はじめに
志望動機は就活で重要な項目の1つになります。
ただ、しっかりと業界研究、企業研究をしないと書けないので苦手な人も多いと思われます。
そこで、この記事では業界別の志望動機例を紹介しますので、あなたの志望業界を見つけ、例文を参考にあなたの志望動機を作成しましょう。
志望動機の書き方
志望動機を書かなければいけないけど、「何を書けばいいのかわからない」「どんな内容の志望動機が企業のウケが良いのか」とあなたも悩んでいませんか?
0から書き始めるのは難しいので、この後紹介する業界別例文を参考にしてあなたの志望動機も考えてください。
なお、志望動機を書き始める前に、まずは志望する業界についてきちんと理解しておきましょう。
その際、人気の高い業界にばかり目を引かれがちですが、ニッチな業界に対しての興味や理解を深めておくのも大切です。
人気が高いからといって、必ずしもその業界が自分に適しているとは言えません。
また、ニッチな業界を研究することで、自分の新しい興味・関心が引き出されることもあります。
周囲の意見にばかり流されずに、広い視野をもって就職活動に取り組むよう心がけましょう。
企業が求める理由
選考に臨む学生は誰しも、その企業への就職を希望していることはたしかです。
そのうえで企業が志望動機を知りたがるのは、学生の目的意識や人柄・熱意・意欲を確認するのが目的です。
履歴書に設けられている志望動機の欄は小さく、必要最低限の内容にとどまってしまいます。
そこで、エントリーシートなどであらためて志望動機をたずねることで、履歴書よりもさらに具体的で踏み込んだ内容を聞けます。
つまり、志望動機を作成する際には、履歴書と同じ内容であっても補足情報を加え、よりわかりやすくなるように工夫が必要です。
目的意識
企業にとっては、漠然と成長したいと考えているだけの学生よりも、明確で具体的な目的意識のある学生のほうが魅力的です。
その企業に就職して働く中で何をしたいのか明らかにすることで、自分の熱意と仕事に対する積極的な姿勢を見せられるでしょう。
なお、その目標は企業のビジネスと直結していなければなりません。
たとえば、銀行なら銀行業務における法人営業や個人営業といった、仕事と結びついた目標を述べるなどです。
つまり、企業の業務内容についても把握しておく必要があります。
人柄
企業は志望動機をもとに学生の人柄を把握し、自社の社風とマッチするかを確認します。
能力や目的意識が企業に適しているとしても、人柄がマッチしていなければ仕事を長く続けていくのは難しいでしょう。
会社の働き方や将来のビジョンと適していないと、入社後のミスマッチにつながり、離職する可能性が高まります。
たとえば、1人でコツコツ仕事を進めたいタイプの人が、チームで協力して目標を追う社風の企業に入社すると、ギャップを感じてしまいます。
社風と人柄が合わないことで、本来の能力を発揮できなかったり、やりにくさを感じたりすると、離職する可能性が高いです。
早期離職を避けるためにも、企業は志望動機によって、自社の社風と学生の人柄との適性を知る必要があります。
熱意・意欲
企業は志望動機から、学生がどれくらいの熱意や意欲をもって応募したのかもはかります。
同等のスキルを持っている学生が2人いる場合、より熱意や意欲のある学生を採用したいと考えるのが自然です。
企業は意欲的な学生に対しては、入社後も仕事に前向きに取り組み、長く働いてくれそうといったポジティブな印象をもちます。
志望動機によって自分の熱意をうまくアピールできれば、合格できる可能性も高まるでしょう。
また、そのためには、企業研究を通じて企業に対する理解を深めておく必要があります。
フレームワーク
志望動機のフレームワークとは、志望動機を作成する際に使用できる枠組み・構造のことです。
当てはめて書くだけで、効率的に志望動機を作成できるため、使用する学生も多いです。
フレームワークは、基本的に5つのステップからできています。
まずは志望動機を端的に述べ、次にその根拠を説明します。
その後、企業で取り組みたいことと他社との比較を述べ、最後に意気込みを述べれば完成です。
このように、フレームワークに当てはめて書くことで、具体的で論理的な志望動機を作成できます。
①結論
まず、結論として端的に志望動機を述べます。
これはエントリーシートや面接全般で言えることですが、最初に結論を述べることで話の方向性が明確になり、聞き手の理解度も上がります。
読み手はこの内容から読み進めるかを判断するため、最初に述べる結論の内容は大切です。
端的にまとめるべきですが「志望します」と述べるだけでは熱意も伝わらず、読み手の興味も引けません。
志望理由もふまえながら、簡潔にまとめた結論を述べましょう。
②根拠
志望理由を述べたあとは、その根拠を具体的に述べてください。
エピソードを交えて書くと、具体性が増して説得力も上がります。
学生の場合、社会人として働いた経験はないものの、アルバイトやサークル活動、ゼミの研究などを通してさまざまな経験を得ています。
そうして培ったことを、企業でどのように活かせるか、そのように事業へ貢献できるのかを説明しましょう。
あわせて、入社後の活躍についても明確なビジョンをもっていることが伝えられれば、かなり意欲の高い人材として印象づけられます。
③取り組みたいこと
志望理由により説得力をもたせるために、その企業で取り組みたいことや将来実現したいことなどを具体的に示しましょう。
過去の事業を調べ、その内容を記載したり、例に挙げたりして述べると効果的です。
ただし、その企業の「商品やサービスに心動かされた」という内容ばかりにならないよう注意してください。
商品やサービスに感動するのはあくまで消費者の立場であり、いわば企業を外側から見ている段階にすぎません。
入社するということは、企業の内側に入り、商品やサービスを提供するポジションに立つことを意味します。
つまり、実際に内側に入ってどのような働きをしたいかが重要です。
④他社比較
広い業界の中で自分がその企業を選んだ理由や、その会社でなければならない理由をきちんと述べるのも大切です。
どれほど熱意があっても、ほかの会社でもできるような仕事にしか言及していなければ、効果的に自分の熱意を伝えるのは難しいでしょう。
他社と比較する中で、その企業にしかない志望理由を明らかにする必要があります。
そのために、志望企業のホームページや資料だけでなく、競合他社のものも読み込み、業界におけるその企業独自の強みや特徴を分析するのが大切です。
⑤結論+意気込み
最後に「これらの理由から志望する」という旨をあらためて示します。
再度結論を述べることになるため、内容の要点がずれていないか、今一度確認しましょう。
志望動機の文字数は意外に多いため、話を進める中で要点を見失ってしまうケースは少なくありません。
それを防ぐためにも、最後に自分がもっとも伝えたい志望理由を再度述べます。
最初に述べた志望動機と内容が変わってしまわないように注意してください。
また、最後に述べる志望理由は意気込みも含んで記載すると、さらに効果的です。
商社の志望動機
商社は誰もが憧れる大人気業界になります。
ただ人気だけあってかなり内定までの道のりは険しくなります。
何万人と応募してくる中からあなたは狭い枠に入ることができるでしょうか?さらに、商社=かっこいいというイメージだけで選考を受けてしまうと必ず落ちてしまいます。
そのため、専門商社と総合商社に分かて志望動機の例文を紹介していきます。
総合商社の志望動機
総合商社は誰もが知っている7大商社を筆頭に人気企業ランキングの常に上位を占めています。
なので、どの業界よりも内定への道は熾烈になります。
しっかりとあなた自身が総合商社のことを理解して志望動機の作成を行ってください。
専門商社の志望動機
専門商社は、総合商社よりも人気は低いものの他の業界に比べると高倍率な業界になります。
また、専門商社は扱う品目が総合商社よりも少ないため、より企業研究が肝になってきます。
あなたもしっかりと企業研究をしながら志望動機を書くようにしてください。
メーカーの志望動機
日本のメイン産業であるものづくりを行っているメーカーは特に理系には人気の業界になります。
自動車や電機メーカーなど理系の中で人気の業界は商社と同等の高倍率になります。
そのため、「御社の製品が好きで志望しています」などと言ってしまうと内定からかなり遠ざかってしまいます。
しっかりとなぜその会社じゃないといけないのかを考えて志望動機を作成していきましょう。
自動車メーカーの志望動機
自動車メーカーは世界一であるトヨタを筆頭に日本の主要産業になっています。
ただ、自動車が好きだから自動車メーカーに就職するだと志望動機として甘いのでしっかりと自動車メーカーに就職してどんな仕事がしたいのか、その理由もしっかりと考えて志望動機を作成することが内定への近道になります。
総合電機メーカーの志望動機
総合電機メーカーは安定した売上を上げ続けているため、就活生にとっても人気の業界です。
ただ、志望動機で安定しているからと伝えてしまうとほぼ100%落ちてしまうので、その会社がどんな製品を扱っているのか、他の会社との違いなども明確にし、志望動機を作成するのをおすすめします。
化粧品メーカーの志望動機
女性は化粧品を必ず使用しますよね。
化粧をしていく中で化粧品メーカーで働きたいと思う方が多く、女性人気の高い業界になります。
ただやはり人気の業界のため、ありきたりな志望動機だと見向きもされない可能性もあるため、しっかりと対策をして志望動機の作成を行っていってください。
金融業界の志望動機
金融業界は人気であるが、その分同じような志望動機をもってくる就活生が多く、他の学生との差別化が難しくなってきます。
また、日頃使用する銀行と違い、生命保険、損害保険や証券会社などはサービスの詳細などを把握しにくい部分になりますので、志望動機を書くのが難しくなってきます。
そのため、あなたが金融業界を志望するなら、まずは金融業界がどんな業界なのかをしっかり理解し、無形営業で力がつくからではなく、その会社でなければいけない理由をしっかりと作成することで、他の人とあなたの志望動機の差別化を行うことができます。
食品業界の志望動機
人が生きていく中で必要な食事。
なくてはならない業界なので志望する学生も多いです。
ただ、食品業界の志望動機で「なくてはならないから」と言ってしまうと基本的に落ちてしまいます。
そのため、しっかりと食品業界がどういうところなのか、志望する会社の強みがなんなのかをしっかりと把握しておきましょう。
不動産業界の志望動機
扱う金額がとてつもなく大きな金額の不動産業界なので、営業力を身に着けたいあなたにはうってつけになります。
しかし、「営業力をつけるために志望しています」だけ伝えても他のライバルとの差別化が非常に厳しいので、プラスアルファで志望動機に盛り込めると内定率もかなりアップします。
あなたの不動産への志望度を全力でぶつけられるように準備しておきましょう。
広告業界の志望動機
広告業界は無形営業になるため、営業力を身につけることができます。
また、企画やマーケティングを行うためかなり華やかな業界になります。
だからこそ競争率が高いため、「企画がしたいから」「マーケティングがしたいから」と志望動機で伝えるとかなり弱くなってしまいます。
まずは、広告業界の仕事内容をしっかりと理解し、あなたがなぜ広告業界を目指しているのかをはっきりとさせましょう。
IT業界の志望動機
世界的に急成長中のIT業界ですが、実際に大学中にITに関して経験している人はごくわずかです。
そのため、どんな仕事をするのかを理解している人が少ないです(パソコンをカタカタしているようなイメージが多いです)。
未経験でも採用してくれる企業はかなりありますので、あなたがIT業界に就職を考えているならば、「なぜITなのか」という部分を明確にしてから志望動機を作成するようにしましょう。
鉄道業界の志望動機
就職先としては少しニッチな鉄道業界なのですが、今電車はなくてはならないものなので、かなり需要はあります。
また、鉄道だけでなく不動産やホテル、小売などを運営している場合もあるため志望動機を考えるのも一苦労です。
まずは、あなたが志望する企業をある程度絞り込み、そこから志望動機を考えるのも1つの手であります。
アパレル業界の志望動機
アパレル業界は女性に人気の業界になります。
そのため、少ない内定の権利を勝ち取るためには生半可な志望動機では通用いたしません。
ただ「服が好き」だからという志望動機ではなく、しっかりとあなたの熱意が伝わるような志望動機を考えて選考に臨むようにしましょう。
ブライダル業界の志望動機
ブライダル業界も女性人気なのですが、力仕事などもあるため男性が求められている現状を就活生はご存知でしたか?なので恥ずかしがらず男性が志望するのも問題ありません。
ただ、男性が求められているからと言って志望動機の手を抜いていいという話ではありません。
しっかりとなぜブライダル業界じゃないといけないのかを明確にしておくことが内定への近道です。
ホテル業界の志望動機
女性に根強い人気のホテル業界ですが、なぜホテル業界を志望しているのかをしっかりと伝えられないと説得力のある志望動機にはなりません。
さらにホテルで接客をする理由も明確にしておく必要があるため思ったよりもハードルが高くなります。
まずはあなた自身がホテル業界を目指したきっかけを思い出し、志望動機を考えるようにしましょう。
小売業界の志望動機
アルバイトで小売業界と関わることが多いためより身近な業界で志望する学生も多いです。
ただアルバイトで経験している人はわかると思いますが、決して楽ではない業界なので、本当に小売業界でない理由を伝えられないと途中でやめてしまうと思われるため内定を勝ち取ることができません。
しっかりとなぜ小売業界なのかを過去の経験を折り込みながら伝えられるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?あなたの志望する業界の志望動機はこれで書けそうですか?
筆者としてはかなり情報盛りだくさんなのですが、もしあなたにとって情報が少ないと感じた場合は、こちらから問い合わせください。
頂いた意見をもとに記事の修正を行わさせて頂きます。
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