グループディスカッションが苦手な人はここに気を付けよ

企業では様々な選考がありますが、その中の一つにグループディスカッションがあります。グループディスカッションとは、集団で一つの課題の解決策や答えを話し合う選考方法で、チームワークや論理的な思考、協調性などが見られます。

グループディスカッションを上手に乗り切るためにはいくつか重要なポイントがありますが、今回はその中でも特に重要なものをご紹介します。

グループディスカッションが苦手な方へ!企業が見ているポイント

個別の面接なら落ち着いて対応できるのに、グループディスカッションは物怖じしてしまう、うまく溶け込めない、他の人のように意見が出てこないなど、苦手意識を持っている方も多いかもしれません。

グループディスカッションで何をチェックされているのかわからず、振る舞い方がわからないという方も多いことでしょう。

企業では何を見ているのでしょうか。

これを理解しておくと、グループディスカッションでの立ち回りや意見の出し方もどうすべきかが見えてきます。

思考能力

企業が見ているポイントの1つが、思考能力です。

複数の人が同じテーマについて意見を出し合うので、比較がしやすく、柔軟な発想能力や瞬時に考えが導き出せる能力がわかりやすいのがグループディスカッションの特徴です。

予想外のテーマや複雑な課題を前にアイデアが思い浮かばず、焦ってしまう方も多いことでしょう。

何を考えればいいのか、何を求められているかもわからないという時には、とにかく、テーマや課題に含まれている状況を把握するため、条件を細かく設定していきましょう。

アイデアが思い浮かばないのは、全体像が見えず、頭の中がぐしゃっとしているからです。

これに対して、条件が定まれば、問題が見えやすくなり、イメージが湧きやすくなっていきます。

対人能力

グループディスカッションが苦手という方は、同じグループのほかのメンバーより秀でなくてはならないと思い込んだり、メンバーで競争させられているようで嫌だと苦手意識を持ったりする方も少なくありません。

自分に自信がなく、競争が苦手な方はグループディスカッションが嫌だという方が多いですが、企業の担当者は必ずしも優劣をつけようとメンバーを見比べているのではありません。

グループ内での立ち回りやコミュニケーション力などがチェックされています。

グループごとに考えをまとめあげるという目標に向け、同じ方向を目指して互いに役割分担をしたり、連携プレーなどができたりするかといった点を見ているのです。

それを勘違いして、他のメンバーより目立とう、他のメンバーを蹴落とそうなどと行動に出るとマイナス評価を受けてしまいます。

自分の役割を早期に見つける

グループディスカッションでは個々に役割が存在します。話の進行をする司会者、時間を見るタイムキーパー、内容を記入する書記などがその一例です。

役割は企業側から指定をされる場合もありますが、就活生同士で話し合って決めることもあります。後者の場合は、なるべく早く自分の役割を見つけることが重要です。

可能であれば得意な役割につきたいところですが、あまり必死に立候補しても減点をされかねません。事前練習などで一通りの役割はこなせるようにしておき、当日はスムーズに役決めができるように心がけましょう。

慣れていないとここに時間を割くことになるので、全体評価でもマイナスとされることになってしまいます。

議論の出発点を決める

役割を決めたら、議論の出発点を決めることが重要です。与えられた課題に対して漠然と話し合うのではなく、先ずはどの問題を話し合うか、何からクリアにするのかということを明確にしましょう。

ここが疎かになると、議論が脱線したり、クラッシャーに妨害されたりしやすくなります。最終的な答えを導き出すために必要とされる話の柱が何処にあるのかを嗅ぎ分ける嗅覚は、練習を重ねることで養われます。

定期的に話を整理する

話を適度に整理しておくのも、グループディスカッションのポイントです。様々な意見や考え方が飛び出す中で、それらを上手に整理することで答えに辿り着くのも早くなります。

話の整理は多くの場合進行役が行いますが、もしも進行役が行わない場合には提案してみても良いでしょう。書記の人とも協力しつつ、最短ルートで情報を纏められるようにしましょう。

苦手な理由別!グループディスカッションの対策方法

グループディスカッションに苦手意識を持つ人は少なくありません。

理由別に苦手を突破する対策法を実践してみましょう。

自分の意見をうまく話すことができない

グループディスカッションが苦手な人に最も多い理由です。

  • 人見知りをする性格
  • そもそも人前で自分の意見を伝えるのが苦手
  • グループで話し合うのが苦手
  • 初対面の人だと緊張してしまう

このようにコンプレックスを持ってしまって、本番でうまく話せなくなってしまうのです。

普段友人と話したり一対一で話したりするのは平気だけど、知らない人とグループで話すのはとても苦手、という人も少なくないようです。

もしもグループディスカッションで思うように発言できなかったら、中心になって積極的に発言していた人を見て「あの人は、自分の意見を堂々と話していたから高く評価されるんだろうな…」とコンプレックスを持ってしまうかもしれません。

しかし、必ずしも発言が多いほど有利になるというわけではありません。

ディスカッションは、積極的に参加する姿勢やコミュニケーション能力が評価されます。

自分の意見を言うことももちろん大切ですが、他の人の話に同調してきちんとうなずいたり、ここぞという場面でしっかり自分の意見が言ったりすることも、議論に参加しているとみなされるポイントになります。

ですから発言が少なくても、他の人の話に耳を傾けたり、すっと助け船になるコメントを出したりして、議論に参加する姿勢が感じられれば、プラスの印象を持ってもらえる可能性も高いのです。

ただ話すのが苦手だからといって、終始うつむいていたり、小さな声でボソボソ話したり、グループに溶け込まないままに終わってしまうのは良いことではありません。

一番早いのは場数を踏むことです。

ディスカッションの雰囲気に慣れ、苦手意識をなくしていくのがオススメです。

いきなり「苦手意識を完全になくす」という目標を立てるのはハードルが高すぎて、かえってあがってしまいます。

「話している人の顔をしっかり見てうなずいてあげよう」「最低1回は質問しよう」「自分の意見を3回は言おう」など、低めの目標からクリアしていくと、自信が付いて苦手意識が払拭されていくはずです。

意見をまとめることができない

アイデアがたくさん出ているのにそれぞれの方向性が少しずつ違うため、一つにまとめるのが難しくなってしまう場合もあります。

そのような場合は、まず出てきたアイデアをすべて紙に書き出し、似たような意見ごと大まかなグループ分けをして整理をしていくと良いでしょう。

そうして大まかに意見のグルーピング(組み分け)ができたら、それぞれの意見を比較しながら、どの意見を採用するか話し合っていきます。

すべてのアイデアの中から最善の一つを選ぶよりもスムーズに話し合えるはずですよね。

後は、似た者同士の意見を整理して最終的にまとめていけば良いのです。

アイデアが思い浮かばない

テーマについてやみくもに議論しているだけでは、いつまで経っても良いアイデアが出てこない場合があります。

アイデアが出てこなければ議論は停滞してしまい、時間不足にもつながりかねません。

アイデアがポンポン浮かぶ議論をするためには、まず議論の方向性を決めておくことが重要です。

前提条件(定義)を決め、チームのメンバー全員がその条件を共有し、同じ方向に向かって議論を進めることで、テーマがイメージしやすくなるでしょう。

たとえば「小学生にとって重要な教科は社会か理科か?」というテーマが出された場合、1年生と6年生では学習する範囲や難易度が違うので比較が難しい気がしますよね。

そこで「今回は高学年に条件を絞ろう」と前提条件を決め、全員で議論をしていくのです。

条件が定まっていればアイデアも浮かびやすくなり、ちぐはぐなアイデアが出てまとまらなくなることも少なくなります。

時間が足りない

グループディスカッションに与えられる時間は30分から1時間、短いものだと15分くらいしかない場合もあり、それほど時間に余裕はありません。

無計画に議論していると時間が足りなくなり、結論を出すのが間に合わないという大失敗を招いてしまいます。

そこで、グループディスカッションが始まったら初めに細かく時間配分をしておき、そのタイムスケジュールに従って議論を進めていくようにします。

まず、なるべく時間をかけずに時間配分を決め、前提条件を決める時間、各自がアイデアを考える時間、アイデアを出し合いグルーピングする時間、意見をまとめて結論を導き出す時間を振り分けます。

プレゼンがある場合はプレゼンの時間も計算に入れましょう。

ただし、タイムスケジュールの通りに議論が進むとは限りません。

もし時間が足りなくなったら、急いで議論をまとめ、結論を出すように努めます。

場合によっては、あらかじめ決めた役割にこだわらず、機転を利かせながら協力し合って作業を進めることも大切です。

グループディスカッションが苦手な方へ!ポイントがわかればとにかく場数を踏んで対策をしていこう

個別の面接なら自分の意見が言えるのに、グループディスカッションになると自分の意見をうまく話せないという方は少なくありません。

個別面接の場合、ある程度、質問も想定でき、自分の考えを前もって準備していけます。

これに対して、グループディスカッションはどんなテーマについて話し合うのか、その場にならないとわからないのが一般的です。

さらに初対面の複数の就活生が集まり、相手が何を言うかなど想像もつきません。

あらかじめテーマに対する意見も考えられないうえ、何を言うかわからないグループメンバーを前に圧倒されて、考えが出てこなくなる方や、意見をうまくまとめられなくなる方が多いのです。

臨機応変の対応ができない、複数のメンバーなど相手に圧倒される方が多いので、対処策としては場数を踏むのが一番近道です。

グループディスカッションが経験できるオススメの場所

もっとも、グループディスカッションがある企業ばかりではありません。

どうしても選考に通りたい企業のグループディスカッションが迫っているなら、所属しているゼミの同級生や後輩などのメンバーに協力してもらってグループディスカッションをしてみたり、就活生向けのグループディスカッション対策に参加したりしてシミュレーションをしておきましょう。

次のような場所で体験が可能です。

就活イベント

グループディスカッションの対策ができる就活イベントを調べましょう。

通常、定員があるので、イベントに参加するだけでなく、グループディスカッションへの参加申し込みを忘れずにしてください。

キャリアセンター

大学のキャリアセンターで、就活生を集めてグループディスカッション対策を実施しているケースもあります。

専用のテーマが用意され、キャリアセンターのアドバイザーが実施後に個別にアドバイスをくれるなどするのがメリットです。

企業の選考

本命ではない企業のグループディスカッションを練習の場にもできます。

場数を踏むことが大切ですので、緊張感ある実際の場で、他の就活生と実践的なグループディスカッションを行いましょう。

参加する際の注意点

場数を増やすため、練習のためにグループディスカッションに参加する場合、どのような点に注意すればいいのでしょうか。

選考ではないので、失敗してもよいと思う

あくまでも練習と位置付け、評価を得ようとしたり、苦手だからと物怖じしたりしないことが大切です。

積極的に意見を出してみたり、場数を踏むごとにグループでの役回りを違う役割を選んだりするなど、さまざまな経験を踏みましょう。

練習の場である以上、失敗しても内定がもらえないわけではないですから、ミスを怖れず、それを糧にすることが大切です。

必ずフィードバックを聞くようにする

対策に参加した後は、専門のスタッフからのフィードバックをしっかり聞いてください。

グループ全体への評価と個別の評価やアドバイスを聞き、次の練習の機会や本番に活かしましょう。

わからない点や不安な点があれば、積極的に質問してアドバイスを得るようにしてください。

クラッシャーに遭遇したら

グループディスカッションにはクラッシャーと呼ばれる、和を乱す存在が時折混ざります。クラッシャーは意図的に議論を妨害していることもありますが、大抵は無意識に和を乱しているので、刺激しないように対処する必要があります。

無闇に否定しない

頭ごなしに否定をすると、クラッシャーは余計荒れてしまいます。一度意見を聞き入れた上で、上手に軌道修正をしましょう。

否定的な人にはその人の意見を話させる

それは違うと思います。

本当にそうでしょうか?

など、とにかく人の意見に否定しかせず、議論を止めるクラッシャーも存在します。そんな相手には、一度その人の意見を話させてあげましょう。

それとなく軌道修正を促す

考えはわかりますが、今の論点は〇〇なので……

など、さり気なく話の本筋に誘導してあげるのも、クラッシャーを手なづけるコツです。今は違うことを話し合っている、ということを明言するようにしましょう。

クラッシャーの否定は論理的に

クラッシャーの意見が間違っていると思ったときは、その根拠を論理的に説明しましょう。それができなければ、あなたもクラッシャーも、大差のない存在になってしまいます。

周りのメンバーは敵ではないと理解する

忘れてしまいがちですが、グループディスカッションに参加している他の就活生は敵ではありません。一つの課題に対して、共に答えを探すチームだということを意識して取り組むようにしてください。

終わりに

グループディスカッションのポイントをいくつかご紹介しましたが、一番大切なのはとにかく話し合いに参加するということです。鋭い意見をいおうと気負う必要はないので、とにかく参加し、発言することを意識してください。

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