優柔不断な性格を、自身の短所としてとらえている方は少なくありません。
確かに優柔不断な性格は、短所として伝わりやすい部分があり、言葉だけではネガティブな印象が伴います。
しかしどのようなことも伝え方次第のため、短所だと思っているからといって、ネガティブすぎる伝え方をしないことが大切です。
むしろ短所もポジティブな伝え方をすれば、就活の際には面接官に良い印象を持ってもらえるきっかけになります。
そこで今回は、優柔不断な性格を短所として上手に伝えるポイントを、例文とともに紹介していきます。
自分自身もしっかりと「優柔不断な性格」と向き合ったうえで、真摯さがわかる伝え方をぜひ意識していきましょう。
- 優柔不断な性格の人のイメージ
- 優柔不断な性格を短所として前向きに伝えるポイントと例文
- 優柔不断な性格を短所として伝えるときのNG例
- 優柔不断な性格を他所としてうまく伝えられないときの対処法
- 優柔不断な性格を短所として上手に伝えたい人
- 優柔不断な性格を短所として伝えるうえで例文を参考にしたい人
- 優柔不断だと伝えても嫌な印象を与えたくない人
- 短所の伝え方について理解を深めつつ優柔不断な性格を直したい人
目次[目次を全て表示する]
【短所:優柔不断】素直に答えていいの?
優柔不断という短所は、素直に答えて問題ありません。
短所とは、そもそもマイナスな印象を持っているものです。
そのため、短所を聞かれているのに無理やりポジティブな一面を伝えようとしてしまうと、企業の意図に反した回答になってしまいます。
ただ、短所をそのまま伝えて終わりでは、マイナスな印象を与えるだけになってしまいます。
短所をどのように改善しようとしているかという姿勢をアピールしたり、短所がプラスに働く場面もあることを示したりと、伝え方を工夫してアピールすることが大切です。
長所短所は正直に話すことが重要
長所や短所については、嘘をついたり、誇張したりせずに正直に話すことが非常に重要です。
確かに自分をよく見せたいという気持ちは非常によくわかりますが、真実でないことを述べてその場を取り繕ったとしても、面接で深掘りされた際に嘘がばれてしまったり、入社後に期待されているほどの活躍を見せることができず、幻滅されてしまったりすることがあります。
また、短所について話す際は、ネガティブになりすぎないようにも気をつけましょう。
短所について述べる際は、最後にどのようにその改善を目指しているのか、取り組みについて話して締めることが重要です。
長所の例については以下の記事でさらに詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
【短所:優柔不断】なぜ企業は短所を面接で聞くのか
面接官が志望者に短所を聞く理由はさまざまあります。
たとえば、自分のことをよく知り得ているか、自分のことを客観的に見ることができているかを判断するためでもあるでしょう。
面接で自分の短所を聞かれると答え方によっては、面接官に悪いイメージを与えてしまうのではないかと不安になってしまう方も少なくありません。
しかし、誰しも短所はあるものです。
就職面接の場では必ずといってよいほど長所や短所に関する質問を聞かれますが、面接官に好印象を与えるには、自分自身の短所をしっかりと把握し改善する努力をしていることをアピールすることが大切です。
短所があってもどのように克服しようとしているのかを伝えることで積極的で真面目な性格であるということを面接官に伝えることができ、印象をよくすることができます。
- 自己分析ができているか確かめるため
- 会社との相性を確認するため
- 短所とどのように向き合うのかを確かめるため
自己分析ができているか確かめるため
短所を聞くことで自分を客観的に見ることができているかを判断している面接官もいます。
自分のよさはわかっていても短所は人に指摘されなければ気付くことができないという方も少なくありません。
しかし、上司や同僚と協力して仕事を行う場合、円滑に仕事を進めていくために自分のことを客観的に見て短所を知り改善する努力をしなければいけません。
自分の短所を客観的に見ることができれば主観で物事を見ることが少ないため、円滑に仕事を進めることやよい人間関係を築くことができるといったメリットもあります。
会社との相性を確認するため
志望者の短所によっては、会社の社風や仕事内容に合わず業務に支障をきたしてしまうこともあります。
たとえば、営業職の場合、人と話すことが苦手な方や人見知りしてしまう性格では、スムーズに仕事をこなすことは難しいでしょう。
また、スピードが求められる仕事であればマイペースな性格だと即戦力として活躍することはできません。
そのため、就職面接では、業務に支障が出ることがないようにそれぞれの会社の社風や仕事内容に適した人材であるかを見極めるために短所を聞くことがあるのです。
短所とどのように向き合うのかを確かめるため
短所は誰にでもありますが、もともと持った性格だから仕方がないと諦めてしまっては向上心を持って仕事をすることはできません。
仕事をしていると思わぬトラブルに見舞われてしまうこともあります。
トラブルが発生したときに素早く問題を解決する能力があるかという点は、仕事をしていくうえで大切なことです。
どんな状況であってもスピーディーに対処できる人材を求めている会社も数多くあります。
そのため、あえて短所に関する質問をし課題解決能力があるかどうかを確認する面接官も少なくないのです。
【短所:優柔不断】人事の抱く良い印象
人事の抱く良い印象は、以下の2つです。
- 慎重な性格
- 物事を掘り下げて考えることができる
優柔不断である短所は、必ずしも悪い印象を与えるとは限りません。
人事によっては良い印象を与えることが可能です。
優柔不断な性格に困っている就活生は、ぜひ本章の解説を参考にしてください。
短所を長所として表現する方法を紹介します。
自分の短所に落ち込む必要はありません。
見せ方を変えて、人事に好印象を与えましょう。
慎重な性格
優柔不断な短所は、慎重な性格と言えます。
ほかにも何事にも注意深く、計画性があると言い換えることが可能です。
周囲の状況を観察しながら、適切な時期まで待てる人材です。
また、優柔不断は、失敗しないために入念な準備ができるとも表現できます。
慎重な性格は、企業に好印象を与える材料になります。
もし、何も考えずに突き進んでいくタイプの人ばかりを採用すると、企業の資金はすぐに尽きてしまうでしょう。
「本当に利益が出るのだろうか」「顧客のニーズに応えているだろうか」など、事業は慎重に考える必要があります。
そこで、優柔不断な性格であることは、ミスを回避できる性質と言えます。
優柔不断は、慎重な性格と言い換えられることを覚えておきましょう。
物事を掘り下げて考えることができる
優柔不断な就活生は、物事を掘り下げて考えられる人材です。
優柔不断な性格は、物事をさまざまな観点から分析できるため、判断を保留にしていると言い換えられます。
仕事を始めると、すぐに成果が出ない業務を担当することがあります。
成果が可視化できないため、方向性が正しいか判断に迷うでしょう。
しかし、物事を深く掘り下げることで、根気強く熟考できると言えます。
何度も検討したうえでの判断であれば、最善の選択ができる可能性が高くなります。
もし、失敗に終わったとしても、改善点を見つけられるため、次回に活かすことが可能です。
どちらに転んでも、企業からは好印象を得られるでしょう。
優柔不断な性格は、物事を深く考えられることを覚えておきましょう。
【短所:優柔不断】人事の抱く悪い印象
短所が優柔不断と聞くと頼り甲斐がないといったマイナスイメージを持つ方も少なくありません。
仕事の場では即断を求められることも多いため、短所が優柔不断な方は改善する努力をしなければいけません。
人事から見た短所が優柔不断な方のイメージは、失敗を引きずってしまう、意見が信用できないなどさまざまあるようです。
意見が信用できない
優柔不断な方は、必要以上のことを考えてしまい意見がコロコロと変わってしまう傾向にあります。
あれこれと考えすぎてしまうことで決断力が鈍り、自分の意見に自信を持つことができません。
しかし、これでは仕事を一緒にする仲間の信用を得ることは難しくなってしまうでしょう。
失敗を恐れてしまうことや他者の評価が気になってしまうのも優柔不断の方ならではの考え方です。
周りの信用を得るためにも決断力を鍛え、自分の意見に自信を持つようにしましょう。
仕事のスピードが遅い
優柔不断な方は、意思決定に迷うことが多く、仕事のスピードが落ちるのではないかという印象を抱かれることもあるでしょう。
仕事では、様々な意思決定が求められます。
そして意思決定のスピードは、仕事のスピードに大きく関わります。
慎重に時間をかけて判断することが求められる場面ももちろんありますが、意思決定までの時間が限られており、スピード感をもって判断することが重要な場面も多くあります。
意思決定が遅れると、それだけその後の仕事にも遅れを生じさせてしまうことになりかねません。
そのため、優柔不断が短所だと感じている方は、意思決定においてスピードも重要であることを意識し、決断力を磨いていけるとよいでしょう。
断ることができず流されやすい
優柔不断であると述べると、人事はその応募者に対して「断ることができず、流されやすい人物なのではないか」という印象を抱くことが多いです。
ビジネスの現場では、迅速な判断や決断力が求められる状況が多いため、そのような状況において、企業の足を引っ張る存在だと思われることが非常に多いです。
たとえ順調にキャリアを重ね、リーダーを任されるようになったとしても、優柔不断な人は、意見が分かれた際にまとめることや決断を下すことができず、プロジェクト全体の進行を遅らせてしまう可能性があります。
したがって「自分の中で決断を下す期限を設け、その期限内で熟慮するようにしている」と話すと良いでしょう。
【短所:優柔不断】優柔不断の4つのタイプ
優柔不断は以下の4つのタイプに分類できます。
- 熟考タイプ
- 先延ばしタイプ
- 不安タイプ
- 他者参照タイプ
優柔不断な性格が短所だと考える就活生は、どのタイプに自分が属するのか、把握しておきましょう。
自己理解を深めることで、自己PRや志望動機、ガクチカの作成に役立ちます。
自分の魅力をアピールするにあたって、自己認識がバラバラになると、一貫性や説得力が失われます。
本章の解説を読み、自己理解のきっかけにしてください。
熟考タイプ
まずは、熟考タイプです。
何かを選ぶときに、考えつくしてから決める性格の人です。
小さなことが気になり、リスクやリターンが明確になるまで分析するため、判断に時間がかかります。
たとえば、企業選びであれば、給与や残業時間、職場の雰囲気など、気になる点が解消されるまで、徹底的に調査するタイプです。
調べるうちに、新しい疑問点が浮かび、さらに時間がかかる場合があります。
就活は、限られた時間の中で活動するものです。
就活以外にも学業や部活、ゼミなどがあるため、スケジュール管理が求められます。
しかし、決定に時間がかかる分、成果が出やすいのが特徴です。
先延ばしタイプ
次は、先延ばしタイプです。
重大な問題の決定や判断を先延ばしにする性格の人になります。
自分の人生の分岐点になる事柄と認識していても、できる限り先延ばしにする傾向にあります。
たとえば、内定を2社からもらっている状況と仮定します。
どちらか1社を内定承諾し、残りは辞退の連絡をしなければなりません。
しかし、自分では判断ができず、期限のギリギリまで保留にしてしまいます。
熟考タイプとは違い、単純に先延ばしにしているだけです。
その結果、絶好のチャンスを逃すリスクがあります。
仕事では納期に遅れるなどの、ミスにつながるので注意してください。
不安タイプ
そして、不安タイプも存在します。
不安があるため、決断ができないタイプです。
リスクを必要以上に大きく見積もる傾向にあり、自分で判断できなくなっている状態を指します。
就活は、どこかで大きく決断する必要があります。
エントリーするタイミングや内定先を選ぶ時など、人によってさまざまです。
しかし、決断のハードルを自ら高くしてしまうため、身動きが取れません。
仮に決断をしたとしても、納得感や自信がない状態であるため、後悔しがちです。
不安タイプの就活生は、不安を可視化しましょう。
そして、不安を分解し、自分が納得できる大きさに変化させてから、判断しましょう。
他者参照タイプ
最後は、他人参照タイプです。
自分の意思はなく、世間体や周囲の基準を参考にするタイプです。
他者がどう判断するか、何を選ぶか気になるため、決断に時間がかかります。
ほかにも、自分の選択が他者と違うことに不安を覚えがちです。
「もし、自分が少数派になったらどうしよう」と迷うため、決断ができないまま時間が過ぎてしまいます。
他者参照タイプは、他者を意識し過ぎるあまり、就活の軸がブレている状況です。
就活は、他者の意見よりも自分の気持ちが重要です。
迷いや不安な気持ちは、非常に理解できます。
初めての選択に時間がかかるでしょう。
しかし、最後は自分の意見で判断することをおすすめします。
【短所:優柔不断】優柔不断な性格の改善策
面接で短所を聞かれたときに、あなたは何て答えますか。
一見、短所はマイナスイメージを与えるものと思われがちですが、適切な方法で伝えれば上手に自己PRし、メリットとして捉えることもできます。
まずは、短所を通して自分のよさを面接官に伝えられるように適切な答え方をチェックしてみましょう。
上手な短所の伝え方はさまざまありますが、気をつけたいことに曖昧な言葉を使わないという点が挙げられます。
もし、あなたの短所を優柔不断だということを適切な形で伝えるのであれば、そのまま自分のマイナスなイメージを与えて終わるのではなく、今後どのように会社に貢献することができるのかを伝えることも忘れてはいけません。
優柔不断な性格の方は、自分に自信を持つことができず、さまざまなことにチャレンジする前から失敗やミスを恐れて立ち向かわずにあきらめてしまうこともあります。
これでは、せっかくのチャンスを掴むこともできなくなってしまうため、正しい改善策を試し短所を長所に変える必要があるでしょう。
ここでは、優柔不断な短所を改善する方法も解説しますので参考にしてみてください。
- 曖昧な言葉を使わない
- 失敗を恐れずに行動する
曖昧な言葉を使わない
面接官が面接で学生に自身の短所を聞くことも珍しくありません。
なぜ、長所だけでなく自身の悪い面まで質問されるのかといった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
面接で学生に短所を聞く理由はさまざまありますが、その一つに客観的に自分のことをしっかりと見極めて判断することができているのかを確認しているという点が挙げられます。
学生が自分自身のことをきちんと判断することができていれば社会人としての適正能力が高いとみなされることもあります。
しかし、学生が面接の場で自身の短所を聞かれた際に多くの方が自分を少しでもよく見せたいという思いから曖昧な言葉を使って答えてしまうことも多いです。
何を伝えたいのかがハッキリとしない答え方では、面接官によい印象を与えることはできないでしょう。
特に短所が優柔不断と答えるときには、曖昧な言葉をダラダラと並べて伝えるのではなく、ハッキリと明確に話すべきです。
社会人として明確な伝え方を意識することは大切なことといえます。
たとえ自分の答えや結論に自信がなかったとしても明確に答えることは、相手への信頼度を上げることができ、評価アップにつながります。
失敗を恐れずに行動する
短所が優柔不断だという方は、仕事においてもプライベートの場でも失敗を恐れているというケースも多いです。
優柔不断な短所をどうにかして改善したいと思っている方も多く、何かしら解決法を探っているようです。
優柔不断な自分を変えるためにもっとも大切なことは、どんなことにも恐れずにチャレンジする強い精神力を鍛えることです。
失敗やミスに恐れすぎているとポジティブな気持ちでいろいろなことに立ち向かうことはできません。
しかし、自信に満ちあふれ自分の決断や考えに揺るぎがない方は、失敗やミスに左右されることなく強いチャレンジ精神を持っています。
初めてのことにチャレンジするときには、誰しも不安に襲われるものです。
しかし、たとえ思い切ってチャレンジして失敗してしまったとしても命まで取られてしまうわけではないのです。
また、これまで自分が築き上げてきた人生まですべて失ってしまうこともありません。
もちろん、どんなに優秀で完璧な人間であったとしても失敗やミスをすることはたくさんあります。
失敗は次へのチャンスだと捉えるくらいの大きな気持ちを持ち、決めたことはどんどん前向きにチャレンジする習慣を身に付けていくとよいでしょう。
【短所:優柔不断】回答する際の構成
優柔不断という性格は、人間関係や日常生活などのプライベートな場面でも、周囲から見て好ましいと感じられず、マイナス評価を受けやすいものです。
ビジネスの場面においても、優柔不断であることは仕事を進めていくうえや、一緒に仕事をする人との関係でも望まれない性格のひとつです。
スピードが求められ、正確で確固たる判断が求められるビジネスの現場では、「なかなか決められない」「直ぐに考えが変わる」といった優柔不断さは、周囲をほんろうしたり、仕事を効率的に進めることができなくなったりする原因にもなってしまいます。
そのため、短所を回答する際に、単に優柔不断であると伝えるだけでは、マイナスイメージが残ってしまいます。
では、どうすれば、採用したい人物と評価されるのでしょうか。
それには、短所を回答する際の構成が重要となります。
どのような構成にすれば、優柔不断である人も採用したい人物になるのか、ご紹介します。
- 結論から話す
- エピソード
- 改善策
- 長所短所を伝える際の構成を確認しよう!
結論から話す
短所についての質問に答える際は、まず結論から話すことが重要です。
短所を明確に述べ、話の主題を明らかにした上で、自分の弱点を素直に認識している姿勢を示しましょう。
例えば「私の短所は優柔不断なところです」と最初に述べることで、相手に伝えたいポイントが明確になり、その後に続く具体例や改善策がスムーズに理解されやすくなります。
反対に、何が言いたいのか分からない、結論から述べられていない話では、良い印象を与えることはできません。
就活においては、どのような質問に対しても、まずは結論から話すということを念頭に置いておきましょう。
エピソード
ただ「私の短所は優柔不断なところです」と言われただけでは、本当に短所が優柔不断なのか、その根拠は何かと疑われてしまいます。
そこで、具体的なエピソードを交えて説明しなければなりません。
例えば「優柔不断さが原因で、プロジェクトのリーダーを務めた際、メンバーの意見に左右されてしまい、なかなか最終決定ができなかった」といった具体的な説明をすることで、面接官に状況が伝わりやすくなります。
エピソードを交えることで、応募者が短所にどのように向き合い、どのように影響を受けているかを詳細に説明できます。
これにより、面接官は、自己認識が深い就活生であると評価してくれるでしょう。
改善策
改善策について述べ、文章を締めることも忘れずおきましょう。
短所をどのように改善しようとしているのかを説明しなければ、短所がそのまま放置されており、向上心がない人物だと思われてしまいます。
例えば「優柔不断を改善するために、選択肢が複数ある場合は、まずメリットとデメリットをリスト化して整理し、その上で迅速に判断を下す練習をしています」といった具体的な行動を挙げることで、面接官に前向きな印象を与えることができます。
改善策を具体的に述べることで、短所に対する対策が明確になり、仕事の現場でも問題解決能力があることをアピールできるでしょう。
成長の余地がある応募者だと思ってもらえることが、就活を勝ち抜くポイントです。
長所短所を伝える際の構成を確認しよう!
ここまで簡単に長所や短所について説明する際の構成について説明しましたが、あくまでざっくりとした説明であるため、より詳しく知りたいと思う方も多いでしょう。
エントリーシートで長所や短所について詳しく説明する際のポイントや構成については、以下の記事でさらに詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
【短所:優柔不断】短所である「優柔不断」を面接で魅力的に伝える3つのポイント
優柔不断なところを短所だとストレートに伝えてしまうと、マイナスなイメージを与えてしまうだけで自分の想いやよさを面接官に理解してもらうことはできません。
ただ短所を伝えるだけでなく改善するためにどんな努力をしているのか、自分の弱点を活かして会社にどのように貢献していくことができるのかを伝えることも面接で短所を魅力的に伝えるポイントです。
- 優柔不断の良い面を考える
- 伝わりやすいエピソードを述べる
- 優柔不断を言い換えて話す
優柔不断の良い面を考える
短所は伝え方や書き方によって長所に変えることができます。
短所を面接官に伝えるのは抵抗があるという方が大半ですが、まずは優柔不断という意味を改めて考えることから始めてみましょう。
優柔不断とは、いつまで経っても物事を決断することができないという意味があります。
決断力がなく判断する能力が低いのではないかと思われがちです。
しかし、見方を変えるだけで思慮深く周囲の人の意見に耳を慎重に傾けることができるといったプラスなイメージに変えることもできます。
優柔不断は、ただマイナスなイメージだけでなくプラスなイメージがあるということにも気が付くと短所として捉えると面接官にも難しく考えずに伝えることができるでしょう。
伝わりやすいエピソードを述べる
エピソードについて話す際は、伝わりやすいエピソードを述べることが大切です。
例えば、優柔不断な短所について説明しようとして「カードゲームの戦術に悩んでしまい、相手を待たせてしまうことが多い」といったエピソードを挙げ、その戦術について不必要に詳しく述べると、面接官に話の内容が伝わりません。
そのカードゲームをたまたま面接官が知っていれば理解してもらえるかもしれませんが「なぜそのようなエピソードを選んだのか」と疑問に思われることは間違いありません。
「一般的に理解されにくい話題を出すなんて、客観的に考えられていないのではないか?」と、マイナスな印象を持たれてしまう可能性が高いです。
優柔不断を言い換えて話す
短所を面接官に伝える際には、プラスのイメージを持ってもらえるように言い方を換えて話すなど対策することが大切です。
たとえば、優柔不断は慎重さというプラスの言葉に言い換えることもできるでしょう。
また、時間をかけてよく考えてから行動できるため、思わぬトラブルを避けることができるなどメリットもたくさんあります。
優柔不断な性格だからこそ思考力に優れており、さまざまな角度から物事を見て慎重に判断することもできます。
このように一見、優柔不断はマイナスなイメージしか持たれない短所だと思われがちですが、言葉を換えるなど伝え方によってはよいイメージを与えることもできます。
【短所:優柔不断】優柔不断を長所に言い換えるなら
優柔不断は、言い方によってポジティブなイメージに変えることができます。
たとえば、何事も考えてから慎重に行動できる、事前にじっくりと計画を立てさまざまな視点から判断できるなど、伝え方によって印象は大きく変わります。
優柔不断であることをそのまま伝えてしまうと、面接官からは「判断が遅く即戦力にならない」と思われてしまうこともあるので、注意が必要です。
自分をアピールする場である面接では、面接官に悪いイメージを与えてしまうことがないように身だしなみやマナーに気を付けるだけでなく、言葉にも注意することが大切です。
できるだけポジティブな言葉を使い、自身をアピールしてみてください。
- 考えてから行動する
- 様々な視点から判断できる
- 周囲の意見を柔軟に取り込む
- 広い視野を持っている
考えてから行動する
面接官に良いイメージを持ってもらうのであれば、しっかりと考えてから行動できるということをアピールするといいでしょう。
優柔不断な方の場合、答えを出す前に時間をかけて物事を決断するという方がほとんどです。
これは、判断能力が低いと思われやすい一方で慎重に物事を考える持ち主だと考えることもできます。
どんなことも時間をかけて慎重に考え、冷静に判断できることを面接官に印象付けることができれば、高い評価を得られる可能性があります。
さまざまな視点から判断ができる
優柔不断な方は、一点から物事を見つめて判断するのではなく、さまざまな視点から判断できます。
物事をすぐに決断し答えを出すことも大切ですが、じっくりと時間をかけて判断する人はさまざまな軸から決断していると言えるでしょう。
社会人になると判断能力が求められる機会は多くなります。
しかし、すべての答えを自分の軸だけを基準にして判断することは決して正解ではありません。
物事を自分の考えだけで決めつけずに、さまざまな視点からしっかりと判断できる性格の持ち主は、ベストな答えを見つけ出せる人物でもあるため、信頼度も高いでしょう。
優柔不断な性格は、伝え方によって長所として受け取られることもあります。
面接官に企業に貢献してくれる人物だということをアピールできるように、短所を伝える際には注意してください。
周囲の意見を柔軟に取り込む
優柔不断な方は、意思決定をするにあたって他者の考え方や見解も知りたいという気持ちが働く傾向にあります。
他人の考えに影響を受けることも多く、周りに流されやすいという印象を抱かれがちです。
しかし、だからこそ周囲の意見を柔軟に取り込むことができる対応力が強みともいえます。
仕事において、自らの意思決定が自分ひとりだけではなく、他者や組織にも影響を及ぼす場合は多くあります。
そのため、自分だけの考え方や価値観だけで決断するのではなく、周りの意見も取り込もうとする姿勢が求められる場面も多いです。
優柔不断を長所に言い換え、企業にポジティブなイメージを持ってもらうのであれば、そうした周囲の意見を柔軟に取り込むことができる一面をアピールするのも良いでしょう。
広い視野を持っている
優柔不断な方は、物事の優先順位を決めることが苦手な場合も多い傾向にあります。
ポジティブな表現として言い換えると、優先順位を持たずに、広い視野で物事を捉えることができる、ともいうことができるでしょう。
先述したように、会社で求められる意思決定には、自分以外の他者やチーム全体にも影響を及ぼす可能性があります。
そのため、周りも納得させられるように、考えられるすべての選択肢を比較検討した上で、論理的に判断することが求められる場面も多くあります。
よって、広い視野ですべての選択肢を大切にし、しっかりと比較検討を行うことができるという一面を長所としてアピールできると、企業から高い評価を得られる可能性もあるでしょう。
【短所:優柔不断】言い換えを用いた5つの例文
例文①物事をすぐに決められない
私の短所は物事をすぐに決められないところです。
この性格を改善するために努力を続けています。
友人と一緒に買い物に行った際にどの商品を買おうか迷ってしまうことがありますが、事前に欲しい商品の情報を集めることで決断力を上げることができました。
何事にも慎重に考え行動しますが、貴社に入社した際には、この性格を活かして時間をかけて丁寧な仕事をする自信があります。
例文②なかなか決断できない
私の短所は優柔不断なところです。
悩みに直面したときにどのように改善していくべきかなかなか決断できないときがあります。
しかし、社会人になると素早い判断力を求められるため、優柔不断な性格を改善できるよう心掛けています。
たとえば、2つの選択肢があり、どちらを選べばよいのか迷ったときには、自分を高めてくれるほうを選ぶと決めています。
優柔不断なところがある分、周りの意見に耳を傾け協力しながら仕事に貢献できるのではと考えております。
例文③他の人の意見に流されやすい
私の短所は優柔不断で、他者の意見に流されやすいところだと考えています。
何のアルバイトをするか迷っていた際に、友人から向いていると言われたことに影響され、飲食店のアルバイトを始めたこともありました。
当初接客業が初めてで不安でしたが、短所を逆手に捉え、周囲の意見を積極的に取り込むことで、自身の接客の改善を図りました。
その結果、お客様アンケートでは接客態度に高い評価をいただき、柔軟に周囲の意見を取り入れることの重要性をあらためて感じました。
加えて、今はアルバイトリーダーを務めており、自ら判断を下すことが必要な場面もあります。
周囲の意見をそのまま受け入れるだけでなく、自分自身の考えや意見も持った上で、最適な決断をするように意識しています。
例文④優先順位を付けられない
私の短所は優柔不断で、優先順位を付けられないことです。
大学のゼミ選択では多くのゼミがある中でなかなか優先順位を付けられず、とても迷いました。
しかし、優先順位を付けられないからこそ、とにかく行動して見極めようと決意しました。
少しでも興味を持った研究室はすべて訪問し、比較検討を行うことで、最終的には自分が心から入りたいと思えるゼミを見つけることができ、身に着けたいスキルや知識も得ることができました。
この経験から、視野広く、様々な選択肢に目を向けて比較検討することができる点は強みでもあると感じた一方、仕事においては意思決定のスピードが重要な場面も多いと考えています。
そのため、今は比較検討する際にはあらかじめ期限を設け、スピードも意識して意思決定をするように心がけています。
例文⑤断ることが苦手
私の短所は、断ることが苦手なことです。
先輩や友人に何かを頼まれると、基本的に断ることができずにいました。
先日参加したインターンも、大学の先輩に誘われたもので、あまり興味がないものでしたが、断り切れずに参加することになりました。
しかし、いざインターンに参加してみると、IT業界に関するイメージがガラリと変わり、貴社を志望するに至りました。
ただし、これは運が良かっただけであり、安請け合いを続けると、心身ともに疲労してしまいます。
今後は、自分に必要ないことや不可能なことは断るようにしつつ、自分にとって必要な経験であると感じた場合は、積極的に引き受けて成長を目指していきたいと考えています。
【短所:優柔不断】伝える際に気を付けるべきポイント
面接官に短所が優柔不断だということを伝える際には、どのように伝えることが正解なのかご存じでしょうか。
面接官や企業に良い印象を与えるには、視点を大きく変えてポジティブなイメージで伝えることが大切です。
就活生の中には、自分の短所が優柔不断であることを伝える方も多いですが、伝え方を間違えてしまうと、仕事をするうえで悪い印象になる短所だととらえられてしまうこともあります。
企業の特徴によっては、短所が優柔不断だと低評価につながってしまうこともあるので要注意です。
まずは、自分が面接を受ける企業の特徴を確認してみることが大切です。
もし、短所が優柔不断だということを伝える際には、伝え方次第で面接官や企業に与える印象は大きく変わるので、言葉の選び方や伝え方に注意しましょう。
- 長所と矛盾した回答をしない
- 悪い印象を持たれやすい企業もある
- 話をネガティブな印象で終わらせない
長所と矛盾した回答をしない
短所が優柔不断であるかどうかに関わらず、短所を伝える際に長所と矛盾した回答をしないことはとても重要です。
企業は様々な質問を通して、就活生がどんな人なのかを見極めようとしており、回答の中での矛盾には敏感です。
特に、長所と短所で矛盾があることは致命的といえます。
例えば、短所は優柔不断であると伝えているにも関わらず、長所で決断力があると答えることは、支離滅裂です。
矛盾があると、他の回答でも嘘をついているのではないかと、企業から人としての信頼性を疑われてしまうことになりかねません。
短所について伝える際は、必ず長所との一貫性を意識し、矛盾がないように気を付けましょう。
悪い印象を持たれやすい企業もある
企業によっては、短所が優柔不断であるということが悪い印象になることもあります。
優柔不断な人は、判断能力が低く決断力がないと思われがちです。
即決力やスピード力を求める企業の場合、判断能力の低い優柔不断な方は即戦力にならないと判断されてしまう可能性も高いです。
企業と言っても特徴はさまざまありますが、とくにスピード感のある会社やベンチャー企業は優柔不断な人物は残念ながら採用率は低い傾向にあります。
ベンチャー企業は、常に成長することを意識し、新規性を持ち合わせています。
そのため、即決力や判断能力の高い人物が求められているのです。
面接の際に短所を聞かれることが多いので、自分が内定を狙う企業がどのような人物を求めているのかを事前にリサーチしてみることが大切です。
企業の特徴や経営理念などをしっかりと理解し、短所が優柔不断だということが悪い印象にならないように気を付けましょう。
話をネガティブな印象で終わらせない
短所について述べる際は、話をネガティブな印象で終わらせないことも非常に重要です。
企業の採用担当者は、将来的に活躍してくれる人材を採用したいと考えています。
そのため、ただ自分の短所を述べ、それで話を終えるような向上心が見えない人物を採用しようとは思いません。
そこで、自分の短所をどのように理解し、どのように改善に取り組んでいるかを説明する必要があります。
改善策を通じて、短所の影響を最小限に抑え、成長を目指していることを説明することで、明るい印象で文章を締めることができます。
【短所:優柔不断】NG例文
面接で優柔不断を短所として答えるときには、ただネガティブな印象だけを伝えて終わりにしてしまうことはオススメできません。
ポジティブな印象をしっかりと面接官に伝えられるように正しい答え方をチェックしてみましょう。
大切なのは、短所を改善しようとしているという強い気持ちを面接官に伝えることです。
ここでは、短所が優柔不断だと答えるときのNG例をご紹介しますので確認してみてください。
NG例文1:短所が改善されていない
私の短所は、子供の頃からすぐに決断することができず、優柔不断なところです。
この短所を指摘されたのは、小学校1年生の頃で、家族とレストランに行った際に、何を食べるのかすぐに決断することができず、家族を待たせただけでなく、注文を聞きに来たウェイターを何分も待たせてしまいました。
さすがに大人になればこの短所も改善されるだろうと思っていましたが、現在でも優柔不断な性格を改善することができておらず、アルバイト選びやインターン、選考を受ける企業選びにおいても時間がかかり、就職活動のスケジュールに余裕がありません。
- 改善点を話す
- 短所を長所に変える努力をアピール
- 短所を活かして会社にどのように貢献するのか伝える
- ポジティブな印象を与える
NG例文2:語尾が「~と思います。」
私の短所は、優柔不断なところです。
例えば、Tシャツ1枚を買う際に、白いTシャツにするか黒いTシャツにするか、VネックにするかUネックにするかで、何分も迷ってしまいます。
これにより、買い物に付き添ってくれる友人や家族を待たせることが多々あります。
しかし、現在ではあらかじめ自分が欲しいものや予算を決めてから買い物に行くなど工夫をすることで、徐々に短所を改善できていると思います。
将来的には、この短所を改善し、迅速に判断を下すことで、貴社に貢献できれば幸いです。
- 自分に自信をもつ
- 語尾に曖昧さを含まない
- 自分で短所を認識する
- どのような意識や考え方で改善を図っているのかを回答
【短所:優柔不断】優柔不断を短所として上手く伝えられない場合の対処法
優柔不断を短所としてうまく伝えられないときは、もしかすると自分自身への理解がまだ追い付いていないのかもしれません。
そんなときは自己分析や別の角度からの考え方などが重要です。
伝え方に困ったときは、以下の対処法を積極的に試してみましょう。
就活エージェントを利用する
面接官に好印象を与えられる短所の伝え方がわからない、自分の短所がわからないというときは、就活エージェントを利用するのもおすすめです。
就活エージェントは、就活のプロであるアドバイザーが、学生一人ひとりの就活成功に向けて手厚くサポートをしてくれます。
自己分析から面接突破のコツまで、専属でのサポートが受けられるため、内定には非常につながりやすくなります。
短所の伝え方を含めて就活に困ったときは、積極的に就活エージェントを活用し、内定獲得を目指しましょう。
まとめ
今回は短所の優柔不断の答え方を解説しました。
短所は、時に自分を高めてくれる武器になることもあります。
就職面接で短所を伝える際には、面接官にネガティブな印象を与えるのではなく、一緒に働きたいと思ってもらえるようにポジティブなイメージに変えて伝えることもポイントです。
短所があっても魅力的な人物だと思ってもらえるように伝え方を対策してみましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート