知っておこう。遠方で面接があった際の交通費の請求方法

知っておこう。遠方で面接があった際の交通費の請求方法

企業へエントリーし、書類選考で合格すると、次は面接が待っています。しかし面接は必ずしも自分が住んでいる地域周辺で行うとは限りません。面接が遠方や地方の場合、交通費が心配だという学生もいるでしょう。近年は不景気の影響もあり、交通費を支給してくれる会社は少なくなってきていますが、すべての会社がそうではありません。中には学生の交通費を支給してくれたり、地方だった場合には宿泊費を支給してくれたりするケースもあります。では実際に、交通費などを支給してもらえる場合、どのように請求したらいいのでしょう。今回は、遠方で面接があった際の交通費の請求方法について、ご紹介します。

 

事前に交通費が支給されるのか尋ねる

先ず、交通費の請求方法をご紹介する前に、知っておいてほしい常識があります。それは、交通費の請求や面接以前に、該当企業では交通費の支給があるのかを確認するということです。事前に確認をせずに後から請求するのは大変失礼ですし、実際勝手に交通費を請求してトラブルになったケースも存在します。お金のことを企業に言うのは失礼だと考える学生もいますが、通常は支給をしていない企業でも極端に遠いなどの理由があれば、特別に配慮してくれることもあるので、必ず確認してください。一般的には面接が進んだ段階で聞くのが良いとされています。また、聞く前には何かの書類に、交通費に関する情報が載っていないか事前にしっかり確認しましょう。尋ねる際は丁寧に、失礼がないように細心の注意を払ってください。

 

交通費の請求方法

交通費の請求方法は会社によって指定が異なる場合もありますが、今回はメールでの請求方法をご紹介します。きちんと詳細を記載し、失礼な内容でないか、メールを書き終わったら内容を確認しましょう。

 

交通費を請求するメールの例文

〇〇株式会社 採用担当〇〇様

私、就活大学選考学部面接学科の就活太郎と申します。

先日は面接をしていただき、ありがとうございました。

 

その際にご案内いただきました、貴社面接時の交通費について記載させていただきます。

 

○月×日

新幹線△駅-□駅:〇〇円(学割)

往復×2

計〇〇円

 

お忙しいとは存じますが、ご確認のほど何卒宜しくお願い致します。

 

就活太郎

メールアドレス:◯◯@shu-katsu.com

電話番号:◯◯-◯◯-〇〇

 

上記が大まかな流れとなります。先方が経費に申請する上で必要となることがあるので、必ず領収書をもらっておきましょう。領主書をPDFで送るのか郵送するのか、振込方法などは企業によって異なるので、指示に従うようにしてください。また、文末には自身の連絡先も記載しておくのが無難です。

 

金銭問題はデリケート。丁寧かつ慎重に行動しよう

再三強調していることですが、請求は丁寧に行うよう心がけてください。せっかく面接がうまくいっても、お金の問題で失敗してしまったら元も子もありません。エントリーをするときには、求人広告に交通費について記載がないか、しっかり確認しておくのも勿論ですが、記載がなければ勝手に解釈するのではなく、必ず確認することを心がけてください。ただし一般的に、明記されていない場合、請求がない事が多いというのも知っておきましょう。また、面接が終わるまでや、採用が決まるまでは金銭面の質問は控えるようにしましょう。どうしても気になる場合は丁寧に聞くか、面接が終わった後間接的に聞くという方法もあります。ただしこれはあまり好ましくないので、確認しておきたいという気持ちを抑えられない場合は、面接を行う前にメールか電話で確認しましょう。

 

おわりに

今回は交通費の請求方法についてご紹介しましたが、大抵の場合面接が進んだ段階、採用をいただいた段階で尋ねるのが一般的だとされています。ただし、就活をする上で学生側も予算組みが必要となるので、今回は面接の前に確認するという選択肢も記載しました。ですが問い合わせる方法、タイミングに関わらず丁寧な態度を心がければ、相手も不機嫌になったり、選考結果に響かせたりすることはないので、慌てないように対処していきましょう。

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