【例文付き】人材業界の志望動機とは?向いている人も合わせて解説

人材業界にどんなイメージをお持ちですか?

人材業界と言ってもそのサービスの形は様々ですが、一貫して言えるのは企業の採用課題と仕事を探す求職者を結びつける仕事であるということです。

  1. 人の役に立てる
  2. 社会貢献度が高い

という点で、就活生に人気の業界といえます。

ですが、選考と受ける中で不採用が続いてしまうと「本当に自分は人材業界に向いているのだろうか」と悩んだりしてしまいがちです。
では、人材業界には向いている人はどんな人なのでしょうか?

この記事では、人材業界の分類や向いている人の特徴志望動機などの選考対策にも具体的に触れながら、人材業界について紹介をしていきます。

人材業界に向いている人とは?

人材業界に向いている人とは?

人材業界に向いている人の特徴として真っ先に挙げられるのが、人と話すのが好きであることです。

人材紹介や派遣の場合はもちろん、求人広告の場合も社長や採用担当者とのコミュニケーションが必須になります。
コーディネーターやキャリアアドバイザーを務める場合は、次々と来社する求職者の対応を一日中することもあります。

また、求人の募集状況は日々流動的です。

市場に動きがあった際は、求職者や採用担当者に迅速に連絡しないと機会を逃すこともあります。

そういう点では

  1. 情報収集を常日頃からしている
  2. 些細なことでも求職者や採用担当者にマメに連絡することができる

そんな人が人材業界に向いている人の特徴といえるでしょう。

逆に、

  1. 自分のペースで仕事を進めたい人
  2. 数値目標に日々追われるのが億劫な人

には、人材業界は向いていないといえるかもしれません。

例えば、人材紹介の場合ですと登録者が土日しか来社できない場合もありますし、人材派遣の場合ですと営業は休みでも派遣社員が出社していることもあるため、トラブルが起きた場合は対応が必要になることもあります。

また、営業職はもちろんコーディネーターキャリアアドバイザーも、営業と一緒に売上を追う場合がほとんどですので、数値目標を個人やチームで抱えていることが多いといえます。

人材業界の4つの分類

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さて、どんな人が人材業界に向いている人といえるのかは前述のとおりですが、一言で人材業界といってもそのサービス形態は様々です。

人材業界に向いている人の中でも、性格によっては人材紹介に向いている人もいれば、人材派遣に向いているという人もいます。
ここでは、そんな人材業界における4つの分類について紹介をいたします。

求人広告事業

求人広告はリクナビやマイナビを始めとしたwebサイトで求人情報を提供する媒体と、タウンワークなど雑誌として求人情報を提供する媒体があります。

営業マンが企業の採用担当者に媒体への広告掲載を提案し、受注した場合は掲載料や成果報酬などで売上が発生する仕組みです。

求人広告を掲載することは企業にとってより多くの人に自社の求人を見てもらえるという点でメリットがありますが、掲載料を取る場合は成果に関わらず料金が発生するのがデメリットともいえます。

求人広告の場合は媒体の持つ知名度や、業種特化型などの専門性がポイントとなってきます。

自社の媒体に広告を掲載することで

  1. クライアントにどのようなメリットがあるか
  2. なぜ他社でなく自社の媒体がいいのか

などを説明し、納得してもらうための営業力が必要になりますので、論理的に話を組み立てることができる人が向いているといえるでしょう。

人材紹介事業

人材紹介はリクナビ就職エージェントやdoda新卒エージェントなど、求職者と企業の間にエージェントが入って求職者のお仕事探しや選考対策のサポートをするサービスです。

営業が法人向けに自社のエージェントサービスを提案して案件を受注し、受注した案件の中からエージェントが求職者に求人情報を提供する仕組みとなっています。

多くの場合は成果報酬型となっており、企業が求職者を雇用することが決定した場合に年収の何割かが売上として発生します。

人材紹介の場合は法人営業キャリアアドバイザーのどちらかに職種が分かれますが、どちらもコミュニケーションスキルや情報収集力がある人に向いている仕事といえるでしょう。

法人営業の場合は企業のニーズをいち早く察知し、ハローワークなどの無料サービスや他社の人材サービスよりも先に自社のエージェントサービスを選んでもらえるように採用担当者と関係を構築しないといけません。

また、キャリアアドバイザーも求職者に自社の求人案件を選んでもらえるよう、求職者とこまめなコミュニケーションを取る必要があります。

人材派遣事業

人材派遣はパーソルテンプスタッフやマンパワーグループなど、派遣元と呼ばれる派遣事業を手掛ける会社が派遣社員を雇い、派遣先と呼ばれる就業先企業に派遣社員を派遣する仕組みのことをいいます。

時給は正社員やパートの社員と比べると良いですが、派遣期間と呼ばれる就業期間が決まっており、企業にとっては必要な時に必要な人員を雇うことができる仕組みとなっています。

また、専門職であればあるほど派遣社員は即戦力の経験者であることが多いので、企業にとっては人員が急募で欲しい時に活用することが多いです。

人材派遣の場合、人材紹介と同じように法人を営業が担当し、求職者をコーディネーターが担当することがほとんどですが、人材紹介と違い企業への派遣を実施した後も派遣社員は自社の社員ですので、派遣期間中に退職しないようにサポートしないといけません。

多くの場合、派遣後のフォローは企業を担当する営業マンが行いますが、コーディネーターがいない会社であれば営業がすべてを一貫して行う場合もあります。

企業にも派遣社員にもこまめなフォローが必要になりますので、マメな性格の人が向いているといえます。

人材コンサルティング事業

人材コンサルティング事業は、企業に対して採用や教育のプロセスのノウハウを提供するサービスです。

企業のニーズに合った人材の選定や採用、採用した人材にとって最適な教育プログラムなどをコンサルティングし、組織を活性化させることが仕事です。

中には、人事制度そのものを変える場合もあります。

他の人材領域の仕事と比べても専門性が高く、人事に関する情報収集力や経験がある人に向いている仕事といえるでしょう。

【人材業界の志望動機】志望動機の構成

志望動機は入社意欲を示し、自分を売り込むために重要な項目です。

ここを外してしまうと、他の項目の回答でいかに頑張っても挽回できないことも少なくありません。

どんなに優秀で有望な学生であっても、実際に入社してくれないのでは意味がありません。

企業としては就活生が複数の企業にエントリーし、それぞれの企業で志望動機を語っていることは了解済みです。

つまり、志望動機の内容の深さやアピール材料から、自社が本命なのか、それとも他社が本命なのか探っているのです。

1つでも多くの企業から内定を得て安心を得るためにも、志望動機の構成を充実させましょう。

結論:私は〇〇という点で貴社を志望しました

志望動機を回答する際には、まず最初に結論からスタートします。

一番始めに、企業が最も知りたい自社を選んだ理由を明確にするわけです。

「〇〇という点で」の○○に何を入れるかで、企業へのインパクトが異なり、入社意欲の高さを測る指標にされるとともに、あなたへの興味の度合いも異なってきます。

だからこそ、〇〇に入れる内容が、内定を得るためには大きなカギを握ります。

業界研究や企業研究をしっかりと行い、志望した企業の強みや他社との差別化ポイントに着目しましょう。

その企業でないと成しえないこと、その企業だからこそできることをアピールするのが、ポイントです。

その企業で成し遂げたいあなたの目標や目的などを検討してみましょう。

理由:なぜならば、〇〇という経験で〇〇と考えたためです

次に志望した結論に至った理由を述べましょう。

業界研究をしたからとか形式的な理由ではなく、具体的な経験を挙げることがポイントです。

入社すれば一生の仕事になるかもしれませんし、何より、社会人デビューとなる最初の第一歩を踏み出す大切な職場です。

自分の人生を大きく左右する選択をするわけですから、その企業が良いと思ったキッカケとなった経験があるのではないでしょうか。

他社より収入が高い、大手企業だから、働きやすそうだからといった単純な理由ではなく、自分の人生を決めるかもしれない最初の企業を選んだキッカケとなる理由がなかったか、よく検討してください。

エピソード:私は〇〇で〇〇ということをしていました

構成の3ステップ目として、入社後の活躍に結び付くようなエピソードを紹介します。

エピソードのジャンルやシーンは特に問いませんが、企業が求める人物像にマッチすることが示せる経験や志望している職種への適性があることをアピールできるようなエピソードであることが必要です。

もっとも、エピソードを語るための構成も重要なカギを握っています。

こんな経験をしたので志望職種に向いているといった流れではなく、とある経験で問題に直面し、それを自分の行動によって解決することができた、その経験を志望職種に活かすことができる、企業への貢献に役立てることができると構成することで、説得力を高めることがポイントです。

問題:その経験で〇〇という問題に直面しました

紹介するエピソードはどんなジャンルでもかまいません。

学生時代に取り組んだ部活動やサークル、習い事や学園祭での出来事でも良いですし、アルバイト経験やインターンでの経験、海外留学やボランティア活動などの経験でもOKです。

ただし、なんらかの問題に直面し、それを志望企業に対してアピールしたい能力で乗り越えたという内容であることが求められます。

もちろんですが、作り話ではいけません。

志望企業が求める人物像や志望職種に役立つ能力や強みを発揮した経験はなかったかをよく振り返って選びましょう。

選んだエピソードの概要を説明した後、直面した問題についてわかりやすく状況説明を行います。

行動:そのため、私は〇〇を行いました

直面した問題に対して、あなたが取った行動について明確に伝えましょう。

あなたがアピールしたい能力や強みを発揮した行動であることがポイントです。

人に勧められて行った、誰かに提案して行ってもらったといったような消極的な行動ではなく、自らの意思で能動的に問題解決に動いた行動であることが必要です。

志望動機を語る時間は限られていますから、初めてあなたのエピソードを聞く面接官に状況をわかりやすく、簡潔に伝えなくてはなりません。

実際には解決に至るまで長い時間がかかっていても、それを一文程度に要点をまとめて伝える必要があるので、要約する力も求められます。

結果:その結果、〇〇になりました

行動に出て終わりでは、話が尻切れトンボで終わってしまいます。

あなたのエピソードというドラマのクライマックスを、しっかりと伝えて、自分に成果が出せる行動力と問題解決力があることをアピールしましょう。

人材業界の仕事はカウンセリングやコンサルティング、仕事探しや人材探し、アドバイス業務などのプロセスも重要となる仕事であると同時に、企業が求める人材を見つける、就職や転職を希望する人の入社を実現するという成果も出さなければならない仕事です。

そのため、行動に出るというプロセスを話して終わりではなく、その結果どうなったのかまで伝えることが大切です。

問題が解決したと一言で済ませるのではなく、どう変わったのか、自分が行動に出る前の状態との違いを具体的に説明しましょう。

結論:その経験を活かして貴社では〇〇で貢献していきたいと考えております

エピソードの結果を話して満足して終わりにしてはいけません。

志望動機の構成の中で最初の結論と並んで、重要となるのが最後の結論です。

紹介したエピソードから得られた経験をもとに、入社後にどのように活躍ができるのか、志望企業にどう貢献できるかを示して、自分を売り込みましょう。

どの企業でも通用するような活躍の仕方ではなく、その企業ならではの活躍を示すことで、入社意欲の高さをアピールできます。

企業が求める人物像に即した活躍や企業における仕事へのこだわりに即した活躍ができることをアピールすると良いでしょう。

【人材業界の志望動機】志望動機の5つのポイント

★志望動機の5つのポイントとありますが4つしかありません★

人材業界の志望動機を作成するにあたっては、次の4つのポイントを踏まえることが大切です。

なぜ人材業界なのか、なせその企業なのか、どうしてその職種を選んだのか、入社後どう活躍していくのかの4点です。

この4つのポイントを志望動機の構成における、最初の結論、理由、エピソード、最後の結論の中にうまく採り入れて、まとめていくことが求められます。

一つひとつに力を入れすぎると長くなってしまうため、それぞれ1行程度を目安に具体的かつ簡潔にアピールしましょう。

なぜ人材業界なのかを明確にする

様々な業界がある中で、なぜ人材業界を選んだのかを明確にしましょう。

あなたの人材業界に対する考え方や想い、意欲をアピールする場面です。

人材業界を選ぶキッカケとなった理由やエピソードの中で、アピールすることが可能です。

人材業界の中でも、新卒向けの就職サポートや中途採用向けの転職サービス、人材派遣業やマッチングサービスなど様々な業態があります。

なぜ、志望するに至ったのか、具体的な経験などを示してアピールすると説得力が増します。

たとえば、就活をするにあたり、志望業界で悩んでいた際、アドバイスをくれた就活エージェントに助けられ、興味を抱いたなど具体的な経験を紹介することがカギです。

なぜ人材業界の中でその企業なのかを明確にする

少子高齢化で労働者不足が深刻化するとともに、労使間のミスマッチで離職者の増加などが問題となっている中、企業における即戦力採用や定着してくれる人材へのニーズを満たし、数えきれないほどの企業がある中で就職希望者に最適な求人を紹介できる人材業界の会社は需要も高く、新規参入企業も増え続けています。

有名企業を中心にする専門性の高いエージェントから、全国展開する大手企業、地元密着型の企業、ネットサービスを中心にする企業までひしめき合っています。

その中から、なぜ、その企業を選んだかを明確にしましょう。

複数の企業にエントリーしていても、一つひとつに対して個別具体的な理由をアピールすることが大切です。

その会社のどの職種を志望どうしているのかを記載する

1つの企業の中でも様々な職種があるため、志望している職種について選んだ理由を明確にしなくてはなりません。

大きく分けると求人側の企業に対する営業やサポートを提供する職種、就職や転職を希望する人材側のサポートをする職種があります。

そのほか、就職や転職に成功できるよう、スキルアップ研修や指導など人材育成をする職種や派遣社員などの管理や給与計算などを行う事務的な職種などもあります。

なぜ、その職種なのか経験談や自分の強みを踏まえてアピールしましょう。

各職種の役割や目的、仕事内容をしっかりと理解した上で、自分なりにできることや目標などをアピールします。

入社後、どう活躍していくのかを伝える

最後の結論において欠かせないのが、入社後にどう活躍するかです。

自分を売り込む最後のメッセージにもなります。

いかに人材業界に対する興味があり、その企業への熱い想いを語っても、入社後に活躍が期待できない人材では、企業としては採用したいとは思いません。

ただ頑張りますという単純なアピールでは通用しませんし、どの業界やどの企業でも通用するような活躍でもいけません。

志望している企業が求める人物像に照らし合わせることや志望している職種の仕事内容とその企業での仕事の流儀などに照らし合わせて、具体的に述べましょう。

将来のキャリアプランなどを明示するのも、具体的なアピールとして有用です。

選考で人事ウケのいい志望動機集

人材業界で内定を得るには、人事ウケの良い志望動機が1つのポイントになります。

人材業界は人材のマッチングやキャリアアドバイス、企業の人材コンサルティングなどを手がける企業ですので、社内の人事担当者も人事の中の人事と言えるような人事のプロが集まっています。

エントリーシートや一次面接の選考者となる人事に気に入ってもらえなければ、次には進めません。

人事のプロにウケがいい志望動機について見ていきましょう。

人事ウケ×インターンの参加目的

人事ウケがいい志望動機として、インターンに参加した際の目的をアピールする方法があります。

その企業でなぜインターンに参加しようと思ったのか、そして、目的を達成して何か得ることができたのかを伝えることで、人事担当者があなたが実際にその企業に入社して働くイメージを持ちやすくなるのが、人事ウケのポイントです。

目的が起こす原動力を把握できるため、人事担当者があなたが実際に働くイメージがしやすくなり、この学生なら自社で活躍できそうだとの評価が得られやすくなります。

もっとも、そのためには、どのような目的でインターンに参加したのかが重要です。

伝えるコツ

インターンに参加した目的によって、人事担当者に自分が実際に入社して働くイメージを持ってもらうには、具体性のある目的を挙げることがコツです。

人事業界に興味があったからとか、どんな仕事か知りたかったから程度の目的ではなく、仕事を理解し、就職後に役立つ成長を遂げたいといった目的があったことをアピールしましょう。

それと同時に目的が達成できたのかや、インターンに参加して何を得られたのかを伝え、それを就職後に活かせることを伝えるのがコツです。

例文

私が御社を志望したのは、双方が満足する人材マッチングに取り組みたいからです。

なぜなら、御社のインターンに参加したことで人材マッチングの重要性を理解したからです。

私が御社のインターンに参加したのは、少子化で人材が不足し、働く場はいくらでもあるはずなのに、なぜ、就職や転職を支援する人材サービスが必要なのかを知りたいという目的がありました。

実際に業務を経験させていただき、仕事を見つけたい人の目的やビジョン、希望条件と企業が求める人物像や提供する環境にミスマッチが起こると、生産効率が低下したり、すぐに離職したりする結果となり、双方によくないことがわかりました。

人材コンサルティングのプロが間に入ることで、適切なマッチングをすることが、人材不足に悩む日本社会を活性化すると気づいたのです。

この経験を活かし、御社で双方の目的や立場をしっかりと理解し、定着につながる人材マッチングをしたいと志望しました。

人事ウケ×きっかけ

人材業界の人事ウケのいい志望動機として、その企業を志望したきっかけもポイントになります。

志望するきっかけとなったエピソードや背景によって、人事担当者に与えるインパクトが異なり、印象に残る度合いが異なるためです。

テレビCMで有名だからとか、待遇が良いからといった表面的な理由や、他の企業でも通用するようなきっかけではなく、人事をうならせるようなきっかけが必要です。

人材業界の仕事が社会貢献に役立っている、その企業のサービスが今の時代に欠かせないことを理解したようなエピソードや背景を伝えましょう。

自社の存在意義がわかっていると好印象を与え、選考に残りやすくなります。

伝えるコツ

人事ウケするきっかけを伝えるコツは、同業他社でも通用するようなエピソードや背景ではなく、自分が仕事をするならその企業でないとダメといったエピソードや背景であることがポイントになります。

数多くの同業の企業がある中で、なぜ、その企業を選ぶことになったのかを人事担当者に納得してもらえるかがカギです。

そこまでの思い入れがあるのかや、そんなエピソードがあって自社を選んだのなら、入社意欲が高いに違いないと印象を与え、選考に残りやすくなるのです。

例文

私が御社を志望したのは、相手の立場に立ったアドバイザーになりたいと考えたからです。

なぜなら、御社のアドバイザーによるアドバイスのおかげで、就活するか教員を目指すか悩んでいた自分の決断がついたためです。

私は教育学部出身ですが、教員を目指したのではなく、希望の学部に受からず入学した背景があります。

それでも教員免許を取得しておけば、就職もどうにかなると思っていましたが、それで本当に子どもたちと向き合えるのか、教員として続けていけるのか不安だったのです。

そこで、御社のアドバイザーに相談したところ、3時間ほどかけてカウンセリングをしてくださり、就職や仕事に対する価値観が変わりました。

この経験を通じて、ほかにすることがないから消去法で教員を目指すのではなく、私のように悩める学生をサポートする仕事がしたいと考え、志望いたしました。

人事ウケ×興味・好奇心

人事ウケする志望動機として、人材業界の具体的なサービスや仕事、その企業の事業内容に関する興味や好奇心も挙げられます。

志望動機として興味や好奇心は弱いと言われることもありますが、人材業界というのは学生にとっては実は経験がほとんどなく、実態を感じにくい業界でもあります。

アルバイトとして働いた経験くらいはあっても、正社員や派遣社員などの経験はありませんから、就活を始めるまでは派遣会社と言われてもピンとこなかったのではないでしょうか。

業界研究や企業研究を通じて理解が深まったとしても、実際に仕事をすることによって興味や好奇心を探求したいとのアピールで、頑張ってくれそう、モチベーションが高そうと評価され、選考に通りやすくなります。

伝えるコツ

興味や好奇心を伝えるコツは、「これからこんなことを知りたい」とか、ただ単に「興味がある」と伝えるのではなく、その企業に就職して成し遂げたい目的と結びつけて伝えるのがコツです。

人材業界を志望するにあたって、そもそも、その業界やエントリーした企業に対して興味や好奇心がない人はいません。

そのため、単に興味や好奇心をアピールしても、興味や好奇心だけでは仕事はできないと相手にしてもらえません。

興味や好奇心を持ったうえで、どのようなことをしたいのか、成し遂げたいことや得たいことを具体的に伝えましょう。

例文

私が御社を志望したのは、買い手市場における人材サービスの可能性を追求したかったからです。

なぜなら、少子化で買い手市場であるはずなのに、なぜ、多くの人が転職支援サービスを利用して仕事を探すのか興味を抱いたためです。

私はスーパーのレジのアルバイトに応募した際、履歴書をサッと確認するだけで何の経験もないのにその場で採用された経験があります。

人手がすぐに必要だから採用されただけで、実際には適性がなく、レジの対応が遅い、ミスばかりでお客様から叱られ、何度となく店長が謝罪することになりました。

自分の性格を考えバックヤードへの配置転換を申し出たところ、検品作業や受注管理で評価を受けることができたのです。

この経験から人材の適性を見極めた的確な人材配置が、働き手にとっても、企業にも重要だとわかり、御社の転職支援アドバイザーとして最適なマッチングに貢献したいと志望しました。

人事ウケ×職種の特徴

人材業界で人事ウケする志望動機として、志望している職種について具体的に語ることが挙げられます。

その企業で仕事ができるなら配属先はどこでもいいというスタンスの場合、何がしたいのかが明確にならず、どう成長したいのかも曖昧に映ります。

就職できるなら何でもやりますというスタンスでは、うちの企業でなくてもいいのではないかと捉えかねられません。

やってみたい仕事の職種についてアピールすることで、その企業を志望した目的と行動の間に一貫性が出て、人事ウケが良くなるのです。

人事担当者においては、目的と行動の一貫性を重視しています。

これがバラバラだとミスマッチが起こり、入社後にすぐに離職したり、モチベーションが保てなかったりする方が多いからです。

伝えるコツ

人材業界で人事ウケするように志望動機に志望する職種を絡めてアピールする場合には、目的と行動の一貫性が求められます。

たとえば、派遣社員の待遇を高めることに取り組んでいる企業だから志望したとしながら、派遣社員のコンサルティングや企業との交渉などにあたる職種ではなく、派遣社員の給与事務をしたいなどと志望した場合、志望動機の目的を達成する手段として、行動が伴っていないと思われかねません。

例文

私が御社を志望したのは、非正規労働者の支援をしたいと考えたからです。

なぜなら、報道などで非正規労働者の立場が弱いことを知り、待遇改善のために力を入れている御社なら、自分のビジョンが達成できると考えたからです。

私はコールセンターでアルバイトをしていましたが、派遣社員の方が大多数を占めていました。

スーパーバイザーが2名いましたが、1人は正社員で、もう1人は派遣社員であり、派遣社員の方の方が知識も詳しく、仕事もでき、信頼も厚かったのです。

それでも、正社員ではない以上、ボーナスもなく、交通費も支給されず、更新されないリスクやリストラのリスクも抱えています。

この経験から御社のように紹介予定派遣に力を入れ、期間満了時の正社員登用への働きかけを積極的に行っている御社で、派遣社員の立場改善に役立ちたいと志望しました。

人事ウケ×会社の魅力

人材業界の人事ウケがいい志望動機として、志望した会社の魅力を具体的に伝えることが挙げられます。

志望する以上は魅力を感じていない人はいないと思われますが、本命なのか、保険的にエントリーしたのかで、魅力の伝え方に差が出ます。

本命である人はその企業ならではの魅力を具体的に伝えることができ、そうでないと、どの人材会社にでも当てはまるような汎用性のある魅力しか伝えられないからです。

そのため、人事ウケする会社の魅力は同業他社にはない魅力、差別化ポイントやその企業ならではのこだわりや強みであることがポイントになります。

そのうえで、あなたがその企業でどう貢献できるのかを、人事が働くイメージを持ちやすいように伝えましょう。

伝えるコツ

人材業界の人事ウケする会社の魅力の伝え方のコツは、他の企業にはない強みや差別化ポイントを具体的に挙げることです。

自社をよく理解しているな、他社との違いを知っているなとわかれば、人事ウケが良くなります。

そのうえで、その強みを持つ企業で、あなたがどのような貢献ができるのかも伝えることがコツです。

「会社のビジョンや事業内容に共感した」だけでなく、自分ができそうな能力についてもアピールし、その企業の魅力を引き出すために活躍できることを伝えましょう。

例文

私が御社を志望したのは、キャリアを高めたい人をターゲットにしているからです。

なぜなら、キャリア志向の方にプロとしてのコンサルティングを行うことで、着実なキャリアアップをサポートしていることに魅力を感じたためです。

私自身、就活を始めるにあたり、将来のことがイメージできず、やりたい仕事も思い浮かばず、興味が持てる業界ない状況でした。

その際、就活支援会社に相談したことで、キャリアアドバイザーから具体的なキャリアビジョンの選び方とキャリアプランの描き方を教えていただいたのです。

アドバイスに従ってキャリアビジョンを描くことにより、就活の軸が定まるとともに、自分も悩める方に将来の一助となるコンサルティングがしたいと思うようになりました。

この経験を活かし、御社でキャリアアップがサポートできる人材になりたいと志望しています。

人材業界の選考を突破するには

人材業界の選考を突破するには

新卒学生の皆さんから人材業界の志望動機を聞いてみると、

  • 人の役に立てる仕事がしたいから
  • 雇用を創出することで社会に貢献できると思ったから

という志望動機を耳にすることが多くあります。

もちろん志望動機として正しい回答なのですが、多くの人が同じような志望動機を答えていることでしょう。

さらに、前述のような人材業界に向いている人の特徴に自分が当てはまっていることや、入社して企業にどのような場面で貢献できるというような、あなたを採用することによる企業側のメリットを伝えないといけません。

ここでは、そんな人材業界の志望動機の例文を紹介いたします。

人材業界内定者の志望動機の例文

人材業界内定者の志望動機の例文

求人広告の例文

例文

私は、貴社の求人広告事業を志望しております。

現在、求人広告を掲載しても名前の知れた企業しか求職者が集まらないという問題を知り、求職者に対してより有益な情報が提供できていないのではないかと考えております。

私自身、学生時代にサークルの立ち上げを行いましたが、立ち上げたばかりのため認知度もなく、メンバーを集めることに苦労しました。

そのため、メンバーを集めるためにサークルの紹介をしているメディアを探し、そこでメンバーを募ることにしました。

はじめはやはりサークルの紹介ページ自体が埋もれてしまい、メンバーも集まりませんでした。

ただ、サークル自体に魅力はあることは革新していたので、メディアへの掲載だけでなくSNSでの拡散、様々なサークルの集まりに参加し宣伝していくなど掲載だけでなく様々な方法を活用しました。

その結果、立ち上げたサークルは翌年には100人規模のサークルになり、人数が増えた分、活動の幅も広げることができました。

この経験から、1つのことにこだわるのではなく様々な角度から問題を解決する方法を考え、行動していき成果につなげることができると学びました。

貴社に入社後、私はこの経験を活かし、求人広告の売上トップだけでなく一番のお客様満足度をいただくことができる営業になりたいと考えております。

人材紹介事業の例文

例文

私は人材紹介事業を志望しております。

大学中に私は家庭教師のアルバイトをしておりました。

家庭教師は担当の学生の進学に携われることから、私は人生のサポートができると考えてました。

実際に家庭教師をし始めると、勉強を教えるだけでいいという依頼が多く、少し失望してやる気をなくしていました。

しかし、周りがどう言っていようと私は人生のサポートがしたいと考え、担当の親御さんに進学先の提案だけでなく、卒業後の就職先についても考え、プレゼンを行うことにしました。

すると、私の熱意を理解してくれたのか、自分の子供だけでなく友達にも私のことを勧めていただくことができました。

また、受験勉強だけでなく就職についてもアドバイスをしたことによって学生のモチベーションもアップし、実際に受け持った学生全員も第一志望に合格することができました。

この経験から、目先の結果だけでなく、相手のことを考えて行動することで人はついてきてくれることを学びました。

貴社に入社後、この家庭教師での経験を活かし、求職者のことを第一に考え、その人の人生を豊かにできるエージェントになりたいと思います。

人材派遣事業の例文

例文

私は貴社の人材派遣事業に携わることで、企業と人を結びつける架け橋になりたいと考えています。

特に貴社は介護事業に特化しているということで、私の祖母もいま介護が必要なので身近に感じ、人材サービスを通して介護業界にも貢献していきたいと思いました。

祖母の通うデイサービスセンターには何度か行ったことがあり、祖母以外の利用者の方にも積極的に話しかけてコミュニケーションをとってきましたので、コミュニケーション力や現場目線で施設の担当者・派遣スタッフさんと話ができるのは強みだと思っています。

貴社に入社後は先輩方の持つノウハウを吸収し、一緒に介護職人材サービスを牽引していけるように日々精進していきたいと考えています。

まとめ

人材業界に向いている人の特徴や志望動機の書き方、業界の分類について紹介をしてきましたが、参考になりましたか?

一言で人材業界といっても様々なサービスがありますので、どれが自分にとって向いているのか見極める必要があります。

ですが、人材業界を志望しているという時点で何かしら人の役に立ちたいという思いや、人と話すのが嫌いではないという人がほとんどなのではないでしょうか。

言ってみれば、興味を持っている時点で既に人材業界に向いていると考えてもらっても良いと思います。

あとは、その想いやあなたが活かせる能力を、自己PRや志望動機などでいかに志望企業に伝えられるかどうかです。

冒頭で触れたように、何度も選考で落ちてしまうと「本当に自分は人材業界に向いているのだろうか」と悩んでしまう方もいらっしゃるかと思います。

ですが、それはきっと伝え方にもう一工夫が必要なだけか、その企業とは縁がなかっただけといえるでしょう。

その想いに間違いはないはずなので、ぜひ自信を持って選考に臨んでください。

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