SPIではどんな問題が出題される?SPIの能力検査と性格検査の例題20選

はじめに

SPIでは能力検査と性格検査が行われ、能力検査は数学的要素の問題が出る「非言語分野」と国語的要素の問題が出る「非言語分野」で構成されています。

基本的にSPIで出題される問題は小学生から大学までの基本的な学力を問う内容ですが、問題形式や問題内容が分かっていないと実際に受験する際に「まったくできなかった」となってしまう可能性もあります。

こちらでは、SPIで出題される例題をご紹介していきます。

能力検査は言語分野と非言語分野に分けて例題を紹介するので、「SPIで実際にどんな問題が出るか知りたい」、「能力検査の言語分野と非言語分野で出題される問題の傾向が知りたい」という人は、ぜひ参考にしてくださいね。

SPIの例題を見る前に対策方法を知っておこう

SPIの年間利用社数は12,200社、その受験者数はのべ202万人と言われており、多くの企業が採用の選考に取り入れています。

就職活動をするうえでSPIを受験する機会は多く、タイミングも早いため各自対策しておくことは必須だといえるでしょう。

SPIはあらかじめ対策し勉強しておくことで効果的に得点が伸ばせるため、しっかりと準備をしておけば心強いチャンスとなります。

これを活かせるように万全に準備して臨みましょう。

しかしながらSPIと言われてもなかなかイメージがしづらいという人も多いのではないでしょうか。

端的にいえば、SPIとは受験者の基礎的な学力や知識を問うテストのことで、性格審査と能力審査に分けられ、学力は「国語・数学」の二科目によって判断します。

SPIは主に二次審査で行われることが多く、企業によっては一次審査で行われるケースもあるため、いずれも早期の対策が必要といえるでしょう。

就職活動にはほかにも履歴書の作成から企業研究や自己分析、OB訪問や面接対策などさまざまな準備が必要で何から手を付けてよいのかわからないと焦っている方もいるかもしれません。

SPIは比較的早い段階から受験があり、問題集を解くなどの時間的余裕も必須となります。

日々忙しいとは思いますが、遅くても3年生の1~3月頃までには取り掛かるようにしましょう。

正しく対策を行うためには、まずそれぞれの検査にどのような違いがあるのかを知っておかなければなりません。

何事も知らずして対策は打てないのです。

SPIについて理解を深めたうえで、効果的に突破できるように対策を進めましょう。

SPIについてまずは理解する

SPIは「Synthetic Personalty Inventory」の頭文字を取った略称で、SPIとは就職活動において行われている適性検査の一つを指し、もっとも多くの企業が取り入れている検査のことを言います。

さらに詳しく見るとSPIは能力検査と性格審査に分かれています。

そのうちの能力検査ではさらに国語的要素を含み語彙力などを試される「言語テスト」と数学的要素を含み合理的判断を問う「非言語テスト」に別れており、いずれも小学校~大学レベルの基礎的な学力を測るテストになります。

SPIでどんな問題が出題されるかを理解する

SPIの能力検査は小学校~大学までの基本的な学力を問う内容となっています。

具体的にどのような問題が出題されているのか、傾向を見てみましょう。

【非言語分野のテスト】

  • 確率の問題…積の法則や和の法則などに加えて余事象の問題が主に出題される傾向。
  • 推論の問題…人口密度や順番を考える問題、平均や内訳を考えて求める問題など。
  • 順列の問題…積と和の法則に関する問題や組み合わせの問題、順列の問題に加えて余事象の問題も出題される。

【言語分野のテスト】

  • 二語の関係…提示された二語の関係を考えて、解答欄から同じ関係にあたる熟語を探す問題。
  • 熟語の意味…意味が一致する言葉を選んで解答する問題で語彙力が問われる。
  • 語句の用法…多義語や文法の力を問う問題。

同じ意味で使用されている言葉を選んで解答する。

【性格審査】

SPIによる性格審査ではその企業の社風に合った人物かどうか、性格が仕事の内容に適しているかどうかなどが判断されます。

性格に関する質問が出題されるので、当てはまるかどうかを自分自身に問いかけながら回答するようにしてください。

なるべくネガティブな印象を与えないようにしたいところですが、企業の印象をよくしたいからと嘘偽りの回答をしても矛盾してすぐにわかってしまいますし、実際に企業で働くことになるのはあなたですから、正直に書くようにしてください。

SPIのオススメ問題集を1冊購入する

受験対策として有効なのがSPIの問題集を解くことです。

SPI対策の本としては解説しているタイプの書籍もありますが、テスト形式の受験に慣れるためには、実践的な問題を数多く解いていくことが一番効果的です。

解説タイプの本は根本的な理解度に不安がある場合の確認にとどめ、なるべく問題集をメインに解きながら勉強するようにしましょう。

ここで購入する際に注意してほしいのは、SPIには新卒(SPI-U)、高卒(SPI-H)、中途採用(SPI-G)、事務職・一般応募者(SPI-R)(SPI-N)の四種類あり、それぞれ出題が異なるため、自分に当てはまるものをよく確認してから選びましょう。

同じ問題集を繰り返し回答する

慣れるためには数をこなして解いていくことが必要となります。

「問題を解く」という行為に慣れておけば本番でも手が止まらずスラスラと解答できることになります。

着実に得点を稼げるようにするのはもちろんのこと、精神的余裕を持って臨むためにも、繰り返し勉強しましょう。

知識は反復することで記憶となり定着しやすくなるため、さまざまな問題集に手を広げてしまうよりも一冊に絞って何度も解いていくほうが効果的に学習できるのです。

解ける問題ばかりに時間を割かず、自分の苦手な分野を克服することを目的として問題集に取り組みましょう。

問題文が変わっても正しく答えられるように、わからなかった箇所や間違えてしまった箇所はそのままにせず、必ず解説と照らし合わせて理解できるようにしましょう。

【SPI能力検査】非言語分野の例題

SPI能力検査の非言語分野では、確率、割引、損益算、速さなど算数や数学的要素の問題が出題されます。

SPIの非言語で出題される問題は、受験形式(テストセンター方式、ペーパーテスト方式、WEBテスティング方式)によって異なるのですが、こちらではどの受験方式でも高い頻度で出題される「確率」、「推論」、「順列」の例題をご紹介します。

「確率」の例題

確率の問題では、積の法則と和の法則の問題、余事象の問題などが出題されます。

確率の問題を解くには、「確率の積の法則:AかつB=Aの確率×Bの確率」や「確率の和の法則」、余事象「(Aが起きる確率)=1-(Aが起きない確率)などの公式を覚えておくとスムーズに回答ができるでしょう。

例題

15人の学生が3つの部屋に分かれて宿泊するためにくじ引きをすることになった。

  1. 3つの部屋が、4人部屋、5人部屋、6人部屋である場合、最初にくじを引いた3人の学生が3人とも4人部屋になる確率は?
  2. 3つの部屋が、3人部屋、5人部屋、7人部屋である場合、最初にくじを引いた3人の学生のうち、1人が3人部屋になり、2人が5人部屋になる確率は?

「推論」の例題

推論では、順番を考える問題、人口密度の問題、平均から個々の値を求める問題、内訳を考える問題などが出題されます。

推論の問題を解くには、「平均=合計÷個数」、「人口密度=人口÷面積」、「人口=人口密度×面積」などを知っておくといいでしょう。

例題

A、B、C、Dの4人が漢字のテストを受けた。

このうち4人の漢字のテストの特典について次のことが分かっている。

  1. 4人の中に同点はいない
  2. Aの得点はCよりも高い
  3. Bの得点は、AとDの特典の平均と同じ

1から3から判断して、4人の漢字テストの得点を高い順に並べたとき、Aの順位として考えられるものを選べ。

  1. 1位だけ
  2. 2位だけ
  3. 3位だけ
  4. 1位か2位
  5. 1位か3位
  6. 2位か3位
  7. 1位か2位か3位
  8. いずれでもない

「順列」の例題

順列では、積の法則と和の法則の問題、組み合わせと積の法則の問題、順列の問題、余事象の問題が出題されます。

「AかつB=Aが何通り×Bが何通り(積の法則)」と「AまたはB=Aが何通り+Bが何通り(和の法則)」を覚えておくと回答しやすくなります。

例題①

1、2、4、7の数字を組み合わせて3桁の数字と作る。

同じ数字を何回用いてもよい。

この場合、440より大きい数は何通り作れるか。

  1. 2通り
  2. 8通り
  3. 12通り
  4. 16通り
  5. 24通り
  6. 32通り
  7. 36通り
  8. 48通り
  9. 64通り
  10. どれでもない

例題②

A組の生徒とB組の生徒が5人ずつ、合わせて10人いる。

この中から掃除当番を4人選ぶ。

A組の生徒が少なくとも1人含まれるように選ぶとすると、掃除当番の選び方は何通りあるか。

  1. 60通り
  2. 95通り
  3. 120通り
  4. 150通り
  5. 175通り
  6. 180通り
  7. 205通り
  8. 210通り
  9. 240通り
  10. どれでもない

【SPI能力検査】言語分野の例題

SPI能力検査の言語分野も非言語分野と同じく、受験形式によって出題される問題が異なります。

こちらでは、受験形式として多いテストセンター方式でよく出題される「二語の関係」、「熟語の意味」、「語句の用法」の例題をご紹介します。

「二語の関係」の例題

二語の関係は、最初に提示してある二語の関係を考えて、同じ関係にある熟語を探す問題です。

問題のパターンをつかめばスピーディーに回答できるようになるので、練習問題を解いて問題傾向に慣れましょう。

例題①

最初に提示された二語の関係を考え、同じ関係のものを選べ。

暗室:現像

ア プロペラ:推進
イ 図書:本
ウ 教会:牧師

  1. アだけ
  2. イだけ
  3. ウだけ
  4. アとイ
  5. アとウ
  6. イとウ

例題②

最初に提示された二語の関係を考え、同じ関係のものを選べ。

植物:生物

ア 味覚:感覚
イ キリスト教:仏教
ウ 才能:文才

  1. アだけ
  2. イだけ
  3. ウだけ
  4. アとイ
  5. アとウ
  6. イとウ

「熟語の意味」の例題

熟語の意味では、問題と意味が一致する言葉を見つける問題です。

二字熟語、動詞、副詞の意味が分かっていないと解けないことがあるので、語彙の勉強をしておきましょう。

例題】

自慢げに見せること

  1. 高慢
  2. 披露
  3. 優越
  4. 披瀝
  5. 誇示

しつこく、粘り強いこと

  1. 根気
  2. 粘着
  3. 偏屈
  4. 辛抱
  5. 執拗

「語句の用法」の例題

語句の用法では、問題の語句と同じ意味で使われているものを選ぶ問題で、多義語や文法について問われます。

格助詞、助動詞、接続詞などの使い方を復習しておくといいでしょう。

例題

知り合いから頼まれる

問題の「れる」の用法と同じ意味で使われているものを選択肢から選べ。

  1. 誰でも登れる
  2. ビルが壊される
  3. 先生が話される
  4. うれしい知らせが待たれる
  5. 夜露にぬれる

バスで行く

問題の「で」の用法と同じ意味で使われているものを選択肢から選べ。

  1. 歯痛で休む
  2. 書店で買う
  3. 実家で暮らす
  4. すぐに飛んでいきたい
  5. 花で飾る

SPI性格検査の例題

SPIの性格検査では、社風に合っているか、仕事内容に適しているか、どのような性質を持っているかが検査されます。

例えば、人と関わることが多い仕事であれば、「コミュニケーション能力が高そうか」、「人と関わることを苦に感じないかどうか」などがみられています。

性格検査では、嘘をついていたり、回答に矛盾があるとわかるようになっているので正直に回答することが大切です。

「企業の面接ならどう答えるか」を考えながら回答していきましょう。

問題に対して、「あてはまる」、「どちらかといえばあてはまる」、「どちらかといえばあてはまらない」、「あてはまらない」の選択肢から最も近いと感じるものを選んで回答していきます。

例題

  1. よく後悔するほうだ
  2. つまらないことに気をもむことが多い
  3. 他人から真面目過ぎるといわれる
  4. 感情的になりやすいほうだ
  5. 外出するときは、一人のことが多い
  6. 自分の意見をもっている
  7. 周りの意見に左右されやすい
  8. 文化祭などのイベントが好き
  9. 人に注意されると腹が立つ
  10. 自分の意見をはっきり言う

SPIの例題を把握して、SPIの受験本番に備えよう

SPIで出題される能力検査も性格検査もパターンが決まっているので、練習問題や過去問題を解いて問題ごとの特徴を把握すれば、SPIの受験本番でも慌てずに回答することができます。

「能力検査は基礎学力を測るものだから勉強しなくてもいい」と思ってしまう人も多いのですが、短い制限時間の中でスピーディーに回答するためには、やはり問題傾向を知っておくことが重要です。

今回ご紹介した例題やSPIの問題集で事前に問題に慣れておきましょう。

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