を聞くことで、その就活生のだいたいのパフォーマンスがイメージできます。

リーダーとして働くタイプなのか、縁の下の力持ちとして才能を発揮するのかなど、その人の人間性が見えてきます。

いかに自社で活躍できるかを見極めることができるのです。

会社の社風と合うか

企業によってそれぞれ、コンセプトや社風は異なります。

就活生の長所を聞けば、自社にマッチするタイプであるかどうかがある程度わかるのです。

会社側としても社風に合う人材が欲しいですし、就活生側も自分に合う会社に入りたいものです。

お互いのためにも、採用するかどうかしっかり判断しなくてはなりません。

自己分析ができているかを把握するため

長所PRは、自己分析ができていなくては話せないでしょう。

客観的に自分と向き合えているかどうかも、社会人として大切なことです。

長所をしっかり話せる人間は、自分のことも冷静に見ることができると捉えられます。

【長所の例文】長所のオススメ構成

面接で長所を話す際には自分で適当に文章を構成するのではなく、アピールしたいポイントが伝わりやすく、論理的に相手に伝わる構成に基づくのがオススメです。

どのような構成が望ましいか、長所を話す際にオススメの構成をご紹介します。

PREP法

長所をはじめ、面接で自分をアピールする場合にオススメの構成がPREP法です。

PREP法はPoint(結論)・Reason(理由)・Example(例)・Point(結論)の頭文字を取ったもので、この順に話を進めていくという方法です。

最初の段階で何を話したいのかが明確になり、聞く相手に安心感を与え、興味を持ってもらえます。

次になぜ、その結論に至ったかの理由を述べることで、相手の理解を深めます。

さらにその理由を補強する例を挙げることで、なるほどと思わせ、説得力を高めることができるのです。

そのうえで、再び、結論を強調し、話をまとめてアピールするという流れです。

Point(結論)

長所を話す際のPoint(結論)は、あなたの長所が何かという点です。

簡潔に明確に伝えましょう。

「私の長所は〇〇です。」と一言、一文で十分です。

Reason(理由)

次に、なぜ、自分の長所が〇〇だと考えたのか、そのReason(理由)を述べましょう。

Reason(理由)も長々と話すのではなく、「××だと思ったからです。」など一文程度で明確にまとめます。

Example(例)

Example(例)は自分の長所が○○だと理解してもらい、説得力を増すために大切な要素です。

具体的な体験談や過去のエピソードを挙げます。

ただし、例はいくつも挙げるのではなく、これぞという例を1つだけに絞りましょう。

「こんなこともありました」「あの時はこうでした」といくつも挙げると話が分散してしまい、説得力が高まりません。

学生時代の経験、アルバイトやボランティア活動、部活動やサークル、ゼミなど例に挙げることは何でもかまいません。

ただし、その例が志望している仕事や職種、その企業での仕事のやり方に通じていることが望ましいです。

接点があるからこそ、その長所や経験を活かして、企業で活躍できる人材だとアピールできるからです。

Point(結論)

最後にもう一度、Point(結論)を述べます。

この際はただ、「私の長所は〇〇です。」と最初の結論と同じことを繰り返すのではありません。

自分の長所を志望する企業や職種、仕事において、どう活かせるのか、どう役立つと思ったから志望したのかをアピールすることがポイントです。

【長所の例文】長所を面接で話す際の流れ

人間には誰しも長所短所がありますが、ただの自慢になってしまっては面接で話す意味がありません。

入社後を見据えながら、わかりやすくアピールすることが大切です。

長所を面接で話す際のベストな方法について解説します。

結論

何かを説明する際には、回りくどい言い方では損をします。

物事は結論から話すことで、言いたいことも伝わり相手もわかりやすいでしょう。

長所アピールにおいても、まずは自分の長所をはっきりと述べるようにします。

「私の長所は、コツコツと粘り強くやり切る忍耐力です」と、まず結論から話すと面接官にも印象強くなるはずです。

長所を裏付けるエピソードを話す

行動力でも気配りでも、長所を表す性格は曖昧で抽象的になりがちです。

実際に経験したエピソードを添えることで、具体的な内容が目に見えてきます。

長所を話す際には、エピソードも準備しておくことがポイントです。

入社後、どう役立つかを話す

自分が話す長所が、いかにその会社の役に立つかは重要です。

その長所とやりたい仕事をうまくリンクさせて話すようにしましょう。

実際のところ、アピールする長所がその仕事に必要であるかどうかも事前に調べておきたいものです。

【長所の例文】長所を話す際の注意点

長所を話す際にはPREP法に基づき、説得力があり、相手に伝わりやすく、自分のアピールができる方法で行うことが大切です。

その構成を踏みながらも、話す際にはどのような点に注意すべきか、注意点を押さえておきましょう。

長所を発揮した具体的なエピソードを盛り込む

PREP法の3番目の部分である、Example(例)はとても重要です。

どのようなエピソードを選び、どう話せるかが、長所をうまく伝え、面接官があなたに興味を抱くためや魅力を感じるためのカギを握ります。

長所を一言述べるだけなら、誰でもできることです。

実際に自分の長所でなくても言えます。

本当にその人の長所なのか、自信を持っている部分かを伝えるためには、それを納得させるためのエピソードを話す必要があるのです。

エピソードの話題は何でもいいですが、具体的である必要があります。

たとえば、「根性があること」を長所として挙げた場合に、エピソードとして「高校3年間部活動を頑張りました。」では足りません。

どんな部活で、どのように頑張ったのかを、初めて話を聞く面接官があなたの頑張りをイメージできるように話す必要があります。

さらに、ただプロセスを述べるのではなく、根性を出して頑張った結果、何が得られたのかや、出せた成果まで伝えることが大切です。

エピソードにおける結果や成果を、最後のまとめPoint(結論)につなげられるようにしましょう。

企業の求める人物像を確認しておく

長所を考える際にはただ、自分の強みや得意なことを挙げればいいのではありません。

エントリーする企業や職種などに応じて、長所を選ぶことが大切です。

そのためには、まずエントリーした企業ごとに、どんな人物を求めているのかをチェックしましょう。

求める人物像にマッチする自分の長所はないかを探します。

長所をうまく活かして活躍してくれる人を、企業では求めているからです。

長所は1つではなく、いくつもあるはずです。

エントリーする企業に合わせて長所を選び、それを具体化するエピソードなどを検討しましょう。

ありきたりな長所でも自信を持って話す

他の人も挙げそうな長所の場合やありきたりだなと思っても、それはあなたの強みであり、魅力、個性です。

何事であっても、自信を持って話すことが大切です。

そのためにも長所を印象づける、具体的なエピソードをじっくり検討、構成しましょう。

【長所の例文】面接で話す際の長所の例10選

長所といえども、実に多岐にわたります。

さまざまな性格の中で、就活生の長所PRに多いものを取り上げて、例文紹介していきます。

行動力

会社では、「前に踏み出す力」を必要としているものの、その勇気や行動力を持つ新人が少ないと懸念されています。

そんな中で行動力がある性格はとても評価が高くなります。

ただ、「行動力に自信があります」と話すのではなく、その証拠になるようなエピソードを話すとよいでしょう。

たとえば、海外でバックパッカーをした経験などを話すのもひとつです。

行動力の例文

「私は海外生活に興味があり、どうしてもアメリカに行きたくて全土でバックパッカーをした経験があります。

現地で困らないように、予め語学勉強もし、現地の地図や法律も調べておきました」と話せば、行き当たりばったりな行動力ではなく計画性があり戦略も立てることができる人だとアピールできます。

協調性

仕事によっては、チームで力を合わせて売上を上げる必要が出てくる場合があります。

工場勤務なども、みんなが協力することでスムーズに製造が進むでしょう。

多くの仕事では、協調性は不可欠であり協調性がある人間が必要とされます。

協調性をアピールすることは、面接でも有効といえます。

ただし、言い方によっては「輪の中に隠れてしまう存在」のように聞こえてしまうこともあるので、うまく伝えなければいけません。

ポイントとして、組織のためにどんな行動をしたのかを具体的に話すようにします。

協調性の例文

「私は学生時代にサッカーというチーム競技で副キャプテンを務めておりました。

チームワークが必要な協議であるうえに、キャプテンのサポートと部員の意見をまとめるといった立場により、協調性を持って行動することが得意です。

調子のよいメンバーだけでなく、不調続きや悩みを抱えている選手の相談役にもなりました。

練習も周りを見ながら行っており、各選手の性格や才能を活かしたプレーになるように計画を練りました。

その結果、非常に団結力の強いチームに仕上がり、試合では優勝することも多々ありました。

この力を仕事にも活かしたいと思っております」

忍耐力

仕事をするにあたって、誰しも壁にぶつかることがあります。

そのときに我慢強く乗り越えるストレス耐性が、社会人には必要になってきます。

忍耐力とは言い換えればストレス耐性であり、面接でも高く評価される自己PRです。

「やり切る力」があるのか、「逆境に強い」のか、自分の持つ忍耐力についてわかりやすく体験も交えて話すとよいでしょう。

忍耐力の例文

「私は、忍耐力があることが強みです。

学生時代は親元を離れて寮生活をしておりましたが、寮の中では規則を守らない人もおりトラブルの連続でした。

それでも寮生たちとコミュニケーションを取って共同生活をうまくやっていこうと考えて、嫌がらせにも耐えました。

寮生皆が居心地のよい寮になるように、寮母さんとも話し合う機会を作り、前向きに改善策を考えたのです。

その結果、以前に比べるとトラブルも減り、住みやすい寮になりました。

逆境でも我慢して、改善策を考える忍耐力は、仕事でのつらい場面を乗り切る力にもなると思います」

気配り

事務職や接客業では、気配り能力が重要視されます。

職場の人間や取引先の客、店への来客などと上手に接するためには、気配りは欠かせません。

気配り能力は女性に多い自己PR点ですが、面接でアピールする際は「おせっかい」ではないことを伝えなくてはなりません。

相手が求めていることを予想し、先回りして行動をすることができるという点を、しっかりアピールしましょう。

気配りの例文

私は学生時代に、サッカー部のマネージャーをしておりました。

部員一人ひとりに気を配り、体調が悪そうな人がいれば薬を飲ませ、足を痛めている人にはテーピングやマッサージをして、メンバーのサポートに全力で取り組んできた次第です。

また試合で負けて落ち込んでいるときにも、マネージャーとして笑顔で励ましました。

常にメンバーのことを考える行動はメンバーの支えにもなったようで、どんどんと強いチームになっていきうれしかったです。

マネージャーとして身に付いた気配り能力を、御社の接客業においても発揮したいです。

リーダーシップ

メンバーをまとめて行動できるリーダーシップ力は、将来的に管理職になるにあたっても必要となってきます。

皆を率いる力は、よき上司としても期待できる能力です。

本当のリーダーは、自分本位で率いるのではなく周りを見ながら思いやりを持って引っ張ることができます。

その能力をアピールするならば、自分なりのリーダーシップの定義を持っておくとよいでしょう。

リーダーシップの例文

私の長所は、リーダーシップが取れることです。

学生時代にアルバイトでチームリーダーを任されておりました。

チームは6人だったのですが、メンバーそれぞれの得意分野を把握してそれを活かせるような仕事分担と配置を考えました。

そして皆が気持ちよく働けるように、6人で意見交換の話し合いの場も持つようにしたのです。

その結果、6人みんなが不満もなく、力を合わせてよい売上成績を上げることができました。

私はリーダーとは、がむしゃらに突き進むだけでなく、周りを見て皆が働きやすい人間関係を構築することも大切だと考えております。

思いやり

思いやりがあることをアピールするのは、女性に多い傾向にあります。

介護の仕事や医療関係、保育士などは思いやりは欠かせません。

しかしながら、優しい人はたくさんいるので、長所として思いやりをPRする場合はインパクトのあるエピソードを話したいものです。

また、自分が希望する仕事に思いやりが必要であるかどうかも、見極めておきましょう。

思いやりの例文

私は、他人を思いやることができる点が長所だと自負しております。

学生時代はアパレルショップでアルバイトをしておりましたが、繁華街にある忙しい店で女性の店長が店を閉めてからも大変そうでした。

既に私の勤務時間は終わっていましたが、少しでも店長の力になりたくてゴミ捨てやパッキングなどできる範囲でのお手伝いをさせていただきました。

残業代が付くわけではありませんでしたが、困っている人を見ると放っておけなくなりできることをしたいと考える性格です。

御社でも、こうした思いやりのある姿勢で仕事に向き合いたいです。

計画性

社会人になると、何らかの目標を立ててそれに向かって計画を立てることが続きます。

計画性があると時間も有効に使えますし、効率的な動きができるのです。

会社にとって、計画性のある人間は頼れる存在となることでしょう。

どのような計画を立てて実行したのかを、上手に伝えることがポイントです。

計画性の例文

私は常日頃から計画を立てて物事に挑む性格であり、計画性には自信があります。

以前大切な試験があったとき、半年前から計画表を作成しました。

長期休暇の間は勉強時間を増やし、暑い夏場は涼しい早朝や夕方から勉強するように工夫しました。

試験に受かるためには、体調管理も必要です。

インフルエンザにかからないように、試験前の食事についても献立を考えてしっかりと計画を練りました。

計画を立てることでスムーズに勉強もはかどり、試験もトップ成績で合格したのです。

計画性があるところは、仕事においても役に立つと思います。

負けず嫌い

負けるものかという気持ちは、仕事をするモチベーションにもつながります。

また社内でよきライバルを見出し、切磋琢磨して仕事に励むこともできるでしょう。

ただし、他人に不快感を与えない負けん気でなければいけません。

よいイメージを抱くことができる体験談を話すようにしましょう。

負けず嫌いの例文

私は子どもの頃から負けず嫌いの性格で、そのおかげで物事にも全力で挑むことができています。

小学生のときに運動会でかけっこに負けたことが悔しくて、絶対に陸上部に入って強くなると誓いました。

そして中学生になってその通りに陸上部に入部し、人一倍練習をして成果を上げていきました。

『やるからには全力で一番を目指す』が私のモットーです。

負けず嫌いの姿勢を仕事にも活かして、全力で挑みたく思います。

向上心

今の状態に満足せず今よりも上を目指す向上心を持つ人間は、会社にも貢献できます。

前向きな姿勢は社会人にとってなくてはならないものです。

向上心が強いのなら、大いにアピールしましょう。

例文

「私は何事にも諦めずにさらにうえを目指す向上心があります。

学生時代、私は男性コーラスのサークルを立ち上げましたが、なかなか人が集まりませんでした。

それでも諦めずにチラシ巻きや校内での声掛けをして、10人集まりました。

さらにもっと大きなサークルにしたいと、その後も勧誘活動に励みその結果部員30人ものコーラス部ができたのです。

本格的な発声練習やトレーニングを取り入れて、市のコンクールで優勝することができました。

向上心では負けないので、仕事にも活かしたいです」

責任感

責任感をアピールする人は多いのですが、社会人として必要不可欠な性格なのでインパクトのあるアピールが必要になってきます。

責任感を持って行った体験とその効果を話すとよいでしょう。

責任感の例文

私は学生時代野球部のキャプテンをしており、責任感がよりいっそう強くなりました。

メンバーには不調が怪我に苦しむ部員も多かったのですが、私はキャプテンとして皆の悩みを聞き、休日の練習にも付き合いました。

強いチームを作るためには自分が強くならなければと人一倍練習もしました。

その結果、部員も私にしっかりとついて来てくれて、準決勝まで出られたときもあります。

責任感の強さを活かして、ゆくゆくは御社でもチームリーダーとして活躍したいです。

まとめ

自分の長所を知り、うまく面接官に伝えることは、就活が成功するために重要なカギを握っています。

長所PRなど簡単だと油断せず、言いたいことが伝わるように下準備をして面接に臨みたいものです。

希望する会社で、その長所を活かして働く姿を夢見て頑張りましょう。

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

広告掲載をご検討の企業さまへ