【新卒就活】インパクトのある座右の銘35選!面接で聞かれた時の答え方を徹底解説!

【新卒就活】インパクトのある座右の銘35選!面接で聞かれた時の答え方を徹底解説!

新卒就活では,面接で「あなたの座右の銘を教えてください。」と聞かれることがあります。

面接官は座右の銘からあなたの人柄を知ろうとしているため,インパクトを与えたいものですよね。

そんなとき、有効な方法として座右の銘をもっていたり、偉人の言葉を引用したり,といった方法がありますが,いったいどのように回答を準備すれば良いのでしょうか?

自分を表す四字熟語や、目標とする人物像、その人の言葉があれば、分かりやすく自分のことを伝えることができます。

本記事では,面接で座右の銘を聞かれた時,インパクトを与えられる座右の銘の選び方とその例を解説します。

もし次の面接で聞かれそうだが答えられなさそう,という方はぜひ参考にしてください。

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面接で座右の銘が聞かれる理由とは?

まずは簡単に,なせ新卒就活の面接において座右の銘が聞かれるのか,というてんを解説します。

価値観や性格を判断するため

座右の銘は、その人が大切にしている価値観や人生観を反映しています。

採用担当者はこの質問を通じて、応募者がどのような価値を重んじ、どのような性格の特徴を持っているかを把握しているのです。

また,性格を把握することで,自社とのマッチ度も測っていることがあります。

一緒に仕事をすることになった際に、どのように行動をするのかをイメージするため

座右の銘は何かを尋ねることで、その思想の一端を面接官が知ることができ、将来的にも大成するか否かを判断できます。

他にも現実的に仕事を任せたときに、どういった行動を取るかもそれから推測できる魅力も存在するのです。

したがって、就活を円滑にしていくにあたっては、まず座右の銘を聞かれたときにすぐに答えることができる言葉を用意することが重要となります。

それに対する備えをしておくことが望ましいですが、もし備えをしていなかった場合には歴史上の人物の言葉などを借りて用意をしてみるとよいです。

仮に面接時に咄嗟に思い浮かばなければ、無理して答える必要もなく、現在は思い浮かばないと正直に答えます。

座右の銘になる言葉のほとんどには、隠されたエピソードや物語が存在するので、そのまま答えても適切かどうかは判断しがたいからです。

座右の銘を語ったら、それにまつわる自分のエピソードを併せて語ることができれば優れたものになるのはいうまでもありません。

座右の銘があると人生が豊かになる

わざわざ座右の銘や名言を決めなくてもいい、と思っている学生もいるかもしれませんが、それは間違いです。

座右の銘や偉人の名言というのは、単純に面接やES(エントリーシート)だけで役立つものではありません。

就活につまずいたり悩んだりしたとき、心に留めている言葉があれば、それを指針にしてまた歩き出すこともできます。

実際就活生の中で、座右の銘をもっているという学生の割合は多く、思わぬ場面でそれが役立つこともあります。

インパクトのある座右の銘の選び方

座右の銘は、単に気に入ったとか、なんとなく好きだから選ぶといった類のものではありません。

座右の銘は自分の価値観を他者にわかりやすく説明するものであり、自分の精神やモットーを反映するものです。

つまりそれを聞けば、第三者はその人の人格や、日常における言動をイメージできます。

面接官は就活生が会社で共に働く仲間としてふさわしいかどうか判断するために、さまざまな困難に突き当たったときの行動を知りたいと考えています。

仕事においてつらいときや乗り越えるべき壁に面した際、どのように考えて行動するかを座右の銘から読み取ろうとしているのです。

そうした意図を踏まえ、面接で話すのにふさわしい座右の銘の選び方を紹介します。

1.企業や仕事内容に関係するものを選ぶ

生き方に影響を及ぼす言葉もありますし、家族や友人を大事にするための言葉もあります。

ただ面接で話すのに適しているのは仕事に関する言葉であり、とくに相手企業の方針や社風に関係する言葉を選ぶのが正解です。

極端な例で言えば、チャレンジングなベンチャー企業の面接で、座右の銘に「石橋を叩いて渡る」ということわざを持ち出しても、相手に響く可能性は低いでしょう。

それよりもフリードリヒ・フォン・シラーの「青春の夢に忠実であれ。」といった言葉のほうがより響きそうです。

もちろん自分の心に響くものでなければいけませんが、ある程度は相手企業に合わせて使い分けられるよう、いくつかピックアップしておくのがおすすめです。

2.座右の銘に関するエピソードがあるものを選ぶ

前述のとおりいくつか用意するにせよ、本当にそれを信じ、生活において実践していると信じてもらうには、相応の説得力が必要です。

そこに根拠となるエピソードがあれば、相手も深く納得してくれるでしょう。

たとえば、部活動でなかなか結果が出せずレギュラー入りを果たせなかった時期に、「石の上にも三年」という言葉を胸に努力を重ね、ついにレギュラーの座を獲得したといった具体的なエピソードです。

これも実体験に基づくものである必要がありますが、自分の経験に紐づく言葉を探して選ぶのも1つの方法です。

3.自分が意味を説明できるものを選ぶ

先にも触れましたが、偉人の言葉でなくても構いませんし、父母や恩師、時には友人に言われた言葉でも、その意味をきちんと話せれば問題はありません。

相手企業とバッティングしなければ、今も活躍している企業人の言葉でもいいですし、ほとんど誰にも知られていないような言葉であっても構いません。

ただし、間違った解釈やうろ覚えで話すのは大変危険ですので、確実に間違いのないよう調べることが重要です。

面接で座右の銘を話す際の3つのポイント

実際に面接の場でどのように話せば良いか、流れとポイントについて解説します。

面接官に「座右の銘は何ですか」と聞かれて「〇〇です」と答えるだけでは、大変よくない印象で終わってしまいます。

質問に対する答えはすべて貴重なアピールタイムだと心得て、面接官の意図にしっかり応えましょう。

ここではその方法について3つのポイントを紹介します。

最初に座右の銘が何かを話す

結論ファーストが面接の基本ですので、ここでも最初に座右の銘を話します。

先に述べて後から理由をつけるのがセオリーで、わかりにくい言葉である場合は具体的な意味もつけて説明します。

そしてその根拠となる考えやエピソードを具体的に話し、自分がその言葉を大切に感じた理由づけをすることで説得力を持たせましょう。

自己PR、志望動機などに関連させる

面接では、主張の一貫性も重視されます。

言っていることが定まらず、受け答えに矛盾が生じるようでは心がないと見抜かれますので、筋の通った話ができるようにしてください。

ブレのない主張だとアピールするには、座右の銘と志望動機を結び付けたり、自己PRに結び付けたりするのが効果的です。

「このような座右の銘を信念にしていたからこそ、御社の理念に深く共感いたしました。」と言えるような筋の通る説明ができれば合格点です。

座右の銘の意味を理解し、自分の言葉で伝える

偉人の言葉やことわざなどは時に難しいので、正しく意味を理解して消化し、自分の言葉で伝えましょう。

とくにことわざは意味や言葉を間違えて覚えているケースも多く、勘違いで恥をかく可能性があります。

無難なのは背伸びをして難しいことわざを持ち出すのではなく、きちんと理解できるシンプルな言葉を探すことです。

同じ意味でも違う言い方がある場合もありますし、覚えにくいものをあえて選ぶ必要はありません。

ただ、面接で使われやすい座右の銘がいくつかあり、無難に選びすぎるとほかの人とかぶって面接官の印象に残りにくくなる恐れがあります。

前の就活生も「継続は力なり」、その前の就活生も「継続は力なり」、その前も…という状況では、面接官も後で誰が誰だか記憶に残らなくなるでしょう。

どうしてもかぶってしまうことはありますが、たとえかぶってもきちんと自分なりに消化して、ちゃんと自分の言葉に置き換えて話すことで、印象の残るアピールにすることが可能です。

【インパクトのある座右の銘】有名人・偉人の名言

次に、実際の名言をご紹介していきます。

アリストテレス(哲学者)

「働く喜びが仕事を完璧なものにする」

「恥は若者にとって名誉であり、老人には屈辱である」

夏目漱石(小説家)

「自分の弱点をさらけ出さずに人から利益を受けられない。自分の弱点をさらけ出さずに人に利益を与えられない」

「自らを尊しと思わぬものは奴隷なり」

「自分のしていることが自分の目的になっていない程苦しいことはない」

ジョージ・ワシントン(元アメリカ合衆国大統領)

「出来ないことを引き受けるな。約束を守ることには、細心であれ」

「他人を押さえつけている限り、自分もそこから動くことはできない」

「その場にいない人を、批判してはいけない」

「上司と口論してはいけない。あなたの判断を穏やかに聞いてもらうように心がけよう」

ジェームズ・ディーン(俳優)

「信頼と信念、この二つは考慮すべき最も重要なものだ。君は決して意固地になってはいけない」

「死は考慮しない。死ぬことを恐れたら、人生において何かを発見する余地はないからだ」

「永遠に生きるつもりで夢を抱け。今日死ぬつもりで生きろ」

マザー・テレサ(修道女、慈善活動家)

「小さなことでも、大きな愛を込めて行えば、それが最も重要だ」

「平和は一回の大きな行為から生まれるのではなく、多くの小さな行為から生まれる」

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(牧師、公民権運動家)

「私には夢がある。いつかこの国がその真の信念に立ち返り、すべての人が平等に創造されたという信念を実現する日が来ることを」

「暗闇は暗闇を追い払うことはできず、それは光によってのみ追い払うことができる」

マルコムX(人権活動家)

「未来はそれを準備する者に属する」

「何かを変えたいのなら、その変化の一部とならねばならない」

スティーブ・ジョブズ(実業家)

「あなたの時間は限られているのだから、他人の人生を生きるのに費やしてはいけない」

「イノベーションとは、何かを言わないことを意味する。何千もの良いアイデアを言いながら、本当に重要なものに集中する」

【インパクトのある座右の銘】四字熟語

四字熟語は、中国の古典から派生したもので、日本でも広く使われており、多くが強いメッセージ性を持っています。

以下は、インパクトのある四字熟語の例です。

一意専心(いちいせんしん)

ひとつのことに心を集中して取り組む意味で、仕事や勉強に対する真摯な取り組みを表します。

疾風迅雷(しっぷうじんらい)

疾風のように速く、迅雷のように激しい動きをすることから、迅速かつ力強い行動を象徴します。

百折不撓(ひゃくせつふとう)

何度失敗してもめげずに挑戦を続ける強い意志を表す言葉で、粘り強い努力を讃えます。

臥薪嘗胆(がしんしょうたん)

長期間苦労や辛抱を続け、最終的には大きな目標を達成するための決意を表します。

雲外蒼天(うんがいそうてん)

困難や苦境を乗り越えた先に広がる明るい未来や解放感を表す言葉です。

【インパクトのある座右の銘】日本のことわざ,慣用句

日本のことわざや慣用句には、長い間にわたって蓄積された智慧が凝縮されており、人々の行動や考え方に影響を与えてきました。

以下は、特にインパクトのある日本のことわざや慣用句です。

石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)

長く辛抱強く努力し続ければ、最終的には報われるという意味で使われます。目標達成のための忍耐を象徴します。

七転び八起き(ななころびやおき)

何度失敗しても諦めずに立ち上がることの大切さを説くことわざです。挫折を乗り越える強さを表します。

塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)

小さなことが積み重なって大きな成果を生むという意味で、コツコツとした努力の価値を説く言葉です。

虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)

大きなリスクを冒さなければ、大きな成功も得られないという意味で使われます。冒険と報酬の関係を説明します。

案ずるより産むが易し(あんずるよりうむがやすし)

心配しているうちに事が済んでしまうことの方が、多くの場合、簡単であるという意味です。過度の懸念よりも、実際に行動することの重要性を教えます。

【インパクトのある座右の銘】本・漫画のセリフ

セリフは、各キャラクターの哲学や価値観を反映しており、それぞれの物語の中で重要な役割を果たしています。

これらを座右の銘として採用することで、日常生活での行動や考え方に影響を受けたことをアピールできます。

ハーパー・リー『アラバマ物語』(To Kill a Mockingbird)

「本当の勇気とは、勝つ見込みが全くないと分かっていても、始めから終わりまで最善を尽くすことだ。」 ー アッティカス・フィンチ

J.K.ローリング『ハリー・ポッターと死の秘宝』

「選ぶことができるのなら、正しいことをするか、やさしいことをするか、いつもやさしいことを選ぶべきだ。」 ー アルバス・ダンブルドア

宮崎駿『風の谷のナウシカ』(漫画)

「生きろ、それが答えだ。」 ー ナウシカ

尾田栄一郎『ONE PIECE』(漫画)

「人はいつ死ぬと思う? 心臓を銃で撃ち抜かれた時? 不治の病にかかった時? 毒キノコスープを飲んだ時? 違う!人は、忘れられた時だ!」 ー ドクトル・ヒルルク

村上春樹『ノルウェイの森』

「死んでいくのは痛いけど、生きていくのはもっと痛い。」 ー 渡辺 哲夫

面接で座右の銘を聞かれたらインパクトを残そう!

有名人や偉人の名言、あるいは座右の銘というのは無数に存在します。

今回ご紹介したものは本当に一部なので、気になる方は色々調べてみると良いかもしれません。

自分の考え方を表しているものや、自分に勇気を与えてくれる言葉。迷ったとき、道しるべになってくれるような名言を探すのがポイントです。

しっかりとマッチするような言葉を見つけることができれば、きっとその言葉はあなたが就活を進めていく上で、大きな武器になるはずです。

また、記事中にも説明しましたが、座右の銘や名言を誰かに言う際には、言葉の意味をしっかりと調べることが大切です。

間違った理解で使ってしまうと、理解の浅い人間だと思われたり、最悪の場合失礼な印象を与えたりしてしまいます。

就活市場では、今後も新卒の就職活動に関する様々な情報を発信していきますので、ぜひ他の記事もご覧ください!

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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