就職活動最初の難関であるSPI試験。
テストセンターでポチポチと受験して結果を待っていたら不合格の通知…。なんて人も少なくありません。
そんな皆様に向け、SPI試験に落ちてしまう原因と突破するための対策方法について徹底解説していきます。
しっかりと対策を行い、次回の試験ではSPI突破を目指しましょう!
- そもそもSPIとは何か
- 企業がSPIの結果から何を見ているのか
- SPIで落ちる理由
- SPIの合格ライン
- SPIで落ちる人の特長
- SPIのおすすめの対策方法
- SPIを受けるのが心配な人
- SPI対策が難航している人
- SPIの効果的な対策方法が知りたい人
▼▼▼ SPI(適性検査)で落ちる人必見!通過率と受かるための攻略法を完全解説! ▼▼▼
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【SPIで落ちる】通過率はどれくらい?
SPIで落ちる、となった際にまず気になるのが、SPIの通過率ではないでしょうか。
まずは、SPIで落ちることはどれくらいあるのか、という疑問を解消します。
SPIの通過率はどの程度なのでしょうか。
通過率は選考の段階によって異なる
まず大前提なのですが、通過率は選考の段階によって異なります。
企業によって、選考フローは異なります。
第一面接の前にSPIが設けられている企業もあれば、最終面接の前にSPIを設けている企業もあります。
SPIが選考のどの段階に設けられているかによって、SPIで落ちる確率は変わってくるのです。
あなたの受けている企業では、何回目の面接の前にSPI試験が設けられているでしょうか?
そこから逆算して、SPIを通過する確率を考えてみましょう。
SPIの通過率の目安
それでは、どの段階でどれくらいの通過率なのかを解説します。
ここで解説している通過率はあくまで目安です。
企業によって、SPIの通過ボーダーは異なるため、参考程度にしてください。
- 一次面接前:50%程度
- 二次面接前:70%程度
- 最終面接前:90%程度
このように、SPIの通過率にはかなり幅があります。
一次面接前のSPIは足切りに使われていることも多く、ボーダーとなる点数も高いため、かなりの確率で落ちることになります。
しかし、最終面接前のSPIは、業務への適正や採用後の配属決定に使われることも多く、落ちる確率はかなり低いです。
自分が落ちたSPIはどの段階だったのかを確認した上でこの記事を読み進め、対策方法を見つけてみてください。
SPIを受ける企業の合格ラインは調べておこう
SPI試験は点数ではなく、偏差値で結果が出される仕組みです。
ただし「この偏差値であれば合格する」という共通の基準はありません。
中には、合格ラインを明確な基準として定めていない企業も存在します。
なぜなら、合格ラインによって足切りとなってしまった応募者の中にも、優秀な人材がいるかもしれないと考えているからです。
SPI試験は企業にとって、効率的に採用業務を進める優秀なツールではあるものの、応募者を絞り込みすぎて選択肢が少なくなってしまうというデメリットを持っています。
そのため、合格ラインを高くしすぎない、合格ラインだけを意識せずに履歴書やESの内容も参考基準とするなど、その企業独自の目安を設けているケースもあります。
【SPIで落ちる】そもそもSPIとは何か?
多くの企業が導入しているSPI試験ですがそもそもどんなもので、どんなに風に活用されているのでしょうか?
まずは改めて、SPIについて確認していきましょう。
SPI試験がどういうものなのかをしっかりと把握することで、しっかりとした対策をとることができます。
適性検査の1つ
まずSPIが何かというと、適性検査の1つで、企業の採用選考において、応募者の特性を評価するために実施されるものです。
書類選考や面接だけでは見抜けない基礎的な能力や学力、性格的な特徴を把握するためにSPIを活用する企業は少なくありません。
応募者が「業務に必要なスキルを持っているか」「企業の社風に合った人物か」を判断するための指標として重要視されています。
数値として結果が出るため客観的な評価が可能な点も、重宝されている理由と言えるでしょう。
SPIの内容
SPIは「能力検査」と「性格検査」の2つに分かれていることが特徴です。
「能力検査」はさらに「言語分野」と「非言語分野」に分かれており、言語分野は語彙力や文章読解力、論理的思考、つまり国語的な要素が問われることが多いです。
非言語分野では数的推論や図形問題、論理的思考力などが問われ、計算の正確さとスピードが求められます。
いわゆる高校までの数学に近い内容が出ることが多いです。
いずれも中学レベルの知識で解けるものが多いですが、日頃から基礎学力を鍛えておくことが重要です。
性格検査は性格や行動パターン、価値観などに関する質問に回答し、協調性やチームワークの傾向を見極めるもので、正解・不正解は存在しません。
問題数と制限時間
SPIの問題数と制限時間についても正確に把握しておきましょう。
実施される形式によって若干異なりますが、一般的な目安としては能力検査においては言語分野と非言語分野の合計で約60問が出題され、制限時間は35分程度です。
性格検査は約300問で、制限時間は30分程度に設定されています。
能力検査はスピードと正確性の両方が求められるため、時間配分が大切であり、1問にかける時間は長くても30秒程度とされ、判断力が求められます。
性格検査も、1問にかけられる時間は30秒程度であるため、深く考えすぎず直感で答えることが推奨されています。
選考で使用される理由
SPIが選考で多く用いられる理由は、応募者の能力や適性を客観的に評価できるからです。
履歴書や面接だけでは基礎的な学力や性格的な特徴を正確に把握することは難しい場合が多いでしょう。
そこでSPIという、多くの企業が用いている統一された基準に基づいて、応募者の能力や性格傾向を数値化して評価することを目指しています。
これにより企業は効率的に選考を進めることができ、能力が足りない就活生や価値観が企業の理念などと合わない就活生を「ふるいにかける」ことができます。
特に人気の企業の場合、一人ひとりのエントリーシートを読むだけでも大変な作業になるため、まずは適性検査という客観的な指標を用いて、ある程度応募者を絞り込もうとしているのです。
【SPIで落ちる】企業はSPIの結果から何を見ているのか
企業は、性格検査と能力検査のそれぞれの結果から、学生の何を見ているのでしょうか。
以下で確認していきましょう。
性格検査から見ていること
性格検査テストからは、受験者の人柄や性格を見ようとしています。
結果からは、「積極性」「行動力」「リーダーシップ」「周りへの気遣い」などのレベルが数値として表されます。
それらを総合的に見る事で、その人となりが見えてきます。
とはいえ、自分をよく見せようと嘘は禁物です。
多くの質問に回答して行く中で、必ず矛盾が出てきます。
この矛盾は、企業側にも伝わり、かなりネガティブな情報を与えてしまいます。
また、SPIの時点で嘘はバレずとも、面接などの段階で嘘がばれてしまう可能性が高いです。
なぜなら、SPIの結果からは、「面接で確認すべきポイント」が企業に提示され、企業はそれに基づき面接を行うからです。
嘘をついて自分を大きく見せようとするのではなく、ありのままの自分を出して行きましょう。
能力検査から見ていること
企業は、能力検査の結果から、あなたに基礎的な学力があるかどうかを見ています。
特に「知識や技術の飲み込みの早さ」や「自頭の良さ」などを判断しており、あなたが入社後に活躍するポテンシャルがあるかどうかを見ています。
SPIの結果は、点数ではなく偏差値で示され、最大で80、最低で20となります。
偏差値が60以上の場合、比較的良い結果といえるでしょう。
ぜひ偏差値60以上を目指して対策を進めてみて下さい。
【SPIで落ちる】SPIで落ちる原因
SPI試験で落ちた…という人は、その理由が気になりますよね。
その主な理由を確認して行きましょう。
最大の原因は能力検査の偏差値不足
SPI試験で落ちた…という人のほとんどは能力検査の偏差値不足によるものです。
偏差値が低くなってしまう理由は実にシンプルで、「正解率が低い」か「解答スピードが遅い」あるいはその両方です。
対策をするには自分の弱点を知る必要があります。
実際に受験した時の感覚を思い出して、「正解率」に問題があるのか、「スピード」が足りないのか、あるいは両方か、現状を把握しましょう。
それによって「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」という状況になれるのです。
回答が矛盾している
2つ目の原因として「回答が矛盾している」ことが考えられます。
回答が矛盾している場合、採用担当者側にも一貫性がないと判断されてしまい、本来であれば問題ない適性であっても適性がないと印象を与えてしまう可能性があります。
このような事態にならないように、企業が求める人物像へ無理に合わせようとはせず、正直に答えていくことが大切です。
あまり企業が求める回答に合わせてしまうと、本来は合っていない会社に入社することになってしまい、後で苦労をすることになるからです。
そのため、質問文や文脈を注意深く読み、自分自身の特性や考えに合った回答を選んでいきましょう。
回答を慎重に選び、自分の魅力や能力を最大限にアピールすることで、採用のチャンスも広がっていきます。
極端な回答が目立つ
3つ目の原因として「極端な回答が目立つ」ことが考えられます。
過度な主観性や安易な固定観念の印象を採用担当者に与えないようにしましょう。
例えば「今までに嘘をついたことがない」や「相手の悪口を言ったことがない」などの質問も企業にとって不適切な印象となることがあります。
このようにならないためにも、回答を選ぶ際には、素直に回答をすることが大切です。
自分の意見や特性を正直に表現しつつも、過度な回答をすることは避け、客観的な視点を持って答えていきましょう。
SPIでの性格検査はあなたの特性や適性を客観的に評価する機会なので気をつけましょう。
曖昧な回答が多い
4つ目の原因として「曖昧な回答が多い」ことが考えられます。
SPIでの曖昧な回答は、自己理解や判断能力に不足がある印象を与える可能性があります。
適切な回答ができない場合、企業はあなたの適性や意欲を評価しにくくなります。
このような印象を与えないためにも、質問に対して具体的かつ明確な回答を心がけましょう。
会社側に悪い印象を与えてしまう可能性がある回答だとしても、回答をうやむやにせず、明確な回答をした方が、自分を知ってもらうためには必要です。
企業の求める人物像に合っていない
5つ目の原因として「企業の求める人物像にあっていない」ことが考えられます。
求められる人物像と異なる回答が多い場合、採用担当者が求める条件に合っていないと判断され、落ちる場合もあります。
ただ、無理に企業が求める人物像に近づけて回答するのもNGです。
就職活動で上手く内定を取ったとしても、全く相性が合わず苦労することになるからです。
そのため、SPIを受ける前に、自己分析をすることで自身の特徴や性格を理解しておきます。
さらに、企業の公式サイトをチェックし、企業のことを理解しておくと良いでしょう。
非言語問題は1つの問題集を繰り返し解くのがカギ
問題集を繰り返し解くことは、SPI対策において重要な対策の1つです。
問題集を繰り返し解くことで、様々なタイプの問題に慣れ、その対策方法を習得することができます。
また、同じ問題が繰り返し現れることもあるため、何度も解いて慣れることで、出題パターンの傾向を把握しておくことが大切です。
SPIの問題を1度解いたとしても、時間が経つと忘れてしまう可能性があるため、定期的に何度も同じ問題を解くことをお勧めします。
【SPIで落ちる】SPIで落ちないために気を付けること
SPIで落ちないために気をつけるべきことについて紹介します。
以下の3点を意識しておけば、SPIで安定して得点できるようになり、適性検査でマイナスな印象を与えてしまう可能性も下がります。
ぜひ、以下の3点は覚えておいてください。
制限時間に慣れる
まず第一に気をつけたいポイントとして、制限時間内に慣れることが大切です。
SPIの能力検査は限られた時間の中で多くの問題に取り組まなければならないため、焦りがミスにつながる可能性が高いです。
事前に過去問や模擬問題を繰り返し解いて、問題形式に慣れておいてください。
実際の試験と同じ制限時間を意識して練習すれば、時間配分の感覚が身につき、試験本番でも落ち着いて対応できるようになるでしょう。
また、解けない問題に時間をかけすぎないよう注意が必要です。
時間を意識しながらどの問題にどれくらいの時間を使うかを考え、効率的に進める練習を積むことがSPIで高得点を取ることにつながります。
全問解こうとしない
全ての問題を完璧に解こうとすると、どうしても時間が足りなくなってしまうため、あまりにも時間がかかりそうな場合は一部の問題を飛ばすのも選択肢の1つです。
一つひとつの問題に完璧に答えようとすると、35分という限られた時間の中で60問も解くことは基本的に不可能です。
問題を目にした瞬間に解けないと判断できた場合や、自分の中で設定しておいた「1つの問題に使える時間」をオーバーした場合は、飛ばしてしまいましょう。
満点を取ることが目標ではないため、一つひとつの問題に固執しすぎないことが大切です。
適性検査で嘘をつかない
性格検査では自分を良く見せようと無理に企業に寄せた回答をする人がいます。
しかし、性格検査の目的は性格や考え方について理解することです。
あなたの性格が「自社に合っている」と判断されることは確かに重要ですが、企業の求める人物像に近づけようとするあまり、回答が矛盾してしまっては意味がありません。
「誠実に回答していない」とみなされてしまい、せっかく能力検査に力を入れて、高得点を獲得しても落とされてしまうことがあります。
また、性格検査で回答を取りつくろって内定を獲得しても、入社後にミスマッチを感じてしまうこともあるため、心の赴くまま、正直に回答することを心がけましょう。
【SPIで落ちる】SPIのおすすめの対策方法3選!
ここからは「SPI試験をどうしてもクリア出来ない…」という人に向け、対策方法を解説していきます。
とにかく問題に慣れる
スピードが足りない…という人は、とにかく数をこなし、問題のパターンに慣れる必要があります。
SPI試験で出題される問題のパターンはそれほど多くありません。
「あぁ、このパターンね」という状態までくると、解答スピードがグッと増している事に気付くはずです。
1つの問題集を繰り返し解こう
SPIで出題される問題は、形式が決まっているものが多いです。
そのため、多くの問題集に取り組むのではなく、1つの問題集を繰り返し解くことで、パターンに慣れることができます。
これが、偏差値を伸ばすカギです。
ある程度問題に慣れ、正答率を高められたら、模擬面接で腕試しをするというのがおすすめです。
苦手な分野に力を入れる
SPIで高い偏差値を取るには、いかに多くの問題を解けるかがカギとなります。
そのためには、苦手な分野を減らすことが求められます。
SPIの対策を進める際は、得意分野ではなく、苦手分野に力を入れましょう。
ただし、得意分野も疎かにしてはいけません。
移動時間やスキマ時間を活用し、確認程度に行うことがおすすめです。
考えてもわからない問題は答えを見る
SPIの勉強を効率的に進めるには、わからない問題に掛ける時間を減らすことが重要です。
少し考えてわからないと感じた問題は、回答を見てしまいましょう。
先に解き方や答えをチェックし、理解度を深めることが効率的に対策を進めるカギとなります。
繰り返し間違えても問題ありません。
繰り返し確認することで理解を深められるでしょう。
【SPIで落ちる】苦手別の対策方法
既に苦手な分野がわかっているという人に向けて、効果的な対策法を以下で紹介していきます。
ぜひ役立ててみてくださいね。
言語テストが苦手な場合
国語的能力を問う言語テストに自信が無い…という人はどういった対策を取ればよいのでしょうか。
SPIの言語対策として、比較的手を付けやすいのは「語彙を増やす」です。
SPIの言語問題で問われる単語を集めたサイトや参考書を活用し、語彙を増やしていきましょう。
一般的には本や新聞を読んで日本語力を高める方法が勧められていますが、時間もかかりますし、一朝一夕に能力が高まるものではありません。
一方で、語彙は知っているか知らないかの問題ですから、知っている語彙を増やせば増やしただけ点数アップにつながります。
SPIのためと割り切って、スキマ時間なども活用し、多くの語彙を覚えていきましょう。
より多くの問題を解こう
言語問題は文章の読解力や語彙力が求められる問題が出題されます。
そして、問題数も多く1問をゆっくり解く余裕はありません。
そのため、言語テストは同じ問題を何度も解くよりも、できるだけ多くの問題を解くことをおすすめします。
いろんな問題の傾向を理解しておくためにも、SPI対策アプリやSPI対策本を活用する他、インターネット上で模擬テストを受けることが可能です。
まずは、対策アプリや本を活用し、問題の傾向を把握しつつ、模擬テストで実際の時間で問題を解いていき時間配分や苦手項目を把握し、本番に向け対策を行っていきましょう。
非言語テストが苦手な場合
非言語テスト、つまり数学や算数的な問題が苦手な方は、問題のパターンを把握して繰り返し解き、公式や解き方を定着させることを心がけましょう。
基本的に出題される問題は、難しくても中学レベルです。
中学から数学につまづいた人もいるかもしれませんが、大人になった今ならば、落ち着いて解くと、そこまで難しくないかもしれません。
特に、中学レベルの数学は理屈を理解してしまえば想像以上に簡単に解けるものであるため、解説を読み込んでみてください。
どうしてもわからない場合は数学が得意な友人に相談してみるのも選択肢の1つです。
一度解法を理解できたら、あとは何回も解くことで、本番でも問題なく解けるようになるでしょう。
緊張をほぐす方法
テストセンターなどでSPI試験を受験していますと、緊張してしまって本領が発揮出来ない…という人もいるはずです。
特に残り時間を示すカウンターを見ていると、焦ってしまい緊張感が増してしまいます。
それで問題をミスして、緊張感が増して…という負のスパイラルに突入...ということも。
そんな人は残り時間のカウンターを見ないようにしましょう。
時間があろうが無かろうが、テスト中にできる事は目の前の問題に全力を注ぐことのみです。
残り時間を気にしたからといって、答えがわかるワケではありません。
それだけでずいぶんと緊張感から解放されるはずです。
【SPIで落ちる】SPI対策におすすめの書籍
SPI試験に向けた対策をスタートさせる場合、まずは勉強用の書籍を購入する人が多いのではないでしょうか。
試験対策の書籍はさまざまな種類があるため、「購入してみたけど自分にはわかりづらい」と後悔する可能性もあります。
そこでおすすめなのが、多くの就活生に活用されてきた人気の書籍をチェックしてみることです。
ここからは、SPI試験の対策におすすめの書籍を2冊紹介します。
- これが本当のSPI3だ!
- 最速マスター SPI3&Webテスト
それぞれの特徴やおすすめポイントについて解説しますので、自分に合った書籍に出会いたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
これが本当のSPI3だ!
SPI試験の対策におすすめの書籍1冊目は、「これが本当のSPI3だ!」です。
就活の採用テストについて研究しているグループ「SPIノートの会」に所属している方を中心に作成されており、試験で役に立つ情報が得られるとして人気があります。
あらゆる業界のSPI試験にも対応できる内容で構成されているため、応募したい職種が決まっていない就活生にもおすすめです。
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最速マスター SPI3&Webテスト
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SPI試験は国語や数学などの出題もあるため、解き方を忘れてしまって一から勉強しなければならないと悩んだ経験がある就活生も多いのではないでしょうか。
こちらの書籍は解説部分が基礎的なことから理解を深められる内容で作られているため、わざわざ専用のテキストで学ばなくても勉強を進められます。
【SPIで落ちる】SPI対策におすすめサイト
SPI試験に向けた対策をスタートさせる場合、書籍のほかにサイトで勉強をする方法もおすすめです。
しかし、検索してみると多くのサイトが出てくるため、「新しい情報を掲載しているサイトを見極めるのが難しい」「信用できる情報を掲載しているサイトがわからない」と悩む就活生は多いのではないでしょうか。
そこで、ここからは、多くの就活生から活用されている信頼度の高いサイトを3つ紹介します。
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SPI試験問題集〜SPI2・SPI3・SPI英語対応〜【Study Pro】
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適性検査対策WEBテスト
SPI試験の対策におすすめのサイト3つ目は、「適性検査対策WEBテスト」です。
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さらに、成績データをもとに苦手な問題を把握できる仕組みになっており、効率的な勉強をしたい人にも選ばれています。
【SPIで落ちる】SPIは早めの対策がカギ
SPI試験について、その詳細や落ちる理由、そして対策方法と見てきましたが、ポイントはつかめましたか?
SPI対策は、自分の弱点を見つけて、それを克服するという事がなにより肝心なのですが、それにはそれなりの時間が必要です。
就職活動真っ最中という皆様は、企業研究にES作成にと、時が経てば経つほどやらなくてはならない事が増えて行きます。
SPI対策はできるだけ早く開始して、まずは試験突破を目指してください。
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