「面接落ちたかも・・・」
「次の面接は絶対に成功させたい」
「面接の対策方法がわからなくて、全然前に進めない」
このように面接に落ちてどうしたらいいか分からず、頭を悩ませている就活生は多いのではないでしょうか。
記事の前半では「面接を受けた後の疑問」を解説しつつ、記事の後半では「面接に落ちた時の立ち直り方」、「面接の通過率を上げるポイント」を具体的に解説します。
この記事を読み終えることで、面接後の悩みを解決できるだけではなく、面接の通過率を上げるためにやるべきことが明確になり、面接通過率が格段とアップしています。
- 面接官が見ているポイント
- 面接で落ちる原因
- 面接の通過率を上げるポイント
- 面接に落ちたときの立ち直り方
- 面接で落ちた原因が分からない人
- 面接の選考が気になる人
- 面接に落ちて立ち直れない人
- 絶対に面接を成功させたい人
目次[目次を全て表示する]
【面接に落ちた】面接で評価されているポイント
面接で採用になるか落とされてしまうかは、いったいどのような点が判断基準になるのか知りたいものです。
受ける職種や会社の方針によって多少違いもありますが、面接官がチェックしている項目には共通点もあります。
採用か不採用かを決めるためのポイントについて知っておきましょう。
能力や経験が採用基準を満たしているか
企業の求人票には、その仕事をするにあたって必要必須となる条件が書かれています。
免許や資格のほか、年齢制限がある職場も見られます。
仕事によっては、経験者のみ採用と指定されているケースもあるでしょう。
そうした基準条件を満たしていない人は、残念ながら不採用となる可能性が高くなります。
求人はしっかりとチェックして、会社が求めていそうなスキルや資格については確実にアピールすることも大切です。
嘘ではなく本音で話しているか
転職者の場合、履歴書に嘘の職歴を書いている人もいるかもしれません。
また、面接時によいように受け取ってほしいがために、自分の本当の姿を隠してはいないでしょうか。
本音で話しているかどうかは、面接官に伝わります。
目を見ればだいたいわかりますし、面接官はごまかしの利かない質問も投げかけてきます。
心を開いて誠実な態度で面接に臨むことが重要です。
社会人としての最低限のマナーが身に付いているか
礼儀や敬語、身だしなみなどが非常識な人は、よい評価は得られません。
ボサボサの髪で面接に来た人は、だらしがない印象をどうしても与えてしまうものです。
会社としても、恥ずかしくない人材を雇いたいのは当然です。
社会人としてのマナーや常識を身に付けた態度で、面接に挑みましょう。
必要最低限のコミュニケーションが取れているか
仕事を始めると、職場内での人間関係をはじめ取引先や客などさまざまな対人関係が生まれます。
相手と気持ちよくコミュニケーションが取れない人は、社会に出たときに困ることになるのは目に見えています。
特に人と接する仕事の場合には、コミュニケーション力は欠かせません。
面接で質疑応答は、最低限のコミュニケーションが取れるかどうかの見極めにもなります。
まったくちぐはぐな回答が返ってきたり、一方的に自分ばかりが話したりするようでは、面接官も不安になってしまうのです。
人と話すのが苦手な人ももちろんいます。
しかしながら面接の際には下準備や予行演習もして、できる限り面接官とコミュニケーションが図れるようにしておきたいものです。
企業の求める人物像に合っているか
企業は選考時に求める人物像とマッチしているかどうかを見ています。
企業は入社後に活躍してくれる人物の特徴や企業の雰囲気に合っている人の特長を「求める人物像」としてまとめています。
活躍できるポテンシャルが備わっているかはもちろん、同じ目標を志す仲間として同じ価値観で行動できるかどうかは大変重要になってきます。
面接に受かるにはあなたと企業の求める人物像がマッチしているというアピールが重要になります。
選考フェーズ別!評価のポイント
各選考において、企業がどんなポイントを評価しているのかについてお話します。
各選考で評価されるポイントについて理解しておくことで、それを意識して面接に挑むことができます。
以下のポイントの違いについて考えておきましょう。
一次面接
一次面接では社会的な常識とコミュニケーション力に焦点をおいて評価されています。
例えば、身だしなみがきちんとしているか、挨拶ができているか、質問の意図を汲んで回答できるかなどです。
一次面接は一番学生に近い年代の社員が担当することが多いです。
そのため、回答の質というよりは一般的なマナーや言葉遣いなどを見られていると考えられます。
来社時・入室や退室などのマナーを対策しておきましょう。
二次面接
二次面接では企業とのマッチ度や、志望度の高さなど、面接の本質になるような視点で選考されています。
例えば、企業の求めている人材に沿った回答ができるか、企業の雰囲気と人柄がマッチしているか、目指している方向性が企業と合致しているかなどを確認しています。
企業への理解度の高さが求められるため、一次面接よりも回答を詳細に作りこむ必要があります。
最終面接
最終面接はいよいよ役員レベルの人との面接になります。
そのため、今までよりもハイレベルな回答が求められます。
役員は会社の統括として会社の方向性を決めてひっぱっていく役割をもちます。
つまり、他の社員と面接で評価する視点が異なるため注意が必要なのです。
最終面接ではキャリアプランを聞かれることが多く、自分らしさをそこで確立することが評価ポイントになります。
また、企業の魅力をきちんと理解し、他の企業でなければならない理由を明示することが大事です。
目上の人だからと物怖じせずに、落ち着いて回答しましょう。
【面接に落ちた】面接に落ちる原因11選
面接官のサインや面接全体の印象から、「自分はもしかしたら落ちているかもしれない」と思った方もいることでしょう。
しかし、過ぎたことを嘆いても仕方ありません。
大切なのは、失敗から何を学べるかです。
「面接落ちたかも…」と思った人こそ、面接が上手くいかなかった原因を探りましょう。
ビジネスマナーで落ちる原因3選
面接で落ちるのには理由があります。
まず、第一印象の見た目です。
もちろん面接の内容も加味されますが、初対面ということもあり見た目は面接において重要なポイントとなります。
見た目で落ちた人に共通する3つの理由をみていきましょう。
1.清潔感がない
限られた時間の中で合格か不合格かを判断する面接では、見た目のウエイトが大きいです。
特に清潔感のない見た目は減点対象となります。
身だしなみがきちんとしていない、イコール社会人としての常識をわきまえていないと考えられるためです。
過度に身だしなみを気にする必要はありませんが、以下の項目は面接前に最低限確認しておきましょう。
男性であればヒゲを整えること、女性であれば派手すぎるメイクにならないことに気をつけましょう。
スーツの色やネクタイなど細かい部分もありますが、まずは基本的なことから見直して、改善するだけでも印象は良くなります。
2.笑顔が少ない
企業の採用担当者は、入社してからも他の社員と問題なくやっていける社員を採用したいと考えています。
暗い雰囲気でコミュニケーションの基本がなっていないような人は、いくら他が優秀でも面接に落ちる原因になるでしょう。
おそらく面接官でなくても、人から無表情で話しかけられるよりも、笑顔で話しかけられる方が良いと思うはずです。
自然に笑顔になれるよう、緊張していても表情をつくれるように練習しましょう。
また、笑顔が少ないだけでなく、姿勢の悪さや前髪の長さも暗い雰囲気だと判断されることがあるので、人からどう見られているか周りにチェックしてもらうと安心です。
3.振る舞いが不適切
見た目というのは、何も髪形や服装だけではありません。
どのように振舞うかも見られています。
面接の際の入室のしかた、着席のしかた、お辞儀のしかたはどれ程できているでしょうか。
言葉を発していなくても、立ち振る舞いでマナーがなっているかどうかをある程度想像することができます。
つまり、基本的なマナーがなっていない振る舞いをすると、面接の受け答えがよくても減点されて落ちることもあるということです。
受け答えで落ちる原因6選
面接で落ちた人の中には、身だしなみがばっちりだった人もいます。
この場合は、受け答えがうまくできていなかった可能性も疑いましょう。
受け答えが原因で面接に落ちる理由5つを紹介します。
1.話し方に自信がない
同じくらいのレベルだとして、ハキハキとした話し方の人と、モゴモゴと聞き取りづらい話し方の人であればどちらが印象が良いですか。
おそらくハキハキと話す人の方が印象は良いと思います。
面接においても声は重視される部分であり、聞き取りづらい話し方だと面接で好印象は持たれません。
声の大きさや話し方は面接において自信のパロメーターにもなるので、意識して声を出すようにしましょう。
場合によっては、滑舌を良くするための発声練習も有効です。
2.自己中心的な受け答えをする
成長しない社会人は、自己中心的で素直さに欠けています。
企業の採用担当者は、将来の企業の成長を見据えて、ともに成長できるような人材を確保したいと考えているもの。
面接官の提案を否定したり、相手の意見を聞こうとしなかったり、自分中心の受け答えをすると面接ではじかれてしまいます。
自己中心的な受け答えの例
参考として、自己中心的な受け答えの例を紹介します。
自分にあてはまっていないかどうかを振り返り、当てはまっているようであれば改善していきましょう。
- 志望動機が給与の高さや福利厚生
- 相手が話している途中なのに話を始める
- 相手の話に興味を持たない(特に集団面接)
3.質問の意図を理解できていない
的を得ない回答も、コミュニケーション能力が十分でないと判断され、面接に落ちる理由になります。
的を得ない回答とは、たとえば以下のようなものです。
Q.なぜ弊社を志望したのですか?
A.説明会で会った貴社の社員の方に好印象を抱いたからです。
この後に、生き生きとしている姿を見て、会社に興味を持ち、自分も社員の1人としてやりがいを持って仕事ができると思ったなど明確な理由が続けばまだ良いです。
ですが、そもそも面接官が求めているのは会社のどういったところに魅力を感じたかです。
余りにも質問に対してかけ離れた答えだと、意思疎通がうまくいかないと判断され、面接で落とされてしまいます。
4.長々と話している
面接で長々と話してしまうのも落ちる原因になり得ます。
例えば志望動機を話す際に、「私は御社の商品である○○が好きで、○○というところに魅力を感じ、○○なので商品を広めていきたいと感じているため御社を志望いたします...」など、まとまりのない文章を長々と話してしまうのはNGです。
要点がわからない話を長々としてしまうと、コミュニケーション能力が低いと思われてしまいます。
面接で話す際には、「私は御社の○○に魅力を感じ、御社を志望いたします。御社の○○は~」などのように、適切な部分で区切り、相手に伝わりやすい文章を意識しましょう。
5.回答が丸暗記
事前に用意した回答を暗記し、そのまま話してしまうのはNGです。
「気持ちが込もっていないな...」「コミュニケーション力が不十分かも」というマイナスな印象を与えてしまう恐れがあります。
面接は面接官との会話の場です。
完璧に伝えたいという気持ちはわかりますが、伝えたいことをキーワードで押さえ、その場で言葉をつなぐというのがおすすめです。
6.主体性がみられない
自分なりに成長したい意思やそれに伴ってどんなことを努力するのか、企業に何を望むのかなどが伝わらないと主体性が低いイメージを持たれてしまいます。
企業に成長できる環境を求めるだけでなく、自分も主体となって努力をする意思があることを示しましょう。
企業研究不足で落ちる原因2選
面接で手ごたえが得られない理由として、企業研究不足も考えられます。
面接時に練習通りの完璧な回答ができたとしても、企業が求める人材でないと面接に落ちてしまうかもしれません。
自信が企業について知っている事柄を整理し、面接での自身の回答が企業のニーズに合っていたか考えてみてください。
もし反省点や改善点が見つかった場合は、次に予定される面接前に企業のニーズや職種をよく調査し、自信の性格や希望する業務に相違ないか確認してください。
1.志望意欲が感じられない
志望意欲をうまくアピールできないと、1次面接に通過したとしても2次面接で落ちる原因になります。
1次面接で面接官が見ているポイントは、社会に出るために最低限必要な項目を満たしているかどうかです。
例えば、ビジネスマナーや基本的な礼儀、コミュニケーション力など社会人に備わっていないと困る要素です。
2次面接以降からは、あなたがその企業で本当に働けるのかや会社に入りたい意欲を見ています。
つまり会社とのマッチ度や「この会社じゃないといけない」という熱意を見るでしょう。
そのため、漠然とした志望動機やキャリアビジョンだと熱意が伝わらず、不採用になってしまいます。
2.キャリアプランが曖昧
企業とのマッチ度が低いキャリアプランや、抽象的な回答は評価が低いので注意が必要です。
学生なのでどうしても働いたときの想像はつきにくいですが、どんな大人を目指したいのか、企業でどのように活躍したいかなどを自分なりに考えてみましょう。
キャリアプランの評価を上げるポイントは、企業研究にあります。
企業研究を行うことで企業のニーズから的をはずれた回答はしなくなります。
【面接に落ちた】面接中の合格サイン2選
「結果通知まで待てない!」「落ちてるなら早く知って気持ちを切り替えたい!」という学生もいるでしょう。
そのような学生に向けて、以下では合格の可能性が高いサインについて解説していきます。
ただしあくまで目安であり、「絶対」ではないので期待しすぎたり落ち込みすぎないようにしましょう。
入社が前提の具体的な質問をされる
面接中にわかる合格の可能性が高いサインとして、あなたが入社することが前提の具体的な質問をされるというものがあります。
例えば、勤務地の希望を聞かれたり、配属先の希望を聞かれたりするなど、あなたの入社が前提の質問をされた際は合格の可能性が非常に高いと言えます。
企業の魅力を伝えられる
面接中に企業の魅力や入社することの魅力やメリットを伝えられた場合も合格の可能性が高いと言えます。
この背景として、あなたの入社意欲を高めたいという意図があります。
【面接に落ちた】面接中の不合格のサイン7選
先ほども軽く触れましたが、面接中の面接官のサインや質問によって自分が不合格だとわかることがあります。
ただ、あくまでもこれは一つの目安でしかなく、ここに書いてあるものがそのまま不合格につながるという証明にはならないので安心してください。
1:「最後に何かありますか?」と聞かれる
これは諸説ありますが、面接中に不合格に近い印象だった学生に対して最後のチャンスとして聞く面接官が多い質問です。
すでに合格の判断をしている学生に対しては聞く必要もないですし、かといってどうしても逆転が見込めなかったり、そうした時間を取ることのできない忙しい方などはこの質問をしないこともあるので、この質問をされなかったから合格というわけではありません。
こうした質問が来た際にはたとえ今までと同じような内容になったとしても必死にアピールすることが必要です。
2:フィードバックをくれる
面接官の中には、不合格の決まっている学生に対してフィードバックをくれる方もいます。
これは意地悪などではなく、学生が今後の就活で少しでも成功できるようにという気持ちで言ってくれる場合があるので真摯に受け止めましょう。
また、もしかしたらこうしたフィードバックをもらっている際の態度によっては素直さであったりといった部分が評価されて逆転につながることもあるかもしれないので、くれぐれも見られ方には注意して、フィードバックをもらう可能性があることを理解して面接に臨みましょう。
3:今後のフローについての説明がない
最終面接を除いて、基本的に企業は採用したい学生に途中で選考を辞退されないように選考のフローを明確にしています。
そのため、学生は何回面接があるかを事前に把握することができますが、中には面接の場で今後どのように連絡がいくのか、どのくらいの時間をおいて連絡をするのかを説明してくれる場合があります。
そうした説明をするということは学生に選考を辞退されたくないということなので、合格の可能性が高いです。
逆に言えば、こうした説明がされない場合には不合格ということもあります。
しかし、中にはそうした学生への連絡は事務や人事が担当していることも多くあり、面接の担当者が把握していないためそもそも伝えることができない場合もあるのであまり重く考える必要はないでしょう。
4:面接の時間が短い
他の就活生よりも面接の時間が短い場合、不合格の可能性が高いと言えます。
特に他の就活生との比較がしやすい、集団面接の場面で判断がしやすいでしょう。
また、志望動機や自己PRを聞かれないなど、あなたについて知ろうという姿勢が見られない場合も、不合格の可能性が高いと言えます。
5:面接官の反応が悪い
面接官の反応が悪い場合も不合格の可能性が高いと言えます。
自分の話に興味を持ってもらえなかったり、あなたの回答への深掘りがない場合は不合格の可能性が高いです。
ただし、圧迫面接の一貫で反応が悪い場合や、面接官の体調不良の場合もありますので事前に合格か不合格を知る際には見極めが重要になります。
話が盛り上がっても不合格なことも
面接で話が盛り上がった場合、強い手ごたえを感じるでしょう。
しかし、面接で話が盛り上がり、手ごたえがあったのに不合格だったというケースもあります。
見極めのポイントとしては、「仕事や企業に関すること以外で話が盛り上がった」「最後に楽しいお話ができましたと言われた」などの場合は不合格の可能性が高いと言えます。
6:面接中にメモをとらない
面接官がメモをとらなければ、不採用の可能性があります。
面接官は次の、二次面接・三次面接のために、メモをとりながら学生の話を聞くことが多いです。
そのため、面接中にメモをとっていない面接官は、あなたの回答に興味がなかったり、不採用と判断している可能性があります。
例えば、質問と見当違いの回答が返ってきたらメモをとるでしょうか。
的外れな回答が返ってきた時点で不合格と判断すれば、今後メモをとる必要がないのです。
ただし、あなたの話をある程度聞いた上で合格と判断している場合もメモをとらなくなります。
つまり、面接官がメモをとらないからといって不合格になるわけではないので、面接の最後まで気を抜かずにやり切ることが大切になるでしょう。
7:回答の深掘りをされない
面接官が質問に回答したときに特に深堀りをされず、次の質問に移った場合も落ちた可能性があります。
あなたの回答に興味があれば、面接官は深堀りをするからです。
「どうしてその行動をとったのか」「その経験からの学びをどう活かしているのか」などの深堀りがない場合、あなたの話に興味がない状態です。
例えば、あなたが友達に自分の興味のない話をされたらどうでしょうか。
その場合は深く聞こうともせず、逆に「早く話し終わってくれ」と思ってしまうこともありますよね。
しかし面接では、質問に対して的確かつ詳細に答えた場合、深掘りする必要がないと判断されることもあります。
そのため、深掘りされないからといって自信を失う必要がないのです。
【面接に落ちた】面接中に落ちたと思ったときの逆転方法!
面接を受けていて「落ちたな」と感じる瞬間、ありませんでしたか?
そこで諦めずに、最後まで全力で臨むというお話をしましたが、具体的にはどのように逆転すればいいのでしょうか?
面接中に落ちたと感じたとき、逆転の一手を打つために実践したい逆転方法を3つ紹介します。
「最後に何かありますか?」を無駄にしない
面接官の「最後に何かありますか?」は面接終盤の一般的なパターンです。
「もう落ちてしまっただろうな…」という諦めから「特にありません」と答えてしまう人もいますが、何の抵抗もなしに面接を終えるのはもったいないです。
もしかしたら最後の質問をすることによって、面接官の見方が変わり、不合格だったものが合格になる可能性もあります。
最後のチャンスだからこそ自分なりの思いをぶつけてみましょう。
思いが強ければ、入社への強い意志も伝わるはずです。
以下の記事ではおすすめの逆質問を紹介していますので、こちらも合わせてチェックしてみてください。
%%related_ 14851%%
これまでの回答を補完する
緊張もあってか、これまでの質問の回答が不十分だったと感じることもあるはずです。
すでに回答したことであっても訂正することはできるので、先の回答でうまく伝えられない部分があったので補足したい旨を伝えてみましょう。
冷静に考えられる状態から訂正することによって、面接官の誤解を解くことができるかもしれませんし、自分の考えがより明確に伝わるかもしれません。
訂正は恥ずかしいことと考えず、軌道修正が必要だと感じたら申し出るようにしましょう。
考えすぎず素直に答える
難しく考え込みすぎるのも面接が失敗に終わる要因です。
難しく考えすぎると、頭の中のキャパシティーを超えてしまいますし、そのせいで説明が十分にできないこともあります。
シンプルに考えた方が、自分自身の頭の整理にもなりますし、面接官にも伝わりやすいものです。
面接中に不合格になりそうな雰囲気を感じたなら、頭で考えることから切り替えて、素直に質問に答えてみるのも良いでしょう。
ただし素直に答えるということは、言いたい放題発言することではありません。
自分の力不足や欠点を認め、それを補完できるよう思いの丈を話すことです。
【面接に落ちた】面接の通過率を上げる8つのポイント
「面接に落ちたかも」と思うなら、これからの面接で何ができるかを考えましょう。
もし残念な通知が来てしまったとしても、その面接からは次に活かせる何かを学べるはずです。
ダメだった時こそ、次のステップに進むために詳しく内容を分析し、糧にしましょう。
ここでは、次からの面接に落ちないために何をすればいいか、4つのポイントから解説します。
1.不合格の原因を分析する
不合格がわかったら、まずなぜ落ちてしまったのかという原因を分析しましょう。
なぜなら、不合格の原因がわからないまま他の企業の面接を進めてもまた落ちてしまう可能性が高いからです。
原因を対処せず、そのままにしてしまうと面接に落ちるというトラウマが生まれたり、就活へのモチベーションが下がってしまうなどの二次被害が生じてしまう恐れがあります。
面接が不合格だった際は、まず振り返りを行い、原因や改善策を考えてみましょう。
2.気持ちを切り替える
面接に落ちると自己否定された気分になり、自信を失ってしまいます。
しかし、面接に落ちる原因はあなたの努力不足ではなく、企業との相性が悪かっただけということも考え得ます。
面接で落ちたことを引きずり、「どうせ今回も落ちる」「自分はダメだ...」というマイナスな気持ちで面接に挑むのはNGです。
あなたの自信のなさが面接官に伝わり、マイナスな印象を与えてしまう恐れがあります。
面接ごとに気持ちを切り替え、「今回は十分に対策したし受かるに違いない!」という前向きな気持ちで面接に挑みましょう。
3.結論から話す
まず自分がどのような面接をしたのか、最初から受け答えの構成を思い返してみてください。
往々にしてよい結果が得られなかった面接では、結論を明確に伝えられていません。
面接ではたくさんの質問を受けますが、それに対してまず相手の求める答えを伝えていたでしょうか。
結論から話すことは面接の鉄則であり、これが崩れてしまうと面接官が答えの主旨を理解できず、相手に対して興味を失ってしまう結果になります。
結論から話すことは自分の考えを整理するのにも有効ですし、物事に対して的確に対応できる能力のアピールにもなります。
今後の面接では、必ずすべての質問に対して結論ファーストを実施してください。
話の組み立て方はPREP法を利用する
PREP法は、以下の流れで文章を構成するためのテンプレートです。
- Point (結論)
- Reason (理由)
- Example (エピソード)
- Point (結論を繰り返す)
この流れで話すようにすると自ずと結論ファーストとなり、理想的な面接の受け答えになりますので、マスターしておきましょう。
4.面接官の質問に対して的確に返答する
面接では、面接官の質問の意図を正しくスピーディーに理解することが求められます。
慣れないうちは緊張して聞かれていることが耳に入ってこないかもしれませんが、ちぐはぐな答えをするとその時点でNGをくらってしまう確率が高くなります。
質問される前から答えを用意していて、丸暗記した文章を読み上げているような受け答えもNGです。
面接官によっては、わざとイレギュラーな質問をして対応を見る場合もありますので、相手の意図を理解して的確に返答する訓練をしておきましょう。
NGな回答例
それでは具体的にNGな回答例を紹介します。
例文
Q.学生時代、一番頑張ったことを教えてください。
A.私は広告業界に非常に興味あり、イベント会社で2年間アルバイトをしました。
イベント会社なら、さまざまなイベントの販促に携われると考えたからです。
そこで得たことは貴重な経験です。
ポイント
一見、質問に沿っているようにも思えますので、この返答の何が悪いのかわからないという人もいるのではないでしょうか。
ただここで面接官が求めているのは、頑張ったことに関する具体的なエピソードです。
面接官は、その人がどんなことに興味を持ち、どんな力を発揮するのかを具体的に知りたいと考えています。
最後に「貴重な経験」と言っていますが、聞きたいのはその経験の具体的な内容なのです。
OKな回答例
それでは、前述の質問にはどう答えれば意図的に正解となるのでしょうか。
以下に模範解答を紹介します。
例文
A.私が一番頑張ったのは、イベント会社で2年間アルバイトをした時に、実際にイベントの販促企画に携わったことです。
目標集客数を達成するためにアイディアを出し合い、チームで綿密にコミュニケーションを取りながらいくつもの販促活動を実施しました。
一から企画するのは大変な苦労でしたが、チーム一丸となって目標を達成した時には、大きなやりがいを感じました。
自分が頑張れたのは、チームで支え合えたからだと思っています。
ポイント
頑張ったことが具体的に述べられ、その成果についても触れられています。
企画に打ち込む熱意のほか、コミュニケーション能力や協調性も持ち合わせた人物であることも伝わるでしょう。
このように、面接官が知りたいことにプラスして自分のPRポイントも盛り込むことは、相手の印象に残す常套手段になります。
5.表情は明るく見せることを意識する
受け答えの内容は間違っていなくても、表情が暗くかたいと印象がかなり悪くなってしまいます。
会社の一員である以上、マイナスのイメージは会社にもよくない影響を与えますし、何より暗く落ち込んで見える人と一緒に働きたいと考える人はいないでしょう。
自分でそのつもりがなくても、第三者から見ると違って見えてしまうこともあるので、鏡の前で笑顔の練習することも大事です。
6.失敗しても最後まで全力で面接に臨む
結果がよくなかった面接を思い返した時に、途中であきらめてしまった自分がいなかったでしょうか。
面接官からの手ごたえがないと、気分が落ち込んで声が小さくなったり、積極的な発言をしなくなったりする人は少なくありません。
もし途中で失敗した点があっても、リカバーできると信じて、最後まで全力でやり抜くメンタルの強さを持ってください。
根性論にはなってしまいますが、真の熱意は必ず相手に伝わるものです。
途中であきらめてしまった人は、面接官から見ればすぐにわかってしまいます。
そして「本気でうちに入社したいなら、これくらいのことで投げ出してしまったりはしないのではないか?」と考えます。
つまり、入社することにそこまでの強い意志はない、本気で受けに来てはいないと判断し、縁がなかったと考えてしまうのです。
そこで働きたい、その会社の一員になりたいと本気で思うなら、失敗しても最後まであきらめない強さを身につけることが大事です。
7.面接練習をする
面接の通過率を上げる効率的な方法に面接練習があります。
面接練習とは面接本番を想定し、緊張感のある雰囲気の中で面接の練習を行うものです。
面接練習は1人で行うことも可能ですが、第三者に依頼することで自分では気づけないあなたの課題点やより通過率が上がるアドバイスをもらうことができます。
面接練習を第三者に依頼する場合は、友達と行う以外に大学のキャリアセンターを利用するなどの方法があります。
8.質問の意図が分からなかった場合は回答前に質問する
面接で落ちる原因の一つとして、「質問に対して的外れな回答をする」というものがあります。
そのような状況を避けるために、質問の意図がわからなかった場合は回答前に質問をすることで防げるでしょう。
面接のなかでも質問の意図がわからなかったり、意図がはっきりしていない質問をされる場合もあります。
そこで、ぼんやりと答えてしまうと的外れな回答になりマイナス評価を受けます。
わからない場合は「それは○○ということでよろしいでしょうか?」などと聞きましょう。
相手の質問にちゃんと答えることは、人間関係やコミュニケーションにおいて重要なことであるため、質問したから落とされるという心配はありません。
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【面接に落ちた】面接絶対落ちた・・ショックから立ち直るには
「これは面接に絶対落ちた…」と面接の段階で感じ、ショックを受けることもあります。
はたまた、受かったと思っても企業側の都合で落ちることもあるでしょう。
ですが、時間の限られた就活ではいちいちショックを受けている暇はありません。
面接落ちのショックから立ち直る考え方を紹介します。
1.企業側の見る目がないと割り切る
自分は価値のある人間だとつけあがり態度に出すのは良くありませんが、気持ちを切り替えるためにも応募した企業がすべてだとは思わないようにしましょう。
むしろ、面接がうまくいったと感じるなら、見る目のない企業だったと割り切ることも必要です。
見る目のない企業だと思えば、見返してやろうと次の面接に向けて自分を調子づけることもできます。
2.受からなくてラッキーだったかもしれない
面接では企業の方針に合わない、面接官と考えが合わないなどの理由で落とされることもあります。
そういうときは、むしろ面接時点で落としてもらえてラッキーだったと思いましょう。
考え方の合わない企業で無理して働いても、自分の理想の将来に近づくことはできないです。
さらに、せっかく入社してもすぐに会社を辞めて転職しなくてはならないという状況になっていたかもしれません。
3.いつまでも落ちた企業で悩むのはもったいない
就活の面接で落ちることは珍しくありません。
面接に落ちたからといって、くよくよと落ちた企業のことを考えるのは時間がもったいないです。
考えたからといって、落ちた結果は覆りませんし、考えることで給料がもらえる訳でもありません。
それよりも、これから入社する企業のために時間を使った方が有意義だと思いませんか。
面接に落ちてからも、次の会社の採用試験対策、企業研究などできることは少しでもやっておいた方が得策です。
4.良い練習になったと考える
希望の会社に落ちたからといって、人生が終わってしまう訳ではありません。
希望通りにいかなくても将来の可能性は無限にあります。
面接に落ちたことを悪いことだと考えず、良い練習になったと次に活かせるようプラスに考えてみましょう。
まとめ:面接で落ちたとしても切り替えが大事
就活では、面接に何度も落ちることは珍しくありません。
大切なのは次に繋げられるか。
就活市場では、就活の面接に役立つ情報をはじめ、就活全般に関する情報を配信しているので、ぜひ就活の参考にしてみてください。
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明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート